2017年03月09日

おまけに弱いのは万国共通


今日は予報ほど寒くない、かな?
快晴の名古屋、花粉さえなければ…

さー、今日はクリュッグセミナーです

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毎回、狭いお席で大変申し訳ございませんが、少しでも発見や感動があると嬉しいです

…正直申し上げて、出来立て現行のクリュッグ(特にロゼ)を飲んで、「わー、美味しい」とは簡単には言えないと思うんです💦
クリュッグって、それくらい長命で緻密に作られているので、ほどけるまで数年か数十年待った方が旨味や余韻は分かりやすいのではないでしょうか
その点はサロンも同じ。

てんちょ、今88くらいを飲みたいですねぇ
…その辺も皆様ご自身でお確かめください

4月からの値上がりに備えて、駆け込み需要がぼちぼちありますね
ただでさえ高額なのに…

あなたも押さえておいてはいかがでしょう?


さて、では今日のワインです
またまたブルゴーニュです💦
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ブシャールP&F ボーヌerグレーヴ ヴィーニュ・ド・アンファンジェズ2011

特製レザーボックス入りです

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ブシャールはブルゴーニュで最も大きく、古いネゴシアンの一つで、創業は1731年(革命前!)というすごい歴史があります
当時からヴォルネイのカイユレやタイユピエと言った現在でも評価の高い畑を取得しています。

1995年にシャンパーニュのアンリオの傘下に入り、新しい時代を迎えています

現在では老舗のネゴシアンはどこでも自社畑を契約畑よりも多く所有し、ほとんどドメーヌと変わらない有様になっています。
今日のボーヌ・グレーヴの畑も自社畑です。
村の8割方が1級畑(特級はない)と言うボーヌにあって、1番2番に名前が挙がるのがこのグレーヴでしょう

その中でも特別の区画である、このアンファンジェズのワインには当時のフランスらしい由来があるのです。

中世、中々子供に恵まれなかったルイ14世は、マルセイユで保養している王妃に会いに出かける途中で、このボーヌに立ち寄ります。
ボーヌにあって女性から成るカルメル修道会のもてなしを受けた王は旅を続け、無事に王妃に会う事が出来る訳ですが、その後すぐに王妃が懐妊します

王妃の懐妊は、修道院で出された美味しいワインをたくさん飲んだからに違いないと考えた王は、世話になった修道会にお礼の寄進をすることにしました
王はこのブドウ畑を寄進し、畑は「Vigne de l'enfant Jésus 幼子イエスの畑」と名付けられたのです。

その後ブシャール社が買収、単独所有しています。
なので、ラベルには今でも幼子イエスが描かれているのです

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パッと見、中国の人形みたいですがでしょ?

このワイン、流石の香りと味わいです
ニュイばっかり飲んでるミーハーにはきっと分からないであろう、しっとりした落ち着きや深みがあるんだよー
すんごい美味しいわ

この前飲んだ13年もいい香りで、既に楽しめそうです
でも、やはりもう何年かは待たないと余韻がまだ短く、官能は前の方過ぎますね。

そして、今は例に漏れず、高くなってるんです

諭吉さんお一人ではダメだわ…
5年くらい前なら余裕だったのに…

今回のは、その優れたワインが更にオリジナルのレザーボックスに入っています

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キャリーにぴったし、マジックテープでホールドできるし

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使い込むと良い色になってくれます

数はもう少ないです
ブルゴーニュ好きにプレゼントするのに最適ですよ〜






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2017年03月08日

ガリラヤに映るブドウ畑


昨日と今日、寒すぎー雪がチラついてたし、冬に戻った

店頭では、また木箱の販売をしております。

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今日からですが、あまり数がございませんので欲しい方はお早めにお願いします。
1つ300円で現金のみで、お一人3つまで。取り置きは致しません。
ご了承ください。


では、今日のワインです
数が超少なくて、てんちょの口にも入って欲しいのですが💦

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ヤルデン ゲヴェルツトラミネール2016
写真は15年、16年はヘブライ文字がアルファベットになってます。

これが16年 ↓

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ゲヴェルツは初の入荷ですよ‼️
ワインは有名ですね、イスラエルの国民的ワイナリーです
流石ユダヤ人、巨大で近代的な設備で数多くのラインナップを持っています。
前にも何かご紹介しましたよね。

ワイナリーはゴラン・ハイツ・ワイナリーと言う会社です

これがHP ↓
http://yardenwines.com/
色々進むとヘブライ語になって全然分からない

リニューアルしてますね
ワイナリーがゴラン高原にあるの、日本人のてんちょには俄かに信じがたいのですが
(イメージだけです)

赤も白も泡も、辛口から甘口まで実に沢山のラインナップです

今日のゲヴェルツは16年の入荷したてですが、非常に評判がいいですね〜
ヤルデン好きな方におすすめしたところ、さっそくリピートしてくださいました。

てんちょもまだ飲んでいません
↑ 胸を張って言う事じゃないね、すんません。

何しろ12本しかなくて、追加も6本しかできなかった

イスラエルでゲヴェルツかーって思いましたが、だからこそ‼️
試してみなくてはね。面白い。

飲んでみる価値あるでしょう〜
興味ある方は是非早くね

店頭には一緒に、
スパークリングの白とロゼ、シャルドネ、メルロー、マウントヘルモン(ブレンド)の赤と白、があります


ヤルデン会、出来ますね
今年は全く開催しておりません縦飲み同好会、4月から活動しよっかな

今日は何だか急ぎ足ですみません💦











posted by cave MITSUKURA at 18:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月06日

見破れまい


東京より名古屋の方が花粉が多い…桜と同様に西から順ですかね
予報通り、今年は早くもダメです

東京ではワインを堪能しまくりました

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さらに、焼肉屋さんの次に行ったバルで、ピエモンテの非常に美味しいスプマンテがありました
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が、限定品らしく買えない…💦
試飲会で出したかったなぁ〜


では、ワインをご紹介します
また今日もブルゴーニュですみませんが

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ヴァンサン・ジラルダン ブルゴーニュ・ブラン2013 エモーション


先日のセミナーで一番最初に出されたワインです。
これ、とても気に入りましたので早速注文です

ジラルダンにつきましては2月22日の記事をご覧ください ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/447243444.html?seesaa_related=category

ジラルダンは、現在自社畑20ha、契約農家の区画70haで、契約農家から「ブドウを買い取って自社で醸造」しています
ネゴシアン・ワインメーカーという業態です。
今日のレジョナル(地域名ワインの意味、ボルドー、コートデュローヌなど)もそうです。

しかし、このブルゴーニュ・ブランはちょっと珍しいですね
もちろんシャルドネ100%なんですが、

ブレンドは、ムルソー、ピュリニー、シャサーニュの3村のみ

村名として販売すれば、どれも最低6000円にはなると思います
混ぜてるから村名は名乗れませんが。
価値の高いブレンドですよ

香りは非常に華やかですね、すぐに、あ、シャルドネで樽の香りだーと思えます。

桃やアプリコットジャムの甘い香りに少しのグレープフルーツ、香ばしいカラメルや焼き菓子みたい
口に入れても同じように香りが広がります。
樽を一層はっきり感じますが、過剰でなく美味しいわ〜

辛口でアルコール感もしっかりあります
飲みごたえのある味で、既に楽しめます。

2013年は生産も少なく、天候も不安定で大成功とは言えないヴィンテージなので、やみくも買うのは控えていましたが、これは非常に美味しいですね

年産わずかに3000本、次回入荷あるかなぁ…
おススメですよ〜

ムルソーだと言って飲ませても、きっと信じてもらえますよ
うっしっし


ラベルも素敵です ↓

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これ、フランス人アーティストのジェラール・ピュヴィの作品ですよね?

彼はリヨン生まれの67歳、色んな作品がありますが、
このボトルキャップアートはワイン好きなら見たことあるかもしれません

ワインのキャップシールを使って色々な世界を表現しています。
こんなにあるんですよ ↓
http://www.gerardpuvis.com/

ラベル、よく見ると人物の服にジラルダンの文字が見えますよ〜

我々が買えるのは、作られた作品を印刷したポスターですけどね。
エンボス加工がしてあって立体的なのです
「パルム・ドール」の作品が好きだな〜

ルー・デュモンもそうですよね ↓

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2017年03月03日

3月試飲会


今日は風が冷たし暖かくない


イベントページに3月の試飲会の案内を載せました
今月のテーマは「瓶内二次発酵スパークリング」です。

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これ全部わかる方、詳しいね😄✨

スパークリングワイン(=泡の出るワイン)には、いくつか製法がありますが、
この瓶内二次発酵なる製法が最も高貴なスパークリングワインを作る、と言われています
手間も時間もかかるので、値段は張りますが。

シャンパーニュがこの製法ですね

瓶熟の期間をどのくらい取るかが、大きく香りと味に影響しますが、シャンパーニュでない物はそこまで長く置きませんので、価格的にはお手頃です
(熟成期間は当然ながら場所を取るし、お金にならないので大変なのです)
この、瓶熟の期間という行程をあまり理解&意識していない方もいらっしゃるかと思いますが、
ここは非常に重要です‼️

シャンパーニュでなくても、瓶内二次発酵で作られたスパークリングは、泡の細やかさは同じくらいですので、極めてリーズナブルです

その辺りの、

原料ブドウの品種
瓶熟の期間
その他、残糖やドサージュなど


比べて、予想して、味わってみませんかー
ぜっひ、遊びに来てください

写真がロゼばっかりに見えますが、そうではありません
フランチャコルタのロゼやイスラエルのロゼ、オーストリアなども飲んでみたいですね〜

ワインの紹介、あれもこれもしたい。
ですが時間なくてまた来週…






posted by cave MITSUKURA at 17:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月02日

数がないから急げ急げ


クリュッグセミナー、再び定員になりました
当日が楽しみです。


で、月初の大量入荷&出荷で、結構てんやわんやです

色々キター

ブルゴーニュの希少ワインも来てますよ

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フーリエ ジュヴレイ・シャンベルタン2014

てんちょ、ミツクラで初めて扱います。
本当に少なくて全然手に入りません

今は5代目のジャン・マリー氏が当主ですが、てんちょ、先代のジャン・クロードの時代の方がよく知ってるかも
ラベルは少し変わりましたね、字が減ったわ💦

一時、新樽比率をかなり増やして超モダンなスタイルになってましたが、今は再び落ち着きを取り戻しています。
モンジャールとか同じ

25年くらい前に代が変わったブルゴーニュのドメーヌでは、カリフォルニアのような「一口ですぐに分かる」フルボディのワインを意識してワイン作りが行われていたと思います

国際市場を念頭に、いいワインとは何かを追及したんですね
フルボディのワインはブルゴーニュには必要ない、と結論が出るのに少し時間がかかりましたが。
そうした試行錯誤は決して非難されるような事ではないはず。

これ、ロウキャップが一部かかっていないので、B級品扱いです

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でも、蔵出しですし、最新ヴィンテージなので何も問題ありません
1本しかないです

買いたい方はお早めに。


そして、毎年希望通りに来た試しがない、これも来た
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アラン・ユドロ・ノエラ ヴォーヌ・ロマネ2014&ブルゴーニュ・ルージュ2014

今年は村名が3本、レジョナルが12本だけ来ました
少なすぎー

なんと、特級リシュブールも4本のオファーの内、2本も来たんです
おお、奇跡だ
でも、それは予約で既に売り切れです。

作っているのはシャルル・ヴァン・カネットさん
こんな方 ↓

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色の薄いクラシックなワインです、エレガントですが決して「優しく」はない
流石の出来栄え。

実はフーリエとノエラの二人、仲良しの友達なんですって
君らのワインはホント買えないんだよ、と言う話。

再入荷無しの希少ワイン、是非お試しください
値段はそんなに不当じゃないので。










posted by cave MITSUKURA at 18:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

ロワ・ド・シャンパーニュ


まだ「花粉は少なめ」と言う名古屋ですが…
いや、てんちょ、既に症状が出てます

今年は花粉が多いらしいので、早くも気が重い💦

さー、今日から3月ですね

流石に初日は新入荷が多くて忙しい。
展示会にも行こうと思ってますし。
夜は有志で日本ワイン試飲会です。

ワインは順に紹介しますね


ところで、クリュッグ・セミナーにキャンセルが出ました
どなたかいらっしゃいませんか??

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アンバサダーのティムさん。当日の進行役です。

試飲は3種類

クリュッグ グランキュベ 定価27000円
クリュッグ ロゼ 定価 43200円
クリュッグ ビンテージ2002 定価33480円
(全て税込み価格)

詳細は以下の通りです。

日時: 3月9日木曜日 19時から20時30分
会費 : 8000円 現金のみ
場所 : カーヴミツクラ
定員 : 18名

キャンセル期限を3月3日21時とさせてください。
着席セミナーです、食事なし、食事持ち込み不可

そして、クリュッグですが、4月からまた値上がりします
なのでお買い求めの方は3月中がお勧めですよ〜





posted by cave MITSUKURA at 11:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

ボルドー・ブランと言えばあなたなら何?


そう言えば、スーパーフライデーってどうだったんですかね??
もちろん全く無関係のミツクラです、無休だし

それに今日は東京マラソンなんですね。
てんちょ、信号がパカパカしてても走らないダメ人間ですが、普段見ることがない景色を見ながら走るっていうのはいいかもしれませんね


もう2月も終わりですね。
3月にはまた新入荷ありますので順に紹介しますね

年明けから寒くて、あんまり白ワインを飲んでいませんでしたが、たまに飲んで良いなと再発見できるワインもありますね
今日はそんな白ワインを紹介します。
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ブラン・ド・ランシュ・バージュ2013


知ってる方も多いと思います

ボルドー、メドック5級、ポイヤックのシャトー・ランシュ・バージュが作っている辛口白ワインです。
白ワインなのでAOCはボルドー。
(メドックは赤ワインだけに許される名称なので)

良い色ですね、辛口なのに樽だけじゃないコクがあって、深みを楽しめます
香りも非常に複雑で綺麗です
芍薬やバラの香りと、バニラ入りのミルフィーユのようなお菓子みたいな香り、
口に入れるとレモンカードやマーマレードみたいな柑橘感もあって、美味いわぁ〜

13年はソーヴィニョンブラン66%、セミヨン12%、ミュスカデル22%
粘土質の多い土壌で育つセミヨンとミュスカデルが、この白ワインの味わいに多大な貢献をしています
樽熟6か月、新樽は半分。

収穫は平均でha当たり3000リットル、これは超少ないですね
メドックの中堅シャトーなら、赤ワインでも6500とか採ってるはずです。

ランシュバーシュは古い歴史のあるシャトーですが、現在の社名にもなっているジャン・ミッシェル・カーズ氏の功績が大きいです

カーズ家は1930年代にランシュバーシュを買収しますが、その時には既にサンテステフのレゾルム・ド・ペズを所有していました。
今でも持ってます、他にもパプのセネショー、ラングドックのロスタルなど沢山のシャトーを経営しています。ピションはアクサの元でジャン・ミッシェル・カーズ氏が醸造をしていましたが定年で引退。
沢山のワイン関連の役職を務めた彼の引退は結構なニュースになったものです

同経営でワインよりもレストラン&ホテルが有名なコルディアン・バージュ、一度泊まってみたいなぁ

「リンチ」の名前でアメリカでも人気のランシュバーシュですが(アメリカ人の発音だとランシュじゃなくてリンチになるので)、流石にファーストの5級は高い
凝縮したフルボディ、欠点はないけど強くて長命。
飲み頃まで待つべしですが、結構時間が必要です。

その点、今日の白は非常におススメです
昔に比べて高くはなってますけど、まだそんなにびっくりじゃない。

ソーヴィニョンブランって言うと、ついロワールニュージーランドに行きがちかもですが、
たまにはボルドー・ブランも試してみませんか〜

ペサック・レオニャン(グラーヴ)もいいですが、こうした「無名の」白にもいい出会いがありますよ
ラグランジュの白(レゾルムじゃなくて、フルールね)もとても好評です。

3月にはこれの2015年が入荷してきます
楽しみ〜












posted by cave MITSUKURA at 12:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

アロマティック品種と15年ブルゴーニュ概況


今日は既に雨も上がった名古屋、少しぬるい気温かなぁ
お店の中の方が外よりも寒いです。


昨日の試飲会は当日参加のお客様も来てくださいまして、ゆったり飲めたように思います
ありがとうございました。

ワインはこんな感じ ↓

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中でも、ギイ・メルシオル クレマン・ダルザスNVが非常に評判良かったです

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てんちょも大好きです

あの香ばしい香りと細やかな泡、それなのに価格は1980円という素晴らしいスパークリングです
おススメですよ〜

それに、
「品種違いのグランクリュを飲み比べできてよかった」という声も結構いただきまして嬉しいです
これら ↓

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この3つはどれも良かったですね〜、甲乙付け難い
和食にもとても相性良さそうですが、そもそも伝統的なアルザス料理と合わせてみたいですね。

来月は「瓶内二次発酵スパークリング」です
3月29日水曜日、3000円
またご案内します〜


では、ちょっと昨日のルイ・ジャド 2015年バレルテイスティングの報告を。

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今年もジャド社の輸出部長、オリヴィエ・マスモンデさんが来名してくれました
写真ないの💦

当たり年の15年と思いきや、内情は全然楽観的ではなかったようです㊙️

2015年の年初、冬は厳冬でかなり低気温の1月2月だった
春が訪れると急激に気温が上昇し、暑い3月4月となってブドウ樹の成長が早まり過ぎる懸念が出た
5月6月は気温が落ち着き、雨が多少降って温暖な初夏へと移行した
7月は再び気温が上昇し、35〜40度の日が続いたため成長の過加速が改めて心配に
8月は平年よりも涼しく、22〜25度の気温にとどまり熟成の進み過ぎをうまく抑制できた
収穫は9月1日に白、7日に赤を開始。

ミネラル分を上手く温存した非常に健全なブドウを収穫できたという15年は、09年よりもいい出来だそうです

タイプとしては「ブルゴーニュ最大の当たり年1947年に似ている」と。
…そんなヴィンテージ、知らないよぉふ、古すぎ…

と、不安と安堵が交互にやってきた2015年ですが、結果としてのブドウは上出来でした


良くない事もあった

やはり、15年も収穫量は少ないのです
09年の豊作を最後にこれで7年連続の低収量の報告です。
そしてもちろん16年もダメダメなんで、8年ずーっと不作と言えば不作

これは、14年のように開花が上手くいかずに収穫が減ったのとは違い、
夏の暑さでブドウの粒が小さくなり、果汁が減った事によります
通常のマイナス25%。

くー、また値上がりした
「できる限り良心的な価格で」とおっしゃるのに反論するつもりはありませんが…
クロ・サンジャックは25000円になったー税抜き。

試飲はいいワインばっかり、22種類
全て一つの樽からの抽出で、ノンフィルター。3か月前のボトリング。
(年末の出荷時には同じワインは樽を全てアッサンブラージュして均一にしてから瓶詰めしますので、
このサンプルがそのまま半年ちょっと経ったのとはやはり違います)

こんな感じ ↓
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他社のイモ洗い会場とは違って、ゆったり試飲できました。
(ワインの前からどかない人が多くて、非常にうっとおしいので、混み過ぎる会には積極的には行きません)

どれも非常に美味しいです

余談。
ルイ・ジャドのワインを「ジャドかぁ」などと言うソムリエがいますけど、
そういう人、ちゃんとこういうの飲んでるのかな〜
そしたらそんな発言にならないと思うんだけど。

デュジャックのモルゴンフェレのプイイ・フュイッセ(共にジャドの傘下ですが一応別ドメーヌ)もとても美味しかったです
てんちょ、ヴォルネイのクロ・ド・ラ・バール赤が気に入りました

お世辞も嘘もなしで、本当にどれも良かったですね
ハズレなし、どれを買うか迷ってます。

マスモンデさん曰く、
「このサンプルはワインとしてはまだ若々しいので、今はグイグイ飲めてしまうように思えますが、
 本当の飲み頃は5年以上先で、その頃にボトルを開けてみれば、
 もっと肉付きが良くなって、香りが大人しい様に感じたワインも複雑さが増しているはずです」
と。

そうですね、飲み頃を待つってとても大事ですね
熟成のピークでワインを味わう事ほど、幸せな事はないでしょう

そういうワインに当たったからこそ、ワインにはまったんでしょ?みなさん?
あっしはそーだよー

マグナムや3リットル買いたいですね













posted by cave MITSUKURA at 14:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

良いと思うとやっぱり高い


まだ寒いですね… でももう少しの我慢かなぁ
気温の乱高下で昼間出かける時はダウンだと暑い、でも着てないと帰りが寒い。
どーしろっての

今日は業界向けルイ・ジャドの2015年バレルテイスティングです
まだ熟成中ですが、当たり年の15年、05タイプか09タイプか、はたまた別タイプか。
16年が壊滅的にダメなんで、価格が心配なところです
毎年いらっしゃる輸出部長のオリヴィエ・マスモンデさんに聞いてみよう。


昨日のヴァンサン・ジラルダンのセミナーも良かったです
来日はこのお二人 ↓

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稲葉HPより

右が輸出部長のマルク・カスケールさん、左が栽培・醸造責任者のエリック・ジェルマンさん

エリックさんは生粋のムルソー人で、生家はアンリ・ジェルマンというドメーヌを経営しています。
2002年にドメーヌをサントネイからムルソーに移転していますが、その前年からエリックさんはジラルダンで働きだしています。

今では二人ともジラルダンの役員です。

ジラルダンは2012年、健康上の理由でオーナーヴァンサン氏はドメーヌをコンパニエ・ド・ヴァン・ドートルフォアと言う会社に売却します
ドメーヌ売却後もスタッフはそのまま、運営も醸造も温存されています

通常スタッフ僅か13人のジラルダン、この偉いさんのお二人が来日中なので今はお休みだそうです
畑もそこまでやる事ないですし、農閑期なので。

ジラルダンは日本でもお馴染みですが、82年設立のドメーヌです
コート・ド・ボーヌのサントネイにありました。

父親から受け継いだ僅か2haの畑を元にドメーヌを起こしたヴァンサンですが、アメリカ資本を得て急速に拡大します
今、作ってる銘柄は何十種類もある。

セミナーでは「昔に比べて新樽比率を下げた」と何度か言及がありましたが、そりゃそうだ。
最初はアメリカ向けに作っていたんだから、ある意味コテコテで当然。
30年前のスタイル、分かります??
その後、嗜好の変化や流行もあって、現在のような「より自然でエレガント」なスタイルになっていくのは、カリフォルニアもフランスも同じ

この辺の事は全く触れませんでしたね。そんなもんか。

因みにヴァンサンにはお兄さんがいて、彼も自分のドメーヌをサントネイでやっています
こちらは正直そこまで注目されていません、やっぱり金かぁと思ってしまうてんちょ

話が逸れた、決して悪意がある訳ではありません。ほんと

お二人ともとても熱心なお話でした。大きな声で誠実な姿勢で好感度
しかも、エリックさん曰く、
「マークにしゃべらせるとあと9時間はかかるので」

印象に残った話を少し。

ジラルダンはブルゴーニュで最初のネゴシアン・ワインメーカーという業態を作りました

自社畑はたったの2haしかないが、この畑からのブドウのみでワインを作っても大した稼ぎにならない
しかも当時は無名のサントネイであればなおさら。

畑を増やすお金を貯めるまでにネゴシアン業をやるのはいいけど、人のワインを売るのは嫌
と言う事で、ヴァンサン氏は栽培農家から「ブドウを買って自分で醸造して作ったワインを売る」事にしました
これがネゴシアン・ワインメーカーという訳です。

今ではブドウを買い付けることは珍しい事ではありませんが、当時は栽培農家から樽に入ったワインを買い付け、それらをブレンドして自分のラベルを貼った瓶に詰めて売るのが普通でした。
そういう物だったんです。
現在は、ブドウまたは果汁を買い付けるというネゴスは多いですね。

てんちょ、20年前でも「栽培家は圧搾までは自家でやりたがる」という話を聞いていましたよ〜
ホント、この50年で何もかもか変わったんですね

試飲は6種類 ↓
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(銘柄書きませんけど、ごめんね)

どれも良かったですね、白は新樽が10%程度とは思えません。
香りの変化も早くて楽しいです。複雑なアロマです。
が、アルコールや酸が上手く調和していて、ボリュームもあって美味しいです

白も赤もこの「酸の質」が素晴らしく良いです
これはとてもいい事です、酒質の上品さやエレガンスに多大な貢献をしています。
ブドウを大事にしてるんだなぁ、醸造工程もかなり手間をかけています。

土壌やヴィンテージの話も聞けて良かったです
全部書くのは無理なんでこれでおしまい。


さて、今日はうちの試飲会です
今日は25名に満たない人数ですが、のんびり飲みますかね〜



















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2017年02月21日

香りと品種の相関関係を探る


お日様は結構な勢いなのに、風が冷たい…
車に乗ってる方は暑いかもしれませんね、徒歩のてんちょは超寒いです

今日はブルゴーニュの人気メーカー、ヴァンサン・ジラルダンのセミナーに行ってきます
また報告しますね〜

この時期は各輸入元の試飲会や展示会など、業界向けのイベントが多いです。
出来るだけ沢山参加したいですが、時間と人手の許す限りで
お馴染みの輸入元でも絶対に新しい出会いや発見がありますからね、行くべし
↑ 当然の事ながら、飲まなきゃ分からないのです。


では、ワインのご紹介します〜
ずっと前にも書いてますが、ビンテージがかなり新しくなってます。

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チュスラン リースリング オルシュヴィール2014

フランス、アルザスの白ワインです。
偉大な品種、リースリング100%

Zusslinって発音が難しい…💦
チュっていうか、ヂュっていうか…

16haを所有する家族経営のドメーヌですが、現当主の姉弟で13代目と言う古い生産者です

こんな若いお二人 ↓

portraits-famille-zusslin.jpg
HPより

それにもかかわらず、マリー(姉)とジャン・ポール(弟)曰く、
「90年にビオディナミに転換するまでは凡庸なワインだった」らしく、
確かにあまり取り上げられてこなかったようです…

しかし、今は違います
ジャン・ポールさんは父親から蔵を継承する前はウンブレヒトで働き、ビオディナミについて学んでいました。
2000年に二人で蔵を運営することになり、ブドウをストレスに晒さない事を常に念頭にワイン作りを行います。
土壌をよく知る事で、より品種の個性と区画の組み合わせを反映した個性的なワインになっています

工程にも手間暇かけていて、
全房プレスに10時間もかけたり、3000リットルのボージュ産の大樽で発酵・熟成させています。
ここは瓶熟にも十分な期間を取っていて、「閉じている」期間は基本的に出荷しません
なので、グランクリュ・フィングスベルクは最新でも09年という古さ。

今日のワイン名もなっている、オルシュヴィールという村にドメーヌはあるのですが、
ここです ↓

オルシュヴィール村.png

アルザス・グランクリュ街道の中心コルマールから、南へ20キロくらい。オー・ラン県です。

この村にもフィングスベルクというグランクリュがありますが、グランクリュ51の内、北から数えて44番目。
(因みにストラスブールはもっとずっと北です)

今日のリースリングはこの村の複数の区画のブレンドです。
「リースリングに最適」だそう。

ボーレンベルクグランクリュ・フィングスベルク内のクロ・リーベンベルク、など。
フィングスベルクの畑は村の10%にも及ぶ220haもある広大な特級畑で、1299年に修道院に寄進された記録が残っています。

とは言ったものの…
うーん、アルザスのクリュはよく知らないなぁ…
この作り手以外ではこの村も畑も見た事ないわ

で、このリースリング、ものすごく華やかなアロマを持っているんです
そりゃーもー、まるでゲヴェルツ

あれ? ゲヴェルツだったっけ?と思うくらいの香りです
ユリや桃を追い越して、バラやアールグレイみたい
ライチでもある。

ですが、口に入れると「あー、リースリングだわ」って思うのです
鼻に抜ける香は間違いなくリースリングだわ。
少しオイルっぽくて(誤解を承知で正直に言うとゴムみたい)、白桃や洋ナシがほんのり。

あのグラスの香りは一体なんだ〜
面白い、そして繊細でいいワインだと思う。

温度管理が大変だわ

と言う事で、明日の試飲会に出しますね
ご参加の皆様、確かめてみてください。
















posted by cave MITSUKURA at 12:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする