2020年01月25日

ワインもテンパリングしたりして


明日からは雨続きみたいですね
冬の雨って冷えるはずなんですけど、やっぱり今年はそんなに寒くないです。

武漢市はついに都市封鎖ですか
春節に人が移動したら感染は拡大するでしょうし、致し方ないのでしょうね…
今は世界中に簡単に移動出来ちゃいますし。

それにしても、一つが収まってもまた新しいウィルスが次々現れていますね、
ペストやスペイン風邪も決して根絶した訳じゃないし再流行したら大変


木曜日はフグづくしとボングランの会をやってみました

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少人数だったのでご案内出来なくてすみません。

予算の倍ぐらいの内容でした
お店のご厚意に甘えまくってしまい、いいのだろうか…

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マグナムのヴィレクレッセはどれも感動的な美味しさで、てっさ、白子焼、てっちり、いい相性でした
八寸のローストビーフに焼雲丹とか、白子のしゃぶしゃぶ、最後の雑炊まで完璧だった

やっぱりお外に出かけるのもいいですね




それでは、季節ものというか、ちょっと変化球?なワインを紹介します

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マーレ・マンニョム チョコレートチューブ プリミティーヴォ2015

特別パッケージ入りの中々良い見た目
この模様、テンパリングしてるチョコレートですよね

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プリミティーヴォの表示で分かるように、
このワインはイタリア、プーリア州の赤ワインです

チョコレートっていう名前ですが、全然甘口ではありません
フレンチとアメリカンの樽で熟成させたカカオの様な香ばしい風味、まろやかでフルボディな赤ワインを「チョコレート」って表現したんですね。
辛口のフルボディワインです。

…紛らわしいじゃないか

プーリア州はイタリア長靴半島のかかとに当たる州で、経済的に発展した北部、観光で栄えるティレニア海側と比較すると、ド田舎で繁栄から取り残された感は否めませんが(すんません、でも手つかずの自然が残るいい場所)、ここ10年は素晴らしいワイナリーが続々と登場して見直されている州なんです

今日の、マーレ・マンニョムは一言で言うと
「特異なパッケージのワインを作るのが得意」な生産者です
(駄洒落じゃないわよ)
今日のワインもそうですね。

2006年、プーリア州のターラント県マンドゥリアで創業のまだ新しい会社です。
マンドゥリアと言えばDOCも認定されているプリミティーヴォの産地です

まんにょむ、って不思議な響き
何系だろう???
でも、Magnumだからマニョム(またはマグナム)じゃないのー

さらにこの会社は、イタリアだけでなく、スペイン、南ア、アルゼンチン、アメリカ等世界10か国でワイン生産を行っている大企業です

創業はワイン業界で20年以上の経験がある二人の男性で、タキス・ソルダトさんとマリオ・カルゾラーリは
「高品質で高い価格のワインを作ることはもちろん可能だけど、多くの人に求められているのは低価格でも高品質のワインだ」
という理念の物で、リーズナブルで美味しいワインを作っています。

今日のチョコレートチューブも気軽に挑戦できるお値段なのか嬉しいです

中南部イタリアの伝統的な仕立て、アルベレッロ仕立てのブドウで、9月中旬に過熟するまで待って手摘みで収穫は行われます。
小容量のタンクと樽で発酵させた後、フランス産とアメリカ産の225リットルの樽で6ヶ月熟成させています。

しかも、通常の現行ヴィンテージは2017なんですが、これは2年熟成の15年なんですよ
来歴や保管には問題ありません。
アルコール度数14.5%のフルボディだったのが、(多少は)こなれて優しくなってるはず。
落ち着いた味わいがいいでしょう

バレンタインのプレゼントにも最適
オリジナルボックスにも入ってますし。


今月の試飲会は「瓶内二次発酵スパークリング」がテーマですが、おまけでこれも出してみますね
是非お試しください〜









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2020年01月22日

ラインの侍ぶどう


曇りの名古屋、朝は晴れてたんですけど。
関東では例年にない多雨の1月になってるようですね
乾燥する冬ですが、確かに今年は静電気があんまり起きてない

少し前にずーっと持ってた珍品を飲んでみました

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マルク・コラン ビール

確か2年くらい前の先行予約限定品で、たったの6本しか来なかった希少品です
マルク・コランはブルゴーニュ、サントーバンの人気生産者で特級モンラッシェを含めサントーバンにも8つもの1級畑を持っています
今はネゴスもやってます。
ビオですが美味しいです、1級シャトニエールが好き

そんなコランが友人のブリュワリーでモンラッシェの澱を混ぜてビールを作った
詳しくは過去のブログで ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/462038439.html?seesaa_related=category

これ、美味しかったですねー
1本しかないのでもうないですが

その内、マルク・コランのホリゾンタル・テイスティングやりたいですね



今日、紹介するワインは店頭では定番です
しかし、これも久しぶりに飲んでみて大変美味しく感動したので再度紹介します。

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シェーンレーバー・ブリュームライン ラインガウ甲州2016

読んで字の通り、ドイツ、ラインガウの白ワインです。
品種は甲州

甲州ですよ

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日本国外で唯一(じゃないの?)、もちろんドイツではここだけ、何故か日本固有品種の甲州を栽培しています
そして、それは大成功してます。
素晴らしく美味しい。

その前に生産者についてちょっと説明します
ラインガウの場所は皆様、お判りでしょうか??

スイスに始まりストラスブール東の独仏の国境を北へマンハイムを経て流れるライン川は、フランクフルトの西にあるマインツで西へ曲がり、リューデスハイムを過ぎるまでほぼ東西水平に流れていきます。

この東西の流れの北にあるのがラインガウです
南側はラインヘッセン

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ドイツワイン辞典より

真ん中にあるけど、ドイツ全体を地図に入れると小さくなっちゃいますねぇ…

ワイナリーはここにあります ↓

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すぐ南にライン川、学校終わって帰ってきたら川へ泳ぎに行けるー(今時の子はそんなことしないだろうか)
ここはワイナリーがある街中なんで、畑はもっと北の斜面にあります。
すぐ裏手にシュロス・フォルラーツがあるなんて、いいなぁ

ワイナリーは二つの家の婚姻によって新しい道を歩んでいますが、両家とも非常に古い歴史を持っています
どちらもラインガウで、シェーンレーバー家は1746年創業、ブリュームライン家は1792年創業。
婚姻は1979年、現在の当主フランクさんが2003年に当主(シェーンレーバー家として13代目)になり、同時に甲州の栽培を始めました。

日本へのワインの輸出は1990年代から行っていましたが、2001年、ワイナリーで日本のソムリエとワインコンサルタントと話している時に
、「ドイツで甲州を栽培できるだろうか」
という話題になり、即座に同意したそうです

こうしてフランク氏は自らの決断で(独断)、何故かドイツで甲州を栽培する最初の人物になった訳ですが、
この取り組みは大成功ですね


こんな畑 ↓

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WEIN.COMより以下同様、ドイツ語さっぱり読めません

フランク氏はこんな方 ↓

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そしてこれがドイツの甲州 ↓

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見た目は同じですね、粒の間が広いけど

話の発端は2001年ですが、様々な規制をクリアするのに2年もかかり、ようやく2003年に栽培を始めます
元は生食用や大量消費ワインに向いた品種である甲州はフランク氏には全く未知のブドウだったでしょう。
きっと何回か後悔したんだろうなぁ

しかし彼は諦めなかったんだなー、
「一般に考えられているような軽いブドウじゃない、香りの良さを表現したい」と慎重な栽培・醸造によって、ついに2008年最初のヴィンテージが誕生しました

てんちょもこの時飲んでみましたが、へーって感心しました
それから8年、今店頭にある16年はもっともっと美味しくなっていますよ

南半球ワインの様なトロピカルな香りもあり、ソーヴィニヨンの様な爽やかさもあり、過剰な樽はゼロ
ぶどう果汁の厚みを感じるリッチな味わいですね〜
物凄く美味しいですわ

飲んだ事ないあなた、是非飲んでみるべきですよ



…因みにてんちょ、これがブラインドで出てきて全く分かりませんでした〜
う、うちのワインなのにいぃぃ

いや、こんなもんだ
「あー、ドイツの甲州ですね!」って、言えるかっ

と言う事で、やっぱりたまには飲んでみないといけませんね
美味しかったよ〜









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2020年01月21日

ケンタッキーの隣じゃなくて


もう1月も下旬ですね
世間では受験やバレンタインが話題でしょうか、
あたしゃ、どっちも無関係だなぁ

シャンパーニュ福袋はめでたく完売いたしました
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました
最後は大人買いのお客様がいらっしゃって、ベルエポック諸々お買い上げ〜

代わりではありませんが、店頭ではまた木箱を販売しております

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最近は段ボールが圧倒的に多いのであまり溜まりませんね
結構素敵なトランク型のなどありますので、買いたい方はお早めに。



さて、それではワインの紹介します
ずいぶん久しぶりの再入荷です。

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オルゴ サペラヴィ2016

見覚えある方いらっしゃいますか??
このワイン、数年前に一気に注目を集めたジョージアワインです

私にはグルジアって言った方が馴染みがありますね
ここです ↓

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旧ソ連です、因みにスターリンもグルジア人です。
黒海を横切ってマルマラ海に出ればもう地中海です。
今でもオセチアなど解決してない国境問題を抱えています。

黒海東岸にあって首都はトビリシ、独特のグルジア文字を持っています
なんか、丸くてミャンマー文字みたい。
ラベルにも書いてありますね、オルゴって ↓

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紀元前より8000年もの歴史があると言われるジョージアワインですが、固有の品種はソ連時代にはより生産性の高いブドウへと植え替えられ、ワインだけでなくブランデーの生産もさせられていました
伝統的なワインではなく、量が多く出来るお酒造りを強制させられていたんですね

ソ連から独立後、オルゴでは伝統品種を復活させ、今ようやく樹齢50年を超えるブドウ樹が畑に多くなってきました
ヘクタール当たり1.5キロしか取らない超低収量で、テロワールを反映したワイン作りを目指しています。

オルゴとはカメ(クヴェヴリ)に蓋をする為の石の呼び名だそうです
ここでは全てのワインをこのクヴェヴリ製法で作っています。

先祖がキリスト今日の司祭で、ミサの為にワイン作りを始めたのがそもそもの起源です。
(悲しい事に現当主の祖父はソビエト時代に信仰のせいで命を失っています)

ワイナリーは首都から東へ100キロ弱、コーカサス山脈の麓にあります ↓

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畑の土壌も山からの土砂で2500万年前の物なんだとか・・・

今日のワインは赤ワインです
サペラヴィっていう土着品種でジョージア固有のブドウで赤の主要品種です。

白のルカツテリって言うのもありますが、そちらは残念、欠品してました

こんなブドウ ↓

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HPより、以下同様

葉っぱが小さめかな、よく分からないですね。

そのブドウをこうした地中に埋めたカメで発酵・熟成させますが ↓

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この甕をクヴェヴリと呼び、クヴェヴリ製法と言えばジョージア発祥の伝統製法を指します


今、このカメが世界中で大流行しています
ブルゴーニュでもシャンパーニュでも、ボルドーや新世界、猫も杓子も甕発酵してますよー

添加物はもちろん、人の手をできるだけ加えない製法なので、自然回帰がブームになってる昨今ではあちこちで話題にあるのは分かる
ただ、無添加・無農薬でも美味しくなかったら意味がないですよね…
実際、ビオワインの中には残念な状態の物もありますし、輸出(長期輸送)に耐えられない品質の物もありますねぇ

しかし、このオルゴはジョージアトップクラスの生産者です

無理なく上品で美味しいのですよ
凝縮させようとか、濃いワインに仕上げよう等の意図は一切感じさせない、それこそ自然な作りです。
綺麗ですね

今日のサペラヴィもミディアムライト、果汁に果皮を長く漬け込むと色が悪くなるので一カ月以上は一緒にせず、早めに取り出しているそうです。

香りもスッキリ、新世界の様な単純な甘い香りはしませんね
ちょっとミントみたいです。

ワインだけでも楽しめますが、何か食べた方が良さそうです。
あまりこってりしていない物で
お試しください〜







posted by cave MITSUKURA at 17:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月19日

久しぶりに仕事で宴会


今日も暖かいですね
ほんとに今年は暖冬だわ、お店の中がそんなに寒くないですし。


今日は毎年恒例、本社新年会でした

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100名弱、めちゃくちゃ「昭和な宴会」で、会長と来賓挨拶、乾杯の後はひたすら飲むだけ…

もちろん、ワインなんてある訳がない
席もぐちゃぐちゃ移動しまくり。

今時珍しいですよね、こういう宴会って。
てんちょはお店に来ないといけないので、今年はお酒は控えめ。
ビールを2杯くらい飲んでご飯食べてました


店頭のシャンパーニュ福袋、とうとう残り7つになりました
1等は出てしまいましたが、まだ2等のベルエポックが残っております

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要するに、35000円出せば絶対買えて、さらに6本もそれなりに良いシャンパーニュが付くて来るって事です
こうなったら大人買いしましょう


ところで、この前飲んだシャンパーニュが非常に美味しかったので、追加してまた買おうと思います
とても良い生産者なので揃えて飲んでみたいと思います。
来たら紹介しますね〜















posted by cave MITSUKURA at 15:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月18日

ソーヴィニヨンブラン王国の立役者


木曜のフルボディ赤ワイン達、思ったほどは辛くなかったです

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ルーチェ・ルクス2015が濃いながらもエレガントで綺麗でした
てんちょはドンメルチョーが一番好きでした

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アリオンのティント・フィノが他のカベルネに意外にもなじんでいて、あんまり区別がつかなくてびっくり

流石の高級ワイン、良いコルクばっかりです

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メツゲライ・イノウエさんのベーコン、美味しかったですが、食事の量が足りませんでしたね
すみません。

早速お店にベーコンを買いに行ってくれた方がいらっしゃったそうで、井上さんからお礼の連絡が来ました
ありがとうございます。



さて、1月はそんなにたくさん入荷がありませんが、久しぶりに飲んでみたくて買ったワインを紹介します


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ドッグ・ポイント セクション94 ソーヴィニヨンブラン2015

ドッグ・ポイントは結構有名だと思いますが、ご存知でしょうか?

このワインはニュージーランド産、NZで最大のワイン産地であるマルボロにあるワイナリーです

冷涼な気候を生かして、リースリングやミュラートゥルガウなどのドイツ系品種で黎明期を迎えたニュージーランドのワインですが、マルボロのソーヴィニヨンブランの爆発的な人気によって一気に国際市場での存在感が高まりました

その代表的なワインがクラウディベイですが、ドッグ・ポイントはクラウディベイを立ち上げた二人の功労者が独立して作ったワイナリーです。

このお二人 ↓

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HPより、以下同様

元チーフワインメーカーのジェームス・ヒーリーさんと元栽培責任者のイヴァン・サザーランドさん

初ヴィンテージは2002年という、まだ新しい蔵なのですが、作られるワインは大変高品質で人気があります
実際どれを飲んでも美味しい。
ピノもソーヴィニヨンブランもいいですよ

ドッグ・ポイントはサザーランドさんがクラウディベイで働く一方で独自に植樹して手入れしていた畑を元にして始められました。
畑の一部はクラウディベイに貸与されていましたが契約が終了した後はドッグ・ポイントに返却され、生産量の増加に貢献しています

今日のセクション94は、その名の通り特別な区画だけのソーヴィニヨンブランを使用しています。
1992年植樹のブドウで、低い収量の上にフレンチオーク樽で18ヶ月熟成させています。

こんな畑 ↓

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綺麗ですね〜

ソーヴィニヨンブランに樽を使うのがあんまり好きじゃない私ですが、このワインは元のブドウがとてもいい果実味を備えているせいか、樽のコクが加わっても違和感なく美味しいです
こういうワインって珍しいかも。

ソーヴィニヨンブランのパッションフルーツの香りに桃の甘い香りが混ざっています、良い黄金色です
酒の太さというか重さもあり、飲みごたえがありますね。
でも重くないし、洗練されていますのでコテコテしてなくてするする飲めます。

夏でなくても、今の季節でも楽しめますよ
安い、とは言えませんが試す価値はあり。












posted by cave MITSUKURA at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月15日

ベーコンと共に


プロヴァンスのミラヴァルがシャンパーニュを作り始めるらしい
思い切った進出ですけど、お金があるから可能なのかなぁ

…ゴーンといい、○○といい、やっぱ世の中お金ですか



明日は新年最初のワイン会、「世界のフルボディ体験修行」です

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このワイン、どれを飲んだ事ありますか?

タイトルは適当
2020年は濃い目の赤ワインで始まります。

フルボディの赤ワインが苦手なわたくし、それでも昨今のワインも飲んでみないとね
だから本数は控えめです

おつまみに美味しいベーコンを調達してきました
あらびきソーセージもある(名前なんだったっけ?)

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これは池下と覚王山の間にある、メツゲライ・イノウエさんのベーコンです
HPありますよ ↓
https://metzgerei-inoue.com/

お客様に教えてもらって、何度か買いに行ってますが本当に美味しいです
国産の加工肉は添加物もりもりな物が多いので、あんまり買わないのですが、これは違います

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HPより以下同様、断面が既に上手そう

乾塩法というお肉の旨味を生かす製法ですが、これだと歩留まりが良くないので利益第一主義のメーカーは絶対にやりません

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この美味しいベーコンとバゲットをよく咀嚼して、フルボディワインに立ち向かうのです
準備万端、後はハードチーズだ。
パンは明日買います。

因みにメツゲライとはドイツ語で「お肉屋さん」の事です
オーナーさんが井上さんなのです。
店内では立ち飲みだけど軽く飲のたりもします、もちろんおつまみにベーコンその他もあります

おすすめですよ〜









posted by cave MITSUKURA at 16:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

酸の海のサバイバー


鏡餅は全てもらっていただけました、ありがとうございます

また、昨日のブログでご案内しましたアンドレ・クルエ会も満席になりました。
お申し込みいただきました方々ありがとうございます
ドリームヴィンテージ2002の入手に苦戦してます…


今日は成人式ですか

てんちょ、遠い昔の事ですが…
緑色の振袖を着てて、赤い振袖の友達と写真を取ったら、
みんなに「クリスマスみたい」って言われて大うけでした
久しぶりにあった同級生がすっかり変わっていたりして(いい意味でも悪い意味でも)
でもあれから何十年ー(きみまろ調)



昨日のアンドレクルエですが、ここは全て同じデザインのラベルです。
色違いなだけ。
現当主の祖父が1991年の豊作を記念して作ったラベルです
クルエにはこれ以外のラベルは無し。

ドリームヴィンテージを作る前まではほとんど全てのシャンパーニュをピノノワール100%で作っていました
てんちょが蔵に訪問した時にも「シャルドネは世界中にあるし、つまらないよね」って言ってましたし。
ピノノワールで高品質に挑戦することにやりがいと喜びを感じてるとも。
だから、アンドレ・クルエにはブラン・ド・ノワールしかないと思ってる方もいるかも

唯一つの例外がミレジムです
これ ↓

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しかもクルエのミレジムは通常のヴィンテージシャンパーニュとは色々違っています

まず、このターコイズのラベル、毎年作ってるんです

因みに、この色はご先祖がナポレオンに仕えていたそうで(ドメーヌに大きな銃などの遺品があります)、当時のフランス軍の制服の色なんだとか。
ナポレオン軍の制服ってもっと青くないかい???
元は赤と青だった、あの赤の染料が高額だという理由で後に青だけになったのは本当だろうか。

多くのシャンパーニュメーカーではヴィンテージシャンパーニュはいい年だけの限定的な生産です
リザーヴワインをブレンドせずに単独の年のブドウで作られるシャンパーニュは特別な物で、より良い品質を保証する物でもあります

しかし、ジャン・フランソワ(クルエのオーナー)は、その年を毎回表現したいと毎年ヴィンテージシャンパーニュを作っています
どんな年でもその個性があり、表現すべきだというお考え。
へー

そして、このヴィンテージシャンパーニュにだけはシャルドネをブレンドしています
年によって20%〜40%くらい混ぜてるようですが、なんでだろうね??


最大の疑問はこのミレジムだけ、MLFしてないんですよねー

今日の書きたかった事はこれ

シャルドネをブレンドしててMLFしてないもんだから、ミレジムだけやけにシャープでとんがってる厳しい味わいなんです
てんちょ、若いサロンが苦手なんですが、きっと同様の過程からくるリンゴ酸が辛すぎるのかも。

MLFって聞いた事ありますか??

マロラクティック発酵とも言われ、ワインの醸造過程で乳酸菌の働きによって、ブドウ由来のリンゴ酸が分解されて乳酸になる代謝の事です

アルコール発酵もですが、全ての過程や化学反応が解明されていない部分もありますが、この乳酸菌の作用はワインの味に大いに変化をもたらします。
通常はアルコール発酵の後に続いてMLFが起こるのですが(ボングランみたいな逆になる不思議な蔵もある)、MLFが終わると酸味が穏やかになり、やや複雑な香りが生まれるとされています。

リンゴ酸よりも乳酸の方がPHが高いので、総酸度が下がり、口中で柔らかく感じるのです。
リンゴ酸は代謝され、乳酸と二酸化炭素に分解され、その過程でジアセチルが生成されます。
「汗臭い」と表現され、沢山あると不快そのもののジアセチルですが、ほんの少量だと香りにアクセントや複雑さを生むと考えられ、オフフレーバーにはすくに結び付けられないようです
フェロモンと同じ?

この乳酸菌、変わってますねー

発酵を興す酵母菌と同じく、酵母にもサッカロミセス(以下色々)やアピュラタがあるように、乳酸菌にも非常に多くの種類があります。
ワイン中で活動する乳酸菌はヨーグルトに入ってるものとは全然別の種類です

ロイコノストックと呼ばれる種がその中心ですが(さらに細かい分類アリ、ここからは知りません)、主にセルローズなどの炭水化物を代謝する嫌気性菌です。

余談ですけど、もう、学名をラテン語でつけるのやめませんかねぇ
鈴木さんが発見したから「鈴木菌」でいいじゃないですか
Oenococcus oeniなんて発音できないよー
(オエノコッカス・オエニ、MLFを興す乳酸菌の名前)
セルヴィシェとか日常生活では絶対に口にしないし
以上、凡人の嘆き

繰り返しますけど、この乳酸菌は変わった存在です

酸度が高い(PHが低い)と多くの菌は活動も生存もできませんが、この菌は酸に強い
酸耐性いと高し。

さらに多くの菌は発酵前の果汁の様に栄養豊富でブドウ糖などの吸収しやすい代謝対象があった方が活動が盛んになる、のは当然の事ですが、このオエニ菌はアルコール発酵が終わった後の栄養素が乏しい液中でも活動し、残存物で乳酸発酵を行える珍しい菌です。
バトナ―ジュすると澱中の酵母の死骸から放出されたアミノ酸などで活動が盛んになり、よりコクが増すと考えられています。

しかし不思議なもんですねぇ
何故こんな過酷な環境下でも活動する奇特な菌があり、乳酸なんてもたらしてくれるんでしょう??

それはもちろん、菌の生殖活動の結果に過ぎません

別に乳酸菌君は「ワインを美味しくしてやろう」とか、「酸味を和らげてあげよう」なんてこれっぽちも考えていません(当たり前だ)
菌の生存のための働きがたまたま人間の嗜好品の品質に大きく関わっているだけです。
(リンゴ酸の分解でアデノシンリン酸のエネルギーを得てるらしいです、高校で習ったなぁATP)

酵母もそうですね。
生きる為にやった事が、今、我々の飲み物を美味しくしてるというのは実に不思議な話

わーい、発酵万歳だ
チーズも漬物も大好き。


で、MLFの現場ですが、今はスターターを使う生産者か、ビオディナミでは何もしないで放っておく、のどちらかになるようです。
ビオでは全て終わるのに2年かかったとか… 翌年のワインはどーすんだろ

反対にMLFを起こさせたくない時には亜硫酸を添加すると、乳酸菌は働けなくなります。
(亜硫酸はアルコール代謝の過程でも生成され、自然界にもあるものなので、必ずしも悪者ではない)
クルエのミレジメではこうしてMLFのない、シャープなシャンパーニュを作ってるという訳です。

しつこいけど、クルエってば、なんでミレジムだけMLFしてないのかなぁ
確か当時も聞いたけど明確な答えがなかったような…

まー、ともかく飲めば分かる
現行は09かな、ドリームヴィンテージは02がダメなら05だ






posted by cave MITSUKURA at 20:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月12日

並べたくなる色使い


今日は雨かと思いきや、降らなさそうな名古屋です、ただ今明るめの曇り


皆様はポータルサイトの片隅にある「なんとか診断」をやった事ありますか?

てんちょ、たまーに面白そうなのに挑戦してみるのですが…
5択や6択でも選択肢に自分の答えがなくて先に進めない事が多くて

問「〇〇なら次のうちのどれ?」 てんちょ「どれも嫌、全部ない、○○がいいのに」
このパターンがとてつもなく多い
最後に「それ以外」とか「全て当てはまらない」とかあればいいのに。

…くだらないお話でした


さて、シャンパーニュ福袋は約半分になりましたが、未だ1等も2等も出ておりません
一体今年はどーしたんだろう??
勇者、来たれ〜


シャンパーニュつながりで…

何度も飲んだ大好きなシャンパーニュ、アンドレ・クルエですが、またまたある内に制覇しておこうかと思いまして、シャンパーニュ会を開催することにしました

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セラーでは一列にできなかったので分割して写真撮りました

特級ブジーの生産者であるアンドレ・クルエ、隣のアンボネイにも畑がありますが全てグランクリュ
もー、このブログにも何度も登場してますが。
ミレジムとドリームヴィンテージ以外は全部ピノノワール100%という拘り。

2年前に飲みましたね ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/461119588.html

ちょっと長いですが詳細に触れてますんで、読んでいただければある程度の事は分かってもらえそうです
今回は内容がちょっと違いますけど。

ドリームヴィンテージの2009は何とか調達するとして、あとミレジムも買わないとね。
13本を10人で飲もう

ル・クロのマグナムはどーしようかなぁ

シャンパーニュはスティルワインみたいに12杯取るのが結構厳しい時があるので10人で

2月13日(木)19時から
カーヴミツクラにて
会費10000円 現金でお願いします
定員10名(てんちょ含めて)
食事用意します


一応お申し込み後のキャンセルは不可でお願いしたいです。
ご都合が悪くなった場合には、代わりの方を一緒に探しますが見つからなかったら会費をご負担ください。

興味ある方はお気軽に参加してください〜

アンドレ・クルエ、どーしても並べたくなりますよね

んで、どれにしようかなーってなりません??














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2020年01月11日

強運の持ち主よ来たれ



今日からシャンパーニュ福袋の販売開始です

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ありがたい事に初日から沢山のお客様が挑戦してくださってます
去年は初日から大当たりが出ましたが、今年はまだ1等も2等も出ていません
それに何か偏ってるような… 6本しかない物が全て出ちゃったり。
何故だろう

チャンスはまだ沢山ありますので
数が減った分、確率は高くなったし
是非お越しください〜



それから、店頭で鏡餅のおさがりを置いてますので食べてくれる方、もらってください

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これが結構あるんです、お願い誰かもらって〜
(全部持って行ってもいいですよ、もちろん無料)


この前自宅で09のポムロル開けたら、まだ若くて随分久しぶりにデキャンタ使いました
昔はデキャンタするのが自然じゃないように感じて嫌だったんですが、今では口に入れるときにベストな状態になってるのはいいよね、と素直に認めてデキャンタ―ジュもありだと思ってます。
それでもあんまり開かなかったなぁ
あっという間に飲んじゃったけど

広島の世良ワイナリーのマスAも飲んでみましたが、香りは典型的なイチゴでした
(世良ワイナリーは広島県で、尾道市の北、中国山地にあるワイナリーで「せら夢公園」の中にあります
 HPはこちら ↓
 http://www.serawinery.jp/winery.html )

ここの瓶内二次発酵のスパークリングが飲んでみたいですが完売みたいです
しかも、てんちょが買ったワインはHPに載ってない。

マスカットベリーAは日本(新潟の岩の原葡萄園)で明治に交配された日本固有の品種です
今では日本各地で栽培されていて、ライトボディのやや甘い赤ワインになっている事がほとんどでしょう。

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世良ワイナリーHPより

イチゴの甘い香りって想像できますよね?
こういう香りをワイン用語ではフォクシー・フレーバーと言いますが、ご存知でしょうか??

この「フォクシー・フレーバー」ってワインにあると洗練されていない、とか、好ましくない、と言われますけど、本当にそんな嫌な香りには思えないんですけどねぇ
ヨーロピアンの感覚なんでしょうか。

フォクシー・フレーバーとはアメリカ系のブドウ(ヴィティス・ラブルスカ)に顕著な香りで、ナイアガラやコンコードが持つ甘い香りを差します
デラウェアもラブルスカ種ですね。
元は生食用に交配されたブドウなので、糖度が高くなると酸度が一気に下がり皮が薄い(食べやすい)のが特徴です。
赤ワインだとイチゴキャンディやブドウジュースの香りがします。

この甘さが「ダサい」らしい。

でもさー、ワインが甘い香りで何がイカンのだろうか…
チョコみたいなトスカーナ・カベルネとかありますやん

因みに、フォクシーはFOXなんですが、そのまま「キツネ」じゃないそうです


あーあ、ため息が出るような美味しいワインが飲みたい…








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2020年01月09日

軍神マーキュリーの加護


昨日は暖かかったですねー、今日も風も日差しも強い、今年は変な冬です


店頭で「5000円くらいのムルソー(白)ありますか」というお客様に、
1万円以下の物がほとんどない事をお伝えすると驚かれたりするのですが…

大手のネゴスですらもそうなんです

ここ数年のブルゴーニュは本当に値上がりしてますので、ちょっと前の感覚だと驚くのも無理はないです
あと割り当てで、そもそも注文できないとか


高騰するブルゴーニュですが人気は衰えませんので、誰もが少しでもコスパの良い産地を探しています
20年以上前だとあんまり花形と言えなかったモレサンドニニュイサンジョルジュは、とっくの昔に新しい人気アペラシオンになってますし、
マルサネだって全然安くない…

サントーバンなんてマルク・コランみたいな素晴らしい生産者がいるのにも関わらず最近まで全くの無名だったというのに、ここんところネゴスでも結構な値段がしています

で、本題です
こんなに高くなったからには、もう買うべきはコート・ドール(黄金の丘=ニュイとボーヌを合わせてこう言います)よりもシャロネーズですよね

そういうお客様も結構いるのでは


コート・シャロネーズ
はコート・ド・ボーヌのすぐ南につながる地区です。

ブルゴーニュ6つの地区で北から5番目。
( シャブリ ←ここだけ離れ小島
コート・ド・ニュイ ←ここにシャンベルタンやロマネコンティがあります
コート・ド・ボーヌ ←ここには「跪いて飲むべし」モンラッシェがある
コート・シャロネーズ ←今日はここ
マコネ― ←白の産地、広い。マコンが有名
ボジョレー ←ガメイの赤の地区、ヌーボー作ってるとこ)

起伏はありますが畑は斜面つながりというよりは、丘の向こうへも広がっている点でコート・ド・ボーヌとは異なっています。

シャロネーズのアペラシオンは5つ
北から、
ブーズロン(アリゴテ100%の辛口白だけ)
リュリー
メルキュレ
ジブリー
モンタニー
(ここも白だけ、ただしシャルドネ100%)

中の3つは赤と白が認められています、ロゼはなし。
いずれも白はシャルドネ、赤はピノノワールでなくてはなりません
リュリーは白の方が生産が多く(したがって白で有名)、後の二つは赤の方が主流です。

何故、この5つのAOCになったのかちょっと疑問があるっちゃあるんですけど、今日はそれが言いたいのではないので割愛。

紹介したいワインはこちら
美味しいメルキュレです ↓

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フェヴレイ メルキュレ・ルージュ2017

大手の有名メゾン、フェヴレイですがここはメルキュレ沢山作っててレベル高いのです
フェヴレイは1825年創業、ニュイサンジョルジュにある老舗のネゴシアンで現在7代目。

メルキュレはこんなところ ↓

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wikiより
リュリーもこんな感じです ↓

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フェヴレイは、ネゴシアン(買ったブドウでワインを作る業態)ですが、ここ20年のブルゴーニュでは大手のネゴシアンはドメーヌ(自分の畑のブドウでワインを作る業態)にも劣らないほどの自社畑保有比率が高いのです

ワイン全体が値上がりする中で、有名な畑になればなるほど簡単にブドウを売ってくれる農家が減り、安定した生産の為に畑に投資する大手は多いのです。
高いお金を出してブドウを買うなら、将来を見越して帰る時に畑を買っておこう、という訳です。
その方が自社の方針が栽培にも反映できますから、一層利点が多い

ご当主はまだ40代前半の7代目、エルワンさん
たまーに日本にもいらしてますけど名古屋には中々、一昨年来てたかも。
彼は、赤が主流だったラインナップを白にも広げ、早くから飲めるような優しいスタイルへと変換させました。

この変化はワインを飲むとすぐに感じられるほど顕著です
「ふくよか」という表現はピッタリな感じ、柔らかく滋味にあふれてまろやかですね。

今日のメルキュレも正にそんな飲み口ですよ
ただの村名ですが、十分に美味しい。

フェヴレイはメルキュレにも沢山畑を持っていて、
1級クロ・デュ・ロワ
1級クロ・ミグラン(モノポール)
レ・モーヴァレンヌ
ラ・フランボワジエール(モノポール)
クロ・ロン
クロ・ロシェット

などがあり、

モノポール=単独所有の区画は特に素晴らしいワインです
機会があれば是非飲んでみてください(現在、輸入元で売り切れで在庫なし)

今日のワインも既に売り切れになってて、びっくり
もう売り切れた…

小難しい事を考えないで日常使いに非常に嬉しいメルキュレです
買いやすい値段だ。

他のアペラシオンと比べると、優しいヴォルネイみたいな透明感のある作りですよー
ポマールと言うにはちょっと軽やかですし、ニュイのワインと言うには酸が丸いでしょうかね

レジョナル(広域ワイン=唯のブルゴーニュ、とかボルドーなどです)と変わらない価格なので気軽に挑戦できますよ
是非飲んでみて欲しいです〜


因みにマルスは農耕の神でもあります、村の名前とマルスとの関連は不明。
知ってる方おせーて






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2020年01月07日

福袋で運試し


雨の名古屋お店の中が寒い…


イベントページに「シャンパーニュ福袋」の案内を載せました

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↑ 当たりの一部です

販売は1月11日11時から
1並び〜

一つ税込5000円現金でお支払いください。
今年は現金のみとさせていただきます、どうかご了承ください。
お一人何個でも買えますが取り置きはしません。

毎回お馴染みの封筒方式

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こうしないと見ただけでバレちゃうので
ベルエポックとかバレバレです💦

是非、皆様買いに来てくださいー



なぁんか、ワインネタを書く気がしません
年初からこれではいけませんね、ちょっと燃え尽きたんだろうか





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2020年01月05日

2020年始まってます


明けましておめでとうございます
2020年、今年もどうぞよろしくお願いいたします

今日はこの冬一番の寒さの様な気がします
本来はこんなもんかも。
お正月も最高気温が二桁あって暖かったですよね。


昨日から営業していますカーヴミツクラ、昨日はブログ書けませんでしたので今日が初日。

イベントページに1月試飲会のご案内を載せました
今月は「瓶内二次発酵スパークリング」です

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毎度おなじみの銘柄もありますが新しいワインも入れておきますね
お申し込みをお待ちしております



シャンパーニュ福袋の案内も明日にはします
今年も3万円超え入ってます。

ご期待ください〜


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2019年12月31日

2019年今年もありがとうございました


天気は良いですが風が強い大晦日の名古屋です
てんちょは後半だけ、のんびりお店番〜
今日は21時まで、1秒も延長しませんわよ。

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今年も一年大変お世話になりました
来年もどうぞよろしくお願い致します

来年もワインを紹介したり、生産者をお招きしたり、ワイン会を開催したり、様々な楽しい事を企画したいと思います
是非皆様のお力添えをお願いします

来年は1月4日11時から営業です





さて、暗くなるとお客様は流石に少なくなりますので、てんちょは何か飲もっかなー
(普段は流石に一人で飲んだりしませんので、今日だけよ)








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2019年12月29日

古都の息吹


今日を入れて今年もあと3日
早い一年だった…

この前、帰り道でコンビニの真ん前の路上に転がってる若者(男性)を見かけましてびっくりしました
まだ21時30分くらいだったのに…
忘年会で飲みすぎちゃったんでしょうねぇ

てんちょも今日は忘年会(という名だけの飲み会)です
最近お酒弱くなったような気がしますので、ほどほどに気を付けます


年末ですし、要らなさそうな資料を整理してると、出るわ出るわ💦
昔ほど紙を使わなくなったとはいえ、まだまだ多い。
半年に1回くらいは整理してるんだけどなぁ…

見返すことがなさそうな資料は処分しちゃいます
リサイクル業者さんが持って行ってくれるので助かります

これでまだ3分の1以下 ↓

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さて、多分これが今年最後のワイン紹介です

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ジョセフ・ペリエ ロワイヤル・ブリュットNV

またまたシャンパーニュです

ボトルの形が変わりましたね。
丸い瓶になってます、いつからだろう??
久しぶりに取ってみて驚いた、ラベルもなんか簡素になってるような…

この中堅メゾンは今ではちょっと地味な存在かもしれませんねぇ
しかし、ビルカール・サルモンフィリッポナを贔屓にしてる愛好家にはちゃんと認められてる銘柄です。

ジョセフ・ペリエと言えばこのプレステージシャンパーニュが有名です ↓

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ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ジョセフィーヌ

今店頭にはありませんので悪しからず。
(ヴィンテージシャンパーニュですよ)
このエッチングボトルはベルエポックと並んで美しいシャンパーニュとして知られていますね

娘、ジョセフィーヌの結婚式の為に特別に作ったというシャンパーニュ
こないだのコッポラと同じだね


ジョセフ・ペリエはそのまま、創業者のお名前です
創業は1825年、ワイン商の息子であった彼は自分のメゾンを設立するとすぐに商売を広げ、ロシアやイギリスをはじめインドまで輸出を拡大させる商才に富んだ人物でした。
商売の傍らでマルヌの県会議員を務めたり(任期6年)、シャロンの市長にもなっています。
多忙だっただろうにすごいですね

こんな方 ↓

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HPより、19世紀の人じゃないみたい

かつてシャンパーニュの首都だったシャロン(今はシャロン・アン・シャンパーニュと言います)には、ジョセフ・ペリエ以外のシャンパーニュ・メーカーもあったんですがみんなランスやエペルネに移って行ってしまい、今ではシャロンにある唯一のメゾンになっています

ここです ↓

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右下の方の赤い印がメゾンです。
シャロン・アン・シャンパーニュの町を見下ろす丘の上にあります。
(と言ってもそんなに大きな丘ではない)

シャロン・アン・シャンパーニュの町ってちょっと物悲しいというか、かつての繁栄が失われた寂しさを感じさせる雰囲気があります
町はそこそこ大きいのですが活気がないというか、人がいないというか…
またまた私が訪ねた時だけかもしれませんが。


創業者のジョセフ・ペリエの死後、経営はポール・ピトワに任され、パスツールと発酵の研究に取り組んだりしながら子孫へと継承されていましたが、1998年に大企業のティエノのグループ傘下に入っています。

ティエノは本当に大きなシャンパーニュ会社で、カナール・デシュエーヌマリー・ステュアートもグループに入っていますし、ボルドーで5つほどシャトーを所有してます。
ランスの郊外にバカでっかいシェがありますので、パリ方面から高速を走れば巨大な醸造所の壁に書かれたTHIENOTの文字がいやでも目に入ります

でも、ジョセフ・ペリエってあんまり露出がないから詳しい事がよく分からなかったりします
HPはありますね。

ジョセフ・ペリエには3キロにも及ぶ地下セラーがあります ↓

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HPより

買いブドウ75%、年産量の資料はないなぁ… 輸出も7割と多め。

今日のロワイヤル・ブリュットでは、シャルドネ35%、ピノノワール35%、ムニエ30%で、瓶熟3年にドサージュは7G

久しぶりに試してみます

今だけ限定の大特価になっていますので狙い目ですよ
一葉さんでおつり来ますんで。








posted by cave MITSUKURA at 14:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月27日

シャンパーニュ好きは多いね


風が強くて、ビルの隙間とか命の危険を感じます
急にビュービュー寒い

今日でお仕事納めの方が多いでしょうね
一年、お疲れさまでした。
今日は打ち上げでしょうか??

カーヴミツクラは12月31日まで毎日営業しております


店頭のワインが急激に減って来た…
こりゃ、イカンうーん、もっと仕入れをしておくべきだったか
次の入荷まであと7日も営業しなくてはいけないのに


クリュッグが毎年出してるお料理の冊子、ご存知ですか? こちら ↓

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一つの食材をクリュッグ・グランキュヴェまたはロゼに合わせて調理するというもので、
世界各国の名だたるシェフ「クリュッグ・アンバサダー」がそれぞれに意匠を凝らして挑戦しています

2019年の分をもらい忘れていて滑り込みでやっと手に入れました

2019年の食材はなんと「唐辛子」
ペッパー(胡椒じゃないのね)とシャンパーニュのマリアージュって、とっても上級編じゃないかしら

ポルトガルのパプリカと魚貝が美味しそう
鳩とココアに唐がらしとか、斬新だなぁ ↓

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今年のは日本語バージョンです。
昨年はテーマが「魚」でした、フランスでもらったのでフランス語だけど(よく読めません)
今年で5作目、その前は卵、キノコ、ポテトです


クリュッグも高くなったし、ナイト系でバカ飲みされるようになって本当にがっかり
割り当てって言っても、消費のされ方がドンなんちゃらと一緒になって来た

来年のシャンパーニュ福袋にはクリュッグは入っていませんが、もっと素晴らしいシャンパーニュが入りますのでご期待ください
来年も税込み5000円で(増税したけど同じ値段で)

ちょうど今日、お客様にも聞かれましたので。
来年1月11日から発売予定です
またちゃんと告知いたしますね〜












posted by cave MITSUKURA at 17:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月24日

勘を信じよ


クリスマス気分には程遠いてんちょです
大体、子供時代から学生時代、若い頃にもクリスマスに関心がなかったという

今日はプレゼントを買いにいらっしゃるお客様が多いですね
素敵



ワイン専門誌のデカンター「クリスマスソングとワインのマリアージュ」という記事があってウケた

それって合わせるもんなのか??
ディーン・マーティンのBaby It’s Cold Outsideアイスワインを合わせるという、とってもキザなペアリングに納得な様な…かゆいような…
歌がかなーり古い??
「キザ」って死語だよね

記事はこちら ↓
https://www.decanter.com/wine-news/opinion/the-editors-blog/christmas-songs-wine-pairing-429549/



記事とは無関係ですが💦、ワインの紹介いたします

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シャトー・グラース・デュー2012

てんちょ、初めて扱うシャトーです。
ラベルに記載の通り、ボルドーのサンテミリオンです。

グランクリュですが、クラッセじゃないのです
「ただの」グランクリュ(という表記)です。

てんちょ、このワインの詳細を全く知りませんが、美味しい予感がしたので買ってみました

なんじゃそりゃ、と思われるでしょうが、この酒飲みの野生の勘は外れた事がありません
いや、ほんとでっせ。
○○(ご想像にお任せします)を見抜く力は全然ないけど、ワインの中身はいつも大体想像通り

たわごとは置いといて、良いなと思う具体的な根拠が二つあります

一つは、輸入元が大変信頼できるからです

蔵を出てからずーっと温度の記録があり、どこに何時間とどまっていたかも正確に記録されています。
万が一、事故品があれば原因が突き止めやすいですし、そこまでする品質への拘りがすごい。
(実際、このトレサビリティ・システムが採用できなくて取引を辞めた生産者もあり)
偽物や劣悪な環境をウロウロしてきた物とは全く違うのです

もう一つはこれ

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農産物博覧会の金賞シールがあるからです

世界中で星の数ほどあるコンクールですが、このシダの葉のシールは信頼できますよ
チーズやオリーヴオイル、ジャムなどにもついています。
この博覧会で選出されるワインは数は多いですがその選考眼はとてもいい、一体誰(ら)が権威付けしてるのか知りませんけど。
本当に金賞にはずれなし、です

という訳で。

しかし、この蔵は大変古い歴史があるようです

中世にシトー派の修道僧によって開墾された畑で、それ故、グラース・デュー=神の恩恵、と名付けられています。
コート地区とグラーヴ地区の間にあります。

こんな蔵です ↓

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HPより

メルロー80%、カベルネフラン20%
果粒だけを選別、タンクで発酵の後に一部をバリックで18ヶ月前後熟成させています。
12年ですし、結構こなれてきてるでしょう。

香りが一番期待したいですね〜
メルローの湿った香りがして欲しいなぁ
そろそろブケがして欲しいところ

店頭にありますのでお試しください



そして、サンタの帽子は明日までです‼️

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posted by cave MITSUKURA at 19:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月22日

一度は飲むべき


今日はこれからになるようで
雪じゃなくていいけど。

今日は冬至、これから日が長くなるとは信じがたいけど、それは嬉しい

世間はクリスマスで盛り上がっているんでしょうか?
てんちょの周りは全然
この3日はワイン系のお店にはいかないぞ



今日もちょっといいワインを紹介します

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ベガ・シシリア バルブブエナNO.5 2013

このワインがどこの国の物か知ってる方は多いだろうか。
一定の年齢以上のファンが特に多そう(わたくしもそのうちの一人)
ベガ・シシリアと聞けばにんまりしますね

このワインはスペイン産、カスティーリャにあるリベラ・デル・デュエロの赤ワインです

ここ ↓

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なんちゅー縮尺

スペインはやたらDOが増えたのでややこしくなりましたね

DOリベラ・デル・デュエロを名乗れるのは赤とロゼだけ、ですが、ほとんどの生産が赤ワインです。
75%以上にテンプラニーリョの使用が義務付けられていて、カベルネその他のブレンドにも細かい規定が設けられています。

リベラ・デル・デュエロというより、スペインで一等賞のワイナリーがベガ・シシリアです
ここの「ウニコ」は昔から別格

今でこそスペインにはプリオラートのレルミタだの、リオハのシルシオンだのがありますけど、そもそもの高級路線はベガ・シシリアたった一つだった時代が長い

だから、年齢が一定以上のスペイン愛好家が持つ新参者とは一線を画するベガ・シシリアへの敬愛の深さは並大抵ではない
そんくらい好きですね

19世紀創業のこの蔵は、当時からスペインの固有品種であるテンプラニーリョ(リベラ・デル・デュエロではティント・フィノと呼ばれています)と合わせてカベルネ等フランス品種を栽培してきました
創業者がボルドーで醸造を学んでいたからです。
(この時期はフランス南部でフィロキセラ被害が拡大していく時期で多くの醸造家がフランスのブドウ畑を見限ってスペイン北部へと移住してきた時代でもあります

ティント・フィノとカベルネをブレンドしたモダンなワイン「ウニコ」は国際博覧会で金賞を受賞、たちまち大評判となります
スペインでは他に全くなかったスタイルです。
以後、155年もベガ・シシリアはオーナーを変えてもその理念を変化させる事なく今日にいたっています。

今日のバルブブエナは、ティント・フィノ95%とメルロー5%のブレンド
ウニコと同じ畑ですが、若木と試飲選抜でファーストに採用されなかったものでブレンドされています。
5年熟成させることからNO.5の名前になっています。

バルブブエナとはワイナリーのある街の名前です。

蔵は最新の設備で、畑仕事も実に丁寧に行われています ↓

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HPより、以下同様

乾いた土地、何もない所です。
ブドウは株仕立て

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非常に清潔な醸造所、発酵には樽とステンを併用しています。

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熟成庫も整然そのもの、大樽も使っています。
ウニコのセカンド的な存在ですが、妥協なきワイン作りはバルブブエナでも全く同じです

ベガ・シシリアのラインナップも増えましたね
トロにも畑と醸造所を拡大しています

ウニコ
ウニコ・レゼルバ・エスペシアル
バルブブエナ
マカン
ピンティア
アリオン


因みに、今ではトカイ(ハンガリー)でオムレスっていう貴腐ワインも作ってます

久しぶりにバルブブエナ、飲んでみたいです
結構なフルボディですよ〜
でも、洗練されてるってすぐに分かります

お値段も高くなりましたけど…
店頭には13年があります、14年も買えますがさらに値上がりしちゃってます。

あー、ここ行ってみたいです












posted by cave MITSUKURA at 15:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月21日

これでもかっていう白


やっぱり今年はかなり暖かいです
今の所は。
スキー場が大変だよね


今、店頭にあるワイン以外でも、世界中でワインが作られていて数えきれないほどのワインがありますよね
新しい注目産地や、昔からの人気の産地。
そんな中でちょっとマイナー下降気味だと思う産地ありますか??

てんちょ、ありますよ
それはね…

ボルドー・ブランです

グラーヴ(ペサック・レオニャン)なんて正当な格付けもある由緒正しい地区なのに、昔ほどはそこまでみんなが熱狂していませんよ…ね…

シャトー・パプ・クレマン・ブランが争奪戦!、とか
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランが6桁の高値に!、とか聞いた事ないですもん
(いや、値上がりしなくていいんですよ)

オーブリオン・ブランは置いといて、そこまでボルドーの白ってキャーっていう銘柄がないでしょうか

てんちょ、ドメーヌ・ド・シュヴァリエ白もスミス・オー・ラフィット白も好きですよ
でも、世間は同じくらいの価格なら、ピュリニーの1級を向いてる気がします
うちだけ???

では、弊店で最も高額なボルドー・ブラン・セックを紹介します
(甘口の方が実は高いんですが)

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イグレック・ド・シャトー・ディケム2014

紙に包まれてて剥がしたくないので、ラベルはHPより拝借 ↓

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シンプルでかっこいいですね〜
少し前に紹介しましたが、このワインはボルドー、ソーテルヌの頂点にあるシャトー・ディケムの辛口バージョンです

シャトー・ディケムと言えば、世界3大白ワインの一つでもあり、ボルドー、ソーテルヌ地区の貴腐ワインのトップに格付けされてただ一つのシャトーです

甘露エリクサー、どんな病気もたちどころに治りそうな無敵の滴、それがイケムです

貴腐ワインは甘い物が乏しかった時代には、それはそれは贅沢な貴重品で、本当に薬として病人に与えられていたほど。
ドイツ・モーゼルでドクトール(医者)っていう名前の畑があるくらいです。
(ただし、医者の隣は墓場という名前ですけど、なんまんだぶ)

しかーし、甘いものがそんなに持て囃されなくなった今日では貴腐ワインのメーカーははっきり言って苦戦しています
極甘口のワインがあんまり売れないので、どこのシャトーも辛口白を作り始めたのです
今やドイツワインも辛口主体ですしね…

そして、そこは大事に育てたブドウですから、辛口でも当然美味しいでしょう

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HPより

イグレックの生産は1996年に始まりました
HPによれば、それまでも、収穫の最後に樹上にある完熟したブドウを使用して白ワインが作られていたようですが、貴腐菌が付いているためにアルコール度数が上がらず、毎年の生産はできなかったようです。
それを96年からは、より早い段階で熟したブドウをより分け早く収穫し、辛口ワインを作るためのプロセスに変更しました。
そうして2004年からは毎年の生産が可能になったそうです。

酸味が残るソーヴィニョンブランを早めに収穫し、それに完熟したセミヨンを加えることでフレッシュでありながらクリスピー(濃厚な噛み応えがあるよう)なしっかりとした辛口の白ワインになっています
ブレンドは熟成の最後です。
発酵の最後と熟成は樽で行われ、澱と共にバトナージュされて一層の深みが出るように工夫されています

「イグレック」とはフランス語のアルファベットYの呼び名です。
因みにHはアッシュ

で、お味なんですけど。

そりゃーもー、こってこてのフルボディでっせ
「コクがある」なんて生易しいもんじゃなく、樽と完熟感に果実味とアルコールが重厚に重なり合ってます

や、やり過ぎでは…  ってくらい
新樽にバトナージュ… 聞いただけで辛い。
紹介しておきながらすみませんが。

…コングスガードの向こうを張れるんじゃなかろうか

こってり白ワインが好きな方にはそりゃ天国ですよ
リッチさは本当に流石です

HPにはかしこまらないで気楽に飲め、って書いてあります
でも諭吉二人では足りません、どんな気楽さだ

いかん、紹介してるのに恨み節になってしまった

しかし店頭ではよく売れまして残り2本だけ
おためしあーれー






posted by cave MITSUKURA at 19:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月20日

割り当てきたる


今日は風が強い
日が沈むとやっぱり寒いですね

水曜の試飲会では初めてのお客様、新婚さん、いつもの常連さんと楽しく飲むことができました

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お客様にいただいた写真

マイイ・ロゼも好評でした

とぉーっても気軽な会なので是非興味ある方は遊びに来てください。
来月は29日の水曜です


店頭には17年の割り当てが来ました

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デュジャック

写ってないのもある
銘柄はラベル読んでください。
16年からしたら収穫増えてるはずなんですけど、全然割り当て増えてません

くーっ、クロ・ド・ラ・ロシュ飲んでみたい



皆様は今年一番のワインって何でしょうか??
てんちょ、決めるの難しいーなー

順番に思い出そうとして写真を見てみると…

ドメーヌ曽我の小布施カベルネフランは素晴らしかった
バーンスタインさんに会って
フレデリック・マニャン会もやりました
シャトー・シャロンも非常に有意義だった
ボーカステルとしゃぶしゃぶも楽しく美味しかったし
ブシャール銘醸畑も感動した
DRCも飲みましたね
イル・カルボナイオーネのミニ垂直出来た
パッソピシャーロもミニ垂直した… ← この時点でまだ5月

書いてられませんね、これに個人飲みのワインを加えると… 一番って決められないなぁ

あーだめだ
全然実のあるブログが書けない












posted by cave MITSUKURA at 18:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月18日

良心とプライドの現れ


ほんと暖かくて、コート着て歩いてると暑いですね
今年は静電気がない気がします、気温が高いからでしょう


北半球のブドウ畑ではとっくに収穫が終わっていますが、剪定や土寄せなど寒い中でも作業があります。
本当に農業って大変、そして一年に一回しか収穫がないのも大変リスキーな話。

アメリカがEUワインの関税を100%に上げようとしてるようですが…
しかも宇宙開発費の捻出のため?
この何年かのアメリカは極端な政策で時代に逆行してるようなのに、国内の景気がいいって非常に気味が悪い、
近い内にしわ寄せがどっかーんとくるんだろうなぁ
大統領選挙の行方も心配



さて、今日は今年最後の試飲会です
一つワインを紹介します

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マイイ ロゼ・ド・マイイ グランクリュNV

マイイは有名ですがロゼを飲んでる方は少ないでしょう
マイイは生産者名(協同組合=CMです)でもありますが、グランクリュのぬらの名前でもあります。

シャンパーニュの特級17の内で最も北西にあります
シャンパーニュ・グランクリュマラソンをやるなら出発点はここだ。
(ま、南のメニル・シュル・オジェから北上するっていう手もありますけど)

1級のリュド村と特級ヴェルズネイのちょうど真ん中にあって、なーんにもない所ですが、
マイイの事務所はとってもかっこいいです。

こんなのどかで綺麗な風景の中で ↓

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HPより、以下同様

こういう建造物が突如登場するのです ↓

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インテリアショップかと思うくらい

マイイではランスの大聖堂が建てられる前の13世紀からブドウ栽培が行われ、評価の高いワインが聖職者や貴族に人気だったという記録が残っています
当時はもちろん赤ワインですけど。

時は下って1929年、第一次世界大戦の後の荒廃に追い打ちをかけるように世界恐慌が起き、シャンパーニュはほとんどの顧客を失ってしまい、どこのメゾンも農家も破産寸前、もしくは本当に破産してしまうという暗黒時代に突入します

ベルエポックの時代にあんなに売れたシャンパーニュ、もう不景気なんて二度と来ないと浮かれてた人達には大打撃でした
戦争で若者はいなくなるわ、農業の担い手はいなくなるわ、商品も売れないという。

そうした中で小規模のブドウ栽培かが生き残るために集まってできたのが協同組合です
実際、マイイ以外にもこの時期に設立されてる組合は多いです。

組合の所有畑は70ha、約80人の組合員によって構成され、ピノノワール75%、シャルドネ25%
全ての畑がグランクリュにあります
年産50万本、この生産量が高品質を維持するのにふさわしい量だという事です。

地下カーヴは1キロもあります ↓

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フィッシュボーン構造ですね、マムと同じ


が、肝心のロゼの情報がありませんので、白の情報を載せておきます ↓

アルコール発酵はステンレスタンクですがMLFには一部バリックを使用、10の異なるヴィンテージをブレンド、各ヴィンテージのベースワインは600もの区画から造られています
リザーヴワインは30〜40%
ドサージュは7グラム/リットル

上級品のロゼ(ラントンポレール・ロゼ)は樹齢の古いピノノワールから作られた赤ワインをブレンドしています。
きっと今日のロゼも同様でしょう、何種類も赤ワインを作らないでしょうから。

辛口で味わい深いロゼ、香りは華やかですがその印象程にはフローラルな味はしなくて、もっと熟成感があります

爽やかさや軽やかさと重厚さや複雑性、フレッシュな果実ときのこやトーストの様な熟成感、
二つの相反する物が一緒に存在する非常に不思議なお酒がシャンパーニュです
色んな香りや味わいがあるのに決して重くない、これも不思議の一つ。

シャンパーニュって二律背反な魅力があります

今日の試飲会に参加してくださる方は、実際に飲んで確かめてみてください
店頭で販売もしてます〜









posted by cave MITSUKURA at 13:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする