2018年03月21日

マズかったら仕事辞めます


雪は降ってませんが、気温が低くて寒い名古屋
花粉が少なくてありがたいわ


昨日の帰り道で前を歩いていた二人の学生らしき男性二人
会話が聞こえてきたんですが…

片方の人:「俺さー、この頃毎朝いつも嗚咽してんだよね」

てんちょの心の声: え最近の若い男の子は朝から泣くようなことがあるの???

件の彼:「歯を磨くときなんか、絶対おぇーってなるしさ。いや実際吐いてる訳じゃないけど」

てんちょの無言の叫び:「おいおい君… それは嗚咽じゃなくて、嘔吐いてるというんだよ

最初の二文字が同じだけじゃぁぁ

…嗚咽の「おえ」はおぇーっの「おえ」ではありません
若者よ、流石にそれはないと思うわ



さて、ワインの話しましょか

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シャトー・モンヴィエル2005

フランス、ボルドー右岸のポムロルです。
なのでワインは赤ワインです
(サンテミリオン同様、ACポムロルは赤のみ)

てんちょ、このワインの事をよく知らないまま、買ってみたんですが。

理由は色々

05年は素晴らしい当たり年で間違いないだろうと
信頼できる輸入元で来歴・品質の保証があって間違いないだろうと
手頃な価格だったから(まずないであろうけど)失敗してもいいかと

でも、一番の理由は、面構えが良かったからです

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この古典的なラベル、うーん美味しそうでしょ
経験と勘ですが、あんまり外さないのよ。

そして調べてみた

このシャトーは、10.1haの小さなシャトーで、シャトー・クリネに隣接しています
27の小区画に分かれています(ポムロルには多い)
メルロー80%、カベルネフラン20%で平均樹齢は30年。

シャトー名は「古い山」の意味ですが、ポムロルはそんなに起伏がないので不思議

所有者はポムロルの家族経営のブドウ栽培企業であるペレ・ヴェルジェ

初代マダムの家系はクリスタルメーカーのクリスタル・ダルクの一族で、潤沢な資金を背景にブドウ栽培・ワイン作りに取り組み始めたのが1985年。
他にもシャトー・ル・ゲイを持っています

シャトー・モンヴィエルは会社設立の1985年に最初に購入、コンサルタントにミッシェル・ローランを抱えていますね

綺麗なブドウ畑ですが、これはきっとル・ゲイだ

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でもね、こういうワインは数本しかないんですよ
輸入元もすぐに在庫無くなってました。

飲んでみたい方はどうぞお早めに〜
てんちょも飲みたいわ










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2018年03月20日

品種当てられるかな


3日連続で雨模様なんですね
明日は寒いみたいですし、いやだなぁ…


ワイン会をやろうとして、メインのワインが決まっている場合、他のワインのラインナップに悩む事ありませんか??
てんちょ、今まさにそれです

適当に選ぶとしても、泡・白・赤のバランスはとらないといけないし…
あんまりいい組み立てが浮かびません
もうちょっと悩もう。


そして、それとは別にイタリアの限定ワインを紹介します

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ファレスコ テルース ラツィオ・ロッソ2015


イタリア、ウンブリア州の赤ワインです。
ですがシラー100%

このワイナリーはご存知でしょうか?
オーナーはイタリアのみならず、世界的に有名な醸造家のリカルド・コタレッラ氏です

こんな方 ↓

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輸入元HPより

あちこちのワイナリーのコンサルタントをしている一方で、出身地のウンブリア州モンテッキーノで自分のワインも作っている訳です
1979年創業です。
もちろん、彼は忙しいので普段の蔵の仕事は家族や従業員が行っています。

アッシジには行けたけど、ファレスコは訪問できなかった

今日のワインは4ランクあるシリーズの内の一つで、テルースシリーズには、シャルドネ、カベルネ、メルロー、シラーとフランス品種を使用しています
今日のワインはシラー100%で、ワインのクラスとしてはIGPになります。

ラベルはアーティストラベル
ローマのサンタンジェロ城で行われたイベントで、ワインのイメージをキャンバスに描いたものだそうです

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確かに、何か書いてありますね… 読めないけど

通常の取り扱い(輸入)がないこのワイン、予約販売で半年待って入荷しました
てんちょ、このワインは4年前にイタリアに研修に行かせてもらった時に、2012年を飲みました。

シラー100%なのにローヌとは違って、まろやか上品でした
真っ黒でもなく、タンニンいっぱいでもなく、ローマ料理にとてもよく合いました

すごく良いトラットリアでした

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プンタレッラ 日本では見ませんね、水菜とエンダイブの中間的野菜です ↓

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リガトーニ パヤータ ポモドリーノ ↓

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盛り付けの綺麗さはないけど、味は最高だった✨
取り分けだったし。

そこで同じファレスコが作るロシェット100%の珍しいスプマンテもいただいたなぁ、
ファレスコではエストエストエストも作っていますね。
でも、これも両方輸入ないんです…

美味しい思い出があったので、ヴィンテージは違いますが注文注文
でも注文前にちゃんと試飲しています。

このワイン、瓶が背の低い個性的な外観ですが、ちゃんと750ミリ入っていますからご安心ください

これで2000円以下なのはかなりアリですよ

イタリアのシラー、飲んでみませんか???











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2018年03月18日

ミーハーじゃない本格泡


すっかり春らしくなってますね

名古屋で最も早く桜が咲く東区の桜並木はもう満開です

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大寒桜だったかな

ソメイヨシノも今年は早く咲きそう
これで花粉症じゃなかったら最高なのに

てんちょ、昨日の夜に飲んだお店に大事なお醤油と日本酒を忘れてくる、という大失態を冒してしまい自己嫌悪&反省
馬鹿だなぁ


さて、今日はシャンパーニュを紹介します
老舗の蔵、これを知らなきゃシャンパーニュ通とは言えません

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ジャクソン キュヴェ741

もう741なのかー、てんちょ732辺りをよく飲んでました

ジャクソンは特級アイの隣にある1級の村、ディジーにある古いシャンパーニュ・メゾンです
県道を走ると長い塀にJAQUESSONSの文字がデカデカと書いてあってすぐに分かります。

創業は1798年と非常に長い歴史を持ってます。

メミー・ジャクソンはワイン商に家に生まれ、シャローンで会社を興しますが、作るシャンパーニュがナポレオンの目に留まり、非常に気に入られ、「その上品さと高貴さ」にゴールドメダルを与えられています
ナポレオン贔屓の銘柄になった事で商売は大成功し、年間70万本も売るという大メゾンに成長します

今は変わってますが、蔵で最高のデゴルジュマン・タルディヴには、ゴールドメダルが描かれていました
赤いラベルでかっこよかったのにな。

で、2代目のアドルフは1835年に初代がなくなるとその後を継ぎますが、彼はシャンパーニュにとても重要な発明をします
それがミュズレの開発です

これの事です ↓

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ジャクソンのではありませんが💦

それまではコルクを麻紐で止めていましたが、ミュズレの発明によって密閉性が高まりシャンパーニュの品質は一層向上していくことになりました
この時1844年。

これだけの大発明なんですが、ジャクソンでは当時特許の申請をしていません

発明のすぐ後で、アドルフの二人の息子が相次いで亡くなってしまい、結局メゾンは売却されてしまいます
こうした事情のせいか、特許を申請するどころじゃなかったのでしょう…

その後も経営者は変わり、現在はシケー家が経営を担っています
1974年から。
優れたブドウ栽培家として知られるシケー一族、ジャクソンを任せて安心。

所有畑は52ha、特級アイやアヴィーズなど良い自社畑を中心に一部買いブドウも行っています。
しかし、買いブドウの比率は25%程度で、これは一般的なネゴシアンからするととても低い比率です

しかも、ジャクソンではブドウを絞った際の1番絞りだけを使用、2番目以降は他社へ売却しています
この一番搾りをキュベと呼び、最もブドウの美味しいエキスが含まれています。

二番絞りはプルミエ・タイユ
(2回目の圧搾ですがプルミエ=1番目の、という名前で紛らわしいですが。
昔は更に3番絞り=ドゥジェームタイユまであったんですが、
現在はプヌマティックの浸透により廃止されています。)

ジャクソンではクリュッグが独立前に修業していた事でも有名です、クリュッグと並んで今でもメイユール・ド・ヴァンでは三ツ星の評価を得ています

そこで、今日のシャンパーニュですが、741って何の番号だと思いますか??

まさかヴィンテージな訳ないし(今日のシャンパーニュはNVです)、何が741なんでしょう。

これは、キュヴェの仕込み番号です

2003年にフィロソフィーチェンジして、これまでのシャンパーニュ作りを刷新する事にしたジャクソンでは、キュヴェ700シリーズとして新しくNVのベーシックなシャンパーニュを発表しました
(この時に従来のロゼの生産をやめちゃいました、
デゴルジュマン・タルディヴもきっとこの時ラベル変更になった)

最初に発売されたシャンパーニュはキュヴェ728で、蔵が200年以上かけて作って来たシャンパーニュの728番目のブレンドに当たる事で、こうした番号が名付けられた訳です
ストック150万本を誇るメゾンですので、収穫したブドウは秋から冬にかけて何度も蔵に運ばれ何度もブレンドが行われます

今日のシャンパーニュは、この作業の741番目の作品という事になります
分かりました

おーい、741の情報がHPに載ってないんですけど
瓶熟は当初の3年から更に1年延ばしてなんと4年

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2017年の6月にデゴルジュマンしてますね、ドサージュは2.5g、少ない。

人気のジャクソン、今ではこのキュヴェ700シリーズも高くなった
しかも割り当て。

ミツクラにはたったの4本しかありません

久しぶりに飲んでみたいですね












posted by cave MITSUKURA at 17:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月16日

人気なだけに少ない


今日は雨のせいか肌寒いですね

今年のソムリエ試験の要項が発表になり、既に申し込んだ方も多いでしょうか
今年から一次試験はネット解答なんですね。
時代だなぁ〜

しかも、一次試験には2回まで挑戦できることになっていて、そりゃ余程の自信がない限り大抵の方は2回受けようとするでしょう。
2回の方が受験料が高い、上手くできてるなぁ
受験する方、勉強頑張ってください。


さて、割り当てで超少ない2016年ブルゴーニュがちらほら入って来てます
これも来た ↓

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ビンテージは裏に書いてあるのです

フィリップ・パカレ 
ムーランナヴァン2016 & ブルゴーニュ・アリゴテ2016

少ない 高い

アリゴテの日本入荷は僅かに252本
ブルゴーニュ・ルージュも120本だけ。
1回こっきり
あーぁ

これ以外にもムルソー白があります

パカレはプリューレ・ロックの元醸造長で、叔父がボジョレーの故マルセル・ラピエールです。
自然派ワインの第一人者として有名です。

ナチュラルワインと聞くと、どーもビオディナミ特有のアロマの乏しいワインを想像しますけど、
パカレのワインは綺麗でピュアですね
葡萄の香りも豊かで、エレガントなスタイルですよ。

飲んでみますか?? 欲しい方はお早めに













posted by cave MITSUKURA at 18:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

ラベルに全部書いてある


すっかり春の陽気ですね
お店はひんやりしてますけど、外は暑いくらい。

もうグリューヴァインは売れないだろうなぁ

今年の冬は厳しかった、今は花粉が厳しいけど。
暖かくなって嬉しいです

今日は春の日本に合いそうな?ワインを紹介します

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ツィント・ウンブレヒト リースリング クロ・ヴィンスビュール2014

フランス、アルザスの白ワインです

ウンブレヒトは有名ですが、このワインを飲んだ事ある方は少ないでしょうか
ドイツ系の名称ですね、フンブレヒトとも書きます。

このドメーヌは、戦後すぐにツィント家とウンブレヒト家が共同で設立した蔵で、今でもウンブレヒト家の子孫がドメーヌを運営しています。
(なのでウンブレヒトって略しちゃうのは本当は間違い

ウンブレヒト家は1600年代の30年戦争時代にも遡れるブドウ栽培家の歴史を持つ、超老舗
江戸幕府が始まったばっかりの頃ですね…
(因みにこの頃はアルザスは神聖ローマ帝国領です)

ワレンシュタインとか、グスタフ・ルドルフとか、教科書でしか知らないなぁ…

ブルゴーニュなどと同様に栽培家としての歴史はとても長いのですが、元詰めを始めたのはやはり戦後(1947年)ですが、それ以前の事情はワインの生産・流通システムが今とは違った訳です。

アルザスは東のライン川西のヴォージュ山脈に挟まれた南北に細長い地方で、
北のストラスブールから南のミュールーズまで150キロ強に渡りブドウ畑が連なってます
真ん中にワイン産業の中心地であるコルマールがあります。

地図見てみてね

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フランスワイン事典より

アルザスワインのヒエラルキーは、基本的には2階だけ。
普通のアルザスと特級のアルザスの二つ。

しかし、この中にも細かい特別な畑や村があり、さらにブレンドや遅摘み・貴腐の甘口まで様々なワインがあるので決して単純ではない

アルザスワインで所謂コミュナルと呼ばれ、ラベルに村名を表記する事が出来る村は13あります。
アルザスのAOCとしてはコミュナルがないのでレジョナルと同じになりますが規定は少し厳しい。

各村の個別の畑を名乗る事が出来る区画はリューディに分類され、コミュナルよりも厳しい規定が設けられています。こちらも村名と区画名を併記出来ます。
今日のワインはこちらです

今後1級畑が出来れば、また複雑になりますね
分かります??

コミュナル表記できる村が13って、意外と少ないですね。
(もちろんアルザスワインを作っている村はもっとたくさんあります)
一つでも言えますか〜
書いてみよう。

Bergheim ベルクハイム
Blienschwiller ブレンシュヴィラー
Saint-Hippolyte サン・イポリット
Côtes de Barr コート・ド・バール
Scherwiller シェルヴィレー
Côte de Rouffach コート・ド・ルーファック
Côteaux du Haut Koenigsbourg コトー・デュ・オー・ケーニングスブール
Vallée Noble ヴァレ・ノーブル
Klevener de Heiligenstein クレヴナー・ド・ハイリゲンシュタイン
Val Saint-Grégoire ヴァル・サン・グレゴワール
Ottrott オットロット
Wolxheim ヴォルクハイム
Rodern ロデルン

こんなのは覚えなくていいですよ。
マニアな方は北から並べよう

それぞれの村名を表記するには認められた品種があります

グランクリュもそうですが、ここがアルザスワインの少し複雑なところかも。
でも、ブルゴーニュでもボルドーでも品種は決められているんだから、同じと言えば同じ。

最上級のランクに特級(グランクリュ)があります、北のシュタインクローツから南のタンまで、
その数51

ブルゴーニュのグランクリュは大抵の方が言えるのに、アルザスのグランクリュがちゃんと言える方はとっても少ないですね〜

そして、
同じ特級としては、アルザスはまだ低価格で楽しむ余地が大いにあります

これは非常に重要。
アルザスにはマニアだけでいい、という意見も分からんでもない
ブルゴーニュ並みに人気が出たら大変な事になっちゃうもんね。

話がだいぶ逸れました💦

ウンブレヒトに戻して、ドメーヌでは5つの村に40haもの畑を所有しています
全てオーラン県(アルザス南部)にあります。
特級も4カ所所有

一番有名なのは、アルザスで最も南にある特級畑のある村、タン村にある、
クロ・サンウルバン・ランゲン・ド・タン
でしょう

今日のワインは、ユナヴィール村にあるリューディ、クロ・ヴィンスブールです
コルマールからも近く、リボーヴィレ村の隣にあります。

この畑には、
リースリング
ゲヴェルツトラミネール
ピノグリ
オーセロワ
シャルドネ、と5種類ものブドウが植えられています。
シャルドネはクレマン用??

今日のワインはリースリングです。
因みに同名でピノグリのワインもありますので要注意です

特級ロサッカーにあるクロ・サンチューヌのすぐ近所
絶好のロケーションです

こんな畑 ↓

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HPより 東を臨む

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同 西を臨む

ちょっと暗号の連続みたいになっちゃいましたけど、アルザスワインはドイツワイン同様に、
ラベルに必要な情報がすべて書いてある親切ワインなんです

シュロスベルクやクロ・サンチューヌなど、高貴なリースリングってやはり感動モノですが、
この辺はお値段も高くなってますので、このヴィンスブールは狙い目です

アルザスの奥深さや、マリアージュの可能性は追及する価値がありますよ〜

詳しい人が少ないからこそ、今の内に体験しておこう
アルザスワインの権威になるって素敵。

諭吉さんまではいきませんが、一葉さんでは足りませんけど、14年のアルザスは飲んでみる価値大アリ
アルザス行ってみたーい

4月の試飲会はアルザスやろうかな

ワインはラベルをよく読んでね











posted by cave MITSUKURA at 13:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月14日

おべんきょ


お久しぶりです
すっかりサボってました… ごめんなさい。

さぁ、今日から気を取り直してまたブログ書きます、そのつもり


2月と3月は業界向けの試飲会が多いのですが、
月曜にはルイ・ジャド社の2016年バレルテイスティングに行ってきました

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サンプル表記あります
コルクはディアム。

今年は輸出部長のマスモンデ氏はいなかったわ

バレルテイスティングはその名の通り、まだ樽で熟成中のワインをサンプルとして試飲します。
瓶に詰めて空輸していますが、本物の出荷はまだ先です。
超限定の会だったようで、呼ばれてラッキーなてんちょ。
しかも誰もいないし… ええんかいな。
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良い眺め、普段地べたで生きてますんで、たまに高層ビルへ行く用事があるとビビッてしまうわ

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ワインはサンプルなので先の状態を見越して買わなければなりませんが、
16年に関してはポテンシャル以前の大問題があります

2016年のブルゴーニュはご存知の通り、霜害で収穫が激減
通常の半分以下なんてまだいい方。

ミュジニーなんて元々900本程度しか生産がない貴重品なのに、16年に至っては日本への割り当ては僅かに12本だそうで…
日本全国で12本って、どんだけレアな訳…

2016年生まれ年のワインを狙っている方は、もう行動したほうがいい 

ここ数年の例に漏れず、2016年も、
収穫は少ないけど、採れたブドウの質は高いのでワインの出来は良い、という皮肉な評価

美味しいけど数がない、ってのですね
だから値段も高い

しかし、サンプルながら既に美味しく飲めるなぁ…
コルトン・シャルルマーニュが特に良かったです

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サンプルとは関係ありませんが、店頭には評価の高いこのロゼが6本だけ来ました ↓

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ルイ・ジャド (クレール・ダユ) マルサネ・ロゼ2015

ブルゴーニュのロゼなら、サクラとかよりもまず、クレール・ダユだよ
クレール・ダユは今は亡きドメーヌですが、マルサネ・ロゼのアペラシオン認可に非常に尽力した功労者です

そして、良い畑ばっかり持ってた
残念ながら蔵は既になく、多くの畑がジャド社に売却されています。
クロサンジャックとか。

このロゼもその遺産の一つ
15年だし、美味しいんだよー

でもたったの6本でお終い、再入荷無し
お花見にロゼ、と思ってる方は是非買ってみてね

最近、ロゼばっかりオススメしてますけど、
いや、ほんとに美味しいんだってば








posted by cave MITSUKURA at 15:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月11日

ブログ水曜までお休み


ブログ、どーも書く気がしません
毎日、見に来て下さる皆様ありがとうございます。

てんちょ、元気で毎日仕事してますので、何かあった、とか不調な訳じゃありません。

ちょっとサボらせて
ごめんちょ

次は14日までお休みします



posted by cave MITSUKURA at 14:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月07日

バラ色のお酒


春が来た〜という陽気になってますね
ちょっと肌寒いですが、もうあの凍えるような寒さはないですね。

ダウンコートはクリーニングに出してしまえ
まだ早い??

暖かくなった一方で、今年の花粉は辛いかも…
てんちょ、今年の花粉は諦めましたもうダメです

昨日、業界向けの試飲会に行ったんですが、どうも美味しく感じないというか…
香りはするんですけど、いつも扱ってるワインの味が「あれ…」という印象で
花粉症のせいだけではないかもしれませんが。

来週もあちこち行きたいので頑張ろう


昨日は新しい南仏ロゼをいくつか試したかったのですが、結構いいのもありました
(実は主眼じゃないのが良かったという、皮肉な感想)

巷では多少、ロゼへの「中途半端甘口」であろうという偏見が薄らいできてるように感じます
実際、皆様はどうでしょうか?

店頭でも、先日ご紹介したマス・デ・ブレサドのロゼが非常に好評です
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写真が下手ですみません。
本当はもっと綺麗なピンク色です

こりゃーいいですよ
価格もお手頃で香りも味もいい、綺麗な辛口

このロゼは、キュヴェ・トラディションの赤ワインを作る過程で抜いた果汁を使用してつくられています
グルナッシュ50%、シラー30%、サンソー20%(年によって異なります)

分かりますか?
まず、品種ごとに黒ブドウを潰して皮や種と一緒に漬け込みます。
(この工程をマセラシオン=醸し、浸漬と言います、ここでの醸しは発酵前浸漬です)
低温で置いておくと酵母が働かないので、アロマや果皮の色をゆっくり抽出する事が狙いです。

この途中で果汁の一部を抜くと、残った果汁にはより高密度で果皮が触れる事になり、一層濃いワインを作る事が出来ます。

ある程度色が移った時にこの果汁引き抜きを行うと、綺麗な色のロゼと濃厚な赤の両方が出来るという、優れた技です

が、これも引き抜くタイミングが非常に重要で難しい

一度の仕込みで二つのワインが出来るって。
おお、まるで錬金術

ですが、当然ながら果汁の量が増えてるわけではないので(ロゼと赤に分かれただけ)、出来るワインが増えたのではありません
まぁ、2種類のワインが出来るんですけど。
離れ業と言えばそうかも

この引き抜きの製法をセニエと言います。
瀉血、血抜きの事です。

一方でプロヴァンスのロゼの様に淡い色のロゼもありますよね?

こんなの ↓

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昨日、これが良いと思った

全てのプロヴァンスがそうではありませんが、こちらの製法は直接圧搾という方法です

黒ブドウをゆーくっり潰すだけ
じわわーんと潰す事によって、果皮の色素も一緒に抽出する方法です。

横文字だとブラッシュ、と言います
カリフォルニアのホワイトジンファンデルによく使われる方法ですね。
(ホワイトジンファンデルという名前ですがワインはロゼです)

大体、現行のロゼはこの2種類のどちらかの方法で作られています

ソムリエ試験用には、
ドイツのロートリング(黒と白のブドウを混ぜて圧搾発酵する、所謂混醸です)とか勉強しますけど、
市場ではほとんど見ません

でも、やっぱりロゼの手法で一番の禁じ手はシャンパーニュでしょう

なんてたって、赤と白のワインを混ぜるんですから
果汁やブドウではなく、出来たお酒を混ぜるという最も単純明快なやり方。

これはシャンパーニュだけに認められている唯一のロゼの作り方です

赤ワインと白ワインを混ぜるのが、一番簡単なロゼワインの作り方だと誰もが思うはず。
そうですよね??
ワインに詳しくない方では、そうやって作られてると思っている人が大半かも。

でもねぇ、この作り方、フランスでは全面禁止です
ダメなんですよねー、唯一例外がシャンパーニュです。

簡単で安上がりなんですが、どーしてもワインの品質が悪くなっちゃう懸念があるんです

規定を統一するのが難しくて、何でもアリになりそう、と言う事で優良ロゼの生産者が大反対しています。
そういう訳で、この最も原始的なロゼは(シャンパーニュを除いて)テーブルワインでもフランスには存在しません

7,8年前にこの手法を認めるかどうかで大揉めに揉めて、結局認可に至らなかったという…
今後は一定の規定を設けてアリになったりするんでしょうかね〜


今後も注目のロゼワインですよ

未だに偏見から抜け出せないあなたま、とりあえず飲んでみませんか??












posted by cave MITSUKURA at 15:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月05日

挑戦すべき品種です


久しぶりに終日模様の名古屋です
ここ数日、急に暖かくなって一気に春ですね
もう1回くらい寒くなるんだろうけど。


最近、高額ワインを続けて見てたからか、一瞬金銭感覚が狂いますね

ほら、1000万円の時計を見た後で50万円のを見ると、「大したことないなー」と思う、アレです
50万円の時計、十分高い…


…感覚を日常に戻して、今日は興味深いワインを紹介します

新発売です‼️

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アラン・ブリュモン マリアンヌ・ルージュ2015

アラン・ブリュモンはご存知でしょうか?

「トム・クルーズがヘリでワインを買いに来た」って話が一番有名かも

アラン・ブリュモンはフランス、ボルドーの南にあるマディランという地区の生産者です。
ワイン生産地域的には南西地方と言われる所です。

ポルトガルのマデラ(マデイラとも書く)じゃないので、ご注意。
因みにマデラ島はサッカーのロナウドの出身地なんですね、彼のお陰でワインも知名度向上したかな。

マディランは南西地方の中でもカオールと並んで比較的知名度はある方だと思いますが、やはりまだマイナーな地域かもしれません。
カオールがメルロー・マルベックの産地なのに対して、マディランはタナという独自の品種があります

タナはタンニンが強く、色の濃い赤ワインが出来る特徴があり、昨今のまろやか早飲みワインのスタイルからするとかなり古典的かもしれません
逆に今、こうした特徴のワインが少ないので、貴重な存在だとも言えます

去年の秋に入ったメーカーズディナーでは残念ながらご当主が来日できませんでしたが、90年代のワインも含めてとてもいい経験になりました

詳しくはこちらで ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/453752693.html

しかし、フルボディの渋々赤ワインって、なんか懐かしいですね〜
たまにはいいかな、ニューワールドのリッチなフルボディとはまた少し違うんですよ。

でもね、こうした偉大なワインは値段もご立派です
仕方ありませんけど…

これで、6000円越え ↓

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シャトー・ブスカッセ2006 ヴィエイユ・ヴィーニュ
タナ100%です。もっと高額の古いモンチュスは限定で売り切れ

そこで、今日のワインです

今日のマリアンヌはタナ60%、カベルネ20%、フラン20%ですが、
お値段が税込み1200円と超お手頃です

タナってどんな香りかなーという入門編にぴったし
熟成1年の若いワインですが、マセラシオン30日のフルボディですよ

ブドウの産地の関係か、AOCではなくてIGPコンテ・トロサンです。

てんちょもまだですが、飲んでみますね〜

カベルネやシラーだけじゃない、フランスのフルボディ品種、
あなたもお試しください












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2018年03月04日

買う?買わない?


最高気温が二桁になって、寒さとはようやくおさらばできたかなぁというこの頃

ビッグな2015年ワイン達が入荷しました

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ヴォギュエ
紙、剥がしませんので悪しからず。

特級と1級と村名がちょびっとだけ。14年の半分も入って来なかった
これでは来年16年分なんてもっとない、って事だよね…

この前のこれも買えました
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ロン・デパキ シャブリ グランクリュ ムートンヌ2015


久々に飲んでみたいですね
夏のシャブリ・グランクリュ飲み比べ、とかやりたい

ボルドーのグランヴァンも来ました

ラフィット2012
ラトゥール2002

値上がりしてますが、正規品はまだマシかも
ネットで見るブルゴーニュ特級なんて(特にDRC)、どこをどーするとあんな値段になるんだろう、って価格ですもんね


それとは別で、てんちょ、ソムリエ協会の教本を10年以上ぶりに買いました ↓

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青木君に購入してもらったんですが。

うーん、各項目がイマイチ中途半端だなぁ… 欲しい情報がなかったり。
頁数の関係もあるし仕方ないか💦

シャトー・メイヤンって何??
DOCGも増えたな〜

料理の項目がなくなって、各国・各地方に書き込んでありますね

今年から一次試験はオンラインで2回受験できるようになりましたね
受験する方、頑張ってください。

楽しく飲むのが一番です
てんちょ、本当にそう思います。









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