2017年10月25日

しっとりかすっきりか


また台風ですか…
この前のも結構な被害があったようですが、こんな季節に嫌ですねぇ


今日は月例の試飲会です
今月のワインは結構な豪華バージョンですよ

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一部紹介

1万円越えも何本もありますので
また明日報告します(多分)

でも、てんちょが気になってるのは、お値段はそうでもないこれ ↓
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クロスター・エーバーバッハ リースリング・クラシック2008

ドイツ国立醸造所の鷲の紋章が荘厳な雰囲気でしょ
(現在のワインはラベルが変更されて鷲の紋章がない)

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この超有名なワイナリーはドイツ、ラインガウにあり、元々は1135年設立のシトー派の修道院付属の醸造所でした
最盛期には300人の修道僧が暮らしていたというキリスト教の一大拠点です。

そしてそれ以来、19世紀初めに世俗化した後も約900年に渡ってワイン作りが続いているという、
途方もない歴史がある由緒正しいワイナリーです。

こんなセラー ↓

クロスターエーバーバッハ.jpg
HPより

平安時代からワイン作ってる訳です
…いかにも出そう

この蔵が有名なのは「カビネット」ワインを生んだ事でもありますが、
(あまりに美味しいのでキャビネットに入れて取っておいた事から付いた高級ワインの格付け)
作っているワインなら、もちろんシュタインベルガーの名前を挙げない訳には行きません

ドイツ語で「石の山」を意味するシュタインベルガーは、ドイツ国内に5か所しかない特別単一畑の一つである事はご存知でしょうか?

これをオルツタイルラーゲと言います。
(オルツタイルOrtsteil=地区、ラーゲlage=畑、です)

相当良いブドウが取れたんでしょうね〜
出来るワインが特別美味しかったと言う事です。
32haのこの畑は、今でも四方を塀で囲まれた特別な畑になっています ↓

クロスターエーバーバッハ1.jpg
HPより

昔からワインを飲んでいる方にはすっかりお馴染みでしょうが、若い方でドイツワインにあまり親しんでいない方には何のこっちゃ、かもしれません。
ドイツワイン、歴史も長く品質も高いので飲んでみてね〜

ドイツワインが日本人に苦手意識を持たれる一つにドイツ語表記のラベルが複雑すぎる、という点にあるようですが、ドイツワインほど理路整然として明快なワインはありません
まじでっせ。

確かに字が多くて発音が難解に感じるかもしれませんね。
てんちょ、ドイツ語はさっぱりできませんが、ワインだけは分かります
(当たり前だけど)

そして、産地や品種を知らなければ、やっぱりチンプンカンプンだという点ではフランスワインもイタリアワインも同じです
産地呼称って結構意地悪なんですよね

話が逸れましたが、ドイツワインもフランスと同じようにワイン産地で銘柄を表記しています。
対比するとこんな感じです(大きな産地からより細かい産地へ) ↓

仏:ブルゴーニュ → ヴォーヌロマネ → ロマネコンティ

独:モーゼル → ベルンカステル → ピースポーター・ゴルトトレプヒェン

仕組みは同じ。

なので、通常ワインは下位ワインになるほど大きな地域名をワイン名にしているんですが、

中にはロマネコンティみたいに一発でそのワインを指す特別な名称がドイツにも5つある訳です

逆に言うと5つしかない。
分かりますかね???

要するにドイツ5大ワインの一つって事で、その名声は世界中に轟いています

ただし、等級があるので価格はまちまち。
あー、面倒
今日はここには立ち入りませんので悪しからず。

んで、シュタインベルガーの話がしたいんじゃないってば

今日のワインは、そんな高級ワインを生産する正統派の大御所が作ってる(比較的)新しいカテゴリーの辛口リースリングです

これを言うのに何行もかかってしまった
やっと本題

かつては「ドイツワインの高級品は甘口」が定説でしたが、ここ20年ほど世界市場は辛口志向で甘口はあまり売れなくなってきました

そんな世情に対応すべく、ドイツでもクオリテーツヴァインのカテゴリーに新たに2000年に加わったのが、
クラシック
セレクション
の二つのカテゴリーです

細かい規定はもちろんありますが、基本は辛口であることが大前提です
(最近は、畑の格付けVDPの方が何かと話題かもしれませんが)

この辛口リースリング、既に輸入元完売の希少品です
値段はぜーんぜん高くないのですが、どんな香りと味なのか、ちょっと期待しております〜

店頭にはあと数本ありますよ









posted by cave MITSUKURA at 14:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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