2018年05月19日

品格と低価格の両立は実に困難


今朝は涼しく、清々しい快晴の名古屋です
雲一つない青空、5月はこれくらいで十分です。


白州と響の出荷停止を受けてか、店頭に買いに来るお客様がちらほらいらっしゃいますが…
外国人の方は相変わらず多い…

響、山崎、白州は1本もありませんのでご了承ください
入荷予定もないです。



さて、では新しいカリフォルニアのカベルネを紹介します
美味しいのです

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フォーチュン1621 カベルネソーヴィニヨン2014

この前の業界向け試飲会で初めて飲んだのですが、これが美味しかったのですよ
ラベルも好きです

もちろん、1621年のワインじゃありません
ヴィンテージは2014年 ↓

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何故、月なんでしょうね???

1621年と言うのは、ワイナリーの先祖が移民としてアメリカへやってきた年なんです
その時に乗ってきた船がフォーチュン号と言うので、このワインの名前になっています。

大海原を渡る帆船のデザイン✨

ワインの裏ラベルにも説明が書いてあります ↓

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「1621年9月、メイフラワー号の入港の1年後に第二次の移民を乗せたフォーチュン号がプリマスに入港した。
下船した35人の乗客の一人がエドワード・ボンパスだった」

その後、子孫のラリー・バンプ(苗字をアメリカ風に変えましたかね)氏が、
1983年にナパのオークノールダームス・レーン・ワイナリーを設立。

ラリーさん ↓

フォーチュン ラリー・バンプ.png
HPより

当初は買いブドウのみでシャルドネだけの生産でしたが、2002年に自社畑を購入しボルドー品種の栽培も開始しています

2005年からカベルネの販売を始めましたが、コスパに優れた上質なワインとして人気だったようです。
そして、このカベルネだけを「フォーチュン1621」という独自のブランドとして切り離し、現在に至っています

もちろん、ダームス・レーンとしても赤の販売はあります。
年産3000ケース程の小規模ワイナリーですね、貴重だわ

ワイナリーは今もナパバレー、オークノールにあります。
きれいな畑 ↓

フォーチュン ダームス・レーン.jpg
HPより、気球飛んでますね

ちょっと、脱線して、
ナパバレー内のAVAは知っていてもいいと思います

主要な中心部だけでも、
北から、

セントヘレナ
ラザフォード
オークヴィル

スタッグスリープ←このAVAはオークヴィルの東にあるので、南北として正しく並べるのは難しい
ヨントヴィル

この5つくらいは覚えても損はないかと
なんせ、この5地区だけでも超有名なワイナリーがいっぱいあるので。

オークノールは上記のヨントヴィルの南に続く産地です ↓

フォーチュン.png

赤い印がダームス・レーン。

もっと拡大するといいんですけど、そうすると多分、位置関係の訳が分からなくなる方が多いと思うので。
興味ある方はグーグルさんでお調べください

カベルネソーヴィニヨンと明記してありますが、実際には、

カベルネソーヴィニヨン90%
メルロー8%
プティヴェルド2%
、です。

ヴィンテージによっても多少違います。

ステンレスタンクで発酵後、85%をフレンチオーク樽(内15%が新樽)、15%をアメリカンオーク(新樽)で18か月熟成させています
15年の数字ですが、14000本弱の生産。

ナパらしいフルボディですが、渋さは前面になく穏やかエレガントです
リッチですが、洗練されていますね。

そして、何より嬉しいのが、

これ程の味わいでも価格が5000円以下、という素晴らしいコストパフォーマンスです

これ、皆さんにも飲んでみていただきたい
濃いワインあまり褒めない、てんちょが珍しくお勧めしますよ〜











posted by cave MITSUKURA at 13:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする