2018年08月15日

キャンティ勉強


お盆ですね

てんちょの実家は7月の新盆なので、この時期には何もありません。
心置きなく仕事ができる訳で


山口の2歳の男の子、無事に見つかって良かったですね

子供って突然いなくなりますもんね…

実はてんちょ、一度だけ迷子になったことがあります

保育園の年少に入ったばかりの頃(3歳)、駅前にある4階建てのスーパーとデパートの中間みたいな商業施設に祖父と二人で行きました。
地方にあるユニーみたいな所です。
全然巨大なモールなどではありません💦

祖父の後について行ってるつもりだったのに、ふと見ると祖父がいない…
周りを見てもいない…

あれー??って焦るよりも不思議で、一人できょとん&ぽつん

そしたら前のエスカレーターから近所の〇ちゃんとお母さんが上って来て、私を発見。
「おじいちゃんと来たけどいない」と話すと、おばさんがちょっと探そうか、と〇ちゃんと私を連れて上に行ったり売り場を少し歩いてくれました。

すぐに祖父がカウンターの店員さんに「孫がいない」と相談してる所に遭遇して解決〜
でした。
(が、家に帰って話すと祖母と母にこっぴどく叱られた祖父。ちょっとかわいそうだったなぁ

自分から突飛な行動をしたつもりはないんですけど、ほんの一瞬でもお互いに見失うんだなーと。



さて、前回のマキャヴェッリに続いてメリーニキャンティの話です

メリーニは1705年に創業した超老舗のキャンティメーカーです
もちろんキャンティ以外のワインも生産しています。

元はフィレンツェ近郊にあったのですが、1970年にシエナ近郊へと移転しています。
ちょうど、キャンティクラシコの南西の境の辺りです。

ここ ↓

メリーニ.png


その際に丘を真横に掘り進んだセラー兼カーヴを建設、こうした手法は当時ではかなり革新的で周りがさぞや驚いた事でしょう
温度と湿度が一定の自然のセラーで、醸造においても斜面を使うことで重力を有効活用できる利点が多いのです。


P1000204.JPG

↑ これが一番上でブドウはここで破砕されて下へ(重力で)運ばれて行きます

また、クリュごとに醸造、生産する単一畑の概念をキャンティで最初に実践したのもこのメリーニなんです
今では、バローロのみならず、畑の名前を入れたイタリワインは数多くありますが、キャンティではここが初めて採用したんです。

そんなメリーニ、今では170haの自社畑と買いブドウで、年間700万本物ワインを販売する巨大企業で、
GIVの他のブランドの醸造生産、発送拠点になるなど、大事な一翼を担っています
今のメリーニ社は経営者が変わり創業者の一族は残っていませんが、発展は続いています。


メリーニでは所有畑もそうなんですが、よく話題になる事柄が二つあります

一つは、40代半ば以上の方は、キャンティと言われれば真っ先に「あのボトル」を連想するはずです

下半分が菰(こも)に包まれた丸いボトル、フィアスコですね。

P1000234.JPG

このボトルを最初に開発したのがメリーニ社です、輸送の衝撃に耐えるように作られましたが、現在ではこれを編める職人がいなくなってしまい、ほとんど消滅しちゃいましたが…


二つ目は、メリーニではゴヴェルノ製法を使ったキャンティも生産している事です

メリーニ2.jpg
ミツクラの店頭でもとても人気があります

ゴヴェルノ製法とは早く飲むための工夫でもあるのですが、ワインを醸すときに別に収穫して陰干ししておいたブドウを漬け込む手法の事です
アマローネに使われる方法です。

これをすることにより、酸が穏やかになり飲みやすくなります。
これは昔、白ブドウを混ぜていた頃の若い酸味を和らげる目的でも行われていました

現在でも法的には(クラシコを除いて)白ブドウのブレンドは可能ですが、メリーニでは黒ブドウだけを使用しています

9月末頃に収穫したブドウをプラスチックの平らな籠に並べて、風を当てて乾燥させます。
かごがいっぱい ↓

P1000274.JPG

風が乏しい時には扇風機も使い、12月くらいまでおいで干し葡萄にすることでブドウ内の糖度を高めるのが目的です。
それを漬け込むので、ワインにはコクが加味され酸味も和らぐという訳です。

でも場所も必要だし手間もかかるので、簡単にできる事ではない

実際に飲んでみると非常にまろやかです
(メリーニのゴヴェルノにはメルローなどがブレンドさていますが)
価格もとてもお手頃なので、ワインだけを楽しむにも食事のお供にするにもとても便利で美味しい。

マジ、おすすめ


では、メリーニの話からは逸れますが、キャンティというワインについて簡単におさらいしてみましょう

ワイン通でなくても「キャンティ」の名前は聞いたことがあるであろう程、有名なキャンティ、
イタリアワインで一番知名度が高いでしょう

余談ですが、昔々のテレビドラマでは、バゲットとキャンティを持ってホームパーティーに行くっていう、バブル真っただ中の定番シーンがあったもんですわ
この場合はワインはシャブリでも可。
もちろん、クラシコやプルミエクリュなど小難しい単語は一切登場しない。

キャンティはトスカーナ地方最大の銘柄で、キャンティ・クラシコと共に1984年にDOCGに認定されています。
キャンティの中に中心部のクラシコの地域が包含される関係で、キャンティは5県にまたがる広大な産地です。

ですから、ワインにも品質の差があり、玉石混交なのは否めない現状です

ブドウ品種はサンジョベーゼが主体(100%でも可)、補助品種がいくつか。

クラシコ地区だけでも7300haものブドウ畑があります、うーん広すぎで全然ぴんと来ませんな…
認定されている村は9つ

サンカシャーノ・ヴァル・ディ・ペーサ
タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーサ
グレーヴェ・イン・キャンティ
ラッダ・イン・キャンティ
ガイオーレ・イン・キャンティ
ポッジボンジ
← メリーニ社はこの近くにあります
バルベリーノ・ヴァル・デルザ
カステリーナ・イン・キャンティ
カステルノーヴォ・ベラルデンガ


一つでも知ってる方、ものすごい詳しいですね
一般の方は知らんでもよろし。

この中にまた細かく区画があるという訳です

勉強したい方(イタリアンのソムリエくらいか)、マズナゲッティ社の地図が大変有効です ↓

F7E0D7FD-E575-4E6E-8512-08E1637EF301.jpg

ここはイタリアの主要ワイン産地の詳細な地図を出版しています。
めちゃ細かいですが、使えます
(ただし、一般の方には専門的過ぎるかも)


トスカーナ地方はオリーヴと糸杉のなだらかな丘が続く温暖な地域ですが、こんな感じ ↓

A7ADAE1F-D254-4905-B1A8-BB5C2E1F0D60.jpg

P1000322.JPG

地理的にはモンティ・デル・キャンティと呼ばれる小さな山脈があり、これが南北にキャンティ・クラシコの東端を縦断しています。
高い所で900mほどの標高になるこの山の西側の麓、400〜600mにブドウ畑が広がっています。

FA5EA502-D28E-42DC-9FDE-415C122F2758.jpg

それぞれ、北のフィレンツェ側(フィオレンティーナ)南のシエナ側(セネーゼ)と分けるのが最も単純な区分です。
しかし、超細かいね、詳細過ぎて、てんちょついていけません…
誰がどこを持っているか、大事なんですけど。


メリーニ社の持つ畑で最も良いとされる区画がセルヴァネッラです
ラッダ(村)にある区画で、メリーニが最初に単一畑ワインとして生産した大事な畑なんです。
キャンティクラシコのど真ん中です。

ワインはこちら ↓

メリーニ1.jpg

9月12日はもちろんこれの試飲もありますからね

当日は、トスカーナ唯一の白のDOCGであるヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノを入れて5種類、4種はキャンティでじっくり試飲してみてください

セミナーご参加、お待ちしております。



















posted by cave MITSUKURA at 16:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月13日

愛国心か恨み節か


昨日の雨でも、あまり気温が下がりませんねぇ

暑いとアイスやかき氷が美味しそうなんですが…

アイスならストロベリー
かき氷なら宇治金時ミルク

が、いいなぁ
しかしながら、てんちょ、一口食べたらもういらないので買えません。買いません。
なので、今年も一度も食べてないですねー



イベントページにもう一つ、生産者セミナーのご案内を載せました

9月は2週連続で生産者セミナーです
9月5日ラポストール&カテナのセミナー(まだ2席空いてます)に続いて、12日はイタリアです。

今年で3回目になるイタリアワインの大会社、GIVからブランドアンバサダーのマウリツィオ・ベルタッキーニさんが今年も来店

693.jpg

日本も4年目(かな)で、きっと日本語が一層お上手になってるのではないでしょうか??

今回のテーマは「マキャヴェッリ&メリーニ キャンティの神髄」です

キャンティとその生産者、メリーニの説明の前に。

マキャヴェッリのワインがなぜあるのか、マキャヴェッリの生涯と彼のワインの関係についてお話しまーす

マキャヴェッリはご存知ですよね?

ニコロ・マキャヴェッリはフィレンツェ生まれ、15−16世紀の政治家、外交官で、著書「君主論」が特に有名です

てんちょ、君主論はちゃんと読んだことがありません


マキャヴェッリ一族はフィレンツェの要人を何人か輩出している名門ですが、ニコロはそこまで裕福な育ちとは言えなかったようです。
政治の表舞台に出るまでの20代には、フランス王ルイ12世に攻められてメディチ家が市民の信頼を損ないフィレンツェから追放され、
メディチ家の銀行は破綻、その後、修道士サヴォナローラの貞潔の指導時代が来ますが、急反動でこれまた市民の支持が得られず。
などたくさんの事件がフィレンツェでは起こっています。

因みにサヴォナローラは清貧を厳しく説いて教皇を批判したため、ボルジア教皇(アレクサンドル6世)から破門されちゃっています
(マキャヴェッリが絶賛してるチェーザレ・ボルジアの父親です、まるで江戸時代の田沼と白川のようだ)

この時期はルネサンスで、ボッティチェリやミケランジェロが活躍した時代でもあります
歴史上の有名イタリア人がたくさん登場します。

で、良い子、いい事、綺麗事だけのサヴォナローラさんはあっさり失脚(処刑)しちゃいまして、その後メディチ家のジョバンニ(教皇レオ10世)がスペイン軍の助力で再びフィレンツェを支配するまでの25年余りがニコロが活躍する時代です。

書記官と統領秘書官の肩書で、軍事作戦の立案から、実際の侵攻の指揮と従軍、外交活動など多忙に活動しますが、最重要課題のピサの支配は結局叶いませんでした

フランス王は金だけ取って積極的には協力しないし、傭兵は略奪や自己中心的な振る舞いが多く命令無視だし…
そりゃ、イカンわね

この頃の失敗が後の君主論で強硬な極論を説くに至った理由であると、大抵の歴史家は分析していますね

戦役では功労のなかったニコロですが、一層最悪の事態がやってきます。
44歳の時にメディチ家要人暗殺の容疑で指名手配され逮捕されてしまいます
恩赦で短期間で釈放されていますが、フィレンツェにはもういられず、郊外の別荘に家族と共に引っ越し、隠遁生活に入らざるを得なくなります

その別荘が、現在マキャヴェッリのキャンティを作るブドウ畑のある荘園です

ここ ↓

マキャヴェッリ1.png

この場所は現在も残されていて、マキャヴェッリが君主論を執筆した部屋と机などが残され、マキャヴェッリ博物館となっています

D1026919-0D3A-48ED-AAFB-014E9D77C529.jpg

政治的は不安定な立場であったニコロは、フィレンツェへの愛国心と猜疑心、恨み節がないまぜになって晩年を過ごしたのかもしれません。
建物の地下には隣へ抜けられる地下道がひそかに作られていて、万一フィレンツェからの追手が来るようなことがあればいつでも逃げられるように備えていたと言われています

今、この地下道を通ると隣のレストランへ直接行けるんですが、ニコロが知ったらどんな顔するでしょうね

てんちょ、通らせてもらいましたが、真っ暗なこの道を逃げるとしたら不安だろうなぁ ↓

F2D1DA51-7B32-49BF-8B04-6E0162C37526.jpg

地下には醸造所があり、(今は使用されていませんが最近まで現役でした)発酵タンクや樽が展示されています ↓

4C6637E2-4A0E-47FB-B68B-FA781B9E4D30.jpg

もちろん、マキャヴェッリの時代にはワインの販売はしていませんが、この荘園を相続した後の子孫がマキャヴェッリの横顔をラベルにしてキャンティワインを販売するようになったのです
1639年創業なので、かなり古いです。

こういう訳でした、お分かりいただけましたか??

これが、今でも手に入るマキャヴェッリ(の名前)のキャンティ2種類です
二銘柄だけしかありません。

マキャヴェッリ2.jpg

マキャヴェッリ “ソラティオ・デル・ターニ” キアンティ・クラッシコ


マキャヴェッリ.jpg

マキャヴェッリ “フォンタッレ” キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ

どちらもサンジョベーゼにグロッソなどが使われています。

醸造・熟成を担っているのはメリーニ社、こちらも1705年創業の古いワイナリーです
最近では当たり前になった、斜面を掘りぬいたカーヴや、単一畑のワイン作りなど、かなり早い時期から革新的なことに取り組んできた溢流生産者です

メリーニの紹介は次回にします

セミナー、是非来てください
お申し込みをお待ちしております〜














posted by cave MITSUKURA at 19:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月12日

福がアリアリ残り物


久しぶりにが降りましたね、名古屋
が少しゴロゴロ鳴ってますけど、荒れてる程ではない。

ただ、昼間から暗いのが不気味ですね…


お盆モードで営業してますカーヴミツクラ、のんびりぃぃです。
今週はこんなもんでしょう。


何の脈絡もありませんが、ワインを紹介します

実は最近あんまりワイン飲んでおりません
ビールとハイボールと… 暑いせいか、白であってもワインが重い
まぁ、この前シャンパーニュ続けて飲んでヘロヘロになってましたけど💦

涼しくなったら飲みたい赤ワインという事で、

C950DC69-8346-4F15-8A35-457D675F9005.jpg

ペラン シャトー・ド・ボーカステル シャトー・ヌフ・デュ・パプ2007

ここのエッチングは法皇冠じゃないのよね

ワイン名と生産者名、区別ついていますか??
シャトー・ヌフ・デュ・パプはご存知かな、ローヌ南部の有名アペラシオンです

アヴィニョンに法王庁があったことにちなんだワインで、フランスでAOC取得第1号です
法王庁に収めてたのに指定品種は13種類という、いいのかその数字で。

ブドウ畑の開墾は12世紀初頭で、その後「PAPAL WINE 法王のワイン」となりました。
クレメンス22世だったっけ…
(品種は当時から13ではないでしょうけど、最初の制定は1866年 AOC認定は1935年)

ペランは300年以上の歴史があるブドウ栽培家の名門です
ブラッド・ピットのワイン、ミラヴァルもペランが面倒見ています。

そのペラン家が1909年に購入したのがシャトー・ド・ボーカステルの畑です
現在パプだけで70haもの畑を所有(パプ全体では3133haもありますけど)

ボーカステルは中世の貴族で、ピエール・ド・ボーカステルが154年にクードレにぶどう畑を新しく開墾した記録が残っています。
そこに構えた屋敷がシャトー・ド・ボーカステルとなり、貴重な文献や資料が今でも保存されているそうです。

なので、シャトー・ド・ボーカステルさんの(持っていた)シャトー・ヌフ・デュ・パプの畑(ワイン)っていうことです
現所有者がペラン家、ですね。
シャトー、シャトーって続くけれどお間違いないように。

ボーカステルの話題は、やっぱり
指定品種13種を全て栽培しており、シャトー・ヌフ・デュ・パプに使用している
って事でしょう

13種、全部言えないなぁ… 忘れました💦

ピカルダン
テレノワール


って一体何でしょう???


その点では、単一品種(グルナッシュ)でパプを作るラヤとは真逆です
てんちょ、実はボーカステル派なのです。

店頭には何故か昔の価格の2007年が残っています

なんで売れないのかな、みんな気がついてないのか。
きっとおいしいだろうなぁ〜

個人所有で昔のクードレ(セカンドワイン)が何本かあるので、一緒に飲んでみたいです

あなたもたまにはローヌどうかしら???






















posted by cave MITSUKURA at 20:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月11日

白衣装の泡


名古屋の暑いのも、あと10日くらいで一段落でしょうか…
是非そうして欲しい

世間では昨日からお盆休暇の方が多いんでしょうか??
10連休とかいいですね〜

カーヴミツクラはもちろん毎日営業しております


さて、非常に久しぶり(銘柄としては初めて)入荷してきたゼクトを紹介します

ワインの紹介の前に、ドイツのスパークリングワインの法体系をおさらい。

ゼクトとはドイツ語のスパークリングワインの1種ですが、スパークリングワインという言葉自体はschaumwein シャウムヴァインと言います。

ワイン法的には、シャウムヴァインと表記するのが最も何でもありの広範囲カテゴリーで、ドイツ産以外のブドウ果汁を使うことも許されています。
ゼクトも同様ですが、deutscher sekt ドイッチャー・ゼクトと表示される場合にはラントヴァイン以上の果汁が原料でなければいけません。

さらに、指定栽培地域の生産である場合には(規定を満たせば)、sekt.b.a ゼクト・ベー・アーと名乗ることが出来ます。
ゼクト・ベー・アーは瓶内二次発酵でなければなりません。

字ばっかりでつまらないですかね〜


ドイツスパークリングにも色々ある訳です、ご存知でしたか??
拠出順に規定が厳しくなるヒエラルキーとなっています

イタリアや中欧産のブドウを原料にしたワインってドイツではテーブルワインでよく見かけます
フランスワインの輸入物ではまず見かけませんので(スペイン原料とかありますけど)意外な気がするかもですが。


ドイツにも微発泡のペティヤンやフリツァンテに相当するワインがあり、perlwein ぺルルヴァインと言いますが、

最近ではビオの作り手のペット・ナットもあるんですね〜、
ドイツにもあるんだ
(ペット・ナット=ペティヤン・ナチュールの略語で自然派の微発泡ワインの事です、フランスのロワールや南アが有名)


さて、ワインはこちらです
67CD2FF2-15CC-4636-B605-879719876D59.jpg

ヘンケル ブラン・ド・ブラン ホワイトエディションNV


白いスリーヴァが清々しいですね(注意:きよきよしい、ではない

3F36D3C3-2E3E-4AFD-8736-23269F9F1711.jpg

ヘンケルは昔から日本にも輸入されていましたので、てんちょ以上の年齢の方の方が馴染みがあるかもしれません
昔は今ほどスパークリングワインの輸入が多くなかったので、見かけるものが限られていたんです。

ヘンケルはドイツ国内最大のスパークリングワインメーカーです
ヨーロッパでも最大級です。

1832年にマインツで創業したワイン商ですが、1856年には既にスパークリングワインの醸造所を持つなど、早くから発泡ワインの可能性を見抜いていました
現在の本社はマインツから北に、ライン川を渡ったヴィスバーデンにあります。

指定栽培地域としてはラインガウですな ↓

ヘンケル1.png
フランクフルトが大都市ですが、ワインの勉強ならもう少し細かい地名でないと難しい

で、
ヘンケルワインですが、定番のヘンケル・トロッケンが一番有名ですね ↓

ヘンケル.jpg

これだけで年間2000万本を生産する、巨大な会社です
(因みにボランジェで200万ちょい、今はもう少し多いかな、それでもヘンケルの巨大さが分かりますよね)

ヘンケルのスパークリングワインは全て「ゼクト」です
製法はシャルマー方式、なので柔らかな口当たりですよ。

余談ですが…
今では、フォン・メッテルニヒシュロス・ヨハニルベルグなど、40以上のブランドを持つ巨大企業になったヘンケル
シャンパーニュのアルフレッドグラシアンもここの傘下です。

ついこの前も、スペインのカヴァの一大メーカーであるフレシネを買収したというニュースがありました

シャンパーニュのアンリ・アベレって確かフレシネ傘下だったけどどうなっているんでしょう??
スーリール・ド・ランスって今は天使がついてない、知らんかった〜(分かります??)
久しぶりに飲みたいですね


話を戻して、
今日のゼクトは白ブドウだけで作られた辛口です
だから、ブラン・ド・ブラン。

品種は主にピノ・ブランが使われていますが、それ以外はデータなし💦
HPにも発酵期間や醸造に関する情報もないなー

てんちょ、実はヘンケル・トロッケン以外を飲んだことがありません
久しぶりに飲んでみようと思って、仕入れてみました。

お値段はとてもお手頃、見た目も良いので手土産にもいいかも

29日の試飲会で出しますね〜
一緒に味を確かめましょう













posted by cave MITSUKURA at 15:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月08日

コート・ド・ボーヌには愛する畑が多い


台風は直接影響ない名古屋ですが、とにかく毎日暑い…
明日、明後日はワインが届かないかなぁ



9月5日(水)ラポストール&カテナのセミナーはまだ空いております

ご検討中の方、是非ご参加ください
15000円のマルベックなんて、そうそう飲む機会ないですよ(値段だけじゃないけど)



では、新入荷のブルゴーニュワインを紹介します

9B01C2F2-164D-4117-BC4C-074C7B111FD4.jpg

ロブレ・モノ ポマール シャンラン オー2012

ご存知の方、かなり情報通ですね

この生産者、初めてです。
情報が全然ありませんので、何にも分かりませんが

シンプルなラベル✨

ロブレ家とモノ家の婚姻で出来たドメーヌなんでしょう、現当主はパスカル・モノ氏。
でも年齢もよく分からない、祖父の畑を継いだという記載があるのみ。
ブリニー・レ・ボーヌというボーヌ周辺、ポマールの南にある村に住んでいるそうで、所有畑はヴォルネイを中心にポマールやジュヴレイにもある。

ヴォルネイと言えば、ブルゴーニュで最も古い銘醸畑の歴史があり、中世にはフランス最高の赤ワインと言われた場所です

ダンジェルヴィーユ
ラファルジュ
モンティーユ
プス・ドール
等、
名だたる作り手と並んでロブレ・モノも定評があるそうです

90年代の早い時期からビオディナミを実践、密植で3500Lという低収穫、自然でエレガントなブルゴーニュという触れ込みです
店頭には(12年があったので)ポマールだけですが、やはりヴォルネイが一番人気です。
7B0C6F1B-48B5-439C-8DD8-277C77A4DC5D.jpg

一度に飲んで勉強したいと思って、お目当てのお店まであったのですが…
予定がことごとく合わず未だに飲んでおりません

くーっ、はよ飲んでみないと
何も書けまへんがな。

ヴォルネイ会をやったおかげでヴォルネイの良さは十分わかったのですが、やっぱりポマール贔屓なてんちょです



ポマールと言えば、店頭にはまだ2本だけありますよ ↓

AEC33993-7258-45CF-9CEB-46848BD4868F.jpg

アンリ・ボワイヨ ポマール2012

ボワイヨは有名ですね

こちらもヴォルネイの名門です、1630年から記録があるという大変古い名家です。
ワインのドメーヌとしては1885年創業で、現当主で5代目。
今ではメゾン(ネゴス)物も作っていてラインナップが増えましたね

ヴォルネイのカイユレやピュリニーのクロ・ド・ラ・ムーシェール、あるいはムルソーのイメージが強いでしょうか??

ポマールも実に美味しいのですよ

ボワイヨの当主アンリさんは完璧主義、でも3年前にお会いした彼は優しい物腰で全然怖い方じゃなかったです

アメリカ人が08よりも09を先に注文したのに怒って取引を辞めた
とか聞くとひえーって思うんですが、実際の人物はとても上品で優しいです

ピノノワールの真の魅力はギリギリの気候条件の中で見せる繊細さやエレガンスだ

という彼の主張、全く賛成です

05や09の分かり易い良さもいいんですが、
やはり難しい年にこそドメーヌの実力の差が出ますよね。
その点、ボワイヨは絶対に外しません。

外すようなワインならきっと販売しない、捨てちゃうでしょうね
凝縮感がありながらエレガントなポマール、いいですね〜

店頭の2本、昔のお値段なんでめっちゃお手頃でっせ ↓
http://cave-mitsukura.com/eshop/products/detail.php?product_id=189

てんちょも飲みたい














posted by cave MITSUKURA at 17:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月05日

ハーベイシャスな泡


相変わらず暑すぎる名古屋…
また来週、台風が接近してくるようですが。


この前、今年のソムリエ一次試験の話で、一部の出題がひねくれてて何でもアリだねぇという事から、

トゥーランガワエワエ

という言葉を青木君に教えてもらいました

知ってます??

ニュージーランドの先住民、マオリ族の言葉で「人間が結びついている土地」を意味する言葉だそうです。
テロワールの事ですね。

うーん、そんな言葉、知らなきゃいけないのかな…
トゥーランといえば、誰も寝てはならぬ、でしょうが。

がわえわえ??
ホアハカナナイアも真っ青(←大英博物館に持ってこられたモアイ像の事、無関係)

ということで、

今年も2次試験対策を行います(青木先生が)

もう少ししたら日程お知らせします。
受験生じゃなくても参加OKですよ、勉強してみたい方は是非どうぞ


さて、がわえわえ がどのくらい感じられるかわかりませんけど、ニュージーランドのスパークリングワインを紹介します

3E439E8E-F7FA-4048-8EB1-0F81935DA24C.jpg

インヴィーヴォ スパークリングワイン ソーヴィニョンブランNV

星みたいなマークは羅針盤

インヴィーヴォは日本でも認知度が高くなったと思います
この蔵は2007年設立とまだ大変新しいのですが、作られるワインはとても高い評価を得ています

2011年にはマルボロ産のソーヴィニョンブランばかりを400本以上集めた品評会で見事、最優秀賞を受賞しています
その後も香港、ロンドンなど名だたるコンクールで多くの賞を受賞し、市場では一気に注目度が高くなりました。

作っているのはこんな方 ↓

インヴィーヴォ1.jpg
HPより

黒い服のお二人がロブとティムで創業者の二人、左の男性はアイルランド出身のタレント、グラハム・ノートンさん。
(今グラハム・ノートンさんと3人で国境を越えたコラボワイン作りを行っています)

今日のスパークリングはマルボロのソーヴィニョンブラン100%
ワイラウのブドウです。

SBだけのスパークリングワインって珍しいですよね??

ソーヴィニョンブランらしい、あのパッションフルーツの香りがします
こういうスパークリングって他に飲んだことないですね。
辛口です。

実は、昔みたいな白桃や青リンゴの香りがするソーヴィニョンブランの方がてんちょは好きですが
これはフルーティじゃない方だ。
青いのはロワールに任せておけばいいじゃん。

このワイン、確かシャルマーだったと思ったんですが、ガス入れしてるのかなぁ…
ちょっと確認します。


マルボロはご存知の方が多いでしょう
ニュージランド最大のブドウ産地で、栽培面積全体の66%がここにあります。

マルボロは法的に保護された産地(GI)で、その中に先程も書いたワイラウなどがあります。
ワイラウという川が流れてるんです、その川はクラウディベイ(湾)に注いでいます。
マルボロの名前を世界に知らしめたのはまさしく、クラウディベイのワインです

南にはアワテレ川が流れ、同じくクラウディ湾に注いでいます。
その間にはサザンバレーと呼ばれる地域があり、マルボロはこの3つのサブリージョンで構成されていることになります。
ただし、サブリージョンは現時点では法的に規定されてはおりません。

受験生以外は細かい産地は知らなくていいと思います

ハーベイシャスなスパークリング、よく冷やして暑い夏には楽しめますよ











posted by cave MITSUKURA at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月04日

北の横綱 シャンパーニュ編


明日から夏の甲子園が始まりますね
てんちょ、全然詳しくありませんが、「ある事」を昨日テレビで知って驚きました。

甲子園の始球式のボールって空からヘリで投げ入れてるんですねー

し、知らんかったー💦
いつからかは聞きそびれましたが、今年100回大会もやはり同様にヘリで投下するんだそうで。
(朝日新聞社の旗がついててヒラヒラ舞い降りて来る)
見たことなかったなぁ…


昨日のセミナーの記事には試飲ワイン内、最も高級品の紹介を追加しました
まだ余裕ですので、是非ご参加ください〜


さて、ではシャンパーニュの紹介をします
23日のシャンパーニュ祭りに出す銘柄から一つ。
1678A03F-01F8-4D29-875E-EAE88AFC576E.jpg

エグリ・ウーリエ ブリュット・トラディション グランクリュNV

シャンパーニュが好きで、詳しいという方がこれを知らない訳がない、という超有名銘柄です。

今から15年くらい前、レコルタンのシャンパーニュに注目が集まって、いろんな銘柄が盛んに輸入され始めました

(レコルタンと言うのは、正式にはレコルタン・マニュピュランと言い、シャンパーニュの作り手の生産形態の一つです。
現在、形態は7つあり、そのどれかを登録する必要があります。
大手のメーカーが買いブドウをして大量に生産するのに対し、レコルタンは自社畑のブドウを用いて自家栽培・自家醸造で
シャンパーニュを生産する家族経営の小規模生産者が多いです。
ただし、生産規模と品質は一概にはリンクしませんのでご注意)

1965239A-C8B4-4AC6-BAA0-099C5B229F99.jpg

輸入が過剰になり過ぎたのか、リーマンショックの時には一気に輸入が減り大手メゾンへの回帰が見られましたが、良い評価を確立したレコルタンは今でも人気で安定の品質を保ち、定番となっています
確かに、「重箱の隅をつつくよう」な未知の生産者探しはもう流行りませんね

昔から数あるレコルタンの中でも、

シャルドネならジャック・セロ

ピノノワールならエグリ・ウーリエ

頂点だと言ってもいいでしょう
(もちろん他にも特筆すべき作り手はいますが)

余談ですが…
エグリ・ウーリエさん、とぉーっても口数が少ない、気難しい方の様です
信頼関係を築くのに何年もかかるそうで… 最近はお嬢さんが一緒に仕事をされているせいか人辺りが良くなったと聞きます。

エグリ・ウーリエの蔵は特級アンボネイにあります
同じく特級ブジーの隣で、どちらも小さな村ですね。
アンボネイの方がより小規模な生産者が多いです。

畑はアンボネイを中心に周辺の村の含めて11.5haを所有。

今日のトラディションが蔵で最もベーシックな銘柄です
(それでも1万円以上します💦)
ピノノワール75%、シャルドネ25%
ここは珍しく新樽で発酵させるという「変な技」を使っています

ボランジェやクリュッグなど樽発酵の蔵は他にもありますが、新樽を用いるところは聞いたことがありません
しかも、樽の使い方はブルゴーニュのドミニク・ローランから伝授されたそうで。

なるほどねー
新樽200%、なんて昔はあったもんね〜
今じゃすっかり変わったドミニク・ローラン、たまに飲むと驚きのピュアさでっせ

ドサージュも4グラム以下と、かなり少ない
こうしたレコルタンの情報のせいか、「二桁ドサージュは負け」のような風潮になったのでしょうね。

当然ながら瓶熟の期間は長い

このボトルで51カ月熟成、4年以上ですね ↓

B3F8CE6C-A499-49A4-B157-5FE93A3C89DA.jpg

デゴルジュマンは17年の10月

さぞや美味しかろう
ピノの定番のような、高嶺の花の様な、どっちにしても飲んでみなけりゃ分かりません


と言うことで、23日はお待ちしてまーす
これは1000円ね。













posted by cave MITSUKURA at 17:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

アンデスから伝道師二組きたる


とうとう名古屋でも40度になっちゃいましたか…
(市街地中心部ではとっくに越えてたんでしょうが)


イベントページに来月のセミナーの案内を載せました
9月はセミナーが二つありますので、もう一つも近々ご案内します。

最初のセミナーは、ミツクラ初 南米から二つのワイナリーのお客様をお迎えしてのセミナーです。

ご来店はこのお二人です 

チリのラポストールからはブランドアンバサダーのバンジャマン・フレッス氏 ↓

ラポストール フレッス氏.png

アルゼンチンのカテナからはエクスポートマネージャーのマルセロ・マラスコ氏 ↓

カテナ マラスコ氏.jpg

二つ同時にご来店だー

じっくりお話を聞くにはちょっと時間が短いですが、きっといい経験になると思います

試飲はそれぞれ3種の合計6種、各ワイナリーから1種ずつ、滅多に飲めない高級品も出ます

カテナ サパータ アドリアンナ ヴィンヤード リヴァー ストーンズ マルベック.jpg

カテナ サパータ アドリアンナ ヴィンヤード リヴァー ストーンズ マルベック2014

なんと定価15000円(税抜)の高級品
所有する畑の中でも最も標高の高い区画アドリアンナから、研究を経て生産されたワインです。


ラポストール プティ・クロ.jpg

ル プティ クロ クロ アパルタ 2014

こちらはラポストールとミッシェル・ローランが一緒に立ち上げたブランドで1997年にスタートしています
クロ・アパルタは複数品種のブレンドですが、凝縮した果実味と樽香がしっかりついたフルボディです。
プティ・クロは14年が初リリースのセカンドワインです。6500円(税抜き)

今回もお土産ワインが1本ついています

流石に上の二つじゃありませんが。
試飲してワインをもらってくるだけでも十分にお得です

簡単に生産者を紹介しますと、

チリのラポストールはフランスを代表するリキュール、グランマニエの創始者の子孫が南米に渡って始めたワイナリーです。
革新的な醸造と畑を大事にしたブドウ作りで、当初から高い評価を得ています。

輸入元の紹介がありますので、ご覧ください ↓
http://www.fwines.co.jp/lineup/winery/lapostolle/

一方のカテナはアルゼンチンで最大のワイナリーです。
アルゼンチンワインをけん引する存在で、伝統を守り大胆な改革を進める巨人です。
こちらも紹介をご覧ください ↓
http://www.fwines.co.jp/lineup/winery/ag_01/

真冬の南半球から来たら、(9月と言えども))暑くてびっくりなさるだろーなー

どんなお話が聞けるのか、今から楽しみです
お申し込みをお待ちしております〜










posted by cave MITSUKURA at 19:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月01日

典型と超越のワイン


今日から8月
相変わらず暑いですけど。

昨日は6月に訪問したロワールの中で「サンセール帰国報告会」と題してワイン会を開催しました

5C99E000-B48D-4EB5-B177-CB7F99FE52E7.jpg

日本未入荷のワインを含めて、サンセールの白=ソーヴィニョンブランを一度に飲み比べしました。
(一部違うのもありますけど)

サッパリ爽やか、ミネラル豊かなサンセールの白ですが、それが全てじゃないんです

遅摘みの熟成酒や甘口かと思うもの、樽の使用率も違えば味わいも違う
バリエーション豊富なんですよ。

店頭にもある物で、これをじっくり飲むのは興味深い経験でした ↓

0E309691-D7A8-423A-8E26-2D9A1F7FA93A.jpg

リュシアン・クロシェ サンセール ヴァンダンジュ10 オクトーブル2006

名前の通り、10月10日に収穫したという非常に珍しいサンセールです
しかも2006年

通常よりも1か月以上遅く収穫した事で、かなり厚みのある酒質を感じさせます。
12年目の熟成で外観もかなり濃い黄金色になっています。
一般的なサンセールとは全然違う、興味深い味わいです

この遅摘みが行われるのは良年だけ
2006年の次は何と2015年、9年間も作られていません。
(2015年は未入荷、でも味は全然違う)

アロマがもうほどんとなくブケに変わっていますので、これがソーヴィニョンブランかぁ、としみじみ飲みました
大事に作られているのが良く分かる良いお酒です。

かなり貴重で「変わった」サンセールです
マニア来たれ〜、まだ在庫あるで。

いやー、あれだけ飲めばサンセール白については自信を持って語っちゃってください

(古酒を飲んでない、という鋭いご意見がありましたけど、平行面では概ね網羅できたので。縦軸は個人で頑張ってね)

ご参加の皆様ありがとうございました。
今度はユエでお願いします



でーは、新入荷ワインの紹介をします

D60C73CF-28B5-47F1-AF1E-73C780021DE3.jpg

ウィリアム・フェーブル プティ・シャブリ2017

今年も発売しました、フェーブルのプティ・シャブリ
2015年が好評だったので17年も作ったようです。

前はラベルが2種類(でも中身は同じ)あったんですが、今回は1種類だけ。それでいいのでは

DB8AC91B-1097-4B4F-8F59-7DC5135F5BCF.jpg

SEA(海)の文字が牡蠣をデザインしたラベルにちりばめられています

プティ・シャブリはシャブリのランクでは最も下になりますが、生産量は全体の19%と極僅かです。
一般のシャブリとの違いは、土壌がキメリジャンを持たない区画に与えれたAOCなのでシンプルな味わいがする点です。

良く冷やしてランチや軽い食事に、この季節では一押しです

限定品なので入荷した分だけ

これは飲んでおくべきでしょう〜
29日の試飲会には出しますね


やっぱり1か月ずーっとシャンパーニュの紹介は無理ですね
ネタがない時にはシャンパーニュにしよう。











posted by cave MITSUKURA at 16:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月29日

シャンパーニュ三昧万歳


昨夜は台風に備えて早じまい、または臨時休業のお店が多かったようですね。
電車も早くから運休の決定が出されていたようですし。

それにしても大した事なかったような名古屋…💦
何事もなくて良かったですが。

HPのイベント欄に

真夏のシャンパーニュ500円祭り

の案内を載せました

8月23日(木)18時からです。
予約不要

B11AD02A-38FD-44B4-9382-FF41739676F5.jpg

皆様、お待ちしております


今月はロクにワインの紹介をしませんでした
8月はシャンパーニュ三昧の予定です

ブログも1か月、全てシャンパーニュの紹介しましょうか???
出来るかな、できるだろう




posted by cave MITSUKURA at 17:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月28日

台風間近で


台風が近づいていますねぇ
名古屋はそこまで心配いらなさそうですが、東から西へ向かう台風って珍しい。

ミツクラはいつも通り21時までは開いてます〜

今現在、20時ですが表はいたって平穏。



今年のソムリエ(とエキスパート)の一次試験が始まりましたね

今年から一次試験はCBT(コンピューターで無作為に選定された問題)試験になり、受験生は便利になったような、得体が知れず不可解なような…
少し聞いたところによれば、既に受験した方からは難しい、との報告が多いようです
フランスワインに関しては妥当な問題の様ですね。

難易度が高い試験では基礎的な問題で確実に得点する事が大事ですよ、それには如何に繰り返して勉強するか、ですね
2回目受ける方も頑張ってください


先日、とても久しぶりにスーパータスカンの一つ、ルーチェを飲みました

ルーチェ.png

ルーチェ2014

フルボディの赤ワインなんて、この暑いのに… と思っていましたが、結構(いやいや、とても)美味しくいただけました

イタリア、フレスコバルディ家とカリフォルニア、モンダヴィ家のコラボワイン。
サンジョベーゼとメルローのブレンド。

この組み合わせはとても好きです
てんちょはセカンドのルチェンテでも十分ですが。

確かに外観は黒々して、アタックもしっかり重め、緻密な濃厚ワインなんですが、やはり洗練されてますね
若いけど、全然つらくないし飲み進められます。

デキャンタージュはしましたけど。


飲んだのは池下のイタリアン、ヴィノテカ・オオサワさんで

残念ながら今月で閉店してしまうというので、慌ててみんなで行ってきました。
非常にレベルの高いお料理で最初から最後までどれも美味しかった〜
シェフの話も面白いし

全てのお皿に満足、って非常に珍しいです

またワイン会やらせてほしいです



そう言えば、去年もやりました、

真夏のシャンパーニュ500円祭り

を今年も開催します

正真正銘のシャンパーニュを1杯500円で飲めますよ〜

ヘンテコなシャンパーニュではなく、有名ネゴスや人気レコルタンです
1000円のプレステージも今年はちゃんと用意します。

明日詳細載せます〜













posted by cave MITSUKURA at 20:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

ボジョレー好きです


昨夜の突然の大雨にはびっくりしました
止んでも全く涼しくならないどころか、蒸し暑さが倍増しただけですが

セミナーの真っ最中に屋根にバタバタ、轟音が鳴って一時はどうなるかと…
台風近づいてますしね


昨日のモメサンセミナーは非常に有意義でした

E0C4E48D-A75B-4706-BA9F-03BA2D06146C.jpg

講師のジャン・バティスト・バシュヴィリエさんは、89年生まれの29歳。
ボジョレーのど真ん中のブドウ栽培家に8代目として生まれています

小さいころから、ボジョレーワインとガメイのブドウに囲まれて育った彼のボジョレーとガメイに対する愛情はそれはひとしお
それが終始伝わってきて、それだけでも何だか感動しました。

ボジョレーかぁ、っていう人は少なからずいると思うんです

そして、そうした状況を招いたのはやはり生産者とマーケティングを担った我々(の先輩達)の責任なんです

ちょっと話を戻しまして、

モメサンは1865年にマコンに設立された会社です。
ワイン商(ネゴシアン)として早くから成功したモメサンは、事業を拡大するに当たり1898年という相当早い時期に輸出市場を開拓します
この時代にブルゴーニュワインを外国へ出荷しようという目論見は非常に先見の明があり、大成功を収めます。

その後、ボジョレー・ヌーボーの大ブームがやってきて、フランス国内だけでなくアメリカ、日本など海外でもボジョレー・ヌーボーが大人気となり、ボジョレーのワイン=ヌーボーの図式が完璧に出来上がっていく訳です

しかし、それから時は過ぎ…
今現在、ボジョレー・ヌーボーの市場は縮小の一途
先述の通りの現状で、ワインが売れず、実にこの30年で40%ものブドウ畑が消失しています。

ブドウ畑を他の作物に変える人、
山羊を放してチーズ作りに転向する人、
樫を植えて何十年後かにトリュフ採集を目論む人、(← こんな事する人がいるんですね)

など、様々だそうですが、もちろんこのままではいられない
モメサンもヌーボーでは良い目を見た一人ですから、その責任も大きい。

バシュヴィリエさんとしては、とにかくガメイとボジョレーワインの伝統に立ち返り復活させたい、と考えモメサンで奮闘中。
思いがよく伝わってきました
これまで注目されていなかったボジョレーの魅力を再発見した、と言ってました。

本来のボジョレーワインの味=ヌーボーの味ではないと強調したい

ガメイ贔屓、万歳ですね

実際に、ガメイの可能性の高さ、セミ・マセラシオン・カルボニックの効用、など、今、再びガメイとボジョレーワインを見直すことは大変意味のある事だと思います。
早飲みの軽いだけのヌーボーワインではなく、10年20年と熟成できるボジョレーを広めることが今後はとても重要になってきます。

面白いことに、暑い夏が続きすぎて、とにかくアルコール度数が高い濃厚な赤ワインになってしまう昨今では、セミ・マセラシオン・カルボニックで醸造する事でフルーティさを保ち、ふくよかで柔らかい赤ワイン作りができる、と、ピノノワールでこれを行うコートドールの生産者もいるそうです。
(誰だったかな、よそで聞いたことあるな〜)

モルゴンだけに現れる青い火山岩など土壌の話、 これ ↓

モメサン2.png

ピジャージュしないでデレスタージュするなど、醸造の話も沢山聞けて面白かったです
ほとんどの収穫を手摘みで行っているそうで、意外ですね〜

136FC664-AEFF-49D9-B8AE-5FA0A1425773.jpg

試飲したワインもどれも素直で美味しいワインばかりでした
モルゴンは熟成させたらもっと複雑な香りになるんだろうな〜

ガメイはほとんどのチーズに合わせられる
って聞いて、がぜんチーズ食べたくなった人はたくさんいたでしょう

今後、クリュボジョレーをはじめとした長熟可能なボジョレーが広まって、新しいボジョレーの歴史が作られていくといいですね‼️


バシュヴィリエさんがiPhoneで撮影したブルイィの畑 ↓

モメサン1.png

綺麗ですね。
左(南)がボジョレー及びヴィラージュ、真ん中がブルイィ(撮影はモン・ブルイィ)の丘の上から右手(北)にクリュボジョレーが続く。

次にブルゴーニュに来たら、是非モメサンに寄ってください
と言ってくれました。
この美しい畑を見てみたいですね

社交辞令じゃない、優しい人柄がじんわりくるなぁ…

始まる前にお水配っていたら、手伝おうとしてくれて、そんな生産者は初めてですよ
ええひとや〜
話が尽きず、珍しく時間オーバーしましたが、第二弾も是非やって欲しいです

お土産ワインとクーラーバッグ、まだ少しありますので店頭で販売してまーす


















posted by cave MITSUKURA at 14:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月25日

夏はもういい


やっと明日か週末に雨が降るらしいですね
野菜も高くなって来ているし、もうこれ以上の暑さはいらないです


今日も暑い中、試飲会に行って参りました

29BF6D11-32D4-4100-A2DB-37AAD63B843A.jpg

ニューワールドのワインばかり

久しぶりでも、やっぱりドックポイント(ニュージーランド)やジョセフ・フェルプス(カリフォルニア)は流石の香りと味
他にも、ニュージーランドに良い物が多かったかな〜

9FA8379F-CD99-4185-B1D4-85904A8FE99E.jpg

行っただけでダルダルですけど…



さて、今日はいよいよモメサンのセミナーです
報告は明日します。

今年は日本だけでなく北半球全体で高温になっているようです。
ブドウの生育も早いですし、今日もその辺りのお話を聞きたいですね



暑くて商売的には「負け」の7月ですが、楽しみな話は着々と進んでおります

9月にセミナーしてくださるマウリッツィオさんも今、イタリアに帰国中だそうで、現地のお話も聞けるのが楽しみです

ちょっと珍しいブルゴーニュワイン(価格も安くないのに)のまとまったサンプル提供をもらえそうで、うっしっし
ワイン会やりたーい。誰か付き合ってくれ

31日の帰国報告会の写真もまとめたし(サンセールだけね)、こちらはもう満席

ちょっと早いですが、8月の試飲会の案内も載せました

6E834918-C0F7-4AE2-8243-BC3B4DCBBFC0.jpg

これは全部出しますね‼️

マニャンのクレマンはなんと、7年熟成ですよ〜

8月も「夏向きワイン」という事で、スパークリングを中心に色々とお試しください。

遊びに来てください〜






posted by cave MITSUKURA at 15:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月23日

シュナンブラン好き


ついに観測史上最高気温ですか…
41°Cって、インフルエンザか


昨日は弾けすぎて、今日が辛い
貴重なワイン飲みました。

FA5B819A-B520-44FD-A007-54E86C9DB14D.jpg

ユエ ヴーヴレイ ル・モン セック2011

ヴーヴレイの頂点、ユエ
ロワールワイン界のスターです。

11年なので7年目の熟成です。
シュナンブランのフルーティさと鉱物感がちょうどよいバランスでしたね

アロマとブケが混ざってる感じ

来月、17年が入荷してきますが、おそらく1回来て終わり、です
16年も17年もとにかく収穫が少なくて、品物がないのです。

ユエで買ってきた貴重なバックヴィンテージのモワルーと一緒にワイン会やりたいと思っています

現地で買うとやっぱり安い
日本で正規の価格を見ると、びっくりですもん。

ニコラジョリー会もやろう、現地調達のワインがあるので。


またご案内しまーす










posted by cave MITSUKURA at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

現場の声を聞こう


学生さんたちは夏休みですね〜
もう7月も後半戦か、早いなぁ


今週はモメサンのセミナーがあります
早くに満席になってしまい、ご出席いただけない方には申し訳ございません。

1C9BE0CF-E008-4EAB-A361-E98415A1BC8A.jpg

お土産はシャトー・モンメラのワインとモメサンのワインバックです

ワインバッグはクーラーにもなります
シンプルなロゴがいいですね



9月にも二つ生産者を招いてのセミナーを開催する予定です

一つは、毎年恒例になりつつあるイタリア、GIVからマウリッツィオさんが来てくれます
これで3回目です。
今回はマキャヴェッリの予定、キャンティですね。

もう一つは、南米チリとアルゼンチンから最高級生産者が二組同時に来店
滅多に会えない方々なのでお話も非常に楽しみです

詳細が決まりましたら改めてご案内しますので、少しお待ちください
要チェックです








posted by cave MITSUKURA at 12:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月21日

ボジョレー・ヌーボー中間報告


くーっ、今年はお店で生活したいくらい暑いわ
毎年、寒い寒いって困ってるんですが、今年はお店の中の方がずっと良いですもん。


ボジョレー・ヌーボーに関して、ルーデュモンの仲田さんからの中間報告がありました
(以下、ヌーヴェルセレクション提供)

1964年以来最大の降雨量となった冬を経て、温暖な4月が訪れました。
5月は再び雨がちとなり、5月末に開花が始まりました。
6月は高温多雨で、1960年以降で2003年の次に暑い6月となりました。

高台斜面にある私の契約区画は風が強く水捌けも良いため、雨によるミルデューなどの病気は皆無です。
また、これまでのところ南ボージョレには雹害も霜害も発生しておりません。

私の契約畑では毎年、ミルランダージュによる小粒の凝縮したぶどうができることが多いのですが、
今年も開花期の昼夜の温度差がかなり大きかったためクリュール(花ぶるい)が多く発生し、
そのためほとんどのぶどうがミルランダージュとなっております。

6月末から一転して好天が続いており、今日現在、畑は最高の状態です。
今後の天候次第ではありますが、皮の厚い、最高度に凝縮したぶどうの収穫を期待しております。
最も重要な収穫直前3週間の天候が良好であれば、近年で最高のヴィンテージとなり得ます。

開花日から計算した収穫開始予定日は8月末日以降ですが、
私はさらに1週間程度、ぶどうの完熟を待つつもりです。
「ガメイは、完熟が命」ですので。

2018年7月7日
メゾン・ルー・デュモン
仲田晃司


このレポートにもあるように、今年のフランスは北を中心に雨の多い春になりました
6月の後半の時点で、土壌に含まれる水分が飽和に近く、日差しが渇望されていました。

今年はどの産地も開花が早く、雨の影響で病害の発生が心配されていましたが、初夏の訪れと共に天候が回復して結実も進み、かなり早い成長となっています

レポート中にあるミルデュと言うのは、ベト病と言われる病気です
細菌(プラズモパラ・ヴィチコラって言います)が繁殖して白いカビ状の胞子が葉や実に付き、枯れさせてしまいます。

硫酸銅と生石灰を混ぜたボルドー液(ボルドー大学で開発されたのでそう呼ばれてます)を散布するのが有効とされています。
ボルドー液の過剰使用は土壌に沈着するが増え生態系を壊す懸念があるために、近年では最低限の使用にとどめる生産者も多いそうです。

てんちょ、15年以上前に初めてボルドーに行った時9月初旬でブドウも収穫直前でした
実ってるカベルネやメルローに、ボルドー液が露骨にかかっていて青白くなってるのを目の当たりにして、
「ブドウって洗わないんだよね」と思った覚えがあります…💦

実は洗ってる蔵もあるんですけどね
今日はこの話は割愛。

文中にあるように、畑に風が吹くというのは非常に重要です(なので畑は自ずと丘の上が良いとされます、水はけが一番大事ですが)

風通しのいい場所にはカビが生えない、って誰でも納得ですよね

南仏でも内陸から吹く風=ミストラルが病気を防ぐ役割を果たす事は、どの生産者も重視していることですし。

結実が進むと生産者は実の周りの葉を少し取り除いて風を当てるようにします。
早い段階では日照を得るためではなく、病気の予防のためです。


産地によっては雹害の報告も一部ありますが、ボジョレーに関しては今のところは順調の様です。
このまま進めば8月の半ばでの収穫もあり得るでしょう


去年はびっくりするくらい酸が目立ったヴィンテージでしたが、今年はどうなるでしょう











posted by cave MITSUKURA at 15:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

暑さに敗北宣言


「少しは暑さがマシになった」
「体が暑さに慣れてきた」

なんて、微塵も思わないてんちょですけど

毎日毎日、暑すぎる〜
風が吹いても熱風だし


水曜日の試飲会はこじんまりとでしたが、ゆっくり飲めて良かったです
参加してくださった皆様ありがとうございました。

EA9FC712-397C-477F-8590-BBB422A79EB0.jpg

やはり、あれだけ暑いと何でもかんでもとにかく冷たいのがいいですよ
コッテリよりはサッパリ

マカン・クラシコも美味しかった

でも、あれでリオハかぁ〜
なんかニューワールドみたいでした、リッチでまろやか。
香りもややスパイシーではあるけど、カベルネ?ジンファンデル?マルベック?
テンプラニーリョとは思えなかった…

もっと涼しい時期に座って飲むべきでしょうけど
次回入荷に期待。


ちょっと変わり種を紹介します

E35E4EA1-1216-4738-8EED-8F05378697FD.jpg

ドネリ パティオ・フリッツァンテ ピーチ&ストロベリー


イタリアの軽やかスプマンテ(フリッツァンテなので気圧低いですが)です

それぞれ、桃とイチゴのフレーバーで、めちゃくちゃ飲みやすい
甘口ですが、香りも味もとても綺麗です

本当はペスカフラゴラとイタリア語ですが💦

(本当にどうでもいい話で。

昔雑誌の記事かなんかで読んだのですが。
イタリアに旅行した際にベネチアグラスを買ったけれど、機内持ち込みで「壊れ物」と伝えたくて、「フラジレ」だっけ??
と手振り身振りで示していたら、カウンターの職員さんに「フラゴラ?」と聞かれて「そうそう!」って答えたところ、
即座に持ち込み不可で断られ、後ろに並んでいた男性に「is this strawberry?」と怪訝な顔で聞かれた、というトホホな話。

壊れ物はfragile フラジャイル、イタリア語でfragola フラゴラはイチゴの事)

話を戻して、アルコール度数はたったの4%なので、すーいすい飲めますよ

甘いですが発泡してるからそんなにべたべたせず、今の季節にはキンキンに冷やすと最初の1杯にはアリですよ
ラベルはちょっと青くてなんだかな、かもしれませんが香りと味は良かった

そして価格も非常に良心的







posted by cave MITSUKURA at 15:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月18日

赤の発泡と言えば


あまりにも暑すぎてタラタラの格好で出勤してしまった…

今日は業界向けの試飲会なのに💦
他にもありましたが行けて1社なのです。

倒れるかと思うくらいの熱波の中、行ってきました…
こんな陽気は試飲には全然向いていませんね

今日はランブルスコばっかりの試飲会でした

3B1E874B-B6BB-40C5-AFDF-2BA34048AF5E.jpg

これで極一部、なんて下手な写真

今、イタリアワインのDOCとして最も輸出が盛んなのがランブルスコなんだそうです
アメリカ、他ヨーロッパを始め、東南アジアや中国へもかなり出荷されているそうで。

し、知らんかった…
そーなんだー

確かに泡物は世界中で人気ですよね
アルコール度数が9%程度なので、とかくハイアルコールになりがちな昨今のワイン事情からすると貴重な存在かも。

今日のランブルスコはドネリ社の物です

ドネリは1915年創業の老舗、エミーリャ・ロマーニャ州を代表する一大ワインメーカーです。
F1でフェラーリのスポンサーになるなど国際的な認知度も高いです

ランブルスコだけで20種類とか作ってます

作り過ぎじゃないのー


フェラーリのデザイナー、スカリエッティ氏とのコラボレーションボトルや缶に入ったランブルスコまである
フルールフレーバーのスプマンテもあるし。

これが一番スタンダードで有名かなぁ ↓

ドネリ.jpg

見た事あります?

店頭には何種類か、明後日入荷予定です


さて、ドネリ社のランブルスコが美味しいのは周知の事でいいとして、ランブルスコについてちょっと復習しますか

ランブルスコの事、どれくらいご存知でしょうか??

イタリアワイン
赤の微発泡
甘口から辛口まである


と、このくらいは、ぼんやりでも知ってる方が多いでしょう。

イタリア、エミーリャ・ロマーニャ州のモデナを中心にした産地です
ここ ↓

ドネリ1.png

モデナを中心に、北にサンタクローチェ、南にカステルヴェートロの小さな街があります。
生ハムで有名なパルマや中世からの大都市ボローニャが近くです。

車好きにはモデナと聞けば、何をおいてもフェラーリなんでしょうけど

ランブルスコとしてはIGTもあるんですが、1970年と早い時期にDOCに認定されています。

法律の規定ではDOCランブルスコには3種類あって、

ランブルスコ・ディ・ソルバーラ
ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロ
ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタクローチェ


となっていて、どれも赤またはロゼの発泡、微発泡ワインでなければいけません
ロゼもあるんだよ

ランブルスコはランブルスコというブドウで作られるのですが(ミュスカデと同じね)、その中にも種類があります。
先の、ソルバーラ、グラスパロッサ、サラミーノというのは品種の名前です。
どのDOCにはどの品種かも規定されていますので、勉強する方としては面倒というか厄介というか…

元々この土地の土着品種であるランブルスコは、プリニウスの博物誌に「エナンティウム」という名前で紹介されている程古くからある品種です

マエストリ
モンテリッコ
マラーニ
ランチェロッタ
マルボ・ジェンティーレ

これも全部ランブルスコの品種(亜種)。多いなぁ〜

それから、広域DOCとしてレッジャーノというワインもあります。

こちらもランブルスコ種(ぶどう)から作られるワインで、赤白ロゼがあり、スティルも発泡もあり、という何でもアリなワインです
(なんと規定ではノヴェッロもあるわ)

こちらの名前でも発泡ランブルスコと同じものがありますが、正式なワイン名としてはランブルスコではありません。
また、ややこしいなー 勉強は大変。

最初にも書きましたが、ランブルスコが人気な点の一つにアルコール度数があまり高くない、というのがある様ですね

最近のワインは温暖化の影響もあってか、14度15度と高めの物が非常に多いのでちょっと疲れちゃいますね
そういう点では、ランブルスコは親しみやすく、使い勝手がいいですね。
てんちょはセック(辛口)よりもアマービレ(やや甘口)くらいの方が好きです

こんなに暑いので、お好みの味の物を良く冷やしてあなたも飲んでみませんか



























そして夜はミツクラの月例試飲会です
posted by cave MITSUKURA at 15:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月16日

暑いけど濃い赤もあるよ


連日、体温よりも気温が高いのは堪えますねぇ
おかしいでしょ💦

こんな蒸し暑くて堪らないのに、今日もフルボディの赤ワインを紹介します

9BA83B20-FEB1-4164-9489-7D68560BFB62.jpg

マカン・クラシコ2014

前にも書いた事ありますね。
スペインのエース、ベガ・シシリアの新しいワインです

こちらのワインはフランス、ボルドーのベンジャミン・ロートシルト(ラフィット)とのコラボレーションワイナリーで作られています

ベガ・シシリアはリベラ・デル・デュエロにありますが、マカンはリオハなんです

ベガ・シシリアが初めて国際的な注目を集めたのが1929年のバルセロナ博覧会で、この時金賞を受賞したウニコはスペインで最も高品質の赤ワインとして以後、その地位を譲る事なく今日に至っています
そもそも創業者のレカンダ氏はボルドーで醸造を学んだ経験があり、スペインにボルドー品種のカベルネやメルローを持ち帰り、リベラ・デル・デュエロの土着のティント・フィノ(テンプラニーリョ)とブレンドさせる事でより複雑で濃密なワインを作る事に成功したんです
ワイナリーのオーナーはその後変わりますが、その精神は変わらず。

面白い事に、マカンのワインはボルドー品種をブレンドさせす、テンプラニーリョのみで作られています
二つのワイナリーの得意技を考えると当然ブレンドになりそうなんですけどね💦

73014195-48DB-409D-8A0A-DC35A00A6A1D.jpg

シリアルナンバー入り
6リットルも13本作ってるんですね‼️

これ、もう少し買っておくつもりだったのに早くも完売でした…
店頭在庫ももうあと1本です。

という事で、
明後日の試飲会で飲んじゃいましょう

ガラ空き試飲会なのです、たまにはのんびり飲みましょうか







posted by cave MITSUKURA at 17:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

どのラがいいですか


今年の暑さは厳しすぎ…
観測で35度とか38度って、市街地ではもっと高いでしょーが

ワインの持ち歩きには十分ご注意ください

侮ってると簡単に吹きますからね〜



こんな季節には全く相応しくありませんが、非常に珍しい元祖フルボディ3兄弟が入荷しました

987F8236-D07A-4D13-9A2A-1E6DE2ACD1F8.jpg

ギガル コート・ロティ2014
ラ・テュルク
ラ・ランドンヌ
ラ・ムーリンヌ


有名なラララ3兄弟です

6909E8F3-8394-43FB-9945-F4C3457F9F6A.jpg

ローヌ最北端のAOC、コート・ロティ
シラー100%
(規定では20%までヴィオニエを混ぜてもいいことになっています)
3つの村に広がる急斜面の283haの畑の半分をギガルが所有しています。

南北に続く真ん中の村、アンピュイに社屋がある北ローヌの巨人、ギガル
創業は戦後間もなく、と、さほど長い歴史がある訳ではありませんが、コート・ロティの名声があるのは間違いなくギガルのおかげです。

その中でも最高の畑がこの3つです

ラ・ムーリンヌが最も早く手に入れた区画(の一部)で1966年がファーストヴィンテージです。
コート・ブロンドにある1haの小区画です。

創業当初は買いブドウのみでワインを作っていたギガル、コート・ブロンドのブドウもただのコート・ロティとして販売されていましたが、いつの年も傑出したワインができる区画に注目、ここを購入し、これだけを特別に別のワインとして販売したのが、最初の単一畑ラ・ムーリンヌです

所謂「金髪」「黒髪」の畑の分け方は便宜上の物として、実際のコート・ロティの斜面は多くの丘があり、起伏にとんだ地形です。

ギガルのHPに畑の航空映像があるので見てください、右の小さな動画をクリック ↓
http://www.guigal.com/fr/cote_rotie.php

斜面の途中も段々畑が途切れがちで農作業の過酷さを物語ってます
それにしても手入れが行き届いた綺麗な畑です

昔はテュルク、ムーリンヌはそれぞれ異なる割合でヴィオニエをブレンドしていましたが、現在ではシラー100%です。

完全除梗で高い新樽率、長めの樽熟を経て出荷されます
新樽を多く用いるために、自社で樽工房を持っています。

市場の流行が変わっても、良いと思うワイン作りに妥協はない、さすがのギガル

3つを同時に飲むと違いが鮮明に分かるといわれますね〜
てんちょ、何年か前に3つ飲む会に読んでいただいたことがありますが、結構な古酒でどれもよかったなぁ(おい)

てんちょはエレガントなムーリンヌが好きですよ
でも、巷ではこれぞシラーっていうテュルクが一番人気ですね

実はシャティヨンヌが一番好きなのです

コート・ロティなんて1本飲めるのだろうか…







posted by cave MITSUKURA at 17:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする