2018年08月24日

シャンパーニュ祭り お礼


名古屋自体は台風の影響がそれほどでもなかったですが、三重などは大変な様子ですね💦
とにかく極端な天候で、どうにも困ります…

それでも昨日は雨の中、シャンパーニュ祭りにご来店いただいたお客様には感謝です‼️
事情により来られなかった方にはまたの機会にお待ちしております✨

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流石に夕方にあんな土砂降りになっては、お客様は少なめでしたが、
やってよかったと思います‼️

とにかく安い‼︎
(その代わり雰囲気ゼロ)
少しでも喜んでいただけたら嬉しいです♥️✨

最初はロゼが人気でへぇーっと思ったのです😊
確かに、ロゼの存在は分かっていても中々オーダーしないですし、グラスで飲む機会は少ないですよね💦

また来年もやろうかな。
何か違う企画でもできたら面白いですね。

500円ブルゴーニュ?
500円ボルドー?

うーん💦😅



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2018年08月23日

雨でもやります シャンパーニュ祭り


今日は確実に雨になりそうですね
台風ですもんね

なんで今日来るんだよぉぉ

予定通り、シャンパーニュ祭り1杯500円は開催いたします

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名古屋はそこまでの心配はないかもしれませんが、ご都合の許す範囲でお立ち寄りください
空いていればゆっくり飲んでいただけますし。

お待ちしております
posted by cave MITSUKURA at 12:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月19日

アリゴテ・フォーカス


一昨日から急に涼しくなった名古屋です
もうなんでしょうか、このまましばらく続いてほしい。


シャンパーニュでは早くも明日から収穫開始の様です

今年はフランス全体で初夏まで雨が多くて心配されましたが、その後は気温が上がり日照も十分あったようで2003年並みの早い収穫となりました
ブルゴーニュの収量も確保できてるようで安心しました


暑さが一段落したようですが、夏の内に飲み比べておきたいワインがあります

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アリゴテ

左から、

フィリップ・パカレ ブルゴーニュ・アリゴテ2016
ラモネ ブルゴーニュ・アリゴテ2016
ヴィレーヌ ブーズロン2015
ジャド ブーズロン2015
ミクルスキ ブルゴーニュ・アリゴテ2015


てんちょ、アリゴテ好きです
酸味の綺麗な爽やかワインです。

アリゴテは白ブドウで、シャルドネと同じくブルゴーニュ地方で古くから栽培されていた品種です
黒ブドウのガメイと比較されるように、シャルドネの補助品種的な扱いを受けていましたが近年見直され、アリゴテの評価は高まっています。

ガメイのように発祥が明確ではありませんが、遺伝子の研究によってピノノワールとグーエ・ブランの交配品種であることが分かっています

グーエ・ブランGouais Blanc=グアイス・ブランとも言い、2009年に発表された研究結果では、現在世界品種となっているヴィニフェラの内、シャルドネ、ガメイ、アリゴテ、ミュスカデはこのグーエ・ブランを母方としたピノノワールとの交配であるとされています。

グーエ・ブランは既に16世紀には劣ったワインしかできないという理由で栽培が禁止になった品種で、ブルゴーニュでは現在見ることが出来ません
今ではスイス、オーストリアで極僅かに栽培がありますが、多くの目的は品種の保存です。

これがグーエ・ブラン、ドイツのものです ↓

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Wikipédiaより


ブルゴーニュでは、シャルドネにもピノノワールにも向かない土地にはアリゴテが植えられてきました
優れた生産者たちがレジョナルワインのブルゴーニュ・アリゴテを生産しています。

やっぱり、コシュ・デュリドーヴネが最も有名で人気ですが、あまりにも高額で品薄なために試飲のメンバーとはならないですねぇ
た、高すぎる…

そう言えば、てんちょドーヴネのアリゴテは飲んだことないですね…

シャルドネよりも粒が大きく沢山の実をつけ、病害にも強い丈夫な品種であったアリゴテは、1998年コート・シャロネーズ北端のブーズロンで単独のAOCとなり一躍注目の品種となりました

ここではもちろんヴィレーヌが一番有名でしょう。

ブーズロン以外で注目すべき産地はモレサンドニです
ポンソのモンリュイザン・ブランがアリゴテである事はとても有名ですし、あのワインは本当に美味しいです

また、アリゴテはクレマン・ド・ブルゴーニュにも欠かせない品種です

シャンパーニュとの「ブラン・ド・ブラン」の争いの結果、クレマンド・ブルゴーニュがブランドブランと名乗る場合にはアリゴテをブレンドする事が義務付けられています。
アリゴテの持つ鋭いミネラル感やシャープな酸味が生かされていいと思うんですけどね


アリゴテには、アリゴテ・ヴェール(緑)とアリゴテ・ドレ(金)があり、ドレの方が完熟時にはふくよかな厚みが出るようです

ヴィレーヌのアリゴテはドレです。
HPに美しいアリゴテの写真があります ↓
https://www.de-villaine.com/fr/cepages-aligote-dore

さて、あと4,5本追加して飲み比べてみたいと思います

ラファルジュ
アラン・ユドロ・ノエラ
ジラルダン


…ポンソ💦

あと誰だ??

誰か一緒にアリゴテ探求しませんかー









posted by cave MITSUKURA at 18:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

アンドレ・クルエ覚書


昨日から名古屋は雨が降るせいか、多少は暑さがマシな気がしますね
でもまた来週からは暑さが復活するそうですが。


ネットニュースで、

ソムリエ協会の認定バッジをオークションサイトに出品してる人がいる、との記事を見て…

あれって裏に番号あるから誰か特定可能でしょ??
(買う側からしたら無意味なんでしょうけど)
売るって

ブドウ(の形)のバッジなら普通に買えますし、ソムリエは職業の名称なので試験云々とは本来は直接関係ないのですけどね

何でも売れるんだなぁ〜


では、今日はシャンパーニュの紹介で、個人的な備忘録としても書いておきます
長いですが、お付き合いお願いいたします。

ワインはこちら ↓
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左から

アンドレ・クルエ

グランレゼルヴNV
シルバーブリュットナトゥールNV
ロゼ NO.3 NV
ミレジム2008
ザ V6 エクスペリエンス
アン・ジュール・ド1911
ドリームヴィンテージ2009
ドリームヴィンテージ2008 V2
ドリームヴィンテージ2006 V2
ドリームヴィンテージ2006
ル・クロ2008 マグナム


11種類(12本分)、手に入った全てのアンドレ・クルエが勢ぞろいです
(本当はドリームヴィンテージ、他のヴィンテージも少しあったのですが発注が遅くて買いそびれましたぐやじい)

シャンパーニュファンにはアンドレ・クルエ贔屓の方も多いですね

ラベルが素敵

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このラベル、昔々にボランジェから「RDに似てる、真似するな」と訴えられたことがあります

しかし、RDよりも先にこのラベルが販売されていたことが証明され、ボランジェは返り討ちに逢っちゃいました
その際のすったもんだがあって、アンドレ・クルエのラベルにはグランクリュ表記がありません
ボランジェの懐の小ささというか、ジャン・フランソワの意固地さというか…

でも、ちゃんとグランクリュですよ、書くまでもないけど。


アンドレ・クルエはシャンパーニュ地方のモンターニュ・ド・ランス地区にある特級ブジーにあります

ブジーは小さい村ですが、

ポール・バラ
ジョルジュ・ヴェッセル
ブリス

など人気の生産者もたくさんありますが(順不同)、隣のアンボネイと同様にそこまで大規模なメーカーはいないですね。

村の中心には教会があって、十字路の角にエドモン・バルノーのショップがあります。
その2,3軒隣がアンドレ・クルエです

てんちょ、10年以上前ですが、ちゃんとアポ取って行ったのに、御当主のジャン・フランソワが日にちを間違えていて、いないという事態に…
エドモン・バルノーのショップから電話してもらって(親切にありがたい)、急いでやってきたジャン・フランソワ。
その間、近くの親戚のメゾン、ポール・クルエで待たせてもらったのでした

「土曜じゃなかったっけ??」って、違うよー
土日にアポは取りません


当主のジャン・フランソワ・クルエ氏はシャンパーニュメーカーとしては3代目ですが、先祖代々ブドウ畑を所有し、赤ワインのブジー・ルージュを作っていました

中世からアイが優れたピノノワールの産地であったことはもちろん有名ですが、ブジーでも同様に良質の赤ワンが作られていて、発泡ワインができる前はそれらが「シャンパーニュのワイン」としてブルゴーニュのライバルだったのです

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今で多分40代前半、20代の頃から蔵を継いでいます。
当時、彼の作ったノンドサージュのシルバーブリュットがスウェーデン王室御用達になり、王女の結婚式に招待されるなど一躍注目されました

有名になったことでシャンパーニュは大変よく売れるそうですが、

これ以上量を増やすつもりはない

ときっぱり言い切ってました

ギャラリエ・ラファイエット(フランスの有名デパート)で買い占めできるくらいの収入になるだろうけど、お金を稼ぐ事が目的じゃない。
自分の目の届く範囲はこれで限界だ、と。

そして、先祖がナポレオンの側近だったそうで、テイスティングしながら当時のを見せてくれました
1976年飲ませてくれました、しかも残ったボトルをくれた

彼は今でも赤ワインを作っています、先祖の伝統を絶やさないために。
これが非常に美味しいのですが、日本には輸入がない

そして、

ブジー・ルージュは優れた赤ワインであったし、これからもそうだろう。
何故ならブジーでは素晴らしいピノノワールが作られるから。


と、先祖への尊敬と伝統を継承する自負に溢れてました

家の裏にもブドウ畑があって、その奥に醸造所があるんですが、途中の車庫にはおばあちゃん(故人)の古いシトロエンが大事に取ってありました。
日本車も持ってたよ。

生産形態は元々SR(同族レコルタン)でしたが、RMになり、今ではNMになっています
NMになっているのには重要な理由があります。

ジャン・フランソワはピノノワールしか栽培していないのですが、事情があってシャルドネを少しだけ買っています。
この買いブドウをする為に、ネゴシアンとなる必要があったのですが、事情は後述。

話が上手で冗談ばっかり言ってるかと思いきや、一転して真剣な話になったり、面白い人だった

ブドウ畑で樹に吊るしたホルモン剤(害虫除けでオス用、メス用とある)を示して、
「メス用をつけてナイトクラブに行けばモテモテだ」
「間違えて逆を付けると恐ろしいことになる」とか、
電話が鳴れば、
「彼女が放っておいてくれなくて困るんだよねぇ」とか。
(真面目な仕事の話っぽかったですよ)

しかし、電子ロックの付いたカーヴには許可なく入った者はその場でクビにする、そうで
収穫人は毎年同じ人を雇いたい、学生よりは南から移動してくるジプシー(差別的な意味ではない)達が好ましいと話してました。

ステンレスタンクの並んだ醸造所は非常に清潔です、大きくはないけれど床までピカピカ

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ホースも透明な物を使用して内側の洗浄が完全にできているか確認するのを怠らないと言っていました
2次発酵中のボトルを持って澱を見せてくれましたよ。

ここの発酵は少し変わってる。

一旦ステンレスタンクで一次発酵を始めたワインを2年か3年物のバリックに移し、その後またステンレスタンクに戻して発酵を完了させる、という何とも面倒なことをやっていました

バリックはソーテルヌのドワジーデーヌの物だった、知り合いなんだって(意外)

シャンパーニュメーカーはみんな、酸化の過程を上手く利用してリザーヴワイン(とできるシャンパーニュ)に耐性を持たせようとしますね。
樽発酵もその一つ、ボランジェのマグナム保管とか。
経験則的に実証されているんでしょうか、根拠はまだ明らかでない事も多いですが。


また、ジャン・フランソワははっきり言ってました

シャルドネは世界中にあって面白くない、誰でも容易に作れてしまうから。
その点、ピノノワールが成功しているのはブルゴーニュとシャンパーニュだけ、ピノノワールを作る事に魅力を感じる。
ピノノワールしか作らない。


この信念が素晴らしいシャンパーニュと赤ワインに現れているんだなぁと思います
彼が持っている畑にはピノノワールしか植えられていません。
畑は特級ブジーと隣の同じく特級アンボネイにあります。

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では、個別にシャンパーニュを見ていきましょう
(訳あって味には言及しません、悪しからず)

1.グランレゼルヴNV

これが蔵の基本のシャンパーニュです。
ピノノワール100%、直近の3年くらいのヴィンテージのブレンドです、ドサージュは9g/L

2.シルバーブリュットナトゥールNV

グランレゼルヴと基本的には同じベースワインを使用。
ピノノワール100%、ドサージュなし
以前は年産2000本程度しかありませんでしたが、今はもう少し増やしてる

3.ロゼ NO.3 NV

こちらもマルチヴィンテージ、ピンクの色付けには自家のブジー・ルージュを使用。
ピノノワール100%、ドサージュ8g/L
赤ワインが単一年の為にヴィンテージの特徴が出やすいと言われています。

NO.3というのは「シャネルの香水みたいにしてみかった」そうです(笑)
なので、3番じゃないのもあります

4.ミレジム2008

単一年でヴィンテージによりブレンドは異なりますが、08年はピノノワール80%、シャルドネ20%
デゴルジュマンは7.5g/L

昔はピノノワール100%だったんですが、シャルドネを混ぜるようになったのです

それは、メニル・シュル・オジェに住む友人(誰だろう)から、ロゼを作る為のピノノワールを売って欲しいと頼まれ、代わりに彼のシャルドネをもらったから。
ブドウを交換する事で可能になったブレンドです

その為に生産者登録をNMにしたのでした


これはジョルジュヴェッセルも同じですね、積極的な生産増の為の買いブドウではなく、バリエーションその他の事情による買いブドウなんです。

資料に記載がないですが、確かこれだけMLFなしだったはずです。
それ故、これだけいつも妙に固い… 
毛色の違う人ですよ。

5.ザ V6 エクスペリエンス


これは新しいラインナップで限定品です。

ピノノワール100%、2009ヴィンテージ50%、2010ヴィンテージ50%
6g/Lのリキュール・デ・エクスペディション、2017年10月にデゴルジュマン。

V6は瓶熟6年を意味していますすごい。
高みに連れて行ってくれる、ということでロケットがついています

6.アン・ジュール・ド1911

これが蔵の定番の最高シャンパーニュです。
ピノノワール100%、ヴィンテージ50%と複数年ブレンド50%
ドサージュ5g

1911年は伝説的なグレートヴィンテージで敬意を表し、その年を名に作られています
(オーヴでは大規模な暴動が起こった年なんですけど)
毎回、最大でも1911本しかリリースされません。

1911年当時の収穫の写真がついた説明書きが一緒についていて、これには手書きの部分があります

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1167本の中の59番目、17年9月3日にデゴルジュマンしています。
フランス人の数字は読みづらい…

これを初めて飲んだ時には非常に感動しました
こういうシャンパーニュもあるんだ、と思いましたね。

残念と言えば、パッケージがスパゲティみたいになっちゃったこと

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前の藁もセラーでバラバラして面倒なんですけど、このストローでは風情がないなぁ

7〜10.ドリームヴィンテージ

これこれ
これが出た時はびっくり仰天しましたよ。

だって、あれだけピノノワールにこだわっていたのに、このシャンパーニュはシャルドネなんですよ

それで初めて知ったのです、友達とブドウを交換したって事を。
まだ一度も飲んだことがないので、期待しています

何も書いていないのはシャルドネ100%
V2となっているのはヴァージョン2の事で、シャルドネ90%ピノノワール10%とブレンドが異なります。

が、
見た目が全く同じで区別できるものが一切ない

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張り紙が剥がれちゃったら、あとは飲んでみるしかないのかー

因みにこの綺麗なラベルの色はキャデラックのボディカラーだそうです

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アメリカンドリームの古き良き時代を表現してるんだそうで。

ピンクのもあったんですが、それが買えなかった
残念無念

11.ル・クロ2008 マグナム

さて、ようやく最後。
2006年がファーストリリースで08年が二番目となります。
瓶内2次発酵後66ヶ月熟成と5年半もの熟成で、5g/Lのリキュール・デ・エクスペディションと少ないドサージュ

アンドレ・クルエのメゾンに隣接し、クルエ家が単独所有する畑「クロ・ド・ブージー」より収穫された葡萄のみを使い造られた特別なキュヴェです。

この区画のブドウは普通は1911になるのですが、特別にマグナムボトルとして生産されました。
もちろん限定。

さー、これでアンドレ・クルエは全てです。
長くなってしまった…

一度に飲めば違いが明確になるでしょう
















posted by cave MITSUKURA at 13:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月15日

キャンティ勉強


お盆ですね

てんちょの実家は7月の新盆なので、この時期には何もありません。
心置きなく仕事ができる訳で


山口の2歳の男の子、無事に見つかって良かったですね

子供って突然いなくなりますもんね…

実はてんちょ、一度だけ迷子になったことがあります

保育園の年少に入ったばかりの頃(3歳)、駅前にある4階建てのスーパーとデパートの中間みたいな商業施設に祖父と二人で行きました。
地方にあるユニーみたいな所です。
全然巨大なモールなどではありません💦

祖父の後について行ってるつもりだったのに、ふと見ると祖父がいない…
周りを見てもいない…

あれー??って焦るよりも不思議で、一人できょとん&ぽつん

そしたら前のエスカレーターから近所の〇ちゃんとお母さんが上って来て、私を発見。
「おじいちゃんと来たけどいない」と話すと、おばさんがちょっと探そうか、と〇ちゃんと私を連れて上に行ったり売り場を少し歩いてくれました。

すぐに祖父がカウンターの店員さんに「孫がいない」と相談してる所に遭遇して解決〜
でした。
(が、家に帰って話すと祖母と母にこっぴどく叱られた祖父。ちょっとかわいそうだったなぁ

自分から突飛な行動をしたつもりはないんですけど、ほんの一瞬でもお互いに見失うんだなーと。



さて、前回のマキャヴェッリに続いてメリーニキャンティの話です

メリーニは1705年に創業した超老舗のキャンティメーカーです
もちろんキャンティ以外のワインも生産しています。

元はフィレンツェ近郊にあったのですが、1970年にシエナ近郊へと移転しています。
ちょうど、キャンティクラシコの南西の境の辺りです。

ここ ↓

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その際に丘を真横に掘り進んだセラー兼カーヴを建設、こうした手法は当時ではかなり革新的で周りがさぞや驚いた事でしょう
温度と湿度が一定の自然のセラーで、醸造においても斜面を使うことで重力を有効活用できる利点が多いのです。


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↑ これが一番上でブドウはここで破砕されて下へ(重力で)運ばれて行きます

また、クリュごとに醸造、生産する単一畑の概念をキャンティで最初に実践したのもこのメリーニなんです
今では、バローロのみならず、畑の名前を入れたイタリワインは数多くありますが、キャンティではここが初めて採用したんです。

そんなメリーニ、今では170haの自社畑と買いブドウで、年間700万本物ワインを販売する巨大企業で、
GIVの他のブランドの醸造生産、発送拠点になるなど、大事な一翼を担っています
今のメリーニ社は経営者が変わり創業者の一族は残っていませんが、発展は続いています。


メリーニでは所有畑もそうなんですが、よく話題になる事柄が二つあります

一つは、40代半ば以上の方は、キャンティと言われれば真っ先に「あのボトル」を連想するはずです

下半分が菰(こも)に包まれた丸いボトル、フィアスコですね。

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このボトルを最初に開発したのがメリーニ社です、輸送の衝撃に耐えるように作られましたが、現在ではこれを編める職人がいなくなってしまい、ほとんど消滅しちゃいましたが…


二つ目は、メリーニではゴヴェルノ製法を使ったキャンティも生産している事です

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ミツクラの店頭でもとても人気があります

ゴヴェルノ製法とは早く飲むための工夫でもあるのですが、ワインを醸すときに別に収穫して陰干ししておいたブドウを漬け込む手法の事です
アマローネに使われる方法です。

これをすることにより、酸が穏やかになり飲みやすくなります。
これは昔、白ブドウを混ぜていた頃の若い酸味を和らげる目的でも行われていました

現在でも法的には(クラシコを除いて)白ブドウのブレンドは可能ですが、メリーニでは黒ブドウだけを使用しています

9月末頃に収穫したブドウをプラスチックの平らな籠に並べて、風を当てて乾燥させます。
かごがいっぱい ↓

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風が乏しい時には扇風機も使い、12月くらいまでおいで干し葡萄にすることでブドウ内の糖度を高めるのが目的です。
それを漬け込むので、ワインにはコクが加味され酸味も和らぐという訳です。

でも場所も必要だし手間もかかるので、簡単にできる事ではない

実際に飲んでみると非常にまろやかです
(メリーニのゴヴェルノにはメルローなどがブレンドさていますが)
価格もとてもお手頃なので、ワインだけを楽しむにも食事のお供にするにもとても便利で美味しい。

マジ、おすすめ


では、メリーニの話からは逸れますが、キャンティというワインについて簡単におさらいしてみましょう

ワイン通でなくても「キャンティ」の名前は聞いたことがあるであろう程、有名なキャンティ、
イタリアワインで一番知名度が高いでしょう

余談ですが、昔々のテレビドラマでは、バゲットとキャンティを持ってホームパーティーに行くっていう、バブル真っただ中の定番シーンがあったもんですわ
この場合はワインはシャブリでも可。
もちろん、クラシコやプルミエクリュなど小難しい単語は一切登場しない。

キャンティはトスカーナ地方最大の銘柄で、キャンティ・クラシコと共に1984年にDOCGに認定されています。
キャンティの中に中心部のクラシコの地域が包含される関係で、キャンティは5県にまたがる広大な産地です。

ですから、ワインにも品質の差があり、玉石混交なのは否めない現状です

ブドウ品種はサンジョベーゼが主体(100%でも可)、補助品種がいくつか。

クラシコ地区だけでも7300haものブドウ畑があります、うーん広すぎで全然ぴんと来ませんな…
認定されている村は9つ

サンカシャーノ・ヴァル・ディ・ペーサ
タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーサ
グレーヴェ・イン・キャンティ
ラッダ・イン・キャンティ
ガイオーレ・イン・キャンティ
ポッジボンジ
← メリーニ社はこの近くにあります
バルベリーノ・ヴァル・デルザ
カステリーナ・イン・キャンティ
カステルノーヴォ・ベラルデンガ


一つでも知ってる方、ものすごい詳しいですね
一般の方は知らんでもよろし。

この中にまた細かく区画があるという訳です

勉強したい方(イタリアンのソムリエくらいか)、マズナゲッティ社の地図が大変有効です ↓

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ここはイタリアの主要ワイン産地の詳細な地図を出版しています。
めちゃ細かいですが、使えます
(ただし、一般の方には専門的過ぎるかも)


トスカーナ地方はオリーヴと糸杉のなだらかな丘が続く温暖な地域ですが、こんな感じ ↓

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地理的にはモンティ・デル・キャンティと呼ばれる小さな山脈があり、これが南北にキャンティ・クラシコの東端を縦断しています。
高い所で900mほどの標高になるこの山の西側の麓、400〜600mにブドウ畑が広がっています。

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それぞれ、北のフィレンツェ側(フィオレンティーナ)南のシエナ側(セネーゼ)と分けるのが最も単純な区分です。
しかし、超細かいね、詳細過ぎて、てんちょついていけません…
誰がどこを持っているか、大事なんですけど。


メリーニ社の持つ畑で最も良いとされる区画がセルヴァネッラです
ラッダ(村)にある区画で、メリーニが最初に単一畑ワインとして生産した大事な畑なんです。
キャンティクラシコのど真ん中です。

ワインはこちら ↓

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9月12日はもちろんこれの試飲もありますからね

当日は、トスカーナ唯一の白のDOCGであるヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノを入れて5種類、4種はキャンティでじっくり試飲してみてください

セミナーご参加、お待ちしております。



















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2018年08月13日

愛国心か恨み節か


昨日の雨でも、あまり気温が下がりませんねぇ

暑いとアイスやかき氷が美味しそうなんですが…

アイスならストロベリー
かき氷なら宇治金時ミルク

が、いいなぁ
しかしながら、てんちょ、一口食べたらもういらないので買えません。買いません。
なので、今年も一度も食べてないですねー



イベントページにもう一つ、生産者セミナーのご案内を載せました

9月は2週連続で生産者セミナーです
9月5日ラポストール&カテナのセミナー(まだ2席空いてます)に続いて、12日はイタリアです。

今年で3回目になるイタリアワインの大会社、GIVからブランドアンバサダーのマウリツィオ・ベルタッキーニさんが今年も来店

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日本も4年目(かな)で、きっと日本語が一層お上手になってるのではないでしょうか??

今回のテーマは「マキャヴェッリ&メリーニ キャンティの神髄」です

キャンティとその生産者、メリーニの説明の前に。

マキャヴェッリのワインがなぜあるのか、マキャヴェッリの生涯と彼のワインの関係についてお話しまーす

マキャヴェッリはご存知ですよね?

ニコロ・マキャヴェッリはフィレンツェ生まれ、15−16世紀の政治家、外交官で、著書「君主論」が特に有名です

てんちょ、君主論はちゃんと読んだことがありません


マキャヴェッリ一族はフィレンツェの要人を何人か輩出している名門ですが、ニコロはそこまで裕福な育ちとは言えなかったようです。
政治の表舞台に出るまでの20代には、フランス王ルイ12世に攻められてメディチ家が市民の信頼を損ないフィレンツェから追放され、
メディチ家の銀行は破綻、その後、修道士サヴォナローラの貞潔の指導時代が来ますが、急反動でこれまた市民の支持が得られず。
などたくさんの事件がフィレンツェでは起こっています。

因みにサヴォナローラは清貧を厳しく説いて教皇を批判したため、ボルジア教皇(アレクサンドル6世)から破門されちゃっています
(マキャヴェッリが絶賛してるチェーザレ・ボルジアの父親です、まるで江戸時代の田沼と白川のようだ)

この時期はルネサンスで、ボッティチェリやミケランジェロが活躍した時代でもあります
歴史上の有名イタリア人がたくさん登場します。

で、良い子、いい事、綺麗事だけのサヴォナローラさんはあっさり失脚(処刑)しちゃいまして、その後メディチ家のジョバンニ(教皇レオ10世)がスペイン軍の助力で再びフィレンツェを支配するまでの25年余りがニコロが活躍する時代です。

書記官と統領秘書官の肩書で、軍事作戦の立案から、実際の侵攻の指揮と従軍、外交活動など多忙に活動しますが、最重要課題のピサの支配は結局叶いませんでした

フランス王は金だけ取って積極的には協力しないし、傭兵は略奪や自己中心的な振る舞いが多く命令無視だし…
そりゃ、イカンわね

この頃の失敗が後の君主論で強硬な極論を説くに至った理由であると、大抵の歴史家は分析していますね

戦役では功労のなかったニコロですが、一層最悪の事態がやってきます。
44歳の時にメディチ家要人暗殺の容疑で指名手配され逮捕されてしまいます
恩赦で短期間で釈放されていますが、フィレンツェにはもういられず、郊外の別荘に家族と共に引っ越し、隠遁生活に入らざるを得なくなります

その別荘が、現在マキャヴェッリのキャンティを作るブドウ畑のある荘園です

ここ ↓

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この場所は現在も残されていて、マキャヴェッリが君主論を執筆した部屋と机などが残され、マキャヴェッリ博物館となっています

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政治的は不安定な立場であったニコロは、フィレンツェへの愛国心と猜疑心、恨み節がないまぜになって晩年を過ごしたのかもしれません。
建物の地下には隣へ抜けられる地下道がひそかに作られていて、万一フィレンツェからの追手が来るようなことがあればいつでも逃げられるように備えていたと言われています

今、この地下道を通ると隣のレストランへ直接行けるんですが、ニコロが知ったらどんな顔するでしょうね

てんちょ、通らせてもらいましたが、真っ暗なこの道を逃げるとしたら不安だろうなぁ ↓

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地下には醸造所があり、(今は使用されていませんが最近まで現役でした)発酵タンクや樽が展示されています ↓

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もちろん、マキャヴェッリの時代にはワインの販売はしていませんが、この荘園を相続した後の子孫がマキャヴェッリの横顔をラベルにしてキャンティワインを販売するようになったのです
1639年創業なので、かなり古いです。

こういう訳でした、お分かりいただけましたか??

これが、今でも手に入るマキャヴェッリ(の名前)のキャンティ2種類です
二銘柄だけしかありません。

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マキャヴェッリ “ソラティオ・デル・ターニ” キアンティ・クラッシコ


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マキャヴェッリ “フォンタッレ” キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ

どちらもサンジョベーゼにグロッソなどが使われています。

醸造・熟成を担っているのはメリーニ社、こちらも1705年創業の古いワイナリーです
最近では当たり前になった、斜面を掘りぬいたカーヴや、単一畑のワイン作りなど、かなり早い時期から革新的なことに取り組んできた溢流生産者です

メリーニの紹介は次回にします

セミナー、是非来てください
お申し込みをお待ちしております〜














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2018年08月12日

福がアリアリ残り物


久しぶりにが降りましたね、名古屋
が少しゴロゴロ鳴ってますけど、荒れてる程ではない。

ただ、昼間から暗いのが不気味ですね…


お盆モードで営業してますカーヴミツクラ、のんびりぃぃです。
今週はこんなもんでしょう。


何の脈絡もありませんが、ワインを紹介します

実は最近あんまりワイン飲んでおりません
ビールとハイボールと… 暑いせいか、白であってもワインが重い
まぁ、この前シャンパーニュ続けて飲んでヘロヘロになってましたけど💦

涼しくなったら飲みたい赤ワインという事で、

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ペラン シャトー・ド・ボーカステル シャトー・ヌフ・デュ・パプ2007

ここのエッチングは法皇冠じゃないのよね

ワイン名と生産者名、区別ついていますか??
シャトー・ヌフ・デュ・パプはご存知かな、ローヌ南部の有名アペラシオンです

アヴィニョンに法王庁があったことにちなんだワインで、フランスでAOC取得第1号です
法王庁に収めてたのに指定品種は13種類という、いいのかその数字で。

ブドウ畑の開墾は12世紀初頭で、その後「PAPAL WINE 法王のワイン」となりました。
クレメンス22世だったっけ…
(品種は当時から13ではないでしょうけど、最初の制定は1866年 AOC認定は1935年)

ペランは300年以上の歴史があるブドウ栽培家の名門です
ブラッド・ピットのワイン、ミラヴァルもペランが面倒見ています。

そのペラン家が1909年に購入したのがシャトー・ド・ボーカステルの畑です
現在パプだけで70haもの畑を所有(パプ全体では3133haもありますけど)

ボーカステルは中世の貴族で、ピエール・ド・ボーカステルが154年にクードレにぶどう畑を新しく開墾した記録が残っています。
そこに構えた屋敷がシャトー・ド・ボーカステルとなり、貴重な文献や資料が今でも保存されているそうです。

なので、シャトー・ド・ボーカステルさんの(持っていた)シャトー・ヌフ・デュ・パプの畑(ワイン)っていうことです
現所有者がペラン家、ですね。
シャトー、シャトーって続くけれどお間違いないように。

ボーカステルの話題は、やっぱり
指定品種13種を全て栽培しており、シャトー・ヌフ・デュ・パプに使用している
って事でしょう

13種、全部言えないなぁ… 忘れました💦

ピカルダン
テレノワール


って一体何でしょう???


その点では、単一品種(グルナッシュ)でパプを作るラヤとは真逆です
てんちょ、実はボーカステル派なのです。

店頭には何故か昔の価格の2007年が残っています

なんで売れないのかな、みんな気がついてないのか。
きっとおいしいだろうなぁ〜

個人所有で昔のクードレ(セカンドワイン)が何本かあるので、一緒に飲んでみたいです

あなたもたまにはローヌどうかしら???






















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2018年08月11日

白衣装の泡


名古屋の暑いのも、あと10日くらいで一段落でしょうか…
是非そうして欲しい

世間では昨日からお盆休暇の方が多いんでしょうか??
10連休とかいいですね〜

カーヴミツクラはもちろん毎日営業しております


さて、非常に久しぶり(銘柄としては初めて)入荷してきたゼクトを紹介します

ワインの紹介の前に、ドイツのスパークリングワインの法体系をおさらい。

ゼクトとはドイツ語のスパークリングワインの1種ですが、スパークリングワインという言葉自体はschaumwein シャウムヴァインと言います。

ワイン法的には、シャウムヴァインと表記するのが最も何でもありの広範囲カテゴリーで、ドイツ産以外のブドウ果汁を使うことも許されています。
ゼクトも同様ですが、deutscher sekt ドイッチャー・ゼクトと表示される場合にはラントヴァイン以上の果汁が原料でなければいけません。

さらに、指定栽培地域の生産である場合には(規定を満たせば)、sekt.b.a ゼクト・ベー・アーと名乗ることが出来ます。
ゼクト・ベー・アーは瓶内二次発酵でなければなりません。

字ばっかりでつまらないですかね〜


ドイツスパークリングにも色々ある訳です、ご存知でしたか??
拠出順に規定が厳しくなるヒエラルキーとなっています

イタリアや中欧産のブドウを原料にしたワインってドイツではテーブルワインでよく見かけます
フランスワインの輸入物ではまず見かけませんので(スペイン原料とかありますけど)意外な気がするかもですが。


ドイツにも微発泡のペティヤンやフリツァンテに相当するワインがあり、perlwein ぺルルヴァインと言いますが、

最近ではビオの作り手のペット・ナットもあるんですね〜、
ドイツにもあるんだ
(ペット・ナット=ペティヤン・ナチュールの略語で自然派の微発泡ワインの事です、フランスのロワールや南アが有名)


さて、ワインはこちらです
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ヘンケル ブラン・ド・ブラン ホワイトエディションNV


白いスリーヴァが清々しいですね(注意:きよきよしい、ではない

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ヘンケルは昔から日本にも輸入されていましたので、てんちょ以上の年齢の方の方が馴染みがあるかもしれません
昔は今ほどスパークリングワインの輸入が多くなかったので、見かけるものが限られていたんです。

ヘンケルはドイツ国内最大のスパークリングワインメーカーです
ヨーロッパでも最大級です。

1832年にマインツで創業したワイン商ですが、1856年には既にスパークリングワインの醸造所を持つなど、早くから発泡ワインの可能性を見抜いていました
現在の本社はマインツから北に、ライン川を渡ったヴィスバーデンにあります。

指定栽培地域としてはラインガウですな ↓

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フランクフルトが大都市ですが、ワインの勉強ならもう少し細かい地名でないと難しい

で、
ヘンケルワインですが、定番のヘンケル・トロッケンが一番有名ですね ↓

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これだけで年間2000万本を生産する、巨大な会社です
(因みにボランジェで200万ちょい、今はもう少し多いかな、それでもヘンケルの巨大さが分かりますよね)

ヘンケルのスパークリングワインは全て「ゼクト」です
製法はシャルマー方式、なので柔らかな口当たりですよ。

余談ですが…
今では、フォン・メッテルニヒシュロス・ヨハニルベルグなど、40以上のブランドを持つ巨大企業になったヘンケル
シャンパーニュのアルフレッドグラシアンもここの傘下です。

ついこの前も、スペインのカヴァの一大メーカーであるフレシネを買収したというニュースがありました

シャンパーニュのアンリ・アベレって確かフレシネ傘下だったけどどうなっているんでしょう??
スーリール・ド・ランスって今は天使がついてない、知らんかった〜(分かります??)
久しぶりに飲みたいですね


話を戻して、
今日のゼクトは白ブドウだけで作られた辛口です
だから、ブラン・ド・ブラン。

品種は主にピノ・ブランが使われていますが、それ以外はデータなし💦
HPにも発酵期間や醸造に関する情報もないなー

てんちょ、実はヘンケル・トロッケン以外を飲んだことがありません
久しぶりに飲んでみようと思って、仕入れてみました。

お値段はとてもお手頃、見た目も良いので手土産にもいいかも

29日の試飲会で出しますね〜
一緒に味を確かめましょう













posted by cave MITSUKURA at 15:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月08日

コート・ド・ボーヌには愛する畑が多い


台風は直接影響ない名古屋ですが、とにかく毎日暑い…
明日、明後日はワインが届かないかなぁ



9月5日(水)ラポストール&カテナのセミナーはまだ空いております

ご検討中の方、是非ご参加ください
15000円のマルベックなんて、そうそう飲む機会ないですよ(値段だけじゃないけど)



では、新入荷のブルゴーニュワインを紹介します

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ロブレ・モノ ポマール シャンラン オー2012

ご存知の方、かなり情報通ですね

この生産者、初めてです。
情報が全然ありませんので、何にも分かりませんが

シンプルなラベル✨

ロブレ家とモノ家の婚姻で出来たドメーヌなんでしょう、現当主はパスカル・モノ氏。
でも年齢もよく分からない、祖父の畑を継いだという記載があるのみ。
ブリニー・レ・ボーヌというボーヌ周辺、ポマールの南にある村に住んでいるそうで、所有畑はヴォルネイを中心にポマールやジュヴレイにもある。

ヴォルネイと言えば、ブルゴーニュで最も古い銘醸畑の歴史があり、中世にはフランス最高の赤ワインと言われた場所です

ダンジェルヴィーユ
ラファルジュ
モンティーユ
プス・ドール
等、
名だたる作り手と並んでロブレ・モノも定評があるそうです

90年代の早い時期からビオディナミを実践、密植で3500Lという低収穫、自然でエレガントなブルゴーニュという触れ込みです
店頭には(12年があったので)ポマールだけですが、やはりヴォルネイが一番人気です。
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一度に飲んで勉強したいと思って、お目当てのお店まであったのですが…
予定がことごとく合わず未だに飲んでおりません

くーっ、はよ飲んでみないと
何も書けまへんがな。

ヴォルネイ会をやったおかげでヴォルネイの良さは十分わかったのですが、やっぱりポマール贔屓なてんちょです



ポマールと言えば、店頭にはまだ2本だけありますよ ↓

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アンリ・ボワイヨ ポマール2012

ボワイヨは有名ですね

こちらもヴォルネイの名門です、1630年から記録があるという大変古い名家です。
ワインのドメーヌとしては1885年創業で、現当主で5代目。
今ではメゾン(ネゴス)物も作っていてラインナップが増えましたね

ヴォルネイのカイユレやピュリニーのクロ・ド・ラ・ムーシェール、あるいはムルソーのイメージが強いでしょうか??

ポマールも実に美味しいのですよ

ボワイヨの当主アンリさんは完璧主義、でも3年前にお会いした彼は優しい物腰で全然怖い方じゃなかったです

アメリカ人が08よりも09を先に注文したのに怒って取引を辞めた
とか聞くとひえーって思うんですが、実際の人物はとても上品で優しいです

ピノノワールの真の魅力はギリギリの気候条件の中で見せる繊細さやエレガンスだ

という彼の主張、全く賛成です

05や09の分かり易い良さもいいんですが、
やはり難しい年にこそドメーヌの実力の差が出ますよね。
その点、ボワイヨは絶対に外しません。

外すようなワインならきっと販売しない、捨てちゃうでしょうね
凝縮感がありながらエレガントなポマール、いいですね〜

店頭の2本、昔のお値段なんでめっちゃお手頃でっせ ↓
http://cave-mitsukura.com/eshop/products/detail.php?product_id=189

てんちょも飲みたい














posted by cave MITSUKURA at 17:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月05日

ハーベイシャスな泡


相変わらず暑すぎる名古屋…
また来週、台風が接近してくるようですが。


この前、今年のソムリエ一次試験の話で、一部の出題がひねくれてて何でもアリだねぇという事から、

トゥーランガワエワエ

という言葉を青木君に教えてもらいました

知ってます??

ニュージーランドの先住民、マオリ族の言葉で「人間が結びついている土地」を意味する言葉だそうです。
テロワールの事ですね。

うーん、そんな言葉、知らなきゃいけないのかな…
トゥーランといえば、誰も寝てはならぬ、でしょうが。

がわえわえ??
ホアハカナナイアも真っ青(←大英博物館に持ってこられたモアイ像の事、無関係)

ということで、

今年も2次試験対策を行います(青木先生が)

もう少ししたら日程お知らせします。
受験生じゃなくても参加OKですよ、勉強してみたい方は是非どうぞ


さて、がわえわえ がどのくらい感じられるかわかりませんけど、ニュージーランドのスパークリングワインを紹介します

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インヴィーヴォ スパークリングワイン ソーヴィニョンブランNV

星みたいなマークは羅針盤

インヴィーヴォは日本でも認知度が高くなったと思います
この蔵は2007年設立とまだ大変新しいのですが、作られるワインはとても高い評価を得ています

2011年にはマルボロ産のソーヴィニョンブランばかりを400本以上集めた品評会で見事、最優秀賞を受賞しています
その後も香港、ロンドンなど名だたるコンクールで多くの賞を受賞し、市場では一気に注目度が高くなりました。

作っているのはこんな方 ↓

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HPより

黒い服のお二人がロブとティムで創業者の二人、左の男性はアイルランド出身のタレント、グラハム・ノートンさん。
(今グラハム・ノートンさんと3人で国境を越えたコラボワイン作りを行っています)

今日のスパークリングはマルボロのソーヴィニョンブラン100%
ワイラウのブドウです。

SBだけのスパークリングワインって珍しいですよね??

ソーヴィニョンブランらしい、あのパッションフルーツの香りがします
こういうスパークリングって他に飲んだことないですね。
辛口です。

実は、昔みたいな白桃や青リンゴの香りがするソーヴィニョンブランの方がてんちょは好きですが
これはフルーティじゃない方だ。
青いのはロワールに任せておけばいいじゃん。

このワイン、確かシャルマーだったと思ったんですが、ガス入れしてるのかなぁ…
ちょっと確認します。


マルボロはご存知の方が多いでしょう
ニュージランド最大のブドウ産地で、栽培面積全体の66%がここにあります。

マルボロは法的に保護された産地(GI)で、その中に先程も書いたワイラウなどがあります。
ワイラウという川が流れてるんです、その川はクラウディベイ(湾)に注いでいます。
マルボロの名前を世界に知らしめたのはまさしく、クラウディベイのワインです

南にはアワテレ川が流れ、同じくクラウディ湾に注いでいます。
その間にはサザンバレーと呼ばれる地域があり、マルボロはこの3つのサブリージョンで構成されていることになります。
ただし、サブリージョンは現時点では法的に規定されてはおりません。

受験生以外は細かい産地は知らなくていいと思います

ハーベイシャスなスパークリング、よく冷やして暑い夏には楽しめますよ











posted by cave MITSUKURA at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする