2019年07月19日

超マイナー名称


昨日は雨の一番酷い時にグラスをもって移動してしまい、結構大変でした
ワイン会自体は大変良かったのですが
いつまでも雨が続きますね…


お店の真正面に車を停めて
うちのお店には来ないでどこかへ行こうとする人、一体どういうつもりなんでしょうか?
前後はがら空きなのに。

この店舗は営業してるからここに停めたら迷惑だよね、と何故考えないんだ
しかも、プライベートじゃなくて営業3人組とか。
仕事なら余計にそういうところに気を配るべきじゃないのかなぁ、よほど馬〇なんでしょうね

愚痴でした



それでは、ちょっと聞いた事ないであろうブルゴーニュを紹介します

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エルヴェ・ケルラン ピノ・ノワール2016

エルヴェ・ケルランと言えば、2ヶ月くらい前に突然店頭に来てくれた方です

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自分のワインがあって驚いたけど嬉しいって言ってました

この方はお金持ちのご子息ですが、多彩な経歴を持っています。
生まれはモロッコ、ご両親と一緒にボルドーへ移住したのち、ヴァンクーバーへ。
さらにワインビジネスに携わりブルゴーニュワインの輸出の為にブルゴーニュへ移住、そこで大手輸出会社で働きながら沢山の人脈を作ったそうです。

そして自分のドメーヌを興し、ラボルド城のブドウ畑などを手に入れます
自社畑ワインの他に買いブドウもしています。
輸出のないワインが多いですけど

日本へは低価格の物が主に入っていますので、そういうイメージの方もいるかもしれませんが、それは全てではありません
そして、あの青いのはやめた方がいいんじゃーないだろうか(個人的意見)

とにかく彼は、「毎日楽しめる手ごろな高級ワイン」をコンセプトに、バランスのとれたワイン作りを大事に行っています

そして、今日のワインですが、ピノノワールと言ってもブルゴーニュなんちゃらではありません
もちろん村名でもない。

ラベルに何も書いていませんよね??

ピノノワール100%の赤ワインですよ
ブルゴーニュのブドウなんですが、ブルゴーニュ産と言うとちょっと問題がある…

このワインは、 Sainte-Marie-la-Blanche 産のI.G.P.サント・マリー・ラ・ブランシュというカテゴリーになるワインです

これ聞いて知ってる人いたら、すごいわー
この聞いた事ない名称、知らなくてごもっともです

我々が普段、ブルゴーニュワインの名前で親しんでいる物はほとんどAOCだからなのです

つまり、ワイン法の最上級にあるAOCという呼称のカテゴリーに属するワインばっかり見てるんですよ
最上級とは言え、2000円以下の物もあれば50万円なんて物もありまして、このカテゴリーには莫大な数のワインが含まれています。
そしてこのカテゴリーだけ勉強すれは、目にする9割以上のフランスワインに通用しますので、ここしか知らないのも当然です。

で、今日のIGPというのは、Indication Geographique Protegesの略で、昔のヴァン・ド・ペイ=広域地方名称ワインの事です。
現在では地理的保護表示ワインと呼ばれています。
法規制はあるものの、AOCよりは緩くより広い地域に共通して課せられる規定です。

今日のワインはこの辺りのブドウで作られています ↓

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赤い細線で囲まれているのが、サント・マリー・ラ・ブランシュです。
コート・ドールからは南に外れていますので、「ブルゴーニュ」の名称は使えません。

代わりに、この周辺で採れた葡萄で作られるワインは、IGPサント・マリー・ラ・ブランシュを名乗れるのです。

ステンレスタンクで発酵の後、樽で1年あまり熟成させたワインです
優しい柔らかさがありますよ。

何よりマイナーな名称のおかげで2000円税込しかしません
スクリューキャップではなくコルクです。

気軽にブルゴーニュのピノノワールを楽しむには中々いいですよ
暑い季節にもサラッと飲めますし。重さは全くなし。

24日の試飲会に出しますね‼️


posted by cave MITSUKURA at 20:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする