2016年03月30日

ゴッサムとは無関係です


ワイン界も訃報が続きますね。
今回の訃報とは意味が違いますけど、少し前、ミシュランの星の発表前の事件もやっぱり残念。


巷では色んな業態がアルコールを提供する動きが出ていますね
業種の垣根がなくなりつつあります、うちもカウンターあるっちゃあるけど。

飲酒人口は減少気味でしたが、ここ数年は横ばいみたいです。
若い人達は飲んでいるんでしょうか??
飲めない人に無理に飲めとは全く思いませんよ。

ワインは女性よりも、むしろ若い男性に頑張って欲しいです

女性はほっといても触れる機会があるんですが
(年上の男性に連れて行ってもらったり、女性同士でも行けるお店も多いし、大抵の女子はそういうの嫌いじゃないでしょ)

男性は自ら入って行かないと、永遠に接点がなさそう…
そして、接点がないまま年を重ねると、もう今更入れなくなっちゃう
プライドが邪魔して「恥かきたくない」と誰もが思うでしょ)

なので、
若者男子よ、今の内に知識も場数も稼いどけ〜
若い内の失敗は笑って済ませられるモンだ〜
そんなに頑張らなくていいから、「あ、こんなもんね」って思っとけばいいのよ。

ただし、礼儀と謙虚さをお忘れになりませんように。


さて、ひっそり開催中の在庫処分コーナーに、シャンパーニュが追加されました

487.jpg

ゴッセ エクセレンス ブリュットNV

このシャンパーニュ、ご存知でしょうか?
特級アイにあるネゴシアンです。
アイには有名なメゾンが多いね、ボランジェ、アヤラ、ドゥーツなど。

ゴッセは、シャンパーニュ・メゾンの名前を10個挙げると大抵入ってるんじゃないでしょうか?

モエ
クリコ
テタンジェ
ポメリー
ロデレール
ボランジェ
ポル・ロジェ
ランソン
クリュッグ
サロン… (順番には他意なし)

どうでしょう? ゴッセも出て来るでしょ??

ゴッセの歴史は非常に古く、
1584年当時アイのブドウ畑所有者で行政長官だったピエール・ゴッセにその起源は遡ります
数年後にはカトリックとプロテスタントの対立によりアンリ3世が暗殺されています。
宗教戦争真っ只中の時代です。

ピエール・ゴッセはシャンパーニュで最も早く自家ワイン蔵を立ち上げますが、
その時代のワインはまだ赤の非発泡ワインでした
そのワインはフランス宮廷で大変な人気となります。
その後、子孫に受け継がれた蔵は着実に拡大を続け、18世紀には生産は発泡の白=現在のシャンパーニュへと変貌していきます

こんな古くからある蔵だからこそ、所有する区画は格付けができるずっと前からの物で、
最高の区画をたくさん持っています
なので現在のAOC格付けにはこだわっていない、と断言しています。

蔵は16代に渡り継承されましたが、1994年にレミ―コアントロ―へ売却されました。
現在はコニャックのフラパンのオーナーでもあるベアトリス・コアントローの指揮によって「復活」したと言われています

ゴッセの特徴は、MLFをしない事にあります

乳酸発酵をさせない事で、ワイン中のリンゴ酸を豊富に温存し長期熟成を可能にしているのです。

その為に、
果汁にできるだけ澱が混ざらないように2回デブルバージュを行う
(酵母と同様に乳酸菌も果皮や蔵の中に普通にいます)

タンク内で発酵後、熟成中もワインの変化を特に注意して観察する
(安定化の為に少量の亜硫酸を使用)

手間をかけてます〜

因みに、他にMLFなしの作り手では、
サロン
クリュッグ
アルフレッド・グラシアン
ブルーノ・パイヤール
ランソン(今では場合により一部行ってるらしい)
と、名門が名を連ねています

ほおっておけば自然に始まっちゃうMLFを起こさせない様に、手間と管理が必要なんです。

アッサンブラージュする原酒(これをヴァン・クレールと呼びます)は全てブラインドで決めるそうです
先ほどの「AOCに拘らない」という自身の現れでもあります。

特にトップキュヴェのセレブリスには対極の味わいを敢えて混ぜることで、10年、20年後の複雑さを実現しようとしています

シャンパーニュのブレンダ―はすごいわね
二次発酵を経てさらに熟成して、常に変化していくワインを予想してどれをどのくらい混ぜるか決めるんです
経験と的確な感性がなければ絶対にできない事でしょう。

シャンパーニュの熟成ってホントに難しい… 
もう飲めるかと思いきや、全然早くて固かったり
まだ持つだろうと思っていると、案外、峠の向こう側だったり

なので、てんちょ、意図的にシャンパーニュを育てることはしません💦
MLFしてないシャンパーニュは、比較的長く持つので神経質にならなくていいですけどね
サロンとかね。

ゴッセは現在、巨大メゾンです
65%が輸出、ストックは450万本(内ヴィンテージは85万本)、買いブドウは99%

本題に戻って、

これが今なら2本セットでドヒャーな大特価です
何と、2本で税込7000円1本3500円だ

税込み定価が7992円ですからね✨✌️

値段書いちゃったぜ
ただし、4セットだけね。ごめんちょ〜


…それから、こんな事書くと水を差すようですが、
この新しいラベルが全然気に入りません

嫌じゃぁ、前の方が良かったよぉ…
なんで変えたんですか〜
責任者の方、考え直してください

が、味には心配いらんので、ご安心召されよ

























posted by cave MITSUKURA at 17:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月29日

迷宮怪人カヴァ


南半球は収穫の真っ只中です
品種や地域によって差はありますが、概ね平年並みです。

金曜はもう4月です、「今年は〜」なんて言ってたらすぐ終わっちゃいますね


月末、年度末なのに、こんなの来ました

649.jpg

カリュアド・ド・ラフィット2000

ラフィットのセカンド、16年目の熟成です
味わいよりも、これっていくらくらいが妥当な値段なんでしょうね??

安くはありません、でも高くもない。うーん、どっかな。
ファーストの値段が高くなりすぎましたね
13年は値下がりしてますけど、過去のヴィンテージが下がってる訳ではない。
良い香りがするだろうな〜



さてー、今日はこのスパークリングを取り上げます

650.jpg

トレ・デル・ガル ロゼNV & レゼルバ2012

このスパークリング、昔から飲んでるっていう人はワイン通ですね〜
これはスペインの、カヴァです

カヴァの9割を生産する、カタルーニャ地方(バルセロナのあるとこ)のペネデスという産地で作られてます。

白はカヴァの基本の3品種、マカベオチャレッロパレリャーダのブレンド、
ロゼはガルナッチャトレパットです。

基本のお話をしますと…
カヴァは産地でなく、製法に与えられる特異なDOです

スペイン語でスパークリングワインの事をエスプモーソと言いますが、その中で、瓶内二次発酵で作られ、決められた品種を使用しなければなりません。

最も作付けの多い品種はマカベオ(これはリオハなど他産地ではビウラと言われます)で、全体の35.3%
次はチャレッロ、続いてパレリャーダ
この3品種がカヴァ御三家です

その次はシャルドネです
今ではピノノワールなど国際品種の使用も認められています。
ロゼ用のガルナッチャ・ティンタやトレパットも多く栽培されています。

スペイン全土のエスプモーソのほとんどがカヴァとして生産、販売されています。
右も左もカヴァだらけ〜

で、困った事に、こういう何でもアリ的な名称だと(もちろん何でもいい訳じゃありませんけど)、
品質の芳しくない物があったり
ただ安いだけ
って物がある事で全体の評価が下がるんですよね

実際、カヴァってそういうイメージありませんか??
生産者の中にはそういう「安いけど美味しくない」と言うイメージで一括りにされたくないと、
敢えてカヴァを名乗らず、エスプモーソとして販売してる人もあるんです

で、今日のカヴァなんですけど、
ここは美味しいですよ〜

セヴィーサって会社なんですけど、詳細が分からないわねぇ
カヴァの公式サイトでも2015年で241の生産者が登録されていますが、
あっれー、載ってない
な、なんでぇ

…HPもないし

そして、ここってLVMHのシャンドンを作ってたはずなんですが(要するにモエの仲間)、
覚えている方いませんか?

今から10年以上前にエクリプスって言う名前で、
アメリカ
オーストラリア(ここは今でもシャンドンです)
ブラジル(未体験で詳細不明)
アルゼンチン(これも未体験)
と、ここのカヴァで5種のスパークリングを展開していました

エクリプス=日食や月食で欠けた状態、の細い三日月マークでした。
覚えてます?
まだ輸入がジャーディン時代だよ💦

これって、いつ無くなったのか分からないまま、見かけなくなってフェイドアウト〜

ワインの味はホントに良いですよ。
白は熟成の長いレゼルバでしかもヴィンテージ入ってますし
ロゼも華やかな香りで辛口の余韻もいいですね

ただ、歴史が背景が分からなくてメッチャクチャ悔しいんですけど

カヴァも、もう少し細かく品質のランク付けをしてもいいですよね










posted by cave MITSUKURA at 17:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月27日

品評会の意義


あーぁ、千秋楽が全然楽しみじゃないわ

この前、2106年の「世界シャルドネコンクール」の結果が発表されました
3月8〜11日にブルゴーニュで行われました、今年で23回目だそうで。

出品は39か国(日本からもアリ)782点
まぁ、名声のある生産者が全て出品してるわけではないんですが💦

ここで、DRCのモンラッシェなど出しても、いつぞやらかのオリンピックのアメリカ・バスケットのドリームチームみたいになっちゃいますし… 値段の差もあり過ぎだし…

このコンクール、結構興味深くて毎年見てますけど、輸入のない生産者が多くて残念
特に新興国やスイスでは希望が薄い…
ロシアやマケドニアのシャルドネ、飲んでみたいんですけどね〜

昔、グラハムベックのブランドブランが金賞受賞してました
その当時は輸入がありませんでしたが、今ではちゃんと代理店があり手に入りますので、
これからに期待です

こうしたコンクールでは、金賞以下、何段階かの賞が定められていますけど、金賞が一つだけと言う事はなくて、大抵30とか60とかの銘柄が選定されています
一等賞が決まる訳じゃないのです。

しかし、シャルドネコンクールではトップ10という最高の賞があり、最も優れた評価の10銘柄に与えられています
10なら覚えやすし、特別感が増しますね

こちらで見られます ↓
http://www.chardonnay-du-monde.com/HomeCdM.en.html

ん?? 10じゃなくて14あるわね〜
(同点同列で14ワインを選出したようです)

チェコのワイナリー、チェックしてみたいんですがHPが無くなってる…??

そして、毎年思いますが、
受賞ワイナリーの半分も知らないですね〜


今年の傾向で注目なのが、二つ

残糖の多いワインも高評価だった事

これは、アルコール度数が上がり過ぎる昨今の状況に対応すべく、全ての糖分を発酵させない事にも一因がありそうです。酸とのバランスをより吟味するようになっているでしょうか。
より明確な「甘口」にも良い評価がされているようです。

樽の過剰使用には冷ややかな反応であった事

一時期のカリフォルニアのシャルドネにあったようなコッテコッテのワインは、もう世界中どこでも流行らなくなってますね。飽きますね。
ここんとこのキーワードは「自然な」です。

とは言え、こういう傾向や流行って、
みーんなが同じ方に向かってると実につまらないので、一人くらい流行に逆らう天邪鬼な変わりモンがいて欲しいと思うてんちょです

これからの流行りは何でしょうね〜

   












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2016年03月26日

記憶を一新できるか


今日の寒さは幾分マシですね。花粉は殺人的ですけど

ミツクラは3月決算です
この半年くらいまともに行っていなかった棚卸を本格的にやらなければなりません

これが大変で大変で… 地獄です
嬉しい発見があったりとかは皆無です。間違いはあるけど💦

昨日のブログは、書いても全然反映されなくて、超適当な内容になってしまいました
同じ事書くの嫌なので、ワインの紹介はまた次の機会にします。


今日のワインは、店頭の在庫処分セールの赤ワインです

486.jpg

テール・アルデンテ フィトゥ2013

ワイン名を聞いて産地が分かりますか〜??

フィトゥは南仏、ラングドックのAOCです。
ナルボンヌっていう大きな街がありますが、その南で海岸沿いの地域です。

コルビエールという別のAOCに囲まれてて、2つに分かれてるんですね。知らなかったわ…
近くにはスパークリングで有名なリムーもありますよ。

もちろんフィトゥという地名です。ここです ↓

フィトゥ.png
(この地図、よく登場してるなぁ)

意外と西の方だと思いませんか??

フィトゥはラングドックで最も早く、1948年にAOCに指定されました
フィトゥは赤ワインだけに認められた名称です、赤しかないので覚えやすいでしょ

そして、フィトゥではヴァン・ド・ナチュレルのリヴザルトを生産する事でも有名です。
甘口の酒精強化ワインですね、日本ではあんまり飲まれてないですが。

今日のワインはグルナッシュ、ムールヴェードルなどのブレンドの様ですが、
資料も何もなくて全然詳細が分かりませーん
飲んでもいない。すみませんー

でも、何となく「いい顔してる」かな、と思って

こういう野生の勘は、結構当たるんですよね
飲み助の意地汚さが前面に出た、酒の亡者ならではのインスピレーションです (うそうそ)

10年くらい前、「お値打ちで濃い赤」って言うと何かとラングドックばっかりでした💦
その単調な味が嫌で(しかもフルボディ苦手だし)、長らく遠ざかっていました

久しぶりに飲んでみたいな〜と、思ったのでした。

さて、登場したワイン産地、全部分かりました??











posted by cave MITSUKURA at 17:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

ビーフも好き


今日はダウン着て出勤してしまいました寒いもん
4月までクリーニングは我慢ですね。

あーぁ、春場所、公平さん負けすぎです… 引退しないで〜


水曜の試飲会で、ブラインドに赤ワインを二つ出したのですが、

チリのカベルネソーヴィニョン
オーストラリアのシラーズ

でした
ニューワールドが二つ続くと、産地も品種も自信がなくなってきますよね

オージーのシラーズはヒースコート産でした。

産地お分かりですか。
メルボルンから北へ200キロ。ヴィクトリア州。
…てんちょ、実はあんまりよく分かってない

ワインはこちら ↓
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綺麗なラベルですよね。
果実味は豊富でも優しくて渋さや苦みがなく、
「シラーズらしからぬ味」だったかもしれません💦


そんなこんなで、今日はオーストラリアの話です

てんちょ、ドイツやアメリカよりも、何よりも
どうもオーストラリアのワイン産地が理解できていない自覚があります

資料や地図がない訳ではないですし、苦手な産地でもないんですけど…
何故だろう〜

多分、最初に勉強した時に、
サウス・オーストラリアとヴィクトリアの産地が区別できなくて混乱したまま、現在に至ってるからでしょう

それもこれも地図をちゃんと見てないからだなーと思います

沢山の生産地域を記憶してくには、整理された情報と俯瞰的な視野の二つが不可欠です

オーストラリアワイン公式サイトがありますので参考にしてください ↓
http://www.wineaustralia.net.au/ja-JP/wine-regions.aspx
日本語で丁寧な解説が載ってます。
が、地図はないですねぇ〜、惜しい

あと、オーストラリアのワイン産地は互いに近すぎ
隣り合って沢山あるので紛らわしいし、区別しづらいのです

オーストラリアには、7つの州があります(全部分かる?)が、ワイン産地の中心的な州は以下の二つ。

サウス・オーストラリア州州都はアデレード
ヴィクトリア州州都はメルボルン
これと上記の産地が大抵ぐちゃぐちゃになるんですが、
この二つが2大産地です
この二つをきちんと整理できている方は、他の産地はきっと楽勝

あとは、
ニュー・サウス・ウェールズ州州都はシドニー、首都キャンベラもここにあります。
多少産地は多いがそんなに混乱しない、多分。
西オーストラリア州やタスマニア州もいいワイナリーがありますが、そんなに産地も多くない。

サウス・オーストラリアとヴィクトリアをどう区別するかってい言うと、
今の所、いい解決策なし
…すんません。地道に行きますか。

とは言え、サウスオーストラリアの産地は州都アデレード近郊に固まっていて、アデレードはヴィクトリア州の州境に近いので(だからややこしいんだけど)、
サウス・オーストラリアの主な産地を押さえといて、
あとはヴィクトリアだろうって、かなり横着な手もある事はある


この手で行くと(いかなくてもいいけど)、まず押さえておくのが4つの産地です

バロッサ・バレー
(が、単に「バロッサ」とだけ表記されている場合には隣のエデン・バレーとのブレンドであることがほとんどなので注意)

オージー最大のワイン産地です。
「グランジ」で有名なペンフォールドが最も有名かな、ウルフ・ブラスも同資本です。
ピーター・レーマンやトレブルックなどお馴染みの名前もここです。

エデン・バレー

バロッサ・バレーの東に隣接。
バロッサよりも標高が高く、リースリングの産地としても知られています。
ヤルンバやジェイコブス・クリークのブドウの供給元になっています。

取りあえず、この二つが分かってればいいんじゃない

あとは、

クレア・バレー

バロッサよりも100キロ弱北にある産地。石灰質の赤土の土壌で、谷間になっている地形です。
「陸の孤島」だそうで。
ワイナリーはペタルマやキリカヌーンがありますけど、知ってる方は少なそう…

マクラーレン・ヴェイル

アデレードの南の産地、聞いた事ありますよね。
すぐそこまで市街地なんです
古くにはここは酒精強化ワイン(ポートタイプ)の産地でした。
ワイナリーも沢山ありますが、有名なのってローズマウントやクラレンドン・ヒルズくらいかなぁ
(こりゃ、私が知らなさすぎるんだ、すみませんー)

後はアデレード・ヒルズくらいですか。
他にももちろんありますけど、サウス・オーストラリアはこれだけ知ってれば十分使えます。


ワイン産地の知識の整理と定着にはそれなりの努力が必要だとは思います。
本をじっくり見て勉強もいいんですけど、
飲んだワインの産地をちゃんと見ておくと言うのが一番おススメです

ラベルの住所や、ワイン法の規定産地をちゃんとチェックしよう
「小さい字も読め」って、そういうコトです。

今日はサイト不調でイライラしますわー
ワインの事書いたのにアップできてなくて、しかも復元もできないしー
もーやめよ。










posted by cave MITSUKURA at 15:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月24日

たらたら3月


快晴だけど寒い、しかもすごい強風で💦
明日も寒そうですね〜

お花見にはまだ早いですが、外堀の桜もちらほら咲き始めてますね

昨日の試飲会は久しぶりに35名様の大賑わいで、ありがとうございました
ブラインドで見事満点のお客様から振る舞い酒があったり、いいシャルドネをたくさん飲みました

てんちょの1番は、フェーブルのシャブリ1erフルショームかなぁ
南アのハミルトンラッセルや、ジュラのラペ、ジャドのラドワもよかったけど。

試飲会 シャルドネ1.jpg

試飲会 シャルドネ.jpg

追加も含めてたくさん出しました
ブルゴーニュじゃなくても優れたシャルドネがあるの、
分かっていただけたら嬉しいです



来月のテーマは何にしましょうか??
4月の試飲会は27日(水)です

もう来週は4月なんですね。
4月は西へ東へ(名古屋でも)美味しいワインの為にあちこち行くわよ

縦飲み同好会もラグランジュやったら、次はどうしようかな
あ、ヴォルネイ会もやりたいです。



posted by cave MITSUKURA at 17:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月23日

未知の集団


目がかゆいよぉ〜
花粉症のせいもあってか、どうもこの数日、現実世界にいる気がしない… 

今日は毎月恒例の試飲会です
世界中のシャルドネを揃えてみました。
とは言え、イタリアはない。そして今日はちょっと窮屈かも、すみません。


今日はもうウダウダ書きます〜

シャンパーニュの調べ物してたら、横道に逸れて全然関係ない事に気が留まった
こういう事、よくあります。
ついつい脱線してしまうんですよね💦

シャンパーニュの生産者には生産形態を登録する必要があるってご存知でしょうか??
過去にも何度か書いたと思いますけど。

NM 大手メゾンはこれ、自社畑以外にもブドウを買う
RM 家族経営の小規模生産者は大抵これ、自社畑のみのブドウを使用  
CM 協同組合
SR 同族会社
RC 栽培家が加入する組合
MA 銘柄のみ、他社から瓶買いする

ラベルの隅っこにちっさーい字で必ず書いてあります
上記アルファベットの略号の後に登録番号が続けて載ってます。見てみてね。

ほとんどがNMとRM、たまにCM.

今日の留意点に関連して、CMとRCの違いって分かってますか?
どっちも組合なんですけど。

栄1丁目に畑を持ってるミツクラさんやヒルトンさん、他大勢がいます。
1軒1軒は規模が小さいので、皆で集まってシャンパーニュを作る事にしました
そうすれば設備や場所が節約できて効率的ですし

で、皆で「栄1丁目シャンパーニュ」って一つの銘柄を作るのがCMです
シャンパーニュメーカーで言うと、マイイやニコラ・フィアットがそうです

それとは違って、設備は共有するんだけど、作るシャンパーニュは個々に「ミツクラ」とか「ヒルトン」となるのがRCです。銘柄はそれぞれ別なんですね。

規模はCMの方が断然大きいです。そうじゃなきゃ意味ないし。
RCってほとんど見かけませんね〜

で、今日思ったのが「知らないCMがまだあるなぁ」って事です

先ほども書きましたけど、

ニコラ・フィアット
マイイ
ボーモン・デ・クレイエール
ヴーヴ・デュヴォー
パニエ
パルメール
ジャッカール
ユニオン・シャンパーニュ


この辺まではいいですわ、お馴染みだし。飲んだ飲んだ

んー、

H・Blin&Cie ? 知らないわぁ
(86%クリュ、マルヌ河の北岸にあります。年間50万本生産)

Chassenay d'Arce ? これも知らない
(オーヴ県、12人から始まって現在160の加盟農家、3割輸出)

Clerambault ?? これも分からないし
(これもオーヴにあります、組合員60人で100%フランス国内消費、そりゃ知らんわな)

飲んでみたいですが、輸出があっても3割程度で日本向けにはないかもしれませんね〜
飲まなきゃ分からないし

一生勉強なんだよな〜
ある意味、楽しい勉強ですけどね

















posted by cave MITSUKURA at 16:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

ネームバリューじゃなくて中身だよ


昨日ほどの強風ではないものの、今日も少し肌寒い。
快晴の3連休最終日、皆様はどこかお出かけでしょうか? てんちょはもちろん仕事。

店頭では、ひっそりと在庫処分セールやります
売り切れ次第終了のちっさいセールですが、お時間あればお立ち寄りください。

その中から一つご紹介します

645.jpg

ニコラ・ポテル モンタニー1er2010

フランス、ブルゴーニュの白ワインです。シャルドネ100%。

ニコラ・ポテルはご存知でしょうか?
こちらはネゴシアンですが、品質の高いワインをお手頃価格で販売している事でとても評価の良いメゾンです。

ニコラのお父さん、ジェラール氏はプス・ドールの醸造長を務めた重鎮です。
最初はお父さんと一緒にネゴスを経営していたニコラですが、お父さんが急逝してしまいました
同じくネゴシアンのラブレ・ロワを買収したりと拡大したニコラ・ポテルなんですが、
その後、他社に売却する事になり、彼は今「ロッシュ・ド・ベレーヌ」という別のネゴシアンをやっています。
これもいいワインが多いですね。

今日のワインは、名前はニコラ・ポテルのままですが、2010年にはもうニコラはいません💦
ちょっとややこしいかな。

さて、ワインですが、モンタニーってすぐにどこか分かりますか??

モンタニーはブルゴーニュのコート・シャロネーズにあります
北からシャブリ、ニュイ、ボーヌ、の次がシャロネーズです。
その南に、マコン、ボジョレーと続いています。

シャロネーズには単独のAOCは5つしかありません
北から、

ブーズロン(アリゴテ種の白ワインのみ)
リュリー(赤と白)
メルキュレ(赤と白)
ジブリー(赤と白)
んで、今日のモンタニー(シャルドネの白のみ) 簡単、です

こんな感じ ↓

シャロネーズ.png
ブルゴーニュ委員会より、クショワなんてマニアな産地も載ってます

青い矢印の場所がモンタニーです。
(コート・ド・ボーヌに「モンテリー」ってAOCがありますので、お間違えになりませんように)
白ワインだけのAOCなので、単純でいいですね。
1回覚えたら間違えない

2010年はいいヴィンテージになりました
赤も白もいいですね
リリース当初は白の方が断然いいと思っていましたが、今では赤も透明感のある美しいヴィンテージになってます。

値上がりが泣けてくるブルゴーニュですが、これはまだかわいい値段です
しかも、既にいい味わいが出てますよ〜

こういうAOCを最初から毛嫌いしてる人がいますけど、ミーハーは損ですよ
ま、飲んでみなけりゃ分からないし。

もう何年か寝かせてももちろんいいですが、一人で気楽に飲むにもいいと思います
1本買っといてセラーに置いといてください。

試飲会にも出しますね
















posted by cave MITSUKURA at 12:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

大人はロゼ


名古屋も桜の開花宣言出ました、か??
お花見にはご縁のないてんちょですが、お花見用のワインは是非ミツクラでお買い求めください

お花見に関連してか、この季節にはロゼワインが多く見かけられると思いますが、
それでも日本市場ではロゼワインって全然売れてません

業界関係者の間でも「何故なんだろう」とよく話題になります💦

フランスなんてロゼワインは絶好調で、スーパーのワインの棚全部がロゼでピンク一色
なのに、日本では未だ日陰のワインですねぇ

我々販売者の責任でもあるんでしょうね
しかし、「最近のロゼは白ワインと同様に爽やかで洗練されています」って説明しても、
「いや、ロゼはいいわ」って拒絶されてしまいます
試飲会やろうにも人が集まらない、とかね…

良いって分かっている方でも、わざわざロゼ買わなくても白でいいし、ってなってるみたいです

てんちょ、お勧めのロゼワインならこの二つです

タヴェル

店頭在庫ないけど… 従いまして写真なし。すんません。

フランス、コート・デュ・ローヌのワインです。
タヴェルと名乗れるのはロゼワインだけ
グルナッシュが4割以上でなければなりませんが、多品種を混ぜても良し。

このロゼは正統派の古典的存在です
AOCリラックの南隣で、アヴィニョンにも近いです。

まだ半甘口のロゼが主流だった時代でも、「タヴェルは辛口」って好評でした
ずっと昔から「世界最高の美食家のロゼ」と称賛されてます。歴史もながーい。
食中酒に適切なので、鴨や鳩など「二本足」のお供にもいいですよ
(「二本足」「四本足」って変な言い方かも、でもお分かりでしょ?)


マルサネ・ロゼ

マルサネはフランス、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイの一番北のAOCです。
特級も1級もない村名だけのAOCですが、赤白ロゼの3種を作っていいのはここだけ

マルサネ・ロゼはかのクレール・ダユがAOC認可に尽力しています。
畑は今はジャドの所有になっていますが、個々のロゼも素晴らしく美味しいですね
これ ↓

224.jpg
前にも紹介してますね。

マルサネは他生産者でもいいロゼが多いです
是非、飲んでみるべし。



ロゼの作り方は、赤ワインと白ワインを混ぜるんじゃないってご存知ですよね?
「混ぜるロゼ」はヨーロッパでは禁止されてます。

数年前にEUでも、「混ぜて作るロゼ」を認めようという運動があったんですが、
伝統的な生産者の大反対にあって、あえなく頓挫

しかし、その時に大議論になったのが、
シャンパーニュはいいのか って事でした。
確かにシャンパーニュのロゼって赤ワインと白ワインを混ぜてますね。
瓶内二次発酵故の特殊性って事で。これも前に書いたな

ドイツでは破砕前のブドウを混ぜるやり方がありますね。マイナーですが。
他地域でも混ぜたロゼで品質の高い物は、今のところ皆無

フランスワインのロゼは赤ワインを作る途中で果皮を抜き、赤になる前の色でやめたワインって言うのが大半です
この方法を「セニエ」と言います。(瀉血です)
しかし、やみくもにストップしているのではもちろんありません。
酸度や糖度を計算したうえで、ロゼの完成の到達点を目指して作られています。
赤ワインよりも酸化しやすく、最初は赤の手法、後には白の手法が必要になったり、面倒なんです💦
中途半端ではできないワインなんですよ〜

そして、南仏に多いセニエ法ですが、赤ワインの発酵途中で一部の果汁を引き抜くと、
抜いた果汁には淡く色が付いてロゼになり、元の果汁はより果皮の比率が高まり濃縮される、という二重の利点があります

そして、その場合にはロゼワインも赤ワインも両方作れるんですよね〜
うっしっし。
なんてね。2種類のワインは作れますが、生産量が2倍になる訳じゃありませんので

カリフォルニアでよくあったのが、ブラッシュと言う製法です。
赤ワインをゆーっくりプレスすると果皮の色が移り、マストが薄ピンクになります。
これを発酵させて作るのがブラッシュワインです、淡いロゼですね。
最近はあまり見かけませんね。

お店で「タヴェル」を注文してるお客様がいると、
おっ、渋いねぇ〜って思います


あなたもかっこつけてどうですか??
これからの大人はロゼでっせ








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2016年03月17日

知覚がイマイチ


目がかゆい… かゆいですが我慢我慢💦


昨日はスタッグス・リープの会、楽しく飲めました
個々の評価は割愛ね、72も飲めてよかった。

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ご参加の皆様、ありがとうございました。
四間道レストランマツウラの皆さんにも大変お世話になりました

482.JPG
…グラス100脚も使わせてもらっちゃいました💦

ソムリエの山本さんが、ワインの事をすごく考えてくださって、
「デキャンタ―ジュしないで」ベストの状態で飲むために、抜栓時間を前日夜中、午後一番、夕方、などずらして調整して下さってました
こういう配慮は経験がないとできない事かもしれません。
そして、どれも実にいい状態で飲むことができました

お料理も最高でした
人数分の塊で焼いた牛ヒレや羊が、絶妙の火加減です

あー、安い会費でお願いしてしまい、すみませんー
大満足でした。

次は4月13日のラヴィッスマンさんです。
クーリー・デュティーユにメールしてみました、返事来るかな。

誰でも歓迎、来てね〜


で、昨日の事を踏まえて…
ワインをご自宅で飲まれるときに「より美味しく」飲みたい方もいらっしゃると思います
(基本的にお酒は嗜好品ですので、自分が楽しく美味しく飲めればそれでいいんですよ)

一番に気を配るべきなのが、温度です

白は冷やして、赤は常温で、というセオリーにとらわれすぎませんように。
季節や気温(できれば気圧にも気を配って)を考えて、どの温度がベストか常に留意するといいですよ〜
グラスの選定も大事ですが、ある程度良いグラスを使ってれば温度の方が肝心です

「これから温度が上がるとどうなるか」
「ここから温度が下がるとどうか」

香りをかぎ分けるのと同じです、意識ですよー
特にワインを飲み始めて日が浅い方はお試しくださいね、劇的に違うので。







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2016年03月16日

カベルネの親じゃ


花粉で絶好調とは程遠い、てんちょです…
今日は「スタッグスリープ全制覇の会」、味するかな、大丈夫なんだろうか💦
…花粉症のソムリエさんは大変だよねぇ


今日は2月にセミナーをやってくださったアヴィニョネージ社から、
オーナーご夫妻が名古屋に来ていました

643.jpg

オーナーは奥様のヴィルジニーさん、ご主人はCEOのマックスさん。
名古屋は初めてだそうです。

改めて飲むと、デジデリオのタンニンが強くてフルボディに驚きです
やっぱり、ヴィーノ・ノーヴィレはエレガントで美味しかったです


一昨日、チラッと書きました「マニアの古酒」ですが、揃いましたよ
今年は縦飲み同好会、頑張れてるよ〜

644.JPG

じゃーん

クーリー・デュティーユ

左から、
シノン・ブラン2014
シノン クロ・ド・レコー2011
シノン ラ・バロンヌ・マドレーヌ2002
シノン クロ・ド・レコー2001
シノン クロ・ド・レコー クレッシェンド2000
シノン クロ・ド・レコー1996
シノン クロ・ド・ロリーヴ1985
シノン クロ・ド・レコー1986 マグナム


クーリー・デュティーユはクレマン作ってないので、他生産者のクレマンを入れまして(もちろんロワール)、
全部で10本

シノン、ご存知でしょうか?
ジャンヌ・ダルクでお城が知られてると思います。

前にもこちらの生産者のワインを取り上げてますので、読んでいただいた方もいらっしゃるかと思いますが、
フランス、ロワール地方です

カベルネフラン主体の赤ワインで有名ですが、AOCとしては赤も白もロゼもあります
赤にはカベルネソーヴィニョンも10%以下で使用可能ですが、クーリー・デュティーユはカベルネフラン100%です
「ふくよか」と言う表現がぴったりの洗練されたワインばかりですよ。
果実味が豊かで優しいスタイルです、香りの変化もすごく綺麗です

カベルネフラン… ??? って、思います?

それならば、飲んで確かめてみましょう

ワイン会は、以下の通りで開催します。

4月13日(水)19時から
ル・ラヴィッスマンにて
 名古屋市中区新栄2-4-7 東和パークビル 東館1階
 052-263-3060
16000円 現金でお願いします
10名
キャンセル不可


(万一、キャンセルの際は一緒に代わりの方を探します。
それでも見つからない場合には会費をご負担ください)

知識も経験も問いません
シノンに住んでた方(そんな知り合い一人もいないけど)から、カベルネフラン初めて飲む方まで広く歓迎です
「真面目な勉強会」ではありませんので、気楽に楽しく飲みましょう

美味しい料理にも期待してください

多少は資料があった方がいいですよね、
何かご用意しますね解説もしますよ。

先着順に受け付けます、お申込みお待ちしております。
お問い合わせもお気軽にどうぞ〜

近い内にイベントページも載せますので。









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2016年03月15日

魔女の顔みたい


花粉が辛いです…💦 
今年は多いんですね、早く終わって欲しいです。

てんちょ、欲しかったワイン関連の本を運よく見つけることが出来まして、大変ご機嫌です
ワイン関係の本はすぐに絶版になっちゃうので、チェックを怠ってるとドボンです。

とは言え、最近は買いたいと思うワイン本や雑誌は少ないかなぁ
出版数もかなり減ってますし。
読めばちゃんと勉強になるんでしょうけど。

雑誌の特集は、「ブルゴーニュ」「シャンパーニュ」「ボルドー」「イタリア」ばっかりですね
ロワールの特集なんて見た事ないですけど…


今月の試飲会「シャルドネ」ですが、まだお席は余裕です。

そういえばシャルドネって甘口ないですね
ごく稀に(日本でも)作ってるトコありますけど、異端な存在ですよね。
これだけ世界中で栽培されてるのに、意外な気もしないでもない


さて、今日のワインはこれにします

641.jpg

アテカ オノロ・ベラ ルエダ2014

ちょっと、顔が怖いかも…

この斬新なラベルのワインは、アテカと言うワイナリーが作っていますが、
アテカはヒル・ファミリーというグループ企業の一つです。
ヒル・ファミリーは2005年設立の新しい企業ですが、フミーリャに本部があり、スペイン国内に9つもワイナリーを展開しています。
90%が輸出だそうで、納得。凝縮したモダンなスタイルの赤が多いです。

前にこちらのセミナーへ行った時の事を書きましたが、その時もアテカをはじめ3つのワリナリーが紹介されていました。
赤ワインはDOカタラユドなんですが、今日の白はDOルエダで産地が違います。
今回、白は新入荷です

ルエダは白ワインで有名なDOですね、ご存知でしょうか?
スペインの品種ベルデホや国際品種ソーヴィニョンブランの評価が高いです
今日のワインはベルデホ100%

ルエダはマドリッドの北東、カスティーリャ・イ・レオンにあります。
高級赤ワインの産地、リベラ・デル・デュエロと同じ地方です。
…いい地図がない💦

世界遺産になってるセゴビアという街の西の辺りです。

セゴビアにはシンデレラ城のモデルになった黒屋根のアルカサル(スペイン語で「城」の事)があります、
崖の上に建ってます
ローマ時代の水道橋が残っている事も有名です。
名物は「子豚の丸焼き」、これ美味しいですよ〜

で、ワインですが、「華やかな香り」でおススメです
洋ナシや青リンゴのフルーツっぽさと、白ユリやバラのような花の香りが複雑にします
味わいは爽やかな辛口、こってりはしていません。
これからの季節に良いですよ〜

冷やしてくださいね。

裏はこんな感じ ↓

642.jpg

スクリューキャップにも模様があって、綺麗でしょ

お手頃価格なんで、是非お試しください












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2016年03月13日

高貴な香り


今日はマラソン日和になりましたね
お客様も何名も出場されてます、皆さん無事にゴールされてるでしょうか。


縦飲み同好会、次回はラグランジュかと思っておりましたが…
スピンオフの会が二つほど入ってきまして。

これとか
631.jpg

これとか(これはミツクラ主催じゃないけど)
640.JPG

で、次回はちょっと「マニアな古酒」行こうかと
近い内に告知します。誰でも来てね
ラグランジュはその次かな。

あ、ヴォギュエの会もやっちゃいましょう
会費は高くなりますが(しゃーない)、そんなに若くない物で頑張ります


今日のワインは定番かなー

639.jpg

マルキ・ダンジェルヴィーユ ヴォルネイ 1er クロ・デ・ザングレ2009

少し前に、お客様に「ヴォルネイの会やろう」って言われまして、真っ先にコレ考えました
やりたいですね

この読みやすいラベル、覚えやすいしいいでしょ

ダンジェルヴィーユは、ブルゴーニュ好きなら絶対悪く言わない生産者ですね
ニュイのワインばっかり飲んでる人でも、ここには一目置いているというか。

クロ・デ・デュック(モノポール)
シャンパン
タイユピエ


など、優れた1級をヴォルネイに所有し、ムルソーやポマールも作っています。
珍しいムルソー・サントノがあります。
(赤と白で名前が違うのお分かりですか)
アリゴテも育ててますね

クロ・デ・デュックをはじめ、ヴォルネイの優れた畑はブルボン王朝時代の1507年には測量が行われ、
公式の記録が登録されています。古っ、流石。

この当時の面積の単位はouvrée=ウヴレです。
1ウヴレは小作人一人が一日に耕せる畑の面積を元に決められた単位なんです。

(同じくヴォルネイの1級カイユレで有名な、
プス・ドールのモノポール、60ウヴレと言う畑がありますよね。
60ウヴレ(スワソン・ウヴレ)は60人で1日がかりの畑です)

クロ・デ・デュックはその後、1804年に現在のダンジェルヴィーユ男爵家が所有し、現在に至っています。
(デュック=公爵の畑、なんですが所有者はマルキ=侯爵、なの)

200年以上の歴史がある名門の一族であり、元詰を始めた画期的な生産者でもあります
徹底した低収量で知られ、2005年からビオディナミに転換しています。

今では、ヴォルネイやポマールは地味な印象かもしれませんが、
中世にあっては宮廷でヴォルネイと言えば、それは高級なワインで「王にふさわしい」と珍重されていました

村の位置関係はお分かりでしょうか?
北から、ポマール、ヴォルネイ、ムルソーです

今日の1級畑は、ここにあります ↓

マルキ・ダンジェルヴィーユ.png

見づらいですか。
詳しく見たい方はHPまでどうぞ。
http://www.domainedangerville.fr/en/
0.53ha。

重厚でどっしりしたポマールに比べて、軽やかでエレガントなヴォルネイです
時にシャープな印象にもなりますので、飲み頃をよく見極めないといけません

07年だし、もう飲んでもいいよね〜
香りも味も好きだわ









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2016年03月11日

頭の色は大抵赤色


寒いけど花粉の方がもっと嫌
うちの青木君は花粉のせいで夜眠れないという重症です… 可哀想すぎ


一昨日、紹介しましたインドのスパークリングは輸入元であっという間に完売したそうです

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試してみたい方はお早目にどうぞ
24日の試飲会にも出しますね(テーマとは違うけど)

箱も同じ柄だよ〜 ↓

479.jpg
特に意味なし


さて、今日は奥のセラーからボルドーワインをご紹介します
ずっと前にも書いた事ありますけど。

480.jpg

ヴュー・シャトー・セルタン2006

ボルドー、右岸のポムロルにある有名シャトーです
ポムロルはサンテミリオンの下流側の隣にあります。

サンテミリオン同様、ポムロルと名乗るワインは赤ワインだけ

このシャトーはポムロルのど真ん中にあります
隣はあのペトリュスです
(ペトリュスのシェの前に立つと隣のセルタンの屋根が少し低く見えます。
やっぱりペトリュスが丘の一番上にあるんですね)

(いちいちヴューって書くのが面倒なので、今日はセルタンって言えば今日のワインの事にしてください。他にも「なんちゃらセルタン」や「セルタンなんちゃら」がありますので普段は要注意ですよ)
セルタンは、ポムロルで最も古いシャトーです
ラベルに描かれている通りのあのシャトーがあります。

戦前はポムロルで一番のワインであり、別格の扱いを受けていたようですが、
現在は隣のペトリュスがどーんと追い越して行っちゃいました

とは言え、この蔵の魅力は少しも失われていません

この蔵が好きだと言う方に会うと嬉しいですね。
そういう方はたいてい、金額だけで物事を評価したりせず、背景や含蓄を重んじる尊敬できる人物だと思います。(って、自分が贔屓だから点数甘いかも💦 てへ)

現在3代目のアレクサンドル氏は物静かで熟考型の男性のようです
このベルギーのネゴシアンを営んでいたティアンポン一族がシャトーを取得してから、
もう100年になろうとしています。
現在では一族はル・パンも所有。(01年に行った時にはもう松の木なかった)

畑ではグリーンハーヴェストも行いますが、ヴェレゾン(色づき)の時期に再度、房を選り分ける「摘房」を行い、本当にいいブドウだけを残すようにしています

こんな感じ ↓

セルタン.png
millesima SAより

そんなに悪くない房もとっちゃうのね〜 勿体無くないですかー

最高のワイン作りに妥協なし、なんですね


セルタンは隣とは違って、メルローの比率が低いんです
特に2000年の前半までは、メルローが60〜70%しか入っていない事が多く、
あとはカベルネソーヴィニョンやフランだったんです。
粘土質が少なめで砂利質が多いので、メルローの比率が低いんでしょう。

最近ではメルローも増えていますが、
作付け面積ではやはりメルロー60%、カベルネフラン30%、カベルネソーヴィニョン10%となっています。

畑は14haが一か所に固まってあります
これは村内に小さな畑が点在するシャトーが多いポムロルでは大変珍しい事です

このワインが好きな理由は、
フィネスがあってエレガント、
濃さで最初から押してくるようなスタイルじゃないからですね
ペトとかレヴァンジルとか、とにかく濃い濃い💦
(そりゃー、嫌いじゃないですけど)

セルタンは、ヴィンテージごとのキャラクターが結構違います
なので、今年気に入ったからと言って来年も同様かどうかは保証できません。

これを我々業界では、「コケる」と言っています
言ってないかも…💦

06年はいいヴィンテージです。地味でもいいんだよ〜


そして、ピンク色のキャップシールが大好きです

481.jpg

この色、ちゃんと理由があります。
暗いセラーでボトルを出さなくても見分けられるように、です

でもさー、
ヴィンテージは分かんないよね
っていう突っ込みは想定外なんでしょうか…







posted by cave MITSUKURA at 17:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月10日

プロパガンダか


今日は雨も上がってるのに寒いですね〜
今年の桜は短いそうですが、夏が来たり冬に戻ったり、大変だわ…

てんちょ、この前ようやく、
ドキュメンタリー映画「世界一美しいボルドーの秘密」を見ました

見た方も多いでしょうか。
公式サイトがあります ↓
http://www.winenohimitsu.com/index.html

13年に出来た映画で、2009年や2010年のボルドーが舞台です
この二つのヴィンテージは連続して大成功を収め、プリムールの価格が大幅に上昇した事に焦点があてられていました。

そして、その原因は言うまでもなく「中国の爆買い」です
前半、15分以外はあとぜーんぶ、中国の話、中国だけ
あー、面白くなかった

「秘密」なんてありませんでした💦

良かったのは有名シャトーの美しい鳥瞰や、ブドウ畑の画像かな
…シャトーにカメラがフォーカスして、名前が出る前にどこか当てられますよ。

大手シャトーのオーナーや有名評論家も出てます。
中国のブドウ畑の発展も興味深いと思います

しかし、値上がりの原因である「投機」はもう何ともならんのでしょうかねぇ…
ウィスキーもそうだし。
昨日も日本のワインファンドが破綻したニュースやってましたけどねぇ

庶民のてんちょは思う
酒は飲んでナンボじゃ









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2016年03月09日

マサラでマハラジャ


雨で結構肌寒い名古屋です…
でも花粉は飛んでます


今日は業界向けのイタリアワインの展示会に直行してきました
早い時間だったので空いていましたし、低価格帯の白で良いのがありました

消費税が増税されれば、ワインの値段は高くなってしまいますので、
少しでも低価格で良い味のものを探さないとね
増税はあと3年後くらいにならんかなぁ


さて、展示会とは関係ないですけど、今日のワインはミツクラにしちゃ「珍品」かも

636.jpg

スラ ブリュット・トロピカルNV

派手な見た目〜中々いい感じ

ここはインドで最初の民間ワイナリーです
蔵はインドのナシクにあります。
ナシクはムンバイ(ボンベイ)から北東へ内陸に200キロの都市です。

マハーラーシュートラー州。
うーん、インドの行政区はよく知らないわ…

ここだよ ↓

インド.png

青い丸が首都のニューデリー
緑の丸がムンバイ、(「ボンベイ」は英国式の名称)
周辺も含めると2000万人以上が暮らす世界第6位の大都市です。首都よりも大きい。

で、赤い矢印の差す場所がナシクです。ヒンドゥー教の聖地の一つだそう。
どお? イメージ湧きました?

元々食用ブドウの産地だったようですが、
オーナーのラジーヴ・サマント氏が1997年に最初にワイン用のブドウを植樹した事で、インドのワイン業界は大きく発展していくことになります

彼はスタンフォード大学を卒業後、シリコンバレーのオラクルで財務マネージャーを務めていましたが、
(すごい経歴だわ)故郷でワイン作りをする夢を実現するために帰国。
実家のナシクの畑をワイン用に転換したのですが、当初は醸造許可を取るのにもかなり苦労したようです

こんな方 ↓

img_sv04.gif
輸入元HPより

何事も初めての人には困難な道になるもんですね…

現在ではインドワインは毎年2,30%の伸びを示しています
それには、スラが国際コンクールで入賞したり、多大な貢献をしていると思います。
国際ソムリエコンクールで出題されたシュナンブランは誰も正解できなかったですね。
そりゃー、難しいわ。

皆様は、インドワインって飲んだ事ありますか??
てんちょ、何回かありますよ。

ミッシェル ローランがコンサルタントしてるワイナリー産で、樽香のある日本未発売のシャルドネを、インドに赴任してたお客様にもらった時は感動しました✨
いいワインでしたねー

インドだからって、特に気になる香りや味はありませんでした🍷
強いて言えばわ、酸味に特徴があるかなぁ…
「酸の質」って、産地の特徴が最も出やすいのではないかと思うのです‼️

イタリアらしい味や、スペインらしさって、この酸が手がかりになってくれるので、テイスティングではその辺りをいつも意識してますよー😄
もう少しちゃんと言葉にしないとダメですけど。
それは秘密(うそうそ)


日本でもこのスラが最も有名だと思います。
太陽の顔のラベルで、覚えやすいですしねこれ ↓

logo_sula.gif

今ではスパークリング、赤、白、ロゼ、甘口など15種類以上も生産する大会社です。

今日のスパークリングは、ワイナリー創業15年を記念して作られた特別限定キュヴェです

通常の白のスパークリングはシュナンブランが60%なんですが、これは2年かけてピノノワール主体で辛口スパークリングに仕立てた大事なワインです

ピノノワール70%、シラーズ15%、シュナン・ブラン10%、シャルドネ5%ですよ〜
しかも、瓶内二次発酵

カシミール地方の「永遠の命」を表す伝統柄のペイズリーのスリーヴァボトルです

637.jpg

カッコいいですよね


インドでは白はシュナンブラン、赤はシラーズが代表的な品種です
他にも有名な国際品種が栽培されています。

でも、一年を通して暑く、夏は日中の気温が40度を越える様なインドで、
本当に大丈夫か、って思いますよね??
インドの暑さって想像を絶するらしいです…

ナシクは標高600メートル以上の「比較的」涼しい所なんですが、それでもやはり温暖は温暖。
ただ寒暖の差があり、平地のようなドカ暑さではないようです。

驚きなのは、収穫がだいたい2月に行われるって事です
に、にがつ???ですか?
温帯の常識は通用しないんでしょうね…

問題は栽培や醸造よりも、保管ですね

さー、どんな味かなぁ
限定品なので興味ある方はお早めにどうぞ〜


あ、ロゼのスパークリングシュナンブランの甘口も一緒に来てます

638.jpg

甘口はハーフですが、野口君一人で余裕でおつりが来ます。





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2016年03月07日

のっぽの地味ーズ


空気が「ぬるい」ですね 歩いてて暑いです。

明後日、名駅前の大名古屋ビルヂングがオープンしますね
お客様も沢山、内覧会に行っていらっしゃるようですが、てんちょは未だ無縁ですね…
本社は納品でてんやわんや、戦争になってますけどミツクラは至って平和💦


春だからという訳ではありませんが、今日のワインはちょっと春らしいかも
(勝手なイメージです)

635.jpg

ポール・ブランク ピノ・オーセロワVV 2009

この生産者はご存知でしょうか??
フランス、アルザスの大手名門です。

ここでも何回も書いてます、今日のワインは初登場ですよ

日本語のHPあるので、是非見てください
http://www.blanck.com/jp/grands-vins-alsace-grands-crus/

歴史は古く、1610年にオーストリア出身のハンス・ブランク氏がブドウ畑を購入した事に起源を持ちます
8つの村に5つも特級畑を所有し、特級畑の占める割合が全所有畑の26%という高さです

所有畑を分散してるのは、気象のリスクを軽減する事が目的だそうです。
あっちが不作でもこっちは何とか大丈夫、な様に、ですね。

所有する特級もいいところだわ〜
前にも書きましたけど、もう一度書こう。

シュロスベルグ 
↑ 特級認定の第1号、アルザス・グランクリュの話ならば、まずはここから

フルシュテンタム
↑ 38度の斜度を持つ水はけの大変良い畑。
 石灰質で白ブドウのみ認定ですが、ブランクのピノノワールは素晴らしい

マンブール
↑ ダイスのワインがそうであるように、独特の鉱物臭があり、熟成によってより複雑になる
 ここまでの3つは同じ斜面に連なるご近所

ソンマーベルク
↑ ここら辺からマニアの領域です。花崗岩質の斜度45度の畑、歩けないよ… 
 しかし、斜面は真南を向く実に日当たりの良い畑

ウィネック・シュロスベルク
↑ これも知ってる人は特に詳しいね。
 シュロスベルクとソンマーベルクの間にありますが、ソンマーベルク同様に南向きの良い畑です。

この辺りは地図を見ないとピンと来ないでしょう。
勉強したい方はネットで検索してみてはどうかしら

で、今日のワインは特級でもクリュ(畑名付き)でもない、ヴァラエタルなんですが、
面白そうなんですよ〜

そもそも、ピノ・オーセロワって言う品種を知っていますでしょうか??

この品種、何かと面倒なんですけど、白ブドウです

面倒って言うのは、
南西地方のカオールではマルベック(コット)のシノニム(異名同種)でオーセロワって呼ぶ品種があるからです
それは黒ブドウです(マルベックだから)。
今日のオーセロワとは別物です。

それから、白ブドウのオーセロワはロレーヌ(ロワールじゃないよ、この産地はワイン界では超マイナーですけど)からアルザスで栽培されていますが、ピノ・ブランとされる場合もあり、さらにクラヴネールとかクラヴランとも呼ばれているのでややこしい💦

そして、特徴が乏しいからか、
ブレンドに用いられることがほとんどで単独のワインになる事は珍しいのです
クレマンの原料にも多く用いられています。

ポール・ブランクはそうしたブドウを単独のワインにしている珍しい生産者です。
(他にもシャスラなんて作ってますし)

畑の場所は分かりません〜 情報なし。

破砕はプヌマティック(空気圧式の円筒型圧搾機)で、種や茎をつぶさないようにゆっくり行う。
品種の香りを最大限に生かすために、天然酵母で4週から10週もかけて、これまたゆっくり発酵。
もちろんサーマルジャケット付のイノックスタンク。

それから、6か月から9か月大樽で熟成。
アルザスワインには新樽の香りはいりません、って生産者の誰もが思ってます
私もそう思う。

若いうちは淡い麦わら色で、ナッツやハーブの香りがします
味わいは辛口でミネラルが豊かな軽やかなタイプですが、シルヴァネールに比較するともっと柔らかな印象です。

白い軽めのお肉料理やサラダと合わせるのがいいってHPに紹介されてます

夏のランチに良く冷やして飲むのがよさそうです
飲みすぎ注意だわ。

ただ、今日のワインは2009年ですし、VV=ヴィエイユ・ヴィーニュ(ブドウ樹の樹齢が高い)なのでもっと熟成した濃厚な味になってるかも

ブランクはスクリューキャップのワインも増やしています
これはコルクですけど。

634.jpg

長いボトル。
美味しそうな顔だと思うのです


特価だったので買っちゃいました
テイスティングの練習にも、実力アップにどうですか??

















posted by cave MITSUKURA at 13:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

ジャムじゃないよ


花粉が段々と辛くなってきたこの頃…
てんちょ、それほど重症ではない(と思う)んですけど。

この前、知り合いのお店にいきなり60年代のワインを持って行ってしまいました💦
当日に古いワインは移動させちゃだめなんですけどね…
甘えまくり。
これが美味しく飲めて、さらにソムリエさんからアルザスのセレクション・グランノーブルをご馳走になってしまい、ご機嫌なこの頃です
(飲んでりゃ幸せとも言うかもしれません)


さて、熟成ワインが好きな皆様、今日のワインもいい感じです

354.jpg

ルイ・ジャド シャトー・デ・ジャック
ムーラン・ナ・ヴァン シャン・ド・クール1996
ムーラン・ナ・ヴァン1999
ムーラン・ナ・ヴァン2007
モルゴン2006


はい、有名なクリュ・ボジョレーです
他の8村言えますか? ← しかも北から順に

ここで、「あー、ガメイね」って言う方、本当にちゃんと飲んでみましたか。
これねぇ、まるで熟成したピノノワールの香りですよ
元々繊細なデ・ジャックなんですが、ブケも素晴らしく良いです

デ・ジャックの事は何回も書いたと思いますので、簡単に説明します。

デ・ジャックはムーラン・ナ・ヴァンを中心に27haを所有する名声のある生産者でしたが、
1996年にルイ・ジャド社に買収されました。
とはいえ、ブドウ作りやワイン生産には多少の設備投資をしただけで何も変わっていません。
それまでのやり方やワインの個性を尊重しつつ、自社畑の購入を進め現在では80ha以上も所有しています。

手摘みの完全除梗、自然酵母で長めの発酵です。
こうした手法はデ・ジャックが最初に行い、後に周りが踏襲していった歴史があります。

剪定やその他の作業、収穫も、周りの作り手達は、
デ・ジャックがやったらうちもやる
って、大真面目に言ってたりします
それだけ、出来るワインの質が評価されているって事ですよね。

「大手に買収される」と言うと、どうも「乗っ取られた」とか「身売りした」とかマイナスのイメージが付きがちですが、この買収は非常に成功していると思います。
(確かに相続税が払えなくて大手に買ってもらわざるを得ないケースは多いんですけど)

デ・ジャックのHPもありますけど、歴史などには言及がないですね…
丁寧なヴィンテージの説明があるので嬉しいですが

ボジョレーはブルゴーニュの最南端なんですが、行政区としてはコート・ドールとは異なる為に
ニュイやボーヌとは同じワイン団体として統括されておらず、別に団体が存在しています。

栽培品種がピノとガメイで異なる事も一因です。
ボジョレーのブドウ栽培の歴史はローマ時代まで遡ります。
ソーヌ川が近く、船でのワイン運搬が可能だったために他地域よりも早くにワイン作りが盛んになりました

ボジョレーは北から南まで55キロにも及ぶ広大な産地です。
今日のクリュ・ボジョレーは北部に固まっています、南部はより安価なワインが多いです。
ボジョレーはコート・ドールとは異なり、勾配のある平地です。

こんな感じ ↓

chateau_javernand_11mf.jpg

ガメイはピノノワールと現存しない白ブドウとの交配から生まれた品種である事が、DNAの研究から分かっています
痩せた花崗岩と片岩の土壌に合うようです。

それぞれ、収穫から20年目、17年目、9年目、10年目です

ムーラン・ナ・ヴァンは素晴らしい味と香りでしょう

良くガメイのアロマを「ジャミー(ジャムのような)」って言いますけど、デ・ジャックはそうではありません。
複雑で透き通った果実の香りと、キノコやハーブのような土っぽさや青さも備えています
熟成するとそれがもっと複雑に重なり合い、実に良い香りになります
甘さだけが高評価の要ではない、いい例だと思います

モルゴンは正直少しまだ強いかもしれません。

決して高くないのでお勧めします
でもね〜、96は3本しか来ませんでした

お早めに〜












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2016年03月04日

カシスの芽の香りだそうで


今日は暖かいですね〜
コートなくてもいいかも。 が、帰りがあるからなー


今日のワインは春に爽やかなコレ

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インヴィーヴォ マナ・ソーヴィニョンブラン2014&ベッラ・ソーヴィニョンブラン2014

このワインはニュージーランドのマルボロ産です

インヴィーヴォとはラテン語で「in the life」の事だそうで、
2007年に30歳の二人の若者が作ったまだ新しいワイナリーです。

こんな方々 ↓

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リリースから僅か2年で世界的な評価と知名度が上がり、
ロンドンで開催されたインターナショナル・ワインコンペでは、
2年連続ニュージーワイン・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、
ピノノワールが世界トップ3に選出されるなど、
素晴らしい功績を残しています

そういう蔵は、たいてい高額商品へとスイッチして行ってしまう事が多く、中々気軽に飲んだりできなくなって非常に残念な事態になりがちなんですが、
ここは色んな賞を取っても、お手軽な価格でいいワインを作り続けています

現在は、スパークリング、白、ロゼ、赤と15種類以上も生産していますが、
どれも綺麗な酸があり、冷涼な気候を生かした爽やかなスタイルになっています

基本のワインはこれかな ↓

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船の羅針盤をデザインしたラベルです。

そして、どれも試しに買ってみよう、と思える価格です
とてもいい事です。

今日のマナは特に低価格のワインで、バーベキューやお花見で気軽に飲むのにふさわしいさっぱり辛口です
スクリューキャップで楽だし

このワインには、マルボロの中でも温暖な3地区のブドウを使用しています。
ソーヴィニョンブランの特徴的なパッションフルーツの香り(あの青い香りです)を失わないように、
何と収穫は夜中に行うそうです

気温が低い内に破砕、清澄へとスムーズに進めるために、
まるでロワールのサンセールプイイ・ヒュメの様なはっきりとグリーンなアロマが感じられます
これをブラインドで外す人は稀だろうなぁ…

最初、ここのワインを飲んだ時には、正直言って
あ、青すぎやしませんか…
と思ったんですが。

てんちょ、今は少なくなってしまった「フルーティなソーヴィニョンブラン」も好きなんです
白桃や、青りんごって香りです。
懐かしいなぁ〜

しかし、こちらも食中酒としての完成度は高いですね
冷やすとより爽やかになり、少し高めの温度だと後味がフルーティになりますよ

そして、右のベッラなんですが、
これは低アルコール&低カロリーワインなんです

カロリーは30%オフ、アルコール度数も9%しかありません

アルコール度数は、科学的・機械的な作業を行うのではなく、
ブドウの日照量をコントロールすることで糖度が上がりすぎないようにして実現しているそうです
こちらも深夜収穫で、発酵には3週間もかけてゆっくりアルコール度数を挙げていくように酵母の組み合わせをしている、とか。

すごいなー

これもスクリューキャップでお気軽です。
こういうのだとアウトドアでも酔い過ぎなくて、昼間のお酒にはいいかもしれませんね

気温が上がってきて、少し爽やかなワインもいいなぁって時期にぴったりです
是非お試しください。








                                                         
posted by cave MITSUKURA at 16:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

ピピンの子


今日から春の陽気になるなんて聞いてましたけど…
風は冷たいしあんまし暖かくない店内です💦

うーん、そんなにワイン買ってるつもりないんですけど(そんな事ないかな)、
在庫金額がちょっと増え気味なこの半年くらい

在庫管理が命の小売商売なんです
決算セールのワインも揃わないし、もぉ ← これはてんちょのせいじゃござんせん

さて、ワインの話しましょう
今日のワインはど真ん中のキラリン王道です。

…ミツクラってホントに珍品ないんですよ、言わば「金出せば誰でも買える」物ばっかり。

とはいえ、蔵元から来歴に保証があって品質が確かなワインを扱っている輸入元って、
本当に限られていますので、その辺はシビアですよ
何か国もうろちょろして来たワインは基本的に扱いたくないのです。

そんなこんなのワインはこれ

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トロ・ボー コルトン・シャルルマーニュ2013

ご存知、フランス・ブルゴーニュの白の特級
カール大帝の名前を冠した素晴らしい辛口白ワインです

モンラッシェもすごくいいですけど、てんちょは実はコルトン・シャルルマーニュの方が好き

作り手も多様ですが、今日のは偉大なトロ・ボーです
トロ・ボーはコート・ド・ボーヌの北、ショレイ・レ・ボーヌにある老舗ドメーヌです。
ショレの町は国道の東側にあり、畑も他の村より多くが東側に位置しています。

ちょっと話が逸れますが、

「国道よりも東」って、意味お分かりでしょうか??

コート・ドールの畑は基本的に東向きの斜面で、斜面の下に行くほど土地は平らになり(水位も上がる)、
出来るブドウの質も下がっていく傾向にあります。
なので特級は斜面の上部(そして森の下がベスト)にあり、下部へ続いて1級畑があるのが一般的です。

なので、国道が最も低い平地にある事を思えば、それを越えた場所にある畑は自ずと評価が低く、
ほとんどがレジョナルクラス(ACブルゴーニュなど)しか名乗れない事になってます

「お金のある目利きバイヤーは国道よりも東のワインなんて絶対買わない」などと20年以上前から言われてます…
しかし、だからと言って全ての生産者が残念な訳ではありません
今日はショレの畑の話ではありませんけどね。

前置きが長くなりすぎました…

まー、ショレを語る時には、このトロ・ボーがいるから大丈夫です(何が)

ドメーヌは19世紀末に設立され、長い歴史を持っています
創業者のアレクサンドル氏は村長でもあり、今でも村の通りの名前に残っている人物。
現在5代目に当たる蔵は、アレクサンドル氏の婚姻によってトロ家とボー家がつながった事で現在の名前になりました。

創業当時はワインはネゴシアンに売るのが普通だったのですが、トロ・ボーは早くから元詰を始めた一つです。
昔からエレガントで洗練されたワインを作る事で定評がありますね

昔のラベルの方が好きなんですけどね、残念💦

赤の方が有名な気がしますが、白もそりゃー良いですよ

今日の特級は特に生産量が少なく、平均5樽程しかありませんが、
この数年は特に少ないみたいです

区画は最高です
コルトン・シャルルマーニュの丘の頂上付近にある区画ル・コルトンの一部です。

てんちょ、1回も飲んだ事ないですが。
流石に13年なんて、まだ飲んじゃダメですよね

飲み頃が来るまでとても待てません。
誰かに買われてゆくでしょう〜











posted by cave MITSUKURA at 17:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする