2017年08月16日

洋食万能系紅酒


東京って8月になって毎日雨が降ってるんですね
40年ぶりの記録だとか。
名古屋は晴れて暑い日ばっかりだったけど(今日は曇り空)

ヨーロッパは今年も暑く、イタリアやスペインでは異常な気温になってる地域もあるようです

フランスは夏の暑さのおかげで順調にブドウは生育しています。
ブルゴーニュは16年がダメダメの低収量だったので、それに比べれば17年は平年並みかやや良い。
ですが、昨年の落ち込みをカバーするには不十分で、今年春の霜害が深刻な地区では、もしかしたら廃業してしまうかもというドメーヌの噂があったりして…


今日の業界ニュースで、
カリフォルニアのカレラをダックホーンが買収した事を知って驚いた
ジョシュ・ジェンセンは73歳(だったっけ)で後継者がいない為に売却したようですが。
ダックホーンは大好きなので買収自体に反対ではありませんけど、カレラ独自に存続する方向にはならなかったのかなぁ


そして、もうすぐソムリエ試験ですね
エキスパートの受験の方も頑張ってください。
この数日、まだ勉強できます

ミツクラでは今年も二次対策講座を開催します
詳しくはイベントページをご覧ください。
青木講師が優しく教えてくれますよ(ホントに優しいので)

ハードリカーテイスティングも9月の10日(日)11日(月)の二日間で開催します
またご案内しますね〜

受験しない方も歓迎です
1回ずつ参加できますので、興味ある方は是非受講してみてください


では、今日のワインご紹介します

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デュラス ヴァントゥー2013 マグナム

大特価のマグナムワイン、フランス、コート・デュ・ローヌ南部の赤ワインです

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特価だったし、何よりもマグナムだったので買ってみた

ヴァントゥーは、コート・デュ・ローヌ南部のアヴィニョンの東にある産地です
ワイン産地のすぐ北東にはモン・ヴァントゥーという1912メートルの山があり、ツール・ド・フランスなどで有名な山ですが、隣のモンミライユと一緒にリュベロン山地を成しています。

こんな山 ↓

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冬には雪も積もります

ヴァントゥーは元々コート・ド・ヴァントゥーという名称でしたが、2008年にただの「ヴァントゥー」と改名されました
てんちょ、コート・ド・ヴァントゥーで勉強しましたよ💦
個別のAOCとしてはローヌで最大の面積で6400haもあります。


今日のデュラスは2015年で創業180周年を迎えた超老舗のメーカーです
今日のマグナムはその180周年記念らしい

前身はワイン商でしたが、シャトー・ヌフ・デュ・パプ、エルミタージュと畑を拡大し、
現在では契約農家のブドウも使い、30種類弱のワインを生産しています。
コート・ロティのラ・ランドンヌやコンドリューの生産もあるから、手広くやっていますね〜
流石の老舗大手だわ。

ドメーヌは中部ローヌのトゥルノン・シュル・ローヌにあります。
周りがエルミタージュで、対岸がクローズ・エルミタージュです

今日のヴァントゥーはグルナッシュ、シラーです
細かい割合がわからないです
グルナッシュはステンレス発酵、シラーは一部除梗でMLF終了後にブレンド、6から8カ月タンク熟成で瓶詰め。

13年のヴァントゥー、正直ってもう少し飲み頃になるのを待ちたいところです
特にマグナムですし

今飲むなら、何時間か前に抜栓しておくか、デキャンタ―ジュしてもいいですね。
これくらいなら気にならない、という方も多いかもしれません。

アルコール感が前面に出たハードタイプではないものの、ローヌらしい骨太感はありますので、
グラスや抜栓、温度の工夫で結構コントロールできる側面もありそうです

何と言っても、このマグナムは大特価です
普通のボトルの2本分なのに、野口君4人で余裕でお釣りが来ます

ちょっとした集まりに持って行くのもいいですよね

ボトルの紋章が風格があって、高そうに見えるし

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見た目は大事だ。




















posted by cave MITSUKURA at 14:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

ブリヤサヴァランの故郷だよ


お盆も終盤ですね、
明日の名古屋は雨の様ですし、連休最終日になっている方は家でゆっくりでしょうか


この前、ウィリアム・フェーブル報告の時に「初めてホリゾンタルやった」と書きましたが…
ちがーう
前にもやってました、ピエール・ダモワ2013の水平会
という事で、訂正いたします💦


さて、今日のワインはちょっと馴染みがないかもしれませんが、美味しいですよ

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イヴ・デュポール ビュジェ・ブラン アルテス・ド・モンタニュー2016

辛口白ワインですが…

この名前だけで、どこのワインでブドウ品種が何か分かったら十分ワイン通です

ビュジェはフランス、サヴォワです
サヴォワの西にあるのがACビュジェですが、今ではひっそりした小さなワイン産地になってしまいました。

ここです ↓

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黒い線で囲んであるのがローヌ・アルプ圏で、その内の赤い場所がアン県です
ビュジェはこのアン県からスイス・ジュネーヴ辺りまでを指す歴史的な地名です。
因みにアン県には有名な鶏の産地、ブレスがありますよ〜

この赤い地区の南東にサヴォワ県があります。
(行政上の区分とワイン産地呼称とは一致しませんので混乱されませんように)

ワイン産地としては、09年にVDQSからAOCに昇格していますので、昔から飲んでる方には一層馴染みがないかもしれません💦

ビュジェはかつては一大ワイン産地だったのですが、フィロキセラで畑がほぼ全滅してしまってからは、ブドウ畑はごく一部しか復活せず、森に戻ってしまいました
シャブリの離れ小島状態です。

ローマ時代からイタリアやスイスと交易があり、シーザーがブドウ栽培を伝授したとも伝えられるほどの歴史がありながら、現在この名称を知っているのは僅かなワイン愛好家だけになってしまっています

イヴ・デュポールは、そうしたビュジェの現状をかつての盛況まで復興させたいと願っている生産者です

ビュジェの畑は広く開墾されたブルゴーニュのような場所にはなく、自然に囲まれた山の斜面に存在しています

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HPより、以下同様

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これがアルテス???

当主のイヴさんで4代目。
今日の白ワイン以外にもスパークリング、赤、ロゼなども生産しています

今日のワインは、この地方の固有品種とも言うべきアルテス100%
この品種はルセットとも呼ばれ、ルセット・ド・サヴォワなどの名称で知っている方が多いかもしれません。

アルテスが植えられているモンタニューの畑は泥灰岩質ですが、ブルゴーニュの様な粘土質が少ないそうで、
それがアルテスや赤ワイン用のモンドゥーズに向くそうです
とは言っても、アルテスは栽培が難しくシャルドネを育てる生産者が多いのも納得

イヴ・デュポールでは歴史あるビュジェをワインで復活させたいと願い、土着品種の栽培にも力を注いでいます

どこか別の産地の優れたワインを真似するのでなく、ビュジェの個性を生かしたワインを作りたい

という思いで作られています。

確かに、このワインは非常にピュアで自然です
正直、シャルドネの方が香りのボリュームは大きいのですが、
アルテスの繊細な香りと綺麗な酸味はここでしかないワインだという魅力があります

変なビオっぽさはありません

繊細なブドウなので収穫後、プレス前に数時間低温でマセラシオンします
さらに残糖が僅かに残ったまま(5g/l以下)で澱引きしています。

年産僅かに8000本の貴重なワインです
ほんと、アルテスって大変なんだなぁ

飲んだ印象は非常に良いです
桃や青りんごのフルーツが控えめに香ってきますが、品種が何だろうと考えると困ります

…シャルドネにしては香りが弱いし
…ソーヴィニョンブランにしては酸味が優しくて、ハーヴのニュアンスがないし
…アロマティック品種じゃないけど、南部のブドウじゃなさそう

ってな具合です💦

控えめな香りと書きましたが、ちゃんといい香りしますのでご安心ください

ジュラやサヴォワのチーズと合わせたいですね〜
スイスやジュラ・サヴォワのチーズ会をやるなら、是非このワインをどうぞ
チーズフォンデュに入れるのもいいですよ。

日本人が好きであろう繊細な酒質なので、鮎やお寿司にもいいと思います
夏バテしてても飲めそう

ここのスパークリングも今度買ってみよ
うーん、リヨンから頑張れば行けそう。









posted by cave MITSUKURA at 13:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

イタリアンで久々感動


昨日の夕方の豪雨には参りました
ほんの30分程度でしたが、ミツクラのある伏見も土砂降りでした…
極端な天候変化は怖いですねぇ

昨夜は仕事を早く上がらせてもらって、珍しくイタリアンに行きました

普段、自分が(個人的に)行く場所など書かないのですが、気まぐれで紹介します。

てんちょがイタリアン褒めてるの珍しいでしょ💦
しかも、写真撮ったんだよ✌️😘

行ったのは池下のヴィノテカ・オオサワさん
http://vinoteca-osawa.com/

非常によかったです

アミューズは、
愛知県産トウモロコシのパンナコッタ、ウンブリア産サマートリュフのせ ↓

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てんちょ、サマートリュフがあんまり好きじゃありませんでした
香りが少ないし、調理するとぼそぼそしちゃうも物が多いから。

でも、このサマートリュフは非常に良い香りでした
トリュフーって香りがして、下層のトウモロコシと一緒に食べても、香りがずーんと出て来て美味しい。

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自家製パンもどれも美味しいです✨

続いて、前菜その1 
豊川産スズキのカルパチョ 野菜のソースとオレンジパウダー ↓

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このスズキも美味しかったです
色んな理由で、スズキが料理屋で美味しい事は非常に稀なのですが、数少ない例外(← 暴言?)

そして前菜2
イタリアのどこかの女性シェフ(だったかな)のスペシャリテ
茄子とトマトのテリーヌ モッツァレラとバジルペースト ↓

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茄子が繊細に溶け込んでいます

魚料理
イワシのベッカフィーコ ↓

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シチリアの郷土料理です。
肉厚のイワシと中に巻いてあるレーズンや松の実まで調和して、ヴェルナッチャにとても合いました

パスタ
ブジアーテ(シチリアのパスタ) 長崎のタコとローストパン粉 浜名湖の青海苔 ↓

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これ、最高に美味しかった
パスタがあんまり好きじゃないてんちょ(珍しいでしょ)ですが、このタコと青海苔は気に入ったわ
香りも味も上手く調和してて磯臭くないし、生パスタの湯で加減も良くて、ワインとも相性ぱっちし。
タコがひき肉みたいな食感で、それも咀嚼の回数が増えて旨みが増したなぁ

因みにシェフ曰く、イタリア南部や島ではオイルでローストしたパン粉を「貧乏人のチーズ」と言っていたそうです💦
確かに小麦粉とオイルでチーズっぽくなるかも

てんちょ、焼いたパン粉が嫌いなんですが(揚げてあるのはOK)、このくらいオイルがしっかりかかってれば大丈夫です。
そしてごく少量なので、そもそもそんなに存在を感じません。

メイン
国産牛のサガリ じゃがいものピュレ イチジク  レバーのペースト ↓

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レバーペーストをお肉と一緒に食べて欲しい、との事で。
シェフの言った通りフォアグラみたいなコクが出て、赤肉のあ肉肉しさが一層引き立って旨みも増えた
アクセントにたまにディジョンマスタードを付けて、最後まで飽きずに食べきれたました

デザート
クレーム・カラメーラ ↓

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要するにプリンですが、ほぼ卵黄だけの超濃厚な味
じっくり焼いて火を通してあります。カラメルも香ばしい。

一緒にオリーブ茶。オリーブの派手作ったお茶です。
写真ないけど、香りは杜仲茶の極薄い感じ(かなぁ)
味わいは極めて穏やか。

イタリアン、久しぶりに行きました
そして、すんごい良かったー
最後まで失速せずに、ちょうどいい配分で食べきれました。

ワインも飲みましたが、4人で2本(だけ) ↓

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ワイン会やってもいいそうです
てんちょ、待望のラザニアが食べられるかも
やったー‼️

やろう、絶対やろう
って事で、今からネタのワイン探すわ

皆さんもヴィノテカ・オオサワさん、行ってみてくださいね〜
予約必要ですよ


















posted by cave MITSUKURA at 19:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

ウィリアム・フェーブル報告


今日は特別蒸し暑いです… 日照はそんなにないのに湿度が悪魔だ

水曜のウィリアム・フェーブル シャブリ2015水平試飲会は非常に有意義でした

参加していただいた皆様ありがとうございました。
キャンセル待ちでご参加いただけなかった皆様には申し訳ありませんでした。

水曜も暑くてシャブリ日和でした

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試飲はいっぺんに14杯配っちゃいました💦
(忙しくてグラスの写真なくてすみません)

温度がなるべく均一の内に飲みたかったので。
最初は冷えすぎくらいでスタートでした、最後のワインが来て暫くすると段々温度が上がって香りもよりはっきり感じられるようになりました

14種類のワインを、4つのグループに分けてテイスティングすると比較がしやすかったと思います

レジョナル(所謂ただのシャブリ)
1級左岸
1級右岸(右岸の方が値段も評価も高い、特級があるからでしょう)
特級

ワインは上記の順で出しましたが、見事にこれが値段順でした

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地図、ヨレヨレですが…
4から11が1級で8種類でした。

15年はやはりいいヴィンテージですね、ブドウの質が高いのが最初のレジョナルから分かります
そしてウィリアム・フェーブルはこれぞシャブリっていうワインばかりです

樽のないシャルドネ本来のピュアなアロマや綺麗な酸、キレがあって爽やかなのに後味が全然酸っぱく残らない
ソーヴィニョンブランとの違いは明白です。
ハーヴェイシャスじゃないんだよねぇ、嬉しいわ

そして、1級に入ると途端に世界が変わったのが分かりますね
ただ、左岸より右岸がいいとは必ずしも思いませんでした。
そんなに大きな差がないのは、グレーとヴィンテージだから一層かもしれません。

てんちょ、レ・リスが好きです

特級は流石の厚みです

が、もう少し待たないと本来の骨太さや酒質の太さは分からないようです。
今、美味しいですが、さらっと飲んでお終いにするにはちょっと勿体ないですね
樽の主張がない特級シャブリ、とても上品でした。

それから、フェーブルはディアムコルクを採用しています ↓

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左が畑名入りの高級品、1級でも大事な区画は畑名が入っていますね。
長さと質が全然違いますよね。値段も当然違います

実は縦飲み同好会としては水平会は初めてだったんですが、水平よりも垂直の方が経験値としては高いような気がします
水平で各区画の違いなどがよく分かっていいのですが、他のヴィンテージを知らないと「こんなもんかな」で終わっちゃいそうです…
ワインは飲んでなんぼ、飲まなきゃ分からないのでどっちでも同じ様ですが、垂直の経験の方が応用範囲が広いかも。

何はともあれいい経験になりました
おまけも含めて13人で16本も開けてしまった

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今度はアンリ・ブルジョワです
これで10本 ↓

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日にち決めたら月末までにご案内します〜








posted by cave MITSUKURA at 14:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

キンキンで一気飲みだ


風は強いのに暑い💦

今日はウィリアム・フェーブル シャブリ2015水平試飲会です

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14種類

グラスだらけ〜
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(実はもう一山ある)

報告は金曜に
忙しいので今日はこれでお終い、ごめんね。

あ、アンリ・ブルジョワ揃えました

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一つ入れ忘れてます💧

プイイ・ヒュメやニュージーまで入れると相当な数になってしまうのでサンセールだけに絞ろうかと。
またご案内します〜

タイトルの「一気飲み」は一口で煽って飲む事ではなくて、14種類を間髪入れずに続けて飲み干す事です
同じかな…






posted by cave MITSUKURA at 16:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月08日

王者の風格


マウスが突然反応しなくなって超不便です
電池も切れてないし、USBも特に何もしてないし、再起動してもダメだし
なぜっ
とりあえず、有線マウスを持って来て何とか仕事してます💦

世間はお盆休みモードなんでしょうか
何だか曜日の感覚がないですが。


輸入元からドメーヌ・ルフレーヴ2015の先行予約の案内が来ましたが…

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HPより、以下同様 1717のグランクリュ・モンラッシェ すごいわ

特級モンラッシェの販売は数年前からなくなってますので、最も高いのでシュヴァリエです。
税込で6桁です。

驚きなのは、レジョナルです。
ブルゴーニュブランが9720円(税込み)もする
デュガのブルゴーニュ7500円にも驚いたけど、流石はルフレーヴ

てんちょ、実はブルゴーニュ・ブラン飲んだ事ないんです
買おうか迷っていたら、毎年瞬殺で売り切れてて…

2015年は買ってみようかな〜

当たり年の2015年ですが、
15年ヴィンテージはピュリニーでは例外的に早く収穫を行った年です
ルフレーヴの歴史上2番目に早い収穫となったそうで8月28日開始です。
(意外な事にあの暑い03年よりも11年の方が収穫が早く、それが史上最速の8月25日)

開花は順調で、夏の暑さと適度な雨でブドウの生育は順調に進み、病害の発生もなく理想的な状態での成熟となりました

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ルフレーヴは今では馬で耕してます

15年はピュリニー全体としての収穫量は過去3年を上回っています。
糖度が上がっても酸も豊富で長命を約束してくれるようなブドウが採れました。
15年は赤も良い年です、アルコール度数が高く凝縮していて力強いワインが多いです

ルフレーヴなら、なお一層美味しそうですね
こんないいシャルドネです ↓

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収穫情報より

HPには特級で飲み頃は2020年からになってますけど、もっと待った方がいいでしょう

10年も熟成させるとか中々できませんけど


興味ある方、お問い合わせください
締め切りは16日。しっかい高いわ。









posted by cave MITSUKURA at 16:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

目をつむっていても分かる


イタリアではもう収穫が始まっています
シチリアでは7月後半にスタート、現在フランチャコルタも収穫開始です
はやっ


てんちょ、辛いものが結構好きです
今年は暑いので辛いものが一層美味しいです

これ食べてみたいんですけど… ↓

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HPより

ケンタッキー・フライドチキン レッドホットチキン

でもね、なんか食べる機会がなくて💦
通勤途上にお店はあるんですけど、出勤してから食べるって感じじゃないし、
そうかといって夕飯は嫌なんです

うーん、眺めるだけで終わりそう

もうすぐお盆休みですね
ミツクラは休まないで毎日営業しております

11日の「山の日」に因んだワイン販売のキャンペーンを見て、
山のワインって何があるんだろう…と考えてみた

ガイザーピーク
ダン ハウエルマウンテン
マウント・ヴィーダー
(ただ単に山っぽい名前ってだけです)

カリフォルニアばっかり、思いついたわ

という事で、ちょっとレアなカリフォルニアワイン紹介します無理やり?

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シフレット・エステート カベルネソーヴィニョン2011


このワインをご存知で飲んだ事ある方は結構な西海岸マニアですね
てんちょ、初めて買いました。当然飲んだ事ありません。

シフレットはジェフリー・シフレットさんという、元税理士が運営するワイナリーです
自社畑のみのブドウでの生産なので、供給量は非常に限られていて貴重です

畑はナパの市街地近郊のオークノールにあります
ヨントヴィルの南、スタッグス・リープの隣です?分かりますか。
近所にトレフェッセンがあります。

ジェフリーさんの父はナパでも有数の資産家の弁護士で、彼自身も税理士となるのですが、80年代から所有地でブドウの栽培を始め、週末には農業をしながらできたブドウは売っていました。
その後、父親が鬼籍に入った事をきっかけにして税理士を辞め、本格的にブドウ栽培・ワイン醸造の道へと進んだのだ1991年の事です
始めはダックホーンやレイモンドにブドウを売っていたのですが、
カベルネの評価が高い事を受けて98年にシフレット・エステートを設立しました。

カリフォルニアには他事業で成功して資金的に余裕があるオーナーさんが多いですね
自分のワイナリーを持つ事が一つのステータスでもあるんですね。
南アもそうだなぁ、成功するとワイナリー買うみたいな。

そういうワイナリーだから、お金を稼ぐことを第一目的にしなくてもいいという非常に余裕な状況でうらやましい限りです
思う存分、自分の作りたいワインに挑戦できる訳です

てんちょ、何でもやっていいよってなったとしたら何がやりたいかなぁ〜
少なくとも農業ではない(実家が兼業農家だった)
ワインも飲むのは好きだけど作るのは誰かにやってもらいたいわ

妄想は置いといて、話をナパに戻して、

シフレットはフランス、コニャックのゴントラン・ボードアン氏と組んで非常に変わった樽の使い方をしています
(ボードアンは樽メーカーの社長でもあります)
ブドウの果実味と調和するように(?)8時間も焼いた樽で、30カ月も熟成させてから出荷します
この樽「ブラック・ヘッド」は商標登録されています。

飲んでなくても樽の風味と凝縮した果実味が、どわどわ来るんだろうな、と容易に想像できます
多分これ以上ないリッチな味わいだろう。
ある意味、今時珍しいかも…

このワイン、通常でしたら21600円もするんですが…
輸入元が取り扱いを終了するという事で、大特価です
半額にはなってないけど、40%以上安い

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ナパ好きには是非お勧めします〜

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2017年08月04日

自分の舌を信じるべき


やっぱり今日も暑い
来週の月曜辺りに台風の接近で、九州だけでなくて名古屋にも影響あるかもしれませんね

スイス・アルプスで続け様に大昔の遭難者が発見されたというニュースや、シベリアの永久凍土が解けてメタンガスが燃えてるというニュースを聞くにつけ、地球は氷が解けてまた氷河期に戻って行くんですかねぇと思います
宇宙や地球の歴史から見たら、てんちょの一生なんて本当にほぉーんの一瞬ですよね。
「今日は何飲もうかな」「来週どこのお店に行こう」などという思案をしてるのが不思議なような…


さて、今日のワインも白ワインです
飲んだ事があって好きだと言う方は昔からのワイン好きに多いかな。
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シャトー・ブスコー ブラン2009

当たりの09年〜

ラベル変わったねいつから??

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シャトー・ブスコーはボルドーのグラーヴ地区、ペサック・レオニャン特選銘柄です

他のグラーヴのシャト―と同様に赤ワインの生産もあり、赤白共に特選銘柄(格付け)になっています
(赤白の両方が格付けされているのはグラーヴ中、6シャト―しかありませんので、これは大変名誉なことです

こんなシャトー、綺麗ですね ↓

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HPより、以下同様

そして、ここも赤の方が断然生産が多いのです。
赤は白の約5倍

ブスコーの歴史も古く、1600年代には既に畑の記録が残っています。
当初は違う名前で呼ばれていましたが、1881年にシャトー・ブスコーと改名されました

このシャトーは1979年にリュルトン一族が購入し現在に至っていますが、
昔からどうも評価がイマイチの様です
評論家の手厳しい評価を何度も見た事あります…

でも、
てんちょ20代の初めにこのシャトーが大好きで良く飲んでいました
赤も白も、決して凡庸で退屈なワインじゃなかったですよ

ま、点数つける達が低く評価しておかげで、安く買う事が出来たし
隠れたシャトーって感じでいいんですよ

流石に09年は98点もらってますけど

09年はソーヴィニョンブラン55%、セミヨン45%

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セミヨンには半分程度の新樽を使い熟成させることでゴージャスな味わいを持たせているそうです
「デキャンタージュもおすすめ」だそうへぇ

ちょっとリッチな辛口、09年はてんちょもまだ飲んでおりませんー
(近頃こんなんばっかで、すみません)

格付けシャトーとしては、すんごくお買い得な値段なので是非飲んでみてください








posted by cave MITSUKURA at 18:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

懐石からカレーまで


今日は風があって涼しい名古屋です。
これから冷夏に… ならないですよね

フランス各地の暑さも毎年の様で、温暖化の影響がはっきりと表れています
暑い夏がやって来てブドウの完熟を約束してくれるのはいい事ですが。

今日のワインはお天気次第の作り手、でも神様なんです

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ユエ ヴーヴレイ・セック ル・オー・リュー2016

最新ヴィンテージの16年が早くもやって来ました
まずは辛口からリリースなんですが、年に一度の入荷で辛口は早く完売しちゃうんです
なので買ってみた。

ユエはロワール好きなら必ず知っている有名生産者です

1928年にヴィクトールと息子のガストン・ユエによって創業したドメーヌで、現在ロワール川右岸のヴーヴレイに30haを所有しています。
ユエはヴーヴレイだけに畑があり、栽培しているのシュナンブランだけ、という生産者です
赤もソーヴィニョンもなし。

こんなブドウです ↓

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ユエSNSより

なので作っているのは当然白ワインだけですが、味わいの違いで3種類あります ↓

セック(辛口) 残糖9g以下
ドゥミ・セック(中甘口) 残糖9〜15g
モワルー(甘口) 残糖15g以上 貴腐混じりの事もあり大抵はもっと糖分が多いです

所有畑は3つの区画(だけ) ↓

ル・オー・リュー
褐色の石灰粘土質が30メートルの深さまで続き、丸みのある味わいになる
今日のワインはここです。

ル・モン
薄い表土の緑色粘土質でシレックスを含む。柔らかさと軽やかさを持つ

ル・クロ・ド・ブール
名前の通り塀で囲まれた区画で、薄い表土の下は石灰岩盤、強靭な骨格を作る
この区画は村の真ん中で教会の真ん前にあります。

オーリューの畑 ↓

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ユエSNSより

この3つの区画はそれぞれ別々にワインとなり、前述の辛口〜甘口となりますので、
理論的には全部で9種類のワインが出来る事になります。

一部ペティヤンも生産しています。
ペティヤンは瓶内二次発酵で微発泡のスパークリングです、ユエのは3年熟成でとても美味しいです
(法定は9カ月なので非常に長い瓶熟です)
ペティヤンは畑の表記がないのでブレンドなんでしょうね、情報なし。

ユエは完全ビオディナミで自然酵母のみを使用しています
シャプタリ(補糖)は一切なしで、全てのキュヴェを同じように仕込みます。

収穫したブドウを選果し、破砕した後にデブルバージュします
(液体を置くことで不純物を沈殿させて取り除く工程です)
あとは600リットルの古樽で発酵が始まるに任せて、終わり。これだけ

先に「理論的には9種類できる」と書いたのはここに理由があります

天候に恵まれ完熟したブドウが採れる年は、ブドウの糖度も高く発酵後も十分な糖分が残り甘口とすることができますが、日照に恵まれない年にはどうしても甘口は作れません
ブドウの糖度がどの程度の時に収穫するかで、味わいの甘辛が決まる訳です。

お天道様次第なんです〜
作りたくても作れない事もあるある

2003年は非常に日照が豊富で(暑すぎましたけどロワールにはいいヴィンテージ)、全てのキュヴェを作る事が出来ました
でも、2013年は寒い年でドゥミ・セックすら生産がなく全てセックとなりました

16年は03年に似た良いヴィンテージで、全てのキュヴェを生産しています

さて、入荷したての16年、まだ飲んでおりませんが、期待できそうですね
しかも、てんちょ、オーリューの畑は初めてじゃないかな。飲んだことあるかな…

世間では専らルモンを見る事が多いです✨

ユエのシュナンはとても完熟感があってリッチで美味しいです‼️
樽に頼ったコクじゃないところがいいですね✨

飲むたびに、「あ、やっぱり美味しいな」と思うのです。

相性料理に、エビ蟹、オマールとなってて、ふんふんと思う
さらにスパイシ―インドカレーやタンドールチキンにも、となってる
この辛口は和食にも、お寿司、天ぷら、蕎麦、焼き魚など結構いけそう。

1本で外野全てをカバーできる守備範囲の広さです
ライトからレフトまで。
あなたも飲んでみませんか

うーん、もっと写真載せたいのにコピーできないわ









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2017年08月02日

トスカーナでポムロルでナパ


今年は暑さのせいか、あまりよく眠れません
冷房が寒かったり、切れると暑かったりで目が覚めちゃいますし
夏バテしないように気を付けよ。


さて、8月はちんまり大人しくしてる予定ですが、何故かワインは大量に入荷して来ました
気が早いですが、年末に向けて売れればいいかと思ってます。

イタリアの最高級ワインも来ました

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オルネライア マッセート2013

包み紙を開けたくないので、HPの画像で ↓

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このワインがイタリアワインの最高級品であることに異論がある方はいないでしょう
お値段もね…

オルネライアはイタリア中部のトスカーナ州のワイナリーですが、フィレンツェやシエナのあるトスカーナの真ん中・キャンティ地区から西へ行った海沿いのボルゲリという地区にあります。
ボルゲリには同じく高級ワインのサシカイヤを作るサン・グイドもあります。

そして、有名な話ですが、オルネライアとサシカイヤは親戚同士、ついでにアンティノリはオルネライアのお兄さんのワイナリーです。
親戚だらけ。みんな爵位持ち

アンティノリ家の次男、ロドヴィーコ侯爵はお兄さんがアンティノリを興すの見て、最初はカリフォルニアでワイナリーを始めるつもりでした。
ですが、カリフォルニアで出会った有名な醸造家アンドレ・チェリチェフ氏の勧めで故郷トスカーナへ戻ってワイン作りを始める事になりました。チェリチェフ氏もコンサルタントとして同行します
だからここのワインはみんなボルドー品種です

今日のマッセートはメルロー100%

Massiとは大きな石ころの意味で、粘土質の畑には大きな石がゴロゴロ転がっています。
この保水効率の良い土壌がメルローに非常に向いている訳です
「ポムロルの土壌にカリフォルニアの気候」を持っていると言われ、非常に凝縮した力強いワインが生まれます

2013年は春が遅くブドウの生育が遅れていましたが、例年通りの暑い夏がやって来てブドウの成熟が進みました
夏の嵐のせいで収穫が例年より少し遅れたものの、エレガントで新鮮な風味のヴィンテージなりました

んー、毎年そんなに違うんだろうか…
めちゃめちゃ濃い、ってイメージしかないんですけど💦

醸造はステンレスタンクで細かい区画ごとに行い、新樽100%のフレンチバリックで熟成。
MLFも樽中で行います
その後ブレンド、1年熟成を経て出荷されます。

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モダンなセラー、HPより

下手なボルドーよりもフルボディのフレンチスタイルだわ

そして、オルネライアは2005年からフレスコバルディの傘下に入ってますので、マッセートの管理も同様です。ルーチェと仲間になった訳ね

しっかし、高級品で年間2万本のワインがあっという間に完売してしまうんですが…
なんだこの値段は

諭吉のバスケチームじゃ足りません

3リットルとか美味しそうだけど、一体いくらするんだろ










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2017年07月31日

リセットできた


今日は特段、蒸し暑く感じます絶対35度どころじゃない
(ま、年齢と体重増加のせいもあるんでしょうけど

増加と言えば…
ミツクラのこの3年くらいのワインの在庫数はかなり減少しています
奥のセラーのワイン、少なくなったよなーと思うお客様が多いでしょう。
こんなです  ↓

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でもね、在庫金額はやや減少か、横ばいなんですよ。
つまり、1本当たりの金額が著しく増加してるって事です

あー、この高騰地獄は続きそうで収まる気配なし
とほほ。

棚卸、少しだけでもやるたびにうんざりだし



さあ、明日から8月です
もう今日はのんびりやるんだー

8月の試飲会は「ドイツ・オーストリア」です
ご案内は2日に載せますね。

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8月23日(水)18:30〜21:00
3000円
立ち飲み、おつまみ持ち込み自由です

よろしくお願いいたします




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2017年07月30日

樽は必要悪か


今日もジメジメ・蒸し蒸しですな
出勤すると流石にお店の冷気が嬉しいです

さて、早速ワインの紹介します
今日のは正統派の高級品でっせ。
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ラロッシュ シャブリ グランクリュ レゼルヴ・ド・ロベディアンス2009

ラロッシュは存知でしょうか?
シャブリで1850年創業の最も古いドメーヌの一つです

2012年には新社長のティエリー・ベリコーさんが来店してセミナーを開催してくれました。

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懐かしい

ラロッシュでは最もベーシックなシャブリに「サン・マルタン」と名付けていて、11月にはこの聖人の祭りが行われています。
(サンマルタンは4世紀のハンガリー生まれのローマ軍人で後にヨーロッパ人では初めてキリスト聖人に列せられています。
城門で出会った裸の物乞いに自分のマントを半分切り裂いて分け与えた伝説が有名です。この物乞いがイエスキリストだったとか。んなあほな。
この残りの半分のマントがフランク王国の礼拝堂に保管され、カペー朝へと引き継がれる訳です。)

サンマルタンはトゥール(ロワールの南)の司祭になっていますし、ロワール地方のブドウ栽培の逸話にも登場しますが、なんでシャブリでサンマルタンなのかな。
まぁ、守護聖人ですから教会もあるし。

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HPより レ・クロの畑が背景に

話を戻して、シャブリには3318.34haもの広大なブドウ畑がありますが、その内で特級認定されてるのは僅かに100haだけ
7つの区画に分かれていますが、全て一か所につながった畑です。

7つのグランクリュの内で最も高額、著名なのがレ・クロですが、ラロッシュの場合はちょっと違います
もちろんレ・クロも生産していますが、ラロッシュではブランショも非常に突出した高貴さを持っているんです

そして、今日のレゼルヴ・ド・ロベディアンスはこのブランショの中でも最高の区画のブドウから飲み生産される特別なシャブリです

手積み収穫で、更に細分化した区画ごとに醸造されます。
100%小樽発酵、のち10か月100%樽熟成、完全MLFありのコクあり濃いめのシャブリになっています。
ラロッシュ曰く、究極のシャブリ、なんです
良い年のみの生産で、1991年が初ヴィンテージです。

ラロッシュはフェーブルと同様にシャブリらしいキレや酸の爽快感を大切にしていますが、
この最高級品に限っては樽を多用し、より濃厚な味わいになる様に作ってます

てんちょ、シャブリに樽はいらん、と思っていますが、どの生産者も特級クラスになると樽の使用率が上がっています。
特級に相応しい深みのある味にしたい、との思惑でしょう

Obedience=(宗教的な)服従、の意味です。信仰に篤いのですね。

09年はフランス全体で良年となっていますが、シャブリも例外ではなく非常にいいヴィンテージになっています
ラロッシュ、フランス国内でのエージェントが変わったせいで、日本への輸入が一時なくなりそうです
なので、最後の入荷分を買ってみました。

飲んでみたーい
コートドールの特級に比べたらお値段的には妥当です

売れなくても慌てて飲む必要ありませんので、セラーの肥やしにしよっかな
11年もありますよ。

もう一つ注目すべき事ですが、ラロッシュはシャブリのドメーヌでもいち早くスクリューキャップの採用を始め、特級までもスクリューキャップで出荷しています

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今日の最高級品もスクリューです‼️

こういう老舗大手名門がスクリューキャップを使ってくれると、周りにいい影響がありますね〜

ジャック・プリウールの醸造家のナディーヌさんも、本当は全部スクリューキャップにしたい、とおっしゃってました💦
でも、どーしても見た目の問題があって安物認定されちゃうので、中々そうはできない、と。
ジャック・プリウールみたいなお金持ち大ドメーヌに先頭切ってもらいたいもんです。
DRCがやりだしたらみんなすぐに真似するんだろうけど

なので、ラロッシュの取り組みは大変尊敬すべき事です

そして、ラロッシュのロゴ?、かなーり前衛的なんですが、 ↓

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See, Breathe, Taste the Experience
のモットーを表しています

てんちょ、同じ柄のいただいたキーホルダー使っています

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ラロッシュのシャブリ、見かけることがあれば挑戦してみてくださいね〜


最後にシャブリとは無関係ですが、この前の試飲会でモンテ・ロッサのフランチャコルタを開けましたが、

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ミュズレ、出ました

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ビリヤードの球〜 9だわ
でもとても全ては揃わないだろうなぁ… ↓

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2017年07月29日

ME GUSTA ESPANA


だる〜い
昨日飲み過ぎました

昨日は、縦飲み同好会、スペインワイン会でした
テンプラニーリョの巨匠、アレハンドロ・フェルナンデスのワインを飲む会です。

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フェルナンデス氏は、リベラ・デル・デュエロのペスケラをはじめ、スペイン国内に4つのワイナリーを所有しています
昨日は、その内コンダード・アサを除く3つのワイナリーのワインを飲みました。

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最初のカヴァが入ってないわ💦

9人で11本昨日も飲んだなぁ
(しかしダルさの原因は2軒目だ)

どのワインもフルボディでアルコール度数も高め、若いヴィンテージも混ざっていたので、さぞや辛かろうと思いきや、
いや、そーでもない

お料理が素晴らしく良いマリアージュになってました
そのおかげですね。

会場は名駅の、レスタウタンテ・ラ・フェンテさん
http://www.lafuente-nagoya.com/lafuente.html
手前に気楽なバルがあって、奥がレストランです。
レストランは雰囲気も料理も最高、でも価格はお手頃ですので、是非行ってみてください〜

オーナーシェフの山内さん、スペイン事情にも詳しくてワインも料理もレベルが高い

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ボタンエビのパエリア

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旨みいっぱい。

一番最初のアミューズ(スペイン語で何て言うんだ?)から非常に感動しました
フォアグラのクレマとトウモロコシのエスプーマ、スペイン産36ヶ月熟成のイベリコ・ベジョータ ↓

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これにアイレンの白がすごく合ってました
昨日も話しましたが、アイレンの白って正直ロクな物がない(ごめんね)中で、このアレハイレンは美味しかった。
樽が上手く調和してますね。

熟成したテンプラニーリョも、現行品のテンプラニーリョもどっちも美味しかったです
香りが如何にもスペインの乾いた赤土を連想させるドライでちょっと癖あり、でも味わいはしなやかで洗練されてます。
13年のペスケラ、無理なく美味しく飲めますね。ちょっと驚き

最後にみんなでお店のワインを1本追加しました ↓

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マス・ドイス サランケス2005


プリオラートの赤ワイン。
ガルナッチャにカリニェナ、シラー、メルロ、カベルネのブレンドです。

樹齢の古い(70年から100年)区画を多く所有する生産者、いいブケが出てました
初めて飲んだわ。また飲みたい

いつもフランスワインの会をやる事がほとんどですので、珍しいスペインワイン会でしたが、
またやりたいですね〜
アサもあるし ↓

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てんちょ、一つの生産者を一度にたくさん飲むのが好きです
理解が3倍深まると思うのです

昨日、参加者の方が「変態ワイン会」と発言して、
へ、へんたい?? 
と驚いたのですが、あたらめて考えれば変態かもねぇ

このくそ暑い真夏になんでテンプラニーリョ、フルボディの赤ワイン会なの??
って聞かれて、初めて気が付いたよ💦
あんまし季節考えてなかったわ

一つのテーマでこれでもか、としつこく飲むのが好きなんです
(人物の嗜好や性癖の事ではありません、念のため

あなたも変態の仲間になりませんか〜
↑ いや、違う💦

縦飲み同好会は誰でも入会歓迎、入退会自由、現会員数不明のゆるゆる同好会です

次はウィリアム・フェーブル シャブリですが、こちらはキャンセル待ちになってましてすみません。
アンリ・ブルジョワ用意しますね










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2017年07月28日

正統ポイヤック3兄弟


気温が多少低くても、湿度が高いから全然過ごしやすくない
冷房は寒いし…

さて、月末なのに便宜的に新入荷ワイン来てます

猛暑に相応しくない、フルボディのボルドーです

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レ・グリフォン・ド・ピション・バロン2012

名前の通り、メドック2級、ポイヤックのピション・バロンがプロデュースしています。

ピション・バロン(正確にはシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンと長い名称ですが)の畑は、格付け制定後すぐの1884年に現在同じく2級のピション・ラランドに分割されています。

こんな美しいシャトーです ↓

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お城〜HPより

しかし、このシャトー、現在の名声からは信じ難い事に、1900年代の後半までは評判がいまいちで…

大手補填会社のアクサに買収され、1987年にワイン部門の子会社の共同経営者にランシュ・バージュのオーナーであったジャン・ミッシェル・カーズ氏を迎えた結果、畑の整備や醸造設備のテコ入れを経て驚くほど素晴らしいワインへと生まれ変わっています
このアクサのワイン部門会社は、カンパニー・メドケーヌという子会社と共に、自社所有のピションバロン、ピブラン、シュデュイローを始め小規模シャトーまで沢山の銘柄を扱ってます。

今日のグリフォンは、2012年がファーストヴィンテージの新しいセカンドワインです

これまでは、トゥーレル・ド・ロングヴィルがセカンドワインとして生産されてきましたが、新しくこのグリフォンがセカンドとなりました
なのでトゥーレルはもう見納めです💦さいならー

ラトゥールにリンセルする絶好の好立地の畑を持つピションバロン、セカンドのグリフォンも同じ区画の30年前後のブドウを使用して作られています。
これまでのトゥーレルよりも、よりファーストに近いスタイルに仕上げているそうです

うーん、確かに。濃そうだなぁ…

セパージュはカベルネが60%、メルロ40%、新樽で1年熟成です。
12年は約36000本の生産。

3兄弟を並べるとこんな感じ ↓

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グリフォン(英語だとグリフィンですか)は、頭が鷲(鷹)で体がライオン、翼を持った伝説上の生き物ですが、なんでこれが採用されてるんでしょうね??
昔から紋章に採用されている事もありますが、なんでかな?

カッコいいけど

カベルネ60のフルボディらしい、飲んでみる日が来るんだろうか(おいおい)
お試しになりませんか〜





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2017年07月26日

悲しいニュースが続く


九州に続いて、今度は東北で豪雨ですね…
1ヶ月分の雨が一日で降るなんて、備えようにもどうしようもないと思うんですけど
それに九州もですが、「人生で初めて」と言うお宅が多くて、他人ごとじゃありませんね。
まさか自分の家がそんな被害に遭うなんて、と思いますもん

我が家は地震始めその他災害に何の準備もしておりません
お水くらいはありますけど。

そして、ウィーンフィルのオッテンザマー氏の訃報には驚きました
息子さん二人も活躍されていますが、まだお若いのに。
とてもクリアな旋律が印象的なクラリネットです

もう7月も終わりですね💦
今日は月例の試飲会です

テーマはイタリア、暑いのでスプマンテたくさん用意しました
何が良かったか、金曜に報告します。

では〜



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2017年07月22日

白品種の双璧か


明日は未明に雨の予報ですが、ホントに降るのかな

最近、ハズレの本を引いてしまって痛く後悔…

訳者の日本語が酷い
主語と述語が呼応してないのはしょっちゅうで、明らかに前文と矛盾する記述があったり。
地名や人名も統一されてなくて、数行前にメッツと出た地名がメスになってたり
読みづらいのなんの。途中でやめました
出版社にも問題大ありだわ

このブログは分かり易くを心がけよう


月末ですが、新入荷ワインもあります
予約販売で悩んだのですが、少しだけ買いました ↓

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左から
ミッシェル・コラン・ドレジェ 
ピュリニー・モンラッシェ1erダモワゼル2015 & シュヴァリ・モンラッシェ2015  
フィリップ・コラン
ピュリニー・モンラッシェ1erダモワゼル2015


ミッシェルとフィリップは親子です。
フィリップの弟のブルーノさんも自分のドメーヌを持っています。

お父さん、一応、引退したんじゃなかったの??

シュヴァリエの特級畑の管理は今でもお父さんもしているみたいですね
(フィリップにもシュヴァリエあります)
なので少しずつ生産があるようです。

元はコラン家(ミッシェル)とドレジェ家(ベルナドット)の婚姻で出来た蔵ですが、ミッシェルさんの息子二人がそれぞれ畑を継いで自分のドメーヌを興し、ドレジェの名前はなくなりました。

そして優れた1級ダモワゼルもフィリップに継承しつつ、お父さんの名前でも生産しています
この畑、最大でも僅か2樽分の収穫しかありません。
所有者も3家に限られています。
元特級だった区画もあり、色々と面白いダモワゼルの畑です。

ダモワゼル会やりたいなぁ…
ネタが全然ないから難しいけど ← ずいぶん売っちゃいましたので

飲み頃まで当分ありますので、2025年までは待った方が良い
そしてそこまで待てたら、もう5年か10年待とう


現実的に魅力なワインも来ています

こっちも左から、

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アンリ・ブルジョワ
 サンセール レ・バロンヌ2015
 サンセール・ダンタン2010
クロ・アンリ ソーヴィニョンブラン2014
プティ・クロ ソーヴィニョンブラン2015


フランス、ロワールの名生産者、アンリ・ブルジョワのワインです。

左の二つはロワールの上流、サンセールで、あとの二つは2001年からニュージーランドで始めた新しいワイナリーの物です
クロ・アンリのセカンドがプティ・クロです。

アンリ・ブルジョワは非常に沢山の種類の生産がありますが、価格が低いものから高額な物まで、どれも非常に高い品質を保っています
なので、ヴァンドペイでも滅茶苦茶お買い得ですよ。
白のソーヴィニョンブランが主流ですが、赤のピノノワールもとても美味しいです。
ニュージーランドでも同じ
フランやロゼの生産もありますよ〜

1955年創業のアンリ・ブルジョワですが、ブドウ栽培の歴史は12代に上るとは言え、
当初は所有畑は僅かに2haの名もなき作り手でした

しかし、サンセールの真ん中にあるシャヴィニョルにシェを構えるアンリ・ブルジョワは、50年以上も前からサンセールの複雑な土壌に注目してワイン作りをしてきました。
キメリジャン、シレックス、アルジロ・カリケール、カイヨット
(土壌のサンプルと写真をそれぞれ見たことがりますが、色も様子も全然違います)

今でこそ、土壌ごとにワインを生産するのはそんなに珍しくありませんが、
当主のジャン・マリー氏は誰もそうした事をやっていない時期から取り組んでいる先駆者です
だからラインナップ多いんです。

今日のバロンヌはアルジロ・カリケールの畑、ダンタンはシレックスです
ダンタンのラベルもかっこいいですよね
味はもちろん、すごく美味しい

ソーヴィニョンブランのハーヴェイシャスなアロマはありますが、未熟の青さじゃなくて完熟したブドウで、尚且つ清涼感が豊かなのでスルスル飲めますよ
樹齢70年もこの味わいに貢献していますね。
(青い=エグイ、のはたくさん飲めません…)

今の季節に非常にふさわしい

是非飲んでみてください

あー、アンリ・ブルジョワ会やりたくなってきた
夏の内にやりましょうか。
どれくらい集められるかな〜







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2017年07月21日

泡三昧で夏の夜を楽しもう


外がとにかく暑いのに、お店の中は寒い…
今日はお昼間に外をうろちょろしてたら、バテた〜


イベントページに「真夏のシャンパーニュ祭り」のご案内を載せました

なんと、1杯500円という破格の安さです

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その代わり雰囲気には期待しないでくださいね…
着席ですが、相席もありでお願いします。混んだらごめんなさい。

レジで事前にチケットをお買い求めください。
おつまみ持ち込みも自由です

予約不要
、ふらっと来てください〜

詳しくはイベントページをご覧ください











posted by cave MITSUKURA at 17:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月20日

ロジャー・グラート補足


最初に書きますけど、今日は字ばっかです


梅雨明けした途端にセミの声がすごいですね
今日も暑い。


昨日はロジャー・グラートセミナーでした
参加していただいた皆様ありがとうございました。
キャンセル待ちでお席がご用意できなかった方々には申し訳ありませんでした。

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ダヴィットさん、髭生やしてちょっと感じ変わってた
日本語が結構上手くなってたし

これが4年前 ↓

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英語の解説でしたけど、「酵母」は「yaest」じゃなくて「コウボ」って言ってるし
「ハヤイネ〜」「ワカル?」とか…

因みに最もウケたのは、なぜカヴァがお値打ちかという話で、
土地が安い
ブドウも安い
僕の給料も安い
ここで爆笑
でした
 わっはっは

こっから真面目。

ロジャー・グラートの製法では非常に特異な事柄の解説もあり、勉強になりました

二つ、補足的に書かせていただきます
まず一つ目。
酒石について

カヴァはシャンパーニュと同じく瓶内二次発酵で作られる発泡ワインですが、二次発酵前に当然ながら普通のスティルワインを作る訳です。これが一次発酵です。
その後、できたワインに砂糖と酵母を加えて瓶に詰めるんですが、

ロジャーグラートでは二次発酵前に酒石酸の固定化を行っています
具体的にはワインを-4度まで冷やします。

酒石酸というのはブドウ果汁に最も多く含まれる酸で、カリウムと結びついて結晶化します。
コルクにキラキラしてる塊が付いていたり、瓶底にザラザラ結晶があるのを見た事ある方も多いと思います。
これが酒石です。
酒石は低温で結晶化する傾向があります。
なのでタンクで冷やして、恣意的にジャリジャリを作って取り除いてるんです。

ちょっと話が違いますが、
今では無添加ワインが評価されていますので、濁ったワインを目にしてもさほど驚かれませんが、
(私は清澄してる方がいいけどね)
30年くらい前には、酒石がある事がクレームの対象で立派な返品理由になってたんです
当時はドイツワインが多かったですね。

酒石はワインを濁らせたりはしませんが、「何か入ってるという訳です
なので輸入業者やメーカーはワインをタンクに移して冷やし、酒石を取り除いてから瓶詰めしたのです。

今ではフィルターを通さないのと同様に、そうした行程を経ないワインも多いですが、
ロジャー・グラートは今でもこの酒石の除去を行っているそうです
クレーム対策というよりは、ワインをクリアに保ちたいという事でしょうね。

でもね、
ちょっと意外、デゴルジュマンするし、出荷後の熟成過程で酒石が出ても別にいいじゃん
と、てんちょは思います
(結晶化させることでワイン中の微量な成分が失われるのも、もったいないし)

と、かつては悪者だった酒石ですが、ワインにはどーしたって含まれている物ですので、
品質にはご心配無用です
瓶やグラス中でもすぐに沈殿するので、澱と違ってワインを曇らせたりしませんし。
発酵タンクや樽の中では普通にジャリジャリ溜まります。

そして、二つ目ですが、
瓶熟期間について

瓶内二次発酵のスパークリングは世界中にたくさんありますが、シャンパーニュはじめ高級スパークリングとの決定的な違いは瓶熟の長さです

シャンパーニュの人気メゾンではNVの法定18か月のところを36ヶ月、あるいはそれ以上も寝かせています
ロジャー・グラートもカヴァの法定瓶熟期間が9ヶ月のところを、36カ月も置いています

瓶熟中に何が起こっているか、それがスパークリングワインの味と香りに大きな影響をもたらす秘密なのです

ワインと共に瓶に詰められた酵母は、一緒に添加された砂糖やワイン中のアミノ酸を食料にして増殖し、発酵活動を始めます。
(この時に発生する二酸化炭素が液中に溶けて、あの細かい泡になるのです)
発酵は3ヶ月ほど(一般的なカヴァは20日程度なのでロジャー・グラートはかなりゆっくり)で終了し、酵母は死滅して澱となって瓶中に沈殿します。

この時点で炭酸は得られていますので、法定の9ヶ月も経てば皆様お馴染みの発泡ワインの出来上がり、
なのです、が、
発酵完了後、半年ほど経過すると酵母は自己溶解を始めます
瓶中で澱となって溜まっていた酵母は解け始め、発酵の初期段階に取り込んだアミノ酸を放出し始めるのです。
これがワインの味に深みやコクを与え、香りに独特の香ばしさが表れる理由です

つまり、9カ月の瓶熟を経ただけの一般的なカヴァでは、こうしたシャンパーニュに感じられるコクや香りがないのです
その点、ロジャー・グラートは長い瓶熟を経て十分以複雑でコクのある味と香りになっています

自己溶解の話は知っていても、いつからいつまで起こるのか、泡の細かさとどんな相関関係があるのかは初めて聞きました‼️

グラフあるんだけど、コピーできないのです💦


そして、さー試飲だ✨

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試飲も5種類全部美味しかった
泡が細かくて香りが良くて、とても洗練された繊細なカヴァですね〜

昨日は絶好のカヴァ日和でしたし


カヴァの話題では、ついに単一畑の上級カヴァの発表がありました
所謂カヴァのグランクリュ認定です。

法規はCava de Paraje Calificadoカヴァ・デ・パラヘ・カリフィカーダという名称です。
2016年に法改正があって規定がされたんですが、1年を経てようやく発表になりました。

地域ではなく製法に与えられる特異なAOCであるカヴァは、それ故にスペイン全土で生産があり、
品質もバラバラで玉石混交状態です
イマイチな物、すごく手間暇かけた物、どれも同じ「カヴァ」だったのを見直して、ワンランク上のカヴァを制定する事で差別化を図り、ブランド力の向上を目指すのが目的です

認定は12か所、9生産者のみ
コドーニュは3つも入ってるわ〜
フレシネもあるね、ロジャー・グラートは残念ながら入っておりません💦

サンテミリオンみたいに揉めないのかな…
今後認定は増えるかもしれません

カヴァの今後に期待です

ダヴィッドさんには、
「ミュズレをワインごとに変えて欲しい」って言っときました

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集めたいよね〜
















posted by cave MITSUKURA at 15:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月19日

試飲会絶賛募集中なのに


名古屋も梅雨明けしましたね
こっから2ヶ月以上は暑いんですよねぇ…

振れば土砂降りだし、照ればカラカラだし
チリの大雪と上手く半分交換できないもんでしょうか💦


さて、月末が近づいて真夏だし、もうワインは必要最低限しか買いません
来るものは来ますけどね。

それよりも…
来週26日のイタリア試飲会、稀に見るガラ空き具合です

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美味しいスプマンテを6種類も出そうと思ったのに…
限定品もあるよ

誰かー、来てくれませんかぁ
(先月はそう言っていて満席以上になったけど)
まー、しゃーないね

楽しくやれればそれでOK

さー、これからカヴァ三昧だ









posted by cave MITSUKURA at 17:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

あっつー、まーかん


今年の暑さは厳しいですね、バテそうだわ

先週、早速エルミタージュ展行ってきました

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これだけ写真OKなのです

10時過ぎに行ったのに結構人はいましたね、ストレス溜まるほどではありませんが。
夏休みは避けた方がいいかも。
2時間以上いました、楽しめましたよ〜


そう言えば…
バローロの超人気生産者のクレリコ氏の訃報が届いています
びっくり、まだお若いのに残念。
アルターレ氏やサンドローネ氏も悲しんでる事でしょう…


明日はロジャー・グラートセミナーです

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準備万端
有難いことに満席です。
お席が用意できなかったお客様、すみません。

来月、シャンパーニュのイベントやろうと思ってます

冷たいシャンパーニュをぐびぐび飲みたい

激安&予約要らずののんびりした会のつもりです。
近日中に発表しますね〜

タイトルの名古屋弁、正しく発音できますか?







posted by cave MITSUKURA at 17:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする