2020年02月19日

ポルトガルセミナー キャンセルのお詫び

イベントページ、Facebookにも掲載しました通り、
3月2日月曜日のポルトガルワインセミナーは輸入元の判断により、生産者の来日中止に伴いキャンセルとなりました。
 
お申し込みの皆様、キャンセル待ちの方には大変申し訳ありません。
またの機会がある時には是非またよろしくお願いします。

なお、26日の試飲会は予定通り開催いたします。
キャンセル規定は変わりませんので、欠席の方は前日25日21時までにご連絡ください。


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2020年02月18日

州で最高の赤ワインです


東京マラソンの一般の部がなしになったり、天皇誕生日の一般参賀が中止になったり…
新型コロナウィルスの悪影響が次々と出ていますねぇ
名古屋のウィメンズマラソンも同じになりそう。
参加費は全額じゃなくても返した方が良くないでしょうかね???

今のところ、カーヴミツクラとしては試飲会やセミナーは予定通り行います

しかしながら、今後の状況の変化によりましては変更もあり得ますので、その場合には早めにお知らせするようにいたします。
全ての飲み会が無事に遂行できますように


では、ワインの紹介します
8年ぶりくらいに仕入れたらラベルデザインが変わってた。

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レ・クレーテ フミン2016

業界関係者以外でこのワインを飲んだ事あって、知ってるって言う方がいたら結構なマニアですね〜
てんちょから「祝マニア認定証」送りますよ(心の中で

このワインはイタリアの赤ワインなんですが、産地も品種も本当にマイナーです

メジャーじゃない事は悪い事ではありません。
希少であるからと言って高品質とは限りません。 でしょ?

産地はヴァッレ・ダオスタ州です
イタリア20州の内で最も日本人に馴染みがなさそうな場所です。

20州言えますか?
ワインで有名なのはピエモンテかトスカーナでしょうね
観光ならラツィオ(ローマがある)かヴェネト、ロンバルディア、シチリアとかでしょうか

ヴァッレ・ダオスタはピエモンテの北にあり、アルプスの東端をフランスとスイスと分かつ山岳地にあります。
この赤い小さなとこ ↓

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州都はアオスタ。

今日のワイナリーは、この州のアイマヴィーユという町にあります ↓

レ・クレーテ.png
この地図でヨーロッパの地理感がつかめない方は、ワインよりもまず世界地理の勉強をお勧めします

フランスへもスイスへもすぐ、ですが冬は大変そう
すぐ北にシャモニーだわ。

レ・クレーテの起源は18世紀の中頃にフランスから移住して小麦栽培をしていた一族に始まります。
その後、製粉の傍らでブドウ栽培も行うようになり、レ・クレーテがワイナリーとしてヴァッレ・ダオスタ州で初めてワインの元詰めを行ったのが1810年頃だそうです

1980年代の後半にはワイナリーと製粉所は別で経営されるようになりますが、ワイナリーによれば
『当時は全く売れなかった。車にワインを積みトリノのレストランで売りに歩いた。
 当時はジュゼッペ・ク インタレッリも売れてなくて一緒に売り歩いた』

だそうで、あのスーパースターのワインにもそんな時代があったんですねー

レ・クレーテのワインももちろんヴァッレ・ダオスタ州を代表するワインとして人気も認識も高い現在です
こんな素敵なワイナリーです ↓

レ・クレーテLes-Cretes_Esterno_01_02_1.jpg
HPより、以下同様

そして、ワイナリーの場所もですが、今日のブドウ品種も非常に興味深い
フミン、ってここ以外で聞いた事ないんですけど…
フミン100%

そもそもイタリアワインがあんまり詳しくないので余計に未知のブドウです

味わいとしてはエレガントなミディアムボディ、透明感のある外観に繊細なフルーツの香り、
ピノノワールに近いですよ

ワイナリー情報によりますと、アルプスの南なので誰もが寒いと思いがちですが、日照量が豊富にあってそんなに寒い訳ではないそうです
そっかー
標高が高い場所の紫外線は強そうだけど。

レ・クレーテ33660008.jpg
素晴らしい日当たり

夏の日中は30度を超す日もあるのですが、夜になると氷点下まで気温が下がる事もあり、この寒暖差がブドウに複雑な香りと味わいをもたらすそうで

確かに寒暖差は大事です
夜の気温が下がらないと、昼間に作って蓄えた栄養分を夜に木が寝ないで蒸散して使ってしまうし、ヴェレゾンの時期には一気に酸度が下がってしまうので、そうなるとブドウの香気成分も減り、ぼやーっとした味のワインにしかなりません

昨日も書きましたけど、暑さが深刻な問題になっている今、夜寒いって言うのはとても大きな利点です
ワインがエレガントなのは当然。

ここは樽工房も持っていますね
シャルドネやピノノワール、ネッビオーロなども栽培しています。

フミンと言うブドウ、面白いので一度試してみませんか?
特価で入荷したので限定ですが、今ならお得に変えますよ









posted by cave MITSUKURA at 17:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月17日

鷹巣村のワイン再び


風邪は良くなったてんちょです
少し声が変ですが体調はすこぶる良し。

新型コロナウィルス、収束してるようには見えませんね…
これ以上広がると名古屋と言えども、イベントやワイン会やってる場合じゃなくなるかも


そんなこと言ってますが、ワインイベントの備忘録的にワイン紹介させてください
(備忘録って忘備録でも正しいのですね、大人になるまで知りませんでした💦)

ワインはこちらの7本 ↓
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ベルテ・ボンデ
左から、
コート・デュ・ジュラ  レ・グランヴォー2015
コート・デュ・ジュラ  サヴァニエ2016
コート・ド・ジュラ トリオ2016
シャトー・シャロン2011
シャトー・シャロン2010
シャトー・シャロン2008
シャトー・シャロン1999


去年の3月にヴァン・ジョーヌの飲み比べをしたくて、どーせやるならシャトー・シャロンで飲み比べようという事になりました
あれからもう1年経つんですね、早い。

あの時はシャトー・シャロンばっかりでしたが、今回は一つの生産者、ベルテ・ボンデにスポットを当てたいと思います

その前にジュラワインをおさらい。

ジュラ地方はブルゴーニュの西にあるスイス国境に接した地域で、ジュラ山脈と同じ名前の由来です。

この地域は同時に、歴史的にブルゴーニュ公領であった時代に神聖ローマ皇帝から臣従免除を受けた自由都市であったブザンソンに因んで、
フランシュ・コンテ(自由伯領)と今でも呼ばれています。
現在ではブルゴーニュと合併して、行政区としてはブルゴーニュ・フランシュ・コンテとなっています。

ワイン産地はブザンソンよりももっと南のアルボワを北端とした南北80キロくらいの地域に広がっています

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フランスワイン事典より、前にも掲載しましたねこの地図

ジュラ全体をカバーするのが、コート・ド・ジュラというAOCで赤白ロゼ、ヴァンジョーヌ、ヴァンドパイユ全ての生産が可能です

同様に全てが認められているのがアルボワAOCですが、こちらの名称は北部アルボワ周辺に限られていますが、ジュラ地方ではコート・ド・ジュラを凌いでジュラ地方最大の生産量があります

赤白ロゼはいいとして(クレマンやヴァン・ド・ナチュレルもありますけど)、この地方に特有なのが、
ヴァン・ジョーヌヴァン・ド・パイユです

ヴァン・ジョーヌは黄色ワインと言われ(ジョーヌはフランス語で黄色の意味)、樽熟成の間に減ったワインを継ぎ足す事無く熟成させ、人為的に酸化させたワインの事です。
サヴァニャンというこの地方の固有品種を用いて、クラヴランという620ミリの特有の瓶に入れる事が義務付けられています

普通のワインは750ミリなんでちょっと少ない(でも値段はずっと高いの
黄色ワインと言っても白ワインの一種で、酸化熟成する事で濃い黄色になるのでそう呼ばれているのです。
シェリーのフィノに近いですが、アルコールを足していない分、まろやかで深みがありますよー

ヴァン・ジョーヌとはワインの種類の名称で合って、ヴァン・ジョーヌというAOC(産地)はありませんので、混同しませんように

そして、このヴァン・ジョーヌだけを生産するAOCがシャトー・シャロンです
シャトー・シャロンを名乗る場合には全てがヴァン・ジョーヌです、ですから品種はサヴァニャンであの短い瓶に入っていると決まっています。
非常に分かり易い。
シャトー・シャロンの地区で赤やシャルドネの白を作る場合には、名称はコート・デュ・ジュラとなり、先に掲出した3つの750ミリのワインがそれに当たります。
(どーも、コート・・ジュラと言ってしまうんだよなぁ

もう一つの特別なワイン、ヴァン・ド・パイユですが、こちらはパイユ=藁、の名前が表すように、収穫したブドウを藁の上に広げて乾燥させ糖度を高めて作った甘口ワインの事です
サヴァニャンやシャルドネといった白ブドウの他にも、土着のプルサールやトルソーという黒ブドウを使う事もできます。

この陰干(わら干し、すのこに広げたり天井からつるしてもOK)の行程をパスリヤージュと言い、イタリアだとパッシートと呼ばれ、ジュラ以外でも生産方法としてはありますが、コート・ド・ジュラやアルボワのAOCを名乗る場合にはハーフ瓶に詰めなければならないなど細かい規定があります
ヴァン・ド・パイユもヴァン・ジョーヌと同様にワインの種類であり、それ自体がAOCではありません。

AOCはあくまで産地です
作る場所を指すのがAOCですからねー(しつこい?)

それでは、生産者であるベルテ・ボンデさんの紹介です
この蔵は農業博士であるご夫妻が営んでいる新しい蔵で、1984年にシャトー・シャロンに移住し1985年に最初のヴィンテージを生産し始めました。
畑をそのまま買ったんですね。
2011年からはビオロジックに転換、2013年に認証を取得しています。

畑仕事が大変そうな斜面 ↓

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HPより、以下同様

醸造所は中世のシャトー・シャロン修道院に付属した雇用人(ステュワード)の住まいであったとされる大変古い建物で、家系を表す紋章がいくつも飾られているそうです

ベルテ・ボンデmaison-berthet-bondet-fx1.jpg


では、個別のワインを見てみましょう

最初のグランヴォーは区画の名称で、こちらはシャルドネ100%
2015年に取得したばかりの畑でこれがファーストヴィンテージです。
ステンレスタンク発酵熟成で樽を使用していないためにフレッシュさが魅力らしい

二つ目のサヴァニエも区画名で単一の区画から取れるブドウのみを使用しています。
こちらはサヴァニャン100%
これもステンレスタンク発酵熟成、熟成は12ヶ月、樽香の無いスッキリタイプですね。

3つ目のトリオは赤ワインです。
名前の通り3つのブドウを使用しています、ピノノワール40%、プルサール40%、トルソー20%
てんちょ、正直ピノノワール以外のブドウの個性がイマイチ分かりません
飲んだ事あるんですが、「これはこうだ」とは言えなくて…
これも樽熟成なし、瑞々しいフルーティさに溢れているそうです

4つ目以降のシャトー・シャロンですが、ヴィンテージの情報がありません
しかし最低でも6年、酸化熟成していますのでそこまでブドウの作柄の差が分からないかもしれません。
飲んで確認だ

よく「クルミやアーモンドの香り」と言われますが、確かに香ばしさは感じますね
ローストナッツとミカンみたいなオレンジ色のフルーツが混ざってます。
エグさや渋さはほとんど感じません、意外とするする飲めるのですよ〜

シャトー・シャロンを縦飲みするのもきっとこれが最初で最後になりそうな…
じっくり味わいたいと思います








posted by cave MITSUKURA at 17:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月16日

伝統とモダンの融合


風邪をひいてしまいました…
話題のアレじゃない、と思うけど。

熱はありませんが声が出ない。
「酒焼け」とも言うかもしれませんほっといて

一番の治療は黙っている事ですね


ワインの紹介します

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ロペス・デ・アロ クリアンサ2016

リオハの文字があるように、スペインの赤ワインです
テンプラニーリョ、ガルナッチャ、グラシアーノのブレンド。

てんちょ、個人的にスペインワインが大好きです
ただ、スペインワインの環境やスタイルはここ20年くらいでかなり変化がありますね
DO増えすぎだわ

スペインワインで最も重要な産地と言えば、まずはリオハです
1991年にスペインで真っ先にDOcaに認定されています。

圧倒的に赤ワインの産地ですが、法的には白もロゼもエスプモーソ(スパークリング)も認められています。

スペインの泡(エスプモーソ)には代表的なカヴァがありますが、DOカヴァとはまた別にリオハ独自のスパークリングの認証が認めれているという、ややこしい状況
カヴァが玉石混交で一緒くたにされたくない、という生産者もいますしね。

リオハはスペインの北東部にあり、マドリッドからもバルセロナからも遠い、田舎町です。

ここ ↓

ロペス・デ・アロ300px-DOCa_Rioja_location_svg.png
wikiより

中心都市のログローニョエブロ川が流れ、サラゴサを通り遠く地中海に注いでいます。
リオハというワイン産地は3つの州にまたがっており、カンタブリア山脈側のリオハ・アラベサリオハ・アルタと下流域の平地であるリオハ・バハの3つに分かれています。

そしてアラベサは何故か二つに分かれてるんですよねー、間にアルタ地区が入り込んでます。
そう言えば、今ではバハという名称は廃止され(バハ=低地と言意味がいけなかったのかな)、リオハ・オリエンタルと呼ばれています。
因みにアルタは高地の意味、アラベサはアラバ県のという意味です。

リオハの語源は、エブロ川の支流にオハ川という川があり、リオ・オハ(スペイン語で川をリオという、リオデジャネイロのリオと同じ)が短くなってリオハというようになったと言われています

今日のワインはリオハ・アルタのサンビセンテ・デ・ラ・ソンシエラにあるボデガ・クラシカが生産しています
ワイン名はアラベサの北の町、アロから来てるんでしょうけど

ブドウ畑はスペイン北部の典型的な株仕立てです ↓
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HPより

素敵な眺め、土が意外と赤くない(石灰質の土壌の様です)

収穫は10月の3週目というから遅いですね、北から寒い海風が入るので気温が比較的低いせいでしょう
過度な寒さを北の山が防ぎ、河が水脈を保つ理想的な環境だそうです
今はヨーロッパの産地では温暖化が一番の悩みですから、涼しいという利点は非常に大事。

手摘み収穫の後、発酵、熟成はフレンチオーク樽とアメリカンオーク樽を半分ずつ使用しています
スペインワインの独特な香りはこのアメリカンオーク樽からくるものが特徴的ですね。

今日のワイン名に付いているクリアンサは熟成を表す用語です。

クリアンサは収穫から2年以上経ないと販売できません、その内の1年を樽熟成させることが義務付けられています
(白やロゼは半年)
リオハはこの熟成の規定は他の産地よりも厳しく設定され、品質の保証になっていることが非常に重要です
クリアンサの上はレゼルバ、さらにその上がグランレゼルバです。

その昔、イタリアのDOCGが乱立し始めた頃、イタリアワインの品質の保証は伝統以外に何かあるのか、という疑問がマーケットにあったと思うんですが、その時スペインワインにはこの熟成の規定があるがゆえに名称がどう格付けされようが、飲み頃の予想と期待が裏切られることがなかったというアドバンテージがあったのをよく覚えてます

イタリアワインが猫も杓子もDOCGになってた時に、「それってホントにすごいの??」ってなりませんでしたか??
今でもそうかも
その点、スペインなら「やっぱりグランレゼルバはいいねー」ってなった訳ですよ

赤土の土壌やアメリカンオーク樽の影響でドライで洗練度に欠けるなどと言われたスペインワインですが、最近はモダンな国際市場を意識した濃いワインが増えていますね〜
てんちょ、あんまりそういう甘いフルボディのワインが好きじゃないので、ちょっと複雑な気持ち

今日のロペス・デ・アロはちょうど良いミディアムボディです
欠点のないまろやかスタイルですね。
ドライさは正直ありませんー

典型的なスペイン料理にはちょっと甘いかもしれませんが、日本の市場ではこういう方が受けるでしょうね
中部・北部のスペイン料理は塩辛くてソースがないので、少しシャープな方が赤でも相性がいいと思いますが。

酸味が顕著な赤ワインって本当に減った
酸っぱい赤って嫌われる味なんでしょうけど、こうまでみんながみんな、まろやか濃いスタイルになびくと、なんだかなぁ…

とは言え、今日のワインは美味しいです
しかもとってもお値打ちなんです。
スペインワインも挑戦する価値が大いにありますので、是非お試しください。





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2020年02月14日

レインボーナイト


昨日のアンドレクルエ会は大満足でした❤️
ご参加の皆様ありがとうございました。
また違う会もやりたいと思います、興味ある方が全てご参加いただけるといいのですが。

アンドレクルエの当主、ジャンフランソワ氏がメニルシュルオジェの友人のシャルドネを使って(彼のブジーのピノノワールと交換した物)作った、
ドリームビンテージ⭐️
ブランドブランなのに深みがあって、シャープでもクリーミーでもない、クリスピーな感じでした‼️

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↑ 飲んだ順番はこうですが

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↑ グラデーションさせたくなる

ラベルカラーが最高に素敵❤️
この色は昔のキャデラックの色だそうで。
ご参加のお客様が、キャデラックのミニカーを4台も持ってきてくださった‼️

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しかも塗装を自分でしたというから驚き。
職人〜
素晴らしい⭐️⭐️⭐️

昨日はいつもにも増して、一人でグラス13脚という修行ぶり ↓

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テーブルがシャンデリアのようでした

02がもし手に入ったら、もう一度コンプリートしたいくらい好きです。

最後に皆様にどれが一番良かったか挙手をお願いしたのですが、結構バラバラで。
それだけどのボトルも本当に完成度が高いという事です‼️
しかもお値打ちという良い事だらけのアンドレクルエでした。

12人で13本も飲んだのに、まーたブルゴーニュのピノノワール飲ませていただきました💦
クロナポレオン美味しかった💕

昔、CMで飲み過ぎシールってありましたけど覚えてる方いますか❓
昨日は正にそれだ。← いつもだ

大半の写真はお客様からのいただき物、撮るの上手い方が羨ましいなぁ

さー次行こう





posted by cave MITSUKURA at 11:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月13日

13色の泡の虹


今日は気味が悪いくらい生ぬるい気温ですね
空気が暖かい。暖かすぎる、まだ2月なのに。

今日も業界試飲会に行ってきました
ほとんどがブルゴーニュワインで100はありましたね
しかし、それほど大きな発見はなかったかなぁ…



それよりも
今日は念願のアンドレ・クルエ会リターンズです

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02はついに手に入らなかったー
代わりに05で。

どれからどう飲むか、それが問題
今日は本当に自分との闘いです、自分でどのくらいテイスティングできるでしょうか。

ジャン・フランソワにもう一度会いたいですね








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2020年02月12日

勉強勉強


急に暖かくなって、気温が高過ぎて気味が悪いくらい💦

今日は業界向けの試飲会に行って来ました‼️
2月と3月はあちこちでこうした会があります。

今日はシャンパーニュとブルゴーニュ⭐️

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会場が珍しく商社ビルだったので、入館証が必要だったり希有な体験でした。
滅多に試飲会をしない輸入元なので、飲んだ事ないワインもありました。

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数は少なかったですが、いいワインもありましたし、良い経験になりました⭐️

明日も別の試飲会があります。
昼間から飲める仕事〜♠️
(最近は飲みませんけどね、昔は全部飲んで仕事してましたが最近はやっぱり歳かなぁ)

仕入れしたら紹介しますねー



posted by cave MITSUKURA at 20:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月11日

ますます希少な古酒


今日の最高気温は二桁あって、ここ数日では寒くない名古屋ですが、やっぱり風は冷たい

ドラッグストアで除菌スプレーやハンドソープ買おうとしたら、
「一人1点」と言われて驚き
同じ物じゃなくてもダメなんですかー
もはや名古屋まで…


そう言えば、わたくし、4日もブログ書いてませんでしたね
一体何をしていたんだろう(自問〜遠い目)


ワイン会やってて(大抵飲むだけですみませんが)、
次は何をやろうかなーと考えるのが楽しいです
ご参加いただける皆様のおかげです

ワインが揃って目途が立ちそうなワインとは別で、これもちゃんと飲んでみたいんです

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ラペ アロース・コルトン1988&コルトン・グランクリュ1988


どちらもブルゴーニュの赤、ピノノワール100%

ラペは昔から輸入があって有名ですのでご存知の方が多いでしょう
フランスワインのガイド本でも高評価の4つ星(ベタンヌ)、一つ星(メイユールヴァン)、ここ数年で特に評価が高まっています。

このドメーヌはペルナン・ベルジュレスにある老舗です、創業が1765年という。

フランス革命以前からあるんですね
現当主のヴァンサンさんとシルヴィーさんで何代目になるんでしょう??
こんなお二人 ↓

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HPより、お父さんにそっくり

ペルナン、サヴィニー、アロース、ボーヌなどに20haの自社畑を所有。
「ペルナンにある畑は緑に囲まれたのどかな場所で、のんびり散歩にも向いている」とHPに紹介されています
確かにそうかも、自転車でもいい眺めを楽しめますよ。

コルトンとペルナン、サヴィニー、ラドワの位置関係はお変わりでしょうか?

こんな感じ ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

グーグルの航空写真だと、コルトンの丘が分かりやすい ↓

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赤い印がドメーヌの場所、ペルナンの集落です

ここの畑はコート・ド・ボーヌ地区では珍しく南西を向いています
夕日も含めて非常に日当たりがいい。

コート・ド・ボーヌ地区の北端にあるこのグランクリュは複数の村にまたがっていて、少しややこしいかもしれません

ラドワ・セリニー
ペルナン・ベルジュレス
アロース・コルトン


の3つの村で決められたグランクリュの区画は、
シャルドネを植えた時にはコルトン・シャルルマーニュまたはコルトン(ただしコルトンの白は本当に稀)
ピノノワールを植えた時にはコルトンとなります。

(ただの)シャルルマーニュというグランクリュのAOCもありますが、現在は生産がなくコルトン・シャルルマーニュと同じ扱いになっています。
昔、ジャドがたまーに作ってたんですけど、もうないのですね

赤のコルトンには区画名を合わせて名乗る事が認められていて、
コルトン・ブレッサンド
コルトン・プジェ、など区画を見るとどこの村か一応分かりますよ
リュー・ディは25もあるんですけどね。

丘の上にある森が水脈を繋ぎ留め、上部にはシャルドネ、下部にピノノワールが植えられています。
シャルルマーニュの名前からも分かる通り、中世のフランク王国時代の別荘に相当する荘園があったことにコルトンの名前も由来しています

ラペもいい生産者の鉄則「いいワインはいいブドウから=畑仕事が第一」の考えのもと、循環可能な農法を取り入れています。
醸造も圧搾は非常にゆっくり、樽も過剰でないように気を付けて使っています


今日のワインはどちらも赤ワインですが、ラペは元々白で有名になったドメーヌです
コルトン・シャルルマーニュはお値段も手頃で狙い目ですよ。
飲み頃を待つ必要はありますけど。

今では赤も非常にふくよかで魅力的です
10年くらい前よりも少しボディがあるように感じますが、それでも十分に上品です。
香りがストレートにフルーツと花のアロマで、いいですね〜

多分熟成したら、もっとレーズンやプルーンジャムの様になっているはず
それに下生えやキノコが加わった感じだといいですねぇ

良い熟成をした飲み頃のワインは飲んだ後の余韻が若いワインとは全然違いますね
のどの奥から戻ってくるような香り、官能が奥の方に長く留まってくれます

くーっ、この二つの88年もきっとそんな感じでしょう
店頭にグランクリュは在庫あります、村名は既に完売。

いくつか集めてラペ会やりたいですね











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2020年02月06日

ツグミ食べたい


お天気は非常にいいけど、今日は寒い〜
ようやく冬って感じになって来た(ならなくていいけど)


店頭では、2017年のハイツ・ロシャルデ限定品を販売しております

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低価格ワインはこれで全部です
これだけしかありませんー

もちろんペリエールやモルジョもありますけど、そっちも数本しかない

ラベル変わりましたね。
今年からの新しい試み、クレマンコニヴァンス(共謀という意味、ボジョレーのアレックス・フォワヤールと一緒に生産)が登場しました
面白そうです。
ほんとにお手頃価格なので買っておいた方がいいですよ。
飲むのはもう少し待ってからでもいいかも

ロシャルデ知ってる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
案外、プロよりも一般の方の方が経験があったりするかも。

輸入元のHP ↓
http://www.jeroboam.co.jp/wine_maker/hlochardet.html

ロシャルデは毎年、割り当てで、輸入元の営業さんも試飲できないくらい少ないのです
なので飲食店さんにはあんまり出回ってない。

アルマン(若きご当主)、今年は来ないのかな?
去年はオリヴィエ(バーンスタイン)さんに会ったので今年は彼に会いたい




では、今日は簡単におすすめワインを紹介します

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ビカール デル・スール シャルドネ・レゼルバ2017

ラベルの鳥はなんだろう
因みにこちらのワインは他の品種(シラーやカベルネ)も別の鳥のラベルです。

このワインはチリの白ワインです
シャルドネ100%

ワイナリーはチリの中心産地、セントラルバレーの中のマウレバレーにあります
ラペルやクリコに続いて有名なワイナリーが沢山ある場所です。

ワイナリーの起源は1825年、オーストリアからの移民であるペドレガル一族によって興されました。
この時すでにマウレバレーはスペイン人によって開拓され、良質のブドウが採れる場所として認められていました。
現在、畑の大半はマウレバレー内のロンコニージャ・バレーにあります。
(チリのサブリージョンってどれも〇〇バレーってなってるから、混乱しませんか??

ヴィーニャ・デル・ペドレガル社として6つのブランドを持ち、その内の一つが今日のアヴェス・デル・スールです
先にも書きましたが、このブランドは多様な地理のテロワールを表現すべく、
その区画で見ることができる鳥をラベルに採用しています ↓

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HPより

ブドウの良さを追求しつつ、リーズナブルであるように作られた非常に優れたデイリーワインです
このデル・スールだけでも種類も沢山、ヴィオニエやゲヴェルツ、シラーや遅摘みの甘口まで、みんな素敵なラベルで実に美味しそう

本当にこのワインはお値段がめっちゃ手ごろで嬉しいです
野口君に税金です‼️

ここは100%自社畑、それもあって品質にバラつきが全くありません。
元々ヴィンテージ毎の差が少ないチリなので、いつ買っても同じ味という信頼が一層増しますね

畑は全てサステイナブル農法で HACCPとDQSの認証も取得しています。
さらに農業廃水や醸造時の排水もワイナリー内で処理してから安全に土に戻すようプラントを整備、リサイクルに向いたライトボトルを敢えて使用しています。

収穫は南半球なので4月の上旬。
スキンコンタクトなしの発酵で、その後新樽60%で12ヶ月熟成

樽の香りがこってりではありませんが、程よいコクがありますね
トロピカルなフルーティさと爽やかな柑橘が混ざったボリュームのある香りです。

バランスが非常に良いですねー
すぐになくなっちゃうでしょう←良いワインの証拠

てんちょ、ワイン会の最初(一人でフライング)と最後に気軽に飲んでみて、美味しかったのでびっくりしました
参加者の方が後日、買いに来てくださって嬉しかった〜

夏にも楽しめそう。
あなたの食卓にも一度登場させてあげてください









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2020年02月05日

アヴァンギャルドなセカンド


こちらに書くのが遅くなりましたが、
3月2日のポルトガルワインセミナーは満席になりました

お申込みいただきました皆様、ありがとうございます。
キャンセル待ちも承りますのでお店までお問い合わせください。

アルバリーニョの秘密と魅力が少しでも理解できるようなセミナーにしてくれって、
輸入元にはプレッシャー掛けておきましたので
↑ 嘘です、信じないで


今日は業界向けの試飲会に行ってきました
100以上も出てましたし、良いワインがいっぱいあった

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ブルゴーニュから生産者が3人もいらっしゃってました

エレスティン・マッツィーニはラベルデザインを12年に変更して、醸造も全房発酵へと変えたそうです。
やはり気温の上昇で、アルコール度数が高く、酸度が低くなるを心配してますねぇ
ワインは17年でしたが、昔と全然違いますね
すっごく良くなってます

特にブルゴーニュ・ブランが美味しい
ジュブレ・シャンベルタン村の国道から一番東に離れた区画のシャルドネです ↓

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隣はピノノワールなのに全く異なる土壌だそうで、そういうところは本当に不思議。

シャペル・ド・ブラニーは、不思議なアペラシオン。
「ブラニーは単純だ」って言ってましたけど、いやいやいや、面倒やん。
ここもカメレオンAOCなんで、赤だけブラニーで白はムルソーかピュリニーになるんです
ラベルに「ムルソー・ブラニー」って書いてあるんですよー

3人目がマコンのフランツ・シャニュロー

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こちらのワイン、去年の試飲会に出しましたが覚えてる方いますかね?
ここのワインは本当に美味しい。
ボングランが大好きなてんちょですが、こちらも捨てがたい旨さだ

しかも価格がとてもリーズナブルだし。
ブドウが完熟してるなー、しかもいい酸があるし
一部大樽を使用してるそうですが、あまり感じません。
短い時間でしたが、結構お話してくれました




今日は超限定ブルゴーニュが入荷してますけど、紹介はまた今度。
別のワインを紹介します

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ラ・クロワ・ド・ ボーカイユ ・バイ ・ジェイド ジャガー 2006

ワインは有名だと思うんですが、何故こうなってるのかはイマイチ謎
意味は後で説明しますね

このワイン名、ご存知でしょうか?
こちらのワインは、
ボルドーのメドック2級のシャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンドワインです
AOCはサンジュリアンです。(従いまして必然的に赤ワインです)

ファーストと同様のオレンジ色のラベルが印象的なんですが。
いつもはこうなんです ↓

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これが、なんでか06からはこんなかっこいい前衛的なラベルになりました
ラベルのデザインは、ジェイド・ジャガーさん。

彼女は、ローリングストーンズのボーカル、ミック・ジャガーの娘さんだそうで。
デザイナーなんですって

裏もこんな ↓

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キャップシールも変わりました ↓

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うーん、なんでこの方とこのシャトーがコラボしてるんでしょうね…
HPも全然情報ない
醸造もテロワールもなーんにも書いてない。

カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン、プティ ヴェルドのブレンドです、フルボディ

てんちょ、格付けワインの中でも特にデュクリュ・ボーカイユは大好きですが、あの黄色のままで良かったんじゃなかろうか、と思う…
デザインの分、値上がりするくらいなら、元のままでも十分スタイリッシュだったし。

ローリングストーンズのファンの方にプレゼントならいいかも
ちょっと物珍しさで買ってみたのでした〜






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2020年02月04日

本家を見分けられるか


節分にも立春にも何の感慨もない、エセ都会人になったわたくし
気温が低いとはいえ、最高気温は二桁の名古屋。

今年は恵方巻の大量廃棄問題はないんでしょうか??
ちょっと前のクリスマスケーキとか本当にもったいない話

それよりも新型コロナウィルスですよね…
収束に向かうようには未だ見えない、不安な状況。
人や物が地球規模で簡単に移動してる昨今では伝染病の急速な拡散は致し方ないのかもしれませんが、早く収まって欲しい





フランスでは、工業的なカマンベールチーズにはAOPの認証を与えない決定が下されたそうですが、
カマンベールは長年、人気故に高温殺菌乳を認めるか生産地域の拡大を認めるか、など沢山の議論や対立があります。

カマンベー・ド・ノルマンディcamembert1.png
GRAINDORGEより

日本ではそれ以前に、AOPで保護された「カマンベール・ド・ノルマンディ」をきちんと理解してる人はとっても少ないのが残念
しかし、実はカマンベールの名称を巡っては、日本だけじゃなくてフランス国内やアメリカでも同様なんです。

カマンベー・ド・ノルマンディは名前の通り、フランス北部のノルマンディー地方のチーズです

4つの県にまたがって細かく産地が決められています。
都市としてはルーアンカンが大きな街ですが、二つとも地域外、北のシェルブールは範囲内です。
カマンベールは中心となる産地の村の名前で、オルヌ県アルジャンタン郡ヴィムーティエ小郡にある小さな田舎の村です。

ここ ↓

カマンベール.png
(ここからシェルブールって結構遠い…)

ノルマンディー産の伝統的なカマンベール村の白カビチーズは、パリ万博に合わせて開通した鉄道によってパリへの出荷が可能になり、ナポレオン3世のお気に入り、などの評判も手伝ってパリで一大人気となります
今でも使われている木のケースのおかげで長期輸送にも絶えられた事も大きな要因です。

元々この白カビチーズには名称がなく、カマンベール村のチーズが月曜に市場に並ぶのが美味しい、という評判から「カマンベールのチーズ」と呼ばれる様になったのですが(これが18世紀前半)、パリで評判になり売れるとなると当然模倣品が出回るようになります
コピーチーズが出て来るのは必然。

品質の良い物だけならまだしも、やっぱり本家とは似ても似つかない粗悪品も出回り、地元の生産者は団結して自分たちのチーズを守ろうと努力します。
「正真正銘のカマンベール」という名称を用いてた時代もありましたが、1983年になってようやくカマンベール・ド・ノルマンディという名称で、産地や牛の種類、搾乳、殺菌、凝固など細かく規定されるに至りました

でも、この1983年の規制は遅すぎたんです

フランスでブリ―やコンテと並んで有名なカマンベールチーズは、法規制が始まった時点で既に多くの産地や工場で真似されて、似たような白カビチーズが、わんさか生産されてました。
正式名称のカマンベー・ド・ノルマンディとは名乗れませんが、カマンベールとだけ名乗る事は禁止できなかったんです

これがカマンベールチーズの悲劇かも、有名が故にオリジナルが隠れてるという皮肉

日本でも美味しくない(はっきり書かせていただきました)白カビチーズが「カマンベール」として大きな顔して売られていますが、あれはそもそもがロングライフ製法で本当のナチュラルチーズとは言えない、「なんちゃってカマンベール」です。
「カマンベール風」と言うべきか。
でも大半の方にとってはあれがカマンベールなんですよね…

こういう法規制に基づく名称は、ワインの世界でもかつては同じでした
スパークリングワインであってもシャンパーニュではない、
カリフォルニアのシャブリ(今はないです)、オーストラリアのプロセッコ(品種の名称なので違法でも問題でもない)、など。
ややこしいと言えばそうかも。

神戸牛や松阪牛でも同じ、黒豚や地鶏もそうですが、
良心と金儲けの天秤はどうしてもあっちに分があるもんです

で、このカマンベー・ド・ノルマンデというチーズ、
食べやすいと思われている方が多いかもしれませんが、本物は個性のある味です

ミルクのコクに加えて、若い内は塩味くらいしか感じませんが、熟成するとウォッシュチーズにも似た粘性が表皮に出て来ます。
上手に熟成させると真ん中がスプーンですくえそうですんごく美味しいですが、変な熟成になってしまう事も結構あるので要注意です
熟成させすぎると、ピリっと辛くなって来たり、えぐみが出たり。
上手く熟成させるって冷蔵庫では特に難しい

カマンベールの周辺には、
リヴァロ
ヌシャテル
ポン・レヴェック
という同じく伝統的なAOP認定を受けたチーズがあります

どれがどんな種類か分かりますか??
(日本ではあんまり美味しいリヴァロに当たった事ないです)

生産量の増加には需要の増加=人口増加、も大きな一因としてある訳で、食べる人も作る人も沢山いればこだわりの限定品だけでは成り立たないという側面もあるにはある。
フランスの工場で大量に作られる白カビチーズが実際に多くの人に消費されてるのは事実です。
名称の問題はまた別ですが。

コンテやブリ―も、規定内であっても生産が増えすぎて、産地の周辺の環境に悪影響があるとか

フランスのナチュラルチーズは本当に美味しいものが多いので早くEPAが全面的に適用されるといいのになー

チーズは勉強するというより専ら食べるだけ、のてんちょ。
まぁ、ワインも飲むだけ、ですけど

…チーズの話は簡単にしてワインの紹介しようと思ったのですが、長くなってしまったので明日します







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2020年02月02日

首都言えますか


明後日はもう立春ですね
早いー


イベントページに2月の試飲会の案内を載せました
今月は「ボルドー・南西地方」です。

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ボルドーって赤のイメージだと思いますが、ペサックの白やソーテルヌなどの貴腐ワイン、クレマン等、多彩なんですよ
フルボディの赤だけじゃない、ボルドーワインをじっくり飲んでみてください。

今月は一緒に南西地方のワインも出しますね
シュッド・ウエストと呼ばれるボルドーの南にあるこの地方、ピレネー山脈の麓からアルビの古都まで広がる産地です。
沢山のAOCがありますが、いくつかおススメを紹介したいと思っています

写真のワインは全て飲めますよ〜
25名で20本以上は出しますので



では、今日のワインを紹介します

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シャトー・ベラ カベルネソーヴィニヨン2015

新発売の初入荷です。
このワインは、ドイツ・モーゼルの超一流生産者であるエゴン・ミュラーが作っています

彼の作るワインはドイツ5大シャトーの一つ、シャルツホフベルガーです
リースリング100%

これのアウスレーゼってば、諭吉さんが9人も必要なんですよ
それでも日本入荷は極僅か(店頭にありまっせ)

そのエゴン・ミュラーが作っている別のシャトーです
産地はスロヴァキア
ミュラー家に嫁いだ奥様の実家のブドウ畑だそうです

ワイナリーよりもホテルとして有名みたいですね

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HPより、以下同様

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すんごい豪華です。
婚礼もパーティも、なんと狩りもできる。

オーナーはミロスラフ・ペトレッチさん、エゴン・ミュラーと一緒にワイン作りをしてます。
2001年からはリースリングとカベルネソーヴィニヨンだけを栽培していましたが、09年からは甘口を作り始めたそうです。

スロヴァキアですよ〜
ハンガリーの北、旧チェコスロヴァキアが二つに分かれた片方です
ここ ↓

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シャトーがあるのはここ ↓

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ハンガリーに近いですね

スロヴェニアと混同しませんように
それはこっち ↓

シャトー・ベラ.1png.png

スロヴェニアは旧ユーゴスラヴィアから新しく独立した国ですが、他にも独立国が多く混乱しやすいですね

他にも、
クロアチア
ボスニア・ヘルツェゴビナ
セルビア
モンテネグロ
マケドニア が旧ユーゴでした。
内戦はまだ記憶に新しいところです。

スロヴェニアはイタリアと地続きで、オーク樽の生産もあるので北イタリアの生産者絡みで聞くことが多いのではないでしょうか

で、そのエゴン・ミュラーが作ってるスロヴァキアのシャトー・ベラですが、
これまではドイツと同じくリースリングの輸入があっただけ
それがこちら ↓

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そしてこの度、ここのカベルネソーヴィニヨンが日本新発売、初入荷となりました
それが今日のワインです。

でもねー、詳しい情報が何にもないわ
栽培や醸造、畑の事もなーんにも分かりません

しかも来たばっかりで飲んでないし

リースリングはキレのある辛口です、冷やすと一層きりっとした印象になりますが上品な酸味で美味しいです
シャルツホフベルガーとは違う作りです。

カベルネソーヴィニヨンも同じく冷涼な気候の土地らしい、繊細でエレガントなスタイルの様です
アルコール度数も12度しかありませんので、今どきの事情からしたら珍しいかも

高くありませんので、珍しいワインをお探しの方にもおすすめです
試飲会におまけで出すかも。

因みにスロヴァキアの首都はブラチスラバです














posted by cave MITSUKURA at 15:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月01日

黄色の衣装で復活


今日も風が冷たいですね〜
全豪オープンはロジャーがいなくなって残念無念


昨日案内を始めました、
3月2日のポルトガルワインセミナーは残席が少なくなっております

こんなに早く埋まるとは驚きですが、大変ありがたいです。
月初の月曜で、ポルトガルなのに(ポルトガルワインの関係者の皆さん、すんません)

ご検討中の方はお早めにお申込みいただけますようお願いします。



では、新入荷ワインの紹介します

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シャトー・ドゥーザック2015

名前は知ってるけど飲んだ事ない、
あるいは、
名前は聞いた事あるけど忘れた、なんだったっけ、
という方が多いのではないでしょうか??

こちらは、ボルドー、メドック5級格付けの赤ワインです
(くどいようですがメドックは赤ワインしか名乗れません)
AOCはマルゴーです。

てんちょが勝手に盛り上がってる、「マイナー格付けシャト−会」には欠かせないであろうワインです

…いやぁ、だって、絶対ランシュバージュやダルマイヤックと比べたら…
しかし、これはワインの悪口ではありません

正直、2,30年前には格付けシャト−の名に及ばないような低品質のワインってありました
1855年から150年余りの間、一度も見直されていないんですから、そりゃー中には所有者が変わってイマイチになった蔵もあります。
格付けよりもブルジョワの方が高価格なワインもありますし(今でも)

2級(またはそれ以外でも)でこの味かぁ…
っていうシャトーありましたもん

でも、今はもう違います
今、格付けシャト−である名誉を無駄にするなんてもったいない事この上ない、罰当たりな所業です。
力を入れてないシャトーはすぐにどこかが買い取って改革を始めるでしょう。

「格付け」という、努力ではもう手に入らない称号は持ってるだけで価値があるので、このを使わない手はない
(まぁ、よほどの政治力とお金を使えば格付けの見直しもなくはないかもしれませんけど)

と言う事で、ちょっと前まで「え〜、これかぁ」なんて思われてたシャトーは今や、昔とは雲泥の差の高品質ワインに変貌しています。
そういうシャトーはまだ価格が高くなっていなくて狙い目です


…前置きの暗い話が長くなってしまいましたが

ドゥーザックっていつからこんな黄色のラベルになったんでしょう???

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衝撃だわ。
結構好きですが。
2004年からの様ですね、因みに以前はこんなラベル ↓

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HPより以下同様、これより古いデザインももちろんありました

ドゥーザックの歴史は古く、1190年に英国王、リチャード1世(獅子心王)からこの地を拝領したペトリュス・ドゥーサックが起源になっています
ちょうどライオンハート王が第三回十字軍に参戦する直前です。
鎌倉時代だ。

かっこいいシャトーです ↓

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その後長い歴の間に所有者は何度か変わっていますが、1989年にフランスの保険会社のMAIFが所有権を取得、2017年に新しいコンサルタントのもとで大きな改革が行われています。

今日の2015年は当たり年として評価の高いヴィンテージです

ブドウの出来も良く、収量も多く、いい事づくしの年でした。
ただ、同様の05年、09年と並んで値段が跳びぬけて高い事がある
その点、ドゥーザックの15年はそんなに高くなくて買いやすいです。

カベルネソーヴィニヨン72%、メルロー28%

こちらのシャトは珍しく一塊の45haの畑を持っていて、フランやプティヴェルドは栽培してないんですね
セカンドやサードワインも同じく二つの品種だけ。

シャトーではブドウ畑を含む120haの敷地で循環農業を実践しています
養蜂を行い、羊も飼っています ↓

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てんちょ、もしこれ飲むならいつ振りだろうか〜
結構楽しみかも

店頭にもありますので、あなたもお試しになってみませんか









posted by cave MITSUKURA at 18:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月31日

魅力あふれる土着ブドウの伝道師来る


Mnifique
お天気は快晴なんですが、冷たい強風が吹いてる名古屋です。

29日の試飲会にご参加の皆様、ありがとうございました

モンジャール・ミュニュレのクレマン、キュヴェ・クロエも美味しかったです ↓

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シャルドネ100%だから、ややスッキリした印象ですが酸がきつい訳ではなく、柔らかに仕上がってました。
てんちょはやっぱりピノノワールの方が好きです。

そして、最近、何だからワインが余るような…
皆さんそんなに飲まなくなったのでしょうか???

2月の試飲会は26日です
明日にでもご案内しますね〜



HPのイベント欄とFacebookに「ポルトガルワインセミナー」の案内を載せました

日本ではようやく、夏場のヴィーニョヴェルデが定着してきたくらいで、まだまだ認知度の低いポルトガルワインです。
ポートも知名度は高いですが、詳しくご存知で実際に楽しんでる方となると少数派でしょう。

今回は3名の方が来店してくれるのですが、中心となるのはアンセルモ・メンデスさんです ↓

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SNSより拝借しました

彼はポルトガル北部のミーニョ地方の出身です。
スペインとの国境からすぐ南、大西洋からは内陸に入ったメルガソで育ち、農業工学や醸造を学び、いくつかポルトガルのワイナリーでコンサルタントを務めていましたが、1998年に自分のワイナリーを故郷に設立しました

メルガソモンサオンという地区は、DOCワインの代表でもあるヴィーニョヴェルデにおいて、
9つあるサブリージョンの最も北に位置しています。
ワイナリーがあるのはここ ↓

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本当に国境ギリギリの場所。
モンサオンもメルガソも聞いた事ないですね
因みに国境を流れるのがミーニョ川です。

そして、ポルトガル語の表記って発音が独特ですね
Monção=これで「モンサオン」と読みます。
(ダオンと同じです、アルファベットだけを見るとダオですし、昔の資料にはダンって書いてありましたし、どっちも間違い。
 カタカナ書きならダオンが最も近い)

話をワインに戻して。

さっぱりした微発泡、「緑のワイン」として知られるヴィーニョヴェルデですが、ちょっと前までは半甘口の低アルコールワインが多くて、まさに夏に水代わりに飲む安ワインだったんです
イタリアのフラスカティと似てるかも。
(安いだけのワインであることを覆すべく努力したフォンタナ・カンディーダのフラスカティは素晴らしく美味しい)

そうした安いけど一流じゃない、と思われていたヴィーニョヴェルデの品質向上に一番尽力したのがアンセルモ・メンデスさんなんです

彼はブドウ栽培を見直し、低収量で高品質のブドウを得るために選定や仕立てを工夫、醸造では木樽発酵を取り入れたりシュルリーによる熟成で深みを出したり、本格的な辛口の白ワインとしてヴィーニョヴェルデの知名度アップにとても貢献しました

結果的にアルバリーニョの品質向上にもなり、彼は「ミスター・アルバリーニョ」と呼ばれる様になり、ミーニョ地方だけでなく、ポルトガルを代表する作り手としても有名な人となったのでした

斜面の畑は作業が大変そうですね ↓

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HPより、以下同様

ワイナリーは近代的です ↓

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アンセルモ・メンデスでは、
ミーニョ地区の土着品種でもあるアルヴァリーニョ
リマ川沿いの歴史ある品種のロウレイロ
ドウロ川沿いヴィーニョ ヴェルデ南部で造られるアヴェッソの3種の自社畑の白ブドウと
黒ブドウ1種を主に栽培しています
(ただし黒ブドウは買いブドウもあり)

ヴィーニョヴェルデというワインは、ポルトガルの最高級DOCワインとして規定されていますが、規制の内容がはっきり明記してある資料がほとんどない
実態が不明瞭だ

今の主流は辛口の白ワインで、微発泡してる物が多く、酸味がある軽やかなスタイルが多いです。
生産は少ないのですが赤もロゼもあるんですよ。
発泡してないスティルの白もあり、結構何でもアリなんです…

使用できるブドウ品種は、アルバリーニョの他に、
ローレイロ
アリント
アザール
トラジャドゥーラ
パデイロ
エスパデイロ など、が認可されてるみたいです。

「など」ってなんだ 「など」って

ですが、やはり一番重要な品種はアルバリーニョです

同じヴィーニョヴェルデでも、生産者によって使用するブドウが違いますが、アルバリーニョで作られたワインの方が格段に美味しいものが多いですね

ポルトガルは土着品種のるつぼですので、名前を聞いても黒ブドウなのか、白ブドウなのか、さっぱりワカラナイ品種も多い
さっきのアヴェッソもそうですが、一体どんな品種なんだろう…

セミナー当日は、とくにこのアルバリーニョについてお話を聞けたらと思っています

スペイン北西部のリアス・バイシャスでも重要な品種です。
酸が高く、白い花のアロマがあると言われるアルバリーニョ、てんちょは大好きです

そして、アンセルモ・メンデスさんは、自分のワイナリーの他にもう一つ、リスボン郊外にあるアデガマインというワイナリーの醸造家兼コンサルタントでもあり、当日はこちらのワインも試飲しながらお話を聞くことになっています。
二つもワイナリーの説明、時間足りるかなぁ

こちらのアデガマインは、バカラオと呼ばれる干しタラ(めっちゃ塩辛いです)の生産で成功した一族のワイナリーです。
スペイン、ポルトガル料理には欠かせないバカラオですが(ポルトガル語だとバカリャウと言うみたい)、日本人には塩が強すぎて非常に厳しいかも…
戻して塩抜きしてるのに、あの塩辛さ

アデガマインも大規模で近代的なワイナリーです
お金持ちな香りがするわー ↓

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HPより、以下同様

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いいブドウ、手摘みですね

アデガマインからは二つのワインを試飲します

トゥリガナショナル2017 赤
ヴィオジーニョ2016 白

どちらもブドウの名前、でもヴィジオーニョって知らないわー
未知の体験、してみませんか???

今回も1本お土産ワインが付いています
2500円でこれは大変お得ですよ


3月とまだ先ですが皆様のご参加を是非お待ちしております



posted by cave MITSUKURA at 17:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月29日

泡まみれ ビンジ


今日は特に暖かいですね
あんまり雨が降らなかった名古屋、最高気温が15度だそうで
3月の気温だって。

新型コロナウィルスも収まるんでしょうか…
愛知でも感染者が出ちゃって、怖いですね
うちみたいなお店にはどーしたって不特定多数の方が出入りする訳ですからねぇ



お知らせです
カーヴミツクラでは交通系電子マネーIDが使えるようになりました。

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もちろん従来通りクレジットカードも使えます。
ただし、QRコード決済(なんちゃらペイっていうの)は導入していませんので、ご了承ください。

そしてキャッシュレス決済の還元にも既に申し込み済ですが…
どうなっているのかイマイチ分からないまま
ポスタ―などは届いているんですよ。
確認中です…


さて、今日は試飲会です

やっぱり消費税増税の影響をじわじわ感じますねー
去年だったら予算的にもう少し余裕があったのに
コンビニでもあっという間に1000円くらいいっちゃって、驚く

あぁ、美味しいスパークリング飲んで忘れたい






posted by cave MITSUKURA at 15:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月28日

ラベルはピンク


今日、気まぐれで二つ目のブログ書いちゃいます。

明日の試飲会に出すスパークリングを一つ紹介します

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モンジャール・ミュニュレ クレマン・ド・ブルゴーニュ キュヴェ・クロエNV

名前の通り、ブルゴーニュのクレマンですが、モンジャール・ミュニュレは有名ですので知ってる方が多いでしょう
あの「手」の紋章が印象的ですよね。
なぜ、あれなんでしょう??

このクレマン、スティルのミュニュレとは全然違う何故かピンクのラベルですが、裏にはちゃんとあの紋章が書いてあります ↓

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モンジャール・ミュニュレはヴォーヌ・ロマネでも指折りの地主で、家計は17世紀の前半まで遡れるブドウ栽培家たっだようです。
1945年に婚姻によってドメーヌを両家の名字を合わせた物に変更しています。

エシェゾーグランエシェゾーはDRCに次ぐ面積を所有していて、北から南まで35ものアぺラシオンのワインを生産しています。
現当主のヴァンサン氏の父親はヴォーヌ・ロマネの村長だった方です。

今、こちらのドメーヌはヴォーヌ・ロマネで「リシュブール」という名のホテル・レストランも経営しています
行ってみたい〜

今日のクレマンは、お孫さんのクロエちゃんの為に新しく作られた物です
こんなかわいいお嬢さん ↓

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HPより、今はもっと大きくなってるはず

ヴォーヌ・ロマネにある"Les Lutenieres"という区画のシャルドネ100%からつくられる、ブランドブランですが、
瓶熟期間など詳しい情報がない

クレマン・ド・ブルゴーニュの規定では瓶熟は9ヶ月以上ならOKなので、それくらいなのかもしれません
でも、天下のモンジャール・ミュニュレだし、もっと時間かけてるかも。

飲めば分かりますよ

この9ヶ月、と言う数字は大変微妙な規定です
この最低瓶熟期間はスペインのカヴァと同じですが、瓶中で酵母が働きを終えて澱となり、活動前に取り込んだアミノ酸を放出するのに必要な期間がおよそ10から11ヶ月と言われています。
この酵母が自己溶解する過程をオートリーゼと言います。

規定ギリギリの9ヶ月でデゴルジュマンすると、シャンパーニュの様な酵母の放つコクや香ばしい香りがなく、よりスッキリとしたスタイルになります。
ヴィンテージ・カヴァだけを生産する、ロジャーグラートはそれを嫌い、より深い香りと味わいにするために規定以上の2年から3年ととても長い期間を瓶熟に費やしています。

この辺りは経済的な理由や、生産者の狙う味わいの違いにもよりますので、一概に批判はできませんが、
やはり瓶熟期間が長い方がより評価が高いのは仕方ありませんね

明日、出しますのでご参加の方はどれくらいか推測してみて下さいね
外観は素敵な黄金色だし、期待できそうですね〜







posted by cave MITSUKURA at 16:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

出して眺めてまた仕舞う


もう1月も終わり、早いもんですね

今日は時間があるので、お店のセラー奥でキープしてるワインの整理をしてみました
もう古いワインがないです。
でも飲んだ結果なので、それでいいの

やろうとやろうと思っていて出来てないワイン会がいくつかあるなぁ


今年こそトロタノワ

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↑ もうこの写真何度載せてんの
  2017年11月に撮った💦

いやー、1本が高くて
特に95のマグナムと00のレギュラーが…
会費がどっひゃーになりそうだし、二の足を踏んではや3年

ついでに、これも揃った ↓

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アルヌー・ラショー

銘柄は自分で読んでね
読みやすい字でしょ、結構いい感じのヴィンテージなのですよ
これはすぐにでも実現できそう、3月か4月にやりましょう。



あとは、「マイナー格付けメドックの会」を最近のヴィンテージでやりたいんですが、

Ch.ドゥーザックのいいのがない

60シャトーで最も忘れられているワイン(ワインの悪口ではないですよ)、
多分これだろうなぁって言うのを何本か集めてみたので、これも近い内に飲みたい。
あと少し探します


実はもう二つくらい作戦練ってるワイン会があるんですが、新ヴィンテージが発売になってからかなー、と。
本数がそこまでないので。


明日は試飲会ですが、あと数人空いております
誰か来ませんか〜





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2020年01月26日

ドメーヌ名が難敵かも


ニュースやワイン記事を読んでいて、もう中国との相互主義って日本からやめるべきじゃないでしょうか?

例えば成都は中国語ではチェンドゥと発音します、英語をはじめとするアルファベット表記でもChéngdū(同じくチェンドゥと発音)となっています。
でも日本だけ「せいと」って日本語読みしていますよね?

これは中国では日本の固有名詞は中国語の読みで発音されるため、日本も向こうに倣って(お返しに)日本語読みをしているというもの。
だから中国のニュースではでは村山さんは「ムラヤマ」ではなく「ソンサン」と言われるのですが。

これでは国際的に取り残されるだけです

英語の記事でNingxiaって出てきてもどこの事か分からないですよね
ニンシャーは寧夏の事です、内モンゴルの自治区の一つでワイン栽培が近年盛んになっている地域です。

中国が勝手に日本の固有名詞を中国語読みしてるのはやらせとけばいいんで、
日本だけでも固有名詞の独自の発音を踏襲するように変えるべきだ
北京はかろうじて通じそうだけど、共通語のベイジンにするべきじゃなかろうか
かつては韓国ともそうだったのを、ずいぶん前にお互いの固有の発音を尊重するように変えましたね。
ハングルの影響もあるでしょうけど。

って、Ningxiaのワイン記事を見て「忍者???」と、てんちょは思ったのでした




今日もワインを紹介します

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デ・ゾビュイジエール ヴーヴレイ キュヴェ・ド・シレックス2018

このドメーヌ、発音が難しい…
Domaine des Aubuisieresです、オビュイジェールのAが前のSとリエゾンしてるんです。

飲んだ事ある方いらっしゃいますか?
国際的にも非常に評価の高い生産者ですよ

ラベルデザインがちょっと変わりましたね⭐️

ワインはフランス、ロワール地方の真ん中辺り、トゥールから東へすぐのヴーヴレイ産、白ワインです
ブドウはシュナンブラン100%、この地方ではピノー・ド・ラ・ロワールとも呼ばれています。

法的にはトゥーレーヌ地区に分類され、ヴーヴレイには白またはペティヤンかムスーの発泡白だけが認められています。
赤もロゼもなし。
味は辛口から甘口まで幅広くOK
ヴーヴレイ村を中心に8つの村での生産が認められています。

今日のワインは辛口です
でも、とても深いコクがあります。

ヴーヴレイと言えばスター生産者のユエがいますけど、こちらのデ・ゾビュイジエールも劣らず素晴らしいワインです
ロワール川から北へ少し、丘を登った場所にドメーヌと畑があります。

ご当主はベルナール・フーケさん、こんな方 ↓

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輸入元HPより

彼はヴーヴレイで最高と言われる区画、ル・クロを中心に30ha藻の畑を所有しています。
こんなきれいな眺め ↓

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HPより、以下同様

「畑仕事が第一」という信念のもと、リュット・レゾネを実践。
父親の後をづいたフーケさん、88年からは元詰めを開始しましたが、ワインはすぐに評判になり電話が鳴りやまなかったそうです
国際的なコンクールや評価本でもいつも高評価です。

セラーの様子 ↓

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ジロパレットがあります
ここはスパークリングも作っています、今度買ってみようかな


今日のワインが一番スタンダードな物で、シレックス土壌
Les Girardieres レ・ジラルディエール
Les Perruches レ・ペリュシュ
Les Chairs Salees レ・シェール・サレの3つの区画で栽培されたブドウのアッサンブラージュに拠るワインです

シレックスはロワ―ルでは特に使われる土壌用語?で、二酸化ケイ素の結晶(石英)を含む土壌を差します。
ケイ酸塩と同じでいいのかな。
フーケさんのシレックスでは粘土質や泥灰土が混ざっています。

これが二酸化ケイ素 ↓

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wikiより、ライムストーンよりももっと透明です

畑にあるのはこんなに白くないけど、こうした結晶が多く含まれる畑ではブドウの酸味が一層際立つようです
キリっとしたワインになるのです。

が、正直、細かい土壌って難しいです。


タンクと樽を併用した発酵、熟成には新樽20%ほどでバトナ―ジュを行います
MLFは行わない(でも酸味は辛くない)、瓶詰めは早めです。

百面相ブドウのシュナンブランの綺麗な酸が生かされていますね〜
それでいて余韻の長さやコクが素晴らしく美味しい

こういうシュナンブランを楽しんでもらいですね
アンコウやフグの鍋にもとっても合うと思いますよ。

おすすめです









posted by cave MITSUKURA at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月25日

ワインもテンパリングしたりして


明日からは雨続きみたいですね
冬の雨って冷えるはずなんですけど、やっぱり今年はそんなに寒くないです。

武漢市はついに都市封鎖ですか
春節に人が移動したら感染は拡大するでしょうし、致し方ないのでしょうね…
今は世界中に簡単に移動出来ちゃいますし。

それにしても、一つが収まってもまた新しいウィルスが次々現れていますね、
ペストやスペイン風邪も決して根絶した訳じゃないし再流行したら大変


木曜日はフグづくしとボングランの会をやってみました

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少人数だったのでご案内出来なくてすみません。

予算の倍ぐらいの内容でした
お店のご厚意に甘えまくってしまい、いいのだろうか…

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マグナムのヴィレクレッセはどれも感動的な美味しさで、てっさ、白子焼、てっちり、いい相性でした
八寸のローストビーフに焼雲丹とか、白子のしゃぶしゃぶ、最後の雑炊まで完璧だった

やっぱりお外に出かけるのもいいですね




それでは、季節ものというか、ちょっと変化球?なワインを紹介します

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マーレ・マンニョム チョコレートチューブ プリミティーヴォ2015

特別パッケージ入りの中々良い見た目
この模様、テンパリングしてるチョコレートですよね

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プリミティーヴォの表示で分かるように、
このワインはイタリア、プーリア州の赤ワインです

チョコレートっていう名前ですが、全然甘口ではありません
フレンチとアメリカンの樽で熟成させたカカオの様な香ばしい風味、まろやかでフルボディな赤ワインを「チョコレート」って表現したんですね。
辛口のフルボディワインです。

…紛らわしいじゃないか

プーリア州はイタリア長靴半島のかかとに当たる州で、経済的に発展した北部、観光で栄えるティレニア海側と比較すると、ド田舎で繁栄から取り残された感は否めませんが(すんません、でも手つかずの自然が残るいい場所)、ここ10年は素晴らしいワイナリーが続々と登場して見直されている州なんです

今日の、マーレ・マンニョムは一言で言うと
「特異なパッケージのワインを作るのが得意」な生産者です
(駄洒落じゃないわよ)
今日のワインもそうですね。

2006年、プーリア州のターラント県マンドゥリアで創業のまだ新しい会社です。
マンドゥリアと言えばDOCも認定されているプリミティーヴォの産地です

まんにょむ、って不思議な響き
何系だろう???
でも、Magnumだからマニョム(またはマグナム)じゃないのー

さらにこの会社は、イタリアだけでなく、スペイン、南ア、アルゼンチン、アメリカ等世界10か国でワイン生産を行っている大企業です

創業はワイン業界で20年以上の経験がある二人の男性で、タキス・ソルダトさんとマリオ・カルゾラーリは
「高品質で高い価格のワインを作ることはもちろん可能だけど、多くの人に求められているのは低価格でも高品質のワインだ」
という理念の物で、リーズナブルで美味しいワインを作っています。

今日のチョコレートチューブも気軽に挑戦できるお値段なのか嬉しいです

中南部イタリアの伝統的な仕立て、アルベレッロ仕立てのブドウで、9月中旬に過熟するまで待って手摘みで収穫は行われます。
小容量のタンクと樽で発酵させた後、フランス産とアメリカ産の225リットルの樽で6ヶ月熟成させています。

しかも、通常の現行ヴィンテージは2017なんですが、これは2年熟成の15年なんですよ
来歴や保管には問題ありません。
アルコール度数14.5%のフルボディだったのが、(多少は)こなれて優しくなってるはず。
落ち着いた味わいがいいでしょう

バレンタインのプレゼントにも最適
オリジナルボックスにも入ってますし。


今月の試飲会は「瓶内二次発酵スパークリング」がテーマですが、おまけでこれも出してみますね
是非お試しください〜









posted by cave MITSUKURA at 16:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月22日

ラインの侍ぶどう


曇りの名古屋、朝は晴れてたんですけど。
関東では例年にない多雨の1月になってるようですね
乾燥する冬ですが、確かに今年は静電気があんまり起きてない

少し前にずーっと持ってた珍品を飲んでみました

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マルク・コラン ビール

確か2年くらい前の先行予約限定品で、たったの6本しか来なかった希少品です
マルク・コランはブルゴーニュ、サントーバンの人気生産者で特級モンラッシェを含めサントーバンにも8つもの1級畑を持っています
今はネゴスもやってます。
ビオですが美味しいです、1級シャトニエールが好き

そんなコランが友人のブリュワリーでモンラッシェの澱を混ぜてビールを作った
詳しくは過去のブログで ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/462038439.html?seesaa_related=category

これ、美味しかったですねー
1本しかないのでもうないですが

その内、マルク・コランのホリゾンタル・テイスティングやりたいですね



今日、紹介するワインは店頭では定番です
しかし、これも久しぶりに飲んでみて大変美味しく感動したので再度紹介します。

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シェーンレーバー・ブリュームライン ラインガウ甲州2016

読んで字の通り、ドイツ、ラインガウの白ワインです。
品種は甲州

甲州ですよ

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日本国外で唯一(じゃないの?)、もちろんドイツではここだけ、何故か日本固有品種の甲州を栽培しています
そして、それは大成功してます。
素晴らしく美味しい。

その前に生産者についてちょっと説明します
ラインガウの場所は皆様、お判りでしょうか??

スイスに始まりストラスブール東の独仏の国境を北へマンハイムを経て流れるライン川は、フランクフルトの西にあるマインツで西へ曲がり、リューデスハイムを過ぎるまでほぼ東西水平に流れていきます。

この東西の流れの北にあるのがラインガウです
南側はラインヘッセン

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ドイツワイン辞典より

真ん中にあるけど、ドイツ全体を地図に入れると小さくなっちゃいますねぇ…

ワイナリーはここにあります ↓

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すぐ南にライン川、学校終わって帰ってきたら川へ泳ぎに行けるー(今時の子はそんなことしないだろうか)
ここはワイナリーがある街中なんで、畑はもっと北の斜面にあります。
すぐ裏手にシュロス・フォルラーツがあるなんて、いいなぁ

ワイナリーは二つの家の婚姻によって新しい道を歩んでいますが、両家とも非常に古い歴史を持っています
どちらもラインガウで、シェーンレーバー家は1746年創業、ブリュームライン家は1792年創業。
婚姻は1979年、現在の当主フランクさんが2003年に当主(シェーンレーバー家として13代目)になり、同時に甲州の栽培を始めました。

日本へのワインの輸出は1990年代から行っていましたが、2001年、ワイナリーで日本のソムリエとワインコンサルタントと話している時に
、「ドイツで甲州を栽培できるだろうか」
という話題になり、即座に同意したそうです

こうしてフランク氏は自らの決断で(独断)、何故かドイツで甲州を栽培する最初の人物になった訳ですが、
この取り組みは大成功ですね


こんな畑 ↓

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WEIN.COMより以下同様、ドイツ語さっぱり読めません

フランク氏はこんな方 ↓

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そしてこれがドイツの甲州 ↓

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見た目は同じですね、粒の間が広いけど

話の発端は2001年ですが、様々な規制をクリアするのに2年もかかり、ようやく2003年に栽培を始めます
元は生食用や大量消費ワインに向いた品種である甲州はフランク氏には全く未知のブドウだったでしょう。
きっと何回か後悔したんだろうなぁ

しかし彼は諦めなかったんだなー、
「一般に考えられているような軽いブドウじゃない、香りの良さを表現したい」と慎重な栽培・醸造によって、ついに2008年最初のヴィンテージが誕生しました

てんちょもこの時飲んでみましたが、へーって感心しました
それから8年、今店頭にある16年はもっともっと美味しくなっていますよ

南半球ワインの様なトロピカルな香りもあり、ソーヴィニヨンの様な爽やかさもあり、過剰な樽はゼロ
ぶどう果汁の厚みを感じるリッチな味わいですね〜
物凄く美味しいですわ

飲んだ事ないあなた、是非飲んでみるべきですよ



…因みにてんちょ、これがブラインドで出てきて全く分かりませんでした〜
う、うちのワインなのにいぃぃ

いや、こんなもんだ
「あー、ドイツの甲州ですね!」って、言えるかっ

と言う事で、やっぱりたまには飲んでみないといけませんね
美味しかったよ〜









posted by cave MITSUKURA at 14:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする