2017年11月02日

南国への憧れは万国共通か


今日も名古屋は快晴の気持ちの良い天気でした
着実に気温は下がっていますけど。

もう11月じゃないですか
はやーい。

前回のブログに書きました、
「11月22日水曜のボングラン会」は満席になりました
お申し込みありがとうございます。
ご検討中の方、申し訳ございませんが、これ以降はキャンセル待ちで受付いたします。


今日は業界向けのセミナーに行ってきました
セミナーは、「アンヌ・グロ&ジャン・ポール・トロ」のミネルヴォワです。

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ちょっと前に書きました、これです ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20170924-1.html

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アンヌさんは名古屋には初めていらっしゃったそうです
優しい口調の穏やかな方ですね。
英語だったわ。

88年にヴォーヌロマネのドメーヌを父親から継承して30年という大ベテランです

ご夫妻の南仏進出は2007年から。
ブルゴーニュではお互いのドメーヌには一切関わる事がないそうで、一緒に何かやろうと南仏でブドウ畑を探したのです

今日はワイナリーのあるカゼルという土地についてより詳しく知ることが出来ました

ミネルヴォワの中でも北限に位置するカゼルは非常に小さな村で、集落には住人が僅か30人しか住んでいません。
ワイナリーもアンヌ&ジャン・ポールの蔵を入れてもたったの3軒しかないという、本当に静かな地域です。

電車も通っていないし、もちろん空港もない、なーんにもないド田舎です
汚染のないクリーンな土地な訳ですね。

カゼルは北に広がるモンターニュ・ノワールの「山の気候」と南にある地中海の「海の気候」の影響を相互に受け、バランスの良い複雑なミクロクリマを形成しています

ブルゴーニュとは違い、1年の内300日は晴天、340日は風が強い、という如何にも南仏な様子。

このが実はとても重要なんです

カゼルはミネルヴォワの中でも比較的標高が高く(220メートル)、冷涼な気候が保たれています。
山からの冷たく乾燥した風が過熟を防ぎ、綺麗な酸を温存してくれます。
そして、葡萄がゆっくりと熟し、アルコールが高くなり過ぎるのを防いでくれます
一方で、雨が少ないけれど、海からの湿った暖かい風がブドウに水分をもたらしてくれる事で健全な成長を促進します。

こうした風の作用で、ワインは南仏でありながらとても洗練されたスタイルになっています

よくあるラングドック辺りのワインは、ハイアルコールで色も真っ黒、酸味が乏しくて扁平な物が多いですよね
てんちょ、そういうの苦手なんです。
もう1杯飲みたいと思えないんですよね

日照条件が良過ぎて、ブドウが完熟を通り越して過熟しちゃうんです💦
糖度が上がってアルコールは強くなる反面、酸がないぼやーっとしたワインになってしまいます。

しかし、アンヌ&ジャン・ポールのワインはピュアな果実味が豊かで、色も透明感のある綺麗な紫です
グラスエッジがちゃんとある

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マダムの脚が写っちゃった

流石の洗練度。
南仏のワインとは思えない‼️

それから、
ラベルのオレンジ色はカリニャンの葉の紅葉した色だそうです

初めてこの地に来た時、カリニャンの畑が真っ赤に色づいているのを見てとても感動したそうで、その燃えるようなオレンジ色をシンボルカラーに決めたのです
(因みにブルゴーニュのアンヌ・グロのラベルは青というか紺色ですが、これは完熟したピノノワールの色だそう)

1904年植樹のカリニャンの畑のあり、これはシオードというキュヴェに使われています

ブルゴーニュから500キロも離れた南仏へ、シーズン中は毎週通っているというマダム
長女がブルゴーニュのドメーヌを継ぎ、長男がミネルヴォワをサポートしているそうです。

試飲は4種類。
2014年と2015年だったので、やはり少し若いですね

ミツクラの店頭にある2012年が非常に美味しいので、ある程度熟成させる必要がありますね ↓

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あなたも買うなら12年以前が良いですよ
今日は他にもいろいろと勉強になりました。



















posted by cave MITSUKURA at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする