2016年10月31日

屍一歩手前


寒い… 

昨日は期せずしてノヴェッロ会に参入してしまい、本日いたく反省中です
おっかしーなー。最初は真剣に仕事の話してたんだけどなぁ

教訓
「新酒は空腹でたくさん飲んではいけません」

ミツクラでも、今年もボジョレーヌーボーの解禁日には1杯300円の試飲やりますね
予約不要です。おつまみ持ち込み自由。
ふらっとお立ち寄りください〜

あと2回くらいしつこくご案内します


posted by cave MITSUKURA at 14:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

マニャン会やります


今日も天気はいいのに風が強くて寒く感じます

久屋大通ではハロウィンのコスプレイベントか何かやってますね…
そーゆーのにとんと無縁のてんちょです

そう言えば、栄地下のクリスタル広場のオブジェ?噴水?って、無くなるんですね〜
現在囲いがされていて見通しが悪いのです💦

名古屋駅前の換気口のスパイラルのオブジェも撤去するそうですし。
その後はどうなるんでしょう??


今日は来月のワイン会のご案内です
全日本縦飲み同好会の会員の皆様、お待たせいたしました

ついにミッシェル・マニャンを飲む日がやって参りました

モレサンドニで1967年に自分のドメーヌを興したミッシェル・マニャンは、父親の畑を受け継いでいますが、
それまで組合にブドウを売るだけだった父親のやり方を変え元詰めを始めます
60年代にこうした変革をしたのは、かなり先見の明があったと思います。

ミッシェル・マニャン.jpg
HPより

今でこそドメーヌは当たり前の業態ですが、今から4,50年前までは安定的にブドウを買ってもらう事の方が余計な経費も掛からず農家にとっては好ましい事だったんです。
ワイン作りは専門のネゴスに任せるものだ、と言う考えが普通だったんです

ちょっと内容は違いますけど、日本でも30年前に「水を買う」なんて、アホじゃないのかと思われていましたよね?
でも今ではお水は当然のように買っています。
この前、「井戸水を飲む」事が斬新な?、特別な事の様に扱われている記事を何かで見て、結構驚きました
我が実家は未だに井戸水を引いてますよ、飲みはしないようですが飲もうと思えば飲めます。
夏は冷たく、冬は暖かい井戸水、子供の頃は当たり前でした💦

「常識」って変わっていくんですよね

で、マニャンですが、現在はミッシェルの息子さんのフレデリックが醸造を行っています
フレデリックで栽培家としては5代目、ブルゴーニュの醸造学校を卒業後、ガニャールなどで修業し、更にカリフォルニアのカレラやオーストラリアにも行き、経験を積んで戻ってきました
お父さんのドメーヌを手伝う傍ら、自らのネゴシアンも立ち上げています。

まだ40代のフレデリック。
お父さんのミッシェルも畑には出て一緒に仕事をしています。

ドメーヌを興してから徐々に増やした畑も特級、1級を含めて現在は19haあります

今回はモレサンドニを飲み比べたいと思います

ワインの資料のほかに畑の地図も用意しますね

会の詳細とワインは以下の通り

FA8B932A-3886-4155-8465-28E1E0F09AB8.jpg

Bourgogne Char.Bons Batons2013
ブルゴーニュ シャルドネ ボン・バトン2013

Coteaux Bourguignons Pinot Noir2013
コトー・ブルギュイニョン ピノノワール2013

Morey Saint Denis 1er Cru2010
モレサンドニ プルミエクリュ2010

Morey Saint Denis 1er Aux Charmes2009
Morey Saint Denis 1er Aux Charmes2007
モレサンドニ プルミエクリュ オー・シャルム2009
モレサンドニ プルミエクリュ オー・シャルム2007

Morey Saint Denis 1er Les Millandes2007
モレサンドニ プルミエクリュ レ・ミランデ2007

Morey Saint Denis 1er Les Chaffotes2007
モレサンドニ プルミエクリュ オー・シャフォット2007

Clos Saint Denis Grand Cru2009
クロサンドニ グランクリュ2009

Clos de La Roche Grand Cru2009
クロドラロシュ グランクリュ2009


これにあとシャンパーニュのつもりです

11月10日(木)19時から
ル・ラヴィッスマンにて
460-0007 名古屋市中区新栄2-4-7 東和パークビル東館1階
052-263-3060
http://le-ravissement.com/
会費20000円 現金でお願いします
定員10名

興味ある方はどなたでも歓迎です

ラヴィッスマン.png
HPより、お料理もいつもながら期待しております。

ミツクラまでお申し込みください〜






posted by cave MITSUKURA at 19:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

コンドリュは飛んで行く


今日の雨は寒いです…
秋から冬へ気配が移ろっていきますねぇ

10月ももう終わり… と言うより今年ももう終わりですな。
クリスマスや年末の話は既に固まって、もう来年の算段をしないといけません
早いよー


では、今日は先日の試飲会で好評だったワインをご紹介します

81A62AF7-3770-4ECF-82F8-BF5FE5CB5ED0.jpg

イヴ・キュイルロン コンドリュー エゲ2011

フランス、コート・デュ・ローヌの白ワインです。
ヴィオニエ100%

甘くユリやクチナシの花の様なアロマが特徴的なヴィオニエです
一般的なコンドリューは辛口なんですが、これはDOUXドゥー=甘口です。
貴腐葡萄は半分入ってます

甘口っていいんだ?? いいみたい… (知らなんだ)

イヴ・キュイルロンはこの地区ではとても有名な生産者です。
前にも紹介してますけど、醸造学校を卒業して叔父さんのドメーヌを継いだのが1986年です

コンドリューは急斜面にある小さな産地で、全体でも90haしかありません。
(因みに南部のシャトー・ヌフデュパプは3200haもあります)
その内の9haを所有するキュイルロンは一大生産者なのです
元詰めのみを行うドメーヌとしては北部ローヌ最大です。

そして、もちろんできるワインが素晴らしい

基本的に遅摘みの完熟ブドウのみを選別して使用するワインは、非常に深みのある味わいです
今日の甘口は500ミリの中型瓶で年産は僅かに3000本だけ

甘露飴ですよ〜

皆さん、美味しいって飲んでくれました
なので、すぐになくなっちゃったけど💦

こういうワインって、飲んでみないと分からないですよね
これからも色んなワインに挑戦したいい、ご紹介したいです〜

このワイン、月末までならセール特価になってます







posted by cave MITSUKURA at 18:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月27日

お酒がつなぐ縁


昨日の試飲会には沢山の客様にご参加いただきましてありがとうございました
やっぱり、ちょっと高いワインはいいですね〜
美味しかったコルクもみんな長いし。

ブラインドに「カレラ ライアン2012」なんて出したらイカンでしたかね…
そして、熟成したワインって品種の区別がつきにくいですよね。
非常に面白いです

お客様が持って来てくれたモンドール、美味しかったです
トロトロでとてもいい状態でした。
ありがとうございます


今月は業者向けの展示会や試飲会がたーくさんあるんですが、とても全部は行けません
試飲会も行ってもすぐに帰らないと

そんなこんなで、もう10月も終わりですね。早い💦

個人的な事ですが、今年も新酒送っていただきました

95CBCB19-60B2-4903-BE9C-DFE5B4222B62.jpg

「船場汲み」をいつもいただきます。
5年くらい前でしょうか、広島に転勤になったお客様に「遊びにおいで」と言っていただいて出かけて行ったのですが、何故か午後から山口の「獺祭の会」に行くメンバーに入れられていました
聞いてないよ〜
厳島神社とかあちこち連れて行ってもらって、さらに新幹線で新山口まで行きましたよ…

で、会場で一緒のテーブル(立ち飲みですが)になった方と話に花が咲き、その方が地元の問屋さんと懇意で毎年、会のお誘いとと共にお酒を送ってくださるというワケです
ご縁って不思議よね〜





posted by cave MITSUKURA at 16:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月24日

発泡赤と言えば


今日は風が強くて冷たく感じました
まだこれくらいならいいですけど、あまり早く寒くならないで欲しいなぁ

26日の試飲会のワインを選んでみたんですが…
ボルドーとブルゴーニュばっかりになってしまいそう

今月はブラインドも豪華ワインでやります。
遊びですけど頑張ってくださいね


さて、8周年セールもそろそろお終いに近づいて来ました
プレゼントの引き換えに来ない方が結構いるんじゃないかと、今から懸念しております💦

では、今日は試飲会に出すワインから一つをご紹介します

7CA89FC3-6630-4FE6-B813-9F66A648D620.jpg

A83224F4-0D37-4C2A-B520-0616F0339858.jpg

シャトー・スデュイロー2006

フランス、ボルドーの白ワインですが、ボルドーのどこか分かりますか?
色が辛口ワインとは違って濃い黄金色ですよね。

そーですソーテルヌです

この地区の事は前にも書きましたね。
しかもスデュイロー98、紹介したかな(覚えてない、クーテだったかも)

「ソーテルヌ」って何だか上品でロマンチックな響きですね
しかしながら、英語に慣れてる日本人にとって最初からSAUTERNESをソーテルヌと読める人はそうはいまい。
(大文字だと余計に違和感を感じる)

ガロンヌ河の左岸にあって、グラーヴの上流に当たるソーテルヌですが、支流のシロン河から発生する霧の影響で貴腐菌がブドウに付着する事で生まれるごく甘口のワインです
もう少し小さな支流もあって結構複雑。

自然発生のみに任せられる貴腐の作用は、昼間は晴れてブドウを乾燥させなければなりませんし、より良いワインの為には収穫も何度も分けて行う必要があり、それはそれは大変です
雨が降ったら、はい、お終いです。

シャトー・スデュイローはこの地域一等賞のイケムから北へ、ガロンヌ川へ向かった方向にあります。
すぐそこ。ご近所同士。
グーグルマップで見るとシャトーの屋根まではっきり見えますよ

シャトーは古い歴史を持っています。
1850年に婚姻によってシャトーがスデュイローと言う名前になった事がはっきり記録に残っています。
今ではポイヤックのピション・バロンなどと共に保険屋さんのアクサの所有になってます。

お、ここまで書いて思い出した、やっぱり前にも書いたな〜このワイン。
なので止めて次行きましょう
(美味しい極甘口です、食後に少し飲むだけで落ち着けていいですよ


では、ガラッと変わってこちら

823ED46B-AC61-450B-B588-55C71BE957DD.jpg

カビッキオーリ フィエロネーロ ランブルスコ モデナ セッコNV

ランブルスコは有名でしょうか、イタリア、エミーリア・ロマーニャ州の微発泡ワインです。
赤白ロゼがありますが、赤が一番メジャーかな。
アメリカで20年以上前に大人気になったワインです

大半がDOC格付けになっています。
これも種類が多くて整理するのがちと厄介
品種の「ソルバーラ」と名乗る物や、地域の「レッジャーノ」を名乗る物があるのでややこしいわ…

今日のはDOCモデナです
ブドウ品種はランブルスコ・サラミーノ

味わいも甘口〜やや甘口〜辛口とバリエーション豊か。
ランブルスコに付図する単語を書くと以下の通りです。

ROSSO ロッソ= 赤
ROSATO ロザート= ロゼ
FRIZZANTE フリッツアンテ=微発泡
SECCO セツコ=辛口
ABBOCCATO アッボッカート=薄甘口 アマービレよりも甘くない
AMABILE アマービレ=中甘口
DOLCE ドルチェ=甘口

使用するブドウ品種もランブルスコと言いますが、その中でランブルスコ・ソルバーラ、ランブルスコ・グラスパロッサなど細かく分類されています。
なのでこれも厄介

ご理解いただけますでしょうか??
全部分かろうとすると結構大変です頑張ってね。

で、
今日のワインを作っているのはカビッキオーリ社
1928年創業、ランブルスコではイタリア国内で最もメジャーな会社です。

実はこの会社もGIVの一員なので、日本国内の販売には前にミツクラに来てくれたマウリツィオ・ベルタッキーニさんが携わっています
業者向けの試飲会に行った時にいらっしゃって、あれ?なんでここに??って一瞬驚きましたが、GIVのワインは日本では輸入元が数社に分かれていますので、そりゃそういう事もありますよね💦

カビッキオーリはめちゃくちゃ大きな会社で、作ってるワインも40種類くらい、
そのほとんどがランブルスコです
バルサミコも作ってる〜、試してみたいな。


話を基本に戻しまして、
ランブルスコの産地は厳密にはエミーリャ・ロマーニャ州とロンバルディア州の南部にまたがっています。
これがエミーリャ・ロマーニャ州(赤い色) ↓

200px-Emilia-Romagna_in_Italy_svg.png

大きな州ですね、真ん中の青い丸がランブルスコの産地です(適当ですみません)

青い丸の中には、フェラーリの本拠地があるモデナがあります。
ここが主要産地。
歴史的に重要なレッジョ・エミリアやロンバルディア州のマントヴァもランブルスコの産地です

また、ランブルスコの産地ではありませんが、エミーリャ・ロマーニャ州には最古の大学があったボローニャ(州都)がありますし、生ハムで誰もが知ってるパルマもこの州です。

ランブルスコはアスティなどと同じようにシャルマー方式で作られています
タンクにワインを入れて二次発酵を起こさせるので、ブドウのアロマを十分に温存したフルーティーなワインが出来上がります。
長く二次発酵の時期を取るシャンパーニュやフランチャコルタとは目的が異なる訳です。

今日のランブルスコは辛口です
ですが、果実味の残るフルーティーなワインなので渋くも酸っぱくもありません

デイリーワインのレンジでは最も手間のかかった上級品です
ちょっといいランブルスコです。

ですが、日本では円高の影響でその下のレンジのワインと同じ値段です
買うなら今だよ〜

赤ですがやや冷やして飲み始めるのをお勧めします
アルコール度数も11%しかありませんので、昼飲みにもいいですよ










posted by cave MITSUKURA at 14:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

集めてる人〜


すっかり暑さとは無縁の陽気になってきましたね
日中、暑い事があっても日が暮れると気温が下がって肌寒いです。
風邪ひきませんように。


来週の試飲会のワインを選んでますが、どれを入れようか迷いますね…
奥のセラーのブルゴーニュも飲みたいですよね

今日はワインじゃありませんが、ワイン関連のコレクショングッズをご紹介します
欲しい方、いるんじゃないでしょうか。

ミュズレボード.jpg

ミュズレボード

てんちょも青木君も持ってます

ミュズレとは、シャンパーニュのコルクを留めるワイヤーについてる蓋の事です
これね ↓

624.jpg

その名の通り、muselet=蓋をする、と言う意味です。
因みにこの綺麗な色のミュズレは、ペウ・シモネのロゼです
こういう色って珍しいですよね。ここは他のも綺麗な色でラベルとお揃いです。

この蓋を取っておく方って、結構いらっしゃると思うんですが。
思い出のシャンパーニュ、
貴重なシャンパーニュ、
瓶は嵩張って大変ですが、ミュズレなら貯めておきやすいですし

こんな素敵な作りです ↓

623.jpg

625.JPG

こうやってにくぼみに入れていきます。
6×10で60個のミュズレを収めることができますよ

裏に金具がついていますので壁に掛けることも可能です
もちろん箱入りなのでギフトにもいいですよ〜

ミュズレって世界的にコレクターがいてオークションとかあるって聞きましたが。
ヤフオクには出てますね、結構な値がついているのもありますよ

フランスではミュズレ専門の本も出ています

昔のサロンはミュズレにヴィンテージが入ってなかったのでどれも同じでしたが、今はヴィンテージが入ってるので集め甲斐がありますね

082214E7-B6B1-4E67-A641-07E3AA90CF3A.jpg

アムール・ド・ドゥーツはダイヤ入ってますし、ペンダントトップになる様に二つ穴が開いてます

あと、ミュズレを変更するシャンパーニュメゾンもありますので、そうなると前のは貴重かも。

あなたのミュズレはどんなのですか??









posted by cave MITSUKURA at 14:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月20日

ブラインドで産地を探れるか


昨日はクロ・デ・フの無料試飲会でした

621.jpg

いやー、よかったですよ
正直、これまで「チリの素晴らしいピノノワール」と聞いて本当にそう思った事は一度もありませんでした
お金出して飲みたいワインじゃないねーってのばっかりで

しかし、クロ・デ・フは違う
ここのワインは美味しいわ

ピノノワールも良かったです、皆さんにも飲んでもらいたいです

てんちょ、初めて飲むワインばかりでしたし、オーナーのペドロ・パッラさんに会うのも初めてでした

620.jpg

パッラさんはチリ生まれですが、ディジョン大学を卒業後、地質学者としてあらゆるブドウ畑を掘り返してきました、掘った穴は2000か所以上(本人談)
そして、ヨーロッパでも超有名なワイナリーのコンサルタントを務めてきた経歴を持つ方です
ブルゴーニュでは6年滞在し、ブシャールやリジェ・ベレールで仕事してたそうです。

が、人物はいたって気さく。
ポロシャツだし、テロワールの概念を説明してくださる時も平易な表現で、決して「学者」ではなかったです。

彼はチリでワイン作りを始めるにあたって、実に4年もかけて最良の畑を捜し歩いたそうです
(ワイナリーは4人で経営されています、クロデフとは「4人のクレージー達」と言う意味)

畑は1か所ではありませんが、最も注目されているのがチリ南部のDOビオビオDOイタタの古木のマルベックやカリニャンの畑とDOマジェコのピノノワールです

特にマルベックの畑は非常に小さい区画ながら、フィロキセラ前の樹もあり、非常に貴重です

クロデフ マルベック畑.png
輸入元資料より、以下同様

この畑からアルゼンチンへマルベックがもたらされたそうです

今やアルゼンチンのの固有品とも言えるマルベック、元の起源はここらしい。
その昔、修道僧が開いた畑です。

クロデフ イタタ.png

しかし、こうした畑は長らく見捨てられていて、貧しい南部にあって所有者は農薬も最新の農機具も買う事ができず、かえってそれが自然な状態を残してくれたという皮肉な背景があります。

そして、前にヴェンティスケーロの紹介で、チリはフンボルト海流の影響で寒暖の差があり南国ではないと書きましたが、これらの南部のDO(ワイン産地)は南半球にありながら霧が多く曇りがちで、まるでスコットランドみたいな気候です

クロデフ 気候.jpg

しかし、こうした気候により、日差しがガンガン照り付けてすぐに完熟してしまう赤道付近の畑とは違い、
酸やミネラルを上手く温存しつつ、ゆっくりと完熟を待つことができるのです

濃いけど単純なチリワインは、1杯は楽しく飲めても何杯も飲むには辛く飽きてきます
これはそうしたバランスの悪さ、要素の偏りも原因の一つです。

パッラさんが一番大事にしているのは「ミネラルとテロワールの反映」です

ミネラルとは微量な金属元素などを指しますが、実際にそうした物を知覚(味覚)する事が出来ている訳ではありません。
彼の表現ではミネラルとは「口中に電気ショックが走るようなビリビリした(僅かな)刺激」で、口蓋や上唇の裏に感じることができるそうです
なるほど。

そして、そのミネラル感を大事にするのに重要なのが、テロワール(土壌)です
「いつ飲んでも、そのブドウが育った土地の岩や土を感じられるワイン」
を理想として作られた彼のワイン達は、非常に繊細ですがバランスがよく香りも味も複雑で、余韻まで崩れる事無く心地よさが続きます。

濃いワインではありませんが、十分な果実味があって欠点がないですね
若いうちからもこうしたバランスを持っているのには驚きました

果実を連想させるとしても「黒」ではなく「赤い」果実でなければならない

これまでウケてきたチリワインに一石を投じる存在です。

どのワインも樽は全くなし、または使っても僅か、です。
過剰な抽出や樽の多過ぎる使用は彼らの理想のワインとは違い過ぎますね。
とは言え、クーパー(樽職人)も抱えてるみたいですが。流石。

ボトルにサインもしていただきましたが、テロワールの文字

622.jpg

このシャルドネ、一番人気でした
樽を一切使用しておらず、シャブリの様なミネラルがあるという説明でしたが、もう少しお酒に厚みがありますね。非常に美味しいですよ

あとは、ピノノワール3種も良かったです
ホント、チリのピノノワールで初めて美味しいと思いました

マジェコの土壌は火山岩で鉄を含む赤い岩の層になっています。
ここのピノは柔らかいのに、複雑な重なりがあって「おっ」と思わされます
しかし、生産量は本当に僅かです。
えーっていうくらい少ない💦

619.JPG

まだ、販売しています。
お手頃な価格のワインが多いので、是非とも挑戦してみてください

先入観無しで飲んでくださいね
従来のチリワインを考えちゃダメですよ。









posted by cave MITSUKURA at 13:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月19日

踊るワイン


少し前、ブルゴーニュでは収穫直前のブドウが盗難にあったそうで、何ともやりきれない話です
日本でも佐藤錦の盗難など聞きますが、一年に一度しか収穫できない物を直前に盗んでいくなんて許せない行為です

それで儲けるつもりの輩、桃太郎侍に成敗してほしいわ
デスノートに真っ先に名前書いてやりたい

そう言えば、ブドウの殺菌剤として使われるボルドー液って、元々はブドウ泥棒対策で作られたんですよね
硫酸銅と石灰の溶液ですが、それのかかったブドウを食べるとお腹壊すのです。
ワインも作ったんでしょうが今程ではなく、食欲を満たすためのブドウ泥棒(もちろんダメですけど)の時代、平和な話です。

NZでも保管してあった高額ワインの盗難があったり、盗品販売、偽物、などなど
ワインも大金に直結するようになって一層物騒です


さて、店頭にはアレが入って来ました
少し前に「見た事もない」と書きましたが、縁があったのですね
嬉しいわ。

D6B2C722-AD04-4752-AF9F-A2E658D5B6EB.jpg

パストゥーレル・ド・クレールミロン 2009


ボルドー、メドック5級のポイヤック産赤ワインです。
5大シャトー、ムートンと同じ経営です。

セカンドはこの2009年が初リリースで、まだこれしか販売されていません。
カベルネ50%、メルロー36%、フラン11%、プティヴェルド2%、カルムネル1%

これって、クレールミロンの作付け面積、ほぼそのままです💦

当たり年となった09年は、ジャミーな果実味が凝縮していてエレガントに仕上がっているようです
簡単に言うと、「濃いけど上品で美味い」ってコトですね。

こういうテイスティングヒントみたいなコメント(輸入元のは特に)は、正直、全然参考にならない事が多いので、普段は半ば無視しています。
だって、「フレッシュで果実味豊か」「柔らかくフルーティ」って、新しいワインなら大概そーでしょ💦

なんか、本当に飲んだの?? っていうようなコメントばっかりで嫌なんですよね
お店の口コミと一緒で、感性に共感できる人のいう事に耳を傾けるのが好きですね

まぁ、てんちょもコメントの内容を吟味するにはスキルが足りませんけど
コンペに出たり、鑑定士になりたいわけじゃありませんので。

自分がどう感じているかは自分しか分からないでしょ
当たり前ですが、ここが一番肝心です。
これを適切な言葉に直すのが仕事でもありますが。
自分が美味しいと思うのがいいワインです

pastourelle=牧歌詩、田園劇です。 二人の踊りの様子の事ですかね。

他の販売者はかなり高いお値段なんですけど、うちは超お買い得な価格でっせ

だって表に置いてあるし。
26日の試飲会に出しますね







posted by cave MITSUKURA at 13:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月17日

さぁ10月も後半だ


もう一雨ごとに寒くなる季節なんですね〜

街のフレンチではクリスマスディナーの予約が始まってるようですね
も、もうクリスマスなの??💦
そう言えば、今年はまだ白トリュフ食べてないなぁ。


明後日はチリの生産者、クロ・デ・フの無料試飲会です
まだ入れますので、お気軽に寄ってください。

ワインも揃ってます
47E7B9BB-A0BF-4CB7-9BD8-3958FE1D8E9A.jpg


それから、イベントページにも載せましたが、
秋の庭園ワイン会 in フラリエ にミツクラも出店いたします

11月6日(日)11時〜17時
久屋大通フラリエ (旧ランの館)
前売り券1800円 当日券2000円

前売りの方が200円分お得です
チケットは100円、200円、300円と組み合わさっています。飲むワインによって金額分のチケットでお支払いください。
チケットは複数人で使用可能です、買い足しももちろんできます。

ミツクラでも前売り券売っています

お天気がいいといいのですが
暑くも寒くもない、今の時期が一番外飲みにふさわしいですね

皆様、是非お出かけください〜








posted by cave MITSUKURA at 17:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月16日

ありがとう その2


いやぁ、昨日は飲みました

12時間、6軒も行っちゃいました
10センチのピンヒールで歩き回ってたんで、今日は足が痛い

それもこれも、昨日も今日もお店を守ってくれてる頼もしい青木君がいるからこそ
ありがとー✨


ついでにカルチェラタンさんでの様子を少しご紹介します。
写真を撮ってくれたHさん、いつもありがとう

広々としたお店でゆったり、お席も沢山あって嬉しい

5E9186D9-3EE7-4ADC-AB76-A5F638CFCC6C.jpg

9759906C-EA74-41D4-AB89-EF782B4599A6.jpg

飲んだボトル、レギュラー換算で34本分

C08831B5-50F9-46E2-832A-1228D230204C.jpg

コルクもジャイアントサイズ

88239C62-FCBC-4089-BC52-951F9331F9BD.jpg
抜栓お上手✨

お料理も美味しかったです

9856CA70-94A5-4E45-91C3-7277E99C357C.jpg4F125792-6E6E-4FAC-B52C-27031BBF9457.jpg3950EC3C-6063-4929-9FEA-CB4DA284C040.jpg60466560-8819-48F7-AAF4-10A568120D9F.jpg
一部だけ、デザートにコーヒーまであったわ✨

6リットルは9つ分のデキャンタへ

2EF7821A-12F9-4628-A0F8-CD1DD307E896.jpg

因みに瓶は生まれ年のお客様にもらわれて行きました
500円玉貯金したらかなりの金額になるでしょう

これでまた一年頑張れます
今年はダメだった方も次は遊びに来てください〜






posted by cave MITSUKURA at 17:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ありがとう


8周年パーティー、皆様のおかげで楽しい時間になりました‼️

参加してくださった全てのお客様と、不参加でもお祝いのメッセージをいただきました皆様、カルチェラタンのスタッフの皆様にもお礼申し上げます。

何も出来ませんでしたが、これからまた一年、どうぞよろしくお願いします。

AF2723A5-398D-4506-A76B-FD666EB065BB.jpg





posted by cave MITSUKURA at 01:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

徒然なるままブルゴーニュ


ノーベル文学賞、ボブ・ディランですかー
へぇぇ

同じ歌があまたの中をぐるぐるする現象を「ボブ・ディラン現象」と言うらしいですが、
そのくらい彼の歌は馴染みやすく、知られてるって事でしょうか。
「友よ、答えは風に吹かれている」


今日はブルゴーニュワイン徒然です
最近、これ紹介したい―ってワインがないなぁ…

では。

615.jpg

DRC 2013

1本ずつしかありませんー
やっぱり値上がりしています。でも、正規なので、ネットで見るようなとんでもない値段ではない。
14年の割り当ては増えますように。

欲しい方、お早目にどうぞ


そして、発掘ワイン。

616.jpg

オスピス・ド・ボーヌ ボーヌ・プルミエクリュ2003 マグナム
キュヴェ・モーリス・ドルーアン


1本残ってました
ホントは明日の8周年で使おうと思っていたんですが、選考に漏れまして在庫へ逆戻り。
マグナムですよ
03年、既にいい飲み頃です

寄進者のモーリス・ドルーアンは、第二次世界大戦でナチスに対抗するレジスタンスとして活動した事でも有名です
ドイツ軍の占領下で様々な圧力に耐え、ブルゴーニュワイン組合の要職についていた彼は自社以外でもブドウ畑とワインの在庫を守っていましたが、逮捕状が出てついに地下に潜ることになります。
その後終戦まで戦い続けた彼は、正にブルゴーニュワインの英雄です。

モーリスと言うと、もう一人時代は少し前ですが、ポル・ロジェの何代か前のご当主、モーリス・ポル・ロジェを思い出しますね〜
彼は第一次世界大戦中のエペルネ市長を務めた人物でもありますが、西部戦線の激しい砲火に晒されて壊滅状態になったシャンパーニュ地方で、他の役人たちがいち早く逃げ出す中エペルネに留まり、自費を投じて他メゾンの収穫や醸造の手助けをしました。

塹壕と毒ガスと地雷で滅茶苦茶になったシャンパーニュ地方、今の様子からはとても想像できません
因みにランスの大聖堂の復興資金を出したのはロックフェラーです。

で、次。

617.jpg

ペロ・ミノ ジュヴレイ・シャンベルタン2001


同じ村名で98もあります、値段も同じなので買うなら98でしょうかねー

このドメーヌ、実はイマイチ馴染みがなくてよくわからないんですよね
いや、超有名ドメーヌなんですがね💦 何故かあまり触れる機会がなくて。

蔵は隣のモレサンドニにあります。
遡れば、同じモレにあるトプノ・メルムと元は同じ蔵だったんですが、70年代に相続で別れました。
その片方がペロ・ミノに、もう片方がトプノ・メルムになっています。
なので、蔵はお向かい同士です。

ここのイメージが少ないのは、90年代半ばまでは多くのワインは元詰めとしていなくネゴシアンに販売していたからでしょう。
少ない生産の自社物も評価はいま一つだったような…

しかし、現当主のクリストフが蔵を仕切る様になってからはワインの評価は著しく復活しています
アンリ・ジャイエの弟子(どこまで弟子と言うかが疑問で問題だよね)と言われるクリストフ氏ですが。
今ではネゴスも手掛ける発展ぶり。

この辺のヴィンテージはちょうど過渡期でしょうね
新樽を多く用いて近代的なな濃いスタイルにしてた時期の前後ですので、かえってこなれていいかもしれません。
アメリカでウケたスタイルにブルゴーニュでさえも、みんな倣った時期です。

この前のモンジャール・ミュニュレだって、20年くらい前に代が代わったときには濃くて濃くて、樽香バリバリで、正直「うげっ」と思ったものですが、今ではすっかり自然な感じに落ち着いてます

そんな時代の変遷を偲んで飲んでもいいかも〜
飲んでいないので実際どうなのかはワカラナイ、ごめんなさい

来歴は完ぺき、品質管理は超安心です。


では、最後はこれ。

618.jpg

ベルナール・デュガ・ピュイ ジュヴレイ・シャンベルタン クール・ド・ロワ2009

一昨日の試飲会で08と10が出てたかな。
でも、買うならそりゃー09でしょう

4つの畑のブレンドで村名ですが、これが非常にいい出来なんですよ〜
ここは他にも、特級シャンベルタンや、マジ、1級ラヴォーサンジャックなどいい畑を持ってますが、
ランクとしては格下になるこのワインの方が樹齢がかなり高い区画のブドウが使われていて、早くから美味しさ全開なんです‼️
複雑で重たく、きめ細やかなワインなんです

もう楽しめますけど、もう少し待ってもいいかも。
07年が1本だけ残ってます。

てんちょ、従兄弟のクロードよりもこっちの方が好きですね
毎年5000本程度しか生産されていません、現行の13年はもっと値上がりしてます

あなたのセラーに入れておくべきです

今日は書きたいことを適当に書き連ねてみました
どれか買ってケロ


















posted by cave MITSUKURA at 16:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月13日

シャルトロンよかった


急に朝晩が寒くなりましたね
もう長袖で十分です。

昨日はシャルトロンセミナーにお越しいただきましたお客様、ありがとうございました

正直、知名度がそこまで高くないと思っていたシャルトロンですが、今回はすぐに満席、キャンセル待ちも沢山で驚きました。

昨日は、2014年ばかり6種類、クレマン(珍しくヴィンテージ入り)からコルトン・シャルルマーニュまで楽しめました
皆さん、熱心にメモを取っていただいたり、ギョームさんとも気さくに話したり、開催してよかったと思います

一番若いヴィンテージの2014年ですが、作柄としては割と豊作です。
酸やミネラルははっきり感じられて調和が取れるにはもう少し時間が必要でしょうが、酒質の透明感や洗練度、後味の優雅な香りはとてもよかったです
色調は淡い1級のフォラティエールでしたが、余韻は非常に豊かでした。
今飲んでも、そんなに辛くない、いいワインばかりです。

初めて飲んだコルトン・シャルルマーニュは、ほっこりしてましたね
新樽を多く用いないのでブドウの良し悪しが端的に反映されています。
ホントはもっと待たなければいけませんが、美味しかった。

欲を言えば、やはりお料理が欲しいですけど

昨日、一番人気のリュリ―は既に完売しております
流石。

挙手はなかったですが(どれがいいか皆さんに聞いてみました)、
クレマンは、あと20本弱で終売です
この前発売になったばかりですが、2500本くらいしかないので、すぐに売り切れです。
これが売り切れると、また来年までありません

また、違うテーマのセミナーもやりたいと思っています
今回はご参加いただけなかった方も是非お越しください


…気温が下がって赤ワインが恋しくなってきた方も多いのではないでしょうか。
明日は何か赤ワインをご紹介します


posted by cave MITSUKURA at 18:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月12日

シャルドネ三昧


今日は名駅までブルゴーニュワイン中心の業界試飲会に行ってきました

80種類くらいあったかな。久しぶりに、
クール・ド・ロワや、
60ウヴレを飲みました。
(誰の何か、分かる方は詳しいですね)

が、いいと思うワインはやっぱり高い
今日はそんなに収穫なかったなぁ…


で、ミツクラではシャルトロンのセミナーです

738.JPG

ギョームさん.jpg

いつもながら狭いお席で大変申し訳ございませんが。
E4A1CF75-53F9-48B2-BECD-0582F3FE6C92.jpg
シャルトロン、美味しいので楽しんでいただければ嬉しいです

来週のクロ・デ・フの無料試飲会はまだガラッと空いてるんですよ
誰でも来て来て

では、今日の様子はまた明日報告します




posted by cave MITSUKURA at 16:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月09日

文字通り黄金のブドウ


明け方の豪雨には驚きました目が覚めた。
そして、今日は肌寒いですね。

2016年のモンラッシェはとうとうトップの6ドメーヌ共同のワインとなるようですね

DRC
ルフレーヴ
ラモネ
アミオ
ラフォン
ラミィ・ピヨ (サントーバンでモンラッシェに勝ったっていうトコです)
ルネ・フルーロ (あれ?ここってこの名前でまだあるの???)

それでもたったの600本2樽。

ぜ、絶対に失敗は許されませんね
DRCの92のモンラッシェ、覚えてますか??

ブドウが僅かすぎて各ドメーヌで仕込むほどない… って恐ろしい状況です。
来年にも影響あるかな

しかも、その共同ワインの販売予定はない
もし値段を付けたらいくらになってしまうんでしょう…
あーぁ

気を取り直して、そう言えば、
昨日、食べたチーズ「パヴェ・ダフィノワ」が美味しかった
四角い白カビチーズですが、良い熟成をするとトロトロになってスプーンですくって食べられます。
モンドールの様に独特の香りはないので非常に滑らかです。

これは製法(マイクロフィルトレーション)にもよると思いますが、細かい事は置いといて、
塩味を噛みしめて柔らかい赤ワインを飲んで、いいマリアージュでした
…写真ないですが。

興味ある方は検索してみてください、すぐに沢山の画像が出ます

今日はこれだけ





posted by cave MITSUKURA at 17:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

ぺルドリも捨てがたいが


ただいま15時30分、何とか雨降らないでいますね

三越でやってる伝統工芸展行きたいのですが、時間的に無理そう
残念…

セール開始から少し平穏な週末
来週はシャルトロンセミナーもありますし、8周年パーティもあります

今日のワインは王道のこれ

741.JPG

左から、

モンジャール・ミュニュレ
ヴォーヌ・ロマネ2014
グラン・エシェゾー2014
ヴォーヌ・ロマネ プルミエクリュ プティ・モン2014


有名ブルゴーニュの赤ワインです、全部ピノノワール100%

ブルゴーニュでも一番の銘醸畑が集まっているヴォーヌ・ロマネ村。
トップは言わずもがな、ロマネ・コンティでしょう

この村にドメーヌがある地主と言って、3本指に入るのがこのモンジャール・ミュニュレです

1600年代から続くブドウ栽培家で、先代はヴォーヌ・ロマネ村の村長だし、
今ではオートコートも含めて33haもの自社畑を所有する大ドメーヌです
特にエシェゾーとグランエシェゾーの所有面積はDRCに次いで大きいです。

今回は最新ヴィンテージの2014年ですが、先行販売の方がお値打ちなんで買っちゃいました
…リシュブールも迷ったんですけど、お値段を考えてやめました
あー、高いのよぁ

でも、今日は右のワインに注目です

モンジャールはヴォーヌ・ロマネの1級を3か所持っています。
スショ
オルヴォー
そして今日のプティモン、です。

スショは面積が広いので一番見かける1級畑かもしれません。
しかし、プティモンはすごいんだよ〜

地図を見てケロ

07vosne-romaee.gif

小さくてよく見えませんね、こちらをどうぞ ↓
http://www.luc-corp.co.jp/map/cotedenuits/vosneromaee/index.html

輸入元の便利な地図

そーです
プティモンの畑はリシュブールの真上なんです

これは買うでしょう

長らくお目にかかっていないプティモン、久しぶりにやってきた。
13年と迷ったけど14年の方が好きな印象だったので、14年にしました。

いつなら飲んでもいいかなぁ
1本買っておかねば。

そんなに沢山ありませんので狙ってる方は早めに確保してください




posted by cave MITSUKURA at 16:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

男爵の戸棚に


世間はハロウィン色が日に日に濃くなってますねぇ💦
一カ月以上前からカボチャだらけだもんね。

てんちょ、あんまし興味ありませんが…

業界的に言えば、ボジョレー・ヌーボーが下火になって来て、秋の一大稼ぎ時が消失しつつあるので
代わりに何かに乗っからないといけない訳です
無理やりハロウィンワインとか。

まぁ、経済効果は非常に大きいですよね。
なので、猫も杓子もハロウィン。
さよか

ところで、
Halloweenって、前は「ハロウィン⤵」の様に「ハ」にアクセントがあって短く発音してましたよね?
それが今では「ハロウィーン⤴」の様に、「ウィ」にアクセントがあって伸ばすようになってますね

テニスプレーヤーの名前の発音(表記)が途中で変わるのもなんですが、現地発音に近づける方がいいですけど。
最初からなぜそうならないのか不思議です、このネット便利時代に
今日からやってるF1の方が余程気になる私です💦


では、今日のワインです
こないだうっかり最後の09年を売ってしまったので(いや、売り物なんですけどね)、
もっと上級品を仕入れてみた

614.jpg

ド・ラドセット プイイ・ヒュメ バロン・ド・エル コレクション2000

このワイン、飲んだ事あるっていう方、通ですね〜
いいトコ押さえてますね

てんちょ、「コレクション」は見るもの初めて

これは、フランス、ロワール地方の辛口白ワインです。
フランスで最も長い河川であるロワール川の上流、上流過ぎてフランスの真ん中辺りになっちゃうんですが、
白ワインの有名産地があります

対岸のサンセールと並んで、プイイ・ヒュメもソーヴィニョンブラン100%で作る白の辛口のみ

ラドセットは「ド」の表記でもお分かりの様に、男爵家です
が、ちーとワイナリーの系統はややこしくて、ご先祖はラフォン伯爵です。
(それで現在、サンセールのコント・ラフォンも同じ経営な訳です)

伯爵はサンセールのシャト―・デュ・ノゼも18世紀後半に取得しますが、これも19世紀にラドセット家が継承しています。すごいお城。
ですが、途中でどうなったのか、デュ・ノゼは現在、ワイナリーとしてはDRCのオーナーのヴィレーヌ氏の妹の手によって再興されています。
この辺の事はHPにも書かれていないし、説明がないですねぇ

しかも、ラフォンって言えば、今なら皆さんドミニクさんって思いますよね?
ムルソーのラフォン伯爵のご先祖はシュッドウエストのご出身で、もう少し後の時代の方みたい…
同じ名前ですがスペル違うしね

話を戻して、今日のバロン・ド・エルは1972年に6代目として蔵を継いだパトリック男爵が、
ラドセット家の名をかけて作った高級ワインです

70年代の前半には誰もワインビジネスで巨額の利益が得られるなどとは思ってもいませんし、
新技術の導入などロワール上流では考えられもしませんでした
いいワインを少しだけ作るよりも、そこそこのワインを沢山作る方に圧倒的に魅力があったんです。
その方が安定的にお金になるし、自社で醸造、元詰めする事も今の様に当たり前ではなかったんですよ。

なので、男爵すごいわー
その頃から「質の良いワインとは何か」を知っていたんでしょうね
しかも、日本への輸入会社も自前で日本法人を作ってるし

まー、もちろん男爵は畑仕事はしないでしょうけど💦 お貴族様だもん。

因みにこれが普通のプイイ・ヒュメです ↓

613.jpg

これでも十分美味しいんだな
清涼感は未熟な青さによってもたらされるモノじゃないっていう良い証明です

バロン・ド・エルになるブドウ畑はプイイ・ヒュメの中心部の高台にあります
樹齢は40年以上の古木。

ただの「バロン・ド・エル」でもそれはそれは、上品できれいな酸味があってとても美味しいのですが、
今日のはそれの更に上をいく上級品です
熟成によって一層の向上が見込めるキュヴェのみをコレクションとして販売します。

16年目ですけど、もしかして、まだ早い??

挑戦者求む
何を合わせようか?? 牡蠣? 鮎? 鮭児? それらの燻製もよさげ。














posted by cave MITSUKURA at 15:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

今年もボジョレー・ヌーボー予約始めました


やっぱり強風の名古屋です頭ボサボサ

8周年の色々もありますが、
店頭ではボジョレー・ヌーヴォーの予約を始めました

2016年も厳しい年になってます…
クリュボジョレー程の被害はないものの、収穫は例年よりも少し遅め。
そして生産量もやっぱり少ない

各生産者の報告です(抜粋) ↓

ルー・デュモン「夏の暑さでブドウが復活、2005年に似た年」
フィリップ・パカレ「8月からの暑さで腐敗は皆無、収量には不安があるが楽しみな収穫」
マルセル・ラピエール「ヌーヴォーの区画には霜・雹害ともに無し」

今年取り扱う新酒は下記の銘柄です

フィリップ・パカレ ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール2016

マルセル・ラピエール ボジョレー・ヌーボー2016

シャルル・ヴァン・カネット ボジョレー・ヌーボー2016

ルー・デュモン ボジョレー・ヌーボー ヴィエイユ・ヴィーニュ2016

レ・グリフェ ボジョレー・ヌーボー2016

ルイ・テット ボジョレー・ヌーボー2016

ルイ・ジャド ボジョレーヴィラージュ・プリムール2016 ハーフ

ルイ・ジャド マコン・ヴィラージュ・プリムール2016

ツァーヘル ホイリゲ2016


とりあえず、去年の写真です ↓

2015ヌーボー.jpg

毎年一番人気はパカレですが、品質の良さは同じくマルセル・ラピエールも納得
お値打ちなルイ・テットも捨てがいたい魅力があります。

定点観測の皆様、今年も期待してください

今年も解禁日の11月17日には1杯300円ですべての新酒を試飲できます
是非お越しください


今年の注目は「初めて扱う銘柄」ですが、それも当然。
今年が初ヴィンテージだからです

その新酒は、シャルル・ヴァン・カネット

シャンボル・ニュジニー村のドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラの3代目、
シャルル・ヴァン・カネットさんが自分の名前を付けたネゴシアンで初めてボジョレー・ヌーボーを作りました

こんな方です ↓
今年1月に東京でお会いしましたがとても優しい上品な方でした

シャルル・ヴァン・カネット.jpg

アラン・ユドロ・ノエラと言えば、元々はシャルル・ノエラというリシュブールやシャンベルタンなど数多くの特級畑を所有した大ドメーヌが知られていますが、ドメーヌは既になく、70年代前半までに半分はルロワに、残りの半分の半分(全体の4分の1)はアンドレ・ノエラを経てジャン・ジャック・コンフュロンへ受け継がれ、最後の4分の1はこのアラン・ユドロ・ノエラが相続している訳です。

…ブルゴーニュ生産者の家系図を考えているとややこしくて、大変

カネット氏はランスの生まれですがボーヌの醸造学校を卒業して家業を継いでいます。
アラン・ユドロ・ノエラのワインは日本でもかなり人気で、
予約の段階で割り当て、完売は当たり前
ミツクラにも数本しか来ませんでした。

これがかの有名なリシュブール ↓

アラン・ユドロ・ノエラ.jpg

来日した時には「全然買えないじゃないのさー」と泣き顔で文句を言ってみました
「数がなくてごめんね」ってすまなそうに言ってくれたので許す。

それもあってか、
「自社畑のないアぺラシオンからも優れたワインを作りたい」という願いから2012年にネゴシアンを設立しました

今年初挑戦のボジョレー・ヌーボーも、当然ながら信頼のおける畑仕事をしてくれる栽培家のブドウを使用しています。
買い付ける生産者は複数あり、それがワインに複雑性をもたらしてくれると言います
完全なビオ、ノンフィルターです

「フレッシュさ、果実味を大切にし、タンニンも滑らかで飲みやすいタイプを目指します。自然な風味を大切にしたい。」

と言う初めてのボジョレー・ヌーボー、果たしてどんな香りと味なんでしょう??

まだラベルも未発表なんで、何も載せられませんが

皆様も是非お試しください

なお、予約は先着順です。
予約のキャンセルはできません。
11月10日を予約期限とさせていただき、これ以降は通常価格になります。
ご注意ください。


一緒に飲みましょ

posted by cave MITSUKURA at 17:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

ほのぼのラベルの高級品


名古屋は台風の影響はさほどないようです
雨が過ぎれば寒くなっていくんでしょうねぇ

8周年のセールはいつもの定番ワインも1カ月間値下げしている物があります
デイリーワインに使ってください。

フランスワインが圧倒的に多いミツクラですが、
イタリアのセール品もいくつかあります

611.jpg

ルーチェ2012

スーパータスカンの有名ワインです
創業20周年を記念して販売されたルーチェ2012は、このヴィンテージに限り特別なボトルデザインになっています
派手ですよね。

定価19872円(税込)のところ、通常よりもガーンと値下げしてます
現行はもう13年に移行してますので(しかも値上がりしてます)、あるだけになります。
お早目に〜


今日はもう一つ、トスカナ―ナワインご紹介します

612.jpg

ポッジョ・スカレッテ 
キャンティクラシコ2014&イル・カルボナイオーネ2013


可愛いラベルでしょ メルヘンな感じ。

スカレッテ.jpg
これ好きだわ。

赤い方がキャンティです。
ワイン通の間では、きっと右のイル・カルボナイオーネの方が有名だと思います

このワリナリーは比較的最近の創業で、初ヴィンテージは1992年

創業者のヴィットリーオ・フィオーレ氏はイタリアでは非常に有名な醸造家であり、コンサルタントでもあり、イタリア醸造技術協会の理事や世界醸造家組合の役員を務めたような重鎮です。
彼は各国各地を飛び回る多忙な日々の中、健康面の心配ある奥様の為にミラノからトスカーナに移住して、
後にこの蔵を始めました。

40年にも及ぶ長年の経験で色んな畑を見た結果、フィレンツェとシエナの間のグレーヴェ地区にある、イル・カルボナイオーネの農園に出会います
そこには当時、絶滅しかけていたキアンティ・クラッシコの有名なクローンサンジョヴェーゼ・ディ・ラモーレがあり、夫妻はこの農園を購入しワイン作りを始めました。

高品質で知られたクローンですが、栽培が難しいのでしょうか。
今では作っている人はほとんどいないみたいです。

しかも、なんとそのブドウの植樹は第一次世界大戦直後で、フィロキセラ後の最も古いクローンだという事です

標高450メートルの高台にある蔵へは急斜面を四駆で登らないとたどり着けません
が、それゆえセラーの温度は年間を通して14度を保てる理想的な環境です。
畑には西日が豊かに当たり、日照条件は申し分ありません

最初、この蔵はイル・カルボナイオーネだけ、たった一つのワインを作っていたのですが、
今ではキャンティ・クラシコなどの廉価ワインや白ワイン、オリーヴオイルやグラッパも作っています。
キャンティ・クラシコを作り始めたのは2009年から。

その前に2007年からボルドー品種のブレンドであるカポガットを作っています、見た事ないですが。
グラッパも飲んでみたいですね
超高級品のピアントナイアも。

が、今日の二つ以外は、ご当地エノテカ・ピンキオーリでないとありません…
専用に作られてます。
日本の店にはどれがあるのかな。

てんちょ、イタリアワインにほとんど情熱持っていませんし(ごめんなさい)、
ましてやトスカーナのフルボディなワインは苦手なんですが…

イル・カルボナイオーネはいいと思いますね
洗練されててバランスがよく、濃いけど香りも余韻も心地よいのですよ

05だか09だか持ってるはず

キャンティ・クラシコは飲んだ事ありませんので、近々試してみたいです
お手軽な値段ですよ、野口君3人でお釣り来ます。

あなたもどうですか??












posted by cave MITSUKURA at 17:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

ご先祖様に感謝


台風のせいか、湿度が高くて雨続き… 晴れて欲しいわぁ

昨日はよく分からないお酒をよく分からない順番で飲んでしまって、いたく反省


っていうか、今日も朝から仕事してるのに、ブログ書く余裕がなくて…
…我ながら情けない💦
うーん、明日こそ(最近毎回こう書いている気がします)

簡単にワイン紹介します
来週13年が来ますけど、その前に届いた半年に一度の恒例ワインです ↓

604.jpg

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ 
ロマネ・サンヴィヴァン2011 & ラ・ターシュ2011


真ん中のはもう売れちゃってます… ごめんなさい

で、真ん中のワインは何かというとですね、

ヴォーヌ・ロマネ プルミエクリュ キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ1999

です

1級ですよ

ヴォーヌ・ロマネを中心に8つの特級畑を持つDRCですが、それ以外にも少しワインを作ってます。
ご存知ですか??

例えば…

レ・ザミ・ド・ラベイ

サンヴィヴァン修道院の維持補修のために2000本程度作られる白
オートコートのクルティユ・ヴェルジ村にあるサンヴァンサン修道院内の畑のシャルドネを使用
(村はヴォーヌ・ロマネの西、森のある丘の向こう側です)
オートコート・ド・ニュイとして販売されてましたが、05年は何故かテーブルワインになってます
パリの大手ワインショップ、オージュとラヴィニアの名前で販売されています

ラッキーな事に05年をワイン会に持ってきてくださった方がいて、飲むことが出来ましたが、
モンラッシェに通じるリッチな作りでした
オートコートとは思えない

余談ですけど、グーグルで修道院のある村のアベイ・ド・サンヴィヴァン通り見てみましたが、
めっちゃ細いド田舎の道だった
車はすれ違えないだろうなぁ

あと、非売品ですが、

バタール・モンラッシェ


0.17haを所有しているらしい、が販売はなし💦
全て自家消費だって。
うー、飲んでみたい

話を戻して、真ん中のヴォーヌ・ロマネ1級ですが、
これは非常に出来の良かった99年に初めて、ドメーヌの創始者ジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェへのオマージュボトルとして生産されました
若木のブドウや、選別で二番手になったキュヴェを使っているそうです。

その後の生産は2002年、2004年、2006年、2008年、2009年のみ。
たったの6ヴィンテージですが、てんちょ、99と02以外見たことがありません
(実は01だと思ってた、勘違いだったかな)

かのデュヴォー・ブロシェは、サントネイでワイン商を営んでいましたが、
1867年にロマネ・コンティの畑を買い取りDRCを創設しました
現オーナーの一人、ヴィレーヌ氏はその子孫に当たります。
デュヴォー・ブロシェはコート・ドールの代議士も務め、地元の名士でもありました。

彼はまた1869年にブドウ栽培に関する小冊子「収穫について、ワインについての私的考察断章」を出版していますが、53年に及ぶ観察、研究、比較の集大成となったこの30ページほどの冊子は、現在のブドウづくりでも大変学ぶべきところが多く、2002年にはヴィレーヌとアンリ・フレデリック・ロックによって再編集されています

19世紀の後半にすでに糖度計を使用し、ブドウの糖度によって完熟度を測るやり方を確立していたデュヴォーブロシェ、すごいなぁ
そして、当然ながら完熟した健全なブドウを得るためには、
「栽培、醸造のあらゆるレベルで最大限努力しなければならない」のです。

故アンリ・ジャイエの言うブドウ栽培にも多くが共通しています

で、最後に

このヴォーヌ・ロマネ1級、ネットで見ると15万円とか16万円とか、
あほかー高すぎる

因みにミツクラで売れば、その3分の1以下です

そのうち飲みましょう。
あれとこれも一緒に







posted by cave MITSUKURA at 18:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする