2018年12月18日

早飲み韋駄天ブル


あと10日ちょっとで2018年も終わりだとは信じられませんね…
仕事はいたって普通。平和だ。

↑ ダメじゃん



2016年の割り当ての少なさにムキーってなってました、デュジャックですが追加入荷ありました
ドメーヌだよ。

68DDD01F-589F-4497-B290-6C74BCBA6CEA.jpg

2016年は本当に少ないです… 6本ずつです。
が来たのが何気に嬉しい

ピュリニーなんて作ってるんですね、知らんかったわ。
デュガ・ピイのムルソーみたい。

ラマルシュしかり、16年って早く飲めるものが多いですよね〜
飲んじゃダメなのは、ヴォギュエとラショーか。

誰か一緒にホリゾンタルやりませんか???



ブルゴーニュ繋がりで。
この前ビアンヴニュを紹介したついでで、買える在庫がないかと思って見たらこれがありました

75B8150C-4718-44B0-A7CF-6E75F216E928.jpg

ルフレーヴ・エ・アソシエ モンテリー 1er スー・ラ・ヴェル2011

赤ワインです、ピノノワール100%
こちらは2009年から始めたネゴシアンのワインです。

白が有名なルフレーヴですが、赤もやっぱり素敵です
栽培から関わっているだけあって、エレガントで綺麗なピノです。

このモンテリーはヴォルネイのクロ・ド・シェンヌに繋がる1級の区画です。
ここ ↓

ルフレーヴ・アソシエ.jpg
ブルゴーニュワイン委員会より

何故ここなのかと言えば、親類のエリック・ド・シュールマンシャトー・ド・モンテリーを持っているからでしょう。

因みにリュリーのネゴスもありますので、それも同じ供給元であろうかと思われます。
公開されてはいませんが

モンテリーはマイナーなアペラシオンだったせいか、未だに値段は高くなくお手軽に試せますよ。
11年だし、面白そうですね


ルフレーヴはさておき、来年のワインネタもぼちぼち揃ってきてるかも

最大の野望はアルザスに行くこと、かなぁ














posted by cave MITSUKURA at 18:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月16日

真のオリジナルワイン


12月ももう半分終わりましたね。

このところ、数年を経て久しぶりに食べてみたいと思った物が期待したほど美味しくないという不幸が続いて…
何故だろう

味覚が変わってるのかなぁ??
味が落ちたのか??
…なんにせよ、多分もう挑戦しない

ワインは当たり続きで結構な事ですが
先日飲んだルイ・ジャドの特級たちには大変感動しました

8602FD89-FA4B-474F-8491-BBDBE8583BEA.jpg
こっそりDRCも飲んだし



今日のワインは珍品だと思います

ゾラ5.jpg

ゾラ カラシイ2015

このワイン、どこのワインでブドウ品種が何か分かる方、かなりのマニアですね
てんちょ、さっぱり知りませんでした。

産地はアルメニア、ヴァヨツ・ゾルって地方らしい、 ← それは一体どこ??
その中のイェゲグナゾル 地区にあるリンド村だそうです

ここ ↓

ゾラ.png

もっと大きな縮尺で見るとこうです ↓

ゾラ1.png

アルメニアって海がないんですね…
黒海沿岸だと勝手に思ってました。

首都はエレバン、初めて聞きました
アルメニア語と独自の文字を持っています、全然読めませんね。

旧ソビエトですが、その前第一次世界大戦時にはオスマン帝国軍にいながら裏切り者とされて命を落としたアルメニア人が多くいます
アルメニアはキリスト教国ですので、トルコでもソ連でもどちらでも迫害の対象になってしまい、
海外に移住した人が現人口よりも多いという悲しい事態になっています。

オーナーのゾリック・ガリビアン氏もイタリアに移住したアルメニア人です。
彼はイタリアでアパレル産業に従事し成功します
その後、故郷でワイナリーを興すべくイタリア人醸造家アントニーニ氏と共にアルメニアで最良の土地を探しブドウ栽培を始めました。

地球上でもっとも古いワイン作りが行われていた地域だと隣のジョージアと共に注目が集まっていますが、アルメニア南部には旧約聖書に出てくるアララト山がありますので、ブドウ発祥の地=世界最初のワイン産地もうなずけます

有名な話ですが…
アララト山は大洪水の後、ノアの箱舟がたどり着いたとされる山で、ノアは最初カラスを放ちますが暫くして戻ってきます。
数日後に今度は鳩を放ちますが、これもまた戻ってきてしまいます。
その後、再度鳩を放つとオリーヴの枝をくわえて戻り、もう一度放した鳩は戻らず、水が引いたことを知ったという「伝説」です。
近年、こうした大洪水の神話は単なる伝承ではなく史実ではないかという研究が盛んですね。



ワイナリーの設立は2001年、初ヴィンテージは2010年と実に10年もかけてやっと最初にワインが出来た訳です

今日のワインのブドウ品種はアレニ・ノワールという古代品種でアルメニアの固有品種です ← 未知のブドウだわ
他にも白の固有品種を栽培していますが、聞いたこともない品種だー
(ヴォスキアット、ガランドゥマック)

アレニはこんなブドウ ↓

ゾラ3.jpg
HPより、以下同様

葉っぱが特徴的ですね。
この品種は実に6000年以上も前からこの地にあり、古くからワインにされてきたそうです

ブドウは全て自根、畑は標高1400メートルの高地にあります

ゾラ4.jpg

ゾラ2.jpg

醸造はコンクリートタンクで発酵の後、カラシと呼ばれる素焼きの大壺で熟成を行います。
発酵には天然酵母だけを使用、一部の壺は土中に埋められています。
所謂アンフォラですね。(埋めてあるのは地震対策と温度管理のため)

一体どんな味なんでしょうか???
香りはどうかしら??

19日の試飲会に出しますね















posted by cave MITSUKURA at 17:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

賢者バルタザールの恩恵か


季節とは何の関連もありませんが…

100円ローソンを「ひゃくろー」って略すのにいつまで経っても違和感がなくならないてんちょです
名古屋だとホワイト餃子なイメージ先行です。

ま、てんちょもかつてはサークルKを「くるくるけー」って言ってましたけど💦 ← 略してないし



来年の話で恐縮ですが、
新年の福袋は2019年も発売します

5000円で3万円以上のプレステージシャンパーニュが当たるかも
赤ワインはどうしようか思案中。

年末年始の営業は、
12月31日まで無休
1月は4日から営業 毎日11時から21時です


お店は4日金曜からですが、福袋の発売は12日土曜日からです
売り切れ次第終了です。



それでは、今日のワインを紹介します

エヴォディア.jpg

サン・アレハンドロ エヴォディア2016

スペインの赤ワインです
ご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょうか??

てんちょ、この前久しぶりにこれを飲みまして美味しかったので早速再注文してみたという訳です

サン・アレハンドロはスペイン北部のアラゴン州にある協同組合です。
DOカラタユドって分かりますか??

ここです ↓

エヴォディア1.png
縮尺がかなり大きいですが、これ以上小さいと多分地理感のない方には地球のどこか分からないと思う

カラタユド、マイナーですかね…

スペインのDO=産地呼称って、知らないうちに膨大な数になっていて、すっかり浦島太郎なてんちょです
もう一回勉強しないとね。

因みに上記地図上で、ログローニョがリオハ、バヤドリッドがリベラ・デル・デュエロになります。

組合の設立は1962年、フランシスコ修道会に遺骨があるとされる聖人の名前にちなんで名づけられました
エヴォディア以外にも3つのブランドを持っています。

冬には雪も積もる北部の赤土の大地には、スペインの固有品種の他にもボルドー系の品種も植えられています。
組合のメインとなっているのはガルナッチャです。
カラタユドがガルナッチャの産地なのです。

エヴォディア2.jpg
HPより、以下同様

エヴォディアもガルナッチャ100%樹齢100年を超す古木も含まれています

3エヴォディア.jpg
株仕立てですね

青い岩盤のシストやスレート土壌で標高の高い土地に畑はあります。

余談ですが…
ガルナッチャが地中海沿いに南フランスへと渡り、グルナッシュとなった事は有名ですね。
グルナッシュは元はスペイン品種なんですよ

このエヴォディア、スペインワインでも柔らかくエレガントです
多少のスパイシーさはありますが、ドライ過ぎずしっとり落ち着いた味わいでです。
アルコール感もさほどありませんので、飲み疲れることがありません。

ほんと美味しいです

樹齢の古さと標高の高さがもたらす恩恵でしょう

価格も非常のお手頃、千円ちょっとなので
美味しいガルナッチャは毎日の食卓でも十分満足できると思います〜

メグスタ・エスパーニャ
あー、スペインに遊びに行きたい







posted by cave MITSUKURA at 13:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

ようこその畑見たっけ


今日は風が強くて寒く感じますねー

733646EF-9D4E-4166-9A79-9AE7085C80B5.jpg

街中のライトが青いのが何となく寒々しい感じで嫌だったてんちょですが、
「青い光には犯罪抑止効果がある」事から採用してるみたいですね。知らなかったです。
それならいっか。



水曜は今年最後のワイン会、
ドメーヌ・ド・ヴィレーヌの会はとても有意義でした

A11DFCD2-7534-4783-8561-4A43124EEE16.jpg

てんちょがもっとちゃんと説明しないといけなかったんですが…
飲むだけ〜(いつも通りか) …すみません

特にシャルドネが素晴らしい
お値段に差がない事もあり、どのアぺラシオンでも十分な飲みごたえがあります。
ヴィンテージの差もありますが、既にいい飲み頃に入っています

もう2,3年したらそりゃ―完璧になるでしょう

ピノはその点ではどれもまだまだ若いです、承知で飲んだのですけど…
ポテンシャルは高いですよ、持っている方はまだ飲んじゃダメ

509C952E-1659-4203-86E3-44B26A288357.jpg

シャルドネは写真では色が薄く写りますけど、良い黄金色でした
ミネラルと酸、樽の風味が上手く調和していて、飲み辛さは全くありません。
香りの変化も嬉しいくらいに綺麗です。

やっぱりバターやクリームを連想させますけど、塩鮭にも合うというご意見が興味深い
ブルゴーニュとしてはお手頃価格なのでおすすめですよ。

ピュリニー・モンラッシェみたいに楽しめます

いいコルクですね 、流石 ↓

2549E57A-9C2B-4F6E-9A95-6B934EB3D18B.jpg

やっぱり、一度に飲むと非常に理解が容易で良い経験になります
来年もこういうしつこい会をやろう、やろう。



では、ワインの紹介します

4B95E2BC-2287-4957-9836-33D06D7AEFB4.jpg

ルフレーヴ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ2013

正規品です
モンラッシェを語る上でルフレーヴは絶対に外せませんよね。

D0FE0ED2-098D-4435-84DA-B7F41535E57B.jpg
シリアルナンバー入り

ドメーヌの歴史は100年以上、先代のマダム・アンヌ・クロードが有名ですが3年前に鬼籍に入ってしまってます。
後継ぎは甥のブリス・ド・ラ・モランディエール氏で、工業系の会社を経営して大成功していましたが、まったく異なる分野のブドウ栽培&ワイン作りに転身しました。
そういう変化って望むべくして起こるんでしょうか…

ルフレーヴはピュリニーモンラッシェに25haもの畑を所有する大ドメーヌで、そのほとんどが特級と1級という驚異的な内容です
長らくシュヴァリエ・モンラッシェを頂点として大変高評価を得ていましたが、1991年にモンラッシェも取得しています。

80年代に早くもビオディナミを導入して一層レベルが上がったと言われます
ルフレーヴはオーナーよりも醸造家にスポットが当たる事も多かったですね、
歴代の醸造長でもピエール・モレの名前は記憶に新しい所です

ドメーヌとしての赤の生産はありません。
お値打ちラインではマコンの白を生産していますし、赤はネゴシアンとしてシャルム・シャンベルタンなども作っています

今日のグランクリュは何年も前に(2015年発売)とっくに売り切れたんですが、この度輸入元から再オファーがありました
13年なので価格は安くはありませんが、15年や16年と比べたらまだマシ。

因みに、
2016年で税抜80000円でっせ…

ビアンヴニュなんて変名前ですが(ようこそって意味、しかもバタールって庶子って事です)、そこは伝説が正しいのか。
知らない方お調べください、店頭にいらっっしゃれば説明しますよ

この区画はモンラッシェの5つの特級の内、ピュリニーモンラッシェ村のバタール・モンラッシェの南東にあっ3.57haの小区画です。
一番小さいのはクリオバタールモンラッシェの1.57haです、クリオはシャサーニュ側です。

こんな感じ、ピュリニーモンラッシェ側だけですが ↓

ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ.jpg
ブルゴーニュワイン委員会より

5つの特級の内、クリオを除く4つを生産しているルフレーヴ。
ビアンヴニュにも最大の1.15haを持っています。

最近は割り当てですし全然入荷してきません(16年のモンラッシェは生産がありません)
16年は買いませんでした〜

この13年はまだ飲んじゃダメでしょうけど、店頭に残っているルフレーヴを集めて飲んでみるのもいいかもしれません

買ってもいいなという方はお早目に。











posted by cave MITSUKURA at 17:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月12日

地味か滋味か


流石は太平洋側、冬でも快晴の名古屋
日本海側の方々には信じられない光景らしい。

ところで…
19日の試飲会のお申し込みが取っても少ないですー

皆さん、12月はお忙しいでしょうか…
ま、少なくても楽しく飲みましょう


今日は今年最後のワイン会です

9A80F234-20CB-48FE-A39B-E8F4041A7AFB.jpg

7F5FFF87-578E-429B-886C-A83F1FB4DE06.jpg

ドメーヌ・ド・ヴィレーヌの会

ちょっとワインは若いですが、区画違いの飲み比べがしてみたいのです
数が多いのでアリゴテはなし。
グラスは一人11脚‼️ ↓

D0E6FB1A-FB4D-43E8-8D01-5DCE9AFB9BCB.jpg


今年最後でありますが、もう何をやっても「平成最後」ですね

次の元号は何だろう…
やっぱり「か行」かなぁ、京〇とか、恵〇とか。
イニシャルKで。

それとジャクソンの資料が見つからない
こりゃ、捨てましたね

あほー、どあほー











posted by cave MITSUKURA at 15:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月10日

サングリエ限定ラベル


寒い 急に寒い
いつもの冬の店内になってしまった…

寒くてストーブの前から動けない


皆様、クリスマスや年末年始のワインの準備はいかがでしょうか?

てんちょはまだ何にもやってません💦
クリスマスは無縁ですし、年末年始も下手に準備すると飲み過ぎるだけ、というオチが


今日はちょっと気が早いかもしれませんが、お年賀にぴったりなワインですよ

テッレ・デル・バローロ2.jpg

テッレ・デル・バローロ バルベーラ・ダルバ スペリオーレ2015 猪ラベル

普段、干支や年号を意識する事が滅多にありませんが…
来年は亥年、己亥=つちのとい、です

テッレ・デル・バローロはイタリア、ピエモンテ州の協同組合です

名前の通りバローロを始め、バルバレスコやネッビオーロダルバなどお値打ちで高品質なワインを生産しています。

こちらのワインは日本でもかなり人気があると思います、店頭でも人気ですよ
ほんと、ここのワインは何飲んでも美味しい
しかもお手頃で素晴らしい

このラベルに見覚えのある方は多いかも ↓

テッレ・デル・バローロ.jpg

現在組合員は400を超える大規模組合です。
バローロに認定される11の村の全てに畑を所有しています

こちらのバルベーラなんですが、通常は普通クラスのバルベーラ・ピエモンテのラベルが猪デザインなんです ↓

テッレ・デル・バローロ1.jpg

しかし、
今だけ限定でバルベーラ・ダルバ スペリオーレのラベルが猪デザインで発売されています
それが今日のワインなんです。

通常のバルベーラ・ピエモンテに比べて選別され、熟成させたワインを使用しているスペリオーレです

抽出も濃く、500リットルの新樽で1年熟成させた飲み応えのあるワインになっています。
バルベーラなので真っ黒になったりしませんが、コクがあって良い香りです

価格もとってもお手頃です

ピエモンテと言うとどうしてもネッビオーロにばかり目が行っちゃいますけど、こういう素敵なバルベーラもあるんですよ
新年をこれでお祝いしてみてはどうでしょう???









posted by cave MITSUKURA at 17:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月09日

ルビー色のシャンパーニュ


急に気温が下がって、名古屋も冬になりました
今日は手袋あっても良かったなぁ

お天気は快晴ですけど、流石に店内は寒い…



今日はシャンパーニュの紹介をします

7ED64422-B2C7-4909-9F4C-4B7C85AD3553.jpg

シャルリエ・エ・フィス プレステージュ・ロゼNV

てんちょには個人的に懐かしい銘柄です
昔務めてたシャンパーニュ・バーで「ロゼ祭り」をやってたんですが、その時に初めて扱いました。
10年以上前で、当時はまだ正規代理店がなかったです。

このシャルリエ、とても好評でした
ラベルが今と違ってましたが、同じように赤いロゼでしたね。

シャルリエはマルヌ川の北、エペルネから7,8キロ西にあるモンティニー・シュル・シャティヨンという村にあります。
ここ ↓

シャルリエ.png

小さな村ですが(シャンパーニュの村は大抵どこも小さい)周りにもレコルタンが色々あります
十字軍の遠征を決めたローマ法王ウルバヌス2世の出身地なので銅像が立ってます。

シャルリエ1.jpg
綺麗ですね、HPより

1892年に樽職人のペラン家が伝統的な大樽でシャンパーニュを製造し始めたことに起源をもち、現在は4代目になるシャルリエ家が経営を担っています。
生産は色々あるのですが、日本への輸入は現在ロゼだけ
マール漬けのチェリーとかすんごく美味しそうなんですけど

しかし、このロゼも素晴らしい

こちらのロゼはロゼ・ド・セニエといい、赤と白のワインを混ぜて二次発酵させる通常のロゼとは違う製法を採用しています

セニエという言葉はスティルワインのロゼの製法で聞いた事がある方が多いと思います。
この言葉は「瀉血」を意味するのですが、赤ワインのマセラシオンの途中で果汁を抜く事で作られるためにそう呼ばれています

シャンパーニュでも同じく一次発酵の時点で果皮を漬け込んで色を付ける製法です
シャルリエで12時間から16時間マセラシオンしているそうです。

しかし、
果皮と液体を分離するタイミングがとても難しく、気温やブドウの状態によって毎年異なるために寝ないで見張っていないといけないそうです


さらに。
シャンパーニュの規定覚えていますか??

シャンパーニュにはブドウの搾汁規定がありましたね

2000キロのブドウから1番搾り(キュヴェ)で2050リットル、2番搾り(プルミエタイユ)で500リットルの果汁を取ってもいいことになっています。
セニエで果皮を漬け込むとこのタイユが非常に面倒で厄介なんだそうです。
だからうちはやらない、って言う生産者に会ったことがあります

絞った果汁に皮を戻すんじゃないのでしょうか…
それだけならそんなに難しくないような気もしますけど💦

因みにシャルリエではキユヴェのみを使用、あとはフィーヌに回しちゃいます‼️

ブレンドに比べてセニエのロゼの方がしっかりした骨格や酒質の厚みを感じます
とは言え、やはり繊細なシャンパーニュには変わりません。

セニエのロゼは果皮を漬け込むのでブドウは全て黒ブドウです
シャルリエではピノノワール80%、ピノムニエ20%

こちらは樽発酵に続いてMLFも行い、さらにバトナージュもしています。


このロゼはなんといっても香りが素敵です

最近のスティルのロゼもそうですが、味わいは白と変わらない辛口で食事にもよく合います
しかしやはりロゼ特有の華やかな香りがありますよね。
あれと同じです

フローラル&フルーティですが、甘さだけを連想させるような香りではありません
コクがあって華やか、食事をずっと通して楽しめます。


今ならマグナムもありますよ

AB21E377-7FF9-413A-B135-9BC95E6DDF27.jpg

飲んでみてください〜









posted by cave MITSUKURA at 14:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

メルヘンラベルなのは何故


今日はちょっと寒いかな、本格的な冷え込みは明日からのようですが


来年もワイン会をやっていきたいと思っておりますが、さて、何をやろうかと

ボーカステル
アンリ・グージュ
グロフィエ
も一回ボングラン、今度はマグナム

そして、そろそろやらねば…トロタノワ

FA3FFC79-FB9C-4091-BFE8-B29553EE3CC2.jpg

なるべく多くのヴィンテージを飲み比べたいのですが、いつも上手く揃えられる訳でもなく…
今後は増々難しくなっていくと思う


そう言えば、揃っているとは言えませんが、これの会をやってみたいです

0A58E6B0-A628-4521-8E43-B267E8C41634.jpg

ポッジョ・スカレッテ カポガット2015

イタリア、特にトスカーナの新進ワイナリーがあまり得意じゃないてんちょですが、これは別です
しかし、このカポガットは初めてですね、数がないのです。

スカレッテと言えば、やっぱりこれですよね ↓

0B6E242D-7714-4D5B-A439-14F243364BD5.jpg

イル・カルボナイオーネ2015

キャンティ・クラシコ2015

輸入元ではカポガットもカルボナイオーネも完売
店頭にもあと1本ずつしかありません💦

人気だなぁ

ポッジョ・スカレッテの記事は過去にも何回か書いたことがあります。
オーナーのヴィットーリオ・フィオーレ氏はイタリアワイン業界ではめっちゃめちゃ有名な人です

アルトアディジェ出身の彼は、農業学校を卒業していますが自分のワイナリーを興す前に多くの年月を他州のワイナリーで経験を積みました。
カパルツォ
ヴィッチオマッジョ
テラビアンカ
モンテヴェルディ
など、一流メーカーばっかりです
そしてフィオーレ氏のおかげでこれらのワインの名声があると言っても過言ではありません

イタリア醸造技術協会の理事にまでなった彼は37歳でついに自己ブランドを確立します
最初から全く妥協のない畑と醸造設備はイタリア人の気質を考えるとかなり例外的です

これくらいいっか…
まぁしょうかないよね…
という事が一切なく完璧に管理されています

畑は、第一次世界大戦直後に植樹されたサンジョべーゼ・ディ・ラモーレのオリジナルクローンが占めています
フィロキセラでイタリアのサンジョベーゼが全滅した後の最初のクローンが植わってるという事です
うーん、すごい。

畑のある場所は、グレーヴェ・イン・キャンティというフィレンツェ近郊 ↓

ポッジョ・スカレッテ.png

因みに今ではキャンティ・クラシコがありますが、
イル・カルボナイオーネと他のワインは
IGTアルタ・ヴァッレ・デラ・グレーヴェです

なんじゃ、そのIGTは。知らないなぁ
DOCGキャンティじゃないんです…

初ヴィンテージは1992年
最初はイル・カルボナイオーネだけを生産していました。
1種類だけを妥協なく作ってんですよー

今では白も合わせて5種類のワインがあります

現在、蔵は4男のユーリさんが仕切っています。
カポガットはユーリさんは07年に作り始めた銘柄です。
彼はボーヌの醸造学校を出ています、他のお兄さんたちもみんなアメリカや南アでワインビジネスに従事しているワイン一家です

カポガットは、サンジョベーゼじゃなく、
カベルネ、メルロ、フラン、プティヴェルドが25%ずつのボルドーブレンドです

白も手に入らないかなぁ…
一緒に飲んでみたいのです










posted by cave MITSUKURA at 14:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月06日

アモリーノとは小さな愛


今年は本当に暖かい…

なので、グリューヴァイン(ホットワイン)が全然売れません
週末には寒くなるようですが、ようやく冬の気温になるのでしょうか。


カストラーニの赤と白が入荷しました

C4A0B7A7-B0D5-4736-83AE-A118ECA473D8.jpg

アモリーノ ロッソ
モンテプルチャーノ・ダブルッツオ2013

アモリーノ ビアンコ
トレッビアーノ・ダブルッツオ2017

です。
どちらも本当に美味しいです
もう一度飲んでみたいなぁ

赤は13年⭐️
落ち着いたいいフルボディですよ。

ボトルにはカストラーニの名前入り、特注品ですね✨‼️ ↓

CFEA4601-B7A5-432E-A1D2-3A2F330467C1.jpg

そして、このラベルに描かれているのはペンダントなんです‼️

その昔、村の女の子に恋した男性が求婚の返事を確かめたくてその女性にペンダントを贈りました。
もし、好意を受け入れてくれるなら、次の日曜の教会のミサにそのペンダントをしてきて欲しい、と。

果たして…
その女性はペンダントを着けていました✨❤️

こうしてめでたく結ばれた二人ですが、その話を聞いた彼女の父親がそれはいい、とそのペンダントを商品化したんです‼️

お父さんのお仕事は宝石商でした💦✨

それをラベルに採用した、アモリーノ。
小さな愛という意味です。

バレンタインにはもってこい、だと醸造家のアンジェロさんが言ってました‼️㊗️



来年も沢山の生産者さんに来て欲しいです

頑張ります


…いかん、やっぱり書いていられない
明日事、長々ワインを語りたい



posted by cave MITSUKURA at 16:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月05日

今日も書けません


す、すみません
ブログがちっとも書けません…

紹介したいワイン色々あるんですが。

明日こそ
posted by cave MITSUKURA at 16:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月01日

大スター来ました


今日から12月

2018年ももう僅かですねぇ、
毎年1月にはまだ12カ月もあると思うのですが、過ぎてみればあっという間で


今日はやはり、スターご来店の報告をしないとね

29日には、元F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリ氏をお迎えして、カストラーニ・セミナーを開催しました

C76FE708-5BDD-4BC2-B809-B6F01D18910D.jpg

キャンセル待ちで参加できなかった方には申し訳ありません
なんせ、席数がなくて。

時差ボケでお疲れの様子だったヤルノさん
それなのにサインも写真もにこやかに対応してくれました、とても優しいお人柄ですね

「ワイン作りをしていたおかげで、また日本へも来ることが出来て嬉しい」って

てんちょも早速サイン頂いておきました

96B7426F-313F-4167-8EFD-B6A419C20F7A.jpg

0C53EA1B-CA14-44D3-AC2A-9E4613A2C097.jpg
サインボトルは完売です。

実をいうとてんちょ、彼にワイナリーの話なんてできるんだろうかと訝っておりましたが、
心配無用、ちゃんと醸造家のアンジェロ・モリサーニさんがご一緒でした

C327DC59-70DB-4B6D-8606-9F08EAC0CD2D.jpg

アンジェロさんの真摯なお話しぶりといい、それぞれのテイスティングを尊重しようとする姿勢など、非常に尊敬できる方でした

F1ドライバーのトロフィー的なワインかと思っていましたが、全然違った💦 ← すんません
(ナパや南アにはそういうの多いでしょ)

ワイナリーはイタリア、アドリア海側のアブルッツォ州にあります。

日本でも人気のモンテプルチャーノの赤が有名です
彼はこの州の中心都市、ペスカーラの出身です ↓

ヤルノ・トゥルーリ1.png

元々ヤルノさんの祖父もワイン作りをしていたそうで、故郷で大きなワイナリーが売りに出ていることを知り1999年に買収したのが今のカストラーニの始まり、再スタートです
(カストラーニ自体は1793年からある大変古い蔵なんですが、買収当初はかなり荒廃していたそうです)

作っているワインは、土着の代表品種で赤はモンテプルチャーノ、白はトレッビアーノです。
日本でもお馴染みの、

モンテプルチャーノ・ダブルッツオ
トレッビアーノ・ダブルッツオ

って、人気もありますが、お手頃価格のデイリーワインというイメージが強いと思うんです

ですが、ここは違う。所謂「安物」ではない。
全然違う

1145C522-7E5A-4589-A8A8-455A0DCF7851.jpg

白はともかく、赤はコンクリートタンクで発酵後、澱と共に数年熟成させ、そこからさらに樽(500リットル、産地と年数はワインによる)に移してまた熟成させ、最後にアッサンブラージュしてから瓶詰めするというものすごい時間をかけて作っているんです

ですから、
エントリーレンジの赤ワインでも現行ヴィンテージが2014年という驚き

1600円なのに…

こうした行程は行った方がワインの味が良くなることは明白なんですが、要するに数年間はお金にならない訳で…
資金的に余裕のあるワイナリーでしかできない事ですね。
流石だわー
他も2013,2012とクラスが上がればヴィンテージも古くなるという、特にアブルッツォでは大変珍しいワイナリーです。

アモリーノのラベルには素敵なペンダントの模様が描かれていて、いいお話があったのですが長くなるので割愛。
聞きたい方は店頭までどうぞ。

今はありませんが、来週再入荷してきますので是非皆様にも飲んでいただきたいです
白も赤もすごく美味しいですよ、ほんとに。

醸造家のアンジェロさん曰く、
土壌の持つ塩味=ミネラルと寒暖の差によって温存される酸味のバランスが取れたワイン

ハイアルコールで疲れるワインでなく、飲んだ後でも喉が乾かないワイン


を意識している、と。

うんうん、そーですね
確かに、皆さんのグラスはほぼ空になっていましたし、お水のお代わりも必要なかったみたいで。

最上級品のヤルノ・ロッソはブドウをアパッシメント(陰干し)してアマローネと同じ製法で作っています
モンテプルチャーノでアパッシメントは珍しいなぁ…

アルコール度数16度もありますが、そこは流石に長期熟成、それ程辛くないんですよね
鼻が痛いとか全くなかったです。


どれも素晴らしいワインでした
またお目にかかる日があるんだろうか…










posted by cave MITSUKURA at 16:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月29日

大スターくるよ


昨日は夜に雨でしたね…

午後に行ったシャンパーニュ、ジャクソンのセミナーですが、昨日で3回目の出席でした。
0C081A4E-3FF8-4B71-B5F0-D8A2E523D6A1.jpg
以前の資料を探してみたいと思ってます

が、実家に行かないといけないので時間かかりそう…

どんどん生産量を減らしているジャクソンですが、てんちょは昔のシナチュールが好きなんだけどなぁ


さて、今日はイタリアのカストラーニのセミナーです
これまで沢山の生産者さんをお迎えしてきましたし、一流の生産者にもご来店いただきました

でも、F1ドライバーが訪問してくれる日が来るとは思わなかったです

EC66055E-B7B8-4462-BB78-ABD8C282FB3C.jpg

ヤルノ・トゥルーリ氏、さぞかしカッコいんだろうなあ〜

次はハリウッドスターか(うそうそ)



posted by cave MITSUKURA at 16:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月28日

シンパシー・シャンパーニュ


今日って雨かと思っていましたが、降らないで済みそうですね
日差しが眩しくて、冬らしからぬ陽気ですね。

今日と明日の名古屋はシャンパーニュ騎士団の叙任式があるおかげで、シャンパーニュメーカーだらけです

ミツクラにもいくつかアポのお申し出がありましたが、今日もワイン会、明日はカストラーニで、無理無理
これからジャクソンのセミナーに行かなくちゃいけませんし。
3日前とかホント無理です。

もっと早くアポ取ってくれー

まぁ、その程度のアポって事ですね。


でも、今日は朝から素晴らしい方にお会いできました

シャンパーニュメゾン、カナール・デュシェーヌ醸造長のローラン・フェドーさんが来てくれました
日本語めちゃ上手い販売担当のジェレミさんも一緒。

カナール・デュシェーヌLaurent-Fedou-portrait.png

写真撮りませんでした…ま、いっか

簡単なお話だけだと思っていましたが、醸造やデゴルジュマンの細かい技法まで1時間以上も説明してくれまして、最後はパワポの資料をモニターで動画も見ながらの解説となった、とても有意義な時間でした
畑の地図も一緒に見ながら確認。

くーっ、こんなんならセミナーやってくれたらよかったのにぃぃぃ

と思うくらい素晴らしい内容で、てんちょ一人で聞いててええんかい、って思いましたよ
も、もったいない。


全てはとても書けませんので、今日もかいつまんで紹介します

カナール・デュシェーヌ1868年創業のとても古いシャンパーニュメゾンです。
カナールさんという樽職人とブドウ栽培家のデュシェーヌのお嬢さんが結婚してできたネゴシアンで、
今年で150周年となっています。

この蔵はメゾンにしては珍しく、モンターニュ・ド・ランスの北の端、リュードという1級畑(村)にあります
多くのメゾンが商売を拡大する中でランスやエペルネ都市に移っていったのですが、カナール・デュシェーヌだけはブドウ畑の中にとどまったのです。

この蔵の創始者のヴィクトールさんは商売熱心で、早くから輸出に力を入れました
19世紀の終わりには最大の輸出市場だったロシアへ出荷し、ロマノフ王朝のニコライ2世に気に入られ、カナール・デュシェーヌの紋章はこのロマノフ家の双頭の鷲をつけることを許されました。
さらにナポレオンの騎兵隊のサーベルが加わり、現在の紋章となっています。

ここで、お話には出ませんでしたが、
ニコライ2世は暗殺により死亡、その後のロマノフ王朝も革命により消滅し最大の買い手を失い、途中でベルエポックはあるものの、戦争やアメリカの禁酒法で、シャンパーニュ地方は踏んだり蹴ったりです…

ここで多くのメゾンが倒産してますが、とある有名メゾンRが言うには「当時、つぶれそうなうちを買いたいと思う他社も、その金を持っているところもなかったので今でも存在している」んだそうで
今のゴージャス、絢爛豪華なイメージとは程遠い時代もあったのですよ。


カナール・デュシェーヌも、その後経営にはあまり力が入っておらず、スーパーマーケットに並ぶ銘柄だと思われるほど長らく低迷しちゃってたんですが、2003年に大手のティエノの傘下に入りました
今日来てくれた醸造長のフェドーさんは元々ティエノの醸造長だった方です。

ティエノの傘下に入るとすぐに、フェドーさんは新しいキュヴェを3つ作りました

カナール・デュシェーヌ1.jpg

シャルル7世 ブラン・ド・ブランNV

あとは、
キュヴェ・レオニー ブリュットNV
パーセル181 エクストラブリュットNV


です。
3つとも試飲させてもらいましたよ

ものすごく美味しかった

香りが非常に繊細です、ブランドブランは48カ月も瓶熟していますが、濃すぎる酵母香がなくとてもフレッシュです。
それでいて(特に私シャルドネがそんなに好きじゃないので)固くもなく、シャープじゃないってところが非常に気に入りました

それぞれのキュヴェのコンセプトが的確に伝わる、正確な醸造だなぁと感動です

爽やかで上品、でも軽い訳じゃないって感じ



特筆すべきは、二つの事です
(基本的なお話も大変貴重なんですけど)

まずは、ブショネ対策としてミティーク・コルクを採用している事
これのおかげでカナール・デュシェーヌのシャンパーニュには99.9%ブショネはない。

ミティークというのはスティルワインで言うディアムコルクの事です。
簡単に言うと、蒸気殺菌した圧着コルクですが、ブショネの原因となるTCAを繁殖させません。

4BE650D3-48D6-4D45-B9D7-2C03BA9F2C3D.jpg

一般的なコルクと比べると均一ですよね、
これは一見、安物に見えますが違うのでご注意ください

ディアムコルクって長い天然コルクと変わらないくらいのお値段なんです
製造ロット管理もされていて厳格な規格があります。
因みに、カナール・デュシェーヌのコルクにはいつもシャンパンサーベルが描かれているそうです

EB2C4047-0E90-45A3-A998-D2E534704003.jpg


そして、もう一つはデゴルジュマン後の驚きの技術です

シャンパーニュは、

瓶内二次発酵

瓶熟

デゴルジュマン

ドサージュ

コルク打ち

(ちょっと馴染ませて)ラベルを張って出荷

という手順で我々の手元に来ますが、デゴルジュマン〜コルク打ちまでは一気にやってしまいます
のんびりしてると泡がなくなっちゃいますからね。
(とは言ってもそこまで大慌てでなくても大丈夫)

機械化された流れ作業で、ポンポン抜かれてサクサクコルクがはめられていきます
爽快な眺め。

多分youtubeで検索すればすぐに出てきます

で、ドサージュの行程についてはご存知でしょうか??
澱引き(デゴルジュマン)で減った分をリキュールで補い、味を整えるのですが、
ここで、どんな蔵でも多少ワインが泡立ちます

長い瓶熟で二酸化炭素は溶け込んでいますので、瓶口の泡立ちには問題はないのですが…
よく見てると、
泡が上まで立つボトルと、ほとんど立たないボトルがあります

そこに目を付けたフェドーさん

つまり、泡がほとんど立たないボトルには、そのままコルクで蓋をすると液面までの空気が瓶に含まれることになります。
一方で、上まで泡立ったボトルにコルクとすると、泡が収まった後には空気がほとんど残りません。

この差、分かりますか??
見せてもらった写真をお見せしたいが…ない 涙

これが出荷後の経過で瓶差となって表れるので、それを防ぎたいと秘策を講じたんです


瓶差=ボトルバリエーションは熟成すればどんなワインにも現れても仕方ない物です
でも、それを少しでも減らそうという試みは驚いたなぁ

カナール・デュシェーヌで特別に誂えた機械は、ドサージュした後にほんのちょっと、僅かに1滴だけ「水」を垂らして全てのボトルを物理的に泡立たせ、空気が入らなくしたうえでコルクを打つそうです

この技術、元はビール業界の物だそうですが、め、めんどくさい事やってますなぁ
すごいわ。

ミティークコルクとこの密閉作戦のおかげで、SO2の使用を30%も減らすことが出来たそうで、それは大変良かった

いやぁ、いいお話だった。
しかもフェドーさん、普段はあまり秘密を語らないそうで、ラッキーかも。

今度来るときはお客様向けに話してくださいね、と約束してお別れました〜













posted by cave MITSUKURA at 18:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

語らずとも瞭然


めっきり寒くなっていますがさすがは太平洋側の名古屋、今日も快晴です

ゴーン氏逮捕の裏側には(世間の目をそらしたいくらいの)どんな大事件があるのか。
東京地検特捜部が出てくる時って大抵そうだもんね


木曜のブログ、スマホから書いたのでやはり加筆が難しいです
気紛れに頑張ります。
その内ネタがなくなったらスピネッタの事、書きますね、ごめんなさい…
(タイトルのサイはバルバレスコ、ライオンはバローロのラベルなんですよー、知ってた??))



今日は先に一昨日の報告から。

一昨日はシャンパーニュメゾンのポル・ロジェから、社長のローラン・ダルクール氏に来店してもらいセミナーを開催しました

42125BF7-31DA-4253-9AE9-CA929DBDD05A.jpg

試飲も豪華5種類
新発売のサーウィンストンチャーチル2008もありました。

ご参加の皆様には沢山お買い上げいただきましてありがとうございました

E8A1A599-1BC4-4C71-934F-6C47A224AECB.jpg

サインもらうのに結構並んでましたが、ダルクールさん全て一つずつ手寧に書いてくれてました。

24A9ED44-FB8E-4293-844E-EDCE12AD6BA3.jpg


昨日ブログ書けなくて、しかもちゃんと紹介すると恐ろしい長さになっちゃうので(それくらい内容の濃い、良いセミナーでした)、
当日見たパワポの写真を添えて、かいつまんで紹介する事にします。

メゾンについて簡単に書きますと、
創業は1849年、現在5代目となるメゾンです。
全生産の80%を輸出しています、最重要で最大の輸出先はイギリスです
(ロイヤルウェディングのシャンパーニュになった事も有名です)


まずはチャーチルについて

ポル・ロジェのプレステージシャンパーニュである、キュヴェ・サーウィンストンチャーチルは当然ながらイギリスの首相だったチャーチルから命名されています。

二度の戦争を経て英雄となった豪傑チャーチルですが、パリで開かれた戦勝記念パーティでポル・ロジェ社の3代目ジャック・ポル・ロジェの奥さんのオデットさんが同席し親交を深めていきます

二人の写真はパンフレットにも載っています ↓

ポルロジェ6.jpg

製法などには一切こだわる事はないが常に最高の物だけを好んだ、というチャーチルはポル・ロジェの力強いキュヴェを大変気に入り首相官邸送りでオーダーするようになります。
チャーチルは本当にポル・ロジェのシャンパーニュが大好きだったようで、自分の持っている競走馬にも「ポル・ロジェ」という名前を付けたほどです ↓

ポルロジェ1.jpg
前はもっと分かりやすい写真があったのになぁ

そして彼の死後、10年経って遺族の同意を得て、チャーチル好みのシャンパーニュは商品となって発売されることとなりました。
これが現在まで2008年で17ヴィンテージを数えるキュヴェ・サーウィンストン・チャーチルの始まりです。

最初のヴィンテージである1975年のお披露目はチャーチルの生まれたブレナム宮殿で行われました

ポルロジェ3.jpg
お貴族〜

因みに最初はマグナムだけ、今後はマグナムを増やすかもとのこと。
現在でも新ヴィンテージの発売前には、敬意を払い必ずチャーチルの一族に最初に飲んでもらうそうです。


そして、もう一つ。
今年の夏くらいでしたっけ?
ポル・ロジェ社の地下から100年以上前のシャンパーニュが発見された、というニュースがありましたが覚えている方はいらっしゃいますか

その昔、118年前、ポルロジェの20世紀のスタートは本当に散々で…

1900年2月23日、地下セラーを含む社屋が倒壊しちゃっています

ポルロジェ5.jpg

50万本のストックとリザーヴワインを失うという大惨事です
(そしてこの後、グランドゲール=第一次世界大戦がありシャンパーニュ地方は塹壕だらけになります)

よく倒産しなかったよなぁ…


この場所には埋もれたままの当時のシャンパーニュがあると言われており、歴代の醸造長はじめシェフ・ド・カーヴはその発掘にひそかな情熱を燃やしてたそうなんですが、危険もあり中々掘る訳にはいかず…
今年ようやく行われた調査で10数本のボトルが発見された、という事です。

ポルロジェ7.jpg

ポルロジェ2.jpg
前醸造長の夢が叶った

今でも崩落の危険があり、それ以上の調査は行われませんでしたが、
そりゃーもっと埋まっているだろうと全員が思ってます

因みに、本数があまりにも少ないのでダルクールさんも誰もまだ飲んでいないそうです


ロゼやドゥミ・セックも含めて美味しい物ばっかりだった
流石の08年、チャーチルも既に美味しいですね
もうちょっと待ってもいいかー

もちろん、てんちよもキープしてまっせ ↓

25061960-EE71-4C76-BBD5-AAA8B2FF2937.jpg

43D6DAC9-1BD3-4A58-A69F-1DF710A2BD79.jpg

輸入元では年内在庫は完売、店頭にもあと1本しかありませんので欲しい方はお早めに。
またご来店して欲しいなあ











posted by cave MITSUKURA at 18:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月22日

サイとライオン


昨日は月例の試飲会でした‼️

E457AAF4-39C0-4FD4-B745-D962B6FDDF38.jpg

沢山の方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
飲めなかったワインがあった方には申し訳ありません。

今年最後の来月は19日水曜です⭐️
テーマは「シャンパーニュ&おすすめ」です。
来月も会費4000円です。


さて、今日はお休み✨
ですが、イタリアから素敵なワイナリーの方が来ていてランチ会に呼んでいただきました‼️

メーカーさんは、ピエモンテのスピネッタ⭐️
輸出部長のルカさんとご一緒しました

F0560709-04DA-489E-A323-737B55F464BE.jpg
酔ってるなぁ

バルバレスコのトップ生産者として有名ですが、バローロやほかのワインも作っています。

4B7ED3B5-AC79-48DC-8C06-2CA8C2B17C21.jpg

美味しいイタリアンでお腹いっぱいー



くーっ、全然時間なくて書けない💧💦

もっと色々詳しく紹介したいので後日加筆します💦
明日はポルロジェ です。




posted by cave MITSUKURA at 18:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月21日

今年最後のワイン会


やにわにロックが売れています


嬉しい事だけど、嬉しくない理由…
1本ずつですが、スショ15オートメジェール15とクロヴジョ15ありますよ。


さて、今日は月例の試飲会、テーマは「ブルゴーニュ」です

もうブルゴーニュは値上がりが激しいんで、低価格では難しいですねぇ
それでも何か良い発見があるといいのですが。


12月に今年最後の公式ワイン会をやろうと思います
(飲み会はぼちぼちある)
興味ある方は是非ご参加ください。

Aet P de Villaineの会

ロマネコンティの共同経営者であり、代表でもあるヴィレーヌ氏のドメーヌです。
アリゴテのブーズロンが有名ですが、シャロネーズの白(シャルドネ)も赤(ピノノワール)も作っています。
しかし、白はまだともかく、赤を見る機会がめっきり減ってしまっています…

そこまで古いヴィンテージはありませんが、揃ってるので飲み比べしてみたいと思います
一緒に飲みませんか。

ワインは下記の通り、11本

9A80F234-20CB-48FE-A39B-E8F4041A7AFB.jpg

7F5FFF87-578E-429B-886C-A83F1FB4DE06.jpg

Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous Aime Blanc 2015
Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous Aime Blanc 2014
Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous Aime Blanc 2013
Rully Les Saint-Jacques Blanc 2014
Rully 1er Cru Grésigny Blanc 2014
Rully 1er Cru Grésigny Blanc 2013
Rully 1er Cru Grésigny Blanc 2012
Bourgogne Côte Chalonnaise La Fortune Rouge 2014
Mercurey Les Montots Rouge 2014
Mercurey Les Montots Rouge 2013
Mercurey Les Montots Rouge 2011


*2015年からはドメーヌ・ド・ヴィレーヌとなっています

日時:12月12日(水)19時から21時
場所:カーヴミツクラにて
定員:11名
会費:6000円 現金でお支払いください
その他:先着順、着席、軽食
キャンセル期限:12月7日21時


お店まで、メール・電話・ご来店にてお申し込みください〜

お申し込み待っております














posted by cave MITSUKURA at 16:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

悲しいお知らせ


大ショックです…

ブルゴーニュのビオ ドメーヌ
プリューレ ロックの御当主、アンリ フレデリック ロック氏の訃報に驚きました🌀😞

あまりにも突然で、俄かには信じられませんでした。
フェイクニュースかと思ったくらい💦

15年に東京でお会いしましたが、かっこよかったなぁ✨❤️

8FDBABA0-45A1-4DF7-B9B7-7E12324C35AF.jpg

DRCの代表はどうなるんでしょう。
プリューレロックにはヤニックさんがいるから大丈夫でしょうけど。

それにしても残念です…
ご冥福をお祈りします。















posted by cave MITSUKURA at 22:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月19日

半年ぶりの再会 その2


気温が下がっているとはいえ、やっぱり今年は暖かいです


昨日はブルゴーニュでは、栄光の3日間の最終日としてオスピス・ド・ボーヌの競売が行われました

6BE95C0C-0DDD-4062-90EC-5C1724E46FEB.jpg
ブルゴーニュワイン委員会SNSより

今年は1973年以来の出品多数となったそうで、豊作の18年を反映しています
値下がりはしませんけど…ね


さて、半年待ったこの前のカンシーですが、こちらのサンセールも半年ぶりに再会です

B79FD3A0-A4D8-4F87-8AD4-A24C54D35CD2.jpg

A5653622-170B-4F3E-A87A-A84F223F7780.jpg

リュシアン・クロシェ サンセール ヴァンダンジュ7・デュ・オクトーブル2015


サンセールは有名なので説明しなくてもいいでしょうけど。
フランス、ロワール上流地域、中央フランス圏にあるワイン産地です

サンセールとしては赤白ロゼが認められていますが、圧倒的に白の生産が多いです。
なのでサンセールと聞くと白ワインを連想する方が多いでしょう、白はソーヴィニヨンブラン100%です

このワインもそうなんですが、

ただし書いてある通り、収穫が10月7日という驚異的な遅摘みなのです

通常は9月上旬、早ければ8月末。

それを10月って…
そんなに待ってたらブドウが腐らないかしらってくらい、遅い
ですから、気候条件がそろった年だけしか生産がありません

遅い収穫だけに甘いんです
サンセールの甘口なんてこれ以外に見たことも飲んだこともありません。

この前はなんと10年以上前の2006年
こちら ↓

4122C3B6-64F9-464A-8015-552F9546C645.jpg

こちらの方がラベルが凝ってる

でも、06年は甘くはないですね💦
遅摘みのコクや完熟感は十分あるんですが、甘さは15年の方がストレートに感じますよ

流石はリュシアン・クロシェ、とても上品です。
このワイン、本当に美味しいのですよ〜

これも先日のカンシーと同様、日本未入荷だったのを特別に取り寄せてもらいました
恐らく、日本でうちだけ??

元の生産が少ないのでお値段はまーまーしますけど、飲んでみる価値は大いにありますよ。
06年もあります。

気になる方はどうぞ〜

ブラインドでソーヴィニョンブランだと言える人がどのくらいいるでしょうか???

うっしっし












posted by cave MITSUKURA at 17:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月17日

半年後の再会を果たす


名古屋も流石に気温が下がってきました
日差しはジリジリ感じるのですけど。

ボジョレー・ヌーボーはじめ新酒の会には沢山のお客様にご来店いただきましてありがとうございました

毎年来てくれる方
去年も来てくれた方
初めてお会いする方


ありがとう〜

狭い席で、立ち飲みになってしまった方には申し訳ございませんでした

皆様にお気遣いいただきまして、楽しく平穏な会となりました。
お礼申し上げます

今年のヌーボーは濃い色合いのしっかりした印象の物が多かったですね
特にルイ・ジャド、去年のも一年経っているのに外観は黒々してました。
これは興味深い飲み比べでした

てんちょはマルセル・ラピエールが一番気に入りました。

BA2AD971-DEA4-4C5B-B2BB-AE4806AF8D45.jpg

ラピエールは透明感があってフルーティでした〜

アロマが一番だったのはなんとファルネーゼのノヴェッロでした。
売り切れて写真がない💦

さらに、今年も白はとても美味しかったです

ホイリゲは言われたほど甘くなく、青リンゴのフレッシュな印象はいつも通り、バランスの良い爽やか辛口です。
マコンもこれが収穫から数カ月しか経っていないとは思えないくらい、コクがあって、既にいいワインの風格がありました。

一部になりますが、もう少し店頭販売ありますよ〜




今日は新しいワインを紹介します

CBBE61C8-9B89-4070-A45E-441E9CFC2751.jpg

アンリ・ブルジョワ カンシー2017&メネトー・サロン2017

フランス、ロワールの最上流にある白ワインのAOCです

6月に訪問してとても感動したアンリ・ブルジョワ、試飲してとっても良かったカンシーです
なので、どちらも日本未入荷ですが、特別に発注しました

やっと来ました

アンリ・ブルジョワと言えば、サンセールの超有名生産者ですが、生産はサンセールだけではありません。

カンシーとかメネトー・サロンって勉強はしますけど、あまり見かけないですね
マイナー生産地という感じかもしれません。
カンシーは白だけですが、メネトー・サロンは赤白ロゼが認められています。

場所はここ ↓

アンリ・ブルジョワ カンシー.gif

二つの村はサンセールからちょっと離れています。

黒丸がサンセール
青丸がメネトー・サロン
赤丸がカンシー
です。

どちらもソーヴィニヨンブラン100%です。

流石のアンリ・ブルジョワ、サンセールに全く劣らない美味しい辛口白ワインです
お値段もサンセールと同じくらいしますけど…

数は限定ですが、それなりの量がありますので
興味ある方は是非飲んでみてくださいね













posted by cave MITSUKURA at 14:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月15日

新酒飲んでます


2018年新酒飲み比べ、始まっております‼️

今年も早くからご来店くださるお客、ありがとうございます😊
これから来てくれる方もお待ちしております。

去年のヌーボー、面白い✨♠️❤️

016EB483-6AA4-49DB-8920-5B8B7EEC63DC.jpg

6CA04AC4-A67D-456C-BA99-2A08B4E055FA.jpg

これも縦飲みだ✨

今年は早い収穫で、多くの自社畑の生産者は成功したようですが、春の雨で病気に悩まされて収量が減った畑もあるようです。

ミツクラのいつもの銘柄はどれも濃いめ、良い年の証明のようにしっかりしてます‼️
新酒じゃなくてもいいんじゃないかなぁ

そして、今年も、白は美味しいなぁ❤️

ホイリゲ
マコン ヌーボー

あなたも飲みに来ませんか😊✨
posted by cave MITSUKURA at 15:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする