2017年04月07日

香りが正にそれ


急に生ぬるい気温になって気味が悪いような名古屋
数日は雨続きの様です…

も今週末で御終いでしょうか、気温が高いのにお天気が悪くて残念ですね💦

てんちょは当然、「花よりお酒」です

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花を横目に行った、古い知り合いのやってる焼き鳥屋さんが非常に美味しくてリーズナブルだった
もっと早く行くべきだったなぁ、開店して1年も経ってた。
店主の許可があれば今度紹介しますね〜


新入荷も色々あるんですが、全然違うワインの話にします(おいこら)

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ニコラ・ジョリー サヴィニエール ヴュー・クロ2014


12年を最後にしばらく入れてなかったので、来週やってきます。

このワインは有名ですね、フランス、ロワール地方の白ワインです
シュナンブラン100%

基本的な事ですが、ロワール河はフランスで最も長い河です
ボルドーのジロンド河、ローヌのローヌ河と同様に流域には沢山のブドウ産地が並んでいます。

ロワールは下流から大きく4つに分けられています

ナント地区
その名の通り、河口にあるナントはフランスで6番目に大きな都市です。
ここはミュスカデの大産地です、牡蠣をはじめとするフレッシュな魚介には欠かせません

アンジュー・ソミュール地区
今日のサヴィニエールはここにあります。
かつてはロゼ・ダンジュー(アンジュー・ロゼ)で有名だった産地ですが、現在ではカベルネフランの赤も盛んに作られています。
白はシュナンブランがほとんどで、甘口から辛口まで様々なので勉強する人には厄介な産地かも

トゥーレーヌ地区
「トゥール・ポワティエ間の戦い」のトゥール市が中心になる地区です。
ここから海洋性の気候と内陸の大陸性気候が混ざりだしますので、ヴィンテージチャートはボルドーとリンクする事が多いですね
シノンの赤ヴーヴレイの白が有名でしょうか。

中央フランス地区
フランス語ではCentreNivernaisサントル・ニヴェルネと言われる地区です。
ニヴェルネと言うのは革命前の地名で、現在のニエーブル県に当たります。その真ん中(センター)なので、セントル・ニヴェルネと言うのです。
ここでは、ソーヴィニヨンブランから作られるサンセールプイイ・ヒュメが最も有名です
飲んだ事ある方も多いと思います。

で、話をサヴィニエールに戻して、
サヴィニエールで独自のAOCを単独所有しているのが、今日のニコラジョリーです。

そのAOCはクレ・ド・セランですが、掲出のワインはその兄弟のヴュー・クロという区画です
後はクロ・ド・ラベルジュリーと言うワインがあるけど、輸入がない
共に白、モノポール。

ジョリー氏ももう高齢なので、今は御嬢さんのヴィルジニーさんが醸造を担当しています
こんな方 ↓

ジョリー1.jpg
HPより

お話ぶりも優しいんだよね〜
去年チラっとお話しした時には、
「13年よりも14年の方が親しみやすいかも、しかし、どちらもサヴィニエールのワインです」と。

その土地らしさ、その年らしさ、を大事にしている生産者はみんなそうですが、いつも同じワインではなく、そのテロワールとヴィンテージを反映したワインを作るべき、という姿勢です

この前のクリュッグもそうでしたが、
こうあるべきと言う完成形が先にあるのではなく、毎年ゼロから作り上げて出来上がる最高の姿がその年のワインになるという考えですね〜

うーん、だからキャラクターが年によって結構違います
てんちょ、13年は手ごわいなーと思いますが、よりジョリーらしいのが好きな方には13年の方がいいかも

なんせ、「飲む前に数回デキャンタージュするか、数日前に抜栓してください」なので

ま、ニコラ・ジョリーと言えば「ヴィオディナミの伝道師」であり、第一人者ですもんね…
日本語の本も出ていますが、結構難解ですよ…
興味ある方、どうぞ。「ワイン 天から地まで」

とにかく時間をかけて向き合うべきワインです
短時間でわーっと飲んでしまうと、なんか変な香りと後味だったなぁ、で終わってしまいます…
美味しければいいですけど。
それで美味しい人は、ゆっくり飲めばもっと美味しいですよ

非常に個性的なので苦手と言う方がいるかもしれません、
が、守備範囲はものすごく広いので、色々な料理に挑戦し甲斐があります

14年はクリアで、ジョリーのスタイルを理解しやすいと思います。
てんちょ、12年のように14年も好きです

しかし、ニコラ・ジョリーを飲む上で非常に重要な事があります

それは、
このワインはニコラ・ジョリーのワインで、シュナンブランとはいつもこうだと思うと大間違いでーす
と言う事を忘れないでください

どのシュナンブランが本当のシュナンなのか、百面相探求は続く〜

いやね、単純に久々に試飲していいな、と思った訳です
あとはね、ここのワインはいつもコルクが心配なんですよ、そう思う方いませんか?














posted by cave MITSUKURA at 18:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする