2023年02月04日

どのコースがいいですか


明日は愛知県知事選挙ですね
でも、6人も候補がいるのに…(以下表現自粛)



さて、今日は新しいシャンパーニュを紹介しようと思ってたんですが、それは次回にして。
これにします

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フェラーリ F1 5都市セット リミティッドエディション BOX

イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェにあるフェラーリ社は瓶内二次醗酵のスプマンテの大手で、イタリアではシャルドネを真っ先に栽培した成功者です
イタリアの泡は圧倒的にプロセッコが主流で、本格的な瓶内二次醗酵のスプマンテはあんまり知られてないのが現状。
安くてお手軽な物が人気なんですが、ちと残念

瓶内二次醗酵のスプマンテではロンバルディア州のフランチャコルタが一番有名です
沢山の作り手がいて素晴らしいワインがありますが、イタリアでは一般的ではないらしい…
後はピエモンテ州のアルタランガも高品質ですね、後から出来た産地呼称なので規定が厳しく、フランチャコルタの上を行こうとしてます

そんなイタリアでもフェラーリは有名です
因みに、車とは無関係です

そんなフェラーリですが、2021年からF1の公式スパークリングワインになりまして、それを記念した特別ボトルがいくつか作られています

このブログでも2021年10月に鈴鹿のボトルを紹介しています ↓
https://cave-mitsukura.seesaa.net/archives/20211008-1.html
覚えてますか?

更に、昨年10月の鈴鹿でのF1開催を記念して今日の5本セットが作られたんですが、数が少なくて買えなさそうで諦めてました
発売は昨年9月。

で、ここに来て売ってもらえた〜、という訳です

5つの都市は、
シルバーストーン(イギリス)
モンツァ(イタリア)
マイアミ(アメリカ)
メキシコシティ
鈴鹿

です

この5都市って、渋い選択ですね

シルバーストーンは元は飛行場だったんですよね、今はもうF1は開催されていないけど、TVで見た思い出はありますね〜
モンツァは他のレースでも有名です、1922年完成って古いんですね、この時期はミッレミリアとかあってイタリア車ファンは忙しい
マイアミって「そう言えばあったねー」くらいの記憶しかなく…最近はTV放送もないから余計に知らない
メキシコシティも同様、ロドリゲス兄弟ってあんまし分からない…
鈴鹿は言わずもがな、でもてんちょ、実はF1では行った事ないんです

全てシャルドネ100%、瓶内二次醗酵で瓶熟最低38ヶ月の本格派

ラベルに各サーキットのコースが書かれているのがカッコいいですね

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ケースのカバーもカッコいい

輸入元のHPには短いプロモーション動画があって綺麗です ↓
https://www.jetlc.co.jp/wine/47659/

あなたはどのコースが好きですか??

個人的にはモナコやスパフランコルシャンがあってもいいなぁ、と思う
キリがない??

これは飲み終わっても飾っておきたくなりますね
中身は同じだと分かっていても、どれから飲むべきか考えちゃったりしそう。










posted by cave MITSUKURA at 17:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月03日

ビッグネームのデイリーワインだ


最高気温が二桁あるとは思えない店内です

今日までで、本当に沢山のワインが入荷しました。
…ちょっと買いすぎたかな
頑張って売ります。

ほとんどがブルゴーニュです。
割り当てのデュジャック2020も極小数本だけ、入荷しましたが既に半分売れました
高いし、数は少ないし。
18年や19年もまだありますので、デュジャック買いたい方、検討してください
ネットショップご覧ください。



順番に新しいワインを紹介しようと思います。
今日はこちら

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シャトー・ド・フラン2019

フランス、ボルドーの赤ワインです
とってもお手頃なんですが、作ってる人たちがすごいんです

ワインの産地は、フラン・コート・ド・ボルドー
この名称、どこだかわかりますか?

フラン・コート・ド・ボルドー、以前はボルドー・コート・ド・フランという名称だったんですが、2009年に名称が見直され、

カディヤック
プルミエ・コート・ド・ボルドー
ボルドー・サン・マケール

(↑ ここまでの3つはガロンヌ川右岸、アントル・ド・メールと同じ、二つの川に挟まれた地区です)
コート・ド・フラン
コート・ド・カスティヨン

(↑ この二つはドルドーニュ側の右岸でサンテミリオンの上流にあります)
コート・ド・ブライ
(↑ これはジロンド川の右岸、メドックの対岸にあります)

は、コート・ド・ボルドーという一つの名称に統一されました

良い地図がない、残念。

離れてるのにね、不思議でしょうか?
これは、「丘のワイン」って事で共通点を見出した生産者達が1980年代から共同の組織を作って、お互いの為に出来る事を模索した結果です。

正直に言えば、ボルドーという名前を入れる事で販売拡大につなげようという商魂たくましい作戦です
(現在もコート・ド・ボルドー連合って存続しています)

…でも、あんまり成功してないかも
特級シャンベルタンや特級モンラッシェの名前を入れた村名ワインみたいにはいかないんだよねぇ

で、統合されたと言っても上記7つの名称も完全に廃止された訳ではなくて、規定をクリアすれば、旧名称を頭に追加してもいい事になってます
更に、ブライはAOCとして残ってますし、コート・ド・ブールというAOCもあるし、
甘口のサンマケールやプルミエ・コート・ド・ボルドーの名前も残ってるので…

ややこしくなっただけじゃね???

と思うのはてんちょだけかな。

ボルドーってAOC 多いのですが、セロンス(最後のsは発音します)、グラーヴ・ド・ヴェイルサント・フォア・ボルドーなんてまず見かけませんよね
辛口ならボルドーシュペリュールでいいやん、みたいな。
この前書きました、生産ゼロのヴァン・ド・ペイとかね、フランス人でも知らない名称もあるくらいマイナー産地ってあります


話が逸れました。
元に戻して、
今日のワインはフラン・コート・ド・ボルドー産です

フランは右岸の上流にある地区で、栽培面積は僅か396haしかありません。
栽培人は37人、組合2つ、という小さな地区です。
赤ワインが8割以上で、メルローが主体です。

シャトーはここ ↓

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そんなマイナーな地区のワインなんですが、何がすごいってこのワインを作っているのは、サンテミリオンの巨人、
シャトー・アンジェリュスのオーナー、ユベール・ド・ブアールさんと、
シャトー・シュヴァル・ブランの元オーナー、ドミニク・エブラールさん
の二人なのです

共同経営だそうです、1985年から。
ラベル下部にお二人の名前が入ってます(見えますかね)

HPあるけど、何も書いてないなぁ〜
ドミニクさんの写真しか載ってないし ↓

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元々仲が良かったお二人だそうで、ワインの好みも似てるそうです

セパージュは、メルロー70%、カベルネフラン2 0%、カベルネソーヴィニヨン10%

3分の1を樽熟成で12〜14ヶ月熟成させてからボトリングしています。
しっとり落ち着いたコクがあるらしい(てんちょ、まだ飲んでない)

お二人の出身ワイナリーのワインは恐ろしい値段がしちゃうのでおいそれとは飲めませんが、これならデイリーに飲めます
野口君3人で余裕のお釣りが来ますので
いいね

まだまだ寒くてコクのある赤が美味しい季節
一度飲んでみてください〜

てんちょも試したい












posted by cave MITSUKURA at 18:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月01日

明日は早じまいです


明日2月2日は17時で閉店いたします、どうかご了承下さい

寒い中、ご来店いただいたのに「やってない〜」となる方がいませんように。
ごめんなさい〜



今日から3日くらいまでは、月初の怒涛入荷で片付けが大変です
腰が痛い…

気になってた事も並行して始めたら、途中でやめられなくなってしまい…
とてもブログを書く余裕がありませんので、ワインの紹介は3日以降でしますね

色んなワインが入荷してきたんですが、
ブルゴーニュの値上がりが尋常じゃないです
…もう見かけたら買おうかな、っていう値段じゃない

コロナの前に言ってた値上がりよりも更に上をいく値段になってますので…
あの頃の「高い」って、今にしてみれば「全然買える」値段なんですよね。
そんな事言っても、何にもなりませんが。

あー、今日は暗い。

でも、
いいお客様がちらほら出もご来店いただけたのが嬉しいです

明日もワインの在庫整理だ。




posted by cave MITSUKURA at 16:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月29日

チョコとワインの難問


お天気はいいですが、冷えるねー
店内が寒すぎ

この前、お客様がホットワイン柚子を入れて飲んだ、とおっしゃってて、
香りも良くて暖かくなりそうだなぁ〜と
柚子は思いつかなかったなぁ、いいですね

水曜からはもう2月ですか、2月も日数が少ないですし早そうだ




もう月末なので新しいワインの入荷はありませんので、違う話題で

名古屋の高島屋デパートで開催されているアムール・ド・ショコラ、連日すごい人出らしいですね。
「覗いてみたけど人の多さに諦めた」という方多数
てんちょ、端から行く気ありませんが

皆様、チョコとワインの組み合わせって試した事ありますか??


シャンパーニュとチョコ
赤ワインとチョコ

響きはおしゃれですが、はっきり言ってお勧めしません
かなり難しいマリアージュになってしまいます。

どうしても、ならチョコには甘口のワインを合わせるのが無難です。
普通に辛口ワインを合わせると、ワインが酸っぱく感じる事が多いのです。

コニャック(ブランデー)やポートワインの方が断然相性いいのです

カカオが多めのビターチョコならアマローネに合わせる、のもいいかもしれませんが
ホワイトチョコやミルクチョコなら甘口一択。

まぁ、個人の自由なのでお好きな組合わせを試してもらえばいいんですけど
何かいいマリアージュあったら教えてください








  
posted by cave MITSUKURA at 16:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月26日

ケンタウロスの黒い乙女


雪が積もらなくてよかったですが、名古屋以外では大変なようですね
今日も寒い〜
ビンが冷たいのなんのって。


今日は新しいワインを紹介します

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アリラ トリブン2018

今日のワインはルーマニアの赤ワインです

ルーマニア、どこにあるか分かりますか?
ここですよ ↓

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黒海に面した国です。
赤い印が今日のアリラワイナリーのある場所です、首都ブカレストから東へ150キロほど。

このワイナリーは南の国ブルガリアエニーラワイナリーを経営する実業家のカール・ハウプトマン氏とエニーラの醸造家のマーク・ドウォーキン氏が新しく始めた蔵です
サンテミリオンでもワインを作る彼らはブルガリアでエニーラを成功させ、新しくルーマニアにも進出しました

シャンパーニュのテルモンとコラボしたスパークリングワインや、甘口のデザートワインまで色んなワインを作ってますね

創業年、書いていませんが15年くらい前でしょうか。
09年のワインがHPに載ってますね

話が逸れますが、
姉妹ワイナリーのブルガリアのエニーラ、リーズナブルでとても美味しいです
色んな種類がありますが、ミツクラの店頭にはお手頃プティ・エニーラがあります ↓

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2000円以下で買えてとても美味しい、ミディアム〜フルの味でバランス良く、コクがあります。
こちらもオススメ

今日のアリラは、ルーマニアのドブロジャという地方にあります。
畑のある場所の名前、アリマンラソヴァと合わせてアリラという名称にしたそうです

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HPより

どちらもすぐそばをドナウ川が流れています。

余談ですが、ドナウ川って、Danubeって書くんですね
絶対普通じゃ読めないわ
英語でもダニュー(ブ)、ダにアクセントです。
知らなかったー

今日のワインはアリラでもお値打ちな入門編です
2000円以下ですが、十分美味しそう
(ごめんなさい、来たばかりで飲んでません)

品種も興味深いのです
フェテアスカ・ネアグラ50% メルロー30% カベルネ・ソーヴィニヨン20%

最初のフェテアスカ・ネアグラはルーマニアの固有品種で、黒い乙女という意味です
ルーマニアでは広く栽培されていて、果皮が厚く、色の濃いコクのある味わいになります。
寒さや干ばつにも強いそうです。
ブドウの写真がなくて残念

ステンレスタンク発酵で、熟成には一部樽を使っていますが新樽はなし。
プルーンやチョコの様なコクがあり、たばこの香りがアクセントになってるらしい

このワイン、ルーマニアの原産地呼称でD.O.C. -C.M.D. OLTINAと言います。

てんちょ、同国の法規制を全く知りませんが

ルーマニアワインのページ、ソムリエ協会の教本にありますね。

えーとですね、
ルーマニアには12のIG33のDOCが認定されています。
IGの方が規制は緩い。

なので、DOCオルティナ(オルティナはドブロジャ地方の産地呼称)なんですが、C.M.D.と言うのが独特です
これは、Cules Maturitate Deplicaの略で、ブドウの収穫時期を表す用語です。
CMDの場合、マテュリテの表記の通り(ルーマニア語ですけど)、完熟期に収穫されたことを表しています。
他にもCT(遅摘み)、CIB(貴腐が付いた後の収穫)もあります。

へー、
知らなかった…

ルーマニアは他の黒海沿岸国と同様に、第二次世界大戦後に社会主義化した事でワイン産業は発展から取り残されてました。
輸出もならず、近代化されずに残った畑は、今ではかえって貴重な資産になってます。
これから意欲のある作り手が沢山現れて、世界市場でも人気が出ると思います

最後に。
ワイナリーのロゴはケンタウロス
ギリシャ神話に出て来るお酒好きで好色な半人半獣のアレです。
ローマ時代の彫刻が残ってるそうで、それをモチーフにしたそうです。

お手頃ルーマニアワイン、固有品種も是非味わってみてください〜













posted by cave MITSUKURA at 16:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月24日

ヴァインバック一同見参


先程までが降っていた名古屋
一部雪の予報ですが、振り出しそうな空はまるで北国みたいな曇天、鉛色でしたねー

でも今は晴れてます変なの
雪も嫌だけど冷えるのも嫌

店内が寒すぎて何もする気が起きません



今日は備忘録的なワイン群について説明書きを載せます
長いですが、興味ある方はご一読ください。

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ヴァインバック
左から、
1.シルヴァネール2020    4565円
2.ピノブラン2019      4796円
3.ピノグリ クロ・デ・カプタン2020   5830円
4.ゲヴェルツトラミネール レ・トレイユ・デュ・ルー2020    6820円
5.ピノノワール クロ・デ・カプタン2019    77000円
6.MVO マセラシオン・ヴォーゲルガルテン・ゼロ・アントラン2020    7150円
7.RWO リースリング ウォルフレーベン・ゼロ・アントラン2020    5115円
8.RBO リースリング ラ・ビュット・デュ・カルヴェール・ゼロ・アントラン2020    8910円


の8本です。
価格は税込です

ヴァインバックはフランス、アルザスの老舗ドメーヌです
大規模企業の少ないアルザスですが、ヴァインバックは比較的大手の老舗として真っ先に名前が挙がるドメーヌと言っていいでしょう

このドメーヌの起源は中世のカプチン修道会にあります。
1612年に設立されたこの修道院の建物は、一番最初の特級畑に認定されたシュロスベルグの真ん前にあり、そこを所領と共に継承したのがヴァインバックです。
(capucinsでカプチンですが、フランス語ではカプサンと読ませています)

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HPより、いい眺め

↑ これより南に、フルシュテンタム、マンブール、とグランクリュが続きます

1819年に現在のファレール家の物になり、2代目のテオ・ファレール氏の時代に大きく成長しています。
(ラベルのドメーヌ・ヴァインバックの文字の下に、ファミーユ・ファレールの表記があります。
 筆記体読みづらいですが頑張って解読してください)
今でもその功績をたたえて、良いワインに名付けられるキュヴェ・テオというオマージュクラスのワインがあります

ヴァインバックは家族経営ですが、作るワインの種類が沢山ありまして、どれがどれなんだか、となりがちです

てんちょ、未だにそうです
今回も全貌が分からなくて、えーっと、これはどれだ…?? ってなってました

ややこしいのは、各ワインの上級キュヴェには歴代の功績者の名前である、
テオ
コレット
ローレンス
サン・カトリーヌ

が付けられる物がある、と言う事です。ない物もあるから分かりにくい

更に、修道院由来の区画で単独所有のクロ・デ・カプサンに生産する全ての品種が植えられている事もややこしさ倍増。

えーと、簡単に説明すると、
まず、一番基本の品種別のワインで区画の名前がないワインがあり、
その上に単一区画のワインがあり、
最上級に、特級グランクリュがあります

この3ランクの中にキュヴェ名として人名が付いたワインがある、という構成です
それぞれに品種が併記されていると、同じ区画の品種違いがあるので、めんどくさいでしょうか

ラベルの読解と共に整理して記憶する必要あり
初心者泣かせかも。

では、ワインの説明を簡単に。

1.シルヴァネール2020
 ドメーヌの真ん前の平地の畑で単独所有のクロ・デ・カプタンに植えられたブドウから作られます。
 (ですが区画名が書かれていないのはグランクリュ4品種じゃないからでしょうか??)
 シルヴァネールはドイツのフランケンが良く知られた産地ですが、酸味がありながら華やかな香りのするさっぱりした辛口。
 キリっとした品種が少ないアルザスでは貴重なシャープタイプです

2.ピノブラン2019
 優しく香るフローラルな印象通りの優しい辛口です。
 ブルゴーニュにあるような強い酸味はあまり感じません、軽めの作りで繊細さが魅力です。
 冬はあまり冷やし過ぎない方がおすすめですが、一番香りと味の良いバランスになる温度を探ってみてください。
 フルーティさを楽しむワインですが、ブドウ由来に記述無し、残念。

3.ピノグリ クロ・デ・カプタン2020
 これも単独区画からのワインです。
 甲州みたいなピンク色のブドウが「グリ」です(ゲヴェルツもグリです)
 ピノグリも酸味が穏やかでフルーティな物が多いですね、甘い香りがする物も多いですがこれは辛口。
 これもフルーティですね、ピノブランよりはコクがあります

4.ゲヴェルツトラミネール レ・トレイユ・デュ・ルー2020
 こちらはクロ・デ・カプタンの隣の区画からだそうです。
 すぐにそれとわかるライチの香りですねー
 とろみがあるような液体ですが、酸がなさ過ぎて食事と共には沢山飲むワインじゃないかもしれません。
 冷やして繊細さと後味を楽しみたいですね

5.ピノノワール クロ・デ・カプタン2019
 8本中で唯一の赤ワインです。
 こちらも単独所有のクロ・デ・カプタン、生産量が年産僅か3000本しかありませんので貴重です。
 透明感のあるスグリ、フランボワーズの風味が楽しめます

6.MVO マセラシオン・ヴォーゲルガルテン・ゼロ・アントラン2020
 MVOは頭文字を合わせた略語です
 これ以下3本はヴァインバックが新しく始めたオレンジワインです。
 てんちょ、オレンジワイン正直あんまり得意じゃないんですが、これは感動的に美味しかったです。
 単独で飲んでも和食屋さんでも非常に感動しました。
 このブログで過去に書きましたのでそちらを参照してください ↓
 https://cave-mitsukura.seesaa.net/article/490853938.html

7.RWO リースリング ウォルフレーベン・ゼロ・アントラン2020
 こちらはリースリングのナチュールワインで、同じく酸化防止剤無添加です。
 この2020年がファーストヴィンテージで、ステンレスタンクで澱と一緒に10ヶ月熟成しています。
 オレンジワインじゃありませんが(果皮は除いてますので)、コクが楽しみです。

8.RBO リースリング ラ・ビュット・デュ・カルヴェール・ゼロ・アントラン2020
 これもリースリングのナチュールワイン、酸化防止剤無添加。
 同じく2020年がファーストヴィンテージ。
 こちらは特級マンブールの中にあるリトルバックという区画のリースリングを使用していますが、特級の表示は無し。
 何か名乗れない製法上の理由があるかもしれませんが、ヨクワカラナイ。
 生産たったの1800本です。


てんちょ、7と8は飲んでいませんので想像の味わいですが、期待は大きい

ナチュールワインやオレンジワインに取り組むってきっと大変です。
だからこそ、蔵のプライドをかけて変なワインは作れない、って思ってるはず。
味には期待したい。
老舗のヴァインバックも良い変化を遂げていますね

輸入元では全て完売していますが、ミツクラの店頭には、2.5.7.8.が少し残ってます
買いたいかはお早めに。

しっかし、
ヴァインバックの資料を見てると一度も買った事がない(買えていない)ワインが、まだめちゃくちゃ沢山あります
どれも美味しそうだなぁ〜
しかし、1vintageに限っても、どんだけあるの、って位くらい多いですね

では、あとは自分との戦いです

分析してみるもよし、
楽しく飲むもよし、
マリアージュを考えるもよし、


どれもいい経験になるでしょう

ワインを飲んで覚えるには集中力が必要ですので、一生懸命やってるとかなり疲れるはず。
それを繰り返して本当のワイン通になって行くといいですね。

討ち死にしても屍は拾ってあげましょう












posted by cave MITSUKURA at 17:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月23日

アルバイト募集しています


明日から一段と寒くなるようで嫌ですー
雪降るかなぁ…


お知らせ欄にも載せましたが、
カーヴミツクラではアルバイトさんを募集します

ワインに囲まれて仕事したい方、是非応募してください。
重労働ではありません(ワイン12本の箱を持つことくらいはたまにあります)
運転免許が必須です。


でもね、いるだけでは知識は付きません(当たり前)
ワインのエキスパートになりたかったら、自分で頑張る事がまずは必要です。

posted by cave MITSUKURA at 14:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月20日

漢字のワイン


福袋は完売しました
沢山の方のご来店、ありがとうございました
それはとてもありがたく、嬉しい事なんですが。

来年もできるかなぁ…
これ以上、値上がりしないでくれ



今日はこのワインを紹介します
話題になりましたが飲んだ事ある方はほとんどいないでしょう。

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ロン・ダイ2018

派手なパッケージです。
布張りの真っ赤な箱 ↓

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今日のワインは中国、山東省の赤ワインです
作っているのはボルドーの名門、ラフィットです

箱にも5本の矢が ↓

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バロン・ド・ロートシルト(ラフィットグループ)はボルドーで、
ラフィット
デュアール・ミロン
リューセック
レヴァンジル

の著名シャトーを運営しています

そして、ボルドーのみならず、世界中でワイン生産を行っています。

フランス・ラングドックのオーシェール
チリのロス・ヴァスコス
アルゼンチンのカロ

そして、今日のロン・ダイです

バロン・ド・ロートシルトは中国の市場に進出すべく、2008年から山東省でのワイン生産に乗り出しています

それから10年をかけて、ようやく2018をリリースしました
最初の発売は2019年の夏ですが、すぐにコロナが蔓延しちゃってそれどころじゃなかったですね

そして、すんごくご立派なお値段です…

山東省ってどこか分かりますか?
ここです ↓

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湿度が高く台風の懸念もある山東省ですが、寒冷地の内陸を避けてボルドーと気候が似た地域を模索した結果だそうです。
海から10キロほど、日本人にもなじめそうな場所かな。
丘山と書いて、クイサンと読むようです。

因みに、山東省は中国でのボルドーと言われています
そぉかなぁ

こんな場所です ↓

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HPより

お金持ちそうな雰囲気

これ以外にも、中国には沢山のヨーロッパ企業がワイン生産に出資していて、色んな作り手が進出しています。

ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーのアオ・ユンが一番有名でしょうか
やっぱりお高いこの赤ワイン、ボルドーブレンドのフルボディです。

中国の方には、濃くて飲みごたえのあるナパタイプが受けるようです
(アオ・ユンはもっと南、ミャンマーと国境を接する雲南省北部で生産されています)

ロン・ダイのセパージュは、
カベルネ ソーヴィニヨン 75%、マルスラン 17%、カベルネフラン 8%
樽熟成18ヶ月

ボルドーよりも甘さのあるリッチなスタイル、ニューワールドタイプという感じです
アルコール度数も14%もあります

って、てんちょ飲んでいませんが


ブドウも熟成後のワインも最良の物だけを選別して、大事に作っています
なので、お値段は諭吉さんが8人くらい…
ドッヒャー

セカンドワインのフー・ユエ(Hu Yue)もいくらなんでしょう??
なんせ在庫が少なくて。
ファーストのロン・ダイで年産3万本前後、セカンドで2万本程度しかありませんので

中国の富裕層にはバカ受けなんでしょうか
ラフィットが作っていればもちろん品質には間違いないでしょうけど、日本とはお金持ちの比が違う中国ですし、これくらい当たり前な人たちも多そうですね

うーん、経験として1回くらい飲んでみたい

店頭には1本だけあります〜(1本しか買えませんでした)
もちろん売りますよ


















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2023年01月17日

オンリー・ケロケロ


今日は寒いです

ですが、今年はやはり暖かいかと。

メガがあんまり曇らない
ドアノブで静電気バチッがない


のです



今日はこのワインを紹介します

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ラ・シャブリジェンヌ シャトー・グルヌイユ シャブリ・グランクリュ・グルヌイユ2019

フランス、ブルゴーニュの白ワインです。

シャブリを知らない人はまずいないでしょうけど。
世界の白ワインと言って、5本指には入るであろうド定番・超有名銘柄ですよね

簡単にシャブリの前置きを。

シャブリはブルゴーニュに属してはいますが、コートドール県ではなくヨンヌ県にあります。
ディジョンからもボーヌからも遠く離れた、ワイン産地としては陸の孤島です。

てんちょ、1回行きましたが遠かったー
途中、麦かトウモロコシの畑があるだけでなーんにもない、小さな村をいくつか通過するだけ。
まーっ直ぐの道路を走ってるとスピード感覚がなくなりそうです

かつてはシャンパーニュからブルゴーニュまである程度繋がったブドウ畑があったのですが、19世紀末のフィロキセラのせいで栽培を放棄したまま復活しなかった土地が多く、シャブリだけがワイン産地に返り咲いたので、そんな環境になっています

1000年の歴史がある由緒正しいワイン産地ですので、キリスト教の聖人にまつわる話やイベントが沢山あります


シャブリには辛口の白ワインでシャルドネ100%でなければならない、という決まりがあります
ですから、
赤やロゼのシャブリは存在しません
甘口のシャブリもありません


そんな一見単純なシャブリですが、産地は広大で畑も沢山あります。
現在のブドウ畑は5800ha、産地認定された面積は6800haもありますので、まだ拡大の余地があると言う事です

まず、シャブリには4つのランクがあり、上位から

グランクリュ(特級)7
プルミエクリュ(1級)40
村名(普通のシャブリ)
プティ・シャブリ


と、これはご存知の方が多いでしょう

スラン川の左右の丘に広がるブドウ畑は見ごたえがあります〜 ↓

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シャブリ委員会HPより

でもね…
スラン川って、シャブリの中心を流れる川はさぞかし大きかろう、と思っていたてんちょですが、実際はやや広めの小川くらいかなぁ
流れもゆっくりだからあんまり綺麗じゃないし…
(近郊のオーセロワを流れるヨンヌ川の方が広いので、鉄道が出来る前のパリへの交通はそちらを利用してました、下流で合流します)

リューディ(区画)の多さはブルゴーニュ1番です
勉強したい方は頑張って



で、今日のワインですが、シャブリの頂点に僅か7か所しかないグランクリュの一つです
この7つのグランクリュは一塊の地続きで、今日のグルヌイユは真ん中に位置しています

因みにグルヌイユとはカエルの事です、この区画は斜面の下部にあり、川が近いのでカエルが見られることがあるようで、それに由来しています。
ブドウ畑にケロケロいるんですね〜
このグルヌイユの区画は9.38haありますが、そのおよそ8割をシャブリジェンヌが所有しています。

シャブリジェンヌはシャブリで最大の協同組合で、1923年設立、現在300程の農家が加入しています。

そのシャブリジェンヌが持っているブランドがシャトー・グルヌイユです
2003年からこの組合がシャトー・グルヌイユのワインを生産する権利を得ています。
(自社醸造をやめた経緯はイマイチ不明、後継者不在か、経済的な理由か…)

シャブリで唯一「シャトー」の名を持つ生産者(銘柄)で、7つのグランクリュの麓に1軒だけ立っているのがこのシャトーです。
グランクリュの丘にはほかには一つも建造物はありません

こんな風です ↓

グルヌイユ.png
googleさん、便利

赤い線で囲った部分がグランクリュ
黄色い丸がシャトー・グルヌイユです

そのすぐ上部の塊になった7.2haがシャトー・グルヌイユの地所です
あまり古い歴史が分かりませんね…残念

このワインに限らず、どこのドメーヌでもシャブリ・グランクリュはそれは大切に醸造・熟成されています
手摘みで選別された最高のブドウだけを使用、ほとんどの生産者で一部でも樽発酵を導入しています。
熟成にも樽を使用し、力強いミネラルと酸が樽のもたらす風味と調和して、重厚でコクのある味へと変化していきます

てんちょ、2019は飲んでいませんが以前に飲んだシャトー・グルヌイユは、やっぱりかなり濃い黄色でコテコテ・リッチでした
重いし強いし、軽い食事じゃダメですよ。
いいブドウじゃないと、ああはならないんでしょうね
余韻がとても長くて、いい香りでした。

本当は10年は置いてから飲むべきだと思います
中々待てませんけど。

お値段は流石の諭吉さん越え、まぁそんなもんです。
シャブリも高くて、1級でも諭吉さんに近づいてますので、もういっそグランクリュ買っておこうかな、と

買い手がつかなくて自然に熟成される、って言うのもアリかもね〜




















posted by cave MITSUKURA at 18:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月16日

値上げの連絡ばっかり


早くも1月後半ですね、今年も早そうだ

福袋、残り少なくなってきましたが、まだ当たりが残っております



年明け、取引先からメールが来ると、ほぼ値上げの連絡ですね
もっと嬉しいメールはないんかい
しかも値上げの銘柄が1社で400越え、とか。
じっくり見る気も起きません…

どの業界もそうでしょうが、
ワインの値上がりが止まりません

店頭の大半のワインが値上がりしてますが、値上げしないで我慢してるワインも沢山あります。
それもそろそろ限界かー

皆様、これは、と思ったワインがあったら「今が一番安い時」です
是非見た時に買ってください。
待ってても絶対値下がりしません

欠品も多いなぁ…
シャトー・シャロン
トカイ エッセンシア
コンドリュー
アマローネ
欲しい生産者のワインは、ない物ばっかりです

ワインの紹介しようと思ったら時間が無くなったのでまた明日以降で。



先日の縦飲みブルゴーニュ会が非常に有意義でしたので、今年も引き続き「しつこく」「修行で」単一の生産者を飲む会を開催していきたいです

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縦飲みは段々在庫が難しくなって来てますが、まだいくつかあるし、そうでなくてもテーマのあるワイン会はやりたいです。

今年の春には、昨年夏にコロナで出来なかったシャンパーニュの会、復活させたいです
またご案内します〜










posted by cave MITSUKURA at 18:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする