2019年05月31日

月末最終日 備忘録


明日から6月ですね

今日はロベール・グロフィエのレザムルーズ会です
じっくり飲むの、初めてなので期待しております。

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1本足りないけど

ヴォギュエのミュジニーにはエライ目にあったけど、グロフィエはどうなんでしょうね??


それとは別で、
イベントページに6月試飲会の案内を掲載しました

6月は「アルザス・ドイツ」です
是非ご参加ください。

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てんちょ、6月上旬に10日ほどアルザスとシャンパーニュへ行って参ります
なのでその間はおりません。

写真の、
クレイデンヴァイス
ヴァインバックも行ってきます。
ダイスも行きますので何か出しますね

お店は通常通り、優秀なスタッフが守ってくれていますので、安心してご来店ください。
ささやかですがお土産買ってきます〜

現地で書けるだけブログは更新するつもりです



それはそうと、先程ご来店のヨーロピアンさんがいらっしゃいまして…

なんと、エルヴェ・ケルランさんだった

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ボーヌの生産者ですが、青いスパークリングもやってます。そっちの方が有名かも。
これです ↓

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えー、何でも近所で商談があったらしいけど、時間が早いのでワインショップ(うち)を見かけて入ってみたら、自分のワインがあって嬉しい
って。
そ、そうなの??

折角のご来店なのに、こんな短時間の立ち話じゃ勿体ない
もっとちゃんとお会いしたかったー

サインもらいました

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2019年05月30日

濃すぎ?モダンスパニッシュ


昨日の試飲会では、珍しく赤ワインが余りました💦
フルボディのモダンスタイルの物が多かったので、するする飲めないからでしようね…

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お客様からもらう毎度の写真

結局、結構余ったワインは持って帰っていただいたりしました。

マカンやヌマンシアが余ってて、高級品でリッチな味わいなんですが、濃さがかなり予想以上だったのか、飲んでも飲んでも減らない印象でした🌀

昨日もお客様にお話しましたが、
スペイン国内ではバルやレストランで5000円もするワインを飲む人は皆無です‼️

えーって感じで驚かれます。
こんな高いワイン飲むの?って何回も聞き返されました💦

リッツのダイニングでもお値打ちなワインがちゃんとオンリストされてますので。
ただ、流石にリッツだとフランスワインも置いてあってその辺は結構なお値段がしますけど。

昨日の様なワインは主に輸出向けですね、
国際市場では非常に高い評価を受けていますよ⭐️⭐️⭐️

ご参加の皆様ありがとうございました✨

来月は26日水曜、「アルザス ドイツ」で開催します。




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2019年05月29日

本日試飲会急募


気温が下がったのはいいけど、今日も風が強い



今日の試飲会ですが、昨日4名もキャンセル出ちゃって

お時間ある方、今日いらっしゃいませんか

飛び込み歓迎
結構いいワインが出ますよ

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これじゃ分かりませんけど…(ごめんなさい)

誰かお助け―
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2019年05月27日

バッカスのシャルドネ


なんかもう、既に梅雨明け過ぎの7月みたいな暑さなんですけど…

10連休のせいか、あっという間の5月だった
来週はもう6月なんですねー


全仏オープン始まりましたね
クレーだしナダル有利かなぁ、ATPローマも優勝してたし。
ロジャーには全英で活躍してほしい(全仏も応援してますけどね)


さて、暑いので冷やして美味しいワインを紹介ます

ルイ・ジャド シャトー・デジャック ボジョレー・ブラン グラン・クロ・ド・ロワズ2014

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ブルゴーニュのシャルドネ100%です

しかもボジョレー

ルイ・ジャドは有名ですから知ってる方ばかりでしょうね、1859年創業、ボーヌの大手メゾンで北のシャブリから南のボジョレーまで沢山のワインを作っています

バッカスのラベルはよく見かけますね(区別がつかないという意見もある)
樽職人も抱え、最新の醸造設備を備えた近代メゾンです

特にこのシャトー・デジャックを1996年に買収してからは、ムーラン・ナ・ヴァンは格段に有名になっています

確かにシャトー・デジャックのムーラン・ナ・ヴァンは素晴らしい。
熟成させるとピノノワールと区別がつかないばかりか、平凡なピノノワールよりも数段上の複雑な香りがします
10のクリュ・ボジョレーの中ではムーラン・ナ・ヴァンは筆頭ですね

ですが、今日のワインは白、シャルドネです

クリュ・ボジョレーが赤のみ認められていますので、ボジョレーというと赤のイメージがあるかと思います
生産量も圧倒的に赤が多いのですが、普通のボジョレーにはロゼも白もあります。

この10年あまりでコート・ドールのワインがあまりにも高騰してるせいで、生産者達は新しく畑を取得しようとしても高すぎて簡単に買う事が出来ない困った状況に陥っています
ブドウ農家に生まれたのでない限り、意欲があって新しいワイン作りに挑戦したいという若者は、まず大金が必要になるという訳です。

そんな状況で注目されているのがブルゴーニュ南部、マコネボジョレーの畑です
北に比べると面積も広く、未だ値上がりしていない畑が多く残るこの地区は、ニュイやボーヌの生産者達でも新しく進出しようとしている再注目の産地なのです。

特にムーラン・ナ・ヴァンなど北部ボジョレーは複雑な土壌ゆえにブドウにもそのテロワールが反映されるので、今やボジョレーは土壌研究が非常に盛んになっている地区なんです。

ヌーボーのブームが終わろうとしている近年、畑をもう一度よく研究して良いワイン作りに立ち返ろうとしている生産者が増えています
モメサンもそうですね、チボー・ロジェ・ベレールも同じく。
元々のボジョレーの生産者、ラピエールパカレも牽引者となっています。

ボジョレーを馬鹿にしてる人は時代遅れですよ

そんな中で誰もが一目置いているのが今日のシャトー・デジャックです

近隣の生産者はシャトー・デジャックがやっている事を真似て、同じ畑仕事をしていますし、
「彼らが収穫を始めたらうちもやる」と公言してる所もあるくらいです

シャトー・デジャックはボジョレー地区に80haの畑を所有しており、5つのAOCを生産していますが、今日の白はその内の一つです。
情報がなくて作っている人の顔があんまり見えませんが、そうした信頼の厚い生産者が作る今日のシャルドネも流石の香りと味なんですよ

ステンレス発酵・熟成で樽の使用はなく、秋に収穫したブドウで作られたワインは春には瓶詰めされるというフレッシュさを大事にした作りなのですが、ところがどっこい、ただ爽やかなだけじゃないんですよー

マコン・ヌーボーでも同じように思うのですが、これが数カ月しか経っていないシャルドネなんだろうかと驚くくらいの完熟感と円熟味があるんです

綺麗な黄金色で、酸を包むようなコクが感じられます。
樽がないのに、樽を使っているかのような深みのある味わいです。

このシャルドネを初めて飲んだ時は(確か07年物だった)、いたく感動しました
14年は残り少ないですが、是非、皆様にも味わってみて欲しいです。

価格もお手頃なので、嬉しい

良く冷やせばより爽やかに、温度を上げるとコクのある後味が引き立ちます
どちらでもお好みで。















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2019年05月24日

ケ・マラビージャ


日差しが眩しい
名古屋は早くも真夏日でしょうか、観測した気温じゃなくて体感温度はとっくに30度超えな感じです。

前回のブログ、途中放棄したままでごめんなさいです



来週29日水曜の試飲会「スペイン」はおかげさまで満席となりました
お申し込みありがとうございます。

今回は中々良いワインを揃えたので、飲める方はちょっとラッキーですよ

長らく入荷待ちだったベガ・シシリアの新ヴィンテージが輸入元に入ってましたが、

ウニコのジェロボアム(3リットル)が55万円もしてる

どひゃー

ベガ・シシリアが新しく進出したトロのワインもありますね
結構高い…
アリオンも少し値上がりしてます。
再入荷のマカンも値上がりしてますねー、もお

マカンは前にも紹介しましたが、試飲会にも出しますよ
これです ↓

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マカン・クラシコ2014

DOCaリオハテンプラニーリョ100%フルボディです

2004年に立ち上げた、ボルドーのラフィットとウニコのベガ・シシリアのジョイントベンチャーです。
樽熟の技などボルドー方式を採用していますが、スペインらしいドライな面も持っています
かなりしっかり濃いです、流石の組み合わせですよ

アリオンはもっとお高いので出せませんが、マカンで新しいスペインのスタイルを体験してみてください

他にもヌマンシアやアルト・モンカヨなど、モダンスパニッシュワインが味わえます
ペスケラもあります。
この辺の名前がわかる方はスペインワイン通ですな。

こういうワインは現地スペインでは高額過ぎて、庶民は全く飲もうとしません 
大体、普通のバルには置いてある訳ない。

もっぱら輸出向けですが、国際市場での評価は高いですよ〜

14年、あと1本だけ店頭にありますよ‼️
買っておいて損はないです✨







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2019年05月22日

修繕してます


今日からしばらく晴れが続きそうな名古屋です


お店の中ほどをちょっと修繕しております ↓

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びっくりされるかもしれませんが、普通に営業しておりますので
お客様には直接関係ない補修なので、何も変化しませんが。


レア・ブルゴーニュが少しだけ再入荷して来ました ↓

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デュジャック、来るだけマシと言う話もある。これ以外にもあります。
値段は変わっていない(はず)です

ちょっと中断。



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2019年05月20日

お訪ねしたい


最近、物凄くが強くて不思議なんですけど、名古屋のビルの谷間だけでしょうか
昨日なんて日傘が差せないくらいで…

今日の夜からまとまった雨になる様ですが、これで宇連ダムの貯水量が上がるといいですね
でも、あんまり降りすぎないで。


今日は初めてお会いするフランス人紳士が二人お訪ねくださいました

一人は輸入会社のアントワーヌさん、エペルネのご出身だそうです。
ランス出身の社長さんと一緒に、日本に紹介されていないレコルタンのシャンパーニュを広めようと3年前に事業を始めたそうです

もうお一人は、シャンパーニュのレコルタン、グランクリュのシュウイイから、ローラン・オストムさん
M・オストムの代表です。
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真摯で優しい方でした

てんちょ、オストムのシャンパーニュは初めて飲みました
こんなラベル ↓

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オストムさんSNSより

写真撮るの忘れたので
ミュズレの写真はあります ↓

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集めてるって言ったらくれました

オストムは、ローランさんで現在4代目、代々シュウイイの家族経営のシャンパーニュメーカーです

19世紀の最後、フィロキセラ禍が治まった頃にご先祖が畑を購入してシャンパーニュ作りを始めたそうですが、その頃はフィロキセラの被害が大きくてブドウ作りを辞める人も多くいたので、畑の値段がとても安かったそうです。
ある意味ラッキーですよね

今ではローランさんの15歳の息子さん(5代目)も仕事を手伝っているそうです。

何歳から仕事しているのですか?という問いに、家がシャンパーニュメーカーなので本当に小さな頃からお父さんと一緒に蔵や畑ででお手伝いするのが普通だったと。
学校帰ってお手伝いしながら仕事を覚えたのですね。
家内工業的利点かも

ところで、特級シュウイイってどこか分かりますか?

その前にちょっと復習。何度も書いてますけど。

シャンパーニュの村は全部で320認定されています。
その内の特級は僅かに17、1級は42ですが、この認定は村まるごとに与えられた格付けです
(もちろん畑の面積などは登録されていますので村内というだけで勝手に開墾したりはできませんが)

同じ特級=グランクリュでも、1ha未満の極小の区画にも一つの格付けが与えられているブルゴーニュとは大違いです

従って、特級アイというのはアイ村にあるブドウ畑が全て特級という事なのです
ブジーもアンボネイもそうです、幻のピュイジューも同じく。

なんて大雑把なんでしょう
だって、良い斜面もあれば、水はけの良くない日当たりワロシな区画もありますよね。
不公平だ。

これは昔のブドウ買い付けの制度に由来しています

いいブドウは高くなるのは当然ですが、シャンパーニュメーカーは慣習的に良いブドウが採れる地区を知っていて、その生産者と優先的に取引しようとします。
そりゃそうだ。

いいブドウを競って高く買うと予算を圧迫してしまうので、それ以外のブドウを買い叩かなくてはなりません
引くてあまたとは言えない栽培家はいつも大手メゾンの買い付け価格に不満を持っていました。(特にオーヴ)

正当な取引と安定した収入を保証することは、結果的にシャンパーニュ自体の品質の向上にも重要なことですので、紆余曲折、すったもんだ、焼き討ち&暴動を経て(マジです)、1908年、1911年に村に対する格付けが初めて成立しました。
それまではシャンパーニュ以外のブドウは混ざるわ、買い手の言い値で取引が決まるわ、で、栽培家には辛い時代だったのです。
打倒資本家、とかなりますわ

さて、格付けですが、各村を3段階に分け、上から特級、1級、何もなし=村となりました。

この時、3段階の中もさらに細かく規定され、

特級は100
1級は99から90
村名は89から80


と点数の様なものがつけられ、これがブドウの買取価格を決定するシステムとなったのです

つまり、特級のブドウが1キロ1万円だとしたら、99の1級村の葡萄は9900円、85の村の葡萄は8500円と自動的に決まっていく仕組みです。
便利と言えば便利ですが、意欲がそがれるよね…
(ただし、85以下はなかったはず)

今ではこの制度は廃止されていますので、場所に関わらず各人努力次第でいいブドウを高く売ることも十分可能です

しかも、今は原料枯渇の状況なので売り手市場です。
シャンパーニュは世界中で売れまくってますが、作る量は自ずと限られていますし。

栽培家の諸君、今こそ積年の恨みを晴らす時だうしし

規定はその後何度か改正されていますが、この「村単位」の格付けは維持されたまま現在に至っております

そして、この100(点?)制の格付けですが、村単位と言ってもちょっと例外がありました
例えば、先程アイのブドウは全て特級と書きましたが、これはシャルドネ、ピノノワールどちらもOKなのですが、シュウイイとトゥール・シュル・マルヌの2村に限っては、シュウイイはシャルドネ(白ブドウ)のみ、トゥール・シュル・マルヌはピノノワール(または黒ブドウ)のみがグランクリュ認定でした
一方のブドウは1級扱いだったんです。

この「差別」規定も数年前に改正され、全てのシュウイイ、トゥール・シュル・マルヌのブドウがグランクリュと名乗れるようになりました

そして、蛇足ですが。
シャンパーニュの認定品種は、シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエの3種類だと覚えますよね??
そう書いてある本や資料はかなり多い。
しかし、レグルマンテの記載は「ピノ及びその亜種」となっており、非常に微小ではありますが上記3種以外のブドウも栽培されています。
ピノブラン、アルバンヌ、プティメリエ、フロマントーなど。ピノグリもあり。


話をオストムに戻して、シュウイイの場所はこちらです ↓

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もう少し縮尺を大きくすると ↓

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シャンパーニュ通は二つの地図の地名が大体分かるはず

シュウイイって、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、マルヌ川の南にあり、ほかのグランクリュとはちょっと離れてるんですよね。
近所には、ニコラ・フィアット、バザール・コカール、ピエール・ルグラなど日本でも人気の生産者の名前が見られます。

近代的で清潔な醸造所 ↓

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これが自分家にあるのかぁ〜

シュウイイのシャルドネ自社畑 ↓

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「シュウイイのシャルドネはコート・デ・ブランのシャルドネと比べて特に酸味が際立っている」
「その酸とミネラルを大事に生かしたシャンパーニュを作りたい」
と、ローランさんのお話。

試飲させてもらった、スタンダードのシャンパーニュ「レゼルヴ・グランクリュ・ブランドブラン」は瓶熟4年以上、ヴィンテージ2008でなんと10年熟成、出荷したてでした

シャルドネらしい、レモンやメレンゲの様な香りと長い瓶熟の証拠の香ばしい香りがしました。
柔らかい口当たりで、綺麗な辛口、繊細です。

舌の上に酸が全く残らない、後味まで非常に美味しいシャンパーニュです
これ、好きだわ〜

それなのに、びっくり

オストムでは全てのシャンパーニュでMLFを行っていません

普通MLFを行った方が優しい味になりますが、既に柔らかく綺麗な酸で、全然厳しさやシャープさがない。
つるつる飲めるすごーい

ピエール・ルグラも非常に美味しくて好きですが、オストムもいいですね
シュウイイのシャルドネはレベルが高い。
素敵なお土産までいただきました

明後日、入荷してきますので何かの機会に皆様にも飲んでもらいたいです














posted by cave MITSUKURA at 19:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月18日

超久々トスカーナ


今日も何だか暑いですね
名古屋は雨ではありませんが曇りがち。

東風が強いという予報通りに、ビルの間や角はすごい風です。

31日のレザムルーズ会は再び満席になりました
ご検討中の方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。



先日、念願のサシカイヤ・マグナム2006を飲むことができました

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ずーっと店頭にあったのになかなか売れなくて、とうとう有志で飲んでしまいました
お声掛けできなかった方すみません。

イタリア、トスカーナとは思えないですね(カベルネだし
ボルドーと言うよりは果実味の豊かさからやっぱりニューワールドを連想します。
ナパかなぁ、ダックホーンのカベルネに似てるような

ちょっとこなれてて、とても良いブケがしました
メドックみたいにミントっぽくはなりませんね。

お料理も大変よいお店でしたので、
次は同じ場所で、これの会をやりたい ↓

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ポッジョ・スカレッテ イル・カルボナイオーネ 少しヴァーティカル&周辺

前から何回も言ってますけど、中々日にちが決まらない
今度こそ。
そして、フランスでこれの白を探してみようかな。
ワイン専門店にないだろうか(期待)


そう言えば、
自宅にあるユーロを確認してみたのですが…

紙幣はさておき、硬貨が見事に20セント以下ばっかりでした

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2セントや1セントなんてまず使わなくて溜まる一方。
チップに置いて来よう



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2019年05月16日

NZワイン飲んでますか


暑い、5月なのに
でも名古屋って風が吹かなくて暑さがこもっちゃう街なのに、このところ風が強くて変だ…


プリューレ・ロックの2016が発売になりましたが、全然ない&恐ろしく高い

レジョナル(ただのブルゴーニュっていうのです)のロゼが13500円??
しかも税抜き。

どひゃー
でももう1回飲んでみたい気はします



昨日は業界向けのニュージーランドワインの試飲会に行ってきました

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やはりニュージーは冷涼系です
白はソーヴィニヨンブランとリースリング、赤はピノノワールが圧倒的です。

一つ、ものすごく「塩味」な白がありましてちょっとびっくり。
ミネラルや旨味に通じるんですが、はっきりと塩味のするニュージーは初めてかも

ニュージーランドワイン、どれもいいんですが、正直そんなに代わり映えがしないという気もする。
なのでお値打ちなので十分美味しいのです


でも流石はピラミッドバレー

ここだけ他とは全然違う
創業は1999年、自社畑の初ヴィンテージが2006年とまだ新しい蔵です。
南島のカンタベリーにあります、前にも一度紹介しました。

ビオディナミで一部全房発酵、ビオワインらしい香りと味ですが、緻密さが印象的です

こちらのワインはラベルも素敵 ↓

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HPより

4つの自社畑の内の一つ、ピノノワールです。
この畑にはエンジェルフラワーが自生してる事からラベルに採用されました

自社畑以外にも借りてる畑のワインがあり(自社畑からはすぐに収穫ができなかったので)、場所によりマルボロ、セントラルオタゴ産のワインを作っています


ニュージーランドワインって親しんでる方は結構いらっしゃるでしょうが、この前のチリ同様、産地を細かく理解してる方は少なそうですね
やっぱり、先述の通りあまり地域差がない、どの地域も同じ品種っていうのが大きな要因かと。

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ソムリエ協会2018年教本

南北二つの主要島からなるニュージーランド、首都は北島の南端にあるウェリントンです。
国の真ん中です。
でも、北島の北にあるオークランドが一番大きな都市で19世紀の半ばまでここが首都でした、なので空港もここにある

ニュージーランドワインは主要産地が10程なので覚えやすいと思います
行ってみたいな〜











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2019年05月15日

試飲セミナー報告


昨日のオーストリア試飲セミナーは非常に有意義で楽しい会でした‼️

ご参加のみなさまありがとうございました✨🇦🇹
輸入元さんにも大変感謝✨

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フランツさん、とても気さくでお話上手、熱心な方でした‼️

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冗談好き

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こーんなに、一度に飲めて幸せです✨

参加者の方からも、
「こんなに一度にグリューナフェルトリナーを飲み比べたのは初めて」
「グリューナと言っても味が色々違う」
など、試飲会ならではのご意見もあり、有り難いです✨🇦🇹

一流の生産者ばかりでしたので、どれが一番だとか甲乙つけがたいですね。
店頭に新しく置きたい銘柄も色々ありました。

詳しくはまた書くかも、書かないかも(こらこら)


過去に何度か載せましたが、2013年4月に行ったオーストリアの写真再掲します ↓

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↑ ワッハウ シュピッツからの眺め
この年はまだ萌芽前、剪定した枝から樹液がポタポタしてました✨


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↑  ヴァイセンキルフェン
畑には誰もいなかった💦


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↑  これが、スマラクト‼️
見られるのはかなり珍しいのです。

多分、午前中で誰もいない静かな環境だったから見られたんですね。
二人しかいないという。

大勢で行くと逃げちゃうでしょ💦

トカゲもまだ体温が上がり切らず、じーっとしてました✨
ハシビロコウ並み

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↑  ワッハウはアプリコットも名産で、アプリコットのお菓子やコスメがあちこちで売ってます✨

また生産者お招きしたいですねー
いやー。ホント楽しかった✨







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2019年05月14日

寒冷地だと知ってました?


今日はセミナーなのに、生憎の雨模様の名古屋
一瞬ですが土砂降りになってビビりましたよ。

奄美はもう梅雨入りしたそうですが、それでも平年より3日遅いとか

セミナーの様子は明日以降でまた報告します。



ではワインの紹介します

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ヴィーニャ・ファレルニア カルムネール・レゼルバ2016

赤ワインです。
どこのワインか、分かりますか??

「カルムネール」と聞いて、あっ、きっとあそこだなと思えました?

(カルメネールと言う表記もありますが、今日は輸入元に倣ってカルムネールで
フランス語ではEを「ウ」と発音するのでこうなるのでしょう)

これはチリワインです

カルムネールと言う品種は、開拓時代にボルドーや南西地方から移民によってチリに運ばれ栽培されるようになったんですが、
元々のボルドー周辺ではその後、フィロキセラの被害にあって絶滅してしまうのです

こんなブドウです ↓

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Wikipediaより

うーん、あんまりよく分かりませんねでへ

カルムネールは今でもフランスに少ーしだけ残っていますが、非常に僅かな極少栽培です
一応、ボルドー原産ブドウ品種6つの内の一つです

そして、このカルムネールはメルローによく似ているために、
チリでは長らくメルローと混同して栽培・醸造されてきました

チリにはフィロキセラ禍はなく、乾燥した気候である為に病害に侵される事がないまま長らく繁栄を遂げて来られたようです
そして、なんとなく違うけど「メルローの亜種(クローン)」だろうと考えられていたのです

が、1944年フランス、モンペリエ大学において、
「チリで早熟のメルローと考えられている品種はメルローではなく、別の品種だ」
という発見がなされ、
その後、DNA鑑定の結果、メルローのクローンではないことがはっきりしました

と言う訳で、カルムネールと言う品種はボルドー生まれでありながら、今やチリの固有品種と言ってもいいほどチリで広く栽培される品種となっているのです



さて、で、
今日の生産者、ファレルニアですが、こちらの蔵は1998年創業のまだ新しい蔵です
二人のイタリア人(いとこ同士)が始めた蔵で、エルキ・バレーにあります

チリの産地、よく理解してる方は少ないでしょうね。
何を飲んでも美味しいですし、あんまり産地毎の特徴を考える必要がありませんし。
さらに地域における栽培品種にも差がないからでしょう

チリは皆様ご承知の通り、南北に細長ーい国です。
北から南まで4000キロ以上もあります。

そして、他のワイン生産国と同じく、ワインは産地によって法規制がされています
最北と最南はワイン産地ではありません。
それ以外の地域を大きく6つに分けていて、更にその内部にも細かな産地名称が規定されています。

一般に良く見かけるのが、首都サンチアゴの周辺のセントラルコーストと呼ばれる広大で、チリ最大の産地です
その中の、マイポバレーラペルバレークリコバレーという産地名は多くのチリワインのラベルで見る事が出来ます。

しかし、今日のファレルニアはそうしど真ん中のワインではないのです。
ワイナリーはここにあります ↓

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うーん、縮尺が大きすぎて位置関係がイマイチ分かりにくい…

サンチアゴから北に400キロくらい、エルキバレーと呼ばれる産地は大きくはコキンボというリージョンに属しています


元々ここでピスコというチリの蒸留酒用のブドウを栽培していたファレルニアに創業者のオリヴィエ・グラモラさんですが、イタリアからワインメーカーである従兄弟のジョルジオ・フレッサティさんが遊びに来たところ、エルキのブドウが素晴らしいので蒸留酒だけを作るのは勿体ないと、二人で醸造用のブドウ栽培を始め、ワイン作りを手掛けるようになりました

90年代後半の事ですが、その当時、この北の産地では誰もワイン用のブドウを作っておらず、周囲にはかなり馬鹿にされたそうです

しかし
彼らの正しさはすぐに証明されました

自根のブドウ、乾燥した環境で病害はほとんどなし、できるワインは非常にエレガントで美味しく、すぐに大評判になりました。
彼らの成功のおかげで、エルキバレーという産地が新しく出来る事になったといっても過言ではありません

今ではこんなに素晴らしい蔵が建っています ↓

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HPより、以下同

すごーい
チリって南国のイメージですけど、意外にもフンボルト寒流の影響で寒いのですよ💦

こんな二人 ↓

ファレルニア2.jpg
二人ともご出身はトレンティーノです。

ラベルは先住民の壁画を採用しています

他の魅力的なチリワインと同様に価格的にはとても手頃ですが、品質も間違いないです
欠点がなく、飲み飽きない味わい。

気楽に試せてハズレなし、のチリワイン、あなたも飲んでみませんか??










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2019年05月13日

飲んで覚える正統派の勉強


すっかり夏の名古屋です
発表の気温27度?よりももっと高く感じます。

でも結構風は強いんですよね… 何か変だわ


さて、明日のオーストリア試飲セミナーはありがたいことに何名様か参加のお申し出をいただきまして再度満席となりました

フランツさんのお話が楽しみです
お土産ワインも美味しいですよ


では、明日のお土産のワイン、店頭でも販売していますので紹介します

グリューバー.jpg

グリューバー・ローシッツ クラシック グリューナー ヴェルトリーナー2016


グリューバーはニーダーエステライヒ州ヴァインフィアテルにある家族経営のドメーヌで、1814年から農業を営んでいます。
ヴァインフィアテルの中の、ローシッツという町にあります。

オーストリアのワイン産地、大体お判りでしょうか?

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オーストリアワインマーケティング協会より

上記の地図の黄緑色の分部が、ニーダーエステライヒ州です。
この州は国内最大のワイン産地で、

カンプタール
ワッハウ


など、名だたる銘醸産地を沢山含んでいます

細かい地図は上述の「オーストリアワインマーケティング協会」のサイトをご覧ください
日本語あります。

ドナウ河沿いに、ヴァーグラムカンプタールクレムスタールワッハウと繋がっていますが、その北側に大きく広がっているのがヴァインフィアテルです。

かなり広い産地ですが、グリューバーのあるローシッツは北部です、もうちょっとでチェコ。

グリューバーはこの地の先駆者的存在です、ペーター・モーゼルのオーストリアワイン・ウルティマ・ワインガイド2012ー2013で二つ星を獲得しています

若き当主のエワルドさんはこんな方 ↓
(確かお父様も同じ名前)

グリューバー1.jpg
HPより、以下同様

妹と弟の3人でワイナリーを経営しています。

ワインのラインナップは5シリーズありますが、その内の一つ、今日のクラシック・シリーズのラベルにも採用されているマンガが可愛いです

グリューバー2.gif

オディロン・ルドンみたい

ワインは、オーストリアの固有品種であるグリューナー・フェルトリナー100%

樽なしのステンレス発酵&熟成で、オーガニック認証を受けています。
スッキリ辛口です。

爽やかなグリーンな香りとちょっとだけスパイスのアクセントがあります
余韻の短い、軽やかワインですが、上品な酸味が嬉しい。

良く冷やして飲んでくださいね〜

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セミナーに出られない方でも購入できます
とってもお手軽な値段です










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2019年05月12日

淡い珊瑚のイメージ


昨日の陸上、世界リレーの男子4×100mをリアルタイムで見てまして…
思わず「あぁっ」と声が出てしまった

物凄くいい順位で来てたのに、第4走者へのバトンパスが思いっきりもたついて…
何とか中位でゴールはできたものの、失格
あーぁ
二人目の9秒台も出たことですし、今後に期待ですかね

…夏場所も興味なくなったし、ウィンブルドンまで何もない💦


さて、ではワインの紹介します

ロジャー・グラート1.jpg

ロジャー・グラート.jpg

ロジャー・グラート コーラル・ロゼ2017

ロジャー・グラートは有名なのでご存知の方が多そうですね

こちらはスペイン、カタルーニャ地方のペネデスのカヴァの名門メーカーですよ

創業1882年、全てのカヴァが一番搾り果汁のみ使用(シャンパーニュでいうキュヴェです)、さらに全てヴィンテージ入りという拘りの作り手です

ペネデスのサン・エステヴェ・セスロヴィレスという場所に本社があります、バルセロナから車で30分くらい

元々自家用のブドウでワインを作っていたのですが、創業者のジョセッフ・カルナス氏がシャンパーニュの魅力にひかれ、同じものを作ろうと奮闘したのが始まり。
今では前述の様な拘りのカヴァを作るメーカーとして大変高い評価を得ています

そして、
確かにロジャー・グラートは何を飲んでも美味しい
それでいて価格が手ごろと言うのが素晴らしい。

因みに最初のカヴァを作ったのは、現在のコドーニュ社の先祖にあたるホセ・ラヴェントス氏です。
彼はシャンパーニュで製法を学び、道具や職人と共にその手法をスペインにもたらした功績者です
これが1872年なので、ロジャー・グラートもすぐにそれに追随した事になります。

日本語のHPありますよ ↓
http://www.rogergoulart.ne.jp/

ちょうど、フランスがフィロキセラの被害に苦しんでる時期です
スペイン、当時はボルドーだけでなく、シャンパーニュブームだったんですね
もちろんフィロキセラはスペインにもやって来ますが、接ぎ木が有効だと判明してる時期だったので早めに対処する事が出来たようです。

それから約100年を経て(1986年)ようやくカヴァの法的規制が明文化されることになります。

という訳で現在では、カヴァにはもちろんスペインワイン法の規定があります
簡単に書きます(Caには今日は立ち入りません)

通常、ワイン法は産地に対して与えられるべきところ、カヴァは「製法に与えられた特殊な規定」です
9割をバルセロナ近郊のペネデスで生産していますが、他州でもDOカヴァとして認定されている物がたくさんあります。
現在約160の地区があります。

途中で何度か改正がありましたが、現在認定されている品種は以下の通り。

白ブドウ

マカベオ
チャレッロ
パレリャーダ
マルヴァジア(リオハーノ)
シャルドネ
黒ブドウ

ガルナッチャ
モナストレル
ピノノワール
トレパット(ロゼのみOK)

シャルドネやピノノワールなど国際品種は後から追加されました(2008年)
特にロゼ用のピノノワールの需要が大きく、良い物ができるので認定に至ったようですが、ブランドノワールのカヴァも認定されています。

さらにシャンパーニュの様に甘辛の規定もあります。

瓶内二次発酵でなければなりません。

最低の瓶熟期間は9ヶ月
(レゼルバ、グランレゼルバはもっと長い)

瓶熟期間とは、2次発酵を瓶内で行い、デゴルジュマン(オリ抜き)をする前までの期間です。
酵母と共に閉じ込められる期間なのです。

ここに一般のカヴァとロジャー・グラート(そしてシャンパーニュ)との大きな違いを生む重大な要因があるのです

一般的なカヴァは法定の瓶熟期間が終わると、デゴルジュマンして出荷されていきますが、
9ヶ月と言う短い瓶熟期間では酵母の自己溶解が始まらず、シャンパーニュに特有のあの「香ばしい」香りがしないのです

これは、年末のクリスマス需要に合わせて前年の収穫分が出荷できるようにした商業的理由のなせる業だと言われています
(規定は最低熟成期間ですので、2年でも3年でも置いておくのは構いません)
言ってみれば「品質よりも目先の金」です。 ← 失礼ながら

だから、普段よく目にするカヴァはすっきり辛口ではあるけれど、複雑さや深みに欠けるような印象のモノが多いのです

それをよく分かっているのが、流石のロジャー・グラートです
最低でも12ヶ月、14ヶ月の瓶熟をさせています、レゼルバやグランレゼルバも同じく規定以上の期間を経て出荷されます。

低価格のカヴァなのに、複雑でコクがあるのはそのためなのです
特にマグナムボトルは素晴らしく美味しいのですよ、カヴァを馬鹿にしてる人はこういうのを飲んでみないと


さて、で、今日の淡い色のロゼですが、これは蔵の新しいラインナップです
コーラルとは珊瑚の事です。

ガルナッチャ70%、ピノ・ノワール30%で、わざと瓶熟9ヶ月と短くして、すっきり夏向きに楽しめるように作られています
アルコール度数12%の飲みやすい味です、もちろん辛口。

この淡い色ながら、フルーティなボリュームのある香りがしますよ〜


もういっそ、シャルマーでも美味しいのではなかろうかと思う(いかんけど)

上品な見た目と同じ、細やかな泡で繊細な味わいです
もちろん非常にお手頃価格です。

29日の試飲会に出しますね〜












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2019年05月11日

セミナーとワイン会再募集


今日も暑い、日差しはもう真夏
今からこんなに暑くてどうなるんでしょう…


2018年のボルドーは大変出来がいいようで、早くもプリムールが過熱しているみたいです
記念すべきヴィンテージになりそうです。

大成功の年はもちろんいいんですが、天候不良の年でも格付けシャトーは十分いいお仕事をしてますので味がそこまで劣った印象はないんですけど…
逆にそういう年の方が値段が安いし


ところで、
5月14日火曜のオーストリア試飲セミナーですが、数名空きが出ました

今からでも参加してくださる方いらっしゃいませんか??
詳細はこちら(ページ中ほどへスクロールしてください) ↓
http://www.cave-mitsukura.com/evnetnews.html
参加希望の方はカーヴミツクラまでご連絡ください〜
052-221-1139
cavemitsukura@kj9.so-net.ne.jp

そして、さらに、
5月31日金曜のロベール・グロフィエ レザムルーズ会にも1名空きができました

こちらもどなたかご参加いただける方、いらっしゃいましたらご連絡ください
詳細はこちら ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20190413-1.html


他のワインも飲みたいのがいっぱい






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2019年05月08日

名よりも実か


連休明けて2日、ワインは予想通り届いたり届かなかったり…
10日分の荷物が昨日、一斉に出荷されたらそりゃ大変ですよね


昨日、6月のシャンパーニュの個人手配の訪問先をそろそろ決めようとネット予約を試みたのですが…

ランスやエペルネの観光局のサイトから誰でも予約できます。
有料ですが、土日も入れるメゾンは結構あります

取引先として訪問する蔵とは別で、観光客用のセラー見学もするつもりです

シャンパーニュ委員会のサイトからも予約できますよ
レコルタンだと600とか出て来るのでびっくり、見るのが大変💦

セラーの見学後、試飲が付いています
試飲する物の種類と杯数によって値段が違いますが、予約は簡単です。

しかーし、
予約の途中で正しい日時を選択してるのに、次の画面では5月10日とか変な日時に勝手に変更されちゃって進めないという事態が発生
何度やっても同じで。

ムキ―

で、シャンパーニュ・ブッキングさんにメールしてみました

そしたら、1日経たずにお返事いただけまして、ご希望の日時でアレンジしますよ、との親切なお申し出
流石に観光慣れしてますね、親切・丁寧・迅速
素晴らしい

あんまりあちこち行かない方がいいかなぁ…
13年前はテタンジェに行きまして、帰りにサンレミ教会へも寄りました、今回はどうしよう。
まだ思案中



それでは、新入荷ワインを紹介します

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シャトー・トゥール・カルネ2016

このワイン、多分名前はそれなりに知られているんでしょうが、実際に飲んだ事がある方は非常に少ないのでは、と思います

ラベルが何度か変更されていますが、今のラベルも素敵ですね
ボトルにはエッチングもされています ↓

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これはボルドー、メドックの4級格付けワインです
(と言う事で当然赤ワインです)

サン・ローラン村にあります。

ここです ↓

トゥール・カルネ1.png

サンジュリアンから西へ少し、ポイヤックへもすぐですよ。

トゥール・カルネは、メドックでも最も古いシャトーの一つです
100年戦争に名前が残る騎士ジャン・カルネの名前に因んでいます。

今も残る城は、トゥールの名前通りを備え、堀とはね橋を持つ中世の造りのままです ↓

トゥール・カルネ.jpg
HPより

このシャトー、今はホテルになっています。
アーサー王物語みたいな部屋だわ(フランスだけど)

99年にシャトーを買収したベルナール・マグレ氏の所有です
ラベル下に名前が入ってます。
(他にパプクレマン、フォンブロージュ、クロオーペイラゲイも持ってます)

トゥール・カルネはワイナリーとしても同様に古く、ブドウ栽培ではメドックの指導的役割を果たしていたようです。
1855年に4級になったのも納得の背景です


んが、しかし
格付けから164年も過ぎて、現在はそれほど大注目のシャトーと言う訳ではなくなっています

だって、格付けシャトー61個覚えても、真っ先に忘れるか、最後まで出て来ないか、そんな存在じゃぁありませんか??(さーせん)
巷でも滅多に見ないし

てんちょも大昔に飲んだきりですね…
味忘れました← 情けない

メルローが6割弱、カベルネが3割強、他。
ベルナール・マグレ氏がオーナーになってからは評価も高くなってるようですね
まぁ、今、格付けのネームバリューを無駄にするような、たわけはいませんね

ちょっと前に紹介しました、ペデスクロー、覚えていらっしゃいますか??
あれもレアですよね。
すでに完売です。

こっちとどっちがレアだろうか

お値段は手ごろです、ただし12本しかありません

レア・格付けシャトーワイン会、やりますかー









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2019年05月06日

昆布は旨味出汁の元


一気にになった名古屋です
昼間はもう半袖で十分、照り返しが眩しい。
夜には雨だというのが信じられません

10連休も終わりですね。

明日からワイン、ちゃんと届くかなぁ
物流関係の皆様、本当に大変だろうと思います。



今日はブルゴーニュワインを紹介しがてら、畑の場所を確認したいと思います

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左から、
ルネ・ルクレール ジュヴレイ・シャンベルタン 1er ラボーサンジャック2001

フィリップ・ルクレール ジュヴレイ・シャンベルタン 1er レ・シャンポー2016


フィリップのヴィンテージラベル光っちゃった
しかもルネのヴィンテージシール曲がってるし

見た目が全く違いますが、この二つの蔵は兄弟です

ルネがお兄さん、フィリップは弟。
1974年に両親の畑を継承して分割、二つのドメーヌとなりました
現在はどちらも息子さん(達)も活躍しています。

この二つのワイン、ラベルを見てもお分かりの通り、中身も全然違います
多分兄弟の性格なんでしょうけど。

こちらが弟のフィリップさん ↓

フィリップ・ルクレール.jpg
HPより、吉田鋼太郎さんに似てますね

レストランや博物館までやってる精力的な方です。

フィリップのワインは、今でこそ多少大人しくなってますけど、90年代の前半はアメリカで人気になったのもうなずける、パワー全開&押しの強ーいワインでした
何度も櫂入れを行う濃い目の抽出、レジョナルから100%新樽を使用というバリバリのニュージェネレーション・ブルゴーニュだった

今はレジョナルの新樽率は下げていますけど、1級で100%は以前と同じ。
ピジャージュもやめて、優しいルモンタージュに変えたそうです

一方の、ルネのワインはしっとり落ち着きのある感じ、100%除梗で発酵前に低温浸漬を行い2週間をかけてゆっくり発酵させます。
低めの新樽率で樽熟12ヶ月以上。
今でも昔と変わらず、言ってみれば最初っから地味、長男だから??(悪口ではない)

ルネさんの写真がないなぁ…

てんちょ、ルネの方が好きです
ただ、ルネのワインは熟成過程で期待と違う方に行っちゃうことがよくありますけど。
当たりに出会えば本当に素晴らしいですよ

さて、この二人、ルネは特級グリオット・シャンベルタンを0.7ha所有していますが、あとは1級及び村名の畑です。
しかし、二人の持っている今日のワイン=谷の1級畑はそれは素晴らしいのです

場所、分かりますか??
これがジュブレ・シャンベルタンの畑です ↓

20319.jpg
ブルゴーニュワイン委員会より

小さいですから、こちらから確認できます ↓
http://www.bourgogne-wines.jp/our-wines-our-terroir/all-bourgogne-wines/gevrey-chambertin,2640,9884.html?&args=Y29tcF9pZD0xNzk4JmFjdGlvbj12aWV3RmljaGUmaWQ9NjMwJnw%3D

左の「もっと詳しく」の「アペラシオンの地図を見る」で確認・ダウンロードできますよ


ジュヴレイ・シャンベルタンのAOC、全部言える方いらっしゃいますか??
(ブルゴーニュではボルドーとは異なり、それぞれの特級、1級としてまとめて、の畑にAOCが与えられています。
だから余計にややこしいんですけどね)
特級は9つ
1級は26もある← てんちょ全部言えない

特級はグランクリュ街道に沿って9つ全てつながっています
一塊なんです。
1級はその周辺と丘の上の谷側にあります。

そして、
この「谷」にある1級畑は特級にも負けない素晴らしいワインを生む畑としてとても高い評価を得ています

特級シャンベルタンやクロ・ド・ベーズに接していないから特級認定されなかったと言われていますが。
今日の二つのワインはそこのモノですよ。

先程の地図ではこんな感じです ↓

20319-1.jpg


↑ 青い線で囲んだ場所が塊の特級、グランクリュ9か所
緑の線で囲まれた箇所が谷の1級畑です

この緑線で囲んだ1級畑を拡大するとこうです ↓

20319-2.jpg

Lavaut ラボー(サンジャック)とChampeaux シャンポー、あるでしょ

グーグルだとこう見える ↓

ジュヴレイ.png

谷の畑が南東に向かっているのがよくわかりますよね。
日当たり&水はけ最高

航空写真、素晴らしい


実はラボーサンジャックの隣にあるクロ・サンジャックが最も評価の高いそれは素晴らしい1級畑なんですが…
ルクレールの兄弟は残念ながらこの畑を持っていません

アルマン・ルソー
ジャド(クレール・ダユから取得)
ブリュノ・クレール
フーリエ
エスモナン

と僅か5人の所有者しかいないクロ・サンジャック
評価は高く、味も香りもそりゃーものすごくいいんですよ
てんちょも大好き

ですが、値段も今や恐ろしく高い…
平地の特級買った方が作り手によっては遥かに安いという
(余談ですけど、何故「帆立貝」なんでしょうね。巡礼がらみかなぁ)

谷に話を戻しまして、
写真でもお分かりの通り、この様な谷はブルゴーニュのニュイ、ボーヌに多く存在しています

こうした谷は「comb=コンブ」と呼ばれ、風通しが良いのでブドウが病気になりにくく健全に育つ利点があります
なのでヴィニョロン達はこういう場所をとても大切にしています。
(コンブ・ドルヴォーやラ・コンブの名前も有名)

日当たりもよく、ブドウの生育も素晴らしい1級、大事に作ったワインが不味い訳がありません
ヴィンテージが違いますけど、二人のワインを試してみれば、ジュブレイのコンブ・ワインが良く分かります


平地の特級よりも魅力があるコンブワインです








posted by cave MITSUKURA at 13:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月04日

シャンパーニュ300年の歴史を振り返る


10連休もあと3日
日差しが眩しい名古屋です。


入荷はありませんが、ワインの話を久しぶりに

皆様、ワインは何が好きでしょうか?
赤、白、ロゼ、泡、お好みはそれぞれですよね

ワインに詳しくなりたい方はそれなりにいらっしゃると思います。
レストランでワインリストを見てどれがどんなブドウでどんな味わいか、大体想像がつくまでには、
かなーり知識と経験が必要ですが

ワインは正直めんどくさいですよ
決まり事が多すぎるので、それをいちいち覚えなくちゃいけないという。

分からない事は正直に「分からない」「知らない」と言う事は何の恥にもなりません

↑ これができない方が結構多い(特に年齢が高めの男性に💦)
無理してもバレバレで、そっちの方がかえって恥ずかしいのでこれ大事な助言



で、本題です

今日はシャンパーニュの成り立ちを書きます

今や世界第3位のシャンパーニュ輸入国となった日本、正しい消費かどうかは甚だ疑問ですが

今日の歴史は有名な話ですのでご存知の方も多いでしょうけど。
写真なしの字だけです。

シャンパーニュというお酒は美食と美男美女?には欠かせないお酒ですが、ワインの初心者でも楽しめ、ワインを極めた方が最後にたどり着ても十分満足できる、奥が深いお酒です
シャンパーニュに関してはマリーアントワネットやナポレオンの有名な言葉があるように、歴史上の重要人物もシャンパーニュを日々楽しんだわけです

現在、金権の象徴的退廃酒となってしまった側面も否めないシャンパーニュですが、このお酒がそれとして認知されてからまだ300年程しか経っていません
スティルワインの歴史を思うと非常に若いお酒なんです。

シャンパーニュの歴史にはメソポタミアとかローマ帝国とか出て来ません

元々シャンパーニュ地方では普通のワインを作っていましたが、なんせ北にあるので秋の収穫後、樽で発酵させていたワインが冬に寒くなって酵母が活動を止めてしまうことがまま、ありました
酵母は適切な温度の範囲内でないと活動しませんので。

春になって暖かくなると再び酵母が活動を始めますので、飲もうとしたワインは微発泡しているという訳です
酵母は死んでおらず、低温で眠っていただけなのです。

一方で、17世紀前後、当時のシャンパーニュワインはフランス宮廷でブルゴーニュワインとその地位を競っていましたが、ルイ14世(の侍医)がブルゴーニュワインを自分のワインに決めちゃってがっかり落胆
続くルイ15世の寵姫ポンパドール夫人も(ロマネコンティの所有権を得られなかったので)ラフィット贔屓になって、シャンパーニュの影が薄くなっていきます

ただ、シャンパーニュには「パリから近い」という地の利がありましたので、輸送手段が限られていた当時にはとても重要なワイン供給地だったのです
川を下ればすぐ。

話を微発泡にもどして。
本来、ワインが発泡しているというのは「失敗」「邪道」とされおり、歓迎されないものでした
しかし、寒いシャンパーニュ地方では度々発泡ワインが出来てしまうので、いっそ、これを特徴にしたお酒として販売しようという人が現れ始めるのです
これがはっきりしないのですが、17世紀半ばくらい。

大手メゾンの出現よりも前、一体誰なんだろう???

話が逸れますけど、有名なドンペリニヨン太陽王ルイ14世は全く同じ時期を生きています
生年の1638年も没年1715年も同じ。
同級生、近所で今だったら同じクラスかも。
人生は全く異なる二人ですが、ワインには二人とも深く関わっています、面白い

話を戻して、ここで重要なのがガラス瓶の普及です
(そして続くコルク栓)
樽に詰めていては泡は消えちゃうので、ガラスの瓶に密閉することがシャンパーニュ商品化への必須条件であったのです。

独自の道を進み始めたシャンパーニュはもはやブルゴーニュと競う必要もなくなったわけです。
平和になった

発泡ワインが話題になると大手のワイン商も自分の所で生産しようかと、なってきます。
商店が地道に築き上げたた販売網を一気に商社が持っていくようなモンですな

最古のメゾンはルイナール、1729年設立
宮廷にも納品しています。

続くモエ・エ・シャンドンがシャンパーニュの商売を拡大します。
オランダ系の元軍人の家系で、ナポレオンの友人でもあった当主のクロード・モエは皇帝にくっついてヨーロッパ各地でシャンパーニュを広めるのに成功して、これが大当たり。
勝利の美酒の象徴ですな

勝っても負けてもシャンパーニュ、とかなんとか(正確なセリフは違うけど

因みに当時のシャンパーニュはなんと甘口です

昔々は砂糖が一般には出回らず、甘い物がなかった時代なので甘いお酒は薬にもなった貴重品。
トカイの貴腐ワインが宮廷で大人気になって、甘いワインは高級と言う刷り込みもあった。
そして甘口の方が味がコントロールできるので。

辛口の登場は1874年のポメリー・ブリュットの発売を待たねばなりません


そして、当時は何故ワインが発泡するのかも分かっておらず、均一な泡を得るために様々な工夫が試みられたのです
ブドウ以外の果物はもちろん、鶏糞を混ぜたりしたという記述にはドン引き… 秘密の解明は約100年後のパスツールの登場までお預け(1860年頃)

気圧が上がりすぎると瓶が破裂してしまうので大変危険でした、熟成中の地下カーヴで働く人たちは文字通り命がけです
目を失ったり、顔に大きな傷のある作業員は当たり前のようにいたそうです。
みんな、アイスホッケーのキーパーみたいなマスクをしていたんですよ〜

今でもシャンパーニュの地下セラーでは瓶熟中に割れたボトルを見ることができます
ティラージュの量をキチンと計っていても破損はあるようです。
見てる目の前で割れたらそれは危ないでしょうね。
テタンジェでも1%くらいは破損すると言っていました、100本に1本って多くないですか??

1850年前後には現在でも有名な大手メゾンがいくつも創業して、シャンパーニュ一大ブームを作りました

主要メゾンの創業年を見てみましょう

ルイナール 1729年
ティタンジェ 1734年
モエ・エ・シャンドン 1743年
ドラモット 1760年
ルイ・ロデレール 1776年
ボランジェ 1829年
ポメリー 1836年
クリュッグ 1843年
ポル・ロジェ 1849年

*ゴッセ 1584年
(創業はアンリ3世の時代ですが当時は発泡ワインではない、1695年辺りにシャンパーニュ生産の記述がある)

こんな感じです

シャンパーニュは右肩上がり一方に見えますが、やっぱり世の中そんなに甘くない
ここからもまだ上がったり下がったりを繰り返します。

パリ・コミューンと普仏戦争← シャンパーニュは大略奪に会う

ベルエポック← 大儲け、浮かれ騒ぎ

第一次世界大戦とロシア革命← ランス壊滅、畑は塹壕だらけ、ここで主要な欧州の帝国が4つも消失

アメリカ禁酒法← 輸出先がなくなって大打撃のメゾン多数

第二次世界大戦← また占領されちゃう

ブランクマンデー← やっと持ち直した景気がおじゃん

これらの詳細に入るとあと3日はかかるので割愛しますね。

しかし、現在も歴史の1ページを着々と進むシャンパーニュ、数もエピソードもそりゃ物凄く沢山ありますので退屈しません
30年くらい経ってどう変化しているでしょうか?

歴史背景を書くだけでも相当かかります

これを踏まえて、

品種の特徴と各産地
生産に対する法規制
生産者の形態や同業者組合
(CICV等)

など、勉強することはたーくさんありますので、しばらく退屈しませんよ

一緒に頑張りましょ
















posted by cave MITSUKURA at 14:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月01日

満〇歳の味があるか


令和初日、雨の名古屋です

今日から5月、連休の真っただ中。
やはり連休の前半はお客様も結構来て下さるのでありがたいです



大変長らく無在庫だったこちらが数本だけ入荷しました

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でもね…
ちょっと高いのであんまりおススメしません

今でも外国人旅行者の方からは本当によく聞かれますよ
凄いねぇ


でも、あまりに人気だとどうしても味が昔に比べて若くはなりますよね…
スコッチもそうですが、18年と書いてあるボトルには最低18年熟成のお酒が入ってる訳で、のんびり売ってた時代には30年のちょっと残りや、25年の一部が入っていたりして、18年以上に深みのある味わいだったのです

ですが、人気でどんどん出荷する必要が出てくると、30年の原酒は30年のボトルにきっちりギリギリまで商品化されて、18年も18年きっかりのお酒で「約束事」は守って売られていくようになります。
そうすると、昔の18年や25年とは味わいが違ってくるのは当然

あんまり人気になっちゃうのも考え物です

しかも、日本のウィスキーは投機の対象になってしまってるので増々イカン

「ロマネなんとか」もそうですが、大金持ちの投資家はお金を出して1本50万円以上する蔵出しのお酒を買っても、直接スイスやロンドンのワイン専門の投資会社のセラーに運ばせて、一度も蓋を開けることなく、もちろん飲んだりは絶対にしないで、値上がりした頃に次の転売先へ行くという。
しかも何十ケースも。

そんなのお酒のあるべき姿じゃないだろー

やっぱり世の中お金、平成になって加速したと思う


せめて健康は大事にしたい








posted by cave MITSUKURA at 15:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする