2017年07月31日

リセットできた


今日は特段、蒸し暑く感じます絶対35度どころじゃない
(ま、年齢と体重増加のせいもあるんでしょうけど

増加と言えば…
ミツクラのこの3年くらいのワインの在庫数はかなり減少しています
奥のセラーのワイン、少なくなったよなーと思うお客様が多いでしょう。
こんなです  ↓

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でもね、在庫金額はやや減少か、横ばいなんですよ。
つまり、1本当たりの金額が著しく増加してるって事です

あー、この高騰地獄は続きそうで収まる気配なし
とほほ。

棚卸、少しだけでもやるたびにうんざりだし



さあ、明日から8月です
もう今日はのんびりやるんだー

8月の試飲会は「ドイツ・オーストリア」です
ご案内は2日に載せますね。

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8月23日(水)18:30〜21:00
3000円
立ち飲み、おつまみ持ち込み自由です

よろしくお願いいたします




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2017年07月30日

樽は必要悪か


今日もジメジメ・蒸し蒸しですな
出勤すると流石にお店の冷気が嬉しいです

さて、早速ワインの紹介します
今日のは正統派の高級品でっせ。
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ラロッシュ シャブリ グランクリュ レゼルヴ・ド・ロベディアンス2009

ラロッシュは存知でしょうか?
シャブリで1850年創業の最も古いドメーヌの一つです

2012年には新社長のティエリー・ベリコーさんが来店してセミナーを開催してくれました。

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懐かしい

ラロッシュでは最もベーシックなシャブリに「サン・マルタン」と名付けていて、11月にはこの聖人の祭りが行われています。
(サンマルタンは4世紀のハンガリー生まれのローマ軍人で後にヨーロッパ人では初めてキリスト聖人に列せられています。
城門で出会った裸の物乞いに自分のマントを半分切り裂いて分け与えた伝説が有名です。この物乞いがイエスキリストだったとか。んなあほな。
この残りの半分のマントがフランク王国の礼拝堂に保管され、カペー朝へと引き継がれる訳です。)

サンマルタンはトゥール(ロワールの南)の司祭になっていますし、ロワール地方のブドウ栽培の逸話にも登場しますが、なんでシャブリでサンマルタンなのかな。
まぁ、守護聖人ですから教会もあるし。

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HPより レ・クロの畑が背景に

話を戻して、シャブリには3318.34haもの広大なブドウ畑がありますが、その内で特級認定されてるのは僅かに100haだけ
7つの区画に分かれていますが、全て一か所につながった畑です。

7つのグランクリュの内で最も高額、著名なのがレ・クロですが、ラロッシュの場合はちょっと違います
もちろんレ・クロも生産していますが、ラロッシュではブランショも非常に突出した高貴さを持っているんです

そして、今日のレゼルヴ・ド・ロベディアンスはこのブランショの中でも最高の区画のブドウから飲み生産される特別なシャブリです

手積み収穫で、更に細分化した区画ごとに醸造されます。
100%小樽発酵、のち10か月100%樽熟成、完全MLFありのコクあり濃いめのシャブリになっています。
ラロッシュ曰く、究極のシャブリ、なんです
良い年のみの生産で、1991年が初ヴィンテージです。

ラロッシュはフェーブルと同様にシャブリらしいキレや酸の爽快感を大切にしていますが、
この最高級品に限っては樽を多用し、より濃厚な味わいになる様に作ってます

てんちょ、シャブリに樽はいらん、と思っていますが、どの生産者も特級クラスになると樽の使用率が上がっています。
特級に相応しい深みのある味にしたい、との思惑でしょう

Obedience=(宗教的な)服従、の意味です。信仰に篤いのですね。

09年はフランス全体で良年となっていますが、シャブリも例外ではなく非常にいいヴィンテージになっています
ラロッシュ、フランス国内でのエージェントが変わったせいで、日本への輸入が一時なくなりそうです
なので、最後の入荷分を買ってみました。

飲んでみたーい
コートドールの特級に比べたらお値段的には妥当です

売れなくても慌てて飲む必要ありませんので、セラーの肥やしにしよっかな
11年もありますよ。

もう一つ注目すべき事ですが、ラロッシュはシャブリのドメーヌでもいち早くスクリューキャップの採用を始め、特級までもスクリューキャップで出荷しています

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今日の最高級品もスクリューです‼️

こういう老舗大手名門がスクリューキャップを使ってくれると、周りにいい影響がありますね〜

ジャック・プリウールの醸造家のナディーヌさんも、本当は全部スクリューキャップにしたい、とおっしゃってました💦
でも、どーしても見た目の問題があって安物認定されちゃうので、中々そうはできない、と。
ジャック・プリウールみたいなお金持ち大ドメーヌに先頭切ってもらいたいもんです。
DRCがやりだしたらみんなすぐに真似するんだろうけど

なので、ラロッシュの取り組みは大変尊敬すべき事です

そして、ラロッシュのロゴ?、かなーり前衛的なんですが、 ↓

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See, Breathe, Taste the Experience
のモットーを表しています

てんちょ、同じ柄のいただいたキーホルダー使っています

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ラロッシュのシャブリ、見かけることがあれば挑戦してみてくださいね〜


最後にシャブリとは無関係ですが、この前の試飲会でモンテ・ロッサのフランチャコルタを開けましたが、

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ミュズレ、出ました

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ビリヤードの球〜 9だわ
でもとても全ては揃わないだろうなぁ… ↓

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2017年07月29日

ME GUSTA ESPANA


だる〜い
昨日飲み過ぎました

昨日は、縦飲み同好会、スペインワイン会でした
テンプラニーリョの巨匠、アレハンドロ・フェルナンデスのワインを飲む会です。

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フェルナンデス氏は、リベラ・デル・デュエロのペスケラをはじめ、スペイン国内に4つのワイナリーを所有しています
昨日は、その内コンダード・アサを除く3つのワイナリーのワインを飲みました。

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最初のカヴァが入ってないわ💦

9人で11本昨日も飲んだなぁ
(しかしダルさの原因は2軒目だ)

どのワインもフルボディでアルコール度数も高め、若いヴィンテージも混ざっていたので、さぞや辛かろうと思いきや、
いや、そーでもない

お料理が素晴らしく良いマリアージュになってました
そのおかげですね。

会場は名駅の、レスタウタンテ・ラ・フェンテさん
http://www.lafuente-nagoya.com/lafuente.html
手前に気楽なバルがあって、奥がレストランです。
レストランは雰囲気も料理も最高、でも価格はお手頃ですので、是非行ってみてください〜

オーナーシェフの山内さん、スペイン事情にも詳しくてワインも料理もレベルが高い

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ボタンエビのパエリア

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旨みいっぱい。

一番最初のアミューズ(スペイン語で何て言うんだ?)から非常に感動しました
フォアグラのクレマとトウモロコシのエスプーマ、スペイン産36ヶ月熟成のイベリコ・ベジョータ ↓

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これにアイレンの白がすごく合ってました
昨日も話しましたが、アイレンの白って正直ロクな物がない(ごめんね)中で、このアレハイレンは美味しかった。
樽が上手く調和してますね。

熟成したテンプラニーリョも、現行品のテンプラニーリョもどっちも美味しかったです
香りが如何にもスペインの乾いた赤土を連想させるドライでちょっと癖あり、でも味わいはしなやかで洗練されてます。
13年のペスケラ、無理なく美味しく飲めますね。ちょっと驚き

最後にみんなでお店のワインを1本追加しました ↓

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マス・ドイス サランケス2005


プリオラートの赤ワイン。
ガルナッチャにカリニェナ、シラー、メルロ、カベルネのブレンドです。

樹齢の古い(70年から100年)区画を多く所有する生産者、いいブケが出てました
初めて飲んだわ。また飲みたい

いつもフランスワインの会をやる事がほとんどですので、珍しいスペインワイン会でしたが、
またやりたいですね〜
アサもあるし ↓

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てんちょ、一つの生産者を一度にたくさん飲むのが好きです
理解が3倍深まると思うのです

昨日、参加者の方が「変態ワイン会」と発言して、
へ、へんたい?? 
と驚いたのですが、あたらめて考えれば変態かもねぇ

このくそ暑い真夏になんでテンプラニーリョ、フルボディの赤ワイン会なの??
って聞かれて、初めて気が付いたよ💦
あんまし季節考えてなかったわ

一つのテーマでこれでもか、としつこく飲むのが好きなんです
(人物の嗜好や性癖の事ではありません、念のため

あなたも変態の仲間になりませんか〜
↑ いや、違う💦

縦飲み同好会は誰でも入会歓迎、入退会自由、現会員数不明のゆるゆる同好会です

次はウィリアム・フェーブル シャブリですが、こちらはキャンセル待ちになってましてすみません。
アンリ・ブルジョワ用意しますね










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2017年07月28日

正統ポイヤック3兄弟


気温が多少低くても、湿度が高いから全然過ごしやすくない
冷房は寒いし…

さて、月末なのに便宜的に新入荷ワイン来てます

猛暑に相応しくない、フルボディのボルドーです

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レ・グリフォン・ド・ピション・バロン2012

名前の通り、メドック2級、ポイヤックのピション・バロンがプロデュースしています。

ピション・バロン(正確にはシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンと長い名称ですが)の畑は、格付け制定後すぐの1884年に現在同じく2級のピション・ラランドに分割されています。

こんな美しいシャトーです ↓

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お城〜HPより

しかし、このシャトー、現在の名声からは信じ難い事に、1900年代の後半までは評判がいまいちで…

大手補填会社のアクサに買収され、1987年にワイン部門の子会社の共同経営者にランシュ・バージュのオーナーであったジャン・ミッシェル・カーズ氏を迎えた結果、畑の整備や醸造設備のテコ入れを経て驚くほど素晴らしいワインへと生まれ変わっています
このアクサのワイン部門会社は、カンパニー・メドケーヌという子会社と共に、自社所有のピションバロン、ピブラン、シュデュイローを始め小規模シャトーまで沢山の銘柄を扱ってます。

今日のグリフォンは、2012年がファーストヴィンテージの新しいセカンドワインです

これまでは、トゥーレル・ド・ロングヴィルがセカンドワインとして生産されてきましたが、新しくこのグリフォンがセカンドとなりました
なのでトゥーレルはもう見納めです💦さいならー

ラトゥールにリンセルする絶好の好立地の畑を持つピションバロン、セカンドのグリフォンも同じ区画の30年前後のブドウを使用して作られています。
これまでのトゥーレルよりも、よりファーストに近いスタイルに仕上げているそうです

うーん、確かに。濃そうだなぁ…

セパージュはカベルネが60%、メルロ40%、新樽で1年熟成です。
12年は約36000本の生産。

3兄弟を並べるとこんな感じ ↓

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グリフォン(英語だとグリフィンですか)は、頭が鷲(鷹)で体がライオン、翼を持った伝説上の生き物ですが、なんでこれが採用されてるんでしょうね??
昔から紋章に採用されている事もありますが、なんでかな?

カッコいいけど

カベルネ60のフルボディらしい、飲んでみる日が来るんだろうか(おいおい)
お試しになりませんか〜





posted by cave MITSUKURA at 14:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

悲しいニュースが続く


九州に続いて、今度は東北で豪雨ですね…
1ヶ月分の雨が一日で降るなんて、備えようにもどうしようもないと思うんですけど
それに九州もですが、「人生で初めて」と言うお宅が多くて、他人ごとじゃありませんね。
まさか自分の家がそんな被害に遭うなんて、と思いますもん

我が家は地震始めその他災害に何の準備もしておりません
お水くらいはありますけど。

そして、ウィーンフィルのオッテンザマー氏の訃報には驚きました
息子さん二人も活躍されていますが、まだお若いのに。
とてもクリアな旋律が印象的なクラリネットです

もう7月も終わりですね💦
今日は月例の試飲会です

テーマはイタリア、暑いのでスプマンテたくさん用意しました
何が良かったか、金曜に報告します。

では〜



posted by cave MITSUKURA at 16:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

白品種の双璧か


明日は未明に雨の予報ですが、ホントに降るのかな

最近、ハズレの本を引いてしまって痛く後悔…

訳者の日本語が酷い
主語と述語が呼応してないのはしょっちゅうで、明らかに前文と矛盾する記述があったり。
地名や人名も統一されてなくて、数行前にメッツと出た地名がメスになってたり
読みづらいのなんの。途中でやめました
出版社にも問題大ありだわ

このブログは分かり易くを心がけよう


月末ですが、新入荷ワインもあります
予約販売で悩んだのですが、少しだけ買いました ↓

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左から
ミッシェル・コラン・ドレジェ 
ピュリニー・モンラッシェ1erダモワゼル2015 & シュヴァリ・モンラッシェ2015  
フィリップ・コラン
ピュリニー・モンラッシェ1erダモワゼル2015


ミッシェルとフィリップは親子です。
フィリップの弟のブルーノさんも自分のドメーヌを持っています。

お父さん、一応、引退したんじゃなかったの??

シュヴァリエの特級畑の管理は今でもお父さんもしているみたいですね
(フィリップにもシュヴァリエあります)
なので少しずつ生産があるようです。

元はコラン家(ミッシェル)とドレジェ家(ベルナドット)の婚姻で出来た蔵ですが、ミッシェルさんの息子二人がそれぞれ畑を継いで自分のドメーヌを興し、ドレジェの名前はなくなりました。

そして優れた1級ダモワゼルもフィリップに継承しつつ、お父さんの名前でも生産しています
この畑、最大でも僅か2樽分の収穫しかありません。
所有者も3家に限られています。
元特級だった区画もあり、色々と面白いダモワゼルの畑です。

ダモワゼル会やりたいなぁ…
ネタが全然ないから難しいけど ← ずいぶん売っちゃいましたので

飲み頃まで当分ありますので、2025年までは待った方が良い
そしてそこまで待てたら、もう5年か10年待とう


現実的に魅力なワインも来ています

こっちも左から、

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アンリ・ブルジョワ
 サンセール レ・バロンヌ2015
 サンセール・ダンタン2010
クロ・アンリ ソーヴィニョンブラン2014
プティ・クロ ソーヴィニョンブラン2015


フランス、ロワールの名生産者、アンリ・ブルジョワのワインです。

左の二つはロワールの上流、サンセールで、あとの二つは2001年からニュージーランドで始めた新しいワイナリーの物です
クロ・アンリのセカンドがプティ・クロです。

アンリ・ブルジョワは非常に沢山の種類の生産がありますが、価格が低いものから高額な物まで、どれも非常に高い品質を保っています
なので、ヴァンドペイでも滅茶苦茶お買い得ですよ。
白のソーヴィニョンブランが主流ですが、赤のピノノワールもとても美味しいです。
ニュージーランドでも同じ
フランやロゼの生産もありますよ〜

1955年創業のアンリ・ブルジョワですが、ブドウ栽培の歴史は12代に上るとは言え、
当初は所有畑は僅かに2haの名もなき作り手でした

しかし、サンセールの真ん中にあるシャヴィニョルにシェを構えるアンリ・ブルジョワは、50年以上も前からサンセールの複雑な土壌に注目してワイン作りをしてきました。
キメリジャン、シレックス、アルジロ・カリケール、カイヨット
(土壌のサンプルと写真をそれぞれ見たことがりますが、色も様子も全然違います)

今でこそ、土壌ごとにワインを生産するのはそんなに珍しくありませんが、
当主のジャン・マリー氏は誰もそうした事をやっていない時期から取り組んでいる先駆者です
だからラインナップ多いんです。

今日のバロンヌはアルジロ・カリケールの畑、ダンタンはシレックスです
ダンタンのラベルもかっこいいですよね
味はもちろん、すごく美味しい

ソーヴィニョンブランのハーヴェイシャスなアロマはありますが、未熟の青さじゃなくて完熟したブドウで、尚且つ清涼感が豊かなのでスルスル飲めますよ
樹齢70年もこの味わいに貢献していますね。
(青い=エグイ、のはたくさん飲めません…)

今の季節に非常にふさわしい

是非飲んでみてください

あー、アンリ・ブルジョワ会やりたくなってきた
夏の内にやりましょうか。
どれくらい集められるかな〜







posted by cave MITSUKURA at 14:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

泡三昧で夏の夜を楽しもう


外がとにかく暑いのに、お店の中は寒い…
今日はお昼間に外をうろちょろしてたら、バテた〜


イベントページに「真夏のシャンパーニュ祭り」のご案内を載せました

なんと、1杯500円という破格の安さです

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その代わり雰囲気には期待しないでくださいね…
着席ですが、相席もありでお願いします。混んだらごめんなさい。

レジで事前にチケットをお買い求めください。
おつまみ持ち込みも自由です

予約不要
、ふらっと来てください〜

詳しくはイベントページをご覧ください











posted by cave MITSUKURA at 17:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月20日

ロジャー・グラート補足


最初に書きますけど、今日は字ばっかです


梅雨明けした途端にセミの声がすごいですね
今日も暑い。


昨日はロジャー・グラートセミナーでした
参加していただいた皆様ありがとうございました。
キャンセル待ちでお席がご用意できなかった方々には申し訳ありませんでした。

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ダヴィットさん、髭生やしてちょっと感じ変わってた
日本語が結構上手くなってたし

これが4年前 ↓

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英語の解説でしたけど、「酵母」は「yaest」じゃなくて「コウボ」って言ってるし
「ハヤイネ〜」「ワカル?」とか…

因みに最もウケたのは、なぜカヴァがお値打ちかという話で、
土地が安い
ブドウも安い
僕の給料も安い
ここで爆笑
でした
 わっはっは

こっから真面目。

ロジャー・グラートの製法では非常に特異な事柄の解説もあり、勉強になりました

二つ、補足的に書かせていただきます
まず一つ目。
酒石について

カヴァはシャンパーニュと同じく瓶内二次発酵で作られる発泡ワインですが、二次発酵前に当然ながら普通のスティルワインを作る訳です。これが一次発酵です。
その後、できたワインに砂糖と酵母を加えて瓶に詰めるんですが、

ロジャーグラートでは二次発酵前に酒石酸の固定化を行っています
具体的にはワインを-4度まで冷やします。

酒石酸というのはブドウ果汁に最も多く含まれる酸で、カリウムと結びついて結晶化します。
コルクにキラキラしてる塊が付いていたり、瓶底にザラザラ結晶があるのを見た事ある方も多いと思います。
これが酒石です。
酒石は低温で結晶化する傾向があります。
なのでタンクで冷やして、恣意的にジャリジャリを作って取り除いてるんです。

ちょっと話が違いますが、
今では無添加ワインが評価されていますので、濁ったワインを目にしてもさほど驚かれませんが、
(私は清澄してる方がいいけどね)
30年くらい前には、酒石がある事がクレームの対象で立派な返品理由になってたんです
当時はドイツワインが多かったですね。

酒石はワインを濁らせたりはしませんが、「何か入ってるという訳です
なので輸入業者やメーカーはワインをタンクに移して冷やし、酒石を取り除いてから瓶詰めしたのです。

今ではフィルターを通さないのと同様に、そうした行程を経ないワインも多いですが、
ロジャー・グラートは今でもこの酒石の除去を行っているそうです
クレーム対策というよりは、ワインをクリアに保ちたいという事でしょうね。

でもね、
ちょっと意外、デゴルジュマンするし、出荷後の熟成過程で酒石が出ても別にいいじゃん
と、てんちょは思います
(結晶化させることでワイン中の微量な成分が失われるのも、もったいないし)

と、かつては悪者だった酒石ですが、ワインにはどーしたって含まれている物ですので、
品質にはご心配無用です
瓶やグラス中でもすぐに沈殿するので、澱と違ってワインを曇らせたりしませんし。
発酵タンクや樽の中では普通にジャリジャリ溜まります。

そして、二つ目ですが、
瓶熟期間について

瓶内二次発酵のスパークリングは世界中にたくさんありますが、シャンパーニュはじめ高級スパークリングとの決定的な違いは瓶熟の長さです

シャンパーニュの人気メゾンではNVの法定18か月のところを36ヶ月、あるいはそれ以上も寝かせています
ロジャー・グラートもカヴァの法定瓶熟期間が9ヶ月のところを、36カ月も置いています

瓶熟中に何が起こっているか、それがスパークリングワインの味と香りに大きな影響をもたらす秘密なのです

ワインと共に瓶に詰められた酵母は、一緒に添加された砂糖やワイン中のアミノ酸を食料にして増殖し、発酵活動を始めます。
(この時に発生する二酸化炭素が液中に溶けて、あの細かい泡になるのです)
発酵は3ヶ月ほど(一般的なカヴァは20日程度なのでロジャー・グラートはかなりゆっくり)で終了し、酵母は死滅して澱となって瓶中に沈殿します。

この時点で炭酸は得られていますので、法定の9ヶ月も経てば皆様お馴染みの発泡ワインの出来上がり、
なのです、が、
発酵完了後、半年ほど経過すると酵母は自己溶解を始めます
瓶中で澱となって溜まっていた酵母は解け始め、発酵の初期段階に取り込んだアミノ酸を放出し始めるのです。
これがワインの味に深みやコクを与え、香りに独特の香ばしさが表れる理由です

つまり、9カ月の瓶熟を経ただけの一般的なカヴァでは、こうしたシャンパーニュに感じられるコクや香りがないのです
その点、ロジャー・グラートは長い瓶熟を経て十分以複雑でコクのある味と香りになっています

自己溶解の話は知っていても、いつからいつまで起こるのか、泡の細かさとどんな相関関係があるのかは初めて聞きました‼️

グラフあるんだけど、コピーできないのです💦


そして、さー試飲だ✨

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試飲も5種類全部美味しかった
泡が細かくて香りが良くて、とても洗練された繊細なカヴァですね〜

昨日は絶好のカヴァ日和でしたし


カヴァの話題では、ついに単一畑の上級カヴァの発表がありました
所謂カヴァのグランクリュ認定です。

法規はCava de Paraje Calificadoカヴァ・デ・パラヘ・カリフィカーダという名称です。
2016年に法改正があって規定がされたんですが、1年を経てようやく発表になりました。

地域ではなく製法に与えられる特異なAOCであるカヴァは、それ故にスペイン全土で生産があり、
品質もバラバラで玉石混交状態です
イマイチな物、すごく手間暇かけた物、どれも同じ「カヴァ」だったのを見直して、ワンランク上のカヴァを制定する事で差別化を図り、ブランド力の向上を目指すのが目的です

認定は12か所、9生産者のみ
コドーニュは3つも入ってるわ〜
フレシネもあるね、ロジャー・グラートは残念ながら入っておりません💦

サンテミリオンみたいに揉めないのかな…
今後認定は増えるかもしれません

カヴァの今後に期待です

ダヴィッドさんには、
「ミュズレをワインごとに変えて欲しい」って言っときました

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集めたいよね〜
















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2017年07月19日

試飲会絶賛募集中なのに


名古屋も梅雨明けしましたね
こっから2ヶ月以上は暑いんですよねぇ…

振れば土砂降りだし、照ればカラカラだし
チリの大雪と上手く半分交換できないもんでしょうか💦


さて、月末が近づいて真夏だし、もうワインは必要最低限しか買いません
来るものは来ますけどね。

それよりも…
来週26日のイタリア試飲会、稀に見るガラ空き具合です

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美味しいスプマンテを6種類も出そうと思ったのに…
限定品もあるよ

誰かー、来てくれませんかぁ
(先月はそう言っていて満席以上になったけど)
まー、しゃーないね

楽しくやれればそれでOK

さー、これからカヴァ三昧だ









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2017年07月18日

あっつー、まーかん


今年の暑さは厳しいですね、バテそうだわ

先週、早速エルミタージュ展行ってきました

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これだけ写真OKなのです

10時過ぎに行ったのに結構人はいましたね、ストレス溜まるほどではありませんが。
夏休みは避けた方がいいかも。
2時間以上いました、楽しめましたよ〜


そう言えば…
バローロの超人気生産者のクレリコ氏の訃報が届いています
びっくり、まだお若いのに残念。
アルターレ氏やサンドローネ氏も悲しんでる事でしょう…


明日はロジャー・グラートセミナーです

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準備万端
有難いことに満席です。
お席が用意できなかったお客様、すみません。

来月、シャンパーニュのイベントやろうと思ってます

冷たいシャンパーニュをぐびぐび飲みたい

激安&予約要らずののんびりした会のつもりです。
近日中に発表しますね〜

タイトルの名古屋弁、正しく発音できますか?







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2017年07月16日

ラベルは逆さシャトー


3連休の中日、お出かけの方が多いでしょうか
ミツクラは今日も明日も営業しております


昨日掲載しました、ウィリアム・フェーブル シャブリ会ですが、
早速満席になりました
ご検討中の方、申し訳ありませんがキャンセル待ちでお問い合わせください。


4月以降の酒税法の改正を受けて、6月のビールの出荷量が落ち込んだというニュースが報道されていましたが、消費者にとっては1円でも安い方がいい訳で…
ダンピングや寡占の横行を防いだ上で、よりお値打ちになるのが理想かなぁ

EPAも話題になってますけど、ワインはせいぜい1本あたり100円程度(最大でも125円)なのでそこまで大きなお得感はないかも💦
お値打ちな物はよりお買い得になっていいかもですが。
価格面で大きいのはチーズですね、約30%はデカい
美味しいチーズをたらふく食べたいわー

てんちょ、好きなチーズは、
ハードなら、やっぱりコンテオッソー・イラティも好き
青カビなら、断然フルムダンベール
シェ―ブルは、銘柄よりも状態重視で
ウォッシュなら、ラングル
白カビは実はあまりこだわりがない、です

皆さんはどんなチーズを食べていますか??


さて、蒸し蒸しする灼熱の名古屋、問題は気温よりも湿度だ
正直、ワインよりもビールかもしれません…

何の脈絡もありませんけど、このワイン紹介します

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シャトー・ラ・ルーヴィエール1997

ボルドー、グラーヴの辛口白ワインです
AOCはペサック・レオニャン。同名の赤の生産もありますよ。

熟成20年目の白、珍しいので少しだけ買ってみました

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逆さ富士ならぬ逆さシャトー✨

ここはボルドーで数多くのシャトーを持つリュルトン家の所有です。
中でもアンドレ・リュルトンが65年に取得したこのシャトーは、一族の所有でも2番目に古いシャトーです。
(最初はアンドレの祖父が1897年に取得したボネです、アンドレは娘婿の家系です)
その後、クーアンリュルトン、ロシュモランなどたくさんのシャトーを所有しますが、リュルトン一族はとにかく数多くのシャト―を持っていてややこしい。
アンドレの甥に当たる弟の息子兄弟達は、喧嘩して名門のクロ・フルテを手放す事になったのは有名な話

ルーヴィエールは現在法人化されたアンドレ・リュルトン社の経営となっています。
息子さん達も経営に参加しています。

こんな美しいシャトー ↓

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HPより

1310年にはすでに記録が残っているという非常に古い歴史のあるルーヴィエールですが、
アンドレは取得後に大胆な改革を行い、品質は著しく向上しました。
60年代当時には格付けシャトーでさえ、ちゃんと面倒見てもらってない畑が多いなど酷い有様だったので
彼の改革は非常に先見性が高いものです

うーん、歴史長すぎ…
興味ある方、どうぞ ↓
http://eng.andrelurton.com/Our-Chateaux/Chateau-La-Louviere

97の資料がありませんね
近隣ヴィンテージによれば、ソーヴィニョンブラン85%、セミヨン15%の様ですね。
最近のヴィンテージではソーヴィニョンブラン100%になってます。

97年のボルドーは赤よりも白の方が評価が高いヴィンテージです
「全体的に当たり年、芳香に優れたフルボディ」ボルドーワイン委員会より

実はメドックは天候不順でイマイチ(なので赤は)ですが、グラーヴの方はそこまで悪くありません。
(特にソーテルヌは当たり年になってます)

酸が少ないと言われる97年は95や96と比較しても早く飲むべきとされてきました。
この、20年目の白ワインは果たしてどうでしょうか?

去年、別の輸入元のを飲んだ時は非常に美味しかったですよ✨‼️
全然枯れておらず、コクと余韻がよかったです。

価格はまえよりもお値打ちです、だから心配という声もあるかと思います💦
来歴保証はありますので、そこまで心配ないかも。

しかし、飲んでみないと分からない、飲んだら報告します
紹介するだけしておいてすみません〜

あなた自身で確かめてみませんか?








posted by cave MITSUKURA at 15:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

メジャーワインを知ろう


7月半ばなのに、何なの、この暑さは

皆様、ワインの持ち歩きにはお気をつけてください
暑いのはもちろんダメなんですが、問題なのは30度の気温自体よりも温度差です

例えば、部屋の温度がじわーっと上がって、じわーっと下がる様な時には、一旦気温が30度になっていてもすぐに大きなダメージがないのですが、
(とは言っても最近は流石に暑すぎるので良くないけど)
冷蔵庫やセラーから冷え冷えのワインを出して外に持ち出すような時はかなり注意が必要です

急激に温度が上がると、ワインが膨張して吹き出しちゃいます
コルクが押し上げられてワインが漏れてる、っていうのがこの状態です。
こうなるともう早く飲んだ方がいいです

冷蔵で届いたワインを常温放置もダメですよ
寝かせるつもりのワインを扱う時にはご留意くださいね〜


それと、イベントページに
ウィリアム・フェーブル2015 ホリゾンタルテイスティング会のご案内を載せました

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CHABLIS GRAND CRU LES CLOS
CHABLIS GRAND CRU LES PREUSES
CHABLIS GRAND CRU BOUGROS
CHABLIS 1ER CRU VAULORENT
CHABLIS 1ER CRU MONTEE DE TONNERRE
CHABLIS 1ER CRU MONT DE MILIEU
CHABLIS 1ER CRU FOURCHAUME
CHABLIS 1ER CRU LES LYS
CHABLIS 1ER CRU MONTMAINS
CHABLIS 1ER CRU BEAUROY
CHABLIS 1ER CRU VAILLONS
CHABLIS DOMAINE
CHABLIS MAISON
PETIT CHABLIS

シャブリの名前を知らない方はほとんどいないでしょうが、その圧倒的な知名度の反面で、
格付けや法規制、畑や歴史まで理解してる方は少ないかもしれません。
ウィリアム・フェーブルへの理解と共にシャブリをより深く知るきっかけになれば嬉しいです

特級畑は7、1級畑は40あるのですが、皆様は何個ご存知でしょうか?
全部生産あるのかな…

知名度が高く人気の畑、見た事ない畑、とシャブリ内でも格差がありますね
値段の差にもなっています。
良いヴィンテージは知名度が劣っても、美味しいワインをお値打ちに買えるチャンスでもあります

てんちょも、こんなに一度に飲んだ事ないんです
なので期待しております。
1級は畑によってどのくらい違うでしょうね、これだけあると混乱すると思いますので短期決戦必須かも

やり過ぎかなぁ





posted by cave MITSUKURA at 18:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月14日

双璧の一方、昨今事情


えー、前回の「猫は何匹?」ですが、正解は5ニャオでした

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多分そうだと思います…


そろそろ梅雨明けのようですね…
しかし、突然の豪雨は困ります。ホント異常気象

一昨日のボランジェ会も途中で雨音がすごく響いて土砂降りに…
タクシーは電話繋がらないし…
早めに解散して正解。

皆様も安全第一で(← 4枚目の北、まず安パイ)

ブルゴーニュ南部でも、今年もが降りました
10日月曜、ボジョレー北部のムーランナヴァンなど被害があったようです。


一昨日の昼間はシャンパーニュの中堅メゾン、フィリッポナのセミナーに行ってきました
前日の夕方はアンリオ、フィリッポナの後はボランジェとシャンパーニュ三昧で幸せです

フィリッポナのご当主、シャルルさんが来日していました。
ここ数年で何度も日本に来てますね。

フィリッポナの一族は元々スイス人で、16世紀の初めに戦争が終わって国へ帰る途中で、
シャンパーニュのアイの女性と結婚してその地に居ついたのが今日のメゾンの起源です
(スイス人男性の主な職業である傭兵だったんですね)

ブドウ栽培の傍らワイン商も営んだフィリッポナは、1910年まではアイにあったのですが、
メゾンを法人化して新しい設備を必要としたこともあり、現在のマレウイユに移転しました。
現在のシャルルさんで16代目、今でも家族経営の長い歴史がある老舗です

その後1935年にフラッグシップとなるクロ・デ・ゴワセの畑を取得します。
当時は景気も悪く、フィロキセラの害のあってワイン産業は不振不振、大不振だったんです
なので、こうした名声のある畑も比較的容易に購入する事が出来たそうで。

今じゃ絶対無理
お金の問題もあるし、著名な畑を手放す人もまずいません。

てんちょ、クロ・デ・ゴワセの畑に登ってみましたが、本当に急斜面で階段じゃない畑の中を歩くのはかなり厳しいです
階段上ってもぜーぜーですけど💦
畑の名前は重労働の意。

こんな畑です ↓

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HPより、左側の斜面の急さが分かりますか

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同、剪定中

シャルルさんは社長になって18年だそうですが、それまではモエで契約農家との交渉を担当していたり、アルゼンチンでシャンドンの仕事をしてたり、様々な形でワインビジネスに関わってきました。
非常に優しい、良いお人柄全開の紳士だわ

この18年で彼は沢山の改革を成し遂げました
代表的な事が、
ラベルを刷新した事と、
ノンドセを始めとして新しいキュヴェをいくつか作った事です。

特にノンドセは大成功を収めたそうで、全出荷量の30%程度がこの極辛口です
そのせいか、昔よりも全体にシャープになりましたね。

てんちょ、コクありふくよかが好きなので、どーも新しいスタイルはイマイチだわ…
(ごめんね)
質は非常にいいんですけどね、舌に酸味がへばりついたりしませんし。
ピノノワールが60%程度入っているのに、キレが前面に出ています。

うーん、前のがいいなぁ

ここはリザーヴワインをソレラ方式でキープしています
しかも現在では二つのソレラを併用しているそうで、1943年のワインも混ざっているという実に複雑な仕組みです。
ウナギ屋のタレみたいなもんですね、毎年新しいワインをつぎ足していくんです。

ドサージュも(それほど)甘くないリキュールを使ってるそうで、本当に辛口にシフトしたんですね💦
通常、蔵ではドサージュに使うリキュールは極秘中の極秘なので容易に教えてくれませんけど、
シャルルさん、あっさり教えてくれましたね〜
寛大

上級キュヴェは半分樽発酵。
ここにも各メゾンのスタイルの違いが出ていますね
クリュッグやボランジェなど、100%樽発酵の蔵もあれば、全てステンレスタンクの蔵もあり、
目指すシャンパーニュの味わいや香りに向けて、各社の取り組みの違いが面白い所です

特にピノノワールはフレッシュさとフルーティさ、それと複雑さを両立するために
どのくらい酸化をコントロールするか、が非常に重要です
難しいブドウです。

今ではクロ・デ・ゴワセにはロゼもありますね〜
飲んだ事ないけど。

クロ・デ・ゴワセはホント美味しくて、90年代からよく飲みました
また飲みたいけど、値段がー

セミナーではその他、詳しい畑の解説や、ムニエの使用、など非常に勉強になりました。
フィリッポナ会、やってみようかな

双璧のもう片方は、言わずと知れたクロ・デ・メニルです。










posted by cave MITSUKURA at 14:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

だるだるだよ


毎日暑すぎやしませんか

ウィンブルドン、ラファ(ナダル)負けちゃいましたね
全仏の優勝がすごかっただけに残念。
ロジャーが勝てばなんでもいいです


昨日は業界向けのシャンパーニュ&ブルゴーニュ試飲会に行ってきました

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昨日も暑くて疲れましたね…
やはり15年はいいですね〜

アンリオのロゼ、コーラルピンクの綺麗な発色でした。
香りが香ばしさだけでなく、フルーツ感がしっかりあっていいなと思いました✨  ↓

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今日もシャンパーニュのセミナーに行って、
それからロジャー・ムーア追悼ボランジェ会です

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特にお店のイベントではありませんので、悪しからずご了承くださいませ。
ムーンレイカー見る予定です。


えー、ワインとは全く関係ありませんが、
下の写真に猫は何匹いるでしょうか??

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posted by cave MITSUKURA at 13:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

合言葉は「見かけたら買うべし」


今日の気温&湿度も厳しい…

名古屋場所が始まりましたけど、初日からあれまー
てんちょ、今週はお相撲よりもウィンブルドンです。


では、ちょっと前に入荷してきた白ワインの紹介します

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ミッシェル・ニエロン 
シャサーニュ・モンラッシェ1erクロ・ド・ラ・マルトロワ2013


この暑い時にこってりの白ワインですみません💦
ブルゴーニュのシャルドネ100%

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上品なラベル。

ニエロンは人気ですが、最近はあんまり見かけませんね〜
(ニーロンと表記してあるところもありますね、てんちょニエロンで覚えました)
所有畑は全部で7.5Ha、3分の2が白で後の3分の1が赤ワインです。

今、蔵は創始者のミッシェル氏の息子と孫が参加して運営さえれていますが、
年産僅か4000本程度なので近年は特に入手困難になっています
元々はミッシェル氏の祖父の時代から醸造を行っていましたが、当初は生産も少なく、ワインは全てネゴスにバルク売りしていました。
ミッシェル氏の代になって畑を増やし、元詰めを始めました

ステンレスと樽を併用して発酵、熟成は全て木樽ですが、新樽率は30%以下と控えめです
ブドウの風味を殺さないように、という配慮からです。

でも、
ニエロンのワインはかなりしっかりした深みとコクを感じます
これで新樽あんまりないんだーという印象ですね。

それは、樹齢の古い樹を大事に、完熟したブドウだけを厳選しているからに他なりません

シャサーニュの良い作り手なら、ラモネニエロンか、と言われますね。

てんちょ、アミオ〜
ガニャール、イヴ・コラン・モレ、ドレジェ…
あなたはどれ??

今日のマルトロワの区画はここです、赤い丸の場所 ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

小さいですが見られますかね…

シャサーニュにも有名な1級畑は沢山ありますね
サン・ジャン
シャン・ガン(この二つ間際らしいかも)
ヴェルジェ
モルジョ、などが代表でしょうか。

ニエロンの所有する区画には樹齢70年にもなる古木がたくさん(あった)ですが、今後は収量が更に落ちるでしょうし…
いつか植え替えなければいけません。

多産狙いでじゃんじゃんブドウの実を成らせれば、質が下がるし
そうかといって、収穫が少ないままでは値段は下がらないし

うーん、ブルゴーニュ全体に言える問題ですね

おっと、肝心な宣伝ですが
今日の1級13年は諭吉デお釣りが来るんですよ〜
こんなにお買い得なニエロンは滅多にない。
でも3本しかないから、お早めにどうぞ。

またブルゴーニュになってしまった…








posted by cave MITSUKURA at 17:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

ボルドーの現実


今日も暑くて外を歩くだけでバテますね…


こんな気温なのに、各社もうボジョレー・ヌーボーの案内が始まっています

毎年そうなんですが、実感なし 作柄未定
それでも発注しないといけませんし。
例年通りのアイテムで行く予定です


イギリスのワイン商、ライヴェックスが2年ごとに発表するボルドー左岸の格付けが発表されました
http://www.insights.liv-ex.com/2017/07/liv-ex-2017-classification-released.html

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同HPより

ライヴェックスはワイン販売も行いますが、今や投機が主要なビジネスになっていて、
顧客の中には一度もワインを見ることなく買って売って儲けてお終い、という人も多くいます
だから、ワインが高騰するんだよー

酒は飲め

今日の焦点はそこじゃないですが。

この格付けは、純粋に取引価格によって1級から5級までランク付けしているので、実質的な人気が一目瞭然です

しかも、ボルドーは販売ルートが非常に明瞭で、自由市場での販売が世界的に成立していますので
こうした格付けには全世界納得の現実があるんです。

メドック(グラーヴ赤も含む)だけなので、右岸や白は入っていませんけど。
全部総合的にやってもいいのにねー
ペトリュスがダントツ1級ですか

今ではそこまでの乖離は無くなってますけど、20年くらい前には2級マルゴーよりも5級ポイヤックの方が高いという現実がありました
正直言って、5級ポイヤックやブルジョワの方が美味しかったんです…

1855年の格付けが少しの例外を除いて、一度も見直されていない訳ですから、現状との不一致はあったでしょうね…
(あった、ありましたよ)

ただ、ここ10年くらいでは「格付けシャトーである事」は非常に大きな強みですから、
どこの蔵も栽培・醸造共に力を入れていて格付けに見合った品質になって来ていますけど。
今ほどワインがもてはやされておらず、一部の人だけの(本当に)嗜好品だった時代には、大した収入が見込めずにいい加減に扱われていたシャトーがあったのは事実です

今は違います
良いワインを作れば高く売れますし、格付けというを無駄にする事なく、より高値に釣り上げたい訳で
(横のシャトーを見て「うちも値上げしよう」ってのは本当にあった、やめてくれ💦)

しかし、内容を見てみると意外ですね

ラスカーズよりもラミッション・オーブリオンの方が高い
(そうか、そうだなぁ)

ピション・ラランドとスミス・オー・ラフィットが同じ高値で2級だ
(しかもスミスオーラフィットの方が高い)

ここに登場しない格付けシャトー、いくつもありますよね??
あなたの御贔屓の蔵はありますか??

あー、
ポンテ・カネ、誰かが100点付けちゃうから2級の値段になってるし

ディッサン、長らく飲んでいませんねー。人気なんですね

この中で1本飲めるならどれにします??









posted by cave MITSUKURA at 15:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

価格差8万超え


今日も30度超えですね…
日本に限らず、世界中のワイン産地も温暖化の影響で色んな変化があります。
20年前の気候が全然参考にならないくらい、劇的に変化しています💦
暑い夏が来てほぼ必ず完熟するのはいい事なんですけど…


2006年のサロンが今日から発売になりました

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HPより(シャンパーニュです)

04年が早々に完売してしまい、05年の生産はないので次の06年が現行品なんですが。
定価80000円
マグナムだと180000円
しかもこれに+税金8%

飲み物の値段じゃなーい

そして、2006年も数が少ない…
サロンは戦略的に生産量を減らしていますので、計算づくの値上げですね
何年かはマグナムのみの生産らしいし。
これから益々値上がりします

最も高価なシャンパーニュですねぇ…
買う?やめとく??


ミツクラにはその点、非常にお買い得なシャンパーニュがあります

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ヴェシエ キュヴェ・デクヴェルテNV


このヴェシエ、MAですね。
(MA=マルキ・ダシュテール、出来上がったシャンパーニュに自分のラベルを張って販売する
やろうと思えばカーヴミツクララベルも可能です)

醸造熟成は、ポワルヴェール・ジャック
コート・デ・ブランの西、セザンヌの北、タリュ・サン・プリ村にある蔵です。
メゾンと組合が1軒ずつ、レコルタンが8軒の小さな村です。
ポワルヴェール・ジャックはここで4代続くレコルタンです。

今日のヴェシエは、フランク・ヴェシエという方が自分の厳選したシャンパーニュに、
自分の名前を付けて販売している物です
なのでキュヴェ名が「発見」。

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フランク氏は大手のポメリーで10年輸出マネージャーを務め、その後酒販業界大手のカステルを経て、現在はハーレイWSという酒販会社にお務めです。
業界通ですね。

自分のブランドのシャンパーニュを作りたいという夢を持ち、色々な生産者を探した結果、ポワルヴェール・ジャックがパートナーになってくれたんです

ブドウ品種は、シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエが3分の1ずつ。
瓶熟18〜24カ月。
出荷直前にデゴルジュマンしています。

このシャンパーニュ、とにかく価格が魅力です
そして品質も悪くない

野口君3人でお釣り来ますよ〜











posted by cave MITSUKURA at 15:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月06日

やっぱり牡蠣ですか


九州の大雨が嘘の様なカンカン照りの名古屋です。
地震や噴火、洪水などなぜあそこばかり…

関係ないですが、
今朝、起きたら、水が出ない…
そうだ!「断水のお知らせ」って入ってたかも
冷蔵庫のペットボトルで何とかなりましたが、一瞬焦ったわ

さて、縦飲みと横飲みの血が騒いで、こうなりました

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ウィリアム・フェーブル シャブリ2015 勢ぞろい

写真、横長過ぎますよね💦

フェーブルのシャブリは本当に美味しいですね
キレがあって、上品で、夏にぴったりだわ。

1級畑の違いがどのくらい分かるでしょうかね???

8月にシャブリ会します
もうすぐ案内しますね〜




posted by cave MITSUKURA at 16:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月05日

青い空白い雲 酒と私


昨日の台風、名古屋は雨が酷かった程度で済みましたが、
一時は電車が遅れたり、警報が出たりと。
それがまた夕方の一番人が移動する時間だもんだから困ったものですね

今日は業界向けの試飲会です。
昨日もあったのですが、仕事の都合がつかずに欠席

出来るだけ行ける会には行きたいです
だって、飲まなきゃ分からないですから

今日の注目はこれ

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クラウドライン オレゴン ピノノワール2015

飲んだ事ある方いらっしゃると思います。
アメリカ西海岸のオレゴン州の赤ワインです。

オレゴン州、どこにあるかお分かりでしょうか?
北にシアトルのあるワシントン州があり、南にカリフォルニア州があって、その間に挟まれた州です。
州都はセーラム(てんちょ、知らないわぁ

西海岸の北部では1900年代の後半からブドウ産業は急速に発達したのですが、ワシントン州の方が元々農場の規模が大きく、企業的に参画するケースが多かった為に発展はワシントン州の方が一回り大きめです。
対するオレゴンでは、個人経営の農場が多く、大規模なワイナリーは少なかったものの、気候が非常にピノノワールに適している事が分かり、ヨーロッパや東海岸からも多くの参入者が来ました

ワシントン州で最も古いワイナリーは61年創業のヒルクレストです

穏やかな気候で昼夜寒暖の差があり、フィネス=高貴さを持ったピノノワールが作られるこの土地には沢山の資本が入っていますが、
今日のワインはブルゴーニュの名門とニューヨークく巨大ワイン商とのいわばコラボレーションによって作られています

ブルゴーニュからはジョセフ・ドルーアン
ドルーアンは1988年にオレゴンへ進出し、長女のヴェルニクさんが醸造家として今も活躍しています。
こんな方 ↓

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輸入元HPより

15年くらい前に来日していた時に、ブルゴーニュのドルーアンと一緒に試飲しましたが、非常にエレガントでドルーアンらしい優しく柔らかなワインでした
ブルゴーニュに似て、カリフォルニアのピノとは全然違うと思いました

でもね…
香りも非常に良いのですが、なんせ値段が高い…
(今では下のレンジもあるので、そこまで縁遠くはない ←これが美味しいのですよ)

そして、東海岸のワイン商はドレヒュス・アシュビー
世界中のワインを扱う巨大企業で、日本酒の販売もしてますね
(HPにマンガ「夏子の酒」が載ってるわ)
提携ワイナリーも30以上あり、ドルーアンはブルゴーニュ、オレゴン、どちらもファミリーです。

この二つが「今、オレゴンで最もコストパフォーマンスの良いピノノワール」を目指して作られたのが今日のクラウドラインです

2004年に最初のヴィンテージ2002年が発売になりましたが、評判が評判を呼びあっという間に完売
その後もアメリカ国内向けで売り切れ続きでしたが、近年は少し安定供給されているようです。

畑はオレゴン最大の産地、ウィラメットバレーにあります

カリフォルニアのピノノワールは果実味が豊富で、とにかく甘さが目立つものが多いですね、
南へ行くほど特にそうした傾向が強くなると思います。
果実味はワインの重要な要素ですが、あり過ぎてもなさ過ぎてもダメなんですよねぇ
他の要素との、このバランスが非常に難しい。

特にピノノワールの様な繊細なブドウでは、バランスは重要
ちょっとの差でワインの印象が全然違ってきます。

そして、いいワインだと値段も立派になっちゃうんですよね〜

しかし、今日のクラウドラインはそうした難問を一挙に解決した非常に素晴らしいワインです
洗練されてて美味しい、ただ甘いだけじゃなく、品格があって酸味も綺麗。
果実味も十分あるので、ニューワールドタイプなんですけどね
価格もお手頃。
青いラベルも素敵だわ。

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今では白のピノグリも作られています
今日の試飲会には出ていませんでした…

やっぱりブルゴーニュだよね、っていう方にもこれはお勧めしたいです





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2017年07月04日

居酒屋で採用してほしいわ


もう台風3号が上陸ですか…
今年も荒れるのかなぁ、フランスの天候も寒さから一転して猛暑です。
豊作の神様はどこへ行っちゃったのかな

愛知県美術館でエルミタージュ展始まりましたね
一番乗りで行くはずが叶わず。
でも、3回は行くと思います

前に市美術館でやってたのが数年前だと思いきや、18年も前でびっくりしました
そ、そんなに前だったかなぁ
「こないだのー」って話が10年前だったりするのと同じパターンだ


では、ワインの紹介します

てんちょ、この頃、一人飲むなら専ら白ワインかスパークリングばかりです。
皆で飲むには赤ワインも全然嫌じゃないんですけど、なぜでしょうね

この前のヴォルネイが期待以上にエレガントだったのですが、
今日のワインも同じ様な使い方が出来そうです

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ポール・ブランク ヴァン・ダルザス ブラン・ド・ブランク2015

フランス、アルザスの白ワインです
辛口ですよ。

ちょっと繊細、控えめなラベルでしょ

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ポール・ブランクは特級認定第一号の畑、シュロスベルクの所有者としても有名です
特級フルシュテンタムから作るピノノワールの赤も非常に高品質ですし
(フルシュテンタムは白のみ認可されているので、赤だとただのアルザスになっちゃいますけど)

今日のワインは、蔵で最も低価格のワインです
ブドウ品種は、
ピノブラン60%
ピノグリ20%
ピノノワール10%
シャスラ5%
その他
となってます、所謂エデルツヴィッガーと同じです。

全ての品種を混ぜて作る事が出来るエデルツヴィッガーですが、
品種割合に制限はなく、混醸も認められているために品質を追求する生産者では作られていないのが現状です。
実際に滅多に見かけませんし、ブレンドしていても「粗悪なブレンド品」と思われないために
どの生産者もその名前を名乗る事がありません

元々は取れたブドウ全てを救済し、生産量を確保するための伝統だったであろうし、
自家用ワインの為にもなっていたと思います。

普段ならミツクラもあまり注目しないんですが、
ポール・ブランクの15年は非常に美味しいのです

15年はどこの産地でも高品質でいい出来栄えだと言われていますが、アルザスも同じです

ブレンドワインに回るブドウはやはり格落ちである物も多く含まれますが、
全ての品質が高い為にこうした低価格帯のワインでもとても美味しく出来たのが15年です
とてもお買い得な訳です

まず、ブドウが混ざっているために一つの品種のアロマが支配的でなく、そこが和食には良いですね
ボリュームのあるアロマも魅力的ですが、あまり芳香が華やかすぎると食事との相性がかなり限られてきますし、邪魔にもなりかねません💦

そして、やはり多品種のせいか、軽やかで重くないのに複雑な味わいがあります。
余韻も短めですが、食べる者の邪魔をせずにいいですね。
酸味が穏やかなので余計にそう思えるかもしれません

ワインには必ずある酸ですが、冷やして美味しいリンゴ酸は夏には心地良いですし、
コクを感じさせる乳酸は同じくコクのある料理に合います。

しかし、和食の旨みは繊細ですので、酸味がちょっと目立ちすぎて後味がばらばらになってしまったり、
酸っぱい印象が舌の上に残ったりしていまうと、残念ですね…

今日のアルザスは、その点が非常にうまく調和します
良く冷やしてスタートしてください。
ぬるいとややボケますので、それに最近は暑いのでキンキンでもいいでしょう
冷やし続けるかは、前後のワインや人数、飲んだ印象で決めてください。

温度には常に留意しないといけません
これは赤も白も何でも同じ。

1000円台でこうした味わいなら、毎日飲む方にもオススメですよ〜
16年以降もこうだといいけれど。

ポール・ブランクは、スクリューキャップの普及にも力を入れてます。
ワインのフレッシュさを保ち、不当な劣化を避ける最善の方法です。
(が、アルザスに限らす、イメージの問題でなかなか進まないのがフランスの現状です)

飲んでみてちょ












posted by cave MITSUKURA at 15:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする