2018年04月06日

シンプルなラベルがいいね


久しぶりに雨ですね、さっきパラパラしてましたけど本格的に降るのは夜半のようです
今日って金曜日なんですね、曜日の感覚ないなぁ・・・
いつの間にか4月が始まってるし。


では、今日はメドック格付けシャトーを紹介します

皆様、フランス、ボルドーのメドック地区にある1級から5級までの格付けシャトーはご存知でしょうか?
1級は僅かに5シャトーのみ、5大シャトーと言われるアレです

格付けシャトーは全部で61(オーブリオンを数えなければ60)、試験を受ける方は全部覚えて当然ですので頑張ってください。
更にコミューンやシャトーの規模や場所など、一緒に覚えた方がいいです

因みに、サンテミリオンやグラーヴの格付けはそれぞれ別個の物ですので、横並びに比較する事はできませんのでご注意

この61シャトーの内、最も忘れられてるのは何だろう??

てんちょはトゥール・カルネだと思う

ペデスクロー?
サンピエール?


見かける事が少ないシャトーは馴染みがありませんよね
プージェもあまり見ませんが、ミツクラにはあります

今日のワインは、ちょっと前までそういう「忘れられがち」な存在だったのに、今や大きく注目されているこれ ↓
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シャトー・ポンテ・カネ2007

ご存知ですか?
飲んだ事ある方、結構いらっしゃるかな。

重量ボトルに入ったフルボディの赤、これぞボルドー、メドックってワインです
いつからこのボトルになったんだろう。

シャトーはポイヤック、ジロンド河から少し離れた丘の上にあります。
隣がダルマイヤックです

こじんまりしてはいますが、非常に美しいシャトーです
HPの写真もとても綺麗 ↓
http://www.pontet-canet.com/fr/page/accueil

てんちょ、ポイヤック行ったけどここは通らなかったなぁ
ミーハーで、ラフィットにばっかり目が行ってました。

シャトーの名前の由来は、メドック総督の貴族、ジャン・フランソワ・ド・ポンテと、地名カネによっています

畑は81ha、カベルネソーヴィニョンが62%、メルローが32%、カベルネフラン4%、プティヴェルド2%の作付けです。
丸い石がゴロゴロしてる畑です
メドックは大抵そう。

ここは現在、コニャック出身のテセロン家が所有しています
彼らがここを買ったのは1975年。

1855年に5級格付けに入ったとは言え、当時、100年以上を経てシャトーの評価は平凡
注目すべきワインとしては扱われていませんでした

だからその頃は値段も安い安い
ブルジョワのオーマルビュゼシャススプリーンの方がずっと人気があって高かったのが、今となっては意外なほどです

テセロン親子はすぐに改革を始めます

畑をビオディナミに移行させ、メドックの格付けシャトーとしては初めてビオの認証を受けます。
耕作にはも使っています。
更に今では多くのシャトーが採用している重力システムによる醸造所を作りました。

こうした努力が実り、ワインは今や3級に匹敵するとも言われ非常に人気が高まっています

でもね
一番注目されたのは、2009年2010年と連続でパーカーが100点を付けたからです

これを機に一気に注目が集まって、結果、めっちゃくちゃ値上がりしたんです

なんか、嬉しいような悲しいような…
点数とマンガに翻弄される業界って

なので、今では偽物防止の為にボトルにエッチングでシャトー名が入っています

「貧乏人のムートン」と言われた日々はもう遠い昔の話
この例え、知ってます?
(そういえばシャンパーニュのアルフレッド・グラシアンも「貧乏人のクリュッグ」と言われてたなぁ、今では立派な値段になってますので全然貧乏人向けじゃない💦)

カベルネの青さを抑えた果実味豊かなフルボディです
シルキーでたおやか、重厚ですが洗練されていますね。

前述の通り、値段は高いですが飲んでみて損はありません
お試しあれ。









posted by cave MITSUKURA at 15:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする