2019年08月15日

アルザス帰国報告会やります


流石に風が強いですが(場所によっては飛んでくるものに注意した方がいいくらい)、何故か日差しがある名古屋です

何だか、変な感じ…

台風10号、予想よりも遅いですか??

営業しててこう言うのもなんですけど、今日は外出しない方がいいですよね
ご来店はもちろん大歓迎ですが、どうぞお気をつけて。



何回か前のブログに書きましたが、遅ればせのアルザス帰国報告会を開催します

マルセル・ダイスを中心にクレイデンヴァイスヴァインバックなど一緒に写真などご覧ください。

9月13日(金)19時から21時
カーヴミツクラにて
12名
6500円 現金のみ
食事あり
(かに本家お寿司の予定、アレルギーある方はお申し出ください)

ワインは以下の通り、8種類(訪問してない蔵も含みます)

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マルセル・ダイス グリュエンシュピール2013
 同       ビュルランベルグ2016
 同       ビュルグ2013
 同       グランクリュ・アルテンベルグ・ド・ベルクハイム2009
ポール・ブランク グランクリュ・フルシュテンタム ゲヴェルツトラミネール2009
ヴァインバック  ゲヴェルツトラミネール キュヴェ・ローランス2018
 同       グランクリュ・シュロスベルグ リースリング2016
マルク・クレイデンヴァイス ヴァンダンジュ・タルディヴ ピノグリ2010


最後のワインは遅摘みの甘口、貴重なワインです
日本へ輸入無し。

報告会ではおそらくマルセル・ダイスの話が中心になりますので、ここで簡単にクレイデンヴァイスの話を紹介します

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クレイデンヴァイスのピノグリはとても新鮮な印象でした

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3つのグランクリュ、それぞれ土壌が異なる

クレイデンヴァイスは、バ・ラン県でおそらくトップの生産者、いち早くビオディナミを採用しています。

300年以上のブドウ栽培の歴史があるクレイデンヴァイス家ですが、89年当時にビオディナミに転向した際、最大収穫量を作っていた周りの生産者には、手間が増えて収穫が減るような真似をするマルクさんは馬鹿じゃないのか、と好奇な目で見られたそうです

農薬を大量に使用するモノカルチャーのブドウ畑に限界を感じていたマルクさんは、子供たちに良い環境の財産(ブドウ畑)を残したいと考え、継続可能な農業へと転換したのですが、周りに理解が広まるまでには20年はかかった事になりますね…

ピノグリと言う品種はアルザスの特級に認定されている僅かに4つしかないブドウの一つです
今は一部のグランクリュ(ゾッツェンベルグのシルヴァネールなど)で例外がありますけど。

昨日のロゼでも触れましたグリ(薄紫色のブドウ)ですが、アロマが大変豊です
辛口では、最初に来る香りがはっきりフルーツを感じさせます。
トロピカルと言うと言い過ぎかもですが、暖かい土地の桃やイチジクの様な香りです

クレイデンヴァイスの畑は全て蔵から2キロ以内の場所にあり、蔵自体もヴォ―ジュ山の麓ギリギリの山中にあります。
アンドロ―っていう小さな村です。

こんなところ ↓

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山の中

クレイデンヴァイスの畑は元はアンドロ―修道院が開墾した物が基礎になっています。

急斜面が多いので寒暖の差があり、斜面下部では冷涼な場所も多く、そんなに暖かい訳ではないのですが、何だかフルーツのアロマは暖かいのですよ。
ライム・レモンもありますが、柑橘ならもっとオレンジやグレープフルーツっぽいですね

こう言うところ、ピノグリの良さだと思います
特にクレイデンヴァイスのは素晴らしい香りだったー

真っすぐ鉱物的な香りが来て、しかも2番目の味に長く留まるリースリングも高貴ではありますが、アロマだけなら今はピノグリがいいなぁ〜
桃っぽいリースリングやソービニヨンブランって本当に見なくなりました

クレイデンヴァイスでは全てにMLFを行っているので(アルザスではしない蔵もそこそこ多い)、余計に柔らかくリッチな印象になっているように思います

そして、今回特に買って来たのは、ヴァンダンジュ・タルディヴなので、甘口の貴重なワインです

ブドウはほとんど貴腐です

2010年はグランクリュのミュンシュベルグのブドウで作っています。
この南向きの好条件の区画は1097年に既にベネディクト修道会が耕作してたという記録があるとても古い畑です

条件が揃った年にしか作らないヴァンダンジュ・タルディヴ、ゲヴェルツの年もあるそうですが、この2010年のピノグリもすごく美味しかったですよー

アールグレイのベルガモット、和蜂の蜂蜜みたいな香りです
当然ながら余韻が長いのも最高です。

もう一度飲めて嬉しい


そして、クレイデンヴァイスさんはローヌにも畑を持っています
白が中心になるアルザスと違い、赤に挑戦できるのでローヌに畑を求めて進出したそうです。
アルザスの蔵では白しか作っていないのです。

あのヴァンダンジュ・タルディヴの後に、めっちゃ濃いカリニャン100%の赤を出されて、全然飲めませんでした
当日は暑かったし、朝5時起きでフランクフルトから移動してたし、濃い赤は元々苦手だし、そんなこんなできっと、てんちょ、目がぱちくりしてたと思う

美味しいクレマンが懐かしい…
クレイデンヴァイスのクレマン、とても良かったです、輸入して欲しい✨

因みに、この日はビオカレンダーでは「根っこの日」でしたし。
↑ あんまりテイスティングには向かないです。
花やフルーツの日がいいですね

「あと6時間で花の日になるよ」って、そんなに待てまへんがな


アルザスは奥が深くて、とっても良かったです
畑や品種、知ってるつもりでも全然分かってませんでしたー

食事も文化も楽しいのでお勧めです

と言う事で、
帰国報告ワイン会、是非ご参加ください













posted by cave MITSUKURA at 12:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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