2019年02月10日

伝統と土地と家族への愛


寒さが戻ってますね
雪じゃなくて助かりますけど。


ここ何年も、ワイン関連の出版がかなり減っています
14,5年前を思うと歴然としています。
月刊誌や季刊誌を除くと特にないです

一つにはネットでも情報収取が簡単になった事もあると思います。
しかし、それ以外にもワインの知識探求がエキスパートなどの資格取得のみで終わっている一面もあるかと

アマゾンがなかった頃には現地に行くと必ず本屋に行って、日本では入手不可能な本を買ったものですが。
そういう本はとても有益で魅力的ではありますが、大抵かなりの厚さで重いので何冊も買えないという


さて、昔は良かった的な話がしたのではありませんので、
新しいワインを紹介します

ボーシェ cuvee-origine.png

ボーシェ オリジーヌ・ブリュットNV

シャンパーニュです。
このレコルタン・マニュピュランは1920年創業、シェは1級ビスイユにあります
現当主夫妻の祖母の畑に起源をもつ蔵です。

ロゴが可愛いです ↓

champagne-au-coeur.png
HPより

ボーシェのBとハートを組み合わせています

蔵はビスイユ、モンターニュ・ド・ランスの南端、マルヌ河の北にあります。
アイから西へ5キロちょっと、マレウイユ・シュル・アイを過ぎて次がビスイユです

ここ ↓

ボーシェ ビスイユ.png

周りにも有名な特級畑(村)がありますよね

1級格付けのこの村には120ha強のブドウ畑があります。
(全てがビスイユではありませんが)34haもの自社畑を持っているボーシェ家はかなり大きなレコルタンです
オーヴ県なども含め7つの村に区画は分かれています。

レコルタン・マニュピュランとは買いブドウをせず、自家畑からもブドウのみでシャンパーニュを生産する作り手の事です。
買ったブドウも使う作り手は、ネゴシアン・マニュピュランと言います。

シャンパーニュには300を超える村があり、各村には色んな作り手がいて、その数4000以上とも言われています
シャンパーニュを生産しないブドウ栽培家も入れると15000軒もあると言われていますが、生産に占める割合は300ちょっとの大手メゾンで9割以上を占めている寡占状態です。

如何に大手の有名銘柄が幅を利かせているか、って事ですね
残りの1割に小さな作り手がうじゃうじゃいるんですよ〜

しかし、前述の通り、ボーシェ家は自家生産者にあってはかなり規模の大きい作り手で、ビスイユを代表する銘柄と言ってもいいでしょう
年産30万本、多い。

蔵では6つのシャンパーニュを生産していて、カーヴも含めて全て一か所にあります。
今日のオリジーヌ・ブリュットが最も基本となるキュヴェで、所有する7つの区画全てのブドウを使っています。
セパージュはピノノワール70%、シャルドネ30%

このシャンパーニュ、とってもお値打ちなんです

何でもかんでも恐ろしく値上がりしてるこの頃、一葉さんで余裕で買えるって貴重です
しかも、安物じゃなく香りも味もいい。

こういうのでピノノワールのシャンパーニュの入門になれば、とても幸せな入り口だと思いますよ

泡好きは飲んでみるべし。








posted by cave MITSUKURA at 20:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする