2017年11月29日

カリニャンの素晴らしい実力


今朝、が降っててびっくりでした
雨の予報でしたっけ??

横綱の引退で来年の大阪場所の楽しみがなくなってしまい、意気消沈です…
この話題には触れないでください


昨日で禁酒の2週間が過ぎ、晴れて解禁かと思いきや、一応服薬は継続になってしまった
仮釈放的な状態だわ

そこで、先生に聞いてみた
てんちょ「お酒飲んじゃダメですか???」 ← かなり切実
先生「ぼ、僕の口からは… 生活に支障のない範囲で…」← 押され気味

という事で、昨日久しぶりにたらふく飲んだのですが
ビール
ワイン
酎ハイ
ウィスキー

と、調子よく飲んでたら酔った酔った
久しぶりって事を考えてなくて、へろへろになってしまい反省

治す方が先決ですし
あと何週間か、自制しないと💦
しかし、体には何の支障もなくピンピンしてるから、
飲まないとやる事なくて本当に退屈なんですよね、出かける訳にもいかないし


11月も明日でお終いですね
もう今年もあと僅か。

では、店頭でお勧めのワインをご紹介します

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アンヌ・グロ&トロ・ボー
右から、
ロー・ド・ラ・ヴィ2012 ヴァン・ド・フランス
ミネルヴォワ レ・フォンタニール2012
ミネルヴォワ レ・キャレタル2012
ミネルヴォワ ラ・シカード2012&2011


この前、セミナーに行ってご紹介しました
詳しくはこちら ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20171102-1.html

その時にも書きましたけど、12年がちょうどいい飲み頃になっていて、今とても美味しいのです
更に他の畑も加わって、飲み頃が勢ぞろいしています

本数はあまりありませんのでお早めに
複雑で優雅な南仏ワインって、貴重です。









posted by cave MITSUKURA at 18:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

ワインの酸って


今日は少し暖かい名古屋

昨日、自宅で昔のワイン関連の書籍などを整理していたら、
01、02年頃に勉強してた資料が出てきて
つい懐かしくて読みふけってしまいました
昔の方がはるかに真面目に勉強してる気がします…

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コピーが古い💦

ちょっと復讐がてら書いてみます

酸の話

ワイン中の酸で重要なのは主に下記の6つです

1.酒石酸
2.リンゴ酸
3.クエン酸

これらの上記3つはブドウに含まれてる酸です
それに対して、以下の3つは発酵由来の酸です
4.乳酸
5.酢酸
6.コハク酸


1の酒石酸は果物では特にブドウに多く含まれる酸で、ブドウの中でも多数派の酸ですが、中立的な酸味で「ただ酸っぱく」個性に乏しいかもしれません。
結晶化すると味にはほとんど影響を及ぼしません。

反対に2のリンゴ酸は清涼感をもたらす、冷やして美味しい酸です。
口の前の方に感じる酸味です

3のクエン酸はミュスカデのような品種に含まれていますが極めて微量なんで、無視してもOK
レモンの酸ですね

ブドウの成熟期には熟度が進むほど、リンゴ酸の割合が減って酒石酸の割合が増していきます。
これが進み過ぎると、味わいは甘いけれども輪郭を失ったようなボケた印象になってしまいます

特にアルコール発酵後に乳酸発酵が起こる赤ワインでは、総酸度が一層下がるために締りのないぼやけたワインになってしまう懸念があります
酸味をいかに温存するかは、味わいの点からも熟成の点からも重要なのです

この酒石酸は果汁が発酵すると、カリウム及びカルシウムと結合して結晶化する傾向があります
ワインの瓶底にざらざらと透明な細かい塊が溜まっているのを見た事ある方もいるかと思います。
あれです。
酒石酸は温度が下がると結晶化しやすいので、予めワインを冷やしてこの結晶を取り除いている生産者もいます。
昔は多かった「何か入ってる」「ガラスが入ってる」等という苦情が…

こうした特徴を上手く利用したのがアイスワインです

アイスワインは名前の通り、凍った状態のブドウを収穫して圧搾発酵させるのですが、その時には酒石酸は水分と同様に結晶となっていて果汁に含まれることが少なく、少ないリンゴ酸を効率よく、十分な糖分と共に液体中に取り入れる事が可能なんです

結果、アイスワイン中には酒石酸の2倍のリンゴ酸が含まれる事になります。
アイスワインがあんなに甘いのに品格を保った味わいなのは、こうした理由なんですよ
酸味大事です

一方、発酵によって生じる酸の代表が4の乳酸ですが、4から6の酸はどれも1から3の酸に比べると酸度が低く、ワインの味わいに酸味というよりは柔らかさや複雑味をもたらします。

しかし、これらの酸が勝り過ぎるとワインは果実の風味が乏しくなるので、白やロゼなど果実味を必要とするワインはブドウ由来の酸を温存するように醸造するのが一般的です

もちろん大昔にはこうした酸の種類などは解明されていませんが、先人たちは味覚と経験によってより美味しいと感じるワインの為に工夫を行い、それが正に理にかなった手法だったという訳です
アイスワインと言い、凄いわ、伝統と経験万歳

5の酢酸は酢酸発酵による酢(ビネガー)が最もお馴染みですが、アルコール発酵でも微量の酢酸が生成されます。

アルコールの酸化に由来するのでルモンタージュなどを盛んに行う赤ワインでは含有量はやや多めになりますが、適量の酢酸はワインのブケを強め、味わいを複雑にしてくれる利点があります。

一方で過剰な酢酸はバクテリアに汚染されてる可能性が高く、設備に深刻な問題があると考えられます、これはね一大事なのですよ

6のコハク酸は牡蠣の旨味成分として知ってる方が多いかもしれませんが、酸味というよりは塩味や若干の苦みをもたらし、これもワインの味わいを複雑にしてくれる要素となります
アルコール度数の高いワインの方が含有量が多いですが、それでも微量です。

簡単ですが、ワイン中の酸について少しは理解が深まったでしょうか?
知ってる事ばっかりでした?

あと大事なのはブドウ中のアミノ酸(アルギニンとはプロリンなど)ですが、
これもまたかなーり長くなるので、またその内に

ワイン中の主要な酸は、美味しく飲める温度を決める重要な要素です


リンゴ酸が豊富なら冷たく、乳酸が豊富なら冷やしすぎないで、飲むのがいいです


温度を酸味を意識して飲んでみてくださいね〜











posted by cave MITSUKURA at 18:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

飲み会計画継続中


寒いわー
再来週は全国的にもっと冷え込むらしいですね

昨日は禁酒中ですが1杯だけ飲みました
ほんとに1杯。

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シャトー・マルゴー2013

こんな若いワインを飲んではいけない事は100も承知ですが…
最近のヴィンテージってどんなか、確かめてみたかったんですよ

13年は巷の評価が今一つなヴィンテージのイメージが先行しておりますが、実際にこうしたトップシャトーを飲むと何ら遜色ない、良い出来栄えですよ
当然、まだ若くやや単調なアロマと扁平な味わいかもしれませんが、グリップの強さや余韻の長さは流石です。
アルコール度数が13度ですが、嫌な刺激ではありません。

カベルネ比率が上がってるはずですが、青さは皆無。
香りに腐葉土やキノコは感じますが、墨汁・インクや刈りたての芝生みたいなのはないですー

サンテステフのワインにある様なヨードっぽさは少し感じます✨

濃厚ではないんですけど、流石に緻密ですね‼️

しかし、
最近のワインは5大シャトーでも早くから飲めちゃいますね〜

固くて進まない、といった飲みづらさは全然なかった
2000年を境に大きく変わったメドック(ボルドー)の赤ワインですが、更にナチュラル志向になってる気がします

もっと他のワインも飲んでみないと
13年はそんなに高額ではないので、狙い目かも。


さー、今年もあと僅か

来月はミッシェル・マニャンの特級クロ・ド・ラ・ロシュ会やります

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縦飲み同好会(別称:変態ワイン会)にあなたも参加しませんか?

12月13日水曜  19時から
場所 ル ラヴィッスマン
名古屋市中区新栄2-4-7 1階
052-263-3060
会費 17000円 現金のみ
定員  8名

特級がこれだけ揃って、この会費は破格です‼️
ミツクラまでお申込みください✨


そー言えば、
ワインだけ集めて、まだ開催できてない会がいくつかありますねぇ

コトー・シャンプノワの会

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結構、大物が揃ったかも💦

ブシャール ボーヌ1erグレーヴ アンファン・ジェズ縦飲み会

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もうちょっと古いヴィンテージが欲しい所
これはまだ集めないとね

シャトー・トロタノワ縦飲み会

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ちょっと集め過ぎたかな… 会費が…

来年以降で開催していきまーす
どうぞよろしく。






posted by cave MITSUKURA at 17:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

品種当てやってみて


日差しが眩しい名古屋です
寒さにもちょっと慣れたかな

何とか禁酒を守っております、てんちょ
こんなに長くお酒を飲まないのは、成人後初めてです
あーぁ、はよ飲みたいわぁ…退屈


では、新しいワインを紹介します

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マルティン・コダックス マリエッタ・アルバリーニョ2016 DOリアス・バイシャス

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ちょっと変わったラベルですが… 怖い?
味は物凄く良いんですよ

スペインの辛口白ワインです
リアス・バイシャスという地域はご存知でしょうか?

イベリア半島の西北端に位置する地域で、ポルトガルの北になります
ガリシアと呼ばれる地方に属しています。
ここ ↓

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ガリシアにはサンチアゴ・デ・コンポステーラという大きな街があり、ここにはヤコブの遺骸が地中海を経て運ばれて来たと言われ、巡礼の目的地として古くから反映しています

街の中心にあるヤコブの遺骸を収めてる(らしい)教会は、その名もサンチアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
(サンチアゴ=ヤコブの事、ラテン語のSanctus Iacobus聖ヤコブから来てます
ジャック、ジェイコブ、ディエゴなどの名前もそこから派生した)
遠く、ドイツやポーランドからもはるばるサンテミリオンやバスクを経てやってくる人達が、現在でも数多くいます。
世界遺産になっていますね
エルサレム、バチカンとここで3大巡礼地なんです

ですが、今日のリアス・バイシャスは上記の大都市よりももっと西にあります
なので、巡礼の落とすお金の恩恵には与かる事なく、長らく忘れ去られてた産地なんです
注目され出したのは最近、ここ2、30年です。

今では知名度も上がり、ワインの勉強する人は一度は覚えるリアス・バイシャスの名前とその品種、アルバリーニョ

ですが、現在でもワイン生産者は小規模の農家が圧倒的に多く、資金が潤沢だと言える作り手は少数派です

それでも、スペイン大使館の援助などもあり、日本への輸入も増えています
アルバリーニョというこの土地固有の品種も魅力なんです

リアス・バイシャスは1988年にスペインワイン法で定められた産地呼称、DOに指定されています
この地域ではアルバリーニョの栽培が90%を超え、DOはアルバリーニョ100%と定められています。

DOリアス・バイシャスは5つのサブリージョンに分かれています
知ってます?
これ言える方はめちゃスペインワイン通ですね💦

バル・ド・サルネス
オ・ロサル
コンダード・デル・テア
ソトマヨール
リベイラ・ド・ウリャ

てんちょ、初めて飲んだアルバリーニョは20年以上前ですが、サンチアゴ・ルイスという生産者でした
今でも有名ですが、王室御用達でした。
ヴィオニエやゲヴェルツにも匹敵する華やかな香りに感動した覚えがあります

こうしたテルペン香が豊かなアロマティック品種は大概、酸味が弱めでともすると甘く感じられたりするんですが、アルバリーニョはその点、綺麗な酸味を備えていてぼやけることがなく、清涼感を失いません
ユリやバラ、くちなしの花の様な香りなのに、味はキリッと辛口なのです。
いいですねぇ

しかしながら、やはりそうした「全てを備えたワイン」はお値段も割と立派なんで容易にお試しする訳に行かなかったりします…

そこで、今日のマリエッタです

このアルバリーニョは、香りも味も良いのに非常にお手頃な価格です
素晴らしい

生産者のマルティン・コダックスは1986年創業で、その前はガリシア人の抒情詩人の名前に由来しています
ここはリアス・バイシャスでは珍しい大企業ですね、どっかの資本があったんでしょう。

こんなに近代的なワイナリーです ↓

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HPより

醸造設備も一流 ↓

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ブドウ畑は小区画が多数で、伝統的なエンパラードと呼ばれる棚仕立てを採用しています ↓

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今日のマリエッタはステンレスタンクで醸造、熟成
アルコール度数は12度

他にも、同じマルティン・コダックスのアルバ・マルティンというアルバリーニョもありますよ

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こっちはマリエッタよりも少しだけお値段高め
青いラベルが素敵

品種は知っていても飲んだ事ない方、アルバリーニョ好きな方、是非飲んでみてください











posted by cave MITSUKURA at 13:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月23日

シャルドネの可能性無限大


雨が上がって、清々しい青空の広がる名古屋です
今日はさほど寒くないような。

勤労感謝の日、ですか
明日もお休みで4連休にしてる方も多いかな。


昨日のボングラン会は大変有意義でした

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樽無しの洗練されたシャルドネ、とても美味しかったです
何と言っても皆様、100%貴腐には感嘆の声を上げてましたね〜

だって、本当に紅茶キャンディ
欠点がなくて完璧な甘さ、貴腐特有のあの香り、シャルドネって全然分からないです。
リースリングやケルナーの貴腐って言われたら、そうかなって思いますよ

辛口のお手頃なマコンヴィラージュでも綺麗な黄金色でしたが、貴腐になるともうアップルティーみたいな琥珀がかった金色でしたね
貴腐混じりのルヴルテも和食やお鍋に良さそうでした

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こんなんじゃなくて、もっと綺麗な琥珀だったんだけどなぁ
(飲んでないから自分のグラスの写真がないのです)

辛口のレベルもどれも高くて、ボングラン(テヴネ親子)のワインは素晴らしいです

05のマグナムもめちゃくちゃ良かった‼️
良い年でビッグサイズという二重の良さが感じられましたね✨

マコンって格下のどーでもいいワインの扱いを受けがちですが(すんません)、これらは別格

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感動しました

まぁ、てんちょ個人としましては、
飲めなくて味見だけして眺めてるワイン会って非常に辛いって事が分かりましたけど
くー、つまらん

てんちょが飲んでないから、ワインが減らないって
来週は飲むわよ、治ってなくても飲んでしまいたい。



では、今日は昨日「おまけ」で飲んだ赤ワインをご紹介します
(ワインがオマケって事ではなくて、白ばっかりだったので何か赤を、と思って)

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エリック・ド・シュールマン モンテリーー1erシュル・ラ・ヴェル2010

フランス、ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌの赤ワインです

モンテリーはちょっとマイナーなAOCかもしれません
ヴォルネイとムルソーに挟まれるように位置しています。
更に東、斜面の上部にはオークセイ・デュレスがあります。

こんなです ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

今日の1級畑、シュル・ラ・ヴェルはヴォルネイとの村堺にあります。
見つけられます?

エリック・ド・シュールマンはシャトー・ド・モンテリーの領地を継承するドメーヌで、現当主エリックさんの母親はルフレーヴ家の出身です
ルフレーヴのネゴスの1アイテムとしてもブドウを供給してるようです。

所有畑はモンテリーとリュリーに合計10.5ha
赤ワインは木製の発酵槽を使用、ビオディナミのブドウを使い自然酵母のみで発酵
比較的長めの樽熟ですが、おそらく新樽はなし。

チャーミング、とか、ふくよか、という表現がぴったりですよ

透明感のある綺麗な赤い色、若いアロマが溢れていますが既に落ち着きがあり、飲んで何の抵抗もありません。
欠点がなくて、バランスも十分に取れています。

軽い食事に合わせたり、ワインだけでも楽しめます
わいわい飲むよりは、静かにしっとり飲むイメージでしょうか

当たりの2010年、とても美味しいです
是非、おすすめしたいです

お値段もそこまでしませんよ〜


ところで、冬になると見かけるチョコ、ロッテのバッカスとラミーが今年も発売されいますね
甘い物食べないてんちょですが、これは大好きです

ロッテのHP ↓
https://www.lotte.co.jp/products/brand/rummy_bacchus/

しかもカルヴァドスなんてあるんだー
知らなかったなぁ

白いラミー、当たらないかなぁ
当たらないだろうなー、そもそもそんなに買えない食べられない


お酒お酒お酒〜、お酒を飲むと身体身体身体があったまる〜
(昔流行った「お魚天国」さかなさかなさかな〜のリズムでどうぞ)











posted by cave MITSUKURA at 12:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

飲まないと退屈極まりない


今日の名古屋は午後から雨の予報です

夜はボングラン会です

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9月に訪問しました、ブルゴーニュ、マコネーの最高の生産者です

前にも書きましたが、非常に珍しいシャルドネの貴腐ワインを作っています。
もちろん貴腐は自然環境が整った時だけの発生なので、近年の温暖化では生産回数は減っています

今日はマグナムもあるし✨✨

ここのワイン作りは非常に古典的で、MLFがアルコール発酵よりも先に起こる
って、なんだそれ
など、???な事が多いんですが、作ってるワインはとても美味しいのです

これは飲む価値がある
そして、これを飲まずにブルゴーニュのシャルドネを知ったとは言えまい

また明日、報告します


が、私事ですが…
てんちょ、実は2週間禁酒の刑をくらってしまいまして
体調には全く問題ないのですが、服薬の関係で月曜まで飲めません。
月曜で是非ともお役御免、頂戴したい

ボジョレー・ヌーボーはグラス2杯くらい飲みましたけど
今日も味見はします。

金曜はシャトーマルゴーだけ飲みます
自分で企画した飲み会で飲めないって、なに








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2017年11月21日

マニア待ってます


連日、冷えますね〜
今朝の明け方、寒くて目が覚めました

一段落したら、寒さも和らぐんでしょうか?
とてもそーは思えないけど💦


寒さは置いといて、今日のワインを紹介します
今日のは本当に珍しいですよ〜

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フランソワ・スコンデ ピュイジュー レ・プティット・ヴィーニュNV

シャンパーニュです
(ですから当然フランス産)

お店が暗くなっちゃったので、写真撮りづらくて輸入元の写真で。
ちゃんと物は届いておりますよ〜

セパージュは不明ですね… 定石通りならまぁピノ主体なんでしょう。
NVですが09、10、11年の3つのブレンドです

フランソワ・スコンデ特級シルリーのレコルタンとして有名です

ここのシャンパーニュは何飲んでも美味しいですね
自社畑は4.8haと小規模ですが、全てが特級畑という素晴らしい内容

で、今日のシャンパーニュ、何が珍しいかというとですね…

シャンパーニュには319もの村があり、全体で34000haという広大な面積になるんですが、
その内で特級に認定されているのはたったの17村に過ぎません

その内で、唯一、特級村名が入ったシャンパーニュが存在しなかったのが、今日の村なんですよ‼️

なので、ワイン業界に入ってウン10年で初めて見ました

シャンパーニュの全体はこんな感じです ↓
大雑把でイマイチ分からないかも

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シャンパーニュ委員会より

17村、全部ご存知でしょうか?
(書きませんよ)

一番有名なのは、どこだろう??
アイかな ← アンリ4世時代から銘醸地として記録されてる、ボランジェもあるし
メニル・シュル・オジェかな ← 王者サロンがあるしね

しかし、
最も知名度が低い特級は絶対に今日のここです

Puisieulx ピュイジュー

日本人には発音が難しい…
てんちょ、現地で生産者など、色んな人に何度も聞いて教えてもらったけど、とうとう正確に発音できませんでした
この前のブルゴーニュのリュリーと同じですね

ピュイジューはシルリーのすぐ南隣にある(高速挟んでますが)本当に小さな村で、
ブドウ畑はたったの19haしかありません
中堅のレコルタン1軒の規模ですな。

作付けはシャルドネ28%、ピノノワール58%、ムニエ14%
もちろん全て100%クリュの特級です
(シャンパーニュの特級認定はまれにシャルドネのみ、ピノノワールのみと制限があるので)

10年位前の資料では圧搾機が1つある事になってますね…
誰の事かなぁ
でも生産者情報は0です…

確か、10年前に訪問した時には、「モエ・エ・シャンドンと協同組合の二つだけが所有者で、単独でのシャンパーニュの生産がない」って聞きました
そして、「そうした村が何故、特級に認定されたんでしょうか?」というてんちょの問いに、
とある生産者さんは「当時の村長に力があったのかな」と

やっぱり、政治力も必要なワイン作りの世界

そんな幽霊特級畑のシャンパーニュ、わたくしはこれまで一度も見た事がありませんでした

だけど、とうとう来た
作ってる人、いたー

しかも、スコンデが
今日の「レ・プティット・ヴィーニュ」は単一区画で、年産は500本。

500本だけ

たったの500本、ちょー少ないです
二樽にも満たない量です…

そして輸入元の案内によると、ミュズレが特徴的だそうですが
開けないと分かりませんよね〜

と言う事で、
珍品をお探しの方、今なら絶好のチャンスです

てんちょも飲んでみたいわ











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2017年11月19日

熱燗ワインの季節が来た


寒い、さっむいです
12月下旬の気温らしい…雨もパラついてましたし…

こんな寒い日にはこれだ
今年も来てます、冬の定番

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シュテルンターラー グリューヴァイン ニュルンベルガー

去年とは生産者を変えましたが、同じホットワインです
1リットルですよ。

お鍋で沸騰直前まで火にかけるか、マグカップに注いでレンジで温めて飲んでください

ほのかな甘口です、ハーブなどの香りもしますがそんなに強くはありませんので、
どなたにも飲みやすい香りと味だと思います

ヨーロッパでは冬になると街頭のスタンドで売ってます

てんちょ、冬のウィーンで何回も買いました。懐かしいな。

オーストリアが北欧のような雪国だというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、ウィーンなど国の東側は日本と変わらないです
ウィンタースポーツが強い印象の国なので、寒いイメージになるんでしょうね。

西側のチロル地方はやっぱり雪深いですよ。
こんなん ↓

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どのスキー場もとてつもなく広くて急斜面も多いし、てんちょ、無事に帰れって来られる自信ありません
(もちろんスキーやってません)

街頭のスタンドではグリューヴァインと一緒にプンシュというお酒も売っていました
プンシュはブランデーをオレンジジュースで割った様な、同じく暖かい飲み物ですが、グリューヴァインよりもアルコール度数が高かったような…

今日のシュテルンターラーもプンシュ、作っています
(輸入があるグリュー・プンシュはノンアルコールみたいですが)
ジョセフ・ドラーテン社が販売していますね。

寒い日にはこんなのもどうですか??





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2017年11月18日

還暦祝いにシャンパーニュ


雨が降ると一層寒い…
今年は寒くなるのが早いですね
今日は今シーズン初ダウンで出勤しました。


今日はクリスマス向けのシャンパーニュを紹介します
毎年、何らかの限定品が発売されますが、今日のもそれですよ。
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パイパー・エドシック ダッシュ・オブ・セダクションNV リップスティック

面白ーい
マリリンモンローが愛したシャンパーニュ、パイパーから口紅型のケース入りの限定品が登場です

パイパー・エドシックはカンヌ映画祭の公式シャンパーニュとしても有名ですね

過去にもこのブログに取り上げた事あります ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20160419-1.html
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20151104-1.html
(今、読み返すと大した事書いてないなぁ)

この、口紅型のケースは、上部を外すとクーラーとして使えるんです

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面白い工夫ですね

なんか、デパートの化粧品売り場のコーナーに置いてありそう

透明ケース入りで、専用の紙袋もあるのでギフトにもってこいです

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価格も贈り物にちょうどいいです

中身は標準のパイパー・ブリュットです

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これまで日本市場では、ブリュットに代わってエッセンシャル(エクストラブリュット)が販売されてきたんですが、この度、新なブリュットを再度スタンダードとして登場させました。

ダッシュ・オブ・セダクションとは、
「人と人をマグネットの様に結びつける誘惑のシャンパーニュ」を表現したアイコンだそうで
ジョイントネームの間の–(ダッシュ)が「もの」「こと」「ひと」を繋げます
というコンセプト。

seduction=誘惑、です。

もっとお手頃な、ジャケット入りもあります

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こちらは、ぐるぐる〜 とファスナーが回って ↓
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こうして取り出します ↓

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今しかない限定品、プレゼントにいかがでしょうか

真っ赤だし、還暦の御祝にもいいかも








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2017年11月17日

新酒堪能後記


今朝も寒いですね
コートもですが、手袋が欲しいです。

昨日は沢山のお客様に、ボジョレーはじめ新酒の試飲に御来店いただきましてありがとうございました

早い時間から途切れず、流石に夜は混雑しました。
くちゃくちゃでしたね💦

席を詰めてくださったり、譲ってくださった皆様ありがとうございました
立ち飲みになってしまったお客様には大変申し訳ありませんでした

途中、朝日新聞が取材に来て、青木君が対応してくれました
今朝の朝刊に載っています

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てんちょはメディア苦手なので

酸味が際立った今年のボジョレー・ヌーボーですが、昨年までは果実味豊かな年が続きましたので…
予想と違い、特にそう思えました。
しかも外観は濃く、香りも果実味豊かな味を連想させるものだったので、口に入れた時のギャップに驚いたお客様が多かったようです

今年のボジョレー・ヌーボーは来年まで置いておいて、酸味がどうなるか確かめるのも面白いかもしれません
(最近は毎年に言えますが)一年くらい置いておいても大丈夫です

酸味とアルコールは熟成を保証してくれますので、半年もしたらかなり様子が変わってるでしょう

それと、レポートの件ですが、
フランス人(ヨーロピアン)は、日本人ほど酸味を気にしない、ってのもあります

日本人は酸っぱい味に敏感で、お酒の酸には特に拒否反応を示す方も多いので。
最近のワインは果実味豊富でまろやか、早くから楽しめる物が主流ですので、余計ですね。
それが世界のトレンドでもあるんですが

今年のボジョレー・ヌーボーは食事と一緒に楽しむと良いと思います


もう年末に向けて、クリスマスや忘年会の予定が決まってくる頃ですね
ミツクラは今年も12月31日まで営業します

ワインの紹介はまた明日、しますね〜








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2017年11月16日

予想に反して


今日は寒い‼️

ヌーボーの試飲、始まってますよー

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白は冷蔵庫なので💦

今年のボジョレー ヌーボーは、実はですねぇ…

酸っぱいんです‼️

どれも酸味が立ってます💧ホントに全部。
15年前のヌーボーみたい

外観は濃いめでフェノールなどは充分に思えるんですが…

夏が暑くて、健全なぶどうが収穫できて、収穫も9月初めだったので、ブドウの出来が悪い訳じゃないのに、
何故だぁ💧

確かにアルコール度数はどの生産者も、例年より若干低めなので糖度が低いのかもしれません。
飲むと香りの甘さに比べて、口中の果実味が低いですね↘️

そーゆー情報は皆無なんですけど‼️💢

因みに、各生産者のコメントはこうだ ↓

パカレ
9月初旬の雨でぶどうに潤いが戻り、光合成が再開。その後、気温差のおかげでフェノールの合成が進みぶどうは最高の状態になった
(ただし、パカレは8月の乾燥で光合成が進まず熟度不足が心配、と言及しています)

ラピエール
2015年を越える、ここ数年で一番のヌーボー!
モルゴンは雹害で収量は半減したが、ヌーボーは十分な量が確保できた
腐敗がなく健全

うーん、酸っぱい情報は??

毎年毎年、100年に一度の…ってのは馬鹿馬鹿しいとして、
それでも、もう少し率直に報告してくれてもいいんじゃないかなー

それから、
今年もホイリゲは非常に美味しい✨‼️

オーストリアも夏が暑く、雨の少なさが心配されましたが、充分に健全なぶどうが収穫できたそうです。
今年は例年に比べて、若干だけ入ってるトラミナーの味を感じますね。
ちょっとコクが増してるような。

基本は爽やか、微発泡で爽快です✨

青リンゴ、バンザーイ✨
微発泡もいい感じ。

ジャドのマコンもいいですよ✨‼️
今年は例年よりも少しだけ南国風の香りですね。

マコンが洋梨、ホイリゲは青リンゴ〜

後から来る皆さん、待ってますよ
席はこんなん ↓

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殺風景だ。




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2017年11月15日

新酒揃った


今年の冬は平年並みだそうですが…
予報は当てになるんでしょうか

さて、今年の新酒が大体揃いました
あと一つ来てないけど。

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販売は明日からです
ホイリゲノヴェッロはもう売れますよ

予約で完売の銘柄もありました
試飲分は一応取ってあります。

さっき、ホイリゲのメーカー、ツァーヘルから醸造責任者のアレックスが来てくれました

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髭生やしたね〜

店頭にはほかのツァーヘルのワインが1本もないので、
「ほかのワインもよろしくね」って言われちゃいました💦

アレックス、名字がツァーヘルになってたの、知らなかった
醸造責任者のアレサンダーさんはワイナリーのツァーヘルの社長の甥に当たります。
名字はスコッフさんだったんですが(お姉さんが嫁いでいるから)、南オーストリアに有名なスコッフと言う蔵があってよく間違えられるので、叔父さんの名字にしたんですって。
しかももう10年も前に

…なんでてんちょ知らんかったのだろう
その間に何回も会ってるけど

そして、ちょうどよかったので畑の事も聞いてみました

昔はツァーヘルの畑はシェーンブルン宮殿の敷地内にもある、って聞いていましたが、今はそうした記載がない。
何故かと思ったら、その畑はウィーンのワイン生産者が協同で所有する畑だったんですが、ツァーヘルはマーケティングなどの問題からその団体を抜けたために今ではその畑の所有権が無くなってる、という事でした。
それでも27haもの畑を全てウィーン市内に所有しているんだから、それはすごい

アレックスは東京でパーティ3つに参加、その後昨日は名古屋、今日はこれから京都、そして大阪、また名古屋と毎年かなり忙しいスケジュールです

社長のリヒャルトさんは今年は来日していませんが、二人ともめちゃくちゃ気さくで面白い(本当に)人なんで、ホイリゲのパーティに興味あったら是非参加してみてくださいね



明日はミツクラでボジョレーヌーボーはじめ新酒試飲会ですよ

13時から21時
どれでも1杯300円
(レジでチケットをお買い求めください)
おつまみ持ち込み自由
着席ですが相席ありの多分ごちゃごちゃなんで、お許しください

皆様のご来店をお待ちしております











posted by cave MITSUKURA at 14:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

旬キノコの香りと勝負させたい


11月ももう半ばですね。
朝は寒いと思うものの、冬なのに日差しは結構強く感じるのはここ数年の事でしょうか
地軸の傾きが無くなって来てるの??(違うよね、歳差運動が実感できる訳ない)

秋の味覚、楽しんでますか?

てんちょ、一番はやっぱり秋刀魚かな
次は白トリュフ〜、黒はどっちでもいいけど白は大好き
キノコは大好きですけど松茸にはさほど。

きんとんも好きです
そう言えば、自然薯の旬が秋って知りませんでした…
あとは新米ですか

くーっ、食べて飲む事ばっか


白トリュフに合わせるワインで毎回悩むんですが… 皆様はどうなさっています??
白トリュフの一大産地はイタリア、ピエモンテ州のアルバなので、大抵はピエモンテワインを合わせるんですが。

赤の選択肢が多い高級ワイン、白の方がいいと言う意見もありまして、てんちょはそちらに賛成です

多くのセオリーがバローロやバルバレスコの熟成品になっているかと思いますが、ワインと料理がそれぞれに美味しくてもどうもそれが調和しないと言うか、相乗した事がないわたくし
駄目だとは思いませんけど。

ソムリエの世界的権威のご意見では、
「白は白でも酸の綺麗なスッキリした物を合わせた方が最後まで上手く行く」、そうなんですが、
酸味かぁ…
確かに一口だけ、1杯だけのマリアージュと料理全体を通しての調和となると重さや余韻を十分に考慮する必要がありますので、その通りかも

定番のリゾットだとして…
1杯だけなら、それこそコングスガードのシャルドネなんかやってみたいです

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(ただし、個人的にはワイン一口と料理二口限定、多分それ以上無理だわ


余計な話が長くなりましたが、今日のワインの話に移ります
セラー見てて、久しぶりに飲みたいなと思ったので

シャトー・ラ・コンセイヤント2000

このワイン、どの程度有名なんでしょう?
フランス、ボルドーの右岸、ポムロルの高級ワインです

…ですが、知らないという方も結構いらっしゃいます

ポムロルは隣のサンテミリオンと同様に赤ワインしか名乗れません。
所謂、ボルドー右岸ってのです

右岸はメドックに比べてさほど古くまで遡るような歴史(記録)がないのですが、それでもコンセイヤントは18世紀にはその名前が残っている古いシャトーです
シャトーの名前は当時のオーナーだったマダム・コンセイヤンからつけられたようです。

サンテミリオンとの境にシャトーはあり、シュヴァルブランからも近くです。
反対側にはヴュー・シャトーセルタンがあります。
サンテミリオン程、起伏の無いように見えるポムロルですが、それでもずっと畑が見通せるわけではない。

1871年からパリのワイン商のニコラ(日本の三河屋的存在)の一族が5代に渡って所有しています
ラベルのLNはルイ・ニコラの頭文字 ↓

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HPより、以下同様

キャップシールの紫色はワインのアロマと外観から採用されています

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新しいセラーを畑から見たところ

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実験設備みたい、すごい

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手入れの行き届いた畑、健全なブドウ

作付けはメルロー80%、カベルネフラン20%
濃厚なフルボディでありながら、凝縮感が襲ってくるようなタイプでなく、しなやかで柔軟です
香りが非常にいい印象。
籠った土やキノコの香りが複雑に絡んで、フルーツは後から来るよう。
ヴィンテージにも依るでしょうが、ここの熟成品は本当に良いですよ〜

これ、また飲んでみたいな〜
何故か2000年が1本だけありますので、ワイン通への贈り物にも是非どうぞ〜


















posted by cave MITSUKURA at 13:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

1並び、あなたなら何の日


北日本を中心に強風の様ですが、名古屋も結構な風が吹いてます
特にビル風のせいで急に突風が吹くので、わおってなりますね。

今日、11月11日はワインの守護聖人サン・マルタンの日です
(英語で言うとセント マーティンです)
ホイリゲの解禁日でもあります。

ホイリゲ入荷しております ↓
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毎年同じラベルです。
ビオディナミを象徴する蝶のモチーフ

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今年の情報がないけど(問い合わせ中)、毎年良い香りで美味しいですので今年も期待
正に「青りんご」ですよ

醸造責任者のアレックス、何年も会っていませんが今年も日本へは来るみたい ↓

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輸入元HPより、左は社長のツァーヘルさん、右が醸造家で甥のアレックス

ツァーヘルはオーストリアの首都ウィーン市内にあるワイナリー兼居酒屋です

新酒とワイン居酒屋の両方を意味するホイリゲですが、ツァーヘルのホイリゲはマリアテレジアが建てた学校跡なんです
黄色の壁がマリアテレジアの色です ↓

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前にも何度か使いましたこの写真、2013年の訪問

もちろん居酒屋の入り口には杉球が掛けてあって、新酒の発売の時期には新しい物と取り換えるのは日本の造り酒屋さんと全く同じ
ウィーンの中心部から車で15分くらいかな。

400席もある広い居酒屋(半分は庭のオープンテラス席)で、なんとその地下に醸造所と熟成庫があります

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近代的な設備
居酒屋は一か月の内の半分くらいが営業日という、実にのんびりした営業スタイル。

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輸入元HPより

居酒屋のお料理はちょっと塩味が強いかな…
お酒が進むようになってるんでしょうけど、日本人にはちと辛いかも。

ツァーヘルは市内に何カ所か畑を持っていますが、全ての畑がウィーン市内にある唯一の生産者です

昔の栽培方法であるゲミシュターサッツを復活させ、各畑には何品種化のブドウが混植されています
オーストリア固有のグリューナ・フェルトリナー
ロート・キプラー
ツィアファンドラー、など
聞いた事のない品種も多い

ホイリゲは解禁日に合わせて醸造しなくてはならないので、毎年の天候次第で熟したブドウから使用する事になります
それ故、毎年セパージュは違っています
グリューナ・フェルトリナーが早く熟す年や、シャルドネ、リースリングが早く熟す年など何故か異なるらしい。

今では赤の新酒も作っていますが、ミツクラへの入荷は白だけ
16日の試飲に出しますので、今年の出来栄えを一緒に確認しましょう〜




そう言えば、
今日って、他にも沢山の「何とかの日」なんですね

ポッキー&プリッツの日
独身の日
チンアナゴの日
たくあんの日
ジュエリーの日…

もう何でもアリ(一応どれも謂れはあるのですけどね)

名古屋だと今日は円頓寺のパリ祭ですね
ミツクラの本店も出店しています。
凄い人出なんだろーなー








posted by cave MITSUKURA at 16:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

漕げよマイケル 噛めよジャッジ


思ったよりも暖かい今日の名古屋


今日は後からシチリアの生産者さんが来てセミナーやってくれます
来店するのはフェウド・ディシーサ
のオーナーのマリオ氏
でもね、てんちょはお店番なのです。

シチリア、一度は行ってみたいな
ドン・コルレオーネというよりはサリーナ侯爵のイメージ

で、
話変わって、今日は大物の登場です

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コングスガード シャルドネ&ザ・ジャッジ2015

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初めて来た、ジャッジ✨

てんちょの人生で最も濃かった白ワインがコングスガードです

DRCやアミオのモンラッシェよりも濃かった
正直、2杯目に進めませんでした…💦

「噛める」白ワインの一番旗手だと思います

更にその上を行くジャッジ
てんちょ、飲んだ事ないです…

1本しかないし
ご立派なお値段

すんごい濃いんだろーなー
絶対濃い、期待以上に濃い、思い知らされるだろう

そして10年くらいは様子が変わらないナパ
熟成って言葉は不要なのかな

いつもながら思うのがこのラベル
4頭身??

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前の人「昨日飲み過ぎちゃってさぁ」
後の人「いつもじゃん」

という会話に違いない(違う?)
指さしてる感じがいいよね











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2017年11月08日

今は初夏 これから開花


小雨の名古屋、でも全然寒くないですね

今日は直行して業界向けのフランスワイン試飲会に行ってきました
シャロネーズの生産者さんも来ていました。
当たり障りのない話しかできなかったけど

悪天候の2008年はシャープな酸が苦手で敬遠気味だったんですが、こなれて美味しくなってる物もありましたね
安ければ今後買ってみようかな。



試飲会とは全然関係ないけれど、新しいワイン紹介しますね

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ピラミッドバレー サザーランドティル マルボロ シャルドネ2015

ニュージーランドの新しい作り手です

南島の真ん中、カンタベリー地区のワイラパという所にあるワイナリーです。
広大なカンタベリー地区には大都市クライストチャーチもあります。

ここです ↓

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ブドウの萌芽のラベルが好きです
ありそうでないデザインだと思います ↓

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ワイナリーの持ち主はマイク&クラウディアのワーシングご夫妻

マイクさんはブルゴーニュの醸造学校で学んだ後、モンティーユやプスドールなど多くのワイナリーで研修に励み、ニュージーランドへは96年にネルソンでワイン作りに参加するためにやって来ました
奥様と二人で理想のブドウ畑を探し求め、99年についにワイラパに自分のワイナリーを創業します。
クラウディアさんはドイツ生まれ、マイクさんはアメリカ人??

素晴らしい写真が見られる完ぺきなHPがありますので、ご覧ください ↓
http://www.pyramidvalley.co.nz/

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HPより

でもね、ワイナリーのある場所をストリートビューで見ると、なーんにもないですよ
隣の家もないわ💦

4区画ある自社畑は全部で22ha、全てビオディナミです
シャルドネとピノノワールに至っては接ぎ木なしの自根で植樹しているという驚きの手法。

と、ここまでは理解できる。簡単。でしょ?

でもねぇ…
てんちょ、ここのワインの一覧を見るたびに「ん〜??」と思っていたんです
(まぁ、ちゃんとワイナリーの背景を知らなかっただけですけど)

例えば、ワインの一例で
「ピラミッドバレーヴィンヤード ハウエルファミリーヴィンヤード リースリング」
とかあるんですけど…
ヴィンヤード、ヴィンヤードってなんで??
どっちが畑でどっちが蔵なの?
と、ややこしいんですよ

わ、わからん…

ですが、ちゃんと調べて簡単に分かったてへへ

ピラミッドバレー(ヴィンヤードまでつけて蔵の正式名称です)では、2000年に植樹した4つの自社畑のブドウからワインが初めて生産された2006年までの間は、グローワーズ・コレクションとして他産地の畑を借りてブドウを栽培し、ワインを作っていたんです
因みに自社畑のはホーム・コレクション

自社畑のワインを作っている今でも借りた畑が残っていて、前述の様なダブルネームになってたという訳。

今日のサザーランドティルも借りた畑のワインです
ここはドックポイントの畑、2haの畑から僅か3300リットルしか取っていない
これは驚異的に少ない収穫です

どーりで、この蔵のワインが高いはずだわ
今日のサザーランドティルはそこまでではありませんけど、
自社畑の物や一部の借り畑のワインは諭吉さんが一人と野口君が数人は必要

発酵は全房プレス、畑内の自然酵母を培養して使用。
(ピノは完全除梗)

新樽でない400か450リットルのフレンチオークで10か月熟成、その後タンクでさらに熟成。
アルコール度数が14.5度もあります
一部、アンフォラも使用してるらしい(これは世界的な流行りですね)

てんちょ、このワイン自体は飲んだ事がないのですが、確かにこの蔵のワインは美味しいです
HPでは売り切れになってますね。

世界が注目するニュージーワイン、これも飲んでみたい

あなたも最新のニュージランドワインを体験してみませんか

















posted by cave MITSUKURA at 17:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

ジャイアントボトル同好会作ろ


秋晴れの名古屋、朝晩は多少寒いですがこのくらいならまだまだ平気
昨日でもう立冬なんですね、今年の冬は冷えるんでしょうか…


昨日はソムリエ試験の第3次でしたが、周りで受験してる方はまず問題なさそうです。
なので、もうすぐバッジが来る方は待ち遠しいですね
今年の試験対策講座も青木君が頑張ってくれたので、合格率はかなり高めでした
(もちろん受験生の皆さんが一番頑張ったんですけど)

試験受けてみようかなぁという方、多分来年も対策講座ありますのでお早めにご相談下さい
試験対策は2次の利き酒からです。
一次試験はとにかく勉強ですので。言い訳無用。


では、新入荷ワインの紹介します
てんちょが愛するでっかいボトルです

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サンタ・デュック ジゴンダス オートギャリーグ2004 マグナム

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左がレギュラーサイズ
(同じサンタデュックのヴァケラスですが、ラベルが新しくなってます✨)

1.5リットル

くー、珍しい
美味しそぉ

サンタ・デュックはフランス、コートデュローヌの生産者です。
ご当主はイヴ・グラさん。

こんな方 ↓

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HPより 今日のワインの畑、オートギャリーグの前で 以下同様

てんちょ、2003年に来日された時にセミナーに出席しました
(その後も来日されてるんですが、出席できず)

とても優しくフレンドリー、誠実な印象で、この方の作ってるワインがこれまた非常に美味しいのです

蔵は1874年の創業で大変古く、父親の代まではほとんど大手に売っていたワインを、イヴさんの代で全て自社での元詰めに変え、ジゴンダスで一番の生産者となりました
これは誇張ではなく、ジゴンダスのワインを説明する時にサンタ・デュックの名前が出ない事は絶対にないでしょう。
今は、3代目の息子さんも一緒に仕事しています。

蔵はジゴンダスのオートギャリーグの畑のある場所にあります ↓

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ローマの遺跡が残るオランジュの街から15キロくらい、アヴィニョンから30キロ弱でしょうか
地図で見るとここですよ ↓

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めちゃ縮小図ですけど…

2年くらい前にもここで簡単に紹介しています ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/431119136.html

ちょうど今日のワインのヴィンテージに近いですし、14年前のノートから、ちょっと抜粋してみます
(当時のイヴさんのお話です)

おおざっぱにローヌの赤ワインについて分類すると、
北部は花崗岩にシラーの組み合わせで、南部は石灰岩とグルナッシュの組み合わせになっています。

南部に位置するジゴンダスは、かつての火山であるモンミライユ山の中腹にあり、
この山に守られてが降る事がないそうです
03年当時、ジゴンダス村には僅か614人しか人口がおらず、大抵の家がブドウ栽培やワイン産業に関わっています。
のどかなテラス状のブドウ畑が1300haも広がる地域で、畑の周辺には松やミモザの木が茂り、如何にも南仏らしい風景です。

株づくりの畑は樹齢30年以上のムールヴェードル、グルナッシュなどが多く、全部で22haある。
有機栽培を採用し、雑草などはそのままにしています。
(この当時では高級ワイン生産者でもまだ少数派です)
ヴァケラスやラストーの畑は小さいのでブレンドしてコート・デュ・ローヌとして販売しています

収穫は全て手摘みで、3週間にわたり複数回畑に入る、という念の入れよう

発酵は全房発酵で、ステンレスタンクとコンクリートタンクを併用。
破砕にはプヌマティック(円筒水平型の圧搾機)を使用、ピジャージュでなくルモンタージュを行う。
が、機械的な事はほとんどしないそうです。
マセラシオンは最低でも14日、最大で60日にも及ぶそう。
(当時、あの黒い外観に納得でしたね

熟成はブルゴーニュスタイルで、全てトロンセの小樽でMLFも樽内で行われます。
トロンセの樽は高級樫樽として有名ですが、イヴさん曰く「目が詰まっていて酸化しすぎる事がないので良い」そうです。
ジゴンダスでは伝統的には大樽で熟成させますが、グルナッシュは酸化しやすい品種なので大樽で熟成させるとドライな味わいになってしまい、それを避けるために小樽を使っています
(目の詰まった小樽に澱と共に詰める事で酸化防止の役割も果たします)

こうしてできるワインは非常に濃厚ですがジューシーでもあり、凝縮された果実味と高いアルコールがしっかり感じられます

しかし、イヴさんの持論は、以下の通り。
「ワインは強さだけでなく品格を備えた物でなければならない」
ですから、ワインは非常に洗練されていて、誰が飲んでも「あ、美味しいね」と思えるはずです

抜粋は以上です。

現在ではマセラシオンの期間を短縮し、バリックの使用もやめています。
よりエレガントに、黒いワインからは卒業したんですね
(この20年はどこの産地でも若手の生産者が新しい取り組みを行い、試行錯誤した時期です)

しかーし、今日のワインはそんなバリバリ真っ黒時代の懐かしいスタイル
13年も経ってますので、もうそんなに強すぎることはないでしょう

セパージュは、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー(比率不明)
樽熟24か月。

お値段はお手頃とは言えないかなぁ… 2本分ですが。

しかし、たったの14本しか輸入がなかったそうですので、とっても貴重です

飲みたーい
誰か付き合ってちょ

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縦飲み同好会と並行してジャイアントボトル同好会作ろう


















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2017年11月04日

実りに感謝して乾杯


連休中日、皆様お出かけでしょうか??
曇り空の名古屋ですが雨の心配はなさそうです


北半球のワインはこの時期が新酒の発売時期ですね

ボジョレー・ヌーボーに代表される新酒ですが、
ボジョレー以外でもヨーロッパ各国、各地で新酒がリリースされます。

昔ほど騒がれなくなった新酒ですが、皆様はどんな新酒をご存知でしょうか?
毎年書いてると思いますが今年も書きまーす

フランスでは、新酒はVin Primeur(ヴァン プリムール)またはVin Nouveau(ヴァン ヌーボー)と呼ばれ同義語です。
deが入ってる事もある。
当然ながら新酒にも規定がありまして、

ブルゴーニュ
(赤の販売はボジョレーのみ、白はレジョナル、マコンのみ、ロゼは前記の一部のみ
コトーデュリヨネなんて超マイナーなワインも認められてますが生産あるんだろうか)
ローヌ
ロワール
(ミュスカデ・ヌーボーはちらほら見かけますが、他のトゥーレーヌとか見た事ない)
ガイヤック
(南西地方の甘口の産地、これも見た事ない)
ラングドック・ルション

と、上記の地域にだけ販売が認められてます

なんで、ボルドーやアルザスの新酒ってないんですね。
通常のAOCの規定に則って、発売になるまで待たなくてはなりません

イタリアでは新酒はノヴェッロと呼ばれ、解禁日は10月30日です
昔は11月6日だったんですけど、2012年から早まりました💦
フランスヌーボーよりも早く売りたいんでしょうね…

ノヴェッロは現在、緩めの規定を守ればイタリア全州で生産が認められています
が、昨年は生産量は激減
前年にそこまで売れなかったようです。

イタリアの新酒はボジョレー・ヌーボーに倣ったもので、1970年代にピエモンテとトスカーナで生産されたのが最初です
ガイヤとアンティノリらしい。

ボジョレー・ヌーボーと同様に軽い飲み口のノヴェッロは、
ヴェネト
エミーリア・ロマーニャ
トスカーナ
での生産が多いようです
ノヴェッロは各地で、赤白ロゼが生産可能です。

ミツクラの店頭にもあります
今日現在の新酒はこれだけ、あとはこれから入荷です。
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レ・ローヴォレ ノヴェッロ2017

これはで、ヴェネト州の物です。
1870年創業の古い作り手ですが、てんちょ、知らなかったです
この新酒はメルロー100%
実はイタリアノヴェッロではメルローが最も多く使われています。
次はお馴染みサンジョベーゼ。

これもあります ↓

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ガロフォリ ノヴェッロ2017赤&白

これはちょっと珍しい、マルケ州のノヴェッロです。
赤はモンテプルチャーノ100%、白はトレッビアーノとヴェルディッキオ(比率不明)

白のラベルにはマルケ州の方言で新酒を意味する「Vino Novoヴィーノ・ノーヴォ」と記載されています

積極的にノヴェッロを扱わない弊店ですが、
ノヴェッロのラベルはちょっと残念に思うんです

昔のボジョレーもそうでしたけど、なんか無意味にカラフルで軽すぎませんかね。
美味しそうに見えなくて損してると思います。
いい作り手なのに
まぁ、落ち着いた「新聞紙柄の人気物」もありますけど💦

ミツクラで扱うもう一国の新酒は、
オーストリアホイリゲです
ホイリゲの解禁は11月11日、ワインの守護聖人であるサン・マルタンの誕生日です。

「今年の」という意味のホイリゲは、1789年に皇帝ヨーゼフ2世がウィーンのぶどう農家に、年間 300日以内に限り自家製ワインを小売りし、簡単な食事を供してもよい、という特別許可を与えたのが始まりです
なので、翌年の新酒が出るまでは一年間ずっと新酒という訳です。
そして、その居酒屋もホイリゲと呼ぶようになりました。

今年のゲミシュターサッツはどうでしょうか?
もうすぐ入荷してきます。

あと、取り扱いはありませんが、
ドイツの新酒はディア・ノイエと呼ばれますが、白ワインだけなんでしょうか??
ラントヴァインとして販売で品種記載可のようです。
11月1日解禁ですが、細かい規定が良く分かりません

スペインにも新酒はありまして、ヌエヴォと呼ばれていますが、一度も見た事がありません
こちらもサン・マルタンの日である11月11日が解禁。
各地の収穫祭で供されるようで、輸出はほとんどないみたいですね

その他、ワイン生産国ならどこでも新酒はあるでしょうね
収穫を祝い、自然に感謝するのに欠かせないワインです。

日本でも当然ながら2017年の新酒が販売されていますね
山梨独自の甲州とマスカットベリーAの「山梨ヌーボー」はかなり有名になってきたように思います。

もう新酒を飲んだという方も多いでしょうか
てんちょ、まだ何も試しておりませんが、多分16日の試飲会で一気に飲むと思います。

16日はお待ちしております






















posted by cave MITSUKURA at 12:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

老舗を再発見しよう


今日から3連休なんですね、忘れてました
ミツクラはいつも通り営業しています

季節外れの台風が続けて来てこのところの週末はお天気良くなかったので、この3連休の晴天続きは嬉しい方が多いでしょうね


では、今日はシャンパーニュをご紹介します

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ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ・デ・モワンヌNV

緑のエチケットは珍しいですね。

このシャンパーニュは老舗ですよ、有名ですが飲んだ事ある方は少ないかなぁ
長らく輸入代理店が定まらなかったり、メジャーな所が扱ってなかったせいもあると思います

生産規模としてはビルカール・サルモンアンリオと同じくらいですね
(参照したのはちょっと前の資料ですが)

ベスラ・ド・ベルフォンは1843年にアイで創業した蔵です

エドモンド・ベスラが初代当主ですが、その孫のエドモンド(同じ名前で紛らわしい)が貴族の娘であるイヴォンヌ・ド・ベルフォンと結婚したことにより、メゾンの名前が「ベスラ・ド・ベルフォン」となりました。

婚姻でジョイントネームになってる蔵はシャンパーニュでは多いですね。
モエ・エ・シャンドンが一番有名です、やっぱり。

真ん中の「エ」はetで、「〜と」の意味です、英語のandです
なので、モエさんとシャンドンさん ってそのまんまです(敬称ないけど)

ベスラの場合は、ベルフォン家が爵位持ちだったのでその「ド」が付いています
「どこどこ家の」という意味で出自を表すdeです。
由緒正しいお家では、「山田太郎」と名乗らずに「山田家の太郎」という訳です。

大抵のメゾンでは何も付けないで「パイパー・エドシック」「ペリエ・ジュエ」みたいに名乗ってますけど

で、
ベスラ・ド・ベルフォンですが、今日ご紹介するキュヴェ・ド・モワンヌが最も有名でしょう

このシャンパーニュは1930年にパリの超高級レストラン、サマリテーヌ・リュクスの支配人から要請があり、
「デリケートで軽やかな泡の、全ての食事を通して楽しめるシャンパーニュ」
として誕生しました
(パリの老舗百貨店サマリテーヌは今やモエ・ヘネシーグループの傘下です。
因みにこのレストランは81年に閉店してます)

ブドウはシャルドネ35%、ピノノワール20%、ピノムニエ45%
気圧は4.5キロとやや低め、MLFは行いません
瓶熟48か月、ドサージュも昔では極めて少ない9g/L

ですが、そんなに気圧が低い様には感じません
瓶熟が長いせいか、泡が良く溶け込んでいますね。
確かに刺激の少ない優しいシャンパーニュです。

てんちょはこういうのが好きです
とんがってるの、辛いんだもん

なんで「僧侶」なんでしょう??
HPにはあまり情報がないような…

10年くらい前まで自社畑0で、買いブドウ100%だったのに、今は35ha自社畑持ってるみたいですね
どこもブドウの買い付けが難しくなっているので、自社畑の比率を上げたいところです。
(これはブルゴーニュでも同じ、買い手はブドウ農家さんのご機嫌を損ねたら大変な事になっちゃうのよ)

蔵は今はエペルネに移転しています。
生産してるシャンパーニュは8種類

シャンパーニュ好きでこれ、まだ飲んだ事ない方、是非飲んでみてくださいね

















posted by cave MITSUKURA at 15:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

南国への憧れは万国共通か


今日も名古屋は快晴の気持ちの良い天気でした
着実に気温は下がっていますけど。

もう11月じゃないですか
はやーい。

前回のブログに書きました、
「11月22日水曜のボングラン会」は満席になりました
お申し込みありがとうございます。
ご検討中の方、申し訳ございませんが、これ以降はキャンセル待ちで受付いたします。


今日は業界向けのセミナーに行ってきました
セミナーは、「アンヌ・グロ&ジャン・ポール・トロ」のミネルヴォワです。

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ちょっと前に書きました、これです ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20170924-1.html

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アンヌさんは名古屋には初めていらっしゃったそうです
優しい口調の穏やかな方ですね。
英語だったわ。

88年にヴォーヌロマネのドメーヌを父親から継承して30年という大ベテランです

ご夫妻の南仏進出は2007年から。
ブルゴーニュではお互いのドメーヌには一切関わる事がないそうで、一緒に何かやろうと南仏でブドウ畑を探したのです

今日はワイナリーのあるカゼルという土地についてより詳しく知ることが出来ました

ミネルヴォワの中でも北限に位置するカゼルは非常に小さな村で、集落には住人が僅か30人しか住んでいません。
ワイナリーもアンヌ&ジャン・ポールの蔵を入れてもたったの3軒しかないという、本当に静かな地域です。

電車も通っていないし、もちろん空港もない、なーんにもないド田舎です
汚染のないクリーンな土地な訳ですね。

カゼルは北に広がるモンターニュ・ノワールの「山の気候」と南にある地中海の「海の気候」の影響を相互に受け、バランスの良い複雑なミクロクリマを形成しています

ブルゴーニュとは違い、1年の内300日は晴天、340日は風が強い、という如何にも南仏な様子。

このが実はとても重要なんです

カゼルはミネルヴォワの中でも比較的標高が高く(220メートル)、冷涼な気候が保たれています。
山からの冷たく乾燥した風が過熟を防ぎ、綺麗な酸を温存してくれます。
そして、葡萄がゆっくりと熟し、アルコールが高くなり過ぎるのを防いでくれます
一方で、雨が少ないけれど、海からの湿った暖かい風がブドウに水分をもたらしてくれる事で健全な成長を促進します。

こうした風の作用で、ワインは南仏でありながらとても洗練されたスタイルになっています

よくあるラングドック辺りのワインは、ハイアルコールで色も真っ黒、酸味が乏しくて扁平な物が多いですよね
てんちょ、そういうの苦手なんです。
もう1杯飲みたいと思えないんですよね

日照条件が良過ぎて、ブドウが完熟を通り越して過熟しちゃうんです💦
糖度が上がってアルコールは強くなる反面、酸がないぼやーっとしたワインになってしまいます。

しかし、アンヌ&ジャン・ポールのワインはピュアな果実味が豊かで、色も透明感のある綺麗な紫です
グラスエッジがちゃんとある

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マダムの脚が写っちゃった

流石の洗練度。
南仏のワインとは思えない‼️

それから、
ラベルのオレンジ色はカリニャンの葉の紅葉した色だそうです

初めてこの地に来た時、カリニャンの畑が真っ赤に色づいているのを見てとても感動したそうで、その燃えるようなオレンジ色をシンボルカラーに決めたのです
(因みにブルゴーニュのアンヌ・グロのラベルは青というか紺色ですが、これは完熟したピノノワールの色だそう)

1904年植樹のカリニャンの畑のあり、これはシオードというキュヴェに使われています

ブルゴーニュから500キロも離れた南仏へ、シーズン中は毎週通っているというマダム
長女がブルゴーニュのドメーヌを継ぎ、長男がミネルヴォワをサポートしているそうです。

試飲は4種類。
2014年と2015年だったので、やはり少し若いですね

ミツクラの店頭にある2012年が非常に美味しいので、ある程度熟成させる必要がありますね ↓

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あなたも買うなら12年以前が良いですよ
今日は他にもいろいろと勉強になりました。



















posted by cave MITSUKURA at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする