2016年05月31日

月末バタバタ


きゃー、ヴォーヌ・ロマネでもだよ
アルヌー・ラショーの畑も被害に遭っていた。 やめてぇ…

今日は月末最終日
早いですね〜、もう明日から6月。

あー、ブログ書いてる時間ない

「今日はブログを書きません」と言うブログを書く
パラドックスでんな。

「私はいつも嘘を言ってます」と言うようなモン

あーくだらない。すみませんね、また明日💦



posted by cave MITSUKURA at 16:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月28日

良い道具使いましょう


サミット終わりましたね。
消費税も2年先送りされるみたいですが、全ては選挙の為なんですねぇ…
どうせ苦労が先延ばしになっただけ💦

昨日書きました通り、リーデル名古屋のプレオープンに行って参りました
今日が本オープンですね。

ほぼ毎日セミナーを開催したり、グラスワインを楽しめたり、魅力的です
詳しくはHPで ↓
http://www.riedel.co.jp/shops/nagoya

706.JPG

黒が基調の店内はクリスタルが映えますね
(掃除が大変だって言う話もある

ミツクラのお客様が偶然、こちらのお花を手掛ていらっしゃって、とーっても素敵でした ↓

707.JPG

709.jpg

お料理は四間道レストランマツウラさんからケータリング ↓

708.JPG
雲丹とコンソメのジュレを詰めた白アスパラのムース 竹炭のガレット?載せ

アンリオ(シャンパーニュ)の白に合わせました
ムースが物凄く濃厚で美味しい〜 レースみたいな黒いサクサクもアリだわ
(発酵バターと小麦粉を混ぜてフライパンで沸騰させて作るらしい)

710.jpg
ブーダン・ノワールとフォワグラ入りパテ・クルート

カリフォルニアのポール・ホブス カベルネソーヴィニョンに合わせました
ブーダン・ノワールって聞くと、かなり癖のある味かと思いますが、
全然血の臭みはなくて、すごくいいマリアージュでした。

711.JPG
野菜のテリーヌ

これにポール・ホブスのルシアンリバーのピノノワールを合わせた
赤に野菜かぁ〜 自分じゃやらないけどマリアージュしてました

黄色いソースはオランデーズにビネガー入れてサフランで色を付けたもの。
このソース、めっちゃ好きです

あと、カツオ入り野菜のトマトカクテルもありました ↓

712.JPG

…っていうか、ケータリングなんですけど松浦シェフも山本ソムリエもみんな勢揃いでしたけど
(なのでソースとか色々聞けた訳です)

器は全部ナハトマン

ロゼのシャンパーニュをブルゴーニュグラスでいただきました ↓

713.JPG

大きめのシャルドネグラスはいつも使いますけど、ブルゴーニュは初めてです
良い香りでしたね〜
因みにロゼはモエ・エ・シャンドン。

一番良かったのは、デカンタのデモンストレーション
この大きなデカンタで赤ワインをデカンタージュしてサーヴしてもらいました ↓

12251124_567ca8e909a4b.jpg

リーデル デカンタ・イブチェン

高さが35センチもある大振りです。
女性は両手で持たないと怖いかも

手吹きのぐねぐね、もちろん結構なお値段です
税込75600円 ひえー

ご覧の通り、蛇がモチーフになっていますが、
このデカンタ、グラスに注ぐのにめちゃくちゃ苦労します 

コツが要りますね〜 

まず、口が長いのでグラスから遠いし
底にたまったワインを一度回転させて、中腹のうねりに持って来ないといけません
口の注ぎ口が下向きになって、ようやく注ぐことが出来るという訳です

てんちょ、やらせてもらいましたが、「あれ?」「あれあれ??」ってなりました…

でもこのデキャンタ効果は面白いですね〜
マグナムのサシカイヤとか、プロヴィダンスがあるからイベントやらせていただけないかとお願いしてきました

実現できるといいなぁ












posted by cave MITSUKURA at 17:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

来月はもっと気合入れます


昨日はたくさんの方に試飲会にご参加いただきましてありがとうございました
女性が多くて(珍しく)嬉しかった
「ブログ読んでます」と言ってくださった方、ありがとうございます

ワイン、結構余りましたね…

それに、「スペイン」などというざっくりしたテーマで、スペイン全体を理解する事は到底無理でした
今度からは「リオハとデュエロ」とか、「中南部スペイン」などもっと絞りたいと思います。

来月は在庫処分も兼ねて「何でもアリ」の会にします
あれもこれも飲んでしまえ 絶対お得です!
ぜっひ、ご参加ください


そういえば、
季節外れのDRCが入荷して来ます
定期の秋と春以外では、かなり珍しいかも。

今日はこれだけ〜
では、リーデル名古屋のレセプションへ行って参ります
内容は明日報告しますね














posted by cave MITSUKURA at 16:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

メ・グスタ・パタタス


この頃の暑さのせいか、なぁんか身体がだるい様な気がします…
今日は雨ですしね

サミットのせいで道路や施設が制限されてて、結構迷惑なんですけど


そして今日は月例の試飲会の日でもあります
今月のテーマは「スペイン」

705.jpg

じゃーん、あとこれに泡と白で29本
高級ワインもちゃんと入ってますよ

今日はその中から一つご紹介します

703.jpg

グランデス・ヴィニョス・イ・ヴィエードス
モナステリオ・・デ・ラス・ヴィーニャス グランレゼルバ2005


美味しいそうな顔
(見た目は大事)

首に点数付ける人がなんたらかんたら、書いてあって邪魔ですけど
てんちょ、点数の人達を全然信じていません。
好みが全く合わないのよね

ラベルはこんなの ↓

704.jpg

シンプルです。

この蔵は長い名前ですけど、「偉大なワインとブドウ畑(達)」と言う至極単純な名前の協同組合です
1997年に出来たアラゴン州で最大の組合です。
産地はDOカリニェナ。

カリニェナはリオハと同じ北部地方に分類される産地です。 こんな感じ ↓

スペイン地図.gif
スペイン大使館商務部より

黒い矢印の場所がカリニェナです。
スペインも細かい産地が沢山あるので覚えるの大変です💦

カリニェナは産地認定も早く、知られた名醸地だったんですが、
内戦で畑は著しく疲弊していまい、名声は忘れ去られた感…
この辺は激戦区にもなったのでそりゃ、ブドウ作りどころではなかったでしょう

今となっては、共和軍が負けたのも、フランコの独裁があったのも遠い昔の不思議な話のような気がします。
現実なのにね

話を戻して、この組合の持つブドウ畑はなんと60000u
そーとー広いんでしょうけど、想像がつかない…

ブドウ品種は、ガルナッチャ60%、テンプラニーリョ30%、カリニェナ10%
225リットルの小樽で2年、瓶熟3年のグランレゼルバです
樽はフランス産とアメリカ産を両方使っています。

ここも発酵前に低温浸漬していますが、ワインは濃すぎずエレガントです
熟成の作用もあるでしょうが、いい感じに柔らかく、ちょうど良い飲み応えです。

グランレゼルバは熟成期間が長いので、値段が高くなりがちですが、
これならお手頃でおススメですよ〜

そして、ワインだけよりも食事に合わせた方が美味しくなると思います

あー、美味しいスペイン料理食べたいわ
コチニーリョ・アサード、とか。

タイトルは「じゃがいもが好き」です(意味なし)









posted by cave MITSUKURA at 14:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

中華の冷菜に合わせたい


2016年は史上最高に暑い年になるかも…って💦
やめてぇぇぇ 既に昼も夜も暑いし

シャブリに雹害があったようですね。
芽や実だけでなく、樹にも害があると翌年以降の収穫にも悪影響が出てしまいます
収穫減は確実らしいです


そんなこんなで、今日のワインは新入荷シャブリです

518.jpg

フランソワ・ラヴノー シャブリ 1erクリュ モンマン2011

シャブリで特別なドメーヌが二つあるとすれば、一つはドーヴィサ、もう一つがこのラヴノーです
親戚同士です。

ラヴノーは特に長期熟成型のシャブリを作っていて、最低5年は飲むなと言われますが、
本当はもっと20年くらい経た方が良さそうです
なのでキャップシールも蝋キャップ

519.jpg

蝋キャップは空気を通さないので、古いとコルク抜くの大変なんですけどね…

小樽発酵で知られるラヴノーですが、古樽の場合には発酵の初期にタンクを使用。
新樽だと最初から樽で発酵を始めます。
これは樽の風味をワインにつけすぎない為の措置だそうです、途中から新樽に移すと樽香が勝って良くないので。

ラヴノーのシャブリは酸もミネラル感もあるのですが、緻密で重いくらいの構成です
シャブリと言うよりも「ラヴノーのシャルドネ」というカテゴリーがあった方がいいかも。

ドーヴィサも同じく小樽発酵ですが、こちらはそんなに重くないのですよね

世界中で人気のラヴノー、ミツクラにはこれまで正規では来た事がない…
これも1級なのに、高いなぁ

モンマンは40か所ある1級畑の中でも評価の高い方ですね

フルショームグランクリュと同じ右岸にあり面積も広い
ヴァイヨングランクリュの対岸ですが畑の中心がこの1級、モンマンのすぐ近く

等もよく知られています。
他にも、モン・ド・ミリュー、モンテ・ド・トネール、ボーロワ等色々ありますね。

てんちょ、シャブリなら「酸の切れ」がある作り手が好きですね
シャブリらしさってそういう事ではないかと。

なのでこの人は大好き ↓

516.jpg

ウィリアム・フェーブル シャブリ グランクリュ レ・クロ2012

フェーブルはもっとも多く特級を所有するドメーヌで、シャブリがフィロキセラの害で絶滅しかけた時に再興させた数軒の内の一つです

12年はいいワインですね〜。流石のレ・クロの味わいですよ。
3本だけ再入荷しています、値段もそのまま

あとは、ラロッシュも好きです
が、こちらは現在在庫なし。

店頭にはこれもあります ↓

517.jpg

クリスチャン・モロー シャブリ グランクリュ レ・クロ クロ・デ・ゾスピス2014

モローも古い生産者です。
親戚にルイ・モローもありますのでご注意。
二つのモローは先々代が1904年にオスピス・ド・シャブリから取得した、レ・クロの中の特別な区画である、クロ・デ・ゾスピスを分割所有しています。

こちらは結構樽の風味がありますね。
シャブリはどの生産者でも、村名よりは特級の方が樽の風味が付きがちですけど。
格が上がる分、味わいも複雑で濃くなっていくようです。

酸味があると当然「酸っぱい」訳ですが、いいワインは酸と果実味、アルコールなどのバランスがいいですね
そして酸の質がいいので、清涼感はあっても決して飲みづらい味ではないのです

今日みたいな日に冷やして飲むには、普通の村名でも十分美味しいです







posted by cave MITSUKURA at 16:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

説明しよう


今日は30度越えですかーまだ5月でっせ💦
表が眩しいもんね

昨日のタイトル「低温浸漬(ていおんしんせき)」ですが、これは赤ワインの醸造方法です。
読んで字の如く、低い温度で漬け込むんですね。

フランス語だと、Maceration-a-froid マセラシオン・ア・フロワと言います。

赤ワインの色は果皮から来ている事は皆様、ご存知かと思います。
黒ブドウをつぶして果汁に皮を浸けておくと、果皮のアントシアニンが果汁に移ります。
この状態を醸し=マセラシオン(英語ならマセレーション)と呼びますが、
通常は浸けた状態で置いておくと発酵が始まります。

現在では発酵をある程度コントロールしている蔵がほとんどですが、大昔は自然任せで発酵が勝手に始まってた訳です。
しかし、気温が低い年には中々発酵が始まらず、漬け込んだ状態が長く続くことがありました。
酵母「活動する温度帯」があるのでね、寒くても暑くてもダメなのよ。
寒いと寝ちゃうし、暑いと死んじゃいます。

で、寒い年に発酵前に低温で漬け込まれたワインは色が鮮やかで香りも良く、質が非常に良い事が分かりました
ラッキー

てな訳で、それを人工的に行うのが低温浸漬です。

発酵後にも果皮を浸けておくと抽出は強まりますが、そのやり方では温度が高いために雑味が出たり、
過剰なタンニンが残ってしまったりして、洗練されたワインにはなりにくいのです

「低温」って事がポイントです
ブドウが冷えてると雑菌の繁殖も防ぎやすいですし、何かと有利です
今でも早朝に収穫するのはその為。

この手法を有名にしたのはアンリ・ジャイエギイ・アッカ(アッカドとも)ですねー

アンリ・ジャイエは昨日も書きましたが、メオの小作人です。
メオ家の所有してたリシュブールクロ・パラントーの畑をメタイヤージュしていました。
(メタイヤージュ=折半耕作です、畑を借りてブドウを作り、出来たワインを半分地主に渡します)

彼の作るワインはそれはそれは人気で、世界中でもてはやされました

が、畑を借りる契約が延長なしで終了したために、後に引退しちゃいます。
リシュブールを所有したかったらしいですが、それが叶わなかったから、と言われてますけど真相はどうなんでしょうね💦
そして2006年に鬼籍に入ってます。

彼の死が人気に拍車をかけ、ワインは高騰したした
今、ジャイエのクロ・パラントーなんて一体いくらするんでしょうか???
100万円くらいするのかな…

そんな物凄いのじゃなくていいわ、あたしゃ
隣のプチ・モンシャン・ペルドリの畑も大好きだし

アンリは3人兄弟で自分の畑もあるのですが、今は甥のエマニュエル・ルジェがドメーヌを継いでいます。
クロ・パラも持ってるよ。

もう一人のギイ・アッカさんはレバノン人のコンサルタントです
87年から90年の初めまでブルゴーニュで一気にブームになった人で、
過剰な低温浸漬やSO2の使用で抽出の強いワインを作ってましたが、
「テロワールを反映しない」「人工的な味」などと批判を受け、ブームは衰退…

コンヒュロン・コトティドジャン・グリヴォが代表的な指南先でしたね…

てんちょ、ちょうどタイムリーにワイン業界に入った頃に飲んで、「変わった味??」って思いました
今ではそんな事ありませんのでご安心ください。

アッカさんはすぐにレバノンに帰ったらしいですが、その後の消息が全く分かりません

ジャイエとアッカ、二人とも低温浸漬やってたのに、
出来たワインの評価は全く逆です


80年代後半は農薬の使用が盛んになり、化学的な手法も多く採用された革新の時期でもありますので、
技術が進歩して新しい事をみんながこぞって取り入れてたんですね〜

過剰な農薬や化学の乱用は土地やワインにも有効でないと今では分かっていますので、
現在のブドウ作りは「sustainable サステイナブル」と呼ばれる手法が主流です

ちょっと余談で。
この単語、馴染みがないし言いづらいから、なんかもっといい言葉無いのかな〜

サステイナブルって「持続可能」と言う意味で、環境保全をしつつやっていける事を意味しています
農業に限らず、工業や商業でも使う単語です。

農薬は(なるべく)無し、
自然界全体のバランスを考慮して、
人も環境も健全になろう、 みたいな感じです

化学や科学は決して「悪者」ではありませんけどね
酵母の働きだってパスツールが発見したから現在の安全で美味しいワインがあるのですし。


あと、酸化防止剤を過剰に嫌悪しているお客さんがいますけど、
SO2は醸造の過程で必ず発生するものですし、
防止剤無しで変質したワインを飲むのは非常に危険ですよ

そんなこと言ってたら、コンビニの物なんて何も口にできないしねぇ

そして酸化防止剤を使わない代わりに、しなければならない事が沢山あるので、
価格も1000円以下なんてムリムリ
完全無農薬のお米が2キロ980円って訳にいかないのと同じです。

おっと、なんか最後は愚痴になってしまった








posted by cave MITSUKURA at 13:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

低温浸漬は功か罪か


あー、本場所つまらんわぁ
ロジャーは全仏出ないし。

今日も気持ちの良い快晴ですね、お店番だけど
夏が来ましたね。

こんな日は冷たいスパークリングかビールですね


イベントページ等で募集いたしました、
6月2日(木)縦飲み同好会 シャトー・ラグランジュの会
6月7日(火)GIV イタリアワインセミナー
は、両日ともに満席になりました。

お申込みありがとうございます。
キャンセル待ちも受付いたしますので、お店までお問い合わせください。


奥の新入荷にはこんなのもあります ↓

515.jpg

メオ・カミュゼ ヴォーヌ・ロマネ2005

特級リシュブールの所有者でもあるメオ。
元々はカミュゼ一族の物なんですが、後継ぎがなくてメオ家が引き継いでいます。
なのでジョイントネーム。
どっちも超名家

ここが自社耕作をする事になって、アンリ・ジャイエは引退した訳です

しっかし、高いわねぇ… 05だしね。
飲んでみたいので、誰か付き合ってくれません??
沢山あるよ。








posted by cave MITSUKURA at 16:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

これは「何らしい」のか


今日、ぼーっとしてて半袖で出勤してしまいました… 帰り大丈夫かな。

ビッグネーム、順番に紹介したいですが、
が、
が、
ただの有名ワイン並べただけになりそうで、何だか気が進みません…

まあ、今日は新入荷のお手柔らかなのから
ネタ的には以前も書いていますが (いつの記事かとても探せない)

701.jpg

マルキ・ダンジェルヴィーユ ムルソー・サントノ2012


このワイン、わたくしは「こうもり」と呼んでいます
何がコウモリかと言いますと、
サントノの畑はムルソーにありますが、ヴォルネイとの境界にあります

だから、ムルソーで当然なんですが… この畑、
赤ワインを作るとヴォルネイ・サントノと名乗り
白ワインを作るとムルソー・サントノと名乗るのです

同じ畑なのに、時にはヴォルネイ、時にはムルソー、勝手すぎやしませんか
伊賀と甲賀の頭目が同一人物だった、みたいな衝撃だわ(違う?)

これはごく最近まで、ワインと言えば「赤ワイン」の時代だったから。
ヴォルネイは中世の宮廷でも飲まれ、銘醸畑として広く知られていましたので、
その名声にあやかって名前を借りてた訳です。
昔は今ほど産地呼称などにうるさくないですし、境界も曖昧だったり、ヴォルネイにもムルソーにも両方畑を持つ生産者も多いから、など色んな背景があります

実際にムルソー人気は1970年前後のアメリカから始まっています
それまでシャルドネと言えば辛口のシャブリ、高級品ならモンラッシェ、だった白ワインの世界に
突如、こってりリッチなフルボディが発見されたんですね〜
ベリンジャーモンダヴィのシャルドネに近いスタイルだったのが、人気の一因のようです
まだほんの数十年の話です

ま、米仏どちらも現在ではもっと自然な作りになっていますけど

そして、サントノの白を見かける事ってあんまりないですねぇ
赤は、ラフォンンルロワなど超有名人気ドメーヌが作っていますので、話題になる事も多いかも。

今日のワインはムルソーですが、ヴォルネイ会に出してみたいですね

ダンジェルヴィーユは言わずと知れた名門ドメーヌ。
ルイ15世に叙勲されたノルマンディ貴族以前にその起源を遡ることが出来る大金持ち💦
セラーは16世紀のブルゴーニュ公のかつての城跡だし

2000年からご当主のド・ヴィレットさん曰く、
「ヴォルネイにはエレガンスがなければならない」

うーん、その通り。
濃さや重さ、複雑さ、それよりもフィネスです

ただ、ヴォルネイらしさって、何かと言う事を語るのはとても難しい
てんちょはポマールが好きだったので、ヴォルネイってシャープだなってよく思っていました
しかし、エレガンスを意識すると共通項が多いですね。

そして、最大の秘訣は「飲み頃をよく見極める事」、ではないでしょうか
これほど飲み頃を間違えると辛いワインも少なそう、特に昨今の早飲み傾向の中では。

2000年以降でそうしたクラシックなエレガンスは変貌したのでしょうか??

よし、飲んで確かめよう。
うん、そうしよう

このラベルも好きだわ

702.jpg

白ワインは黄色のキャップシールです、
赤ワインは赤色のキャップシールです‼️


ところで、たまに前のブログを見直していますと、誤字がまま、ありますね
気づいたら直しますので、お見苦しくてすみません。











posted by cave MITSUKURA at 13:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月19日

ビッグネーム買い過ぎた


すっかり夏ですね通勤も半袖で十分だわ。

昨日は業務用試飲の残りを飲んでいたら、結構な宴会になってしまいました💦
BB1C2DE9-6FD8-4FFD-B269-A021958AFE76.jpg
でもワインは全部飲み干せたので参加者に感謝です

お酒捨てるの絶対嫌なんです
商売道具でもありますが、命の糧でもあります



さて、
今日は偉大なブルゴーニュばっかり、どばばばん!と入荷してきました

うーん、我ながら買い過ぎたかも
そのうちに安売りします

そして縦飲み同好会のスピンオフネタにします

が、なんか忙しくてご紹介は明日からね。
…時間の使い方が下手なんだろうなぁ

一つだけ

700.JPG

ヴォギュエ ブルゴーニュ・ブラン2010&2012

ブルゴーニュで最も高いレジョナルワインではなかろうか…
諭吉さんでバスケットの人数だよ

液面、外観は問題なし!
それに、ちゃんとシリアルナンバーが連続してるのも好印象です✨

とはいえ、2010年は既に完売。
12年はまだあります

ミュジニー・ブランになったら6桁は行くかなぁ〜

簡単でごめんなさい。
また明日〜









posted by cave MITSUKURA at 18:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月16日

縦飲み同好会入りませんか


沖縄や奄美が梅雨入りしましたね
これから湿度に悩まされるんですねぇ…

晴れても暑くて嫌だし、雨でも嫌だし、もちろん寒いのも嫌だし、一体いつが快適なんだろう〜


えー、
昨日ご紹介しました、リヴィオ・フェルーガは早速売れて行きました
やっぱりご存知の方、多いのでしょう。


さて、縦飲み同好会、5月は活動しませんが、
6月にラグランジュの会をやります
イベントページに載せますね〜

ワインも勢揃いしています
余力があればあと1本プラスして、10人で11本出せるかもそんなにいらない??

699.jpg

フルール・デュ・ラック2013
レ・ザルム2014
フィエフ2010
ラグランジュ2009、2006、2004、2002、1999、1989、1986

しかも、今回は資料がすごい

698.jpg

シャトー・ラグランジュは日本のサントリーが買収してから、
2013年で30周年を迎えています


それを記念して30年分の詳細なヴィンテージチャート付のシャトーパンフレットをいただきました
表にはワインとシャトーの紹介もありますし、内容がすごく細かい
30年のセパージュの変遷がよく分かって面白いですよ。

素敵なシャトー

chateau-lagrange-01b.jpg
HPより、日本語もあり


では、ラグランジュの会に出すワインの中から、一つ「新発見」の白をご紹介します

695.jpg

レ・フルール・デュ・ラック2013

ボルドー・ブランですね

メドック以上のアペラシオンは全て赤しか名乗れませんので、メドック地区で作る白ワインは地域名のボルドーになります(それしか名乗れない)
因みにボルドー・シュペリュールの白は甘口になるのでメドック地区の白ではまずない。
実際、見た事ないですねぇ…

で、この白ワイン、何が「新発見」かというと、
これは、シャトー・ラグランジュが生産する白ワイン「レ・ザルム・ド・ラグランジュ」のセカンドワインなんだそうです

今までラグランジュには言及無く、普通のボルドー・ブランとして販売されていましたので
特に希少品とか、珍品ではないのですが。
ラグランジュが敢えて公表していなかった、らしいです

なんでかなぁ〜???

この度、めでたく公にシャトー名を知らしめる事になったそうで、
それなら、と早速、縦飲みに追加してみました

白のセカンドなんですが、こっちの方がヴィンテージが古いのは何故だろう???
普通は逆ですよね。(レ・ザルムは2014)

ソーヴィニョンブラン主体でセミヨンのブレンドです
(レ・ザルムにはソーヴィニョン・グリとミュスカデルも入るようですが)
良い黄金色をしていますね
まだ飲んでいないので味は分かりませんが、きっと美味しい予感がする
(酒好きの勘)

でね〜、このラベルよく見てください

696.jpg

ベイシュヴェルって書いてあるの読めます?

拡大 ↓

697.jpg

番地の後に「サンジュリアン=ベイシュヴェル」って表記がありますよね。

これ、最初に見た時に、
あれ?ラグランジュじゃなくてベイシュヴェルの白なの???
って、思ったんですが…

サンジュリアン=ベイシュヴェルは地名でした
短絡的な思考のわたくし、輸入元の担当さんから親切にご教示いただきまして、納得納得

しっかし、ラグランジュの「ラ」の字も書いてありませんね
そりゃ、告知なくては分かりませんわ〜
もちろんHPにも載ってないし💦

ラグランジュの赤にはセカンドのフィエフがあり、さらにシーニュと言うサードワインの赤も作っています
フィエフは「領地」の意味、ファーストヴィンテージは1983年、サントリーが作り始めたんですね。
シーニュは「白鳥」の意味で2004年から生産です。

あと、12年にル・オーメドック・ド・ラグランジュと言う赤も生産しています。
これは新しく取得した畑のブドウ中心見たいですね、飲んだ事ないなぁ…

今回はサードは無しですが。
あー、楽しみです
興味ある方、お気軽に参加してくださいね〜


で、それはそれでいいんだけど。
これでヴォギュエやったら、あとネタがないな…
「ヴォルネイ会」はやりたいです

何か考えます

あ、それと、縦飲み同好会ですが、
入退会自由
入会資格なし
一度でもイベントに参加すると自動的に会員認定
現会員数不明、
という、とてもゆる〜い会です😘















posted by cave MITSUKURA at 14:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月15日

地図ラベルで知ってる地名を探す


5月も半分ですね。
今年ももう半分終わったかのような気がします(まだ一月あるけど)

もう衣替えした方も多いかもしれませんね、今日も暑いわ
これから冷房地獄だわー

最近てんちょ、豆ごはんが食べたいのですが、いいエンドウが中々無くて…
昔は、豆ごはんのパサパサ具合?が苦手だったんですが、今では大好き
ま、タケノコご飯もアサリご飯も、炊き込みご飯は何でも好きと言えば好きですけど


さて、このワインの話が書きたい、って言うのはありませんので…
最後の1本シリーズで
(別に取り上げるワインがダメな訳じゃありません)

694.jpg

リヴィオ・フェルーガ シャリス2010


この生産者は有名ですね
イタリア北部、フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州にあります。

一族は5代に渡ってブドウ作りをしていますが、元の起源はイストリアにあります。
イストリア半島は当時、オーストリア・ハンガリー帝国の一部でアドリア海に面した重要な拠点でしたが、
二つの戦争と東欧州革命を経て、現在はクロアチア共和国になっています。

その後、フェルーガ家のジョヴァンニ(現当主の父)は家業の拡大の為にフリウリを訪れ、
1930年代にコッリの素晴らしい環境に触れ、ここにワイナリーを設立する事にしますが、第二次世界大戦でやむなく中断

戦後1956年に初のワインをリリース、今年で60周年を迎えています

地名、お分かりでしょうか?
こんな感じ ↓

リヴィオ・フェルーガ.png

青い丸がイストリア、赤い矢印が現在のワイナリーの所在地(イタリア、フリウリ)です。

フリウリのワインと言えば、
コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリが有名です
DOCですが、一部の白はDOCGに昇格しています。

リヴィオ・フェルーガもそのDOC内の一つ、ロサッツォにあるのです
テロワールに恵まれた非常に質の良いブドウが取れる場所の様です。

で、リヴィオ・フェルーガのワインのラベル、地図になってるのご存知でしょうか?
今日のシャリス以外にもラベルは全て、ロサッツォ周辺の地図なんですよ〜

30607_Abbazia_di_Rosazzo_DOCG_CP002_185_230.jpg

小さくてよく見えませんか…
古地図みたいな風情のある書き方です

ここのワインは本当にどれを飲んでも美味しい
赤も白もあります。

もう20年も前にここのピノ・グリージョに大変感動した思い出がありますね

品評会の受賞歴も沢山ありますし、世界中に優れたワインだと認識されていると思います
ですから、有名です。
珍しいピコリットも生産していますよ(甘口)


おっと、最初に戻って、今日のワインは蔵の白ワインの中で一番お手軽な物です
とは言えそこまでお安くはない。

リボッラ・ジャッラとシャルドネのブレンド
辛口ですが華やかな香りです〜
ユリやバラの香りがしますが、すこーしスパイシーさもありますね。

香り程には味は甘くありません
美味しいわぁ、冷やしてくださいね。

これ、ブラインドでイタリアワインだと言えるかな
やっぱりフリウリやトレンティーノなど、北の産地は酸が綺麗でエレガントですね
とても繊細でアルザスやオーストリアにも似た面があります。

飲んでみたくなったでしょー









posted by cave MITSUKURA at 17:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

マニアな挑戦


今日は暑いです
そして、本場所はつまらんです!翔太さんの金星は嬉しいけど。


シチリアのドンナ・フガータ、ブルゴーニュのアルマン・ルソーからも訃報ですね…
それぞれの功績を称えご冥福をお祈りします。

当然ながら昔からこうした事は起こって来た訳ですが、
この頃はネットの普及でこうした知らせもあっという間に世界中に広がるようになりました…
誰もがいずれ必ずあちらに行くのですけど。


話変わって、英国のワイン雑誌デカンターのHPに、
マニアなワインクイズが載っています
挑戦してみてください

あなたのマニア度が分かります
ここを参照 ↓

http://www.decanter.com/wine-news/rare-wine-grapes-quiz-300828/

英語ですけど簡単な表現です、しかし内容は結構難しい…

てんちょ、自信を持って回答出来たのは10問中4問だけ
「なんじゃそりゃー」「そんなの知らないよぉ」ってのも沢山ありました…
あーぁ… ダメだなぁ

なんか最近、ワインネタ書く気がしないです。
何故だろう…











posted by cave MITSUKURA at 18:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

たまには会食


暑い〜晴天だと急に夏ですね…

今日は本社の偉い人達と取引先の偉い人達とランチに行って参りました

行ったのは小牧のベニーニさん
素敵なイタリアンです

3FEAF357-3DC1-4624-84BA-ADE848BA9FA1.jpg

本社の大事なお客様でもあります。HPはこちら ↓
http://www.venini.jp/
池下にも姉妹店アレーナ・ベニーニさんがあります。

昼ですが(仕事ですよ)スプマンテで乾杯
フェラーリ ペルル2007 シャルドネ100% ↓
2C7E33DE-65E8-477F-BED5-CC6C1FFF4F0C.jpg


前菜盛り合わせ ↓

D6698BED-FCF7-49C9-841D-328E1A89F654.jpg


アンティノリのチェルヴァロ2013 ウンブリア・ビアンコ
シャルドネとグレケットでこってり ↓

38B97EF0-2E2E-464D-8790-AEC0C69B5828.jpg


パスタは、白アスパラと自家製ベーコンのカルボナーラ風&イカ墨のタリオリーニの海老トマトソース ↓
パスタ食べたのとても久しぶり💦
9D95FF61-37CB-4CF0-B8DF-361BF5A01AA9.jpg

メインは牛ヒレ ↓
 
98C791AD-52D4-4F82-BDEE-3F41FEA770EE.jpg

デザートはワゴンで
こういうのにときめかないオッサンなてんちょです。
(ワインお代りしてそっちの方が嬉しい)

65355F17-E585-4986-B3B4-D18B06DAD39F.jpg

あー、お腹いっぱい 
美味しかったー✨

皆様も機会があればベニーニさん、お出かけください。
小牧にはマダムが、池下にはムッシュがいらっしゃいます。

カーヴミツクラで聞いたと言っていただければ幸いです🌸✨

さて、…お仕事します。












posted by cave MITSUKURA at 16:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月11日

オレッキエッテはちっさい耳ね


湿度が高くて梅雨入りしたかと思ったわ…

2015年のボルドーは大当たりのようですが、プリムール価格はそこまで上がっていない模様
良かった〜 (いや、やっぱ高いけど)

ブルゴーニュも当たりは当たりなんですけど、生産が増えてないから価格はぜんっぜん下がらないのよ
普通のレジョナルは2000円台にしておくれ〜


では、イタリアワインセミナー予習その2です

6月7日のセミナーで取り上げてもらう2社目のワイナリーは、
プーリア州カステッロ・モナチです

プーリア州はイタリア半島の南端、「長靴のアキレス腱とかかと」に当たる部分です ↓

モナチ 地図.jpg
HPより

赤い印がワイナリーのある場所です。
州都はバーリ、知らない人が多いだろうなぁ…

プーリア州には山がほとんどなく、平野がだだっーと広がってるイメージです。
ブドウはネグロアマーロ(黒)、プリミティーヴォ(黒)、ヴェルデーカ(白)が土着的品種です。

ワインだと、
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア
カステル・デル・モンテ
サリーチェ・サレンティーノ
が有名です。知ってます??

今日のモナチですが、ブドウ園は16世紀にあった修道院の所領が起源です。
なんとフランス人の修道僧が城に住んでいたそうで、そこから社名がカステッロ・モナチと名付けられました。
会社としては1975年創業です、多分途中で所有者変わってますね。

Castello=城
Monaci=僧侶、です。

こんなお城 ↓

Folder-Castello-Monaci-17.jpg
HPより

結婚式や宴会もできます
ワインショップが併設されていて試飲しながらワインを買えます。
そして、スパやヴィラも経営してますので、泊りもOK

大会社なんです〜

生産するワインも3つのレンジで20種類以上

セミナーでの試飲は3種類。
白のヴェルデーカ
赤のネグロアマーロ、
そして、赤のコリバンテと言うIGTサレントの赤です

このコリバンテ、こんな派手なラベルです ↓

BT-Coribante-CM.jpg

これのセパージュ(ブド品種内訳)が面白いのです
シラーマルバジーア・ネーラというヘンテコ??な組み合わせなんです

しかし、この赤ワイン美味しいですよ
試飲して絶対買おうと思いました。予約しましたよ〜

南イタリアのワインは、
「アルコール度数は高く凝縮してるけど、酸が足りなくて品位に欠ける」
などと言われていましたけど、
(気温が高く日照条件が良いのでブドウは完熟しますが、
収穫が少しでも遅くなると酸が無くなっちゃうから、そういう味になってしまう)

今のプーリア州はかなり変わって来ています

実際に他のワイナリーでも軽やかでエレガントな赤があったり、爽やかで綺麗な酸味の白ワインがあったり、
洗練されたワインがかなり増えていると思います
一昔前の野暮なワインを知っている方にこそ、経験してもらいたなぁ


ま、そう言うてんちょ自身も、イタリアワインの肩を持つ気もそうないんですけどね… でっへっへ
しかし、この良い変化は事実です

セミナー来てお確かめあれー










posted by cave MITSUKURA at 13:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月10日

イタリアワインセミナー予習1


雨ですかー連休明けに雨が降るとホントに静かなんですよね。

今日、イタリアワインセミナーの案内をHPのイベントページとfacebookに載せました
ぜっひ、お申し込みください。

試飲6種類とお土産ワインも付いた超お得な会ですよ

では、今日は簡単に説明します〜
予習その1

今回ご来店いただくのは、GIV=Groppo Italiano VIniという会社の日本駐在員である、
マウリッツィオ・ベルタッキーニさんです
この前の写真の方ね ↓

GIVMaurizioBertacchini.jpeg

会社は、ジー・アイ・ブイです。
英語読みでいいみたい。

これは、ワイナリーが集まってできた会社で、生産から販売、プロモーションまで一括して効率的に行える先進的な会社です
てんちょ、2年前にその内の何社か行かせてもらえました

GIVはイタリアで最初の、そして最大のグループ会社です。
所有するワイナリーは北から南まで何と18社
拠点も、ヨーロッパは当然ながら、ロシア、アメリカ、アジアと世界中にあります。

気になる方はHPでご確認ください、英語版もあるよ ↓
http://www.gruppoitalianovini.com/

とは言え、とても全てのワイナリーをご紹介する訳には行きませんので、
今回は大きく2社(プラス1社)を取り上げていただきます
そして、試飲ワインの大半は予約販売の限定品ですので、中々飲めない貴重品です

今日と明日で簡単ですが事前解説しますね。

まず1社は、ラツィオ州の老舗です。

フォンタナ・カンディーダ社より
スプマンテ・ブリュットNV
フラスカティ・セッコ「テッレ・ディ・グリーフィ」の2種類が出ます。

スパークリングと白ワインです。

フラスカティ、ご存知でしょうか?
あっさり軽めの白ワインですね、「カンネリーノ」と呼ばれる甘口もありますよ。

フォンタナ・カンディーダのワインはコンなの↓

フラスカティ.jpg

これは日本向けだけに特別にこの形のボトルを採用しています
伝統的なボトルなんですが、イタリア国内では見なくなっちゃいました。

フラスカティと言えば20年くらい前、
「水の様に飲める」
とアメリカを中心に人気になりましたが…
これは「質よりも量」の生産を助長してしまい、結果としてワインの評価はガタ落ち

だれも見向きもしない安ワインになってしまった時期があります…
日本人でも、昔の人はそういうイメージのままだったりするかも。

しかし、そんな状況を憂い、本来のフラスカティの姿を取り戻すべく尽力したのが、
このフォンタナ・カンディーダです
契約農家にも質の高いブドウを高値で買い取る指導を長らく続け、高品質で長熟のワイン生産を復活させています

実際にワイナリーでは、2000年のフラスカティ・スペリオーレ「サンタ・テレサ」を飲ませていただきましたが、全然枯れていなくて感動しました

AA3C5571-910A-4301-96AA-E49C6E88CE36.jpg

地下セラーで保存されてるから、ラベルはボロボロですが問題ありません。
14年熟成でも爽やかでいい香りだった〜

このサンタ・テレサがフラスカティのスペリオーレ認定に貢献したと言われています。

今回の試飲の「テッレ・ディ・グリーフィ」はこの土地の古い所有者である貴族の名前に由来していますが、
これぞ本当のフラスカティだと言う、とってもいい香りと味です

ユリや白桃の香りに、香ばしいアーモンドやバターのニュアンスもあり、
酸味が穏やかですが爽やかな辛口、軽やかでも満足、
っていう、「あっちもこっちも」あるのにバランスが取れてる贅沢なワインなんですよね

限定品だよ。
冷やして、昼からじゃんじゃん飲みたいわ〜
皆さんにも是非飲んでもらいたいです。

実際行ったワイナリーは素晴らしく手入れが行き届いたマルヴァジアの畑が広がっていました
もう収穫は終わってたけどね…
こんな感じ ↓
8A49BFDC-79BE-4BA0-937C-2E37D35A5944.jpg


ローマからすぐの場所にあるフラスカティは観光客はほとんどいませんが、のどかな良い所です。
人混みでワイワイしたくない方にはお勧めですよ〜


そして、2社目はプーリア州のカステッロ・モナチ社ですが、
これはまた明日ご紹介します。

予習その2に続く〜
 


posted by cave MITSUKURA at 13:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月08日

瓶も重い


連休最終日、快晴ですね
ここから海の日まで祭日なしです

連休は無関係なてんちょ、密かに決めたストイックな目標があります

今の所順調に守ってますけど…
頑張りすぎるとすぐに爆発しちゃって元の木阿弥になってしまう
ダイエット然り、禁酒然り(今回はそれじゃないけど)、 あー意志弱すぎ

今日もでっかいワインをご紹介します

692.jpg

グラン クレマン・ド・ジュラ プレステージNV マグナム

1.5リットル〜レギュラーボトルの2本分です。
さて、そろそろ読者の皆様はクレマンの生産地域が全部お分かりになっていらっしゃるでしょうか。
8地域だよー

グランはジュラでも有名な古い生産者です。
前にもシャトー・シャロンをご紹介しましたね ↓

656.jpg

今日のスパークリングは、シャルドネ100%
瓶熟18カ月でシャンパーニュのブラン・ド・ブランと同じ品質とも言える本格的な泡ですよ

ジュラのクレマンは、シャルドネ以外にもサヴァニャンピノノワールなど何種類かのブドウが使用可能です。
瓶内二次発酵で12か月以上の瓶熟が義務付けられています。

グランは流石の拘りですね
嬉しいのは、これがシャンパーニュだったら倍の値段がする所、お値打ちに買うことが出来る事ですね

人が集まる時には是非開けてください

しかし、このボトル、↓

691.jpg

ラベルの位置が下過ぎませんかね???


品質には何の関係もありませんけど💦








posted by cave MITSUKURA at 12:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月07日

常温で噛む


連休ももう終わりですね。
お休みの前日が一番幸せかもしれません

この頃…
飲食店でよく、「笑顔で謝る若い男子スタッフ」に遭遇するんですが。
それは謝ってる事になってない、って気付け
どんな感覚なんでしょうね… 非常に不愉快です

それに、ちょっとしたことでも注意を受けると「自分を否定されてる」ように感じる子が多いようです。
叱られないで大きくなったからかなぁ

以上、おばさんの「最近の若いモンは話」でした

とは言え、昨日のサラミは非常に美味しかったです

689.jpg

チンタ・セネーゼ サラミーノ

イタリア、トスカーナ州のシエナの豚です
ローマ時代の黒豚の交配品種らしいですが、お腹に白い帯(=チンタ)があるのでその名前が付きました
一時は絶滅寸前だったそうですが、農家の努力で復活しました。

脂がとにかく美味しいです
見かけたら試してみてね〜 (ミツクラでは売ってないので💦)


さて、今日のワイン行きましょう〜
まぁた、でっかいボトル買っちゃいました

690.jpg

ラ・フォーリー 
リュリー1erクロ・サンジャック モノポール2012 マグナム &
リュリー クロ・ラ・フォーリー2007


この蔵を知ってる方、マニアですね〜

フォーリーはブルゴーニュのコート・シャロネーズにあります。
ワイン名のリュリーの北、AOCにはなっていませんがシャニーと言う村です。
ブーズロンよりも北なんで、シャロネーズの北の端です。

13ha所有の中堅ドメーヌで、
生産するワインはレジョナル以外ではぜーんぶリュリーです

赤も作ってますが、今日のは二つとも白です。シャルドネ100%

この07年、お手頃価格でいい飲み頃ですよ〜

でも、たったの3本しかありませんけど
ごめんなさい。お早目にどうぞ。

赤の09年もあったんですが、気に入ったお客様が全部お買い上げでめでたく完売

ムルソーやピュリニー、シャサーニュばっかりに目が言ってるあなた
こーゆーの飲まな、いかんがね(名古屋弁)

あんまり冷やしすぎないで飲んでくださいね〜
サラミの脂と一緒よ























posted by cave MITSUKURA at 16:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

離れ小島のキラ星


もうが降り出しちゃいましたね…
今日は仕事の方も多いでしょうか。


今日はチラッとご報告です。
また、イタリア人が来てくれます

6月7日火曜日の夜にイタリアの生産者を呼んでセミナーを開催することが正式に決定しました

GIVMaurizioBertacchini.jpeg

一カ月くらい先のイベントですが。

今回もお土産ワイン付のお得な会です。誰でも歓迎、是非来て下さい
来週にでも詳しく、正式のご案内出しますね〜


それでは、今日のワインです
「最後の1本シリーズ」

512.jpg

コンヒュロン・コトティド ポマール2005

ブルゴーニュの赤ワインで、ピノノワール100%です。

このワイン、最近入荷して来たのですが、これを在庫で見た時に二つの事を思いました

この蔵、ポマールなんて作ってたっけ???
まだ05年なんてあったのね!!

ここはヴォーヌ・ロマネにある老舗ドメーヌですが、現在は6代目のジャン・ピエールとイヴの兄弟が蔵を仕切っています。
先代のジャックさんの名前の方がお馴染みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここはヴォーヌ・ロマネの地主の一つで、
先代のジャックさんの時代には「革新的な醸造方法(あのレバノン人だよ)」を取り入れたりしていましたが、今ではすっかり自然な作りです。
元々樹齢の古い区画が多いので、生産するワインは若い内からしっとり落ち着きがあってエレガントなスタイルです

昔のワインにいいイメージを持っていない方でも、
今なら安心して飲んでいただけますよ

(実はてんちょも昔の味が嫌で、結構長らく敬遠してました)

ただの村名のヴォーヌ・ロマネでもすごく美味しいです
嫌いな人が少ないであろう、ふくよかな香りとバランスの取れたいい味です。

フランスの権威あるガイド「メイユール・ヴァン」で2012年に3つ星になってます
(昔のクラスマンね)

そして、コンヒュロンと言えば、プレモーにあるジャン・ジャック・コンヒュロンがありますけど、親戚です。
(先代がジャックと兄弟です。しかもここは奥様がノエラの家系です)


コトティド家の事がよく分かりませんが、沢山あるジュヴレイなどニュイの北の畑はそこからもたらされたのかな。

しっかし、なんでぽつんとポマール持ってるんだろう???

05年は最後の1本です
飲んじゃおっかな(うそうそ)

諭吉で余裕でお釣り来ますので〜

余談ですが…
「こんひゅろん」も「ことてぃど」も日本人には発音しづらいですよね










posted by cave MITSUKURA at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月05日

ガリシア行きたい


今日も風が強くて髪ががボサボサです…
え? いつもボサボサですかね??

5月の試飲会の案内をHPとfacebookに載せました
今月は「スペイン」です。

687.jpg

参考写真ですが、全部出したいと思っています

このワイン、全部分かる方、詳しいですね〜
ラベルを読んでDOが全部分かれば結構なスペインワイン好きですね

てんちょ、その昔はコニャックやアルマニャックの専門になりたかったですが…
需要がなさそうで挫折

次に、スペインが好きなので、スペインワインの専門家を目指しましたが…
何故かシャンパーニュ屋になってしまい、現在に至る


明日は仕事の方も多いでしょうか。
5月も早く終わっちゃいそう

今日はこれでさいなら〜








posted by cave MITSUKURA at 17:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月04日

長兄から末弟まで


今日から日傘を差し始めました
お店も昨日、初めて冷房一時的に入れました。これからは冷房地獄だわ…


サミットが近いせいか、名古屋でも警察官が沢山いますね

桜通りの立て看板に、
「5月25〜27日(だっけ?)はサミットがあるので自家用車の使用を控えるようにご協力ください」
って書いてありまして…

そんなの、平日なんだし大抵の人は普通に仕事したり普段通りの生活するんだから、
控えるも何も、何言ってんだろう…💦
そんな時にわざわざ志摩へ遊びに行く人も少ないだろうし、名古屋市内でのその呼びかけには意味があるんだろうか。

警備も大事ですけど、ひったくりや路上強盗、空き巣もちゃんと捕まえてほしいわぁ
深夜じゃなくても物騒ですもんね


さて、文句は置いといて、今日はこのワインをご紹介します

688.jpg

レリティエール・ド・グランピュイ・デュカス2009

フランス、ボルドー、メドック5級、ポイヤック村のシャトー、グランピュイ・デュカスのセカンドワインです

↑ 意味わかりますよね?

フランス=日本
ボルドー=愛知県
メドック=名古屋市
ポイヤック=中区錦
、 みたいな感じです。

で、セカンドって言うのは…

その中区錦にとても有名な、例えば「シャチホコ味噌」という味噌屋があって(あくまで例え)、
その味噌は美味しんだけど高いから、いつもいつも買えない人が多いので、
より廉価な「小シャチ味噌」を販売してる、
ってなイメージです

ボルドーを始めとして、現在では「セカンドワイン」を生産するワイナリーは多いですね

ファースト(本来の銘柄)の品質を守りつつ、
ワイナリーの収入にもなり、
気軽なお試しワインにもなって宣伝もできる、という訳です

今日のシャトー、グランピュイ・デュカスですが、ポイヤックに古くからあるブドウ園です。
17世紀にアルノー・デュカスと言う人がこの小さなブドウ園と共にシャトーを購入したのが名前の起源の様です。
シャトーの名前はこの人物の名前に由来します
シャトーは現在ではデュカス家の所有を離れ、会社経営となっていますが、
それはやっぱり莫大な相続税のせいです…

ファーストはこんなラベルです ↓

グランピュイデュカス.jpg

ここは、近所にシャトー・グランピュイ・ラコストっていうシャトーがあって大変紛らわしいです
てんちょ、その昔、ここはピションやレオヴィルみたいに「元は一つのシャトー」だと思ってましたが、
違うんですね

そして、
もっとややこしいのがこのセカンドワインだ

現在、シャトーのHPには、セカンドワインとして、
プレリュード・ア・グランピュイ・デュカスが載っています
若木の区画から作られるワインと紹介されています。

が、今日のレリティエールも裏ラベルに同じ事が書いてあるんですけど…

それから、昔は正式にセカンドだった、
シャトー・アルティグ・アルノーはプレリュードが出来ても生産されていますので、
クロ・デュ・マルキ的存在な訳ですが、
(ラスカーズのセカンドがプティ・リオンに代わってからもクロ・デュ・マルキはありますので)

が、
が、

ドーファン・ド・グランピュイ・デュカスもあるし、あったし、か?
ラ・クロワ・ド・グランピュイデュカスもあるし、これもあったし、なのか?

どーなってんのか??
シャトーにメールしても返事来ないだろうなぁ…

色々作ってるのはいいとして、HPでちゃんと紹介してくれてもいいのに

疑問が疑問を呼んだだけで、自分でもよく分からない無い様になってしまいました…
すみません
セカンドワイン、名前が変わったり何かと面倒ですよ…


しかし、20年以上前に飲んだアルティグ・アルノーはすごく美味しかったです
なんと実家で姉が買ってきたという珍奇な出会いだった。
その頃はポイヤックとか、なんとなくしか分かってなかったなぁ…


今日のワインはカベルネ60%、メルロー40%の典型的なメドックブレンドです

09年はとてもいいヴィンテージです

凝縮感もあり、飲み応えがありますが、元々エレガントなグランピュイ・デュカスなので、
やっぱりエレガント、上品です
もう少し熟成させてもいいかもしれませんが、今いい飲み頃になって来てます

セカンドワインって、必ずしもファーストとは同じ味はしませんが、
これはいいですよ
店頭にあるのでそんなに高くないですし。

ちょっといいワインを持って行きたいけど、値が張らず飲み慣れた人に喜んでもらいたい、
そんな時にはこれがぴったりです

詳しい背景が全然わからなくて申し訳ありませんが、
味は保証致します

























posted by cave MITSUKURA at 13:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする