2016年06月30日

偏り過ぎないのが肝心


昨日の試飲会には沢山の方にご参加いただきましてありがとうございました
ブラインド高得点の方、おめでとうございます

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ベストショットじゃない方、すみません💦

でも、ちょっと混雑し過ぎてましたね
これからはちゃんと定員を守るようにします

で、昨日、意外?にも数人から好評だったのがこちら ↓

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シャトー・サンタンヌ バンドール・ルージュ2006

フランスの赤ワインです、「シャトー」と付いていますけどボルドーじゃありません。
これは南仏、プロヴァンスのワインです

最近では、南仏と言うとラングドックのワインの方が見かけることが多いですし、
プロヴァンスと言うと昨今はロゼのイメージがかなり強いので赤ワインって意外と珍しいかもしれません

マルセイユを中心としたプロヴァンスですが、
ワインは、トレヴァロンシモーヌピバルノンなど昔から人気の銘柄がありますよ〜

産地としてはこんな感じ ↓

プロヴァンス.png

産地の多くは「なんちゃらプロヴァンス」である事が多いんですが、小さな地区では以下の産地があります。
全て赤白ロゼの生産が認められています。

べレBELLET  ニースの周辺にある極小産地
パレットPALETTE こちらも同じく20ha程度の極小地区 
カシスCASSIS  ここの白をブイヤベースに合わせるのが定番

そして、今日のバンドールBANDOLです
バンドールはマルセイユから海沿いの南にあります。

シャトー・サンタンヌはこの土地の自然派ワインの第一人者です

70年代に政府が農薬の使用を奨励して生産性を上げようとしていた当時、除草剤や化学肥料に疑問を持ち、
今では「自然派ワインの神」と言われるジュール・ショヴェの哲学に賛同し、
マルセル・ラピエール
ピエール・オヴェルノワ、と共に自然なワイン作りに戻って行きました
(この神様について詳しく書くと長くなるから自分で調べてね)

「60年代以前にやっていた醸造をしているだけ」という、5代目当主のデュテュイユ夫妻ですが、
農薬は土壌にもブドウ樹にも50年以上使用していない、との事です
シャトー・サンタンヌは1500年代から記録がある古いワインメーカーです。

ムールヴェードルに最適な土地と言われる内陸寄りの畑は、標高400メートル以上の岩山に囲まれているために
夏の暑さが遮られ、酸味もありアルコール度数が15度を越えないような質の良いブドウが穫れます

必要以上に過熟させない事は、気候の良い南の産地の重要な課題です

ワインは、ムールヴェードル60%、グルナッシュ20%、サンソー20%
完全除梗で自然酵母により発酵、大樽熟成。
独立栽培家協会の一員ですね(樽を担ぐ人のマーク)

シャトーにレストランもあるみたいですが、ウェブサイトがない…

このワイン、自然派って聞いてなるほどね〜、って感じる香りと味わいです
てんちょ、ビオビオってのが正直苦手なんですが、これはいいですよ。

香りは甘さはストレートに訴えて来ないし、複雑で野性的な香りも混ざっています
緑のイメージと茶色のイメージが一緒になった、クラシックな香りです。

一般的には、黒く濃い外観に、甘い果実の豊かだけど単純な香り、まろやかな味、が多いと思います。
が、これは全然違いますね
南仏にありそうな味じゃないし

アタックはボルドーみたい、多少シャープです。重くない。
が、バランスがよくて洗練されていると思いますね
余韻も程よくて、全体に綺麗な印象です

ワインだけで楽しむよりは食事と一緒の方が何倍もよくなりますよ〜

この香り、体験してみませんか???

(うーん、もっと写真載せたかったな)


posted by cave MITSUKURA at 15:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月29日

DATE 日付じゃないのよ


今日はもっと蒸し暑いかと思いましたが、そこまで気温は高くないですね

さて、今日は毎月恒例の試飲会ですが、
このところ、ワインが余るんですよねぇ

なので、今日は本数を減らし気味で1本あたりの単価を上げています。
どうでしょうか。


それとは別で、いやぁ、今月は本当にワイン買いませんでした
やればできるって。祝、在庫削減(途上ですけど)

新入荷もほとんどなく、不足したワインを補充しただけ
あーつまらん。

という事で、もう書きたいワインがありませんので、今日はこれね ↓

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TATSUYA ダイエタリー・デーツ

デーツはご存知でしょうか?
中近東の砂漠のオアシスでよく見かけるナツメヤシの実です
アフリカにもありますね。

こんな樹です ↓

ナツメヤシ.png

ヤシの樹の仲間ですので、上部に固まって実がなります。(上の写真のオレンジの分部)
こんな実です ↓

ナツメヤシ1.jpg

これを乾燥させて食べます
細長い種がありますが、ぽろっと取れるので食べやすいです

砂糖漬けではないのに、結構な甘さがありますよ
ねっとりしてます。
乾燥イチジクと焦がしキャラメルの中間みたいな味ですね

最近だとドバイ土産でよくありますよね、てんちょも買って来た事あります。
チョココーティングされているのとか、種抜きもありますよ〜

ビタミンcと食物繊維が豊富な事でダイエット向きと言われています

これは、店頭にあって人気の
ファイバーパイナップルや白トリュフナッツと同じシリーズ仲間です ↓

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最初の写真、字が多くてパッケージをよく見ないとデーツって分からないかも💦

デーツにもブドウと同様に品種が沢山あるらしいですが、今日のはマジュール種だそうです。
一つも知りませんが。

サンプルもらって食べてみましたが、美味しいです
今日の試飲会で出しますよー
(まだ売ってませんけど)

英語でDATEって書くのね、紛らわしいわ〜







posted by cave MITSUKURA at 14:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月25日

泡数えますか


昨日は中途半端になってしまいました、すみません💦

イギリスがEUを離脱する事になりましたが、ワイン業界にも色々と影響が出そうです
イギリス国内のワイン価格は上昇するでしょうが、日本への影響は価格面では当面は為替による値下がりも期待できるかもしれません…

ただし、ブルゴーニュやシャンパーニュの高級ワインは値下がりしないでしょう
長い目で見れば、やっぱり価格は上がっていくように思われます

イギリスは歴史的にもワイン流通の中心でありますので、再度、独立した国として同様に機能するためにはポンドの安定は不可欠です
現在のポンドの下落を受けて、輸出国はこれまで同様のマーケティングでは販売数が減少するであろう見込みです。あと2,3年で業界再編となるでしょうか。


さて、店頭ではまた木箱売ってます

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これ以外にもまだあります

サロンの箱だけ1000円、あとは大小関係なく全て1個300円
お一人3個まで
現金のみ
取り置きしません


ささくれや金属針などでけがをなさいませんように十分ご注意ください
お店では怪我等には責任を負いませんのでご了承ください。


そう言えば、一カ月くらい前の日経プラスワンの何でもランキングで、
「夏を潤すスパークリングワイン」ってのがありました

これに取り上げられてたスパークリングは、どれも輸入元でことごとく欠品です
ミツクラにも何軒も問い合わせが来ましたね〜

てんちょ、久しぶりにニューメキシコのグリュエの新しい方を店頭に置こうとしたら、
これも無い

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あー、載っちゃったのね…

ま、また入荷して来るでしょう

夏に限らず、ここ何年もスパークリングは一年を通してよく売れますね
シャンパーニュもそうですが、「特別な食前酒」から「日常の食中酒」になって来たのはいい事です

新聞に取り上げられていたスパークリング以外にも、もちろん優れたスパークリングはたくさんあります

ミツクラにも、
デューンス&グリーン
ポール・ショレ
ギイ・メルシオル
など、、
どれも税込2000円以下ですが、非常に品質が高くてお勧めですよ

今日はもう少し値は張りますが、香りと味は素晴らしいスパークリングをご紹介します
久しぶりに入荷して来ました〜 ↓

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ドメーヌ・カーネロス ブリュット2011

これは有名ですから、ご存知の方も多いでしょうね。
ここでも前に書きました。

このスパークリングメーカーはカリフォルニアのカーネロスにあります
ここはシャンパーニュの大手メゾン、テタンジェとアメリカのコブラントの共同出資で出来た会社です。
全ての畑がカリフォルニアで最も早く、有機栽培の認証を受けています。

こんな素敵な社屋(シャンパーニュのマルケットリによく例えられますね)です ↓

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輸入元HPより

ロス・カーネロスは、ソノマとナパにまたがったAVA(アメリカの指定栽培地域)ですが、この会社はナパ側にあります。
すぐ近くには、エチュードセインツベリーのワイナリーがありますよ
因みに、ソノマ側へ行けばブエナ・ビスタがあります。

アンドレ・チェリチェフ(カリフォルニアワインの初期の重要な醸造家)もカーネロスのブドウの質の高さを認めて買っていたそうで、
この土地のブドウはワイン創世記の時代から評価されてきました

そういう高品質のブドウを使ってテタンジェの技術で作れば、
不味いワインができるわけがありません


このスパークリングは、まーんまシャンパーニュですね
ほとんど区別がつきません 

ヴィンテージ入り(でもこれが最もスタンダードな物)で
長い瓶熟による細かい泡
香ばしい豊かで複雑な香り

美味しいんだよー

…値上がりしましたけど
前の値段だったら日経にも載ったかもしれないなぁ


シャンパーニュ・ブラインド対決やってみたいですね










posted by cave MITSUKURA at 18:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月24日

コルドーネ・ペルマネンテ


今日は一年に一度の健康診断でした
お店とは反対方向へ、いつもより朝早く行かなくちゃいけないのが面倒ですが、
検診は受けた方がいいですよね

結果はもちろんまだですが、大丈夫でしょ〜

昨日の夜の絶飲食が辛いかなーと思いきや、意外と平気でした
さー今日は飲むぞぉ(なんてね)



話は変わりますが、明日はなやばし夜イチです

公式ブログはこちら ↓
http://natsu1yoichi.blog133.fc2.com/blog-entry-459.html?sp

お天気がイマイチなんですが…
ミツクラの本店(今回は森フードサービスの名前です)も出店してますので、是非皆様お出かけください。
ワインはないんですけど、ビールと串カツとか土手煮を売ってます

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てんちょもお手伝いに行きたいんですけどねぇ、お店番しないといけませんので💦

もっと早く更新しなくちゃいけなかったのに、何かとあってできませんでした
なので、今日はこれで終わります。


美味しいソアベに出会いました

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スアヴィア   ソアベ・クラシコ2014✨

水墨画みたいで綺麗なラベルですね、
イタリアでは珍しい。
味も良かったですねー❤️


ソアベって、

どこの国の?
なんて州?
ブドウ品種は何?
赤、白どっち?
格付けは?
甘口か辛口か?

ここまで基礎編ね。

最大生産者は誰?
産地の区分は?

では、またね〜







posted by cave MITSUKURA at 18:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月23日

ガンジーは飲まないか


暑い〜湿度がかなり高くて嫌です〜

月曜日に急きょ決まった「日本未入荷インドワイン会」、是非お越しくださいませ

毎月の試飲会と同じ、立ち飲みのフリーテイスティングです
おつまみも持ち込み自由です、お店からの用意がありませんのでお持ち込みをお勧めします。

慌てて告知したので、詳細がイマイチ不明かもですが、
実はてんちょも出品されるワインが分かっておりません

輸入がないので当然ながら資料もなし。だから面白いんですけどね

インドに赴任していたお客様が、帰国後もインドワインを入手する伝手をお使い下さって、
今回の会になりました
25本前後は出せると思います(ご参加の人数によりますが)

お申し込みが少なければ本数は減らしますが、
じっくりワイワイ飲めるし、それはそれで楽しめるでしょう

さて、インドワインの現況はあんまり伝わってきませんが、著しい発展途上である事は間違いなさそうです

インドには直轄地を除いて28ある州の内、10以上の州でワインが生産されています

こんな地図がウィキにありました。↓

250px-India_Wine.png
色の付いている州がワインを作る州です。

最大の産地はムンバイがあるマハーラーシュートラー州で、国内の3分の2のワインを生産しています。

インドのブドウ畑は2010年で世界15位の面積があり、日本よりも格段に大きな規模です(国土が広いから)
現在では圧倒的に中国が一番ですが、アジアでは日本と中国と並んで重要なワイン産地になっています。

インドの歴史が古く長い事は周知の事実ですが、もちろんインダス文明の頃からブドウが栽培されワインも作られています
ブドウは西方のぺルシアから伝来しています。

その後、ずっと後になってイギリスの植民地(一部ポルトガル)になると、お酒の生産は奨励されるのですが、
独立と同時に禁酒令が法定化されており、ガンジーの誕生日や国の行事がある日には禁酒となっています。
ムガール帝国に代表されるようなインドのイスラム化も一つの要因になっているでしょう。

そして、インドも例外でなくフィロキセラの害に侵され、ブドウ畑は打撃を受けて衰退してしましました
そうした中、ワイナリーは生食用のブドウやレーズンへ生産を転換したり、廃業していったりしちゃった訳です…

なので2,30年前までのインドってワインのイメージがなくて当然です

それが昨今はグローバル化や経済成長に伴って、ワインの需要も増えていった訳です
中国や日本と同じですよね。

特にインドは20歳以下の若年層の比率がかなり高いので、これからお酒を飲むであろう人がダントツで増える見込みです
そうなれば、自国での生産にも拍車がかかり、更に発展すると思われています。

只今、せっせと勉強中
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中身はこんなカラーです

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新しいワインが試せるってウキウキしますね〜






posted by cave MITSUKURA at 16:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月20日

夏のコッテリは辛いぜ


今日はあっつーい
で、普通に出勤したのに、夜ご飯忘れてきたことに途中で気が付いた
あーぁ、救いなのは冷蔵庫の中って事かなぁ


今月29日の試飲会は、満席になりました
お申し込みをありがとうございます。
少ーしごちゃごちゃかもですが、これ以上は受付しませんので。

さて、ワイン選ばなくちゃ💦 ← まだ何もしていない

今月は奥のセラーからも多めに出したいと思います
流石に1万円を超えるワインは出せませんが(だって会費3000円だし)、
それ以下のワインなら色々とありますよ〜

面白そうなの、あれもこれもお試しください

ボルドーの白も何種類か出したいですね
先日の飲み会で飲んだこれ、てんちょはとっても好きです ↓

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シャトー・ヒューザル・ブラン1998


ちょっと前にもご紹介していますね、ヒューザルは赤のみが格付けになっています
この辺ややこしいですね、グラーヴの格付けって。

白もとてもいい出来栄えですよ
熟成の深みがとてもよく出てます、食事を考えないと台無しになりそう。
(試飲会でもじっくり味わう事が大事かも、そんな事できるだろうか💦)

それから、これも飲んでみたいと思います ↓

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エス・ド・シュデュイロー2011

これはソーテルヌの貴腐ワインを作るシャトー・シュデュイローの辛口白です
オーナーは1992年から保険会社のアクサ・ミレジム。
名前の由来は1850年代の貴族によります、長い歴史があって所有者も何度も変わってます。

すごくカッコいいHPです ↓
http://www.suduiraut.com/en/
が、ここもフランス語、英語の次は中国語だわ
あーあ💦

この蔵は、隣にシャトー・ディケムがあるのでよく比較されてます
辛口もY(イグレック)がよく引き合いに出されていますね。

ソーテルヌの貴腐ワインはセミヨン主体ですが、こちらの辛口はソーヴィニョンブランが60%で後がセミヨンです
さっぱりかと思いきや、いやいやコクがものすごーくあるんですよ


しかし、てんちょ個人的にはイグレックの様なこってりフルボディは、ボルドーブランには求めておりません
樽バシバシ、こってこって、リッチ過ぎて
ソーヴィニョンブランじゃなくてもいいんじゃないかなぁ…

ラトゥールが作ってるエール・ダルジャンにも同じ意見かも
ああいうボルドーかぁ、なんだかなぁ…

比較されるってんだから当然ながら、この「エス」も樽熟しています
色が激しい黄金色ですよね
美味しそうに見えるような、やり過ぎじゃないかと心配なような

さーて、どうなんでしょう

スカッとしたロワールや、ニュージーのソーヴィニョンブランも一緒に出しましょう
夏にはそっちの方が美味しいかもね。

この辺りの事はお好みですので、皆様の味覚をゆうせんするべし、です











posted by cave MITSUKURA at 16:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

無機質でんがな


はっきりしないお天気ですね
湿度が高くて嫌ですわ…

先週のニュースで、
「ジョージアが世界最古のワイン産地である確証が高まった」と言うのがありましたけど、
6000年前のワイン作りの遺跡が発掘されたそうで

きっと美味しくないワインだったんだろうなぁ ← しゃーない
しかし、「ジョージア」と言うと、アメリカのジョージア州かと思っちゃいます、未だに。
グルジアの方が馴染みが深いので💦

ろくせんねんまえ、ってマンガや映画の感覚ですよね
今やっと2016年なのに、これの更に3倍遡る訳ですかー
全く想像できませんわ…



昨日、ごく短時間ですが、ブルゴーニュのムルソーの生産者がご来店くださいました
いらっしゃったのは、アンリ・ダルナさん

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ドメーヌ・アンリ・ダルナのご当主、2000年に5代目として蔵を継いでます。
あんまり話せなかったけど、優しいお人柄なのがよく分かりました。

で、髭がなくなってる〜
「剃ったんだー」と笑顔でした

HPにはこんな写真が載ってます ↓

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髭あるでしょ

この写真は、モノポールの1er クロ・リシュモンの前です

この区画は1996年にモノポール認定されて、当時は結構な話題になりました
ヴォルネイとの境界にある、レ・クラの北角の一部分がこのクロ・リシュモンです。

名前のクロ=塀の通り、ぐるっと石垣で囲まれています。
写真の門もその石垣の一部です

レ・クラへと続く側の石垣はひざ下くらいの高さしかないそうですが、やはり明確に線引きされて区別されている訳です

90年代に新しく取得したのでもなくモノポールに認定されるって、非常に稀な事だと思うんですが、
ダルナさん曰く「経緯はよく分からない」そうで。
そんなもんですか??

そのワインはこんなのです ↓

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こちらの蔵は、とにかくコッテリのムルソーではなくて、ミネラル感を大事にしたワインを作りたいそうで、
それがムルソーらしさを最もよく表現できる、と言うお考えです
なので、アメリカで大流行した、樽いっぱい、濃い黄金色の、とろみいっぱいのこってこてムルソーとは一線を画す作りです。

ちょっと脱線して、

この「ミネラル」ってのがまた厄介な表現でして…
科学者(化学者)もワインの専門家も認めていますが、所謂、希少金属や微量鉱物がストレートに味わえている訳ではなさそうです
ワイン中にもほんの僅かですが含まれているマグネシウムやカルシウムですが、
これらは少なすぎて通常、味覚で判断する事ができないと言われています。

それなのに、私たちはミネラルと聞くと鉱物を想像しますし、実際にそういった鉱物感を味わいに求めていると思うんです

何を持って明確に「ミネラル」と言うか、という課題は未だに解決されておらず、今後も研究の対象になっていくでしょうが、
敢えて今定義するなら、微量の鉱物が重なってもたらす「塩味」を指す表現、でしょうか
塩味は旨みにも通じていますし、酸やアルコールと呼応して複雑な味わいを構成します

話しを戻して、

そして、ダルナにはLE611 ル・シサンオンズという独特のキュヴェがあります ↓

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6と11という数字が鍵なんですが…

クロ・リシュモンの樹齢45年以上の樹のミルランダージュのブドウが
レ・プティ・シャロンの樹齢75年以上の樹のミルランダージュのブドウが11
の比率でブレンド

さらに、

11カ月樽熟、ステンレスタンクで6カ月熟成、611本だけ生産、

という、6と11にとことん拘ったワインなんですって

6と11と言う数字がワインに関しては何かと上手く行く数字であると経験的に感じる彼は、
自らそれを実践し証明しようとしています
へぇー

なんですが、
わたくし、こちらのワインを一度も飲んだ事がありません
昨日は試飲なかったし…

現行ヴィンテージは既に2014年ですし、買うか迷うなぁ



関係ないですが、金曜の飲み会で信州土産のこれに感激しました

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ポッキー 信州ブドウ味

こういうご当地物って、あんまり興味なかったんですが、これは美味しいわ〜







posted by cave MITSUKURA at 12:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月17日

忘れられた賢者


今日は飲み会
とりとめもなく、ウダウダ飲むだけです。

従いまして、ワインも適当な選択です

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ヒューゲル ジョンティ・マグナム2014シャトー・ヒューザル・ブラン1998

アルザスのマグナムはやたら長い
隣のボルドーが子供みたいです…

注ぐのが大変ですが、中々見る機会も無いのでいいでしょ

これは普通のACアルザスです、ブドウも何品種か混ざってます。
ゲヴェルツ、リースリング、ピノグリ、ミュスカ、シルヴァネールなど
「ジョンティ」とは、こういう高級品種をブレンドして作るワインの事を昔々にそう呼んでいたらしい。
ヒューゲルが復活させました

エデルツヴィッカーじゃないのね ← 知ってますか? ブレンドのアルザスの事です。

でもね、いつも思うけど、
GENTILでジョンティなんだそうですが、これって普通にフランス語で発音したらジャンティユですよね??


そして、今日の目玉はこれです ↓

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ルイ・ジャド ボンヌ・マール2000

これねー、全然売れないからもう飲んじゃおうと思って

皆様、ボンヌマールの畑はご存知でしょうか?
ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイのど真ん中にあるグランクリュです

ボンヌ・マールはモレサンドニとシャンボル・ニュジニーの、二つの村にまたがっています
ほとんどがシャンボル側にあるんですが、モレサンドニのグランクリュとしてもボンヌ・マールは存在しています

この特級もシャンボルの王者、ヴォギュエが南側を大きく所有していますが、
ミュジニー程の占有ではありません
シャンボルの畑は所有者が多く、ヴォギュエを除けばそれぞれの区画が小さいので厄介ですけど。

ジャドの所有するボンヌ・マールの区画は、ジャック・フレデリック・ミュニエとヴォギュエに挟まれた
いい場所にあるんです
シャンボル側です。

全房発酵で濃い抽出、熟成に時間をかけるスタイルのジャドのグランクリュですが、
ちょうど2000年くらいがスタイルの転換期ですかね
これはまだ、前任の醸造責任者のジャック・ラルディエールさんが作ってますね。
(彼らは「何も変えていない」と言うのですが、2000年以前と以降のワインでは明らかに飲み頃や酸の質感が違いますねぇ

ボンヌ・マールはこうしたクラシックな醸造のジャドのやり方にとても相乗するワインだと思います
ミュジニーの様な切れ味のいいシャープな果実や透明感があまりない代わりに、深みや凝縮感があって、黒々とした水の淵を覗き込むような酒質を感じます

うーん、今日は詩人だね
(昨日とある事があって飲み過ぎた、今日も飲み会なのに💦 なので今日はヤケ気味)

皆さん、どっちが飲みたいかと言われたら圧倒的にミュジニーってなるんでしょうけど、
ボンヌ・マールも捨てがたい魅力があるんですよ〜

さて、実際の味はどうでしょうね









posted by cave MITSUKURA at 15:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

チーズフォンデュ好きです


気温はさほど高くないのに、動くと暑くなりますね。湿度のせいか

今月は仕入をほとんどしていないので、新しいワインがありません
なーのーでー、ブログに書くネタがない

前からあるワインって、なんか見慣れてて書く気がしないんです…
既にご紹介した物も沢山あるし。

そんなこんなで、今日は店頭にないワインをご紹介します(おいおい)

いや、あったんだけど売れちゃったのです💦

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ジャン&ピーエル・テテュ ピノノワール ヌシャテル ’シャトー・ドーヴェルニュ’2005

いかめしいラベルですねぇ、
このワイン、どこのワインだと思います???

これはスイスワインです

スイスって観光も盛んだし、時計も有名だし、
何と言っても永世中立国だから通貨は独自で、軍隊はじめ何かと特殊だし
(元々傭兵の国ですし、バチカンの衛兵はそれで代々スイス人です。あの派派手な衣装の皆さんね)

なのに、ワインってほとんど聞きませんよね

スイスは、周りを5か国に囲まれていますが、周りも含めて全ての国でワイン産業は盛んです
フランス→ 言わずもがな
イタリア→ 上に同じ
ドイツ→ 当然同じ
オーストリア→ 輸出がここ10年で倍増
リヒテンシュタイン→ ごめんなさい、よく知らないけどワイン作ってます

もちろん、スイスもワインは作っていますし、歴史的にはローマ以前のブドウがあったりと、
かなり興味深い産地なんです

んが、政府が輸出にぜーんぜん力を入れていないので、ワインはほとんど地産地消
たくさん作ってるワインは大体国内で消費されちゃってます…

なので、観光に行った方から、
「スイスのワインが美味しかったので買いたい」と言う話をよく聞くのですが、
同じように感動するワインは日本ではほとんどお目にかかれません

なんでだろうねー
輸出も頑張ればいいのにぃ

そんなこんなの写真のスイスワインですが、書いてある通りピノノワール100%の赤ワインです
産地はヌシャテル。チーズでも有名ですよ。

スイスの産地を知ってる方って滅多に会えませんね💦
有資格者も試験勉強はしたけど忘れてる、みたいな感じですし。私も近いモンがある。

簡単で良い地図がないですね、これなんか素敵だけど細かすぎるかな ↓

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スイスワインの案内サイトより

スイスの産地は大きく3つに分かれていて、それぞれ、

フランス寄りの地区スイス・ロマンド
ここが最大の産地、今日のヌシャテルもここに含まれます。あとはヴォ―、ヴァレーなど有名な産地です。

ドイツ寄りの地区スイス・アレマニック
最も面積が広いのがここ。この地区は更に東部、西部、中央部と分かれています。
(アルマン=ドイツです)

イタリア寄りの地区ティチーノ
ここは最小地区ですが生産量は多く、ほとんどが赤ワインです

の3地区です。

ヌシャテルはジュラ山脈を西へ超えるともうフランスです
山間にありながら日照に恵まれるため、高地のスイスの中でも気候条件のいい産地です

今日のテテュはヴォ―にありますが、450年以上の歴史があって13代目の老舗です
HPありますけど、フランス語とドイツ語しかない… 流石スイス
http://www.testuz.ch/nos-crus

スイスは湖も多いのでこういうった畑はあちこちにありそう ↓

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HPより

こんな急斜面もある ↓

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HPより

そして、実は写真のワイン、飲んだ事がありません
依頼があって取り寄せただけなんですー

まぁ、ピノですし、他のスイスピノと大きく違いはしないでしょー、と思う。

スイスの品種では白ブドウのシャスラが最も有名ですね
白ブドウで最大の生産、70%を占めています

スイスではこの品種は「フォンダン」と呼ばれています。
ワインラベルにもそう書いてありますので、シャスラの事ですよ〜
これも輸出はかなり乏しいです

この品種は現在、栽培されている品種の中では最も古い古代品種と言われています
重要な品種で研究もされているんですが、フランスではアンコレクション(クローンなしの栽培非推奨品種)なんです。

それなのに、モンペリエの国立ブドウ研究所の資料は全てこのシャスラを基準に、開花、展葉、色づき、などの時期を分類しています。
「シャスラより○日早い」「シャスラより○日遅い」といった具合です。

うーん、書けば書く程、理解が遠のくな…
よく分からなくなってきたので、この辺でやめよう

スイスに行ける日がいつか来るかなぁ〜
まー、アルプス行ったし。










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2016年06月15日

農業ってホントに大変


気温が上がると湿度のせいで嫌が応にも不快ですね…
ミツクラの店内は寒いくらいなので、外から来ると最初は快適です… 最初だけね

フランスでは例年並みにブドウ畑が開花の時期を迎えていますが、北フランスでは多量の降雨のせいで
何かとトラブルが起こっています

ブドウの病気もその一つですが、シャンパーニュでは今、こんな病気が広がっています ↓
(どちらもアンボネイの名生産者であるエリック・ロデスさんのfaceBOOKより)

エリック・ロデス.jpg
これはブドウの花、開花直前です

エリック・ロデス1.jpg
葉にも同じように白い粉が

この病気は、 Mildiouミルデュ=ベト病です
白い粉なんで最初「ウドンコ病」かと思いましたが、違うそうです。

ベト病は17世紀の終わり、フィロキセラ対策のためにアメリカから大量に輸入された台樹についてきてしまい、フランス中のブドウ畑はまたもや大打撃を受けてしまいます

フィロキセラのせいでただえさえ壊滅状態のブドウには、まさに泣き面に蜂。
当時は検疫とかなかったし、何故にこううまく行かないの〜って感じ。

対策にはボルドー液(硫酸銅の溶液)を散布しますが、あまり使いたくないのが昨今の事情です
農薬ですし、薬害もありますから。
(因みにもともとのボルドー液散布の目的は「ブドウ泥棒よけ」です。これがかかったブドウを食べるとお腹壊すんですよ。そして「ボルドー液」という命名も後から付けられたものです)

夏に向かって好天が続けば、ベト病は収まるらしいですが、秋に雨が続くとまた発生するそうで…
細菌で樹中に寄生して越冬しちゃうんで厄介なんです

こういった病気は他の果樹や野菜も罹患しますので、ブドウだけの問題ではありませんけど。


エリック・ロデスのシャンパーニュは現在、店頭にはありませんが、こんなラベルです ↓

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HPより

ラベル変わって何年になるかな〜、9代目になる息子さんが蔵に入ってるみたいですね
てんちょ、ロデスはブジーにあるような気がしてなりません💦
(ブジーとアンボネイは隣同士、車でも自転車でもそう変わらない所要時間かも)

今年は水分が多いし厄介そうです。
まだシャンパーニュは収量も多いし(ha当たり10000キロ以上、これって相当多い)、何とかなりそうな気もしますけど

どーしても困るのがブルゴーニュですってば








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2016年06月13日

雨の日静かな日


雨、上がりましたね帰りは傘がなくてもよさそう。

皆様、お出かけの際は傘のお忘れ物をなさいませんように
雨がやむとつい、忘れちゃうんですよね
取りにらっしゃらないので、飲食店同様に店頭の忘れ物傘、たまっていくんですよ…
そして折を見て廃棄、かなぁ。もったいない。


そういえば、いよいよヴォギュエの会を開催することになりました

じゃーん

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7月2日(土)12時から
四間道レストランマツウラにて
会費 55000円 現金でご用意ください
10名
 
ワインは以下の通り10本です。
 
Comte Georges de VOGUE
Chambolle-Musigny 2013  
Chambolle-Musigny 2012    
Chambolle-Musigny 2011  
Chambolle-Musigny 1er Cru 2011  
Chambolle-Musigny 1er Cru 2001  
Chambolle-Musigny 1er Cru 1999  
Bonnes-Mares Grand Cru 2007  
Bonnes-Mares Grand Cru 2006  
Musigny Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes 1999 
Bourgogne Blanc 2010 
 

ご興味ある方はお店までお問い合わせください〜











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2016年06月12日

よく見て買おうね


2015年のボルドーは成功したヴィンテージですが、早くも各シャトー値上げですか〜
5大シャトーの値段はそこまででもありませんが、2級以下の人気シャトーは3割から4割の値上がりです

あーぁ、最後にパルメ飲んだのいつだったかな…
確か7年くらい前で若いヴィンテージで固いわ美味しくないわで、いい思い出がない
こういう時は本当にソムリエの力量が問われますね


さて、今日は「おっちょこちょいなワイン」です
あーいや、ワインは一流です。

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エティエインヌ・ソゼ モンラッシェ2011

ブルゴーニュのグランクリュです
「ひざまづいて飲むべし」の特級モンラッシェですが、ひざまづくのはもっと何年も経ってからでしょう

ソゼは超有名な作り手なんで、いまさら紹介もいらないかとは思いますけど。
ここはピュリニー・モンラッシェにあり、ルフレーヴと並んで涎が流れて堪らないワインを作っています

しかし、優良生産者と言えどもいつも順風満帆とは行かないのが皮肉な所で
これだけの成果のあるドメーヌには何かラッキーな運命があってもいいのにね(ある訳ないけど)

ソゼの先代エティエンヌさんには息子がおらず、娘さんがいましたが彼女はヴォルネイの名門アンリ・ボワイヨに嫁いでいます
彼女には3人の子供がいまして、エティエンヌさん亡き後はドメーヌを孫娘がご主人と共に引き継ぐことになりました。
これが89年の事です。

しかし、ここで問題なのが莫大な相続税です
フランスは長子相続ではなく、子供全員に均等に配分するのがフランス革命&ナポレオン以降の決まりです。
その為に畑は細分化されてどんどん細かくなっていきますし、相続税が払えなくて畑を手放す人も現在でもたくさんいるんです
良くないねぇ…

この辺はもう少し法を見直したり、条件付きの特例措置があってもいいんじゃないかと思いますけど、
何もワインに限った話ではありませんので、そう簡単には行きません💦

3つに分けられるべき畑の3分の1は息子のドメーヌ、ジャン・マルク・ボワイヨ(ポマール)に組み込まれ、ソゼの畑は結果として減少

ドメーヌを引き継いだジャニーヌさん(娘)夫妻は、減少した畑ではこれまでの需要を賄いきれないと判断し、ドメーヌ100%をやめて買いブドウをはじめ、1991年ヴィンテージからはネゴシアンとなります

ラベルも今では変更して写真の様になりました ↓

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すっきりしましたね、2010年からかな。

因みに前はこんなの ↓

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こっちの方が馴染みがある方が多いかも

現在はジャニーヌさんの娘さん夫婦が経営に参画しています。エティエンヌさんからは3代下です。
1月に東京に来てたのもご主人のリフォーさんでした

今日のモンラッシェも自社畑ではなく買いブドウです

売り手はテナー
でっかい区画を持っていますが、メオみたいにいずれここも自分でやりだすのかなぁ〜
昔はMHDが輸入してたよね。

そういや、モンラッシェの所有者区分地図、どこいっただろう…
自宅にあるはず、見てみよう。
1993年頃の所有者が書かれていて、当時のオテル・モンラッシェのソムリエさん(だったよな)ジャン・クロード・ワルランドのサインが入っています

この地図を見た事ある方、昔から飲んでいますね
あったら写真載せますね。


んで、本題です
何が「おっちょこちょい」かと言うとですね…

てんちょ、このワインがマグナムだっていうのをすっかり見落としておりまして、
お客様のご要望でうっかり発注してしまったんです


そーです、写真のワインはマグナムボトルです
字だけの一覧を見て発注してまして、全くノーチェックでした

ま、間違えたぁぁぁ
いやね、ちょっと高いな〜とは思ったんですよね。
でも買ってくださる方もいる訳だし、と思って何も考えてなかった

あほー
あほー
あほー

流石にお客様はセラーに入らないし、不要だと言う事で。
あえなく我が店のセラーに置かれています
飲み頃はまだぜーんぜん先だろうし、このまま肥やしとしてセラーを飾ってくれるでしょう

長熟の為にロウキャップです ↓

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いーのいーの、ワインは間違いないんだし (← 負け惜しみ)
誰か買ってくれるでしょ(希望的観測)










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2016年06月11日

おてんとうさまには敵いません


最近、お酒弱くなったかなーと感じます
単に飲むタイミングの問題かなぁ… 


フランスのロワール地方を始めとした霜害の悪影響は深刻なようです
開花が完全に終わらないと収量の予想は不確かなのですが、減収は避けられないでしょう…
雹害や増水も合わせて、来年以降の収穫にも暗雲が広がっています

フランス農水省は対策を取るようですが、ブドウ畑の減収には保険に加入することが出来るそうで、
それでカバーできる分には補助は行わない方針だそうです
加入者は全体の25%程度のようですが。

保険、あるんですね〜
日本の他の農産物にはあるんでしょうか? 天候デリバティブとか昔聞いたきりですが💦
あったとしても保険料が高そうですね

ブルゴーニュのお値段と供給が一気に解決するような奇跡が起こってくれないかしら

ごめんなさい、今日はこれでおしまい。








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2016年06月10日

赤いお肉が好き


今日は雲一つない快晴ですが30度超えそうですね

そして、ぬおぉ〜、発注しようかどうか物凄く悩むワインが現れました
在庫増やさないように言われてるし(ごもっともです)、2014年で若いヴィンテージだし…
でも、今買わないと絶対なくなるだろうし…

2本か3本だけ買う?買わない??
締め切りまでもう少し逡巡しよう。

それから、ナイスなご提案があって、
在庫整理を兼ねて「モンラッシェ会」やろうと思うのですが…

もちろん特級ばっかりじゃなくてね。
でも、暑い季節にやるもんじゃないしねぇ💦
ワインはあまり冷やしたくないので、
奥の部屋で室温冷え冷えでやりますか


じゃ、今日のワインをご紹介します
今日のは特価だし良い味なんですよ〜

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ボンテッラ マクナブランチ2006

ボンテッラはアメリカ、カリフォルニアのメンドシーノにあるワイナリーです
(アルゼンチンのメンドーサと間違えませんように、そんな事ない?)

カリフォルニアにはサンフランシスコの南北に多くのワイン産地がありますが、メンドシーノは最も北にある産地です。
カリフォルニアの都市だとロサンゼルスも大きいですが、ロスまで行くとワイン産地としてはかなり南なんです。

こんな地図をお借りしてみます ↓

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一番北にありますね、メンドシーノ&レイクになってます。
この地図上の産地がお分かりになれば、かなりのワインが分かってきますよ

ボンテッラは1987年設立ですが、元はこの土地で野菜など他の農産物を無農薬で生産していたフェッツァーが始めた蔵です。
なので最初からオーガニック農法でブドウを栽培しています

ボン=良い、テッラ=土地の意味です

現在ではボンテッラは独自のブランドとして独立し、ビオディナミ(バイオダイナミック)とデメテル(ドイツの有機認証団体)の認証を取っていますラベル裏にも記載されています。
800haも所有する大地主です。ぜーんぶオーガニック

ボンテッラは比較的安価なヴァラエタルを多く生産しています
(でもね、2年くらい前に値上がりしたのさ

カベルネソーヴィニョン
メルロー
ジンファンデル
ピノノワール
シャルドネ
ソーヴィニョンブラン
リースリング
ミュスカ
ヴィオニエ

すごーい、いっぱいあるわ

んで、その上のクラスにシングルヴィンヤード(単一区画)が3つあるんですが、今日のはその内の一つです
(あとの二つはバトラー、とブースト、面白い名前ね)

マクナブランチはメルローが主体のブレンドです
メルロー43%、カベルネソーヴィニョン40%、マルベック9%、プチシラー8%
アルコール度数13.9%のどっしりフルボディです

因みに最後のプティ・シラーですが、これもややこしい品種ですね
フランス、コート・デュ・ローヌのシラーとは親戚ですが別物です。
ローヌのシラーはsyrahですが、アメリカのはsirahとスペルも違うんです。

この品種はジンファンデル同様、フランスから輸入されてきたんですが、栽培の過程で来歴や品種名がよく分からなくってしまいました
長らく謎のブドウとしてジンファンデルとのブレンドに用いられることが多かったんですが、90年代にようやくDNA鑑定が行われジンファンデルよりも一足早く、正体が判明しました

プティ・シラーはローヌのデュリフと言う品種で、シラープルルーサンと言う品種の交配でできた物でした。

さらに、デュリフではない品種もプティシラーと呼ばれていたりして、混沌な一面も。

…と言っても、デュリフもプルルーサンも聞いた事ないですよね💦
単体でもブレンドでもワインになってるの知らないなぁ

ワインに話を戻して、
味わいはフルボディですが、このワイン、カリフォルニアによくある甘くて濃いだけのスタイルじゃないんです

甘さを感じつ黒や赤い果実の香りに少しミントの様な清涼感のあるアクセントがあるんですね。
スパイスまでは行かないけれど、シナモンみたいな香りが全体を引き締めていて、
それに樽の風味が加わってとってもいいバランスなんですよ〜

06年にヴィンテージなんで10年熟成って事も大きく寄与してると思います

てんちょ、単一品種のワインよりもこれみたいに何種類かブドウが混ざってる方がバランスが取れて複雑にもあるので、そっちの方が好きですね
複雑な香り、重なった味わい、バランスが取れて上品って言うのが好きなワインです

↑ 自分にない物を求める、の図

何より決定的な魅力はお値段でーす

定価が税込7280円のところ、12本だけ4割引きです
もちろん変な訳などありません、状態・来歴はいつも通り完ぺき

まろやかフルボディだけど洗練されていますよ。
こういうのなら、てんちょも疲れないで飲めるかも〜

アンガス牛を塩胡椒だけで焼いて合わせる、とかいいですよ
サシはいらないの〜








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2016年06月08日

楽しいのが一番


今日は真夏の暑さですね…
外を歩くのが辛いです。
今日もフランスワイン中心の試飲会に行ってきましたが、暑さで味覚がイマイチ??
ダルダルで落ち着いて試飲するどころじゃなかったなー

昨日のGIVイタリアワインセミナーにご参加いただきました皆様、ありがとうございました

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狭い席で申し訳ありませんでしたが、質問も沢山出まして良かったです

マウリッツィオさん、お話が上手ですね
イタリア語に時々「冷蔵庫あるし」とか「いい?」とか、
日本語が混ざって笑わせてくれました


日本に来る前はニューヨークでアメリカワインやフランスワインも扱っていたそうです。
(GIVが北米で代理店を兼ねていたりするので)
頭良いのですね〜

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てんちょ、ちょっと顔が赤い

彼はこのあともう1件お仕事があったそうです
働きますねぇ
アジア担当なので、この前までフィリピンやシンガポールに行ってたそうで、
しかもイタリアからも電話がかかってくることが多くて、24時間仕事してるみたい


昨日は私の事前のリクエストでブドウ品種の解説もお願いしていましたが、これもばっちり
中々写真見てもよく分からないんですよね…
由来や個性のお話が勉強になりました

白品種の「ヴェルデーカ」は由来不明らしく、100%でワインになる事は少ないそうです。
ヴェルモットの原酒になったりブレンド用になる事が多く、アルバリーニョに似た芳香(テルペン香)を持ち、果実が緑色なのでヴェルデ=緑の名前が付いたそうです。

一方、黒ブドウの「ネグロ・アマーロ」はネグロ=黒い、アマーロ=黒苦いと黒黒な名前なんですが、
甘さはプリミティーヴォの方があるそうで意外です。
これよりもキャンティ・ゴヴェルノの方がアルコール度数が高いとはどうしても思えませんけど💦

GIVは15のワイナリーを傘下に持つイタリア最大のワイン企業で、世界で第7位の規模を誇っています
輸出の1位はアメリカで、日本は5位
6位のフランス、以下ドイツ、イギリスと続きますが、日本向けってそれよりも多いんですね〜

日本では「低価格から高級ワインまでまんべんなく売れる」そうで、
「日本人は低価格でも質の良い物を見極める感性がある」と感じていらっしゃるそうです
さらに「日本には何でもある(料理もワインも)」と。これは賛成です、しかもハズレないしね。

最後に6種類の試飲の中で最も気に入ったワインに挙手いただきましたが、
皆様、今回も全体にバランスよくばらけましたね
どれも良さがあって、それぞれの個性が光っていたと思います。

お土産は、
フォンタナ・カンディーダ フラスカティ・セッコ
チリオ フレーバーオリーヴオイル
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ワインはよく冷やして飲んでくださいね
オリーブオイルはレモンとバジルのどちらかが入っています。
ブルスケッタやサラダ、お豆腐など、もちろんパスタにも活躍しますよ〜

また、こういう企画やりたいです
どうぞよろしくお願いします。











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2016年06月07日

ヴェルディッキオの多様性


梅雨らしくなってきましたね

今月と来月は業界向けの展示会や試飲会が沢山あります
大体いつもは春と秋なんですが、6月もあったっけ??

今日はフランス&イタリアの試飲会へ行ってきました(もちろん徒歩で)


沢山出ていましたね〜
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こんなコーナーが10個はありましたね。半分フランス、半分イタリア。

フランスは勉強になる物が沢山ありました
あとはお値段と在庫と相談だ

会場にはイタリアの生産者がいらっしゃいました
てんちょ、13時の開場と同時に行きましたのでまだ人が少なく、生産者さん達も手持無沙汰にしてましたので、お話色々聞くことができました

お会いしたのはサルタレッリのトンマーゾさんとカテリーナさん兄弟

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サルタレッリはイタリア、マルケでヴェルディッキオを生産する有名なワイナリーです。

ご存知でしょうか?
こんなボトルです ↓

サルタレッリ.jpg
HPより 以下同様

4つ試飲させてもらい、どれも美味しかったです。
中でも特に2010年のバルチャーナというキュベは別格ですね

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普通、爽やかな酸味があって適度にフルーティなヴェルディッキオですが、
これは遅摘みのブドウがたくさん入っていて、時には貴腐も混ざるので非常にコクがあります

ワッハウのスマラクトや、マルセル・ダイスのグランクリュに似た作りです
和食に合わせてみたいな〜

2014年は例年と違って酸が豊富なヴィンテージになったけど、これはこれで美味しい、と。
てんちょも、「今日は湿度が高いからこういう酸味が嬉しい」と言ったら、そうかもと笑ってくれました

とても綺麗で健全なブドウです ↓

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店頭にはないんですけどね、すみません。

さて、今日はGIVイタリアワインセミナーです
うー、楽しみ
明日また報告しますね〜









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2016年06月05日

クー・ベー・アーです


東海地方も梅雨入りしましたね
とは言え、今年の降雨量は例年よりも少なくなるようですね。

今日はちょっと肌寒いかな…


では、今日のワインはドイツです

てんちょ、ドイツのワイン産地には行った事ありません
ドイツはチラ寄りと素通りを何度もしてるだけ

ドイツワインはワイン界(あるいは日本のマーケット)に於いて、過去の英雄的存在になっているかもしれませんが、
現在のドイツワインは「歴史的な銘醸ワイン」と共に注目に値する「新顔」があるんです

新顔とは赤ワイン、しかもピノノワールの事です

昔は甘口の白ワインの産地として一世を風靡したドイツですが、今では白は辛口が主流で、生産量は白よりも赤の方が多くなっています

しかも、ピノノワールは栽培量で第3位の品種にまで成長しているんです

これには、ドイツの冷涼な気候のおかげがあるでしょう
そうは言っても、一昔前まではドイツは寒すぎてとても赤ワインの果皮が十分に色づくことができませんでした
ここ20年の温暖化で、ちょうどいい気温や日照条件が整ったのが幸いしていますね。

ブルゴーニュ以外ではニュージーやオレゴンなど、他にも注目の産地がありますけど、
今はドイツの再評価が盛んですね

ピノノワールは難しい品種で、どこに植えても上手く行くようなシャルドネ優等生ちゃんとは大違い
適応できなくて、大抵は枯れちゃいます
出来たとしても、全然美味しくないワインになる事も多い

その点、ドイツは大いなる可能性を秘めていますね

で、ドイツには大きくワイン産地が13地域ありますが、お分かりでしょうか??
今日は書きませんよ。

話が逸れますけど、「ブログ読んでも難しい」と言われる事がたまにあります💦
見て下さるだけで大変ありがたいですが、ワインの話は基礎は単純です(ホントに)
特にヨーロッパのワイン名はブドウの取れた場所であらわされるので、ワイン名=地名なんです。
なので、ワインって地名なのねーって思っていただければ、それで十分です

…しかしながら、そして、当然知らない地名ばっかりになると思います…
そうなんですよ、そこからが試練ですよ

そして、今日のワインは名前に地名が入ってないので、ごめんなさい💦
これはワインの等級による理由です。
長くなるので今日は省略、ごめんよー


話を戻して、今日のワインはこちら

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プリンツ シュペートブルグンダー Qba トロッケン2013

ドイツ、ラインガウの赤ワインです。
ピノノワール100%
(ドイツではピノノワールの事をシュペートブルグンダーと呼びます)

ドイツの赤ワインの産地の主流は、今でも南部のバーデンビュルテンベルグなんですが、
北の産地でも生産が増えています

プリンツはラインガウ州営醸造所でシュタインベルガーを作っていた名人です
2004年に同所を退職して、自分のワイン作りに専念する事にしました。

こんな方 ↓

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輸入元HPより

生産するワインは9割以上がリースリングですが、それも極少ない量です💦
非常にフルーティですが、繊細で美しい酸味があるいい辛口です。
さっぱりと言うよりはしっとり、和食に合わせたい人が多いであろういい味わいです

全体の僅か7%しかない、今日のピノノワールもとても上品です

色も薄目で透明な感じ、香りは控えめですがブルゴーニュにも共通するピノの優しい香りです。
酸っぱくない、ふくよかな作りは本当に綺麗ですよ〜


成功してますねぇ

シェ―ブルチーズの酸味によく相乗しますね
鮭やマグロなどの赤い魚にもよく合います

これからの季節には、こういう清涼感のある赤も重宝すると思います

是非、ドイツの新しい側面を体験してみてください


今日はワインの等級にも触れませんが、ドイツワインはラベルにすべて書いているので
一見ややこしそうですけど、勉強すれば裏切られない、やりがいのある産地ですよ









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2016年06月04日

モンラッシェグラスで飲みたい


デカンターのピノノワールクイズは流石に高得点だった(当たり前か)
映画のセリフは知らんがな。
デカンターのクイズはマニア過ぎかと思ってたけど、こういうまっとうなのもある。

興味ある方、挑戦してみてください ↓
http://www.decanter.com/learn/pinot-noir-quiz-test-knowledge-305717/


それにしてもパリ周辺の豪雨&増水は酷いモンですね、全仏も激安になっちゃうし
またシャブリで雹だ…
照れば干ばつ、降れば土砂降り、ってやっぱり地球がおかしいのかなぁ


では、今日のワインをご紹介します
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ランソン ノーブル・キュヴェ2000&ノーブル・キュベ ブラン・ド・ブラン1998

ランソンは、操業が1760年という3番目に古いシャンパーニュメゾンです
(最も古いのはルイナール、次がモエ・エ・シャンドン)

赤いマルタ十字の紋章が特徴的です(2代目のニコラ・ルイ・ドラモットがマルタ騎士団員だったので)
その後、ジャン・バティスト・ランソンが経営に参画し、メゾン名をランソンと変更します。
メゾンは長らく家族経営でしたが、2006年にシャノワーヌのグループ会社に買収されています。

この辺の買収に関してはHPでも触れていませんね…
あんまし良い話じゃなかったような… 家帰って調べよう。
06年辺りは大手メゾンやシャトーの合併・買収が沢山ありまして、現在のワイン界を形成してきました

ランソンは最近、クロ・デ・ランソンという最高級の特別なキュヴェを発売していますが、
それが出る前までは、このノーブルキュヴェが最も高級なボトルでした

クロ・ランソンはこんなボトルです ↓

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HPより(畑で養蜂して蜂蜜も作ってるんですね)

ノーブル・キュヴェは二つあって、ブラン・ド・ブランは透明なボトル、ブレンドはシルバーのラベルです

各シャンパーニュメゾンのブレステージって、お分かりでしょうか??

モエ・エ・シャンドンドン・ペリニヨン
ヴーヴ・クリコラ・グラン・ダーム
ゴッセセレブリス
ポメリールイーズ
ルイ・ロデレールクリスタル
ローラン・ペリエグラン・シエクル(これだけヴィンテージではありません)

こんなトコですかね…

案外、ランソンって忘れられていませんか??

それにランソンは昔々、スーパーで売っていたような時代がありまして、
それも合わせて今一つ、ブランドイメージが良くないような気もします

もちろん品質は全く悪くないですよ
てんちょ、ランソン好きですね

特にノーブル・キュヴェのブラン・ド・ブランは、
クリーミーとはこれだ」って言うくらいのコクを感じるきめ細やかで繊細な味わいですよ
アムール・ド・ドゥーツとかね。

しかも98年
良い色ですよね〜

二つとも破格のお値段です
余裕があれば月末の試飲会に出したいですね〜


最後に蛇足ですけど、
マルタ騎士団って現存してるんですね
イタリアンになってるわ。








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2016年06月03日

サンジュリアン万歳


日差しが殺人的な今日この頃…

明日と明後日は金山駅の南口で手羽先サミットが開催されます

知ってました?
本社のお客様も出店されてますが、我々は店番なので行けません

詳しくはこちらで ↓
http://www.tebasaki-summit.com/2016/

お時間ある方、是非お出かけください


さて、昨日は縦飲み同好会、シャトー・ラグランジュの会でした

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参加してくれた皆様、ありがとうございました。
興味ある方、次回是非ご参加ください

ワインは10人で10本

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いつもこんな感じ〜

てんちょは2009年が一番好きでしたが、2002年が一番人気がありましたね
いつもながら皆の意見が違って面白いです。

白の二つも違った個性で美味しかったですよ
フルール・ド・ラックの方はふくよかな辛口、
レザルム・ド・ラグランジュの方はソーヴィニョンブランをはっきり感じる爽やかな辛口、でしたね。
13年と14年のヴィンテージの違いもあるかもしれませんが


会場は池下のカルチェラタンさんでした
素敵な空間でした、席にも余裕があって調度も素敵です。
HPありますよ ↓
http://quartier-latin.nagoya/#about

今回もグラス100脚使わせてもらっちゃいました
シニアソムリエの伊藤さんのそつの無いサービスのおかげで非常に快適な時間になりました

コルクも綺麗〜

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お料理はこんな感じ(今回は珍しく頑張って写真撮ったよ)

アミューズは、オマールエビのムース・ミントのアイスパウダー
赤い層はパプリカ(だったかな?)のジュレ ↓

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前菜は、北海道活き帆立の湯引き、生姜のドレッシング
根菜がいっぱいで白の二つにとても合いました、食べごたえも十分 ↓

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魚は、山口産イサキのグリエ、赤ワインのリゾット
リゾットの下に赤茄子のフリッとがあって、ボルドーの赤にもぴったりでした ↓

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お肉は、国産牛のイチボのロースト
山葵みたいに見えるのは、木の芽と実山椒のコンディモン(マスタードみたいな香辛料の事)
とてもいいアクセントでした。
花ズッキーニにはひき肉が詰めてあって、これもまたよかったです ↓

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オレンジの粉は味噌のパウダー


デザートはヨーグルトのスフレグラッセ、アメリカンチェリーのコンポートと梅酒のジュレ
上の泡は赤紫蘇のエキーム、これもいい香りでした
デザートでもボルドー行けますね ↓

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…自分の影が入っちゃう照明の位置関係だったので、イマイチなアングルでごめんなさい💧

更に数人で屋上に移動してシャンパーニュ&ビール
流石に昨日は風が冷たくて寒かったです💦

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これ、屋上です。↑
この辺から怪しくなってきた…

その後、本領発揮しちゃって何軒行ったかはとてもここには書けません
またやりますね。








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2016年06月02日

領主の肖像は女性に見えた


先ほど店頭に、明日のキリンカップ(豊田スタジアム)に出場するサッカー・デンマーク代表の皆さんがご来店になりました

皆さん、お揃いの青いジャージで。
てんちょ、物凄くサッカーはじめスポーツに疎いので「なんのスポーツですか?」と、
失礼千万な質問をしてしまいましたてへ


今日は縦飲み同好会、シャトー・ラグランジュの会です
明日報告しますね。


そう言えば、ミツクラの店頭でワイン王国売ってるの、ご存知でしょうか??

6月号が来ました ↓

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今回の特集は「イタリアの白ワイン」
しかも特別なイタリアワイン冊子が付録になっています
地図や解説が多くていいかも

本屋さんよりかなりお安いので、興味ある方は買ってくださいね
ただし、5冊しかありません。


んじゃ、今日はイタリアワインにします
もう店頭のワインで紹介していないの、少なくなったような気がします。
(きっとそんなことなし)

今日のワインは予約販売の限定入荷なので、どこにでもある訳ではありません

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レ・ロッケ・マラテスティアーネ
サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ レゼルバ ’シジスモンド’2014


長い名前…
マラテスティアーネが生産者です。
ワインは格付けとしては、DOCサンジョベーゼ・ディ・ロマーニャで、
このワインのキュベ名が「シジスモンド」っていう事です。

ミツクラ食品のメンチカツ「ジューシーハッピー」みたいな感じ💦 (← 意味わかります??)

このワインはエミリア・ロマーニャ州のワインです
州都はボローニャ、いくつもある塔や広場の教会が観光名所です。

話が逸れますけど、こうしたは貴族の裕福さを示すために建てられたものです
こんなの ↓

ボローニャ尖塔.jpg
アシネッリ塔

多い時には200以上の塔があったそうですが、現存しているのは僅か
傾いてる塔もあるし。
登ってみたかったわ、階段しかないようで大変みたいですが。

中世では、高い塔を建てられるほど財力がある事を示していたんですね。

ボローニャの中心、市庁もあるマッジョーレ広場の教会にはへぇーな逸話があります。
この教会、サン・ペトロニオ大聖堂

ボローニャ.jpg

2年くらい前にも書きましたけど、この教会、上と下の色が違うの分かりますかね??
14世紀にたてられた相当立派な教会なんですが(現在でも世界第3位の大きさらしい)、
途中で「やめちゃった」からこんな色なんです

教会の建設途中でローマから意地悪なお知らせがやって来ます
「君達、まさかローマ法王サンピエトロ寺院よりも立派な教会を作るつもりじゃないよねぇ」って。

街の人達は法王に逆らう訳にも行かず、もう教会なんかどーでもよくなって適当に小さく仕上げたのです
だから下半分は化粧漆喰や大理石で白く綺麗なんですが、途中からは石のまんま

普通、教会は上から見ると十字架の形をしていますが、この教会はそれも途中放棄の為に中途半端に変な形になってます💦 この適当具合がイタリアーンな感じですわ

他にもエミリア・ロマーニャ州にはハムが名産のパルマや、フェラーリがあるモデナなど有名な都市があります


で、話をワインに戻して、

この生産者はアドリア海に面したリミニにある協同組合です。
(もう少し内陸には、サンマリノ共和国があります)

二つの会社が合併して1994年にできたばかりの新しい組合です
現在の組員は1200軒以上、1000haものブドウ畑を所有する大企業になりました
生産するワインも3つのブランドで数多くあります。

マラテスティアーネと言うのは、中世のこの地の貴族に由来する名前で、
今日のワイン名「シジスモンド」は統治時代で最も知られる当主、シジスモンド・パンドルファ・マラテスタからつけられた名前です

ラベルのは女性じゃないのでご注意

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てんちょ、そんな人知らなかったです…
イタリアの貴族史も面白そうですけど。

こんな紋章の一族です ↓

150px-Coat_of_arms_of_the_House_of_Malatesta_svg.png

チェッカーフラッグだわ、因みにこの一族はボルジア家に滅ばされています。

ワインは、名の如く、サンジョベーゼ100%
10%小樽熟成ですが、熟成期間は短めの1年。

赤身は深いのですが、意外と酸もあってシャープさを感じます
アルコール度数は高そうですが、古典的な「食事と楽しむ」イタリアワインですね。
フルボディで酸味もある、って中々すごいです。(ちと疲れるかも)

てんちょ、このワインははっきり言ってラベルが好きで買ってみました

いや、ちゃんと試飲してから注文してるので味にも問題ないのですけど










posted by cave MITSUKURA at 15:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする