2018年04月28日

偉大な泡 イタリア編


GW初日は快晴ですね
ミツクラはもちろん毎日営業しています

朝一番から、他部署の些細なトラブル対処させられて、身内の無責任さとやる気のなさに怒り心頭なてんちょです
内線1本かける事が何故そんなに面倒なんでしょうか。
年長のじじいが「知らん、分からん、俺には関係ない」って態度で、部下が仕事する訳ないだろう。
そもそも、そちらの問題なんですけどねぇ
あーぁー

また愚痴ってしまった。

ミツクラではありませんので



気を取り直して、ワインの話。
一昨日、イタリアワインのセミナーに出席しました

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時間の都合で途中退席せねばならず、残念でしたが
お邪魔にならないようにドアに一番近い、一番前の端に座らせてもらいました。
(他人ですが、一番前で寝るのやめようね)

セミナーはバンフィ

バンフィと言えば、トスカーナのブルネロ・ディ・モンタルチーノの一大生産者として大変有名です
そのイメージの方が多いのではないでしょうか。
てんちょもそうです。

てんちょ、4年前にこちらのモンタルチーノへ訪問させていただきました
巨大な工場で、自前で樽材も確保してるという凄い会社です

こんなです ↓

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その時に案内してくださった営業部長の宮島さんが今回も講師でした。
日本人の彼、97年からバンフィで働いていらっしゃいます。
今回は醸造家のアルベルト・ラッツァリーノ氏も来日してました。


が、セミナーはブルネロではなくて、
創業の翌年(1979年)からスタートしているピエモンテのワイン(とトスカーナのキャンティ)でした

てんちょ、時間の関係でキャンティの話は全く聞けず、飲んだけど。
資料はあるのでまたゆっくり確認しよう。

なので、今日はバンフィ・ピエモンテのお話です。

バンフィ社の歴史を簡単に紹介しますと、元々創業者の父親、イタリア生まれのジョヴァンニ・マリアーニ氏がアメリカへ移住し起業したのが大元です。
バンフィ・ヴィントナースという会社です。
当時はアメリカでもワインを飲む人は非常に少なかったので、ジョヴァンニ氏はイタリアの乾物を主に輸入していました。

イタリアの業者からイタリアワインを売って欲しいとの要請を受け、ワインの販売にも携わるのですが、その後、二人の息子ジョンとハリー(アメリカ名ね)がイタリアで本格的にワイン作りを始めようと帰国します。

取引先だったムーラに後継者がなかった事から、バンフィがこの蔵を引き継ぐ事になり1978年にイタリアでのバンフィの歴史が始まります。

当時モンタルチーノには60ほどの生産者しかおらず、バンフィはその60番目となった訳ですが、今日では250社以上あるのでブルネロを含めこの地のワインが大きく発展した事がよく分かります

現在、60以上ものトスカーナワインを生産するバンフィですが、トスカーナという土地柄、そのラインナップの大半は赤ワインでした。
食卓を網羅するワインの品揃えを考え、バンフィはスプマンテの生産をしたいと考えるようになり、ピエモンテへと進出したのです

ピエモンテと言うと、バローロやバルバレスコに代表される高級赤ワインのイメージが強い方が多いかもしれませんが、
ピエモンテ州は伝統的にスプマンテの生産が盛んな地域なのです
ちょっと意外でした??

最も有名なのが甘口のアスティ・スプマンテですね
アルコール度数が5%程度しかないので、ワインの入門としても相応しく、華やかなアロマが魅力です。

しかし、やはり甘口ワインは食後にデザートと一緒に楽しむものですので、食中酒には向きません

そこで、食卓にもっとピエモンテの泡を取り入れるべく、新しい取り組みが始まっています
新しい動きは二つ。

一つは、昨年2017年より瓶詰めが始まったばかりのアスティ・セッコ

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バンフィ アスティ・セッコ ビーポップNV

可愛いボトルでしょ

セッコは辛口の意味ですが、シャンパーニュなどに多いブリュットに比べると残糖分が多い「やや辛口」になります

原料ブドウのモスカートは華やかなアロマが魅力ですが、糖分を全て発酵させて辛口にすると独特な苦味が生じるそうで、その苦味を如何に出さないで辛口に仕上げるか、が重要なポイントです

バンフィでは、完全に発酵させた辛口のワインにドサージュしてフルーティさを再現し、セッコの規定ぎりぎりの糖度17g/Lに数る事で上手くバランスの取れた辛口を実現してるとの事。

シャルマー方式でドサージュってやるんですね、いいんだ
初めて聞きました。

このスプマンテ、優しい辛口で上品です
ちょっと甘い、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、食中にも使える程度のほんのり甘さがある程度です。
辛口が辛い、と言う方には非常にオススメ。
アルコール度数も低めです。

みかんみたいなフルーツの香りが豊かで美味しいわ

スパークリング入門編にもいいですよ


それから、二つ目の動きは、重要なスプマンテ、アルタランガです

アルタランガはピエモンテ州の南部にある地域で、「ランゲ地方の高地」を意味する地名です。
ワインとしては2002年にDOC、2011年にDOCGと昇格し、フランチャコルタと並ぶ高級スプマンテとなっています。

アルタランガDOCGは、瓶内二次発酵の発泡ワインにのみ与えられた名称で、

ピノ・ネロとシャルドネを90%以上使用する事、他の10%はアロマティックでない、地域の伝統品種のみ使用可能
白は30カ月以上、ロゼで24か月以上の瓶熟を義務付け
全てのワインがミレッジマート(ヴィンテージ入り)でなければならない
(前年に限り10%までリザーヴ可)

と、めちゃくちゃ厳しい規定を設けてます
世界中のスパークリングでこれが最も厳しい規定でしょう

シャンパーニュ、フランチャコルタとある中で後発のスプマンテで成功するには、その上を行かなければならない、って事でしょうね
すごーい。

バンフィは白とロゼ、二つのアルタランガを生産していますが、セミナーでは白を飲みました ↓

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バンフィ アルタランガ キュヴェ・アウローラ2012


試飲のグラスがブルゴーニュグラスだった。
それだけ香りを楽しんでほしいでしょうね〜

30か月も瓶熟してれば酵母のオートリーゼが完全に進んで香ばしいブリオッシュ香が豊かですもんね

泡も細かくてとても繊細、やっぱり瓶熟が長いスパークリングはクリーミーですね
ピノネロ70%、シャルドネ30%で黒ブドウのコクがあります。

シャンパーニュでも瓶熟が長い物は高級になっていくので、その分値段も上がってしまいますが、
このオーロラはそこまで高額じゃないので、ワイン仲間の集まりなどにはいいでしょうね
イギリススパークリングを考えたらこっちの方が良いな、てんちょ。

美味しかった〜

昔の記述を見返してみたら、モンタルチーノ行った時もバンフィのキャッスルでこのスプマンテをいただいておりました
「うまい」って書いてあるわ💦↓

ランチいただきました。

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セミナーとは無関係ですがトスカーナってこんな所です  ↓

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スプマンテとして、
アスティ・セッコはプロセッコに並ぶ感じ、アルタランガはフランチャコルタとライバルでしょう。
バリエーションが増えるのはいいですね。

どっちのスプマンテも是非、皆様にも飲んでほしいです

入荷は連休明けになります。


6月の試飲会でイタリアスプマンテ、やりましょうか
未定だけど。

もう一つ、良い白ワインがあったので、それは明日書きますね。




















posted by cave MITSUKURA at 13:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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