金曜は
大阪までランチ会に行ってまいりました

6名のみ招待の貴重な機会で、ありがたい事です。
会場は大阪駅直結、ルクア・イーレ10階の
ウルフギャングステーキでした


HPより
重厚なしつらえの店内、個室でした。
ワイナリーはアルゼンチンの
カテナ、アジア担当の
ヴァレンティン・サール氏が来日してくれました

写真なくてすんません、てんちょ、あんまり写真撮りませんので

アルゼンチンから日本まで、ヒューストン経由で30時間もかかるらしい

それなのに、滞在は僅か4日とか。
忙しいね
しかし、彼は今は上海に拠点を置いてるそうなので、南米往復ではなかったみたい??
カテナのセミナー、昔カーヴミツクラでも開催しました


2018年9月

もう7年も前です。
その時はチリのラポストールとの合同セミナーだったので、2時間ではとても時間が足りず、急ぎ足でしたが。
内容はとても良かった、いい記憶です
アルゼンチン最大のワイナリーである
カテナですが、世界的にも非常に高い評価を受けています
世界で最も称賛すべきワインブランドで1位を2度も獲得しています。
2度目は今年、2025年の受賞です

先代(3代目)のニコラス・カテナ氏がカテナを世界ブランドにまで成長させ、そのお嬢さんのラウラ・カテナさんがそれを継承しています。
ワインも人物もワイナリーも、何度も名誉ある賞を受賞しており、高品質ワインでは南米で屈指のワイナリーです

来日のヴァレンティンさんは、メンドーサ生まれで2022年からカテナで働いています。
昔からアルゼンチンワインが身近にあったおなじみの土地です。
若いのに熱意のある方で、とても好感が持てます

7年前のセミナーに来てくれた当時の担当のマルセロさんも、変わらずお元気だそうです

近年、
マルベックの注目度は上がっているようで、世界的には検索数(アルファベットで)でメルローに迫る程だとか。
カタカナになるとまだまだらしく、そこは今後の日本市場に期待かも

カテナの
最大の利点は
高地に畑を持っていることです

主要な自社畑は
標高920mから1450mの範囲に大きく4つに分かれて存在しています。
一番低いが畑でも
920メートルという、なんてすごい環境でしょう。
新しくなったラベルには、
High Mountain Vinesの文字が入っています

↓
最も標高の高い1500メートル級の
アドリアナ・ヴィンヤードに植樹を始めた当初は1992年ですが、
そんな高地でブドウが育つはずがない
頭がおかしいと、周りの評判は散々だったそうです。
が、今となってはもう買える区画がないほどの人気の場所です。
先見の明があったんですね、すごいわ

今のような温暖化が進行している状況では、平地のワインがどんどん疲れるスタイルになっていたり、ブドウが焼けて質が下がったりするのですが、カテナでは標高が高いので十分な日照が得られる一方で夜には急激に冷え込むという
高地ならではのアドバンテージを持っています。
こうした環境だからこそ、
酸の綺麗な洗練されたワインが生まれるのです

そして、やはりスタイルが凝縮間を求めたフルボディから、
よりエレガントなミディアムボディに
変化しています。
実際、私ももう濃いワインはそんなに欲しくない…
疲れるだけ

フランス南西部で作られるマルベックやタナのワインは、かつては
黒ワインと呼ばれる程、濃くて凝縮した
フルフルフルボディでしたが、
暑さが年々増す中では、もう濃すぎるワインが歓迎されなくなってきており、みんなメルローをブレンドしたり、やさしくする工夫をしています。
(それはそれで、あまのじゃくなてんちょ、個人的には流行に迎合しないで真っ黒路線を突き進んでくれるワイナリーが好きですが)
今回は
マルベックに注力したランチ会でした

フランスではフィロキセラでほとんどの畑を失ってしまったマルベックですが、アルゼンチンへ移民と共に渡り、新しい地でその価値を花開かせています

マルベックはもう
アルゼンチン固有の品種と言ってもいいくらい、アルゼンチンワインの赤はマルベックに代表されています

そこにしかない味、を追求するとき、やはり
独自の品種が持つスタイルというのは重要だと思います

シャルドネやカベルネがダメなわけではありませんけど、どうも面白味にかけるというか。
ちがう??
カテナでは畑のマルベックを135もの品種(クローン)を選抜特定して、より優良な品種として5種を育てる工夫をしています。
医学博士でもあるラウラさんがマルベック研究所を立ち上げ、研究が進んでいます。
これはとても有益な取り組みですが、簡単じゃないでしょう…
今回はどれも
非常にレベルの高いマルベックでした

お値段もそれなりに高いのですが、ワインの
香りがめちゃくちゃいいです

感動するわ〜
メインのお料理はTボーンステーキ


これで4人分
アルゼンチンでは屋外でBBQも盛んで、こうしたステーキは
アサード(炭焼き)と呼ばれています。
マルベックには当然ながらよく合います

詳細な資料もあって、本当にいい勉強になりました。
お値段はしますけど、あのマルベックをみんなにも飲んでもらいたいな〜と思います


来年の試飲会に出そうかな。
名古屋のワインショップカーヴミツクラの店長のブログです
posted by cave MITSUKURA at 09:53|
日記
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