2019年11月10日

二つ目の新酒


いいお天気の名古屋です

昨日と今日で西区の円頓寺商店街で開催されているパリ祭、弊店本社からも出店しています ↓

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今日もにぎわってるみたいです


明日は何の日かご存知でしょうか??
毎日、何かしら「○○の日」になってるでしょうし、一つじゃないでしょうけど

明日、11月11日はセント・マーチンの祝日です
そしてオーストリアの新酒、ホイリゲの解禁日でもあります

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ツァーヘル ホイリゲ2019⭐️

セント・マーチンと言ってピンとくるのはウィーンに馴染みがある方でしょうか。
フランスではサン・マルタンと呼ばれるワインの守護聖人です
(ラテン語だと聖マルチヌス)

ただし、マルチヌスっていう聖人は複数いるのでややこしいかも
今日のお祭りになってる聖人は「トゥールのマルチヌス」という人物です。

この(トゥールの)サン・マルタンの逸話は沢山あります、ここでも何度か書いてると思います

一番有名なのが、この話です ↓

現在のハンガリー辺りの出身であるマルチヌスは4世紀、父がローマの軍人としてガリアへ従軍し、それに伴いフランス北部へ移住します。
彼もローマ軍へ入隊するのですが、アミアンの城外で裸の物乞いを見咎め、自分の赤いマントを割いて半分にし、それを分け与えます。
この物乞いが実はイエスキリストだったと言う、そしてマルチヌスはキリスト教に改宗したとか。

信心のないてんちょには「んな、あほな」という感想しかないお話。すんません

その後、この半分になったマントは聖なる遺物として歴代フランス国王の所有となります。
(教会のチャペルやカペー朝の語源はマント=カッパです)
マルチヌスはフランク王国の守護聖人でもあるのです。

スペインにあったとされる遺骸はサラセン軍の進軍に備えて予めトゥールへと移され、その後さらにシャブリへと運ばれます
シャブリでサン・マルタンのお祭りがあるのはこのためです。
さらにシャブリの真ん中にある教会のドアが赤く塗られているのはサン・マルタンのマントを模してるからなのですよ

そして、軍を除隊したマルチヌスはトゥールで司教となり、ブドウ栽培にも貢献したらしい

もう一つ有名な話がこれ ↓

ロバを連れて郊外の修道院(だったかな)に出かけたマルチヌスはブドウ畑を散歩しながら仲間と話をします。
その間に繋いでおいたロバがブドウの葉っぱを食べてしまいます。
その時は「なんてことするんだー」となったのでしょうが、秋になってその樹はいいブドウを実らせたのを見て、みんなが剪定の重要性に気が付いた、というお話。

誰のロバでもいいんですけどね(天邪鬼てんちょ)


さて、話をホイリゲに戻して。

ホイリゲと言うのはオーストリアの新酒の名前でもありますが、ワイン居酒屋の名前でもあります
「今年の」って言う意味なんです。

歴史も詳しくはこちらの、オーストリア政府観光公式サイトへどうぞ ↓
https://www.austria.info/jp/%E6%97%85%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E%EF%BC%86%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%93%E3%83%86%E3%82%A3/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E6%84%89%E3%81%97%E3%81%BF/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%B2

今年のホイリゲ、もちろんまだ飲んでいませんが、ツァーヘルは毎年とても美味しいのです

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ブドウは混植(ゲミシュターサッツ)の畑から熟した順に収穫しますので、年によって多少ブレンドが異なります。
グリューナーフェルトリーナー、リースリング、ヴァイスブルグンダーなどが主体になっています。

デメテルの認証も取得済、完全なビオディナミです。
ツァーヘルもワイナリーの隣で居酒屋の方のホイリゲを経営しています。



新酒が出来ると掲げる杉玉、日本酒と同じです ↓

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日本人にはおつまみが塩辛過ぎましたけど

香りが正に青りんご

僅かに発泡が感じられるような軽やかな辛口です。
アルコール度数も11度しかありません。

現地のホイリゲでは小さなジョッキで炭酸で割って飲むのが普通です
ガブガブ飲む、飲めちゃう。

今年も暑くて収穫が早く、期待できる出来栄えとなっているようです
是非お試しください〜


アレックス、来るんだろうか。
どーせ、アポなしで私がいない時に来るだろう…






posted by cave MITSUKURA at 14:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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