2018年04月13日

コンドリューお勉強続き


気温の上下が激しくて困りますね
今日はいい天気の名古屋ですが明日は雨の様です。

昨日はランチで食べきれなかった分を後になって食べたくなる…という後悔?
分かっていてもその時はどうしても食べられませんでした、ので


さて、今日はいよいよコンドリュー会です
昨日書けませんでしたので、続きのを。

ヴィオニエという品種について


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ヴィオニエはフランスワイン用のブドウの中で唯一、クローンの改良が進んでいない原生品種です
今では多少あるかもしれませんが、品種改良されていない希少なブドウなのです。

起源はダルマチア周辺かと考えられていますが、定着したのはローヌである事に議論の余地はありません

シャスラと同じ時期に芽吹くのに、晩熟で厄介なブドウです
若芽が出て収穫するまでが長いので面倒も沢山見なければいけませんし、天候によるリスクも高くなるわけです

この辺はセミヨンに似てますね

フランスのブドウの基準品種はシャスラです、最も古くからある品種として研究の際にはカベルネもシャルドネも全てのブドウがシャスラに比較してどうか、という記述になっていますね。
元はスイスの品種で、フォンダンとも表示されるブドウです。
ただし、フランスではシャスラはごく一部を除いて栽培されない、アンコレクションな品種です。
なんだか不思議…

前回も書きましたけど、ヴィオニエの栽培面積は1968年には僅か14haまで減少してしまっています
よく復活しましたね。
これが90年代には急増してるんですが、これは主にラングドックなどの南仏での栽培が増えたためです。

しかし、病虫害に弱く収量も少ないヴィオニエは上手く適応しないとただの凡庸なワインにしかならず、販売価格を抑えて良い物を作っている蔵はありません
しかも、単独使用でAOCが与えられているのはローヌだけ、なのです。

更にヴィオニエは一房当たりの果汁の量がシャルドネやソーヴィニヨンブランと比較して20%も少ないので、
ワインにした時に当然ながら出来る量が少なくなるわけです
ブドウが軽いんですね。

樹齢が若い内には樹勢が強く、新梢の伸びが早い身軽な品種なのですが、こうした品種は軽い土壌を好み、砂質の土壌なとによく根を伸ばします。
乾燥した土壌に向いています。
上が強いと下も強い訳です

ヴィオニエは身軽と書きましたけど、それ故に風にも強いのです
急斜面に吹く強風にも軽いブドウや葉のお陰で倒れにくくなっています。
もし、ヴィオニエがどっしりしたブドウであったなら、ここまで南仏で栽培が盛んにはなっていないでしょう

その証拠に葉には深い切れ込みがあり、風を受け流す事にも役立っています
樹齢が上がると葉にはロウ質が蓄えられつやが出てきます。
これにより風からの乾燥にも耐える事が出来るのです。

こんなのです ↓

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(ヴィオニエとよく比較されるゲヴェルツですが、ゲヴェルツの葉には切れ込みがなく小さな丸い葉を密集させています。似ているようで全然違うんです)

ヴィオニエというのは非常に個性的で、とにかく色んな厄介があって困難な品種なのです

しかし、適した土地で辛抱強く面倒を見れば大変すばらしいワインが出来る事も分かっています
それを今日確かめましょう〜










posted by cave MITSUKURA at 12:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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