2019年04月06日

安藤さんのリースリング


目がかゆい…
黄砂の程は実感がありませんけど、花粉は確実に多い


数日たってしまいましたが、アルザスワインの話をもう一度
ワインの紹介します。

アルザスワインを理解するためには品種ありきではなく、まず畑ありきでなければいけません

と言う事でこちら。
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マルク・クレイデンヴァイス アンドロー・リースリング2017

ラベルよく見ると面白い✨

ずいぶん前に一度軽く紹介したと思いますが、改めて紹介します。

アルザスには著名な生産者がいくつかありますが、買いブドウをしている蔵であっても家族経営を続けている所がほとんどです。
大規模な企業がないので、自然と自社畑のある周辺のテロワールを反映したワインが、その蔵のスタイルとなるのです

アルザスのドメーヌが10社言えたら結構なアルザス通じゃないでしょうか??
意外と10社、出て来ないものです。


クレイデンヴァイスはブドウ生産者としては300年以上の歴史がある名門です、オー・ラン県に評価の高いドメーヌが集まっているのですが、
この蔵はバ・ラン県で最も優れた作り手と言っていいでしょう

クレイデンヴァイスでは13代目のマルクさんが自分の名前をドメーヌ名に入れました。
1971年に23歳で蔵を継いだマルクさんは89年からアルザスで初めてビオディナミを採用しています。

マルク・クレイデンヴァイス.jpg
HPより、以下全て同様

この地にあったアンドロ―修道院の畑を受け継ぎ、更に日照条件の良い急斜面を開墾して現在のグランクリュにも認定されている実直な農民の蔵なのです

因みに、オーとは上、バとは下の意味で、ライン川の上流・下流を差してその様な名前になっています。
(オー・メドック、バ・メドックと同じです)

ヴォージュ山脈の麓にあるアルザスのブドウ畑は、オー・ランの方が標高が高めで固く強いワインができると言われるのですが、事はそんなに単純じゃありません
メドックの下流にあるサンテステフが粘土質の重厚な土壌故にコスがああいうフルボディになるのはとても理解しやすいのですけど、アルザスの地形は大変複雑で地下(土壌)の話じゃなくても、地上の地勢もややこしい

クレイデンヴァイスは、アンドロ―にあります。
ここです ↓

クレイデンヴァイス.png
小さな村です
(アンド―とも書きます、安藤さん親近感湧きませんか)

ちょうどストラスブールコルマールの中間くらいに位置しています。
アンドロ―は山の谷あいにある村で、段々畑状のブドウ畑が南向きでグランクリュとなっています

森に接するグランクリュはカステルベルグ
この畑がクレイデンヴァイスの一番の場所です
他のグランクリュも含め、畑の8割が斜面にあります。

クレイデンヴァイス1.jpg

作業は大変そうですが。
オーストリアのランゲンロイスに似ていますね
黒い土壌が違いますけど、表土だけを見るとここならピノノワールを植えてもよさそうです
ですが、土中は青いシストです。
なのでリースリングを植えています。

今日のリースリングは酸化土壌でピンク色をした砂岩の区画に植えられたリースリングです
カステルベルグのすぐ近くで、同じ斜面なのに全く違う土壌です。
ピンクの砂岩は4つあるグランクリュのうちの一つ、ヴィーベルベルグの土壌でもあります。

ミネラルや酸味のバランスがいいですね、石油香はほとんどありません。
若い辛口リースリングのお手本の様なワインです
フルーティさよりは鉱物感が顕著。

しっかりち密さもあるので、てんちょは結構冷やして飲む方が好きですが、お温度が高めの方がやはり複雑さは理解しやすいと思います

そして、クレイデンヴァイスでは毎年ラベルのデザインを変えてワインを販売しています

クレイデンヴァイス2.jpg
可愛いですね
アーティストラベル

(ですが、アーティストの方はさっぱり分からない

ここはオー・ド・ヴィーも作っています。
6月に現地に行ったら買って来たいです


野望は広がる
こちらに寄って、コルマールへ行く間にリボーヴィレに立ち寄ってクロ・サン・チューヌの畑も見たい
(特級ロサッカーです)
シストが見たいので畑を掘らせてほしいけど、ダメだろうなぁ


他のクレイデンヴァイスも店頭に置いておきたいですね〜
飲んだことない方は是非一度経験してみてください







posted by cave MITSUKURA at 16:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする