2019年07月15日

懐かしワイン


ウィンブルドン…

勝てそうで勝ちきれなかったロジャー
ノバクの方が上手だったってことですね。
相手のチャンピオンシップポイントを凌いで優勝したケースは70年以上ぶりだとか💦
トップ選手って本当に精神的にもタフですね
ジュニアの望月選手の優勝もすごい


前回のブログに書きました「ジャック・プリウール会」ですが、満席となりました

ご検討中の方、申し訳ありません。
キャンセル待ちも承りますのでお店までお問い合わせください。



この前、とあるお店で懐かしい?ワインを飲みました
名称を聞いて分かる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

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ドメーヌ・ド・バブルー カベルネ・ダンジュー2005

HPから拝借したので写真は09年ですが飲んだのは05年です。
そしてラベルデザインが若干変わっているみたい。

ロゼですよ

地理的にはアンジューと言う名称はフランス、ロワール地方のフランス革命前の旧州名で、アンジェの街を中心とした地域を差します。
(カタカナ表記ではややこしいですが、アンジェの街は今も健在です)

アンジェはここ ↓

アンジェ.png

ロワールの古城で最も西にあるアンジェ城が有名です。
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昨年行きましたが、「黙示録のタペストリー」なんて記憶にないぞ…
(Wikipediaに書いてあるんですけど)

ワイン産地としては、ロワール4地域の内、下流から2番目のアンジュー・ソミュール地区に当たります

この地域は今では、

ソミュール・シャンピニーの赤(この名称は赤のみ)
カール・ド・ショーム、ボンヌゾー、コトー・デュ・レイヨンの貴腐ワイン(白だけ)
サヴィニエールやクレ・ド・セランの辛口白

が人気の主要ワインですが、

一昔前までは、

ロゼ・ダンジュー(またはアンジュー・ロゼ)がダントツ有名だったんです

そして、それと並んでカベルネ・ダンジューもそれなりに見かけることがあったんですけど…
この名前を知ってる人、飲んだ事ある人は若い人には少ないだろーなー💦

カベルネ・ダンジューの名称は半甘口のロゼにだけ認められた呼称で、この名前であれば必ずロゼの半甘口でなければなりません
例外なし、絶対です

ブドウはカベルネソーヴィニヨンとカベルネフラン、混ぜても100%でも可。
てんちょが飲んだバブルーは混ざってます。

因みにメジャー(だった)なロゼ・ダンジューはグロロという土着品種が主要品種なのです。

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HPより、見事に熟したフランです

今ではロゼと言えば辛口が当たり前ですね
プロヴァンスが一番でしょうか。

昔はやや甘口のロゼが圧倒的に多かったので(ポルトガルのマテウスとか)、今でもロゼを甘いと警戒してる年寄りは多いかもです

で、掲出のロゼですが、やはりほんのり甘口でしたが、非常に美味しかったです

14年も経っているとは思えない綺麗な色で、香りもアロマがちゃんと残っていました
後味は軽めですが、食事の邪魔もせず、湿度の高い最近では冷やしてとっても美味しく飲めました

ボトルで飲んでも驚きの安さ
うしし

ソムリエ曰く、最後の1本を売り損なって何故か今まで持っていた、そうで。

出し惜しみしてた訳じゃないけど、セラーに残ってるワイン。
味も値段も問題ないのに。
飲食店ソムリエあるあるですね

この日はしっかりした食事ではなく、おつまみ的な物だったのでマリアージュにはさほど気は付けませんでしたが、
和食にはがキレキレの爽やかワインよりも、これくらいのほんのり優しいワインの方が調和するんじゃないかなーと思う私

お寿司にもどうも酸が気になってしまう事が多くて、お寿司屋さんではまずワインは飲みません

皆様もマイナー・アペラシオン昔流行ったワイン、見かけたら挑戦してみるのも楽しいかもしれません








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2019年07月13日

モンラッシェ飲む方いませんか


思ったより早く雨が降り始めた名古屋です
今週いっぱい我慢すれば梅雨明けですかね、でも暑くなるんだろぉなぁ


先日セミナーを開催しましたアンリオですが、限定でノベルティをいただきました

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扇子

ブリュット・スーヴェランのラベルと同じ柄になっていて、レースの袋に入っています

アンリオお買い上げの方に差し上げます。
数が少ないので欲しい方はお早めに。
(セミナー参加の特価販売は除外します、セミナーのお土産にそもそも入ってたので


アルザスのお土産ワインを含めて帰国報告会アルザス編をやらねばなりませんが、中々日にちが取れず…
何とか8月にと思っていましたが、9月になっちゃいそう

毎回のワイン会で思うのですが、

写真や資料を見ながら沢山のグラスを使ってじっくり飲むにはお店で開催するのがいいのですが、
やはり美味しい食事あってのワインだと思うとレストランなどに出かけたい、

ここが悩ましいところです
会費、内容、備品、準備、食事、全てが折り合うのは中々難しいですね。



全然、関係ないんですが勢いでブルゴーニュのワイン会やりますー

最初で最後でしょうね、こんな会費ではもう揃えられないです。

ジャック・プリウール会

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8月23日金曜 19時から
カーヴミツクラにて
18000円 現金でお支払いください
10名
軽食
8月16日21時をキャンセル期限とさせてください


ワインは以下の7種類

Meursault Santenots Premier Cru 2013
Gevrey-Chambertin Premier Cru 2012
Corton-Bressandes Grand Cru 2011
Corton-Bressandes Grand Cru 2004
Meursault Clos de Mazeray Rouge 2009 Monopole
Meursault Clos de Mazeray Blanc 2009 Monopole
Montrachet Grand Cru 2015


出す順番が難しい…

特級モンラッシェだけで10万越えです
早めに抜染かデカンタージュします。

ここに特級ミュジニーが入ったら完璧なんですけどねぇ…
会費的には厳しくなりますが。

この7本で店頭価格でも20万円なので、もしレストランで飲んだら一体いくらになるだろう???

興味ある方、お店までお申し込みください〜








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2019年07月12日

後日談二つ


世間は明日から3連休ですね、学校はもう夏休みになったのですか??
梅雨明けまであと少し。



2つ前のブログに書きましたコルシカクロ・クロンビュのワインですが、サンプルをいくつかいただけることになりました
やったー

って、タイミングが良すぎて…
このブログは流石に読まれていないと思うのですが… ちょっと悪態付きすぎたかしら 
反省


さらに、サロン2008マグナム アソートの情報も聞きました

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9月発売でやっぱり7本(8本分)で100万円だそうでーす
税抜きね、税金上がる前に発売してケロ

20人で飲みませんか
そもそも弊店に来るかどうか分かりませんが。






posted by cave MITSUKURA at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

お祭りやっほー


昨日のブログ、ちょっと加筆しました。


イベントページとFacebookに恒例、夏の流血企画 (出血以上なのですよ)

真夏のシャンパーニュ祭りの記事を載せました

8月1日木曜18時から21時前まで
1杯500円税込(1000円、2000円の物も用意します)
着席(相席ありでお願いします)
おつまみ持ち込み自由
予約不要


去年はまさかの台風襲来で、お客様は来てくださったものの…
中途半端で不完全燃焼だった

こればっかりは致し方ありませんが

どうか今年は晴れてください

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↑ これらのシャンパーニュが、1杯500円、1000円、2000円です

銘柄、全部分かる方いらっしゃいますか?
かなりお詳しいですね

順にかいつまんで紹介します
左から、

アンリ・ジロー エスプリNV 500円

特級アイのネゴシアンですが、ここは非常に個性的です。
樽発酵でも新樽使用、ソレラ熟成やアンフォラ発酵&熟成など大手メゾンでは決して使わない手法を用いています。
樽もアイ周辺の森から採った樫の木を使用するなど大変興味深い取り組みが多いのです。
エスプリは一番スタンダードとなるキュヴェで、数年前に刷新されました

上級のフュ・ド・シェーヌに比べてスッキリしたタイプなので、アンリ・ジロ―の入門にピッタリです。
昔のキュヴェした飲んだ事ない方にもお試しいただきたいです


アンリオ ブリュット・スーヴェランNV 500円

こちらはランスのネゴシアン、大手メゾンです。
この前輸出部長の西山さんのセミナーがあったばかりで記憶に新しいですが、このスーヴェランは旧ラベルです。
熟成してよりクリーミーになったアンリオ、てんちょはこの方が好きです


ドビ ブリュット・ロゼNV 500円

こちらもアイ、レコルタンです。
美しいラベルはひなげし(コクリコ)がモチーフになっています、畑に咲いてるそうです。
貴族の一族で音楽家でもあるマダムが代表です、ドビの歌まで作曲しててドメーヌに行くと歌わされるらしい

基本のレレルヴに1級畑の赤ワインを13%ブレンドしています、綺麗な赤色が印象的です
華やかな香りと深い味わいはラベルのイメージ通りです


ジャクソン キュヴェ741 1000円 

こちらは老舗、人気メゾンですね、アイから東へすぐの1級ディジーにあります。
ここはクリュッグが創業前に働いていた事でも知られています、今では当たり前のシャンパーニュのコルクを止める王冠(ミュズレ)を発明したのもこの蔵です

キュヴェ741
は蔵の基本となるシャンパーニュです、3桁の数字は出荷の台帳番号で現在742が発売になっています。
物凄くパワフルなジャクソン、てんちょは後5年くらい後に飲んだ方が個人的には好きですよ…
とにかく、割り当てで数がありません。
この機会に是非飲んでみてください


ボランジェ RD2002 2000円

これも特級アイですね、偶然アイだらけになっただけですが…

ボランジェはもう説明不要な大手有名人気メゾンですね
007、ジェームス・ボンドのシャンパーニュとしても知られています。
ダニエル・クレイグも飲んでます。

RDとはレサマン・デゴルジュ(最近デゴルジュマンした)の意味で、通常よりも格段に長く瓶熟させたボランジェの最高級品です

香りのボリューム、ピノノワール主体のコクと深み、余韻の長さは素晴らしいものがあります。
店頭で(定価以下なのに)32000円もしますので、1杯2000円で飲めることはもうなかろう


アルフレッド・グラシアン ブリュットNV 500円

こちらはエペルネのネゴシアン、昔からシャンパーニュ好きには人気です
一昔前は「貧乏人のクリュッグ」なんて言われてましたが(悪口では決してない)、今では立派な中堅メゾンで安くない…
自社畑を持たなくても(今は少しあります)非常に質の高いシャンパーニュを作っています。
拘りの樽発酵、MLFなし。


アンドレ・クルエ シルバーブリュットNV 500円

こちらも一応登録はネゴシアンですが、ほとんどレコルタンです。特級ブジーにあります。
このシルバーブリュットはピノノワール100%のノンドサージュで非常に味わい深い、強さを繊細さを併せ持つアンビバレンツのお手本シャンパーニュです。

綺麗なラベルには前述のボランジェと訴訟になった秘密もあります
これはスウェーデン王室の御用達にもなっています。
年産3000本程度の少量生産でしたが、今もかな。


オストム ブラン・ド・ブラン グランクリュNV 500円

こちらは特級シュウイイにあるレコルタン、家族経営で今回のシャンパーニュでは最も小規模な蔵です。
飲んだ事ある方は少ないでしょう。

特級のシャルドネ100%、長い瓶熟で辛くない丸い酸味が綺麗です。
コート・デ・ブランの北端のシャルドネを体験してみてください

以上です。

詳しいセパージュなどは当日分かるようにしておきますね


繰り返しますが予約不要です。
席は着席ですが相席あり、風情無し、なのでご了承ください
おつまみ持ち込み自由です、逆にお店からの用意が何もないので。

無くり次第終了・変更もありますのでこちらもあらかじめご了承ください。
事前予約・キープはお受けできません。

4杯飲んでもたったの2000円だ

ちょっと先ですが、是非ご来店ください。






posted by cave MITSUKURA at 13:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月09日

コルシカワイン


ウィンブルドンはロジャー(フェデラー)が順調に勝ってて嬉しい
昨日の試合もストレート勝ち、わずか70分ちょっとで終わってた。

今は専ら男子の試合を中心に見ていますが、子供の頃は女子を主に見ていました。
男子では、ちょうど当時はベッカーが出てきた頃で、すんごーいサーヴがバシバシ決まるんですが、ラリーがなくて私はつまらんかったです…
ブンブンサーヴのパワーテニス時代の始まりでした。

むかーし、一度だけ、中学の時にウィンブルドン見て徹夜しちゃった事がありました

NHKの生放送でしたが雨でサスペンドになり試合が終わらず、その後再開するも、結局朝6時のニュースが始まり今更寝る訳にもいかず…
そのまま朝ご飯を食べて学校に行きました

中学ですからお酒飲んでるんじゃないし(当たり前)、割と平気でしたよ
母親や祖母にはあきれられましたけど💦



今日は先程、コルシカの生産者さんが来店してくれました
来てくれたのは、クロ・クロンビュの3代目、フィリップ・スッツォーニさん(と何故か彼女も一緒)

写真なし。
若者、Tシャツにジーンズでしたよ
ランチ会が長引いたそうで、あくびしてましたね
彼女に退屈じゃないか聞いたら、ちょっと、だってー

いやー、色々突っ込み甲斐がありますが、そこはスルーで
だはは


クロ・クロンビュと言うドメーヌの名前はコルシカ出身の(と言われている)コロンブスに因んだものだそうです
(当時はコルシカはジェノヴァ領だったのです)

畑の近くにもコロンブスのモニュメントらしきものがあるらしいのですが、実はクロンビュと言うのは「ほら貝」の事で、敵の襲来を知らせるための警報として使われていた貝のモニュメントがあるそうなんです
コロンブス一族の名前もそれに由来しているのだろうと。

そして、多分コロンブス一族は少し標高の高い地域に住んでいたのではないかと言う事です。
へー、ブドウ農園など持っていたんでしょうね

コルシカ出身の有名人と言えば、誰しもが必ずナポレオンを連想しますよね
コロンブスもそうだったのかー

で、ワインですが、
コルシカー、馴染みがほとんどない

場所は分かります??、よね?
地中海の島で、ジェノヴァやモナコから南に200キロくらい、サルディーニャ島の北ですよ

アジャクシオやパトリモニオと言うAOCを知っている方もいらっしゃるでしょうか
今日のクロ・クロンビュは、島の北島岸にあるカルビという町の近郊にあります

品種も黒ブドウはニエルキオシャカレッロなど土着品種ですね。
さっぱり分からない
(どちらもトスカーナ周辺から伝来したブドウの様です、ニエルキオはサンジョベーゼに似ると言われます)

白はヴェルメンティーノが圧倒的多数で、これもイタリア由来です。こっちはまぁまぁ有名ですね。

栽培は全てビオエコセールの認証も取得しています

畑の場所や醸造設備など沢山丁寧に説明してもらいました
コルシカって標高2000メートル級の山があるんですね ↓

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HPより、いい眺め

後ろに見える雪を被った山はモンテグロッソです。

創業は1973年、まだ新しい蔵です。
コルシカ全体のワインに言える事ですが、生産の8割を島内で消費してしまうそうです
直接蔵に買いに来る観光客も多いそうで、輸出は本当に僅か。
そりゃ、見かけないはずだよね〜

醸造で一番興味深いと思ったのが、窒素の(逆)圧力で圧搾する機械です
水平の円筒チューブで空気圧で圧搾する「プヌマティック」はよく見かけますが、クロ・クロンビュで使用しているのは膨らむタイプではなく、萎むタイプなんだそうです

写真見せてもらいましたが、初めて聞きましたね。そういう仕組みは。
真空ではないものの、気体を抜くことで萎む力を使ってブドウを潰した方がよりアロマティックになる、と言うお話でした。
どういう事でしょうか??

そしてステンレスタンクなど近代的な設備、お金かかってますね。
新しい醸造所を建設中だそうですが、今年の収穫に間に合うだろうか?って
確かにあと2ヶ月だよ。

そして、ここもやっぱりアンフォラ使っています。
流行りだね〜

限られた時間ですが、面白かったです

でもね、試飲が一つもなくて実のところは全然分かりませんでした

普通、試飲あるだろうっての。









posted by cave MITSUKURA at 18:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月07日

遠ざかるサロン


雨の天気予報でも、あんまり降らない名古屋です
今日も晴れていますね、結局。


シャンパーニュの話題が続きますけど、
どんどん高額&品薄になっているサロンの2008年がついに日本でも発売されるでしょうか(もうすぐ)
延び延びになってましたが、一応9月から10月らしい。

2008年はどのシャンパーニュ・メゾンでも「ここ20年で最高の出来の一つ」などと言われ、みんなこぞってヴィンテージを生産しています。

サロンも例外ではなく、ものすごく気合が入っています

サロン2008年はマグナムだけの生産で、しかも物凄く数が少ないのです
数千本かと

2016年2月に行われた04年のお披露目でマネージャーのディディエ・デュポンさんから、
「08年はマグナムだけしか作っていない」と聞かされたのに、その時はここまで高額になって、しかも品薄になるとは思ってなかったので、
ふーんって程度にしか聞いてませんでした

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当時の写真

当日のブログ ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/433324791.html?1562491543

だってねぇ…
そして、これはサロンの戦略です

天候不良などではなく、わざと少ない生産量にしているんです

しかも、その貴重な08年マグナムは単体で発売されず、過去3つのヴィンテージのレギュラーボトル格2本と7本アソートになって発売される、って見て、もう涙… ↓

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Bulles et Millésimes, le magazine des Vins de ChampagneのSNSより
写真の男性がデュポンさんです。

えー、今既に割り当ての07年が97200円税込なんです
(それは飲み物の値段としてどうなのか、他もそうだけど)

一体いくらになるんだー
そして、うちには1箱くらい来るんだろうかー




posted by cave MITSUKURA at 18:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月06日

トレパイユという場所


今日はちょっと肌寒い…? でしょうか
初夏の予想ほど気温は上がっていませんね。

ここ何回かのブログで、写真が上手く表示されていない日があったようで訂正しました。

一昨日のアンリオセミナーでの興味深い話の追加を一つ。

アンリオはシャルドネを多く使っているという話がありました
NVであっても、ほとんどがグランクリュやプルミエクリュの良質なシャルドネをブレンドしています。

そして、同じシャルドネであっても栽培されている場所により、個性が全く違っているのです

うーん、実はこの辺、詳しくは難しい

確か、5月20日にお訪ねくださったオストンさん(特級シュウイイのレコルタン)の話でも「アヴィーズのシャルドネは酸味が優しい??けど、シュウイイのは酸が際立ってる」とおっしゃって…

我が耳を疑う、記憶違いだろうか💦
逆な様な…

しかも、コート・デ・ブランではクラマンのレコルタンは優しい銘柄があるかもなー、って何となく思いますけど。
アヴィーズは優しいイメージはない、ない、ない。
まぁ、それは置いといて。

その個性の違うシャルドネ同士をブレンドして複雑さを表現したりする訳ですが、
その際に大事な「繋ぎ」になってくれるのが、
1級トレパイユのシャルドネだというお話でした

へーっ、そうなのですか

トレパイユはモンターニュドランスの南側にありまして、特級アンボネイの北というか、特級ルーヴォワの東というか、モンターニュドランスの弧の少し内側に入ったところにある小さな村です

ご存知の通り、モンターニュ・ド・ランスではピノノワールの栽培が主体になっていますが、貴重なシャルドネの供給源なのですね。

ここです ↓

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いつもながら縮尺大き目。特級ブジーの記載、分かりますよね

ちょっと村の情報を見てみましょう
これが役に立つのです ↓

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ギ・ド・キュリアン・ド・ラ・シャンパーニュ2018-2019

隔年発売のシャンパーニュ・マガジン、多分フランスアマゾンで買えます。
この雑誌、Aから順に主要な村の情報が詳しく載っていて、さらにメゾンやレコルタンの情報もある程度書いてあるという、非常に便利な本なんですよ。

REのページは多いね、ランス、エペルネがあるのでメゾン紹介も多いので

反対にSのページは3ページしかない
村の枠も小さい、SACYくらいしかピンときませんね、ほとんどが村名です。

トレイパイユに戻りましょう

格付け95%(99〜90が1級です)
ブドウ畑の面積は271ha、その内90%がシャルドネ、10%ピノノワール。
メゾン(ネゴス)は2軒、レコルタンは72軒
(結構あるんですね)

ほとんど知らない生産者ですが、トレパイユの名前を有名にしてるのは、
ダヴィド・レクラパールですね
ここはファンがたくさんいるでしょう。
(この銘柄を好きで飲んだ事ある方、通ですね)

後は…ジャン・クロード・デュポン、セルジュ・カレ… うーん、よく知らない

話を元に戻して、モンターニュ・ド・ランスにありながら、ほとんどシャルドネが栽培されているこの村、アンリオのシャンパーニュにも貢献してる訳です

西山さん曰く「非常にいい接着剤の役割を果たしてくれる」そうです。

こういうお話はやはり直接でないと聞けませんから、とっても嬉しいです。
とは言え、アッサンブラージュの謎や秘密は未だによく分からないですけど

シャンパーニュはレコルタンなら特に、産地に留意してみるといいですよ〜









posted by cave MITSUKURA at 13:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月05日

アンリオセミナー大変良かった


アメリカの独立、フランス革命と歴史的な記念日が続く7月ですね。
ウィンブルドンも始まっていますし、ロジャーの優勝がどうしても見たい

梅雨明けまであと2週間ほどらしいですね
幸い名古屋は大雨にはなっていませんが、こう雨が続くと何かと大変。

で、
昨日の夜はシャンパーニュ・アンリオのセミナーでした
ご参加の皆様ありがとうございました。

輸入元のファインズさんの全面協賛で、アンリオグループ初の日本人、アジア輸出部長の西山さんがご来店くださいました

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てんちょ、西山さんにお会いするのは一昨年のブシャール(ブルゴーニュ)訪問以来の二度目でした
優しくて丁寧なお話、上品なお人柄でファンが一層増えたと思います

19時開始でしたが皆様ほぼきっちり集まってくださったのを見て、
西山さん「フランスではありえないねぇ」って。

そーですね、フランスだと15分遅れでも余裕で「オン・タイム」な感じです
(お仕事の都合などあるかと思いますので、遅れた方を非難するつもりは全くありません)


そして、やはり熱波に苦しんでいる今のフランス、「景観を乱す」との理由で室外機が設置できない(禁止されてる)が故にエアコンのないお宅が多くて、皆さん本当に大変だそうです

35℃や40℃超えの地域もあるようで、ブドウよりも人命が心配です…



そして、アンリオですが、ここ10〜20年でかなりイメージチェンジしていますね

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豪華試飲ラインナップ

全体が、シャルドネ比率の高さを前面に出した、陽気で前向きなシャンパーニュ、はつらつスタイルへと変貌しています

以前はどちらかと言うと熟成感が支配的で、時には枯れたニュアンスも見せる、静かーなシャンパーニュでした。
それはそれで全然悪くないんですが、アンリオでは温暖化に合わせて重いシャンパーニュからキレのある洗練された酸が特徴的なシャンパーニュへとスタイルを変えています。

トップキュヴェのアンシャンテルールの生産を2000年を最後に終了し、キュヴェ・エメラとして2005年から新しくリリースしているのが一番の変貌です

西山さんの説明では、
昔はシャンパーニュ地方と言えばブドウ栽培の北限で大変寒い土地でしたので、完熟したブドウを収穫し、コクのある太いお酒を造ることは非常に困難でした
だから、トップのメゾンは完熟・コクあり、深い余韻のフルボディシャンパーニュを作ろうと努力していたそうで、アンシャンテルールはその象徴的なキュヴェだったのです。

しかし、気候が変わり、ランスでも猛暑の夏が必ず訪れるようになると、ブドウの完熟はそれほど難しい事ではなくなり、逆にアルコール度数の高い強すぎるお酒が容易に作られるようになりました。

そういう現状では、「濃く太く強いお酒」よりは「軽やかでシャープなミネラルや酸味」が好まれるようになった、という訳です

以前のアンシャンテルールはともすれば熟成が向こう側に行ってるような物もありました
エメラは過熟感は全くなく、溌溂としています。
それでいて、一定の香ばしさや熟成感があるのは流石です。

このトップキュヴェのスタイルを変更するにあたっての話が一番面白かったですね

7代目の当主、ジョセフ・アンリオ氏(故人)が新しい特徴のトップキュヴェにしたい、と醸造かに要請を出します。

しかし、要望の内容は、
「全て同じで、違ったシャンパーニュにして欲しい」というもの。

同じで違った物、って… なぞなぞでしょうか??? 禅問答とも言う

同じ産地の同じ割合のブドウを使い、発酵や醸造も変えない、熟成期間も同じ。
で、シャンパーニュの味わいを変えるには、

ブドウの収穫時期を変えるしかないのです。

より早めに収穫することによって、酸味を温存し清涼感のあるシャンパーニュにしたいと言う事です

種が茶色になる直前くらいかなぁ
見事に成功しています


昨日はさらに貴重な、キューヴ38の試飲もありました

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「世界で唯一のブラン・ド・ブラン」をコンセプトに、4つのグランクリュを20〜30%ずつ継ぎ足していくという「永遠のリザーヴワイン」です

マグナムのみ、まだ5回しか作られていません、昨日は4番目を飲みました。
5thは9月の発売予定です。

箱が豪華で指紋が付くのです…
箱の外箱もさらに豪華で。

余談ですけど、このピカピカの蓋が鏡になってて、最後に女性たちが写真を撮ってました ↓

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てんちょも撮ってもらいました、写ってるの分かりますか?


同じく、今年の9月に発売予定のロゼ2012も好評でした

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いつもは淡い色合いのアンリオのロゼ、この12年は綺麗なピンク色をしていましたね〜
見た目も味も良くて、しかもまだ発売前と言う事で、みんな喜んで飲んでました

ロゼの秘密も非常に興味深いお話でした

ロゼはご存知の通り、白ワインと赤ワインを混ぜて二次発酵させるのですが(セニエもありますけど)、
色を基本にして混ぜることはない、そうです

色ありき、ではなく、味が重要なので、黒いグラスやブレンダーを使って、ブラインドで理想となる味わいを探り、決定したブレンドによって初めて色が決まってくるんだそうで、だから12年のように非常に鮮やかな赤色が特徴的になる年もあり得るのです。
面白い〜


どのシャンパーニュでも思うのですが、
3年以上も発酵後に瓶内で熟成させる事を想定して、製品となった後にバラつきが出ないように毎回アッサンブラージュする人達ってどれだけ官能が優れているんでしょうねー
物凄く難しいことです。

ホント、魔法使いだよ
(余談中の余談ですけど、まじゅつし、って言いにくいよね)

本当にいい経験になりました
また是非ご来店いただきたいです










posted by cave MITSUKURA at 17:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月04日

アルゼンチンから40時間


今日は、業務関連の生産者ランチセミナーに行って来ました‼️

生産者はアルゼンチンのテラザスから、シニアワインメーカーのゴンザーロ カラースコさんとお抱えシェフのノエリアさんの二人です。

ノエリアさんの苗字、scquizzattoと言うのですが、む、難しい…
スクィジァットさん、だよね💦

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私の隣は本社の「できる」営業です⭐️

名古屋の卸から何名か呼ばれて行くらしいのですが、急遽、私にご指名が来まして。
まぁ、お休みだし、またとない機会なんで、いそいそ出かけて来ました🎶

アルゼンチンと言えば、弊店では去年カテナさんをお招きしてセミナーもしていただいてます‼️
とても良かったので恩を感じております。

とは言え、一国一社と限る必要もないので。

一昔前の「ただ濃ければいい」というワインはもう必要とされてませんね。
非常にエレガントなワインでした💕

特に低価格のマルベックは丸くて欠点がなく、マリアージュの範囲も広くて、日本人の日常ワインとしてもとても良いと思います⭐️⭐️⭐️

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お料理、あんまり食べられなかった。
hang over?

シェフから、アルゼンチン料理とのマリアージュの説明もありましが、未知のメニューもあり、
このアルゼンチン大使館のページが役に立ちます ↓


テラザスは起源はアルゼンチンでも古くからある蔵なんですが、モエヘネシーのシャンドンが入って今のワイナリーになっています㊙️

日本語のHPもあります  ↓


メンドーサに標高の高い畑をたくさん所有しています。
メンドーサ自体はアルゼンチンの北部にある大きな街で、北なので(南半球だから)暑い土地です。
なので、ブドウ畑はアンデスの山に沿って標高の高い所に作っています。

寒暖差があり乾燥した土地では病害が少なく、良いブドウを得るのに適しています⭐️

カテナと同じく、樹齢の古い畑(特にマルベック)を大事に、自社畑も拡大しているそうです。

皆様もテラザス、見かけたら是非お試し下さい‼️
低価格の物で充分楽しめます❤️

お二人、パリ経由で40時間も掛けて日本へ来たそうです。
メンドーサ → サンチアゴ →パリ → 台北 →大阪
すごいっ💦

さて、


夜はアンリオセミナーだ。



posted by cave MITSUKURA at 15:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月02日

新たなボルドー


もう7月
2019年も後半かと思うと気が遠くなります


フランス(ヨーロッパ)の暑さは2003年並みに酷くなってるようですね
早くから暑いとブドウの実が小さくなるので、歩留まりの悪い年になりそう…



ボルドーでは酷暑対策として、下のクラスのみですが、
マルスランやトゥーリガ・ナショナル等の暑さに強い品種をブレンドしてもいい事になったそうで、びっくりしました

伝統に重きを置くフランス、特にボルドーで、驚くべき決定です

マルスランは、カベルネソーヴィニヨンとグルナッシュを交配して作られた黒ブドウ品種で、二つのブドウのいいトコ取りをした特徴があります
芳醇なフルボディの赤ワインを生むらしい。

ただ、栽培は多くなくて、ローヌ南部やラングドックの一部に限られています。
粒が小さくて、早熟なので暑い土地に向いています

滅多に見かけません、チーズのサン・マルスランはよく見るけど。


トゥーリガ・ナショナルはポルトガルの品種です、こちらも黒ブドウ。
ダンやドゥロ等の赤ワインが有名で、やはりタンニンの強いフルボディタイプになります

デカンター誌の記事が詳しく多品種も解説しています ↓
https://www.decanter.com/learn/new-bordeaux-grapes-wines-420290/?fbclid=IwAR3jDjiYyvn3aPyU2L93q5i48wjen8uqHGSTDdn69_0YFPm3wiFxNF_MK1Y

カステ、リリオリア???
白ブドウもあります。

メドックで多少復活したかに見えた晩熟カベルネは、今後減少していくんでしょうか…

冗談じゃなく、スウェーデンやノルウェーのワインが沢山作られるようになったりして





posted by cave MITSUKURA at 16:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする