2019年11月09日

ノエラ来たる


もう11月も半ばですね。
まだ10月になったばっかりのような気がするのですけど…

そろそろ、2017の限定割り当てブルゴーニュが出始めました‼️
最初は、こちら

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アランユドロノエラ⭐️

ラベルも素敵ですが読みにくいかも

で、でも…あまりにも割り当てが少な過ぎて
これだけしかない💦
嘘でしょ⤵︎⤵︎⤵︎

17年でもこんなに少ないのかぁ🌀♠️

買いたい方はお早めにどうぞー


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2019年11月07日

ワイン三昧


昨日は慌ただしいというか、充実してたというか、
忙しい一日でした。

お昼間の業界向け試飲会では、高額ワインが多い事もあり、流石の美味しさでした⭐️

しかし、参加者には残念な振る舞いの方もいて、同業でサービス業なのに大丈夫か、こいつ、な気持ちになった💦⤵︎⤵︎⤵︎


夕方には東急ホテルでのリカー&ワインフェスティバルにちょろっと参加⭐️
本社招待に誰も行けない事が判明し、
「行ってこい」とご指名🍷

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遠くに田崎会長が。
乾杯の挨拶で、
「これだけのワイン関連の集まりで男性が多いのは珍しい、名古屋ってすごい」
と話してましたが、確かに男性多かったです。

てんちょ、19時からワイン会を主催してまして30分程度で退出してしまい、もったいない💦

営業さん達にご挨拶できて良かったです‼️
飲まないつもりでしたが、無理無理
シャンパーニュ5杯くらい飲んでしまった🌀

そして、本命ワイン会🍷⭐️

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クインタレッリ制覇‼️
ものすごく良かったです❤️❤️❤️

二つ前のブログに書いたワイン達です。

アマローネをはじめとしてコルヴィーナなどの土着品種を飲み比べたのは良かったですねー
普通のヴァルポリチェッラでもかなりレベルが高いです。
もちろん白やカベルネも非常に美味しい❤️

レチョートにも感動しました⭐️

お料理もとてもよく合ってて堪能しました、ワインの温度や抜栓準備も完璧。
久しぶりに大満足なお出かけでしたね㊗️

やっぱりレストラン行くのもいいですねー
でもお店でじっくりしつこく飲むのもアリ㊙️




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2019年11月06日

気が急く水曜


今週は晴れが続きそうな名古屋ですが、気温は一気に下がるようです
確かに寒いかも

首里城や白川郷、ちょっと前のノートルダムもですがこれからの時期は火災に一層気を付けたいと思います
皆様も年末にかけて防災防犯に十分ご留意ください。


今日は業界の展示会二つと自分のワイン会を一つ、駆け足でこなさないといけないというハードスケジュール
連休明けのワインの納品が早めに済んで良かったですけど。

恐ろしく高額ワインのオファーも来てるけど…
忙しくてワインの紹介していられなくてすみません


私事ですが、先日三重県美術館のシャルル・フランソワ・ドービニー展に行ってきました

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どこから拝借したか失念してしまいましたがお借りしてます

電車で津に行ったの初めてでしたが、空いていてゆっくり見られてよかったです。
実は10日までだと勘違いしてて4日までと分かって慌てて行きました

風景画や印象派の絵はあんまり見ませんけど、ドービニーはいいかも。
多くの友人がいて穏やかな生涯だったようですね、カラヴァッジョとは(時代が違うけど)大違い。

ワインの報告はまた次回に。



posted by cave MITSUKURA at 12:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月03日

大人の苦味


皆様、3連休を楽しんでいますか?
カーヴミツクラは当然、営業しております

今年も休まず12月31日まで毎日営業します
(お正月の1月1日〜3日はお休みです)



イベントページに11月の試飲会と、ボジョレーなど2019年の新酒試飲会の案内を載せました

今年もやります、ヌーヴォーなど新酒300円試飲会

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11月21日木曜日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日です。
カーヴミツクラでは毎年恒例、全ての新酒を1杯300円で試飲できます。
14時から21時
予約不要
着席ですが相席あり


詳しくはイベント案内をご覧ください。

今年のヌーヴォーは収穫も早く、醸造に時間をかけられたようなので期待したいです
定点観測、バンザーイ

消費税が上がっても値上げなし、です
是非お越しください〜

もう1回くらいご案内すると思いますので


さて、今日はファンの多い貴重なイタリアワインの生産者とそのワインを紹介します
最近イタリア続いてるなー、我ながら珍しい。

ワインはこちら ↓

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一番左のスプマンテを除いて

ジュゼッペ・クリンタレッリ

この名前を知らないイタリアワインファンはいないでしょうね
トスカーナやピエモンテには有名な高級ワインが沢山ありますが、クインタレッリはヴェネト州の素晴らしいワイン、アマローネの名前を世界に知らしめた功労者です

アマローネとは「アマーロ=苦い」というイタリア語に由来するワインですが、全然苦くありません
陰干したブドウを使って発酵させるのでかなり濃厚な強いワインとなり、外観も黒々としています。
そのことから苦みのワイン(フルボディ)と言われるのかもしれません、苦いと言ってもチョコの様なほろ苦さです。

かつては一部の貴族しか飲めなかったアマローネ、今でも貴重なワインなのです。
中でもクインタレッリのワインは特別、アマローネの頂点です

創業は1924年、3代目になる功労者のジュゼッペ氏は残念ながら既に鬼籍。
てんちょ、訃報聞いて慌てて発注増やした記憶あります
今はお嬢さんが蔵を継いでいます、ラベルの独特の文字はお嬢さんの手書きなのです

クインタレッリでは栽培から醸造、熟成、出荷までほとんどすべてを伝統的な手法に則って行っています。
作業には機械をあまり導入せず、発酵も自然酵母で手を加えることなく見守るだけ。
なので生産量は自ずと少なくなり、名声が高まって人気になった後でも生産を増やすことなくレアワインとなっているのです

輸入元の解説ページがありますので、参考までに ↓
https://www.fwines.co.jp/lineup/winery/it_veneto01/


ワインは左から、

ビアンコ・セッコ2016

こちらはクインタレッリで唯一の白ワインです。
ヴェネト州のブドウであるガルガネガとイタリア代表品種のトレッビアーノに国際品種のソーヴィニヨンブラン、シャルドネをブレンド。
大樽発酵の爽やかな辛口です。


プリモフィオーレ2012

こちらはアマローネの様に陰干したブドウを使用しています。
カベルネ フラン 、カベルネ ソーヴィニヨン 、コルヴィノーネ 、コルヴィーナのブレンドです。
ヴェネト州のブドウでアマローネに使用するコルヴィーナ等に国際品種のフランなどを使用してるのが面白いですね
アルコールもしっかりしたフルボディですが、この後にもっとフルボディが続きます

ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ2010

コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ。こちらはDOCG、収穫したブドウを約2ヶ月干しています。
スロヴェニア産の大樽で熟成。
レーズンの香りとブランデーの様な深い余韻があります


ロッソ・カ・デル・メルロ2010

こちらも上記のヴァルポリチェッラと同じく、コルヴィーナ以下3種のブレンドです。
カ・デル・メルロという畑の名前です、ブドウのメルローじゃありません、鳥の名前なんですって
山の斜面の標高の高い場所にあるので鳥の名前が付けられたのでしょうね、こちらも深い味わいです。
ガブガブ飲むようなワインではありません。


ロッソ・デル・ベピ2005

こちらも同じ3種のブドウです、アマローネは良い年だけの生産で作られない年もありますので、その時にはこちらのワインが代わりとなります
ベピ(ジュゼッペの愛称)の赤ワイン、っていう意味ですね。
良年でなくとも十分に重厚で美味しいのですけど。


アルゼロ・カベルネ2006

これはカベルネソーヴィニヨン40%、カベルネフラン40%、メルロー20%のモダンなブレンドです。
アマローネよりも収穫が早いので生産が可能なのでしょう、暑い時期に収穫できるために乾燥機関が短くて済みます。
貴腐の状態になったブドウが多く、醸造は伝統的な大樽ですが熟成にはフレンチバリックを使用しています。
アルコールもボディもすごく強いので、意気込んでも返討&飲んだ後には行き倒れはよくあります


アマローネ・デラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ2006

こちらが真打、同じく3種の伝統ブドウで作られています。
良い年だけに限って生産されるために、90年代にはわずかに5ヴィンテージの生産しかありませんでした
作っても納得がいかないとアマローネの名前は名乗らない、リリースしないこともあります。
現行ヴィンテージでもようやく2011が出荷される程、蔵できちんと熟成させています
簡単には開かない豪胆なワインです、13年目ですが、果たしてどうでしょう


レチョート・デラ・ヴァルポリチェッラ2004

ハーフなのに2万円以上します
非常に希少なレチョート=甘口ワインです。しかも赤。
伝統の3種にサンジョベーゼとネッビオーロをブレンドしています。
アマローネと同じ仕込みで発酵が終了し残糖の多い物がレチョートとなりますが、出荷まで7年以上も熟成させています。
これだけでデザートが要らないと思う

で、最後に左のスプマンですが、

フェルゲッティーナ フランチャコルタ・ミッレディ2015

イタリアを代表する本格スパークリングのフランチャコルタです。
こちらはシャルドネ100%
1000日間瓶熟しているのでこの名前です(ミッレ=千)
四角い瓶はファッションではなく、瓶熟中に酵母がよりワインと触れ合う効率を高めるための工夫です
特許取得しています
「コクがある」「クリーミー」とは正にこれの事ですな


さー、こうなったら料理に期待が高まります

ワイン会のワインもそうなんですが、今からではもうこれだけ集められません
数年たってるヴィンテージもですし、お値段の事もですし。

個人的にはダル・フォルノ・ロマーノのアマローネ会をやったので、これで双璧の登頂終了だ

大事に飲もう






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2019年11月01日

シャルドネの魔術師


昨日のフルレーヴ会、これでネゴスとドメーヌで概ねコンプリートできました‼️
ご参加の皆様ありがとうございました。

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お客様にもらった写真です

やはり若いので酸が生き生きしてますが、洗練されてるのはすぐに分かりますね⭐️⭐️
もっと黄金色になって、コクと余韻が増すまで待てるといいんですが…
とても待てない⤵︎

お客様の意見にもありましたが、価格の低いワインでも何ら変わらず1級や特級の後でもちゃんと飲める、っていうのはすごい事です❤️
まだやりたい会ありますので、興味ある方は是非ご参加ください⭐️

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2019年10月31日

宴連荘


昨日の試飲会は早くお開きになって、驚きました‼️
しかも、ワイン余った…

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お客様からもらった写真

どれも美味しかったなー
やっぱり普段より高額で色んな地域のワインがあると、甲乙付けがたいです⭐️

これも良かった ↓


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06で良い熟成でした、状態バッチリです❤️

このボトルには注文が集まりましたね ↓

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サンテロ バルベーラ・ダスティ

手の形になってるボトル、特注ですよね‼️
意外と大きくて女性だと余る💦

来月ってもう明日だ。
11月の試飲会は何をやろうかな❓


今日はルフレーヴ会 ドメーヌ編です⭐️

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1本増やして9本。
ちょっと若いので早めに開けておきますね⭐️


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2019年10月30日

お手頃アートラベル


今くらいの陽気が一番良く眠れますね

沢山の生産者が今、日本を訪問しています
マニャン、ボワイヨ、ニコラ・ジョリー、クレイデンヴァイスその他大勢…
名古屋に来てくれる人は少ないので中々会えません
残念極まりない

小規模ドメーヌやビオの生産者も多いけど、蔵を離れて醸造は大丈夫なんでしょうかね??


さて、今日は月例の試飲会です
ありがたい事に満席になっております。
いつもよりちょっといいワイン達をお楽しみください
明日報告します。



今日は、試飲会とは無関係の、ちょっと面白いワインを紹介します
またイタリアワインなのです、最近サンドローネ以降、イタリアに縁が続いています。

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フラッテリ・ポンテ ロエーロ・アルネイス2014

ワインの名前を聞いてどこのワインが分かる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか

そんなにマニアックなワインではないですが。
このラベルに「あっ」って思う方いますか、イタリアファンならご存知かな

これは、イタリア、ピエモンテ州の白ワインです
アルネイス100%の辛口。

先日サンドローネのバローロで言及しました、ピエモンテ州の南部で、タナロ川を挟んでランゲの北にある地区がロエーロです。
ロエーロは砂質の土壌が多く白ワインに向いていますが、アルネイスはこの地区特有のブドウです

戦後、栽培する人が激減しまして一時は絶滅寸前だったのですが、地元の生産者が栽培を復活させ、その良さが見直されています
現在では結構色んな生産者のワインを見る事が出来るようになりました。

フラッテリ・ポンテもこの地域のブドウ農家で現在3代目です、戦後に現当主レナートさんの祖父がバルベーラの畑を取得したのが始まりです。
ドメーヌはサン・ダミアーノ・ダスティにあります。

ここ ↓

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アスティの近郊なのです

トリュフで有名なアルバ、スローフード協会の本部があるブラ、この二つの街を結ぶように流れるのがタナロ川です。
バローロの名前もありますね。

ネッビオーロと言うブドウの名前は、秋のこの辺りにが多い事に由来するというのは有名な話です。
てんちょが行った10月下旬も午前中は霧でなーにんも見えませんでした
お昼になるにつれて晴れますけど。

こんな醸造所 ↓

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HPより

畑に囲まれた眺めの良さそうな場所ですね

今日のアルネイスは、ビオで作られたブドウをステンレスタンクで醸造、澱と一緒に3ヶ月熟成して瓶詰めします。
樽なしのスッキリタイプ。

アルネイスは軽やかでフルーティなスタイルで飲むのが一般的です。
その為、出荷も消費も早いのですが、今日のワインはラッキーなことに本社のセラーで2,3年忘れられていたという「珍品」です
なので14年。
奇跡だ

早く飲むアルネイスよりも香りが豊かですね、甘い砂糖菓子の様な香りが花のアロマに混ざっています
通常よりも寝かしたからでしょう
色はそんなに濃くないです。
そしてバランスがとてもいいです、行き過ぎた熟成感は全くありません

さて、肝心のラベルの話を

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裏ですが

この可愛いラベルを描いたのは故ロマノ・レヴィ氏です。
ロマノ・レヴィと言えば、伝説のグラッパ生産者で、一つ一つのラベルを手描きしていたという芸術家でもあります

父親の蒸留所を継承したレヴィ氏ですが、直火で作るグラッパ、原料のブドウの皮などを庭に埋めて保存するなど現在では誰も行わない伝統的なグラッパ作りをしていた希少な作り手です。
名づけもちょっと独特で沢山の「作品」があります。

工房兼自宅には電話がなく、欲しい人は直接蔵まで出向かなければならなかったという…
しかも非常に少ない蒸留だったので売ってもらえない事も多かったそうで。

彼は2008年に鬼籍に入っていますが、今もグラッパ作りは続けられています。
ただし今のラベルは印刷になり、一部手描きの分部が付け加えられています。

てんちょ、こちらのグラッパは飲んだ事がありませんが、それはそれはいいみたい、ですね

こんなレヴィさんですが、フラッテリ・ポンテの3代目のレナートさんにご縁があり、フラッテリ・ポンテのラベルデザインを引き受けたそうです
元々は赤のバルベーラ・ダスティのラベルが最初で、その後に今日のロエーロ・アルネイスのラベルを書いてもらったようです。
お亡くなりになる前年、2007年の作品です。

レヴィ・ラベルはこの二つだけ

てんちょ、とあるオステリアでこれを勧めていただいたのですが…
これ見た時に「レヴィがスティルワイン作ってる」って驚いてしまった
違う…(イタリアワイン良く知らないとこうなるんだよなぁ、反省)

そんな熟成したアルネイス、あと1本だけ店頭で売っています
お値段は大したことないので、興味のある方はお出かけください。







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2019年10月29日

新聞スタイル


一雨ごとに寒くなる季節になりましたね
街路樹の金木犀がいい香りです、テルペン香バリバリ。

もう10月もお終い、本当に年の瀬を意識する時期になりました

さて、明日30日は2019年半球最初の新酒の解禁です
解禁されるのはイタリアのノヴェッロです。

イタリアの新酒、ノヴェッロはIGP以上の呼称に広く認められた規定で、それ故ブドウ品種は産地に応じて結構何でもアリなんです。
マセラシオン・カルボニックで作ったワインが40%以上入っていなければいけません。
ヴィンテージ表記は単年で必要です。

ミツクラには、これが来ています

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ファルネーゼ ファンティーニ ノヴェッロ テッレ・ディ・キエティ2019

NEWSの文字が目印の「新聞ラベル」です
昨年も人気であっという間に売り切れでした。

ファルネーゼはアブルッツォ州を中心に150haもの自社畑を所有し、さらに契約農家からもブドウを仕入れ傘下に沢山のメーカーを従えて非常に多くのワインを生産しています
大会社なんですが、ドのワインも品質が良くてコスパに優れた良いワインばっかりなのが素晴らしい

本当にファルネーゼのワインは何でも美味しいですよ

ノヴェッロを生産するファンティーニはファルネーゼのブランドの一つです
赤白ロゼ、スプマンテと沢山作っていますねー

ノヴェッロはアブルッツォ州のアドリア海に近い二つの畑のブドウから作られます。

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HPより

きれいな畑、起伏がありますね。
アペニン山脈の南東から海へも近く両方の影響を受けてます。

モンテプルチャーノサンジョベーゼのブレンドですが、マセラシオン・カルボニックに30日もかけてるそうで…
長い

規定ではアルコール度数11度以上でなければいけませんが、これは13度あります。
流石イタリア

去年は結構ボディがありました、今年もきっとそうだろうなー
MC特有のフルーティな香りですが、味わいは割としっかりしてて軽いワインじゃなかったです。

リッチな新酒を明日から楽しめますよ〜
お試しください





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2019年10月26日

古典派?モダン派?


カリフォルニアのソノマでまた山火事ですね…

元々乾燥した気候のカリフォルニアですが、温暖化で一層雨が減り、火事の発生も増えてるようです
ガイザーヴィル辺りは深刻だそうですが早く鎮火するといいですが。

日本でも千葉や茨城、長野の被害は恐ろしいですよね
しかも続けては本当にお気の毒。
被害にあったお宅をテレビに映しまくるの、やめてあげて欲しい。
てんちょの実家も未だかつて水害は一度もありませんけど、あり得るなーと思いました。

国内外もいいニュースがないですねぇ…



それでも、今週はお久しぶりなお客様や知り合いに何人もお会いできて嬉しかったです
こう言うのって続きますね。
何故だか不思議ですが。


では、ワインの紹介します
古典的なの。
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シャトー・ベルトラン・ブラネール2006

フランス、ボルドーの左岸、オーメドックにあるシャトーです。

サンジュリアンの4級シャトー、ブラネール・デュクリュが作ってるらしいですが、確かな表記が見つけられません

オーナーはベルギーのワイン業界の重鎮、クールマンさんらしいけど、
あれ?ブラネールはマトロさんじゃなかったっけ???
輸入元の資料には同じって書いてあるけど、どうもよく分からない

こういうの、モヤっとするー


で、このワインはてんちょ、知りませんでした。
初めてです

ラベルにはヴィエイユ・ヴィーニュの表記があります
(古いブドウ樹から取れたブドウを使用している事を表していますが、明確に樹齢何年からと言った規定はなく、作り手の良心とプライドにゆだねられた記載です)

18世紀の後半から記録があるようで、元々ブラネールとガスクトンが所有してたようです。
当初はかなり少ない生産で、シャトー・ヴュー・ブラネールという名前だったのを1996年に元のオーナーの名前を取って、現在の名前に変更しました。
今でも畑は15haくらいしかありませんので、ボルドーではかなり小さめです

でもいい場所にありますよ
ポイヤックのすぐ隣、シサック村にシャトーはあります。
(シャトー・シサックっていう美味しいワインありますね)

ここ ↓

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ラフィットやポンテカネ、分かりますか

上の地図でピンと来ないと言う方、これではどうかな ↓

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これで分からなかったら自分で地図を見よ

作付けは、Cabernet Sauvignon 49%  Merlot 43%  Cabernet Franc 5%  Petit Verdot 3% (たまには原語で読もう)

このワインの他にも白を1つ、赤を3つ作ってます。

字が多くてクラシックなラベルですが、いかにもフランス・ボルドーって言うのは好きですね

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昨日のサンドローネさんみたいに万人に分かりやすいラベルもいいですけど。

来たばっかりなので飲めていませんが、30日の試飲会に出しますね。
試飲会はキャンセル待ちになっております、すみません。













posted by cave MITSUKURA at 15:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

王のワインを語れ


もうじき、2019年最初の新酒が入荷して来ます
(ミツクラは南半球の新酒を買っていませんので)

最初の新酒は、イタリアのノヴェッロです
ミツクラでは毎年人気のファルネーゼを扱います、それだけですが。
10月30日解禁です。

しかも、日付変わった0時01分という奇怪な解禁期限(本当です)

ノヴェッロの予約は29日の解禁前日まで
ヌーボーはじめノヴェッロ以外の全ての新酒の予約は10月31日とさせていただきます

どうぞご予約下さい〜



昨日のセミナーの報告をします
今日は長いかも

てんちょ、バローロ好きですが、そこまでじっくり飲み続けてる訳じゃなくて、
ルチアーノ・サンドローネもそんなに飲んだ事なかったのです

サンドローネ・ファミリーはこんな皆様 ↓

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HPより、以下同様

写真上の左側が創業者でご当主のルチアーノさん(青いエプロンの方)、来年75歳だそうです
その右がお嬢さんのバーバラさん
一番左端の男性がルチアーノさんの21歳年下の弟、ルカさん。
下のお二人がバーバラさんのお子さんのアレシアさんとステファノさん。

来日は2度目?名古屋は初めてのバーバラさん、素敵な方だった
セミナーが始まる前に、座ってる出席者の所へ来て一人一人に挨拶してくれました。
こんな方は初めてです

ちょっとだけお話しできました
嬉しい。


お父さんのルチアーノさんは孫の二人の名前を繋げて、蔵のフラッグシップであるカンヌビ・ボスキスを2013年からアレステと改名しました
しかし、変えたのは名前だけ。
他のブドウ栽培やワイン作りは一切変更していません。

こちら ↓

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この、世界中で賞賛を浴びるカンヌビ・ボスキスの畑の話の前に、ちょっとバローロを簡単に復習してみましょう

まずは歴史的背景から。

バローロは何百年も前から、この世のワインラバーにその名を轟かせるイタリア屈指の高級ワインです

「ワインの王であり、王のワインである」と言われた程。
これはバローロの長い歴史の中でも、19世紀の半ばにランゲ地方がサヴォイア王家の所領になり、カルロ・アルベルト国王にその地のワインが気に入られたことに由来しています。
当時、既にバローロという地名は素晴らしいワインと同義だったのです。

王様のお墨付きもあって、この時期には特にバローロの名声は高まり、品質が一層向上したようです
ただし、この当時、バローロは甘口の赤ワインでした、辛口のバローロが当たり前になるのはもう少し後。意外ですが。

後のイタリアワインの法整備でも1926年にバルバレスコと共に真っ先に保護(規制)されています。

しかし、二度の大戦で疲弊したイタリア経済はワイン産業にも同様に暗雲をもたらし、どの作り手も経営不振、資金不足に陥り、また世界のワイン市場も冷え込んでとても高級ワインが売れるような状況ではなくなってしまいました
多くの企業が倒産、身売りでバローロの品質は低下、60年代後半にはかつての名声が「幻の伝説」の様になっていました。

そこで立ち上がったのが、ルチアーノ・サンドローネをはじめとする「バローロ・ボーイズ」の面々

エリオ・アルターレ
ドメニコ・クレリコ
パオロ・スカヴィーノ
ロベルト・ヴォエルツィオ
あと誰かしら

低迷したバローロの人気を回復すべく、新しいモダンなバローロ作りに挑戦します

特にルチアーノ・サンドローネが取り入れた、特定の区画のブドウをブレンドすることなく単体で瓶詰めする「クリュ」の考えは、これ以降多くの生産者が追随することになります
それまでのバローロは区画の全てのブドウを醸造し、ブレンドするのが当たり前だったのです。

ボーイズとは言え、もちろん少年ではなかった彼ら、父親世代との見解の相違は絶対にあったでしょうね
結果的に彼らの勝利、今のバローロがあると言う訳です。

で、規制としてのバローロですが、
バローロ村を中心とした11の村で181のクリュ(MGA)が認められています

めっちゃ多い… 因みにそれぞれのクリュには格付けはありません。

かつてはクリュは申請式で増加の一方だったのですが、2014年に現在の181に落ち着いています。
これ以上増やさない、って事

バローロ村周辺の中心部には、バローロをはじめ、
ラ・モーラ
カスティリオーネ・ファレット
セッラルンガ・ダルバ
モンフォンルテ・ダルバ

という5つの村があります。

バローロ村は、タナロ川の南側に位置するランゲ地区でも南部にあり、石灰粘土質土壌の畑が多く主に赤ワインを生み出します。
反対に川の北側にあるロエーロ地区は砂質で、白のアルネイスの栽培が盛んです。

先に少し触れました、ルチアーノ・サンドローネさんが初めて名前を付けて発売した、バローロ カンヌビ・ボスキスですが、
これは、カンヌビという畑の中にボスキスという区画がある、という事になっています(今は)

しかしながら、どうやら、カンヌビ・ボスキスの畑はずーっと以前から素晴らしいワインができると評判だったために、ボスキス以外の周りの畑もカンヌビの名前にあやかろうと勝手にカンヌビの名前をくっつけちゃったりしていたようですsrc="//blog.seesaa.jp/images_g/2/256.gif" width="20" height="20">
もちろん今はできませんけど、商標や権利なんて誰も気に留めてなかった大昔にはよくある事です。
真似っこ、パクリですな

バローロは赤ワインだけ、ブドウはネッビオーロ100%でなければいけません

晩熟のネッビオーロは(名前の由来がネッビア=霧、霧が出る時期まで収穫しないから)、タンニンが強くアルコール度数も高くなりがちなのに、色素の抽出には時間がかかる厄介なブドウです
じっくり醸すと色は濃くなりますが、渋々のシカシカした大変飲みづらいワインになってしまいます。
きれいな外観を持たせながらエレガントに作るのが難しいのです。


さて、前置きが長くなりましたが、ルチアーノ・サンドローネに話を戻して。

ルチアーノさんは元々、ブドウ栽培家に生まれた訳ではなく、家業の大工・木工業を継がず、農業学校を13歳で卒業したのちに、地元のワイン会社のボルゴーニョで働き始めました
その後、大手のマルケージ・バローロで醸造長となりますが、会社勤めをしながら、1978年に先の大評判の区画であるカンヌビ・ボスキスを購入するチャンスに恵まれました

0.5haを取得した彼はさっそく翌年、ガレージで自分のワインを作りますが、このワインが品評会でアメリカのバイヤーの目に留まります
ここから彼の成功が始まります。

サンドローネのワイン、ご覧になって思いませんでしょうか?
ラベルがすごくシンプルですよね

これは1985年に、当初のよくある字が多いラベルを辞めて、敢えてシンプルにした結果です
アメリカをはじめ、イタリア語を理解できない外国の人にも分かりやすいようにしたんですね。
今でもこのラベルです。

ルチアーノ・サンドローネではブドウは黒ブドウを3種類だけ、5つの赤ワインだけを生産しています
(実はちょうど6つ目の赤ワインが発売になるところですが)

ドルチェット・ダルバ
バルベーラ・ダルバ

ネッビオーロ・ダルバ ヴァルマッジョーレ(畑名入り)
バローロ レ・ヴィーニェ (伝統的なブレンドのバローロ)
バローロ アレステ (カンヌビ・ボスキスの単独クリュ)


さー試飲だ。
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いつも真っ先に収穫するドルチェットとその後に収穫すると言うバルベーラ、どちらも最初は一見地味な香りの様ですが、すぐに開いてフローラルでフルーティなアロマが押し寄せてきます
柔らかい酸味で透明感がありますね。
バルベーラの方が多少青さがあるでしょうか。

ヴァルマッジョーレの畑名入りのネッビオーロはとても個性的です
この区画はロエーロ地区にあり、非常に急斜面の曲がりくねった畑になっています。

こんなすごいとこ ↓

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サンドローネでは66ha中の3haを所有しています

斜面が色んな向きになっているので収穫は6回に分けて行うそうです。

砂質のネッビオーロ、透明なルビーレッドですが酸もアルコール度数も強い
発売したての17年はすぐに飲むにはちと辛い。
試飲では、同じ区画の13年がありましたが、やはりこちらの方がバランスが良くて後味が格段に素晴らしいですね

バーバラさん曰く、
ネッビオーロ・ダルバというワインをバローロの若木で作るセカンドや格落ちワインの様に思っている人が多いですが、サンドローネではまったく別のワインとして作っていますので誤解してほしくない、と。

そして、ネッビオーロのワインは、ドルチェットやバルベーラとは違い、誰にでも簡単に親しめる訳ではなく、飲み手が準備して歩み寄っていくようなワインである、とも話していました
なるほど。
確かに、わーって飲んでしまうと、どうだったか全く分からなさそうです。

繊細で秘密が多いと言うか、じっくりしっとり、ほどく様なワインなんですよねぇ
飲み手の力量が問われるところだ


伝統的なブレンドのバローロ、レ・ヴィーニェは4つの区画のブレンドです。
スミレではないけれど、フローラルなアロマがはっきり分かりますね
それほどフルーティではなかった、アルコール度数も高いけれどシルキー。
酸味は意外と優しくて多少スパイス感もあり。
こちらも15年より09年が断然良い(当たり前か)

レ・ヴィーニョが繊細で女性的なのに対して、最後のアレステは男性的でがっしりしています
長熟可能で、ミントの様なアロマもある清涼感を感じさせる香りです。
カイメイ前の年でもまだ若くて食事が一緒に欲しいですね。


ライブラリー・コレクションとしてカーヴで熟成したワインも販売してるとの事

サンドローネSibiPaucis-1-EN.jpg
とても魅力的ですが、お値段もやっぱりね。

アロマの広がりはとても素敵です
やっぱり食事がないといけませんね。

皆様もチャンスがあったら、ルチアーノ・サンドローネのワインお試しください
店頭にも次回買いたいところ、お手頃なのを。












posted by cave MITSUKURA at 18:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする