2017年04月02日

AOCのイメージ返上


今日はようやく暖かいです、お花見してる方も多そうですね


てんちょ、昨日、久しぶりに美味しさを再確認したワインがあります
取引先のお店を回って、せっせと自社ワインを消費するという作戦で出会いました。
(冗談ですよ、もちろん

ワインはこれ

テヴネ.jpg

ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン マコン・ヴィラージュ2011 テヴネ・エ・フィス

ブルゴーニュのマコネー地区の白ワイン、シャルドネ100%です。
マコンの名前は知っている人が多いでしょうが、このボングランはかなり別格です

マコンの白と言うと(ヴィラージュと付くと白のみになります)、
ボーヌのシャルドネに比べてさっぱりタイプで、
価格も低めのデイリーワイン向きで、
そこまで高貴なワインではない
と、思っていませんか??

確かに大部分はそうした「低価格、お気軽」ワインなんですが、このボングランは全然違うんです

ボングランとは、「Bongrain(良いブドウの粒から造られるワイン)」の意味で、
ジャン・テヴネ氏と息子のゴーティエさんが二人で運営しています。
こんなお二人です ↓

テヴネ1.jpg
輸入元HPより

HPもありますけど、フランス語のみかぁ… コピペもできないし読むの大変

今では、ドメーヌ・ロアリーと同族のエミリアン・ジレも傘下になって、
3つのラインナップでワインを作っています。

が、とにかくここは変わってる

まず、「さっぱり早飲み」のイメージのマコンにあって、3年以上も熟成させています
今日のワインも2011で、これが市場に出てる最新ヴィンテージなのです
味が整っているのはそのおかげでもあります。

しかも、マコンなのに貴腐ワインを作ってます
キュヴェ・ボトリティスと言う名のワインは(そのまんまですが)、100%貴腐ブドウで造られた極甘口で30年くらいは熟成可能でしょう

今日のマコン・ヴィラージュには貴腐は入っていません。
が、完熟した健全なブドウを感じる、めちゃくちゃ旨い辛口です

樽はナシですが、非常に良いコクがあります
砂糖漬けのレモンやハチミツの香りで、余韻も長いですね〜

テヴネ親子のワイン作りの基本姿勢は、「何もしない」事です
ビオの認証も取っていますが、有機栽培は当たり前なので敢えてシール張ったりせず、説明もなし。
発酵は出来るだけゆっくり低温で行うために、途中で発酵が止まっちゃったりする事もあるそうですが、
それでも人為的な制御は一切しない。

MLFの後で再びアルコール発酵が始まる事もあるそうです
は、初めて聞いたわ💦 そんなの。

先祖代々のブドウ栽培やワイン作りを継承しているだけ、だそうですが

ある意味「変わり者」な訳ですが、作るワインは素晴らしく美味しいのです
ワインはクリアで、欠点が全くない。
物足りない要素もなく、嫌な刺激もつらい酸味もなく、最後まで非常に健やかです

これで3000円しないんだから、絶対買うべし
これからの季節にも、冷やして楽しめるし。
いいですよ〜

もちっと高いけど、ここのヴィレクレッセもいいんだよ〜







posted by cave MITSUKURA at 18:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする