2020年02月13日

13色の泡の虹


今日は気味が悪いくらい生ぬるい気温ですね
空気が暖かい。暖かすぎる、まだ2月なのに。

今日も業界試飲会に行ってきました
ほとんどがブルゴーニュワインで100はありましたね
しかし、それほど大きな発見はなかったかなぁ…



それよりも
今日は念願のアンドレ・クルエ会リターンズです

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02はついに手に入らなかったー
代わりに05で。

どれからどう飲むか、それが問題
今日は本当に自分との闘いです、自分でどのくらいテイスティングできるでしょうか。

ジャン・フランソワにもう一度会いたいですね








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2020年02月12日

勉強勉強


急に暖かくなって、気温が高過ぎて気味が悪いくらい💦

今日は業界向けの試飲会に行って来ました‼️
2月と3月はあちこちでこうした会があります。

今日はシャンパーニュとブルゴーニュ⭐️

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会場が珍しく商社ビルだったので、入館証が必要だったり希有な体験でした。
滅多に試飲会をしない輸入元なので、飲んだ事ないワインもありました。

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数は少なかったですが、いいワインもありましたし、良い経験になりました⭐️

明日も別の試飲会があります。
昼間から飲める仕事〜♠️
(最近は飲みませんけどね、昔は全部飲んで仕事してましたが最近はやっぱり歳かなぁ)

仕入れしたら紹介しますねー



posted by cave MITSUKURA at 20:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月11日

ますます希少な古酒


今日の最高気温は二桁あって、ここ数日では寒くない名古屋ですが、やっぱり風は冷たい

ドラッグストアで除菌スプレーやハンドソープ買おうとしたら、
「一人1点」と言われて驚き
同じ物じゃなくてもダメなんですかー
もはや名古屋まで…


そう言えば、わたくし、4日もブログ書いてませんでしたね
一体何をしていたんだろう(自問〜遠い目)


ワイン会やってて(大抵飲むだけですみませんが)、
次は何をやろうかなーと考えるのが楽しいです
ご参加いただける皆様のおかげです

ワインが揃って目途が立ちそうなワインとは別で、これもちゃんと飲んでみたいんです

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ラペ アロース・コルトン1988&コルトン・グランクリュ1988


どちらもブルゴーニュの赤、ピノノワール100%

ラペは昔から輸入があって有名ですのでご存知の方が多いでしょう
フランスワインのガイド本でも高評価の4つ星(ベタンヌ)、一つ星(メイユールヴァン)、ここ数年で特に評価が高まっています。

このドメーヌはペルナン・ベルジュレスにある老舗です、創業が1765年という。

フランス革命以前からあるんですね
現当主のヴァンサンさんとシルヴィーさんで何代目になるんでしょう??
こんなお二人 ↓

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HPより、お父さんにそっくり

ペルナン、サヴィニー、アロース、ボーヌなどに20haの自社畑を所有。
「ペルナンにある畑は緑に囲まれたのどかな場所で、のんびり散歩にも向いている」とHPに紹介されています
確かにそうかも、自転車でもいい眺めを楽しめますよ。

コルトンとペルナン、サヴィニー、ラドワの位置関係はお変わりでしょうか?

こんな感じ ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

グーグルの航空写真だと、コルトンの丘が分かりやすい ↓

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赤い印がドメーヌの場所、ペルナンの集落です

ここの畑はコート・ド・ボーヌ地区では珍しく南西を向いています
夕日も含めて非常に日当たりがいい。

コート・ド・ボーヌ地区の北端にあるこのグランクリュは複数の村にまたがっていて、少しややこしいかもしれません

ラドワ・セリニー
ペルナン・ベルジュレス
アロース・コルトン


の3つの村で決められたグランクリュの区画は、
シャルドネを植えた時にはコルトン・シャルルマーニュまたはコルトン(ただしコルトンの白は本当に稀)
ピノノワールを植えた時にはコルトンとなります。

(ただの)シャルルマーニュというグランクリュのAOCもありますが、現在は生産がなくコルトン・シャルルマーニュと同じ扱いになっています。
昔、ジャドがたまーに作ってたんですけど、もうないのですね

赤のコルトンには区画名を合わせて名乗る事が認められていて、
コルトン・ブレッサンド
コルトン・プジェ、など区画を見るとどこの村か一応分かりますよ
リュー・ディは25もあるんですけどね。

丘の上にある森が水脈を繋ぎ留め、上部にはシャルドネ、下部にピノノワールが植えられています。
シャルルマーニュの名前からも分かる通り、中世のフランク王国時代の別荘に相当する荘園があったことにコルトンの名前も由来しています

ラペもいい生産者の鉄則「いいワインはいいブドウから=畑仕事が第一」の考えのもと、循環可能な農法を取り入れています。
醸造も圧搾は非常にゆっくり、樽も過剰でないように気を付けて使っています


今日のワインはどちらも赤ワインですが、ラペは元々白で有名になったドメーヌです
コルトン・シャルルマーニュはお値段も手頃で狙い目ですよ。
飲み頃を待つ必要はありますけど。

今では赤も非常にふくよかで魅力的です
10年くらい前よりも少しボディがあるように感じますが、それでも十分に上品です。
香りがストレートにフルーツと花のアロマで、いいですね〜

多分熟成したら、もっとレーズンやプルーンジャムの様になっているはず
それに下生えやキノコが加わった感じだといいですねぇ

良い熟成をした飲み頃のワインは飲んだ後の余韻が若いワインとは全然違いますね
のどの奥から戻ってくるような香り、官能が奥の方に長く留まってくれます

くーっ、この二つの88年もきっとそんな感じでしょう
店頭にグランクリュは在庫あります、村名は既に完売。

いくつか集めてラペ会やりたいですね











posted by cave MITSUKURA at 19:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月06日

ツグミ食べたい


お天気は非常にいいけど、今日は寒い〜
ようやく冬って感じになって来た(ならなくていいけど)


店頭では、2017年のハイツ・ロシャルデ限定品を販売しております

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低価格ワインはこれで全部です
これだけしかありませんー

もちろんペリエールやモルジョもありますけど、そっちも数本しかない

ラベル変わりましたね。
今年からの新しい試み、クレマンコニヴァンス(共謀という意味、ボジョレーのアレックス・フォワヤールと一緒に生産)が登場しました
面白そうです。
ほんとにお手頃価格なので買っておいた方がいいですよ。
飲むのはもう少し待ってからでもいいかも

ロシャルデ知ってる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
案外、プロよりも一般の方の方が経験があったりするかも。

輸入元のHP ↓
http://www.jeroboam.co.jp/wine_maker/hlochardet.html

ロシャルデは毎年、割り当てで、輸入元の営業さんも試飲できないくらい少ないのです
なので飲食店さんにはあんまり出回ってない。

アルマン(若きご当主)、今年は来ないのかな?
去年はオリヴィエ(バーンスタイン)さんに会ったので今年は彼に会いたい




では、今日は簡単におすすめワインを紹介します

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ビカール デル・スール シャルドネ・レゼルバ2017

ラベルの鳥はなんだろう
因みにこちらのワインは他の品種(シラーやカベルネ)も別の鳥のラベルです。

このワインはチリの白ワインです
シャルドネ100%

ワイナリーはチリの中心産地、セントラルバレーの中のマウレバレーにあります
ラペルやクリコに続いて有名なワイナリーが沢山ある場所です。

ワイナリーの起源は1825年、オーストリアからの移民であるペドレガル一族によって興されました。
この時すでにマウレバレーはスペイン人によって開拓され、良質のブドウが採れる場所として認められていました。
現在、畑の大半はマウレバレー内のロンコニージャ・バレーにあります。
(チリのサブリージョンってどれも〇〇バレーってなってるから、混乱しませんか??

ヴィーニャ・デル・ペドレガル社として6つのブランドを持ち、その内の一つが今日のアヴェス・デル・スールです
先にも書きましたが、このブランドは多様な地理のテロワールを表現すべく、
その区画で見ることができる鳥をラベルに採用しています ↓

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HPより

ブドウの良さを追求しつつ、リーズナブルであるように作られた非常に優れたデイリーワインです
このデル・スールだけでも種類も沢山、ヴィオニエやゲヴェルツ、シラーや遅摘みの甘口まで、みんな素敵なラベルで実に美味しそう

本当にこのワインはお値段がめっちゃ手ごろで嬉しいです
野口君に税金です‼️

ここは100%自社畑、それもあって品質にバラつきが全くありません。
元々ヴィンテージ毎の差が少ないチリなので、いつ買っても同じ味という信頼が一層増しますね

畑は全てサステイナブル農法で HACCPとDQSの認証も取得しています。
さらに農業廃水や醸造時の排水もワイナリー内で処理してから安全に土に戻すようプラントを整備、リサイクルに向いたライトボトルを敢えて使用しています。

収穫は南半球なので4月の上旬。
スキンコンタクトなしの発酵で、その後新樽60%で12ヶ月熟成

樽の香りがこってりではありませんが、程よいコクがありますね
トロピカルなフルーティさと爽やかな柑橘が混ざったボリュームのある香りです。

バランスが非常に良いですねー
すぐになくなっちゃうでしょう←良いワインの証拠

てんちょ、ワイン会の最初(一人でフライング)と最後に気軽に飲んでみて、美味しかったのでびっくりしました
参加者の方が後日、買いに来てくださって嬉しかった〜

夏にも楽しめそう。
あなたの食卓にも一度登場させてあげてください









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2020年02月05日

アヴァンギャルドなセカンド


こちらに書くのが遅くなりましたが、
3月2日のポルトガルワインセミナーは満席になりました

お申込みいただきました皆様、ありがとうございます。
キャンセル待ちも承りますのでお店までお問い合わせください。

アルバリーニョの秘密と魅力が少しでも理解できるようなセミナーにしてくれって、
輸入元にはプレッシャー掛けておきましたので
↑ 嘘です、信じないで


今日は業界向けの試飲会に行ってきました
100以上も出てましたし、良いワインがいっぱいあった

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ブルゴーニュから生産者が3人もいらっしゃってました

エレスティン・マッツィーニはラベルデザインを12年に変更して、醸造も全房発酵へと変えたそうです。
やはり気温の上昇で、アルコール度数が高く、酸度が低くなるを心配してますねぇ
ワインは17年でしたが、昔と全然違いますね
すっごく良くなってます

特にブルゴーニュ・ブランが美味しい
ジュブレ・シャンベルタン村の国道から一番東に離れた区画のシャルドネです ↓

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隣はピノノワールなのに全く異なる土壌だそうで、そういうところは本当に不思議。

シャペル・ド・ブラニーは、不思議なアペラシオン。
「ブラニーは単純だ」って言ってましたけど、いやいやいや、面倒やん。
ここもカメレオンAOCなんで、赤だけブラニーで白はムルソーかピュリニーになるんです
ラベルに「ムルソー・ブラニー」って書いてあるんですよー

3人目がマコンのフランツ・シャニュロー

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こちらのワイン、去年の試飲会に出しましたが覚えてる方いますかね?
ここのワインは本当に美味しい。
ボングランが大好きなてんちょですが、こちらも捨てがたい旨さだ

しかも価格がとてもリーズナブルだし。
ブドウが完熟してるなー、しかもいい酸があるし
一部大樽を使用してるそうですが、あまり感じません。
短い時間でしたが、結構お話してくれました




今日は超限定ブルゴーニュが入荷してますけど、紹介はまた今度。
別のワインを紹介します

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ラ・クロワ・ド・ ボーカイユ ・バイ ・ジェイド ジャガー 2006

ワインは有名だと思うんですが、何故こうなってるのかはイマイチ謎
意味は後で説明しますね

このワイン名、ご存知でしょうか?
こちらのワインは、
ボルドーのメドック2級のシャトー・デュクリュ・ボーカイユのセカンドワインです
AOCはサンジュリアンです。(従いまして必然的に赤ワインです)

ファーストと同様のオレンジ色のラベルが印象的なんですが。
いつもはこうなんです ↓

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これが、なんでか06からはこんなかっこいい前衛的なラベルになりました
ラベルのデザインは、ジェイド・ジャガーさん。

彼女は、ローリングストーンズのボーカル、ミック・ジャガーの娘さんだそうで。
デザイナーなんですって

裏もこんな ↓

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キャップシールも変わりました ↓

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うーん、なんでこの方とこのシャトーがコラボしてるんでしょうね…
HPも全然情報ない
醸造もテロワールもなーんにも書いてない。

カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン、プティ ヴェルドのブレンドです、フルボディ

てんちょ、格付けワインの中でも特にデュクリュ・ボーカイユは大好きですが、あの黄色のままで良かったんじゃなかろうか、と思う…
デザインの分、値上がりするくらいなら、元のままでも十分スタイリッシュだったし。

ローリングストーンズのファンの方にプレゼントならいいかも
ちょっと物珍しさで買ってみたのでした〜






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2020年02月04日

本家を見分けられるか


節分にも立春にも何の感慨もない、エセ都会人になったわたくし
気温が低いとはいえ、最高気温は二桁の名古屋。

今年は恵方巻の大量廃棄問題はないんでしょうか??
ちょっと前のクリスマスケーキとか本当にもったいない話

それよりも新型コロナウィルスですよね…
収束に向かうようには未だ見えない、不安な状況。
人や物が地球規模で簡単に移動してる昨今では伝染病の急速な拡散は致し方ないのかもしれませんが、早く収まって欲しい





フランスでは、工業的なカマンベールチーズにはAOPの認証を与えない決定が下されたそうですが、
カマンベールは長年、人気故に高温殺菌乳を認めるか生産地域の拡大を認めるか、など沢山の議論や対立があります。

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GRAINDORGEより

日本ではそれ以前に、AOPで保護された「カマンベール・ド・ノルマンディ」をきちんと理解してる人はとっても少ないのが残念
しかし、実はカマンベールの名称を巡っては、日本だけじゃなくてフランス国内やアメリカでも同様なんです。

カマンベー・ド・ノルマンディは名前の通り、フランス北部のノルマンディー地方のチーズです

4つの県にまたがって細かく産地が決められています。
都市としてはルーアンカンが大きな街ですが、二つとも地域外、北のシェルブールは範囲内です。
カマンベールは中心となる産地の村の名前で、オルヌ県アルジャンタン郡ヴィムーティエ小郡にある小さな田舎の村です。

ここ ↓

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(ここからシェルブールって結構遠い…)

ノルマンディー産の伝統的なカマンベール村の白カビチーズは、パリ万博に合わせて開通した鉄道によってパリへの出荷が可能になり、ナポレオン3世のお気に入り、などの評判も手伝ってパリで一大人気となります
今でも使われている木のケースのおかげで長期輸送にも絶えられた事も大きな要因です。

元々この白カビチーズには名称がなく、カマンベール村のチーズが月曜に市場に並ぶのが美味しい、という評判から「カマンベールのチーズ」と呼ばれる様になったのですが(これが18世紀前半)、パリで評判になり売れるとなると当然模倣品が出回るようになります
コピーチーズが出て来るのは必然。

品質の良い物だけならまだしも、やっぱり本家とは似ても似つかない粗悪品も出回り、地元の生産者は団結して自分たちのチーズを守ろうと努力します。
「正真正銘のカマンベール」という名称を用いてた時代もありましたが、1983年になってようやくカマンベール・ド・ノルマンディという名称で、産地や牛の種類、搾乳、殺菌、凝固など細かく規定されるに至りました

でも、この1983年の規制は遅すぎたんです

フランスでブリ―やコンテと並んで有名なカマンベールチーズは、法規制が始まった時点で既に多くの産地や工場で真似されて、似たような白カビチーズが、わんさか生産されてました。
正式名称のカマンベー・ド・ノルマンディとは名乗れませんが、カマンベールとだけ名乗る事は禁止できなかったんです

これがカマンベールチーズの悲劇かも、有名が故にオリジナルが隠れてるという皮肉

日本でも美味しくない(はっきり書かせていただきました)白カビチーズが「カマンベール」として大きな顔して売られていますが、あれはそもそもがロングライフ製法で本当のナチュラルチーズとは言えない、「なんちゃってカマンベール」です。
「カマンベール風」と言うべきか。
でも大半の方にとってはあれがカマンベールなんですよね…

こういう法規制に基づく名称は、ワインの世界でもかつては同じでした
スパークリングワインであってもシャンパーニュではない、
カリフォルニアのシャブリ(今はないです)、オーストラリアのプロセッコ(品種の名称なので違法でも問題でもない)、など。
ややこしいと言えばそうかも。

神戸牛や松阪牛でも同じ、黒豚や地鶏もそうですが、
良心と金儲けの天秤はどうしてもあっちに分があるもんです

で、このカマンベー・ド・ノルマンデというチーズ、
食べやすいと思われている方が多いかもしれませんが、本物は個性のある味です

ミルクのコクに加えて、若い内は塩味くらいしか感じませんが、熟成するとウォッシュチーズにも似た粘性が表皮に出て来ます。
上手に熟成させると真ん中がスプーンですくえそうですんごく美味しいですが、変な熟成になってしまう事も結構あるので要注意です
熟成させすぎると、ピリっと辛くなって来たり、えぐみが出たり。
上手く熟成させるって冷蔵庫では特に難しい

カマンベールの周辺には、
リヴァロ
ヌシャテル
ポン・レヴェック
という同じく伝統的なAOP認定を受けたチーズがあります

どれがどんな種類か分かりますか??
(日本ではあんまり美味しいリヴァロに当たった事ないです)

生産量の増加には需要の増加=人口増加、も大きな一因としてある訳で、食べる人も作る人も沢山いればこだわりの限定品だけでは成り立たないという側面もあるにはある。
フランスの工場で大量に作られる白カビチーズが実際に多くの人に消費されてるのは事実です。
名称の問題はまた別ですが。

コンテやブリ―も、規定内であっても生産が増えすぎて、産地の周辺の環境に悪影響があるとか

フランスのナチュラルチーズは本当に美味しいものが多いので早くEPAが全面的に適用されるといいのになー

チーズは勉強するというより専ら食べるだけ、のてんちょ。
まぁ、ワインも飲むだけ、ですけど

…チーズの話は簡単にしてワインの紹介しようと思ったのですが、長くなってしまったので明日します







posted by cave MITSUKURA at 17:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月02日

首都言えますか


明後日はもう立春ですね
早いー


イベントページに2月の試飲会の案内を載せました
今月は「ボルドー・南西地方」です。

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ボルドーって赤のイメージだと思いますが、ペサックの白やソーテルヌなどの貴腐ワイン、クレマン等、多彩なんですよ
フルボディの赤だけじゃない、ボルドーワインをじっくり飲んでみてください。

今月は一緒に南西地方のワインも出しますね
シュッド・ウエストと呼ばれるボルドーの南にあるこの地方、ピレネー山脈の麓からアルビの古都まで広がる産地です。
沢山のAOCがありますが、いくつかおススメを紹介したいと思っています

写真のワインは全て飲めますよ〜
25名で20本以上は出しますので



では、今日のワインを紹介します

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シャトー・ベラ カベルネソーヴィニヨン2015

新発売の初入荷です。
このワインは、ドイツ・モーゼルの超一流生産者であるエゴン・ミュラーが作っています

彼の作るワインはドイツ5大シャトーの一つ、シャルツホフベルガーです
リースリング100%

これのアウスレーゼってば、諭吉さんが9人も必要なんですよ
それでも日本入荷は極僅か(店頭にありまっせ)

そのエゴン・ミュラーが作っている別のシャトーです
産地はスロヴァキア
ミュラー家に嫁いだ奥様の実家のブドウ畑だそうです

ワイナリーよりもホテルとして有名みたいですね

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HPより、以下同様

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すんごい豪華です。
婚礼もパーティも、なんと狩りもできる。

オーナーはミロスラフ・ペトレッチさん、エゴン・ミュラーと一緒にワイン作りをしてます。
2001年からはリースリングとカベルネソーヴィニヨンだけを栽培していましたが、09年からは甘口を作り始めたそうです。

スロヴァキアですよ〜
ハンガリーの北、旧チェコスロヴァキアが二つに分かれた片方です
ここ ↓

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シャトーがあるのはここ ↓

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ハンガリーに近いですね

スロヴェニアと混同しませんように
それはこっち ↓

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スロヴェニアは旧ユーゴスラヴィアから新しく独立した国ですが、他にも独立国が多く混乱しやすいですね

他にも、
クロアチア
ボスニア・ヘルツェゴビナ
セルビア
モンテネグロ
マケドニア が旧ユーゴでした。
内戦はまだ記憶に新しいところです。

スロヴェニアはイタリアと地続きで、オーク樽の生産もあるので北イタリアの生産者絡みで聞くことが多いのではないでしょうか

で、そのエゴン・ミュラーが作ってるスロヴァキアのシャトー・ベラですが、
これまではドイツと同じくリースリングの輸入があっただけ
それがこちら ↓

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そしてこの度、ここのカベルネソーヴィニヨンが日本新発売、初入荷となりました
それが今日のワインです。

でもねー、詳しい情報が何にもないわ
栽培や醸造、畑の事もなーんにも分かりません

しかも来たばっかりで飲んでないし

リースリングはキレのある辛口です、冷やすと一層きりっとした印象になりますが上品な酸味で美味しいです
シャルツホフベルガーとは違う作りです。

カベルネソーヴィニヨンも同じく冷涼な気候の土地らしい、繊細でエレガントなスタイルの様です
アルコール度数も12度しかありませんので、今どきの事情からしたら珍しいかも

高くありませんので、珍しいワインをお探しの方にもおすすめです
試飲会におまけで出すかも。

因みにスロヴァキアの首都はブラチスラバです














posted by cave MITSUKURA at 15:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月01日

黄色の衣装で復活


今日も風が冷たいですね〜
全豪オープンはロジャーがいなくなって残念無念


昨日案内を始めました、
3月2日のポルトガルワインセミナーは残席が少なくなっております

こんなに早く埋まるとは驚きですが、大変ありがたいです。
月初の月曜で、ポルトガルなのに(ポルトガルワインの関係者の皆さん、すんません)

ご検討中の方はお早めにお申込みいただけますようお願いします。



では、新入荷ワインの紹介します

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シャトー・ドゥーザック2015

名前は知ってるけど飲んだ事ない、
あるいは、
名前は聞いた事あるけど忘れた、なんだったっけ、
という方が多いのではないでしょうか??

こちらは、ボルドー、メドック5級格付けの赤ワインです
(くどいようですがメドックは赤ワインしか名乗れません)
AOCはマルゴーです。

てんちょが勝手に盛り上がってる、「マイナー格付けシャト−会」には欠かせないであろうワインです

…いやぁ、だって、絶対ランシュバージュやダルマイヤックと比べたら…
しかし、これはワインの悪口ではありません

正直、2,30年前には格付けシャト−の名に及ばないような低品質のワインってありました
1855年から150年余りの間、一度も見直されていないんですから、そりゃー中には所有者が変わってイマイチになった蔵もあります。
格付けよりもブルジョワの方が高価格なワインもありますし(今でも)

2級(またはそれ以外でも)でこの味かぁ…
っていうシャトーありましたもん

でも、今はもう違います
今、格付けシャト−である名誉を無駄にするなんてもったいない事この上ない、罰当たりな所業です。
力を入れてないシャトーはすぐにどこかが買い取って改革を始めるでしょう。

「格付け」という、努力ではもう手に入らない称号は持ってるだけで価値があるので、このを使わない手はない
(まぁ、よほどの政治力とお金を使えば格付けの見直しもなくはないかもしれませんけど)

と言う事で、ちょっと前まで「え〜、これかぁ」なんて思われてたシャトーは今や、昔とは雲泥の差の高品質ワインに変貌しています。
そういうシャトーはまだ価格が高くなっていなくて狙い目です


…前置きの暗い話が長くなってしまいましたが

ドゥーザックっていつからこんな黄色のラベルになったんでしょう???

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衝撃だわ。
結構好きですが。
2004年からの様ですね、因みに以前はこんなラベル ↓

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HPより以下同様、これより古いデザインももちろんありました

ドゥーザックの歴史は古く、1190年に英国王、リチャード1世(獅子心王)からこの地を拝領したペトリュス・ドゥーサックが起源になっています
ちょうどライオンハート王が第三回十字軍に参戦する直前です。
鎌倉時代だ。

かっこいいシャトーです ↓

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その後長い歴の間に所有者は何度か変わっていますが、1989年にフランスの保険会社のMAIFが所有権を取得、2017年に新しいコンサルタントのもとで大きな改革が行われています。

今日の2015年は当たり年として評価の高いヴィンテージです

ブドウの出来も良く、収量も多く、いい事づくしの年でした。
ただ、同様の05年、09年と並んで値段が跳びぬけて高い事がある
その点、ドゥーザックの15年はそんなに高くなくて買いやすいです。

カベルネソーヴィニヨン72%、メルロー28%

こちらのシャトは珍しく一塊の45haの畑を持っていて、フランやプティヴェルドは栽培してないんですね
セカンドやサードワインも同じく二つの品種だけ。

シャトーではブドウ畑を含む120haの敷地で循環農業を実践しています
養蜂を行い、羊も飼っています ↓

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てんちょ、もしこれ飲むならいつ振りだろうか〜
結構楽しみかも

店頭にもありますので、あなたもお試しになってみませんか









posted by cave MITSUKURA at 18:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月31日

魅力あふれる土着ブドウの伝道師来る


Mnifique
お天気は快晴なんですが、冷たい強風が吹いてる名古屋です。

29日の試飲会にご参加の皆様、ありがとうございました

モンジャール・ミュニュレのクレマン、キュヴェ・クロエも美味しかったです ↓

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シャルドネ100%だから、ややスッキリした印象ですが酸がきつい訳ではなく、柔らかに仕上がってました。
てんちょはやっぱりピノノワールの方が好きです。

そして、最近、何だからワインが余るような…
皆さんそんなに飲まなくなったのでしょうか???

2月の試飲会は26日です
明日にでもご案内しますね〜



HPのイベント欄とFacebookに「ポルトガルワインセミナー」の案内を載せました

日本ではようやく、夏場のヴィーニョヴェルデが定着してきたくらいで、まだまだ認知度の低いポルトガルワインです。
ポートも知名度は高いですが、詳しくご存知で実際に楽しんでる方となると少数派でしょう。

今回は3名の方が来店してくれるのですが、中心となるのはアンセルモ・メンデスさんです ↓

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SNSより拝借しました

彼はポルトガル北部のミーニョ地方の出身です。
スペインとの国境からすぐ南、大西洋からは内陸に入ったメルガソで育ち、農業工学や醸造を学び、いくつかポルトガルのワイナリーでコンサルタントを務めていましたが、1998年に自分のワイナリーを故郷に設立しました

メルガソモンサオンという地区は、DOCワインの代表でもあるヴィーニョヴェルデにおいて、
9つあるサブリージョンの最も北に位置しています。
ワイナリーがあるのはここ ↓

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本当に国境ギリギリの場所。
モンサオンもメルガソも聞いた事ないですね
因みに国境を流れるのがミーニョ川です。

そして、ポルトガル語の表記って発音が独特ですね
Monção=これで「モンサオン」と読みます。
(ダオンと同じです、アルファベットだけを見るとダオですし、昔の資料にはダンって書いてありましたし、どっちも間違い。
 カタカナ書きならダオンが最も近い)

話をワインに戻して。

さっぱりした微発泡、「緑のワイン」として知られるヴィーニョヴェルデですが、ちょっと前までは半甘口の低アルコールワインが多くて、まさに夏に水代わりに飲む安ワインだったんです
イタリアのフラスカティと似てるかも。
(安いだけのワインであることを覆すべく努力したフォンタナ・カンディーダのフラスカティは素晴らしく美味しい)

そうした安いけど一流じゃない、と思われていたヴィーニョヴェルデの品質向上に一番尽力したのがアンセルモ・メンデスさんなんです

彼はブドウ栽培を見直し、低収量で高品質のブドウを得るために選定や仕立てを工夫、醸造では木樽発酵を取り入れたりシュルリーによる熟成で深みを出したり、本格的な辛口の白ワインとしてヴィーニョヴェルデの知名度アップにとても貢献しました

結果的にアルバリーニョの品質向上にもなり、彼は「ミスター・アルバリーニョ」と呼ばれる様になり、ミーニョ地方だけでなく、ポルトガルを代表する作り手としても有名な人となったのでした

斜面の畑は作業が大変そうですね ↓

アンセルモ・メンデスIMG_8028.jpg
HPより、以下同様

ワイナリーは近代的です ↓

アンセルモ・メンデスIMG_8009.jpg

アンセルモ・メンデスでは、
ミーニョ地区の土着品種でもあるアルヴァリーニョ
リマ川沿いの歴史ある品種のロウレイロ
ドウロ川沿いヴィーニョ ヴェルデ南部で造られるアヴェッソの3種の自社畑の白ブドウと
黒ブドウ1種を主に栽培しています
(ただし黒ブドウは買いブドウもあり)

ヴィーニョヴェルデというワインは、ポルトガルの最高級DOCワインとして規定されていますが、規制の内容がはっきり明記してある資料がほとんどない
実態が不明瞭だ

今の主流は辛口の白ワインで、微発泡してる物が多く、酸味がある軽やかなスタイルが多いです。
生産は少ないのですが赤もロゼもあるんですよ。
発泡してないスティルの白もあり、結構何でもアリなんです…

使用できるブドウ品種は、アルバリーニョの他に、
ローレイロ
アリント
アザール
トラジャドゥーラ
パデイロ
エスパデイロ など、が認可されてるみたいです。

「など」ってなんだ 「など」って

ですが、やはり一番重要な品種はアルバリーニョです

同じヴィーニョヴェルデでも、生産者によって使用するブドウが違いますが、アルバリーニョで作られたワインの方が格段に美味しいものが多いですね

ポルトガルは土着品種のるつぼですので、名前を聞いても黒ブドウなのか、白ブドウなのか、さっぱりワカラナイ品種も多い
さっきのアヴェッソもそうですが、一体どんな品種なんだろう…

セミナー当日は、とくにこのアルバリーニョについてお話を聞けたらと思っています

スペイン北西部のリアス・バイシャスでも重要な品種です。
酸が高く、白い花のアロマがあると言われるアルバリーニョ、てんちょは大好きです

そして、アンセルモ・メンデスさんは、自分のワイナリーの他にもう一つ、リスボン郊外にあるアデガマインというワイナリーの醸造家兼コンサルタントでもあり、当日はこちらのワインも試飲しながらお話を聞くことになっています。
二つもワイナリーの説明、時間足りるかなぁ

こちらのアデガマインは、バカラオと呼ばれる干しタラ(めっちゃ塩辛いです)の生産で成功した一族のワイナリーです。
スペイン、ポルトガル料理には欠かせないバカラオですが(ポルトガル語だとバカリャウと言うみたい)、日本人には塩が強すぎて非常に厳しいかも…
戻して塩抜きしてるのに、あの塩辛さ

アデガマインも大規模で近代的なワイナリーです
お金持ちな香りがするわー ↓

アデガマインslider3.jpg
HPより、以下同様

アデガマイン6945.jpg

アデガマインIMG_8417-Edit2-120x80.jpg
いいブドウ、手摘みですね

アデガマインからは二つのワインを試飲します

トゥリガナショナル2017 赤
ヴィオジーニョ2016 白

どちらもブドウの名前、でもヴィジオーニョって知らないわー
未知の体験、してみませんか???

今回も1本お土産ワインが付いています
2500円でこれは大変お得ですよ


3月とまだ先ですが皆様のご参加を是非お待ちしております



posted by cave MITSUKURA at 17:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月29日

泡まみれ ビンジ


今日は特に暖かいですね
あんまり雨が降らなかった名古屋、最高気温が15度だそうで
3月の気温だって。

新型コロナウィルスも収まるんでしょうか…
愛知でも感染者が出ちゃって、怖いですね
うちみたいなお店にはどーしたって不特定多数の方が出入りする訳ですからねぇ



お知らせです
カーヴミツクラでは交通系電子マネーIDが使えるようになりました。

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もちろん従来通りクレジットカードも使えます。
ただし、QRコード決済(なんちゃらペイっていうの)は導入していませんので、ご了承ください。

そしてキャッシュレス決済の還元にも既に申し込み済ですが…
どうなっているのかイマイチ分からないまま
ポスタ―などは届いているんですよ。
確認中です…


さて、今日は試飲会です

やっぱり消費税増税の影響をじわじわ感じますねー
去年だったら予算的にもう少し余裕があったのに
コンビニでもあっという間に1000円くらいいっちゃって、驚く

あぁ、美味しいスパークリング飲んで忘れたい






posted by cave MITSUKURA at 15:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする