2019年05月27日

バッカスのシャルドネ


なんかもう、既に梅雨明け過ぎの7月みたいな暑さなんですけど…

10連休のせいか、あっという間の5月だった
来週はもう6月なんですねー


全仏オープン始まりましたね
クレーだしナダル有利かなぁ、ATPローマも優勝してたし。
ロジャーには全英で活躍してほしい(全仏も応援してますけどね)


さて、暑いので冷やして美味しいワインを紹介ます

ルイ・ジャド シャトー・デジャック ボジョレー・ブラン グラン・クロ・ド・ロワズ2014

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ブルゴーニュのシャルドネ100%です

しかもボジョレー

ルイ・ジャドは有名ですから知ってる方ばかりでしょうね、1859年創業、ボーヌの大手メゾンで北のシャブリから南のボジョレーまで沢山のワインを作っています

バッカスのラベルはよく見かけますね(区別がつかないという意見もある)
樽職人も抱え、最新の醸造設備を備えた近代メゾンです

特にこのシャトー・デジャックを1996年に買収してからは、ムーラン・ナ・ヴァンは格段に有名になっています

確かにシャトー・デジャックのムーラン・ナ・ヴァンは素晴らしい。
熟成させるとピノノワールと区別がつかないばかりか、平凡なピノノワールよりも数段上の複雑な香りがします
10のクリュ・ボジョレーの中ではムーラン・ナ・ヴァンは筆頭ですね

ですが、今日のワインは白、シャルドネです

クリュ・ボジョレーが赤のみ認められていますので、ボジョレーというと赤のイメージがあるかと思います
生産量も圧倒的に赤が多いのですが、普通のボジョレーにはロゼも白もあります。

この10年あまりでコート・ドールのワインがあまりにも高騰してるせいで、生産者達は新しく畑を取得しようとしても高すぎて簡単に買う事が出来ない困った状況に陥っています
ブドウ農家に生まれたのでない限り、意欲があって新しいワイン作りに挑戦したいという若者は、まず大金が必要になるという訳です。

そんな状況で注目されているのがブルゴーニュ南部、マコネボジョレーの畑です
北に比べると面積も広く、未だ値上がりしていない畑が多く残るこの地区は、ニュイやボーヌの生産者達でも新しく進出しようとしている再注目の産地なのです。

特にムーラン・ナ・ヴァンなど北部ボジョレーは複雑な土壌ゆえにブドウにもそのテロワールが反映されるので、今やボジョレーは土壌研究が非常に盛んになっている地区なんです。

ヌーボーのブームが終わろうとしている近年、畑をもう一度よく研究して良いワイン作りに立ち返ろうとしている生産者が増えています
モメサンもそうですね、チボー・ロジェ・ベレールも同じく。
元々のボジョレーの生産者、ラピエールパカレも牽引者となっています。

ボジョレーを馬鹿にしてる人は時代遅れですよ

そんな中で誰もが一目置いているのが今日のシャトー・デジャックです

近隣の生産者はシャトー・デジャックがやっている事を真似て、同じ畑仕事をしていますし、
「彼らが収穫を始めたらうちもやる」と公言してる所もあるくらいです

シャトー・デジャックはボジョレー地区に80haの畑を所有しており、5つのAOCを生産していますが、今日の白はその内の一つです。
情報がなくて作っている人の顔があんまり見えませんが、そうした信頼の厚い生産者が作る今日のシャルドネも流石の香りと味なんですよ

ステンレス発酵・熟成で樽の使用はなく、秋に収穫したブドウで作られたワインは春には瓶詰めされるというフレッシュさを大事にした作りなのですが、ところがどっこい、ただ爽やかなだけじゃないんですよー

マコン・ヌーボーでも同じように思うのですが、これが数カ月しか経っていないシャルドネなんだろうかと驚くくらいの完熟感と円熟味があるんです

綺麗な黄金色で、酸を包むようなコクが感じられます。
樽がないのに、樽を使っているかのような深みのある味わいです。

このシャルドネを初めて飲んだ時は(確か07年物だった)、いたく感動しました
14年は残り少ないですが、是非、皆様にも味わってみて欲しいです。

価格もお手頃なので、嬉しい

良く冷やせばより爽やかに、温度を上げるとコクのある後味が引き立ちます
どちらでもお好みで。















posted by cave MITSUKURA at 17:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする