2017年06月24日

デュガ・ピイ反省


今日も雨が降らず、暑い日中になりました

今日は健康診断のがん検診に行ってきました
今年もそういう季節になったんですね〜

てんちょ、毎年ひっかかる項目がありますが、
原因不明、治療効果なし、多分一生要経過観察です
今年もそうかなぁ…

6月は色々リセットするつもりだったのに、全然真逆の結果になってしまい、
7月こそは、と画策中


で、昨日のデュガ・ピイ縦飲みですが、
なし崩し的にワイワイ飲んだだけになってしまったかもしれません

焼肉屋さんで特別メニューをお願いしてもらい、ブルゴーニュグラス持参で行って参りました

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それでも、最初に一通り飲んだ率直な感想を言えば、
ヴィンテージチャートを再確認するかのような印象になりました

やはり最もよかったのが05、09よりも05が良かったですね〜
09は色が濃くリッチだった
08は酸が強くてシャープ過ぎた
04は飲み頃だけど、やや地味で弱め
07は主張は少ないがしなやか、しかしまだ若い
10もポテンシャルの高さは十分だけど、今飲むとちと辛い
14のレジョナルが意外と楽しめた、いい香りと無理のないいい余韻
11のムルソーは新樽こってりで、焼肉にはイマイチだった

そこで、参加者のお一人が同じデュガ・ピイのジュヴレイ99を持って来て下さった

おお、99
流石のブケ、若いワインにはない香りです。
もう少し置いたら完ぺきだった

流石、デュガ・ピイは洗練されています
アルコールや酸味が突出して辛いような固さはないけれど、飲み頃は十分待つ必要がありそう。
クラシックな長熟タイプですね

若いとやはり進みません…

と、いう事で昨日は意外や意外、ワインが余った
こんな事、非常に珍しいです。

参加してくれた方のメールで、
「飲んでも飲んでも減らなかった」とあり、苦笑〜

今度はちゃんと作戦を考えます
そして、シャンパーニュはいつ飲んでも美味しいのでした





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2017年06月23日

ブルゴーニュ三昧


今週は雨続きと思いきや、あんまり降りませんね💦

水曜の試飲会には沢山のお客様にお越しいただきまして、ありがとうございました

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シャンソンばっかり、ずらーっと22本
あとはおまけのスパークリング4本とブラインド3本。

クロ・デ・ムーシュ・ブラン2012はやはり良かったですね

ところで、今更ですが…
シャンソンはブルゴーニュのワイン会社の名前です
シャンソン・ペール・エ・フィスって言います。
説明が足りなかったようで、すみません

来月は7月26日(水)です、テーマは「モダンイタリア」です
またイベントページに載せます〜


さて、今日はいよいよ念願のデュガ・ピイ縦飲みです

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お誘いできなかった方すみません。
きっと、くちゃくちゃになるんだろうなぁ…
最初が肝心ですね、最初だけしっかりテイスティングしよ。


てんちょ、どーも鵞足炎になったようで、中々回復しません
あーあ











posted by cave MITSUKURA at 14:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

金のカヴァ、銀のカヴァ


昼間は暑いですね〜
明日からは雨続きみたいですが、梅雨ですし、そんなもんでしょう。

イベントページにも載せましたが、急遽また生産者来店セミナーが決定いたしました

今度のご来店は、スペインからカヴァの本格派ロジャー・グラートの輸出部長である
ダヴィッド・ピエラ氏です

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この方、結構日本にいらっしゃっています。

ロジャー・グラートの名前は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?

「ブラインドでドン○リ○ヨンに間違えられた」とか言って一時期、それはそれは話題になったんですが
正直、それはないだろーと思ってます
で、そんな事はどーでもいいんです

カヴァってあまりにも種類が多過ぎて玉石混交ですよね…
正直、そんなに美味しくないカヴァも多い

なので、「あー、カヴァねぇ…」っていう方もいるかと思います
しかし、ロジャー・グラートは心配いりません

ロジャー・グラートは、他のカヴァの老舗と同様にバルセロナのあるカタルーニャ地方にで1800年代の初めからブドウ栽培をしていた農家が起源です
ぺネデス近郊の農家はどこでも大抵ブドウを作り、自家ワインを醸造していましたが、ある時シャンパーニュの美味しさに魅了された当主のカナルス氏が、1882年にシャンパーニュと同じ製法で自家用にスパークリングワインを生産し始めました

シャンパーニュの製法を厳格に守り、熟成期間を十分に置いたヴィンテージカヴァは、
あっという間に大人気になったそうです

今でもヴィンテージカヴァのみを生産するという拘りを貫いています

一次発酵用の果汁は、優良シャンパーニュメゾンと同様に一番搾りのキュヴェのみを使用、
法定の最低瓶熟期間が9カ月に対し、ロジャー・グラートでは最低18カ月、上級品で48カ月も時間をかけています
原料ブドウもシャンパーニュ平均よりも贅沢に多く使用しています

だから泡が細やかで、複雑ないい香りがするんですよ〜

日本語のHPありますのでご覧ください ↓
http://www.rogergoulart.ne.jp/

試飲はこの5種類 ↓

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最近はパレリャーダ100%など「モノセパージュ」のエスプモーソも生産していますが、今回は蔵を代表するかヴァばかりです。

今回もお土産ついています〜 
これです ↓

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ロジャーグラート カヴァ グラン・キュヴェ ジョセップ・ヴァイス 2008

ジョセップ・ヴァイスさんはロジャー・グラート社で50年間、最高のカヴァを作り続けた醸造家の名前です、尊敬の気持ちを込めて最高級のカヴァにつけられています
これで参加費以上のお値段ですよ

夏には冷やして美味しいスパークリングワインですね
是非、ご参加ください〜

詳しくはイベントページをご覧ください








posted by cave MITSUKURA at 19:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

白ワインばかり飲んでます


昨日は、仕事を早く上がらせてもらい、
昨年8周年のパーティを開催しました池下のサンクサンスさんの2周年に行ってきました

お客様にも何名か遭遇しまして楽しい時間を過ごせました
写真ないですが…

珍しい熊本ワインの菊鹿が3種類も飲めました

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個人的には樽なしのシャルドネが良かったですね

初めて飲んだファンキーシャトーもありました ↓

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長野県上田の新しいワイナリーです。12年が初リリースです。


そして、ポンソ来ました

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ポンソ モレサンドニ1erモンリュイザン・ブランVV 2014 マグナム


人生最高のアリゴテです
白ワインとしても歴代3本指に入りそうなくらい、07は美味しかったです。
詳しくは過去のブログのこちらをご覧ください ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/369048164.html

しかし、値段は全然違う… 昔だって安くはなかったけど。
今はもっとたっかーい

レギュラーボトルも数本ですがあります〜

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最近は赤ワインがあんまし飲みたいと思えてなくて、専ら白と泡ばっかりです
そーゆー時、ありませんか??




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2017年06月16日

年中無敵の泡


日差しが眩しい〜
もうすぐ夏至ですね。
これから日が短くなるって、40年以上生きてるのに未だに信じられません

今日のワインは、先日セミナーに参加して超特価で仕入れたスプマンテです

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モンテロッサ フランチャコルタ プリマキュヴェNV


来日していたのはオーナーのエマヌエーレ・ラボティさん ↓

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トヨタ車が好きなんだって〜、名古屋に来てトヨタだらけで興奮してました

モンテロッサは、ロンバルディア州東部にあるイゼオ湖の南に広がる丘陵地帯にあります ↓

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輸入元HPより

ブレシアとベルガモという町の間ですね。
1972年創業。

セラーはこんな感じ ↓

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同上、ルミアージュは全て人で行っています


入荷して来たのは、名前が示す通り蔵で最もスタンダードなキュヴェです
(プリマ=第一の、です)
モンテロッサの名刺代わり、とおっしゃってました

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毎年、ワイン作りを始める時にはこのプリマ・キュヴェから取り組むそうです

前にも書きましたけど、モンテロッサはシャルドネの人です
このプリマ・キュヴェもシャルドネ85%、ピノネロ10%、ピノビアンコ5%と白ブドウ中心。
(ここに限らず、フランチャコルタはシャンパーニュとは違い、シャルドネが主軸になっています)

19のクリュのブドウを使用、リザーヴワインが20%も入っているので香りがより複雑です
リザーヴワインも毎年3分の1ずつ補填しているので、昔のワインが少しずつ混ざって複雑な香りと味わいに大いに貢献しています。

グラスに注いで最初の香りが非常に心地よく、味の期待を一層高めてくれますよ
この香りはいいよねーって誰しも思うでしょう〜

フランチャコルタは法規定では18か月以上の熟成が義務付けられていますが、
このプリマキュベは24カ月も瓶熟しています
より深いコクが感じられますよ〜

定価4924円なんですが、
今なら1500円以上お得に買う事が出来ます
ちょっといいスパークリング飲もうって時には是非こちらをどうぞ〜

ビリヤードのミュズレ出たら見せてね

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ラベルも上品で好きだわ

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2017年06月15日

一日千秋の葡萄酒


毎日と言っていいほど、外国人の旅行客と思しき人が「山崎ウィスキー」を求めてやって来ます

大体、入って来る様子で分かるくらい
「ヤマザキ??」って言うだろうなぁって💦

山崎も響も1本もありません全く入荷しません
一体どこのどいつのせいだ賞を取るのも考え物ですねぇ…


では、新しいワインを紹介します

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ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペール2013赤白&2014赤白

マニア向けかなぁ
このワイン、飲んだ事ある方はいい経験されてますよ〜

このワインは南フランス、ラングドック産です
ランクとしては、ヴァン・ド・ペイになってますが(セパージュのせい)。
ローヌ南部からラングドックを広くカバーするオックの一部、エロ―県のワインです。

どんな方が作っているのか全く分かりませんが、人気と評判はそれはすごい

92年が初ヴィンテージのまだ若い蔵ですが、オーナーはローヌを始め南仏やブルゴーニュでも修業を積んだ人で、一流の生産者の苗木を分けてもらい畑に植えたそうです
畑の場所も全く妥協せず、理想の土地を探して時間もお金も掛けました。

そうして見つけたラングドックの土地はガサックに隣接してるそうですが、周辺の農民が見向きもしないような開墾困難な場所だったとか。
ローラン・ヴェイエさん、どんな人なんでしょうね??

その難しいブドウを植えて作ったワインですが、リリース直後から大評判になりました

でも、なんせ11haの畑で2000L/haという超低収量なので生産量が全然ありません
モンラッシェか…
(メドックの格付けシャトーでも5000L/haくらいは取ります)

ただでさえ少ないのに、赤に比べて白はもっと少ない
白が入って来るって本当に珍しいのです。

しかも、12年ヴィンテージの入荷から1年半以上経ってます
ちょっと値上がりしていますね。
何故か13年と14年が一緒に入荷してきて、不思議だわ

フランスでも超レアです

赤はシラーなど南仏品種にカベルネのブレンド、白はルサンヌ、マルサンヌとシャルドネ。
とにかく情報がないんですが、確かに物凄く美味しいです


店頭にはまだ並べていません
赤と白を並べておくと白ばっかり売れちゃうので、セット販売にするか検討中です
(その代わりセットなら安くしますけど)

南仏のロマネコンティと言われるワインですが、それはさておき、非常にレベルが高い事は間違いありません
もうちょっと待った方がいいね〜

買いたい方はお店までお問い合わせください













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2017年06月14日

セミナー感謝


暑い…
来週、雨が降りだしたら朝晩も暑くなりそうですね。

昨日はニーノ・ネグリ ヴァルテリーナセミナーにお越しいただきましたお客様、ありがとうございました

うーん、土地の事がとてもよく分かりました
ヴァルテリーナという土地、地勢、ニーノ・ネグリの取り組み、地域貢献など聞けて良かったお話ばかり。

試飲も貴重な5種類

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が薄くてもパワフルフルボディ、こういうクラシカルなワインって食事に合わせたいですねー✨💦

実際飲んだワインは現行の13年が多く、もう少し飲み頃を待つべきです、あと2,3年。

マウリツィオさんもヴァルテリーナセミナー自体が非常に珍しいそうで、
開催できることに感激してくれてました

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地図も今日届いておりますので、参加者の方で欲しい方はお手数ですがご来店ください ↓

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とっても詳細な畑の地図です ↓

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裏も表もいい情報がぎっしりです。
じっくり読めばこの地区にかなり精通できますよ
中々ちゃんと読む方は少ないですけどね💦

また来年もお願いしたいです








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2017年06月12日

スイカと一緒に


全仏オープンテニスはラファ(ナダル)の優勝で嬉しいです
錦織選手が負けた途端、放送しなくなる民放にもおいおいって思いますが、そんなもんでしょうか?
あたしゃ、ケイよりもノバクやラファが見たいけど。
もうすぐウィンブルドンだ


突然ですが、
どなたか、ラザニアの美味しいお店を教えていただけないでしょうか?
(できれば名古屋市内で)

てんちょ、スパゲティなどはあまり好きでない珍しいヒトなんですが、ラザニアが食べたいなぁとよく思います
パスタの中では断トツに好きです
次はニョッキ、あとはどっちでも

昔、とあるトラットリアでラザニアを頼んで、ラビオリが出て来た時はびっくり驚愕、瞬間脱力でした
ちがーう

てんちょの一番のラザニアのお店はボローニャ
そりゃ、美味しくて当たり前だよね…


では、ワインの紹介します
暑くなってきましたので、冷やして美味しい優しい白ワインです。
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甲州ファースト2014

名前の通り、日本ワインです
甲州100%の辛口です。

2012年にイタリア人の著名な醸造家、リカルド・コタレッラ氏が日本の輸入元と一緒になって、
日本の固有品種である甲州の可能性を引き出し、日本ワインの将来に貢献したいという思いで作り始めた銘柄です

ブドウは山梨産、醸造は大和葡萄さんに委託して、2014年に初ヴィンテージ2013の発売となりました
今日のワインは、これが2年生です

イタリアで最も有名で多忙な醸造家として知られるコタレッラ氏は、慈善活動にも沢山参加しています。
日本の農業の将来を憂えた声に応えて今回のプロジェクトも始まりました

1948年オルヴィエート生まれの彼は、キャリアを築く中でたくさんの賞を受賞し、現在はイタリア醸造協会の会長を務めています。
コンサルタントしたワイナリーを挙げれば、めちゃくちゃあります

が、今日のワインは畑が具体的にどこにあるのか分かりませんし、醸造の情報もありませんので、
てんちょが皆様に語る事など全くない訳で、大変恐縮なんですが…

手ごろなお値段で欠点が少ない、なかなかいいワインですよ

甲州のあの軽やかで香りが少ない感じ、酸味も厳しくないので、お昼から飲めそう
綺麗な酸味で透明感が高く、2杯目以降もすいすい飲み続けられます

傑出した物ではないけれど、気が付いたらなくなってる、という良い奴です

こういうのって樹齢が上がるとどーなるんだろうねぇ
あなたも食事のお供にどうですか???








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2017年06月11日

ヴァルテッリーナ予習 ワイン法


朝はきもーち肌寒い曇りでしたが、お昼頃から晴れてきましたね


遅くなりましたが、13日火曜のヴァルテリーナセミナーの予習しましょう

ヴァルテリーナって、響きがいいですね
なんだか高貴さを漂わせてます(実際にワインも高貴でっせ)

ヴァルテリーナは北イタリア、ロンバルディア州の北部に広がるワイン産地の名前です
ヨーロッパワインの原則通り、地名です。

ここです ↓

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赤い印がある所が、セミナーで取り上げるニーノネグリ社があるソンドリオ県キウーロの村です
もうすぐ北側にアルプスが迫っています、ミラノからは結構遠くて車で3時間くらい。

この地図でも分かる通り、すぐ北がスイスとの国境です。
アルプスが北側にそびえている為に、ブドウ畑はその急斜面を横(東西)に張り付いています。

去年のブログにも同じように取り上げていますので、生産者についてはこちらも参考にしてください ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/440741421.html

ヴァルテリーナは赤ワインにのみ認められた名称で、白やロゼはありません
ブドウ品種はキアヴェンナスカ100%と決められています。
これはピエモンテ州のネッビオーロの事で、この地域では名称が変わります。
(関東の甘鯛が関西でぐじと呼ばれる、のようなもんです)

この例外のない決まりごとは非常に簡潔でよろし
が、ヴァルテリーナの法規制はそー簡単じゃないんだなぁ

ヴァルテリーナ地区で作られるヴァルテリーナの名称を持つワインには法的に3種類あり、2ランクに分かれています

産地呼称制度の頂点にある(はず)のDOCGには二つ、
ヴァルテッリーナ・スペリオーレ
ヴァルテッリーナ・スフルサート
があり、
その下位になるDOCには、
ヴァルテッリーナ・ロッソがあります。

スペリオーレとは通常のDOCヴァルテッリーナよりもアルコール度数が高い物を指します

この頃の温暖化でブドウはどこでも問題なく完熟するようになりましたので、糖度に関してさほど問題はなくなっていますが、昔は寒く、日照が不十分な夏があるとブドウの成熟は非常に遅れ、糖度が十分に上がりませんでした。
糖分が少ないと当然アルコール度数も低くなってしまうので、高アルコールのワインを作れると言う事はそれだけ熟した良いブドウが取れた証明でもあった訳です
北の産地なら尚更です。

(北の産地とは言え、ヴァルテリーナ地区はアルプスが北からの冷気を遮ってくれるので、雪山コチコチを思うとそこまで寒くないらしい💦)

なので「Superiore=優れた」と言われるのです。

スペリオーレであるためには収穫量も通常より少なくしないといけません。
「沢山作れば質が劣る」と言う事です

余談ですが、DOCGワインにはこういう帯シールが付いています ↓

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認定番号など生産者や銘柄を特定できるようになっていて、正当なDOCGワインである証ですが、
このシールは畑の面積の申請によって与えられる数が決まっていますので、ズルできません
水増しなどごまかしてたくさん作ろうとしてもシールがない訳です。
質を保つ仕組みです。

そして税金の申請にも関わってるので、余計にズルできないようになってます
上手いわね〜
(DOCにも青の帯シールがあります)

更にスペリオーレには、ヴァルテッリーナ内の以下の5つの地区名を併記する事も可能です

サッセラ
グルメッロ

インフェルノ(これが地獄という意味の急斜面)
ヴァルジェッラ
マロッジャ


スフルサートというのは、「強化した」という意味で、
収穫したブドウを乾燥させて水分を半分飛ばし、軽い干しブドウ状になった物を醸造して作るワインです。
水分が減った事で濃縮した果汁になり、アルコール度数も高められるのです。
昔の知恵ですね
棚に広げて3か月くらい陰干しします

17世紀には生産されていたというこのワインですが、当時は特に貴重なお酒でした
今でもヴァルテリーナの最高級品で何十年も熟成させることが可能です

試飲に出ますよ〜、期待したい

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一番右です。良年だけの生産です。

北の産地の赤ワインだけあって、どのワインも外観はそれほど濃く見えないと思います
しかし、中身の凝縮感や洗練された酸の質はそれは素晴らしい

こういう色の薄いワインは飲み頃を十分に待つ必要がありますね〜
中々待っていられませんけど💦
セミナー参加の皆様は、その辺も含めてご自身で体験してみてください

最期に試飲の一番最初、白ワインの説明を少し。
(写真の一番左)
てんちょ、ニーノ・ネグリが白ワイン作ってるの知りませんでした

当然ながらヴァルテリーナは名乗れないこのワイン、格的にはIGP(IGT)となります。
IGPの名称は、テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ

あっはっは。こんな名前知らん
「ソンドリオ県にあるアルプス山系のレティケ山のテラス状の土地のワイン」ってことですけど

ブドウ品種は、ソーヴィニョンブ、シャルドネ、キアヴェンナスカ他だそう。
フレンチバリックで熟成のモダンスタイル。
黒ブドウで白ワインを作ってる辺りが個性的ですね
土地の伝統故に認められてるんでしょう。

カ・ブリオーネという畑の名前がワイン名になっています

明後日火曜日、あと1席空いてまっせ
























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2017年06月10日

テンプラの男


梅雨入りしたのに、あまり降らない名古屋です
今日は暑い〜

季節柄か、日頃の行いのせい(多分こっち)か、絶不調のてんちょです
節制しよう


さて、新入荷ご紹介します
皆様、スペインワインの生産者(またはワイン)と言えば誰がを思い浮かべますか??

ミゲール・トーレス
↑ スペイン最大のワイン企業、チリに最初に進出したヨーロッパメーカーでもある

アルバロ・パラシオス
↑ 忘れ去られていたプリオラートを一躍有名にした作り手、
2015年には英国デカンター誌のMan of the Yearに史上最年少で選ばれています

テルモ・ロドリゲス
ベンジャミン・ロメオ… まだまだたくさんいますね

そして、スペイン最高のワインと言えばウニコですよね

作っているワイナリーはベガ・シシリア
スペインワインの頂点に長らく君臨してます

最近20年くらいで新しいワイナリーも多く設立され、輸出向けの濃厚高級品も沢山作られるようになりましたスペインですが、昔は「質より量」の安ワインが巷では普通、熟成させた高級品は一部のお金持ちのマイナーな楽しみでした

1864年、ボルドーでワイン作りを学んだルカンダ氏がカベルネなどボルドー品種を持ち帰り、故郷のリベラ・デル・デュエロに植えたのが始まりです
安い早飲みワインではなく、ブドウの旨みが凝縮した長命なワインを十分な飲み頃まで待って楽しむ事を念頭に作られた非常に贅沢なワインです

因みにこの頃、フィロキセラの害を逃れて醸造家がリオハなどに移住して来た事も、スペインワインの向上に大変役立っています

ベガ・シシリアのワインは当初は親しい人達だけで楽しむ為につくられていましたが(サロンに似てますね)、バルセロナの国際博覧会で金賞を受賞して一気にその名が広まりました
うーん、誰でも権威には弱いのよね… まるでちょっと前の山崎だわ

そして、ウニコは現在でもスペイン最高級ワインの座にとどまっています

前置きが長くなりすぎました💦
こっから本題です!

ベガ・シシリアがあるリベラ・デル・デュエロには、今から40年ほど前はウニコを除くと有名なワインは全くありませんでした
産地としては近所のリオハが圧倒的に有名でしたが、リベラ・デル・デュエロに目を向ける人は皆無。
そんな中、今日の作り手の登場です

アレハンドロ・フェルナンデス
(名前だけで検索するとメキシコのイケメン俳優が出てきちゃうのでお間違えなき様

ウニコに負けない高級ワインを作ろうと決心した彼は、スペイン固有品種であるテンプラニーリョだけに拘り、最大のパフォーマンスを発揮する土地を探しぬいて40代でワイナリーを設立します

今と違って、ワインがそんなに世界的にも消費されていない当時では、そんな事、誰もやろうとしなかったでしょう…
お金を貯めるためにいろいろな仕事をして、ワイナリーで修業もした彼。
上手く行く保証もないのに、信念をもって挑戦するってすごいわねぇ…

そして彼が最初に作ったワインがペスケラです
「何とかの何とか」って評論家に書かれて有名になったんですが、そんな事はどーでもいいんです

現在、彼は4つのワイナリーを所有しています

ティント・ペスケラ
コンダード・デ・アサ
デエーサ・ラ・グランハ
エル・ヴィンクロ

エル・ヴィンクロでアイレンの白を1種類作っている以外は、
ぜーんぶテンプラニーリョ100%の赤ワインです

新入荷はこちら
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左から、

コンダード・デ・アサ クリアンサ2013

ティント・ペスケラ クリアンサ2013


デエーサ・ラ・グランハ2007

どれもアルコール度数14度以上のパワフルワインです
凝縮していてもドライさを併せ持つ、スペインらしいスタイルです

オリーヴオイルと塩、のスペイン料理に非常に良く合います
(当たり前だけど)

2007なんて面白そうですよね〜
お値段は大したことありませんので、是非試してみてください

今、フェルナンデスさん、来日してるんですよね〜
名古屋は来ないけど

彼こそ正にセニョール・テンプラニーリョだわ
テンプラニーリョだけを愛し、育て、生かしています

で、悪い癖で…

他のワインも含めて全部そろえてみました

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ペスケラ

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アサ

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グランハ

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ビンクロ

現行品12種類コンプリート
貴重なミレニアムもあるよ〜

ワイン会やろう、やろう、来てね、来てね〜

あと、てんちょの個人蔵のペスケラも何本かあると思う(ヴィンテージ何年だったかな)ので、
勢ぞろいでスペイン料理屋さんでフェルナンデス会やりたーい
(12本プラス2本は10人でも流石に無理かなぁ💦)

夏でもいっか
企画しますので、興味ある方はお気軽に参加してください〜
何年か我慢した方がいいのか



posted by cave MITSUKURA at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする