2019年08月25日

リューディ勉強しよう


急に秋の陽気になっちゃいましたね
もうすぐ夏休みも終わりです。


日本ではあまり報道されませんけど、アマゾンの火災って大変なことになってますね
もはやブラジル一国の対応では間に合わなそう…
カリフォルニアもですが森林火災が多くなっていますね、乾燥と気温高の弊害でしょうか

余談ですが…
最初、「アマゾン火災」って聞いて、ちょっと前のアスクル倉庫の火事みたいに通販のアマゾンで何かあったのかと思いました


では、ワインの紹介します

皆様、普段飲むワインの産地ってどのくらい気にしていますか??
国は大抵の方が意識してると思います、大まかな産地までなら(特にフランスだと)確認して購入してるでしょう

もちろん手あたり次第、未確認で飲んでても全然問題ないんですが、より自分が好きなワインを的確に購入できるように、記憶は重要です
認識と経験ですな

しかし、細かい認識は非常に面倒です

1.国と産地 必要なら、さらに細かい産地、そして畑
2.品種
3.生産者
4.ヴィンテージ


と、少なくともこの4つの要素を抑えて多面的に記憶しておくと早道です
1は言うほど簡単じゃありませんが💦

で、今日のワインはこちら ↓

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ラベル読めますか?

先の条件が3つとも分かる方はすごいですごいすー

ギイ・アミオ サントネイ ラ・コム・ドゥ(ッ)スー ルージュ2012

フランス、ブルゴーニュの赤ワインです
ピノノワール100%



ワインと作り手の話の前にちょっと脱線。

畑名のLa Comme Dessus Dessusですが、これは「上に」という意味です。
元々前置詞だったそうですが、今では副詞扱いです。
まぁ、用言(動詞など活用のある品詞)を修飾するので副詞でいいですよね。

とても基本的なこのフランス語、大変聞き取りにくく発音も難しいのです
「下に」という副詞dessousもドゥスーなんですよぉ…

ドゥッシュ、ドゥスーと書き分けてある事が多いようですが、聞いてみても同じに聞こえるだな、わしには
「橋」と「端」と「箸」みたいなもんだろうか…

上と下を間違えてたら、お話がこんがらがっちゃうと思うのですが
いつか慣れる日が来るのでしょうか(遥か遠い目)


さて、語学力不足は置いといて、ブルゴーニュからもうちょっと踏み込んで場所を確認してみましょう

一番大きな字は読めますか?
サントネイですね、サントネでもいいですよ。サントネーも同じ、カタカナでは完璧に書けません

ここはコート・ド・ボーヌの南端にある村です

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ブルゴーニュワイン委員会から拝借

ちょっと分かりづらいですかね、こんな位置関係です ↓

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今はもう一つ南(西と言うべきか)にマランジュのAOCができましたので最南端ではありませんが。

では、区画を見てみましょうか
久々にこれの登場 ↓

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2枚組のニュイとボーヌの区画地図です、便利ですよ。昔は日本で買えたのに。

サントネイ周辺はこんなです ↓

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今日のワインの区画は、シャサーニュ・モンラッシェとサントネイの境にあるラ・コムです
ラ・コムの畑は結構大き目です。

拡大 ↓

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この畑は大半が1級畑なんですが、Dessusが付く上部では村名となりますのでご注意。

小さいですが、拡大してみて。
見られるでしょうか??

アミオはシャサーニュのボーダンで白ワインも作っていますので、区画自体はそこの続きです。

ちょっと前までは、サントネイのワインは全くと言っていいほど注目されていませんでしたが、
昨今、これだけ主要な畑が高騰してしまうと、こうしたかつての「マイナー」村にも脚光が向けられることになる訳です

そして、アミオはこのブログでも何度も登場していますが、特級モンラッシェ、1級ダモワゼルを作っているシャルドネのスターです
他にも1級カイユレ、ヴェルジェ、など素晴らしい畑があります。

こういう優れた生産者は、赤も美味しいのですよ
ものすごーくお高い白と比べると楽勝で射程圏内ですし。

今日のサントネイもお買い得ですよ
ぼったりしたお酒もあるボーヌですが、こちらのワインはエレガントです、良いメルキュレにも通じる優しいスタイルです。
押しが強いのではありませんので、ワインだけで軽くチーズでもつまみながら飲むにもいいですね〜
何か一緒に食べた方がおすすめですね。

しかも12年、と今や貴重なヴィンテージです

7年熟成でももう少し待ってもいいくらいですが、サントネイの12年はブルゴーニュ全体の作柄よりはちょっと厳しい年でした
雨が降ったり晴れたりを短期間で繰り返し、ちょっと雨が多すぎた上に、結実が進む前に霜害があったりと、栽培者泣かせの12年は、後半、その雨のせいで病気の蔓延が心配から現実になっていきます

温暖化が顕著になってきたせいか、暑い夏は確実に訪れ、完熟を約束してくれるものの、生産量は多くないという何とも不完全燃焼な年になったのが12年です。
出来たワインの質は全く悪くないものの、量がなく価格は高騰気味になりました。
(その後モット高騰しちゃうんですけど)

4.5年前にとある生産者に「今の内に目ぼしいワインは買っておいた方がいい」と言われましたが、その時すでに「たっかい」状態でしたので、これ以上高くなるのーって驚きましたが、
その通りでしたね


その12年、これが大特価で入荷しています
一葉さんでおつり来ます。

有名な畑もいいですが、こういうのを毎日のデイリーワインに飲めたら幸せではないかと思います

サントネイの畑の復習にもなったし、一石二鳥です
12本しか入荷していませんのでお早めに〜















posted by cave MITSUKURA at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする