2018年05月14日

ソーヴィニヨンブランも七変化


沖縄は先週梅雨入りしたんですね
今年もゲリラ豪雨に翻弄されるんだろうか…



週末のワイン会(と言う名の飲み会)で、大変久しぶりに飲んだ白ワインに感動でした

ワインはこれ ↓
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リュシアン・クロシェ サンセール ヴァンダンジュ・10オクトーブル2006

サンセール、ご存知の方が多いと思いますが。
フランス、ロワール地方の上流にある産地です。
ソーヴィニヨンの白、ピノノワールのロゼと赤がありますが、圧倒的に白の方が多く有名です

リュシアン・クロシェはサンセールの村から少し西へ入ったBUE ビュエと言う村にあります

1950年代にサンセールの元詰めを始めた最初の生産者の一人である、リュシアン・ピカールは姻族であるアンドレ・クロシェと共にブドウ栽培の家系に生まれました。
お互いの相続した畑を統合してドメーヌを興した彼は、パリへワインを売りに行き、有名フレンチに採用されるなど早くからフランス国内での名声を築き上げていました。
孫にあたるジルは78年にサンセールを離れ、ディジョンの醸造大学へ進学、その後もモレサンドニのジュジャックで働き、83年に実家へ戻りサンセール作りを継承します。
奥様のローランスさんもブドウ農家の出身です。

リュシアン・クロシェでは7,8種類のワインを生産しています

最も有名なのが、これでしょう ↓

リュシアン・クロシェ.png

サンセール ラ・クロワ・デュ・ロワ

写真は赤ですが白も同じラベルデザインです。
十字架の畑、台座にヴィンテージが入ってるのもいいですね

あ、でも14年だとラベル変わってる

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HPより、前の方がいいなぁ


そして、今日最初に紹介したワインは蔵で最も特異なワインです
いや、サンセールでも他にないワインですね。

名前通り、収穫を10月10日に行うと言う、大変な遅摘みなのです

通常は9月の半ばで終了する収穫を更に1カ月弱も待って行う、という危険この上ない離れ業です
雨が降ったらオジャン、はいさよなーらです

なので、このヴァンダンジュ・オクトーブルは良い年だけの生産です
今日のヴィンテージも2006年ですよね。
2015年に10月7日収穫、っていう物もあるみたいです。

やや過熟したブドウは全て手作業で収穫、円筒形の圧搾機(プヌマティック)で絞った後48時間清澄。
1200と600リットルの樽とステンレスタンクで発酵させそのまま澱と一緒に熟成させています。

樽、一切なしだと思ったんですが、一部樽使用でした。

10月下旬の畑はこんな風です ↓

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輸入元HPより

葉が黄金に変化していますね

香ばしいブケにミネラル感のあるフルーツが混ざった不思議な香りです
オイル香もしますね。

味わいはもっと不思議、コクがあって濃いのに酸味が豊かでキレを持った辛口です。
甘いような気もするんですが、やはり甘口ではない。

そしてこれがソーヴィニヨンブランだと思うと余計に不思議さが増します

パッションフルーツは全然いませんね
でも酸味や鉱物感はあって、この前のコンドリューに感じたのと同じ印象です。
辛口なのに中身が濃く、完熟してるブドウの味わいがはっきり感じられる、という。

美味しかったです
そして面白かった。

貴重な2006年、あなたも飲んでみませんか??


6月にここ、リュシアン・クロシェも訪問します。
良いお話が聞けるといいな。


週末の飲み会は久々にしこたま飲みました〜
最後、夜中に一人になって野良猫に話しかける、という出来上がりっぷりでした💦

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posted by cave MITSUKURA at 13:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする