2019年08月18日

ピュリニーのシャルドネで作る泡


今日まで連休だった方、良いですねー
明日は雨の様で、ちょっと涼しくなるといいんですけど。


店頭では、また、木箱の販売を始めました

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思ったより早くたまりましたが、最近のワインはみんな段ボールに入ってるのであんまり木箱はありません
購入希望の方はお早目にご来店ください。

1個300円 現金のみ
お一人3個まで
取り置き不可、予約もできません
お怪我などには十分ご注意ください




さて、今週は、水曜に月例の試飲会金曜にジャック・プリウール会があります

金曜は満席ですが、水曜の試飲会はもう少し空きがありますよ。

試飲会に出すワインを一つ、紹介します

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ちょっと明かりが暗くてすみません

ジャン・シャルトロン クレマン・ド・ジャン ブランドブラン2016

シャルトロンの上品なラベル、スティルワインも同じです
もちろん、見た目だけじゃなく、中身も素晴らしく美味しいのです

シャルトロン家はピュリニー・モンラッシェにある老舗ドメーヌで、初代は村の村長だったジャン・エドゥアール デュバールさん。
彼は元々樽職人だった方で、1859年にドメーヌを興しました。

こんな方 ↓

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HPより、右は奥様

この地には既に超有名で高価なシャルドネ、モンラッシェがあり、みんながよだれを流して憧れていたのは今と同じです

モンラッシェの畑は塀で囲まれ、厳格に線引きされた区画だったので、当然ながら隣と言えども「モンラッシェ」の名前を名乗る事は叶わず
バタールやシュヴァリエなど他にもいいモンラッシェはあるのですが、やっぱり(ただの)「モンラッシェ」の名前が頂点なのはみんなが認めるところでした。

そこで、村長さん、村の名前、ピュリニーをピュリニー・モンラッシェ村に変更しちゃいました
(お隣シャサーニュも追随)
かくて正式に認可を受け、この村のワインには全てモンラッシェの名前が入る事となり、その後の名声確立が格段に容易になったことは、現代の我々からも想像に難くないところです。
頭いいなぁ〜

それがシャルトロンのご先祖なのです

ジュヴレイもシャンベルタンの名前を入れて一躍高級ワインになってますよね
しかし、ペルナンがコルトン・ベルジュレスにしようとしてアロースの強硬な反対にあって挫折した、という例もある
サヴィニーだったかな。

今は特定の区画名を入れてと言う名称の変更は簡単にはできませんし、場合によっては論争や訴訟も考慮しないといけませんが、先人はいい所に目を付けた訳です。
賢い

さて、今のシャルトロンですが、特級シュヴァリエとバタール、コルトン・シャルルマーニュを所有しています
特級クロ・デ・シュヴァリエ、1級カイユレ、ピュセルの3つのモノポールもあります。
モンラッシェの生産もありますけど、ネゴスですかね。

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シュヴァリエの門、HPより

若干の赤もありますが、やはり白の作り手、というイメージですね

昔、ジャン・シャルトロンセミナーやりましたね
懐かしい…
その頃の値段からは遠く値上がりしてますので、今では特級ワインなんて気軽に飲む訳にはいきません

そんなシャルトロンのクレマン2016ですが、ブランドブランでシャルドネ70%、アリゴテ30%です

アリゴテが入ってるのには理由があります

昔からあるブルゴーニュと最大のライバル関係の産地、シャンパーニュですが、宮廷で赤ワインの地位を競わなくてよくなったのもつかの間、今度はブルゴーニュでも発泡ワインが作られるようになると、規定が緩やかな分、安価で早く出荷されるブルゴーニュに対してシャンパーニュの生産者達は不満を募らせていきます

自分たちと同じブドウを使って同じ手法で作るのに、出荷は早くていいし(瓶熟の規定が短い)、価格も抑えられる。
そうなると、まぁブルゴーニュでも美味しいからいっか、という消費者は必ずいますし、ブルゴーニュの名前がついてると何となく高級な気もするんで、シャンパーニュにも負けてないよね、というイメージが市場に広がっていきます。

そうなるとシャンパーニュの皆様は面白くない
真似すんじゃないよ、って事で特にブランドブランの名称で大きな揉め事になっちゃいました

ブランドブランと言うのは、シャンパーニュの特有の名称であるべきで、ブルゴーニュがこれを使用することはシャンパーニュの権利を侵害している、という主張で確か訴訟になってなかったかなぁ…
まだ20年くらい前の話だったような。

そして話し合いの結果、
ブルゴーニュのクレマンがブランドブランを名乗る時にはアリゴテをブレンドしなければならない、という規定を設けることでようやく決着しました

今でも有効かな、でもシャルドネ100%のクレマンもありますよね
なし崩し〜
(しかも、ブランドノワールには特に決まりはないんだよね)

シャルトロンのクレマンはこの規定をちゃんと守っていますね
アリゴテの酸がクレマンを引き締めていいと考える作り手もいますよ。

しかしながら、HPも含めてブドウの区画などには言及無し
そもそもHPにはクレマンが載ってさえいません。
内容がよく分からないのです…

ヴィンテージ入りで毎年作ってるんですけどね〜


さて、肝心な味ですが。
このクレマン、やや黄金がかった綺麗な色をしていますね
この外観から想像できる通りのコクのある美味しい辛口です。

やはり洗練されています、辛口ですが香りは少し砂糖菓子みたい。
香りとは違い味はしっかり辛口ですよ。
大好きです

ブルゴーニュの有名生産者のクレマンはみんな高いのですが、シャルトロンはまだそこそこかも
ただし、輸入元では既に完売しています。
店頭にもあと4,5本しかありません。

飲みたい方は試飲会または店頭へお早めにどうぞ〜






posted by cave MITSUKURA at 20:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月15日

アルザス帰国報告会やります


流石に風が強いですが(場所によっては飛んでくるものに注意した方がいいくらい)、何故か日差しがある名古屋です

何だか、変な感じ…

台風10号、予想よりも遅いですか??

営業しててこう言うのもなんですけど、今日は外出しない方がいいですよね
ご来店はもちろん大歓迎ですが、どうぞお気をつけて。



何回か前のブログに書きましたが、遅ればせのアルザス帰国報告会を開催します

マルセル・ダイスを中心にクレイデンヴァイスヴァインバックなど一緒に写真などご覧ください。

9月13日(金)19時から21時
カーヴミツクラにて
12名
6500円 現金のみ
食事あり
(かに本家お寿司の予定、アレルギーある方はお申し出ください)

ワインは以下の通り、8種類(訪問してない蔵も含みます)

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マルセル・ダイス グリュエンシュピール2013
 同       ビュルランベルグ2016
 同       ビュルグ2013
 同       グランクリュ・アルテンベルグ・ド・ベルクハイム2009
ポール・ブランク グランクリュ・フルシュテンタム ゲヴェルツトラミネール2009
ヴァインバック  ゲヴェルツトラミネール キュヴェ・ローランス2018
 同       グランクリュ・シュロスベルグ リースリング2016
マルク・クレイデンヴァイス ヴァンダンジュ・タルディヴ ピノグリ2010


最後のワインは遅摘みの甘口、貴重なワインです
日本へ輸入無し。

報告会ではおそらくマルセル・ダイスの話が中心になりますので、ここで簡単にクレイデンヴァイスの話を紹介します

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クレイデンヴァイスのピノグリはとても新鮮な印象でした

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3つのグランクリュ、それぞれ土壌が異なる

クレイデンヴァイスは、バ・ラン県でおそらくトップの生産者、いち早くビオディナミを採用しています。

300年以上のブドウ栽培の歴史があるクレイデンヴァイス家ですが、89年当時にビオディナミに転向した際、最大収穫量を作っていた周りの生産者には、手間が増えて収穫が減るような真似をするマルクさんは馬鹿じゃないのか、と好奇な目で見られたそうです

農薬を大量に使用するモノカルチャーのブドウ畑に限界を感じていたマルクさんは、子供たちに良い環境の財産(ブドウ畑)を残したいと考え、継続可能な農業へと転換したのですが、周りに理解が広まるまでには20年はかかった事になりますね…

ピノグリと言う品種はアルザスの特級に認定されている僅かに4つしかないブドウの一つです
今は一部のグランクリュ(ゾッツェンベルグのシルヴァネールなど)で例外がありますけど。

昨日のロゼでも触れましたグリ(薄紫色のブドウ)ですが、アロマが大変豊です
辛口では、最初に来る香りがはっきりフルーツを感じさせます。
トロピカルと言うと言い過ぎかもですが、暖かい土地の桃やイチジクの様な香りです

クレイデンヴァイスの畑は全て蔵から2キロ以内の場所にあり、蔵自体もヴォ―ジュ山の麓ギリギリの山中にあります。
アンドロ―っていう小さな村です。

こんなところ ↓

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山の中

クレイデンヴァイスの畑は元はアンドロ―修道院が開墾した物が基礎になっています。

急斜面が多いので寒暖の差があり、斜面下部では冷涼な場所も多く、そんなに暖かい訳ではないのですが、何だかフルーツのアロマは暖かいのですよ。
ライム・レモンもありますが、柑橘ならもっとオレンジやグレープフルーツっぽいですね

こう言うところ、ピノグリの良さだと思います
特にクレイデンヴァイスのは素晴らしい香りだったー

真っすぐ鉱物的な香りが来て、しかも2番目の味に長く留まるリースリングも高貴ではありますが、アロマだけなら今はピノグリがいいなぁ〜
桃っぽいリースリングやソービニヨンブランって本当に見なくなりました

クレイデンヴァイスでは全てにMLFを行っているので(アルザスではしない蔵もそこそこ多い)、余計に柔らかくリッチな印象になっているように思います

そして、今回特に買って来たのは、ヴァンダンジュ・タルディヴなので、甘口の貴重なワインです

ブドウはほとんど貴腐です

2010年はグランクリュのミュンシュベルグのブドウで作っています。
この南向きの好条件の区画は1097年に既にベネディクト修道会が耕作してたという記録があるとても古い畑です

条件が揃った年にしか作らないヴァンダンジュ・タルディヴ、ゲヴェルツの年もあるそうですが、この2010年のピノグリもすごく美味しかったですよー

アールグレイのベルガモット、和蜂の蜂蜜みたいな香りです
当然ながら余韻が長いのも最高です。

もう一度飲めて嬉しい


そして、クレイデンヴァイスさんはローヌにも畑を持っています
白が中心になるアルザスと違い、赤に挑戦できるのでローヌに畑を求めて進出したそうです。
アルザスの蔵では白しか作っていないのです。

あのヴァンダンジュ・タルディヴの後に、めっちゃ濃いカリニャン100%の赤を出されて、全然飲めませんでした
当日は暑かったし、朝5時起きでフランクフルトから移動してたし、濃い赤は元々苦手だし、そんなこんなできっと、てんちょ、目がぱちくりしてたと思う

美味しいクレマンが懐かしい…
クレイデンヴァイスのクレマン、とても良かったです、輸入して欲しい✨

因みに、この日はビオカレンダーでは「根っこの日」でしたし。
↑ あんまりテイスティングには向かないです。
花やフルーツの日がいいですね

「あと6時間で花の日になるよ」って、そんなに待てまへんがな


アルザスは奥が深くて、とっても良かったです
畑や品種、知ってるつもりでも全然分かってませんでしたー

食事も文化も楽しいのでお勧めです

と言う事で、
帰国報告ワイン会、是非ご参加ください













posted by cave MITSUKURA at 12:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

詩人たちよ、色を語れ


皆様、連休中でしょうか?

休みなしのカーヴミツクラです

今年は前後にバラけているせいか、今日でもメールの来る輸入元がありますね
仕事してるのね。

台風の影響は名古屋自体は最小限で済みそうです。
風が強いので看板とか気を付けないといけませんが💦


ソムリエ・エキスパートの受験生の皆様、合格した方のお知らせがボチボチ届いています
これから受験する方も頑張ってください



この前、使わない積年の資料を処分しようとしてて、99年のシニアソムリエの試験問題が出てきました

てんちょがシニア受けたよりもずっと前の物ですが、受験に当たって先輩が過去問を集めて送ってくれました
なので2000年以降もある、ありがたや〜
その節は大変お世話になりました。

今とは全然問題の内容が違いますね〜
大体流通してるワインも情報量も全然違うので当たり前ですが

例えばこんな問題、分かりますか?


問:次の色の表現の中からVins Rosesに使用されない物を選べ

1.Pelure d'oignon
2.Gris
3.Oeil de perdrix
4.Grenat fonce
5.Clairet


シニアでなくてもワイン名や料理名、地名、その他用語は原語表記が基本です
フランスワインはフランス語で、イタリア料理はイタリア語で書いてあります。
横文字苦手な方には大変ですが、慣れですよ。

さて、Vins Roses=ロゼワインです

ロゼワインの色合いを表す言葉ですね

ロゼという名称自体が「バラ(色)」から来てますけど、バラにも赤も白も黄色もあるのにっていう意見には私も賛成。
まぁそこはスルーしてください。

そして、ロゼと言っても薄いピンク色から濃い赤に近い色まで色んなロゼがありますので、用語もそれなりにある訳です。

しかし、大抵のネットの説明は卑怯だ
どんな色か、はっきり書いてなさすぎる上に、どこぞからのコピーみたいなのばっかり

これには、○○というロゼワインは○○色です、と言い切れない事があるからなのでしょう
大まかな傾向はありますけど。
更に熟成によって外観(色)は変化するので、一概に○○は○○色だ、という訳に行かない事情もあり

では、解説してみます。

Pelure d'oignonは、そのまま「玉ねぎの皮」です。

玉ねぎの皮は茶色だ、アンバーだ、トパーズだ、という主張にも頷けますが、ワイン用語ではロゼの色なのよ
あの色の通り、オレンジ色を連想させるような色合いですね。
青味の少ない明るい色です。



Gris「灰色」です。

灰色のどこがロゼなんだ、という批判はごもっともですが、実はロゼって灰色になるんですよ

そもそもはvin grisというワインがありまして、黒ブドウで作る白ワインをそう呼びました。
いや、グリという用語があったから、あのワインをヴァン・ぐりと呼んだのか。

これは一般的なロゼワインよりももっと色の薄いワインで半甘口が多かったです。
しかし今では生産が激減して、ブルゴーニュから北東部くらいでしか作っていません、ニューワールドにもあるにはある。

てんちょ、マダガスカルのお土産にヴァン・グリいただきました、ほんのり甘口で美味しかったです
マダガスカルはフランス領だったので、ワインもフランス流です。
正に「灰色」といった外観で、赤い色素がほとんどなかった。

白ワインの手法なので色が薄いのは当たり前ですが、一方で熟成で退色したロゼにもグリという表現は使えます
昔の古いシャンパーニュはグリっぽいのが多かったです、今はそんなに見かけませんね
(因みに退色しても香りと味には悪影響ないんです)

ブドウ品種にもピノ・グリなどある様に、黒でも白でもないデラウェアみたいな半紫色の品種がグリです
フランスのブドウ品種事典には白ブドウにはB、黒ブドウにはN、グリブドウにはG、と表記されます。
ゲヴェルツトラミネールはグリ、です。



も良く使う言葉です、Oeil de perdrixヤマウズラの目、という意味です。

ウズラ大好き
いや、今回は肉じゃなくて「目」の色です

こんなの、ハトや雷鳥でもえーやんか、と言いたいところですが、野鳥の目の色なんて全く意識した事ないんです
ニワトリの目の色も知らない…
そして、ネットでヤマウズラ調べても目の色なんて全然分からないです

えーい、そういう事らしい

今ではシャンパーニュで使われる事がほとんどでしょう。
昔ながらのピノノワールのロゼらしい、淡い色あいに言います。

ただ、近頃のシャンパーニュのロゼも綺麗な色の物が多いので、どれが典型的なウズラの目か、ビミョーに思います💧
ラベル表記もありますが、うーん、そおかなぁといいたくなるような鮮やかな物もあるので。



の単語が分かる方はいますか?

Grenatはガーネット、fonceは濃い、暗いという意味です。

所謂決まった用語ではなく、「濃い赤色」というフランス語ですので、普段使わなくて当たり前かも

ガーネットはルビーと同じく宝石の色で、どちらも若い赤ワインの外観に使われる用語です。

ルビーからガーネットへ変化していく、と言われますが。ルビーの方がどうしても鮮やかな赤で色が濃いと思うので納得いきません(あくまで主観

WSETの解説では、赤ワインが熟成につれて退色し、紫色→褐色に変化する様を、ルビー→ガーネット→トーニーと表現しますが、これが的を得ていると思います

まぁ、日本の偉いさんがおっしゃるように、若い赤で淡いとルビー、濃いとガーネットという事にした方が受験生には良さそうです。

決めた人達、宝石全然知らないんじゃないの。
あるいは、てんちょがロクなガーネットを持っていないか。でへ。



Clairetクレレ、カタカナでもたまに登場します。

この単語はボルドーのロゼに使います
レジョナルのAOCにボルドー・クレレという呼称があり、ボルドー・ロゼとは別に定義されているんです。
滅多に見ないけど。

これは歴史的にイギリス向けの輸出が盛んだった中世の頃の呼び名で、品質の良いボルドーの赤ワインをフレンチ・クラレットと呼んだ事に由来しています。
当時は淡い色の「赤ワイン」だったのです
(英語だとクラレット、フランス語だとクレレ、同じ単語です)
なので、アンティークのガラスのピッチャー(ワインデキャンタ兼水差し)もクラレットと呼ばれています。

チーズのラクレットと混同しませんように、しないって

ほとんど名称だけになりかけてた、このボルドー・クレレですが、最近のロゼブームで復活の兆しがありそうです
ボルドーのロゼを見かけたら、「clairet」の表記じゃないか見てみてください


という事で、正解は4

簡単でしたか?さほど難しくはないね。


店頭にあるボトルで、これが玉ねぎ、こっちがグリ、って例を示せると良かったのですが、
今あるロゼはみーんな綺麗なピンク色ばっかりです

色が綺麗なのはいい事なんですけどね、多少の差があってもオレンジ… 灰色… うーん、違う。

ボルドーのロゼも色の濃いいいのがありますが(ドメーヌ・ド・シュヴァリエのロゼ)、クレレじゃない
これ ↓
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美味しいです、辛口。

という事で、字ばっかりですみません












posted by cave MITSUKURA at 18:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月11日

ラショー新星


お盆休みは前半で10日から14日というような会社が多いでしょうか??

もちろんカーヴミツクラは無休で毎日営業しております

台風の影響もまだどうなるか分かりませんね



ヴォーヌ・ロマネシャルル・ラショーさんが自分の(ネゴスで)ワインを発売したそうで

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ご自身のSNSより

素敵なラベルです
ニュイじゃないのもいいですね。

ラショーと言えばヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌです

元はロベール・アルヌーという名前でしたが、ロベールには娘しかなく、3人うち末娘のフローランスさんが薬剤師だったパスカル・ラショーさんと結婚してドメーヌを継ぎました。

てんちょ、当時にラベルの04年を1本持っていますが(確かスショ)、箱の一番下で出すの大変なので写真は諦めました。
ごめんなさい

パスカルさんはドメーヌ仕事もする一方で自分のブランドであるパスカル・ラショーのワインも作って販売し始めました。
こちらもネゴスでしたが、現在は生産がありません。
店頭でも売ってましたが、てんちょ、流石に持っていません

2008年にアルヌー・ラショーと名前を変更(義理の父は95年に他界)、現在は二人の息子のシャルルさんが蔵を仕切っています

こちらが父と息子 ↓

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輸入元HPより
シャルルさんは今30代でしょう、彼にも既に息子あり。

今のラベルはこんな ↓

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グロフィエと同じ、コルクがまっすぐに入るボトルです。

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この瓶高いんだよね

パスカルさんは自分が元々ワイン作りやブドウ栽培とは無縁だったせいか、息子の挑戦には一切口出しせず、何でも好きにやらせているそうで、こういう父親はワイン業界(特に老舗)では珍しいのです

イタリア、ピエモンテのガヤのアンジェロ氏が、自社のバルバレスコの畑で伝統品種ネッビオーロを引き抜いてカベルネにしちゃったのを見て、
お父さんは失意のあまり「なんて残念な!」と叫んだ事に由来するダルマジは、現在では大変評価の高い素晴らしいワインですが、お父さんの賛同は最初は得られませんでした
そんなもんだ。
(確かにいきなりカベルネは過激だったと思う)

ラショーは、ピノノワールでも栽培が難しいとされるピノ・ファンをレジョルナル(普通のブルゴーニュっていうワイン)に採用しています
小粒で収量が減るので普通の農家は育てたがりません。
結果不良(ミルランダージュ)が起こりやすい昔のクローンなのです

(他のランナップと比べれば)大変お買い得なワインですが、今では彼のレジョナルは5000円以上するので、全然安くない

栽培はリュット・レゾネlutte raisonnee:減農薬栽培です

直訳すると「理性ある戦い」とでも言うんでしょうか、最低限の必要な農薬は使用する対処療法と呼ばれる減農薬栽培です。

雨の続く年や病虫害が発生する時には薬も必要だという論理的な考えです。
「病気になったら病院行って薬飲むでしょ?」っていう思考で、何でもかんでも無農薬がいいとは思わない、認証だけが目的になっている有機栽培に一石を投じる取り組みです

シャルルさんはルロワのラルー・ビーズ マダムとも仲良しです

こうした交流から栽培のノウハウも受け継いでいるんでしょうね。
最近ちょっと聞かなくなりましたけど、新しいブドウの病気であるエスカ病にもどうやって対処してるんでしょう。
基本的には気を切るしかなく、この病からブドウ樹を救済することはできない、と数年前までは言われてたんですが

彼のワインは2000年以降でも強くしっかりしています
13年とかリリースしたばかりで飲んでみたら、口がシカシカしちゃって
酸もアルコールもしっかりしてたなー、タンニンもいっぱいだったし。

しかし、そうしたワインは寿命が長く、素晴らしいブケを期待させてくれるのです

近頃のブルゴーニュは早くから楽しめますけど素晴らしい余韻とブケがするかと言われると、ちょっと物足りないかも
さほど感動しないと言うか。


さて、彼のネゴスワイン、どこが輸入してくれるんでしょう
飲んでみたいですね〜


ラショーワインも何本かありますので、1回くらいはワイン会できそうです
ルフレーヴの後ね。











posted by cave MITSUKURA at 14:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月10日

料理もワインも3倍楽しめる


暑さで早くもバテ気味のわたくしです…
体力ないのかなぁ

台風の行方も気になる所です。


さて、過日はポルロジェを改めて飲んでみました

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去年のリリース時よりも格段に美味しくなっているチャーチル2008に感動しました

そして、やっぱりいいですね、考えられたマリアージュは

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フリカッセのクリームとアーモンドスライスの香りが最高に合っていました。
平目のレモンソースも素晴らしい。

やはり、料理とワインの相性がいい時には喜びは3倍に増えますね〜

チャーチルはマグナムがあるんだよ
1本とっておきたいね




posted by cave MITSUKURA at 19:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月08日

音楽とワインの共通項


アスファルトの照り返しが眩しくて… 気温だけじゃない
でも空が夏、って感じになって来ましたね


店頭には青木君のオススメワインが届きました
入荷は二度目、前は予約だけで完売しちゃったんです。
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ワイ・バイ・ヨシキ シャルドネ アンコール2017&カベルネ2017


元XJapanのヨシキさんのワインです
カリフォルニアでロバート・モンダヴィの長男ロブさんと一緒に作っています。

「五線譜に音譜を書き、作曲する過程では楽器を使わない、既に音楽が頭の中で出来上がっているから。
ワインも同じで、一口含むとイメージが広がる」

天才ってそうなんですね、アマデウスだ。

彼のワインは、もう10年以上もプロデュースしているんですが、高くなったり過剰に品薄になったりするのは避けたいと、ワイ・バイ・ヨシキを発売しました。
今でもリーズナブルな価格で販売されています
ええ人や〜

公式発売は明日から
今回の入荷分は少し余剰がありますので、気になる方はお早めにご来店ください。

フルボディでもエレガントなタイプみたいです‼️
実はわたくし、飲んだ事がなくて💦

ヨシキさん、ボトルにサインしにお店に来てくれないかなぁ〜← 絶対来ない、来る訳がない











posted by cave MITSUKURA at 16:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月05日

ポル・ロジェおさらい


台風は直接影響なさそうな名古屋です
日差しは殺人的です、照り返しでも目が痛い


今日はちょっと復習&備忘録的書き物です
6月に訪問したドメーヌでも感動ひとしおのシャンパーニュ、ポル・ロジェについて改めて書きます。

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HPより

ポル・ロジェは大変有名でファンも多いかと思いますので、知られている話をなぞるだけになりますけど、ご容赦ください
6月のブログと一部重複しますが、写真も再掲します。

公式HPはこちら ↓
https://www.polroger.com/en/


英国ロイヤルウェディングでも振舞われて話題になったポル・ロジェはイギリスと深い関係があります
ただし、主要なシャンパーニュメゾンの多くはイギリスが大きな輸出先である事がほとんどなので、海峡の北にあるあの国を重要視していない蔵はありません。
ボランジェも007の名前を出すまでもなく、イギリスでのシェアは大きく大事な顧客となっています。

家族経営の偉大なメゾンであるポル・ロジェは、創業者の名前そのままです

1849年に最初の販売記録がありますが、父親が病に倒れた為に必然的に事業を引き継がざるを得なかったポルは、当初、現在の特級アイでブドウ畑を持ちワイナリーを設立します

事業はあっという間に拡大し、大きなセラーの為の広い土地を求めて彼はエペルネに引越します。
これが1851年です。
1899年に創業者のポルはなくなりますが、その当時で既に非常に高い名声を獲得し、羨望されるブランドとなっていたそうです

今でもエペルネにある素晴らしい事務所兼迎賓館 ↓
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一応こちらが正面、でも番地は3番地
(てんちょ分からなくてすぐ隣なので1番地前から電話しちゃいましたよ)ふ

中ももちろん素敵 ↓

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こっちがかつての邸宅で1番地、19世紀の建物です。事務所と繋がっています ↓

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専門の庭師がいます


パリが万博でにぎわい、その後もフランス全体が浮かれ騒ぎで好景気に沸いていた1900年、突然醸造所の地下にあるセラーが崩落するという大惨事がポル・ロジェを襲います
リザーヴワインの500の樽と150万本のストックを一度に失うという悲劇ですが、不幸中の幸いで死者はいませんでした

このセラーの事は長らく忘れられていましたが、昨年ようやく安全に配慮しながらではありますが、発掘が試みられ、当時のボトルが何本か発見されるという大ニュースがありましたね

これが調査の為に開けた穴です。
ここからスコープで中を探索したそうです ↓

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今の地下セラーのすぐ隣。
ポル・ロジェの事務所の隣の区画がそれらしいのですが、今は別の建物が建っていて、大丈夫なんでしょうか??

この時の当主でポルの息子であったモーリスはエペルネの市町にもなった人物ですが、この悲劇が忘れられるよりも早く第一次世界大戦が起こり、エペルネも戦火に晒されてしまいます
(因みに市長のモーリスは他の官僚が続々とシャンパーニュを後にする一方で、疎開することなくエペルネに留まり、多くのブドウ農家に資金援助をしながらシャンパーニュ作りを何とか応援していた英雄です)

この後もロシア革命、アメリカ大恐慌、第二次世界大戦と悪い事が続きます…

正に踏んだり蹴ったり

1945年の終戦でようやくヨーロッパにも平穏が戻ります
パリで親交があったチャーチルが毎月数ダースのシャンパーニュを注文するなど、イギリスでの認知度も向上していきます。

チャーチルの死後、彼の家族の同意を得て、特別なキュベ、サー・ウィンストン・チャーチルが製品化されました。
ポル・ロジェにとって重要な友人であり顧客のチャーチル、彼の部屋が事務所にはあります ↓

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その前には、初めてロゼを発売し、その後ブラン・ド・ブランも生産し始め、ランナップが充実していきました
2001年にはドゥミ・セックであるリッチと発売、07年にはピュア(エクストラ・ブリュット=ノンドサージュ)も発売され、更にポートフォリオが充実します。

ですから、現在のポル・ロジェのランナップは、

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順番違いますが

ブリュット・レゼルヴNV
ピュアNV
リッチNV
ブリュット・ヴィンテージ
ブラン・ド・ブラン・ヴィンテージ
ロゼ・ヴィンテージ
キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル

と、この7種類です。

(写真にはブリュット・ヴィンテージの12年も入っています、日本ではまだ発売前です、お土産にもらったのです

NVは3つのブドウをほぼ均等に使用、ヴィンテージではピノ:シャルドネが6:4。
ロゼはシャルドネが6割強で後ピノ。
チャーチルはセパージュ非公開、全て7または8gの辛口

どれも瓶熟に十分な時間を採っていますので(NVでも最低6年)、流石のコクと余韻です

そして、醸造所は非常に近代的で清潔です

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キャットウォークあり

外見だけは景観の保護に従っています、入り口にはかつて使っていたコンクリート発酵槽が飾ってあります ↓

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発酵用のステンレスタンクは全てコンピューターによる温度管理がされています ↓

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ポル・ロジェでは樽に使用は一切なし。
ブドウ畑は契約農家も含めてシェから近い所ばかり。オーヴの畑は一つもありません。

これがリザーヴワイン用のタンク ↓

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そして地下セラー。14度くらいですかね、寒いですよ

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ルミアージュは全て手作業です
たった5人の熟練職人で全て行っているそうです。

ジロパレット使ってもいいのに〜

地上では瓶詰めやラベル張りがオートメーションで行われています ↓

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これからラベルを張るボトル ↓

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箱の中身は全部ミュズレ ↓

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出荷を待つボトル ↓

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過去のラベルも保存されています、チャーチルの昔のラベル、懐かしい ↓

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(66年からはチャーチルの死に哀悼の意を表し、それ以後10年間ブリュット・レゼルヴのラベルを黒線で囲いました)

テイスティングルームも素晴らしい

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何もかも、とっても良かったです。
もう一度行きたい

これを踏まえて飲もう‼️






posted by cave MITSUKURA at 16:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月04日

真夏のこってり


暑いですが風がありますね〜
湿度が低ければ快適なんですけど。


そう言えば、アルザスのお土産ワインが2本だけですがありますので、
帰国報告会アルザス編をやらなくてはいけませんね

アルザスの写真、特にダイスのは沢山ありますので、それを見ていただきながら9月のどこかで飲みたいです。

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ただ飲んでるだけなので興味ある方はお一人でも気軽に来てください


それは喫緊の課題として、さらに取り置いてあるワイン達のワイン会をやらねば…
さっき確認したら、結構あるある

ルフレーヴ ドメーヌ中心 ↓

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ルフレーヴ ネゴス中心 ↓

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ちょっと若いけど、(流石に2回に分けますが)一度に飲んでみたいのです
どっちも9月は厳しいかなぁ…

今月のジャック・プリウールが良かったらすぐに計画します

大体、トロタノワ飲まなくちゃ
(3年は放置したまま



では、店頭に来ましたブルゴーニュのシャルドネを紹介します

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ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ ブルゴーニュ・シャルドネ2012

レジョナルですが、モレですよ

しかも12年

もー、この一族は名門・高評価ドメーヌが多くていいんですけど、親類縁者がみーんなワイン作ってますので紛らわしいのなんのって
娘・息子が参画して婚姻も相まって余計に複雑。

ピエール・モレ
トマ・モレ
マルク・モレ
ジャン・マルク・モレ
ベルナール・モレ
カロリーヌ・モレ
シルヴァン・モレ
ピエール・イヴ・コラン・モレ


そして今日の、ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ

親子関係、兄弟関係、姻戚関係、分かりますか??
今はないドメーヌもあります

家系図、どっかにあるんですが、肝心な時に見つけられなくてすみません

ワイン生産の本格的な始まりはベルナール・モレジャン・マルク・モレの兄弟から、と言ってもいいでしょう
(もとは父のドメーヌがありますが)
この弟ベルナールの息子が二人、ヴァンサンとトマです。

で、その兄であるヴァンサンが同じくブドウ栽培家の妻ソフィーさんと興したのが今日のヴァンサン・エ・ソフィー・モレです

こんな方、既に次の世代がいますね ↓

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HPより、以下同様

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バタール・モンラッシェ

父ベルナールが06年に引退したのを受けて、二人の名前を付けたそのまんまのドメーヌですが、双方の実家から畑を相続してピュリニーとサントネイを中心にワインを作っています。
特級バタールを含む20haを所有しています。
(因みに、弟のトマはDRCでモンラッシェを作ってましたが今は自分のドメーヌを運営しています)

ちょっと横に逸れますが、ジャン・マルク・モレの方では、娘のカロリーヌさんがドメーヌを引き継いでいます。
このお嬢さんは、サントーバンで一番の生産者であるマルク・コランの長男ピエール・イヴ・コランと結婚していて、ピエール・イヴ・コラン・モレというドメーヌも持っています

そして、シルヴァンはカロリーヌさんの弟。
彼は南仏へ移住しローヌ南部のリュベロンでワインを作っていますが、父の畑も相続してシャサーニュでもワインを作ってます。

ややこしやー

字で書くと全然頭に入らなかったりして…

さて、今日のブルゴーニュ・シャルドネですが、小樽で発酵ののち、樽とステンレスタンクを半分ずつ使って熟成させています
バトナ―ジュ(熟成中に澱をかき混ぜて旨味を出す手法、やりすぎるtワインが早く熟成してしまい危険とされる)を行い、熟成期間は10ヶ月未満と短めにして出荷しています

父親のベルナールのワインにしていると言われるリッチなタイプです

しかも12年と今では貴重なヴィンテージが、特別価格で入荷して来ました
税込みで野口君3人でおつりが来ますよ〜

こういうワインは夏向きとは言えませんが(コクがあって、ややこってりしてるから)、数がありませんのでお早めに
冷房の効いた部屋で楽しんでも良いのでは。

ブルゴーニュの典型的なシャルドネ、良いコート・ド・ボーヌの白っていう感じです










posted by cave MITSUKURA at 19:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月03日

海を眺める畑


連日、暑すぎますね…



ソムリエ・ワインエキスパート試験を受験中の皆様、
今年も我が青木先生が2次対策講座を開催します

9月5日(木)から全10回の予定。
別で、ハードリカー&リキュールテイスティング会も行います。
もちろん、受験しなくても受講可能です。
ブラインドテイスティングに興味ある方は是非ご参加ください

月末までには、詳細を含めた日程など発表いたします

てんちょ、ブラインドでどのくらい得点できるのかなぁ…
カルバドスとアルマニャックの区別つくだろぉか…


さて、店頭には新しく美味しいワインが入っています
このワイン、ご存知ですか?

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シャトー・ド・ピバルノン バンドール・ルージュ2015

ワイン好きには昔から認められているワインです
てんちょ、初めてこのワインの事を知ったのは20数年前、当時世界一になった田崎真也さんがオススメしていました
「南仏最高のワイン」とか何とか。

20年経った今でもその評価は高いままです

このワインは、フランス、プロヴァンス産です

プロヴァンス、場所と主な産地名、分かりますか??
一括りに「南仏」と言われてしまうこの辺りですが、隣のラングドック、さらに西のルション、さらに内陸へ行った南西地方とはやはり全然違うのです

プロヴァンスはイタリア国境からアヴィニョンまでの地中海沿いの地域です
行政区としてのプロヴァンス(コートダジュール)と同じ。

この地域は地中海に面し温暖な気候であることから、ローマ以前からブドウの栽培が盛んです。
言うまでもなく、フランス最古のブドウ栽培地なのです

最大の都市はマルセイユ
少し東へ行った、お金持ちの街・ニースも有名ですね。

こんな感じ ↓

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かなり小縮尺、広範囲

プロヴァンスで最も早く認定された産地はマルセイユのすぐ隣になるカシー(またはカシス)です
認定は1936年。
ブイヤベースに最も合うとされる、カシー・ブランの産地です。
(カシスリキュールのカシスと混同しませんように。カシーは地名です。リキュールの方は果物の名前です

次に認定されたのが、今日のバンドールベレという二つの産地です。

カシーも含めて3つとも非常に限られた小さな地区なのですよ
バンドールもカシーと同じく地中海沿いで、トゥーロンの西にあります。

ACバンドールは赤白ロゼの3つが認定されていますが、ほとんどが赤とロゼです
昔は赤が多かったのですが、ここ10年くらいのロゼブームで6割以上がロゼになっている現状です。
ピバルノンでは60%が赤です、次にロゼで、わずかですが白も作っていて大変貴重なんですよ


ピバルノンの歴史は1977年に始まりました。
パリで事業を営んでいたアンリ・ド・サンヴィクトール氏は奥様を伴いこの地を旅行します。
バンドールの土地の美しさに魅了された彼は仕事を辞め、ブドウ園を買収してここへ引っ越してきちゃったんです

しかも、その時51歳という決して若くない年でした。

「不安は一切なかった」というご夫妻。
畑を耕し、新しい区画を開墾して自分たちの納得のいくワイン作りを始めます

こんな方 ↓

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HPより、以下同様
(左はご子息のエリックさん、アンリさんは既に鬼籍)

こういうお話は少なくないんですが…

でも、そんなチャレンジがよくできるなーと思うわたくし
だって、いきなり農民になるんですよ。
まじですか。

ここの畑はちょっと個性的です
レスタンクと呼ばれる段々畑で、劇場の様に円形になっています ↓

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いい眺め

石灰粘土質の土壌にはムールヴェードルが主に植えられています。
セパージュはムールヴェードル90%、グルナッシュ10%

フルボディで旨味も多く、リッチですが凝縮しすぎていないので、飲みづらさが全然ありません
アルコール度数の高さは14度でまーま―ありますけど、上品です
やっぱり素晴らしいワインは余韻が長い。

流石、バンドルで一番の生産者です

確かに安くはありませんけど

それでも、新ヴィンテージが入荷するとすぐに完売しちゃう人気ぶり。
このワインを飲んでる方は尊敬しますね〜

店頭には2018年のロゼとセカンドのレスタンクの赤2015も入荷しています。

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一度飲んでみる価値はあります












posted by cave MITSUKURA at 20:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月02日

シャンパーニュ祭り無事終了


いやー、毎日毎日暑い☀️‼️

昨日は予想以上の多くのお客様にシャンパーニュ祭りにご来店いただきまして、ありがとうございました⭐️⭐️⭐️

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飲めない銘柄があった方には申し訳ありませんでした💦

風情なしの部屋でしたが ↓

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やはり、一番人気は、ボランジェRD2002⭐️✨

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流石の香りと余韻。
デゴルジュマンは、2017年5月17日‼️  ↓

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つまり、15年熟成です💕

また来年もやろうかな(未定)

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posted by cave MITSUKURA at 15:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする