2018年09月07日

ヴィエイユ・ヴィレーヌ飲んでみたい


今日は一日雨かと思いましたが晴れてますね

北海道の地震には驚きました、停電もつづいているようですし…
先日の台風21号の関空の様子もそうですが、気象が極端で今後が心配です。

がけ崩れの現場に報道陣が押し寄せて、家族を心配してる人達を全国放送してるの、見てられません💦
自分だったら、と思うと…


では、新入荷ワインを紹介します
滅多に来ないブルゴーニュです。

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A&P ド・ヴィーレーヌ
メルキュレ レ・モント2013
ブルゴーニュ・コートシャロネーズ ラ・フォルテュン2014
メルキュレ レ・モント2014


ヴィレーヌはご存知の方が多いでしょう
ロマネ・コンティを所有するDRCのオーナー(の一人)です。

オベール・ド・ヴィレーヌさんは若い頃、父親の跡を継いでロマネ・コンティ社の時期オーナーになる事が決まっていた訳ですが、
父から「自分の力でドメーヌをやってみなさい」と言われ、一からこのドメーヌを立ち上げました

いいとこのボンで、行く行くは大ドメーヌの舵取りをしなければいけない立場のオベールさんにお父さんが経験を積ませたいと思ったんでしょうか。
DRCだけを見ていても駄目だ、と教えたかったのかもしれません。

オベールさんは1971年、ヴォーヌロマネからは遠く離れたコート・シャロネーズの北端にあるブーズロンにドメーヌを構えました

こんな場所です ↓

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HPより

もっと知名度が高く高級ワインを作る村はいくらでもあったのに、彼はこの地のアリゴテに注目したのです。

当時のアリゴテはシャルドネの下位になる2級品種扱いで「酸っぱくて青い」と敬遠されていましたし、コート・シャロネーズも格下の産地だと思われていました
まだブルゴーニュが世界に知られる前の話です。

オベールさんはブーズロンでアリゴテが上手く熟する事を発見し、アリゴテのワイン作りを継続します。
その結果、ワインは大変な高評価でブーズロンのテロワールをアリゴテが最大限に表現できることが広まり、周りもアリゴテ作りを真似し始めました。

元は一部の栽培だったアリゴテが、1997年にブルゴーニュで唯一100%のアペラシオンを獲得したのはオベールさんの功績です

17年の収穫 ↓

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HPより、アリゴテかシャルドネかよく分からない

アリゴテはペルナンやムルソーをはじめとして、中世以降長らくコート・ドール全体で栽培されていた品種なのですが、次第にシャルドネやピノノワールにその地位を譲ることになり忘れられていったのを、オベールさんが復活させたと言ってもいいくらいです。
モレサンドニにアリゴテが植えられていたのは由緒正しい話なのですよ

ドメーヌではアリゴテのほかにシャルドネもピノノワールも栽培していますが、全てのワインはコート・シャロネーズ内です

現在、蔵は彼の甥のピエール・ド・ブノワさんに譲られています。
こんな方 ↓

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HPより、オベールさんももう高齢ですので。


余談ですが、ドメーヌ名をちゃんと言える人が意外と少ないんですよ

Domaine A.etP. de Villaine ドメーヌ・アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌですよ

Aはオベールさんの頭文字、Pは奥様のパメラさんの頭文字を取っています
ご夫婦二人のドメーヌなんです。

こんなお二人 ↓

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素敵


一番買いやすいのはアリゴテ100%のブーズロンで、ミツクラの店頭にも常時あります
こちら ↓

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次はシャルドネのコート・シャロネーズかなぁ、これもまだ店頭にありますよ。

そして、

ピノノワールはめったに買えません
生産が少ないのですよ…
今回も割り当てが全然なかった

このヴィンテージはてんちょもまだ飲めていません。
ふくよかでしょうね、香りがよさそうです

各6本しかありませんので、興味ある方はお早めに〜


お値段はそんなにしませんよ


でもね、
ふっふっふ、てんちょ、ワイン会用にキープしてあるんです

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じゃーん、12本
まぁ、若いですけど。

畑を確認してじっくり飲みたい。

全日本縦飲み同好会の皆様、是非一緒に楽しみましょう〜

縦飲み同好会とは。
説明しよう、ヴァーティカル飲み会(試飲ではない)を行うことにより一つのワインをより深く理解しようとする省エネな会が好きなてんちょ、はじめ多くの皆様。
一回でも参加したら会員、入退会自由、会員数未把握という緩い会なのだ。

あ、縦飲みじゃないスピンオフですが、アリゴテ揃いましたよ ↓

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あと1席空いてます
8月29日のブログをご覧ください












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2018年09月06日

マルベック再認識


ようやく気温が下がってきました、まだ蒸し暑いですけど

昨日のラポストール&カテナセミナーは大変有意義でした
ご参加の皆様、ありがとうございました。

ものすごく良かったです

チリとアルゼンチンの有名生産者のお話、2時間弱で聞くのはとても時間が足りませんでしたが、それでも十分な収穫があったと思います

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バンジャマンさんも、マルセロさんも「時間がないなら短めに早く」と釘を刺されていたようで、
お昼間にあった時の3倍くらいの早口だった

お二人とも、優雅な紳士なので普段はあんなじゃないですよ💦
念のため。

資料も写真が多く、畑の情報も細かく載っていて大変勉強になります

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お店のロゴまで入れていただきまして、輸入元には感謝でございます。



すべてを書くことは難しいのでかいつまんで、カテナのお話から

カテナはアルゼンチン最大のワイン産地であるメンドーサにある国内最高の家族経営のワイナリーです

現在4代目に当たるお嬢さんのラウラさんがワイナリーを取り仕切っていますが、彼女の父親ニコラス・カテナさんがまさにアルゼンチンワインの名を高めた功労者です。
ラウラさんは生物学者で小児科医でもあり、お父さんは経済学者でカリフォルニアのUCデーヴィスで教鞭をとっていたこともある英才一家です。

カテナの功績には色々なものがありますが、フィロキセラ以前のマルベックを再発見したことが一番印象的でした

マルベックはもともとフランスのボルドーの品種で、中世のボルドーワインには半分程度はマルベックがブレンドされていました
これを知っている方は意外と少ない。
1855年の格付けでも4大シャトーの全てで40〜60%のマルベックが使われていました。

マルベックの名声は12世紀、アキテーヌの統治者であったエレオノールがイギリス王ヘンリー2世と再婚したことにより、宮廷でボルドーワインがふるまわれることになり、広くヨーロッパ中にマルベックワインの美味しさが伝わりました。
色が濃く、凝縮した果実が得られるマルベックは技術がなかった時代にはとても重要なブドウだったのです

飲みごたえのあるボルドーワインは当時「黒ワイン」として大変人気になったそうです

その後1860年代になるとフランスではフィロキセラ禍によりマルベックはメルローへと植え替えられ、ボルドーからは消滅してしまいました

晩熟で春の雨に弱いマルベックよりも早熟で湿度に強いメルローの方が栽培が楽だったんです。
今では誰もボルドーワインと聞いてマルベックを連想しませんよね。

しかし、それよりも前に1852年にゼンチンのメンドーサにはボルドーのマルベックが移民によって持ち込まれていたんです
雨が冬にしか降らない乾燥したアルゼンチンはマルベックに最適な環境だった訳です。

チリと同様にフィロキセラの害がないアルゼンチンでは自根のマルベックが栽培されていましたが、ラウラさんはそのクローンを研究し、135ものクローンから色、酸、果実味などの優れた品種を「カッティング」呼ばれる手法で選別しました。

因みにアルゼンチンにはフィロキセラはいるにはいるのですが、なぜかブドウ樹には害をなさないらしく…
不思議だ〜

このあたりはまだ研究中だそうで理由が解明されたら、もしかしてヨーロッパでも接ぎ木をしなくてもよくなる日が来るかもしれませんね
(フィロキセラとはブドウ根アブラムシともいわれるダニみたいな虫で、地中にいてブドウの根に巣くって樹を枯らしてしまう厄介な存在です。今のところ対処法がなく、耐性のあるアメリカ種の台木に接ぎ木する方法が取られています)

アルゼンチンの固有品種ともいうべきマルベック
貴重で長い歴史がありました

この辺のいきさつが分かりやすい映像になっています、ラウラさん作成で日本語字幕もありますので ↓
https://www.youtube.com/watch?v=jnWFQZx0_sw

いいお話でした。
参加の皆様にも良かったと言っていただけて嬉しいです
皆様のおかげです。

てんちょ、お土産もいただきました



昨日は試飲ワインもすごかったです

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フルボディのワインばっかりだったので食事なしで飲むのは結構しんどかったと思いますが


てんちょ、初めて単一畑のリヴァーストーン飲みました

マルベック100%、フルボディですがとても洗練されています。
綺麗な酸味を温存すべく標高の高い冷涼な畑に植えたマルベック、美味しいです

標高が高いと寒暖差も大きく、夜の冷気でブドウの酸味が損なわれずに完熟しますが、高地なので日照量は平地よりもかなり多く、その為にブドウの果皮が厚くなりフェノール類が豊かになるそうです

収穫される実はフランスのカオールなどのマルベックと比べると小さく歩留まりは良くないですが、その分ずっと凝縮したワインになります。
南仏のマルベックとは全く別物です。

高地のマルベックはスミレの花のようなフローラルな香りがする、という説明通り華やかでした

かなり長熟であろうリヴァーストーン、まだまだ全然若いです
あと20年くらいは余裕だわ。
15000円もしますけどね💦

試飲ワインは最低価格でも3500円越えという高額ワインがずらーっと。

6種類も飲めてお土産ワインも1本ついて、3500円の会費はちょー安いでしょ

来週はイタリアだわ。


南米に行ったことのある方は少ないですよね〜
てんちょも行ってみたいものの、そう簡単じゃないし…

バンジャマンさんがチリのサンチアゴに来て、それからメンドーサまで行けばいいよって軽く言ってましたけど、
アンデス山脈って場所によっては7000メートルもあるんだし(因みにバスで7時間だそう)、飛行機も小さそうだしなぁ〜
いつか行ってみたい






posted by cave MITSUKURA at 21:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月05日

南米本格的試飲

台風が去って晴れたのはいいのですが、蒸し暑いです💦
今日のカテナ&ラポストールセミナーも無事に開催できます✨

てんちょ、一足お先にお二人とランチしてきました‼️

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色々となるほどなお話が聞けました。
今日の夜のセミナーと合わせて明日にでも報告します😊



今日はランチの後、業界向けの試飲会にも行きまして、久しぶりに飲むワインが新鮮でした✨

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シルバーオークやセーニャなんて、何年振りだろう?
しかも高いし💦

アルゼンチンにもいいワインがありましたよ✨
試飲会で紹介したいですね😊


新入荷のワインもあるし、もっと色々書きたいのですが、なんせ時間がなくて…

ちょっとお待ちくださいませー


posted by cave MITSUKURA at 16:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

台風による営業について

今日は快晴で蒸し暑い名古屋ですが、
明日は昼間に台風が直撃するんですねー💦🌀

5日のラポストール&カテナセミナーは予定通り開催します‼️

明日4日の夜は状況によりまして、早く閉店するかもしれません。
その場合にはどうぞご了承ください。


posted by cave MITSUKURA at 15:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

トゥーランガワエワエとはこれか


台風が4日直撃は間違いなさそうですね…

「目」がはっきり分かる台風ですし、大丈夫かなぁ
今日も突然の大雨で参りました


フランスでは各地で収穫が行われています

この頃はSNSがあるので、収穫の様子がリアルタイムで見られるなど嬉しいです。

シャンパーニュでは圧搾の様子が出ていたりして、見ごたえがあります
水平圧搾機でプルミエタイユ(プルミエですがこれが2番絞り)の準備にブドウを起こす(1回目の圧搾でつぶれたブドウを掘り起こして混ぜる)作業など、まず見られない光景です

そんな中で…
アンドレ・クルエの収穫も見られたんですが。

あっれー
シャルドネの収穫しているじゃないですかー
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アンドレ・クルエSNSより

まさかピノブランではあるまい
なに? ついに自社畑にもシャルドネ植えたの??

真相がわかったら報告します。


さて、新入荷ではありませんが、先日の試飲会でも好評だったワインをご紹介します

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ヴァヴァサワー ソーヴィニヨンブラン2017

ニュージーランド、マルボロの老舗生産者です
青木君のオススメで教えてもらいました

最初、「ば、ばばさわー??」って思ったんですが(思いますよね?💦)

ヴァヴァサワーはオーナさんの苗字です。

1890年にイギリスからマルボロのアワテレバレーに移住した一族ですが、ワイナリーを興したピーター・ヴァヴァサワー氏は1985年にアワテレバレーで最初にブドウを植えた人物です

同時期にはオーストラリアのケープ・メンテルのデーヴィッド・ホーネン社長がマルボロにクラウディベイを立ち上げています。

マルボロはニュージランド最大のブドウ産地で、国内栽培面積の66%がマルボロにあります
その内の8割がソーヴィニヨンブランです。

マルボロには、3つのサブリージョンがありますが、法的に保護された地区とはなっていません。
北から、
ワイラウバレー
サザンバレー
アワテレバレー

です。

北部の二つとは異なり、アワテレバレーは氷河の圧力で硬くなった土壌が元で、岩や小石が転がるやせた厳しい土地です

所有畑は85ha、ソーヴィニヨンブラン以外にもシャルドネやピノグリ、ピノノワールを作っています。

2017年からラベルが変わりましたね。
鶏はヴァヴァサワー一族の紋章から採用されました
現在はワインメーカーはじめスタッフは一族以外にもたくさんいます。

値段は全然高くないのですが、
予約販売で売り切れるほどの希少なワインとなっていて驚きました

もうこのワインの追加はできません

ソーヴィニヨンブランらしい、パッションフルーツの香りが顕著です
ハーヴェイシャス、そのまんまですね。
トロピカルフルーツのニュアンスもあると言われますが、てんちょにはあんまし感じられませんでした。
酸味が綺麗で清涼感がありますね

マンゴーはないけど、パイナップルは少しあるかも。

少し前に書きました、
マオリ族の言葉、トゥーランガワエワエ(人が結びついている土地を表す)、これなら表現できているかも


試飲会でも人気でした、店頭でもリピーターが多いですよ
もうちょっとフルーティでもいいんですが、今のソーヴィニヨンブランは世界中どこでもこうしたグリーンなスタイルです。

白桃
青りんご
な人、誰かいないかな〜

あと数本、試したい方は是非お早めに。













posted by cave MITSUKURA at 19:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月01日

チリの4人組


また台風が接近していますね
4日の午後から夜にかけて名古屋も危険になってます。

5日のチリとアルゼンチンのセミナーは開催できますように

あ、1席空いております
どなたかいらっしゃいませんか〜


ワイナリー訪問で大変お世話になっているメルシャンさんが、今日発売のワイン、シャトーメルシャン4種を持ってきてくれました

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新ヴィンテージです。
樽の上手な使い方ですね、シャルドネは。
流石に若々しいです、お酒もしっかりしています
オムニスはやっぱり濃くて美味しい。



さて、今日から9月
新しいワインを紹介します。

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ヴィーニャ・アキタニア シャルドネ2016&カルムネール2017

このワインがどこのワインで、誰が作っているかご存知の方はどのくらいいるでしょう??
てんちょ、これの紹介をもらった時には「なんて懐かしい!」と思いました

このワインは、チリのペナロレン(マイポヴァレー)に1990年設立された新しいワイナリーが作っています
チリの首都サンチアゴの周辺です。
今では畑は南部のマジェコにも広げています。

このワイナリーを作ったのはフランス、ボルドーの超有名生産者の二人
コス・デストゥルネルの支配人だったブルーノ・プラッツさんとシャトー・マルゴーの醸造家だったポール・ポンタリエさんです
(プラッツさんの息子さんジャン・ギョーム氏もフランスで活躍しています、ポンタリエさんの訃報は大変残念です)

この二人にさらにシャンパーニュのボランジェ社長のギラン・ド・モンゴルフィエさんと、チリのワインコンサルタントのフェリペ・ド・ソルミニヤックさんが参加して、

チリワイン4銃士となってスタートしました

こんな皆様 ↓

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輸入元HPより

最初は、ワイナリーの名前はドメーヌ・ポール・ブルーノ(先の二人の名前を合わせて)と言ってましたが、今ではヴィーニャ・アキタニアと名称を変更しています。
当時はヴィーニャ・アキタニアはセカンドワインの名前でしたけど。

ラベルに4人のサインがあります ↓

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薄いけど💦

〇人組と言えば、プリオラートですかね〜
てんちょ、どーしても江青とかのイメージで…(ワインじゃない)
…余談でした💦


初リリースは1993年

しかし、なんとこれが大コケにコケちゃいまして…
そこから暫くはこのワイナリーの名前を聞かなくなっちゃいました

てんちょ、93年のワイン買いました
まーまー強気な価格だった割には全然美味しくなくてびっくり&がっかりでしたね
ドムス・アウレアの凝縮感に(いい意味で)驚いた後ではあれは駄目だったなぁ…
なので、それ以来一度も買うことなく、今日に至る訳ですが。

これはブルーノ・プラッツさんも自覚があるようで、
「93年と94年は発売するべきじゃなかった、あれで自分の経歴に傷がついた」
とまで言ってます(ワイナート3号より)

十分に樹齢が上がっていなかった事と、ブドウに畑の細かい土が付着したまま醸造した事が大きな敗因になったようです

そこから25年。
もちろん、こんな大物たちがイマイチなワインを作り続けてるはずがない

樹齢は上がり、ブドウは選果台につけたシャワーで軽く洗い、表面の土を取り除いてから圧搾・発酵させています
(ブドウは水を吸っちゃうので、もちろんこれには最新の注意が必要です。例えば収穫時に雨が降るなんて大惨事なんですから
さっと水にくぐらせて風を当てて乾燥させてたような…)
このブドウを洗う工程は95年から採用してずっと行っています。

ペナロレンに最初に購入した畑は、マイポ最古の畑と言われるコウニショ・マクールの区画にすぐ上部にあり、ケブラダ・デ・マクールの所有する区画とも隣り合っています ↓

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生産者HPより

良質ワインがたくさん作られるマイポはさながらボルドーならポイヤック、ブルゴーニュならヴォーヌロマネの様で、コウニショ・マクールの区画周辺は特級畑の集まる地区と言えるでしょう

現在、南部のトライグェン(マジェコバレー)も含めて、蔵では9種類のワインを生産しています
上級品をプレミアム、定番をレゼルヴァとしていて、今日の二つのワインはレゼルヴァクラスです。
ですから、お値段もお手頃で気軽に挑戦できますよ〜

しかし、これが
お値段以上に美味しいのですよ

マジで良かった
感動したわ

洗練されている、とはこういうのを言うんだろうなと思える透明感と綺麗な酒質、上品な酸味、適度な樽の風味が完熟してるブドウのコクと合わさってちょうどいい調和をもたらしています

濃い事が良いワインの証明ではない、という典型的な好例ですな

あなたにも飲んでみてほしいです

9月26日(水)の月例試飲会に出しますね〜












posted by cave MITSUKURA at 13:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月31日

オクタヴィアヌスも去りぬ


今日で8月も最後ですね。
2018年も3分の2が終わったと思うと本当に毎年早いなぁ

なんか7月と8月がまるで1か月の様でした、てんちょ

前回の記事のアリゴテ会、まだ余裕です〜

そこのあなた
あ・な・た
来たれ〜



29日水曜の試飲会にご参加の皆様ありがとうございました
当日参加の方もいて助かりました

人気だったのは、これ ↓

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メルシャン・日本のあわ メトード・トラディショナル2013

瓶内二次発酵の本格派、泡の細かさやシャルドネベースのコク、高級品らしいいい味わいです

マニャンのクレマンも真っ先に無くなっていました

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長期熟成のシャンパーニュと同じ香りです、ブランドノワールだし

そして、やっぱり17年のプティ・シャブリも美味しかったです ↓

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酸が綺麗でとんがり過ぎていない、正に「プティ・シャブリ」の良い所が出ています

さらに、イチゴと桃のスプマンテも意外と人気なのでした ↓

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嫌味の無い上品な甘口です、暑い時のアペリティフにはこういうのもいいですよね

やっぱり何でも飲んでみなくちゃ分からない

この単純明快な現実が結構難しいんだけど💦
来月は何にしようかなぁ



さて、大人しくしていた8月も終わり、新ネタが続々登場中です
9月からはちゃんとブログ書きますね〜








posted by cave MITSUKURA at 15:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月29日

ヌーボーの順調報告とアリゴテの会やります


一時の暑さはなくなりましたが、それでもまだまだ暑いですよね

台風がまた発生したようですが…

9月15日土曜日は平和に山梨ワイナリーツアーに行かせてください

お願いぃぃ


イベントページにソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策を載せました

来週の今頃には一次試験の結果が出ているのではないでしょうか。
今年から始まったCBT試験には皆さん、翻弄されているようですね…

試験を受けない方でも、もちろん参加OKです
1回ずつ申し込めますので、ブラインドテイスティングに一度挑戦してみませんか

ハードリカー・リキュール試飲会は9月30日(日)10月1日(月)の二日間です
詳しくはまた案内を載せますので。


フランスでは各地で収穫が始まっています
今年は早いですね〜
初夏の長雨の影響が最小限に済んで良かったです。

ボジョレーの生産者からもヌーボーの情報が来ていますが、今年は早い分、完熟を待つ余裕がありますので去年の様に酸が目立つことはなさそうですね

パカレのガメイ、テラヴェールより ↓
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ブルームの出てる良いブドウですね
流石、初夏のベト病対策も早い対応で上手く行ったそうです。

ボジョレー・ヌーボーの最大のリスクは「収穫を待てない」事です
解禁日に現場にないと価値がなくなっちゃうので、おしりに合わせて作らざるを得ません。

…なんか変なの

完熟が遅い年なんて、もうハラハラしっぱなしでしょう。
その点の心配は今年はありませんので、味と香りに期待です


そう言えば、ちょっと前に載せましたアリゴテですが、9月に飲もうと思います

アリゴテ飲み比べの会

アリゴテばかり9種類を集めて飲み比べします。
限定のラモネやパカレ、なんとポンソ(22680円定価)もあります

9月19日(水)19時から21時
カーヴミツクラにて
10名
4000円 現金のみ
着席、軽食あり


ワインは以下の通り。

ヴィレーヌ ブーズロン2015
ルイ・ジャド ブーズロン2015
フィリップ・パカレ ブルゴーニュ・アリゴテ2016
ラモネ ブルゴーニュ・アリゴテ2016
フランソワ・ミクルスキ ブルゴーニュ・アリゴテ2015
ミッシェル・ラファルジュ ブルゴーニュ・アリゴテ2014
アラン・ユドロ・ノエラ ブルゴーニュ・アリゴテ2013
ピエール・モレ ブルゴーニュ・アリゴテ2014

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写真はまだ一部

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ポンソ モレサンドニ1erモンリュイザン・ブラン2013

以上9種類です

ドーヴネとルロワ、コシュデュリはありませんが…
金額的に無理ですわ


誰でも歓迎です
お店までお問い合わせください〜

集まらなかったら泣いて延期しちゃうけど

待ってまーす













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2018年08月28日

新しい物はやっぱり新鮮


今日は業界向けの試飲会に行ってきました‼️

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開場直後に行ったので、ゆっくり試飲できました✨
100本以上あって、中々面白い物もありましたので、来月取ってみたいと思います‼️

アルゼンチンのタナ(フランス南西部のマディランの品種)⭐️
同じくアルゼンチンのトロンテストの遅摘み甘口⭐️ ↓

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他にもスパークリング、シャンパーニュ⭐️

などなど♥️

スパークリングはいつも新しい物を採用したいと思いつつ、品質と値段に魅力がないと難しい…
とは言え、ついつい同じ物ばっかりになってしまうので、悩みどころです💦

新しいワイン、来月には色々入って来ますのでまた順に紹介します‼️

という事で、今月はダラダラモードのまま🌀💧
明日はミツクラの試飲会ですー

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2018年08月26日

月と太陽と地球の泡


綺麗な青空の名古屋ですが、やっぱりまだ暑いですね
少し太陽が傾いてきましたか。

さぼりまくっていた8月のブログですが、
今日は29日水曜の試飲会のアイテムから紹介します

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ミッシェル・マニャン クレマン・ド・ブルゴーニュNV

ファンの多いマニャンですが、クレマンも非常にレベルが高い

マニャンはモレサンドニで5代続くブドウ農家です
4代目のミッシェルの時代(の途中)までは村の協同組合にブドウを収めていましたが、ミッシェルが息子のフレデリックと元詰めを始め、ワインはあっという間に世界中で人気となりました

ミッシェルは自分の畑を所有する一方でルイ・ラトゥールの栽培責任者でもあり、優れた畑仕事と管理能力が良いブドウを得られる証明でもあったわけです

今では、自社畑物だけで3つの特級とはじめ20種類以上もラインナップがある大ドメーヌになってます
これにフレデリックのネゴシアン物を加えると生産する種類は驚きの多さです。

ラベルはお馴染みの、

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太陽=お母さん
地球=お父さん
月=フレデリック、らしい(フレデリック考案なのです)


しかし、今日のクレマンはHPにも載っていませんね
毎年作っているわけではないからでしょうか。

このクレマンはとても貴重です

モレサンドニにあるコトー・ブルギュイニョン用の畑のピノノワールを100%使用しています、
つまりはブラン・ド・ノワールです

2010年に収穫されたブドウを使用、ヴィンテージ物な訳ですがラベルにはその表記はありません

しかも、なんと瓶熟7年と高級シャンパーニュ並みの時間を費やしています。
ドサージュは8g/L

フレデリック・マニャン(白いラベル)にもクレマンがありますが、こちらはネゴスなんで買いブドウが主体です。
その点、ミッシェル・マニャンのクレマンは自社畑100%です

気まぐれで作ったんでしょうか???
数はとても少ない様です。

ピノ100%のコク
長い熟成による細やかな泡と香ばしい香り

これが美味しくない訳がない

そしてお値段も素敵です。
ブルゴーニュでも優良生産者のクレマンは5000円くらいしちゃうんですが、これは税込み3600円

泡好きは絶対買った方がいいですよ
このお値段でこの内容、中々ありません〜

29日は一緒に楽しみましょう

まだ空いてますのでこれからのお申し込みも歓迎










posted by cave MITSUKURA at 12:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする