2019年04月24日

変遷を思う two decade


雨でも暖かい名古屋です


ブルゴーニュでは早くもブドウの花芽が出てきてるとか
まだ4月なのに、ちょっと早すぎです…

地域により差はありますが、開花の平均は6月中旬くらい
でも毎年早くなってます。

温暖化のせいか、開花だけでなく、毎年ブドウ畑の活動は早まっています
萌芽も早いので、霜害対策でストーブを炊く必要があるんですが、昔と比べてほぼ全ての有名産地で行われるようになっています。

モンラッシェでは明け方こうなっていました ↓

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4月15日のブルーノ・コランさんのSNSより

ピュリニーもシャサーニュも明かりがびっしり
ブドウ樹の畝がどうなっているかはっきり分かるくらいですね。

こんなにストーブだらけになるんですねー

ちょっとした火災現場だよ
野焼きだ




では、新入荷ワインを紹介します

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コンヒュロン・コトティド ヴォーヌ・ロマネ2016

品薄、値上がり激しい2016年のブルゴーニュですが、このワインは大変優秀なお値段です
諭吉さんで余裕でおつりが来ます

親戚にジャン・ジャック・コンヒュロンっていう別の蔵もあるのでご注意
こちらは奥様がシャルル・ノエラの家系、プレモーにあります。

ややこしやー

コンヒュロン・コトティドの方は先代ののジャック氏の時代に名声を高めています
現在は二人の息子さんが活躍しています、彼らで5代目、17世紀から続くブドウ栽培家です。

兄弟はそれぞれ他のドメーヌやネゴシアンのコンサルタントもしています。
コトティドは母方の名前でしょうか?
ここはHPがない

この蔵はヴォーヌ・ロマネの老舗であるにも関わらず(だからこそ?)、大昔のイメージがどうも邪魔するんですよね…
ジャン・グリヴォも同じ。

シェはヴォーヌ・ロマネのど真ん中、ルロワとモンジャール・ミュニュレの間にあるし、コンヒュロンの名を持つ他ドメーヌもこの村には何軒かあるのです。
それなのに何でイマイチなイメージがあるかと言うとですね…

80年代後半から90年初めまで、ブルゴーニュの多くのドメーヌがレバノン人のコンサルタントに師事していたのです
あの人ね。
亜硫酸を多用、培養酵母で迅速な発酵を促す一方で低温浸漬で抽出の濃いワインを作る手法にみんなが傾いたんです。
そういうのが流行ったんですね…
「人が完全にコントロールするワイン」

コトティドだけじゃないです、グリヴォも何かよく分からないスタイル?だったし。
モンジャールだって代が代わったばかりの時に真っ黒なピノを発売しててドン引きした記憶あるし

そういう過去があったので、長らくコトティドのワインには手を出さなかった、てんちょです

でもねー、この前2012年の村名ヴォーヌ・ロマネ飲んでみて、めちゃピュアで美味しかったので安心したのですよ
もう過去は一切忘れていい。

確かにジャン・グリヴォも今ではとても美味しいですしね

ぎりぎりまで待つ遅い収穫、全房で低温マセラシオン

それ自体は悪くないです。
今もそれは続けていますね〜

全房だからこそ茎も十分熟するまで待たないと青いエグさがワインに出てしまいます
それ故の遅摘み。
低温でゆっくり抽出することで色の濃いワインになり、すぐに楽しめない反面、寿命の長いワインになります。

vin de gardeっていうのですな

ただし、12年は発売当時にそこまで強かったとは思えませんでしたよ
収穫から7年でエレガントで綺麗な色をしていましたし。

と言う事で2016年も買ってみました

もうそんなに濃くはないでしょう(期待)









posted by cave MITSUKURA at 15:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする