2024年06月15日

久しぶり試飲会準備


照り返しまで厳しいこの頃

本当にこれから梅雨になるの…??
しかも風もまぁまぁ強い、また葉っぱだらけ


19日水曜の試飲会の準備は、概ね完了しております
現在22名様でワインは23本用意しました
今回は泡と白が多め、赤は9本。

店頭価格で950円から25000円まで ↓

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もちろん、どちらがいくらかはお分かりですよね

ちゃんと1万円、8000円、5000円、それ以下など間もありますよ。
産地も品種もバラバラですが、様々なワインを試す機会としては良いかと思います
珍しいワインもあります。

真面目に勉強したい方は、早めに来てさっと帰るのが良いです。
なにせ立ち飲みですし、後半は本当にただの飲み会になってますので…
気楽さは100点満点、経験になるかどうかは自分次第

まだ数名参加可能です、受付しております〜




店頭のワインで、売り切れたから発注しようとして、値上がりの大きさに驚いて取り扱いをやめようかと思う銘柄がちらほらあります
うーん。
5500円が7800円になったら、簡単に買ってもらえないと思うんです
…そんなのばっかり

新しい銘柄を試そうかと思ってます。
来週には届くので、順次紹介します


今日、何か書かなくちゃと思ったんですが、これっていうのがありません
(気が乗らないとも言う)
こんなにワインに囲まれてるのにね

今日は、ごめんなすって。




















posted by cave MITSUKURA at 15:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月12日

大阪で試飲会参加


名古屋は水でシャワーが浴びられる気温になってしまった
日差しも強くて、この先が思いやられます…

今日はワインの紹介はありません。
大した事書いてませんので、ご期待なさらないで



昨日は大阪の試飲会に行ってきました
大阪も暑かったです。

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会場には300種類のワインがどばーんと。
会場はヒルトン。

面白いことに、メインのブランドは各ブースがあるんですが、
それ以外のワインはなんと品種別で値段順に並んでました
珍しい陳列です。

会は2部制で、第1部の開始直後に行きましたが、やはり既に多くの人がいました。
みんな、入り口近くのスパークリングワインから試飲を始めるので、そこばっかり混んでます。

てんちょは、スパークリングワインはいつも最後に試飲しますので、逆張りしてガラガラの赤から。
泡の刺激が強いので先に飲むと舌が疲れやすいので(一応、真面目な理由)

色んなワインが試せて大変ありがたい

しかも、
セカンドフライト(スクリーミングイーグルのセカンド)
シャトー・ラフルール(ポムロル)
ラ・グランジュ・デ・ペール赤
デュルカマーラ(トスカーナ)
など、
普段でもめったに飲めないワインが、1杯限定とはいえ飲めました

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うっそみたいな大盤振る舞い
行ってよかった、役得です。

やはり、飲んでみないと本当のところは分からないですもんね
高額ワインでなくてもいいワインがいくつかありましたので、入荷したら紹介したいと思います

輸入元さんにはお世話になりました。




ついでの余談1

新幹線が新大阪発着だったせいか、珍しく行きも帰りも空いていたので窓側の席に乗ってみました。
名古屋ー新大阪は近いので、いつもなら通路側に座るのですが。
景色を眺めるのは久しぶりです。
コンセントも使えるし

山崎蒸留所もよく見えました ↓

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昔、一度だけ無料の見学訪問をしたことがありますが、今は予約も抽選など、簡単に取れないようですね

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2014年でした

↑ これ、錬金術って言葉がぴったりだと思った

ワインと違ってウィスキーは樽の補充をしない(ウイヤージュなし)って、実はここで初めて知りました
蒸留酒は強いもんね。

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見学後についてくる無料のブレンドセットがあって、
これに300円くらいで他の原酒を買い足してバッティングを試みるも、ミズナラが入ると途端に変な味になってしまって…

ミズナラ恐るべし
そういう訳もあって、てんちょ、どんぐり称賛派じゃないんです


余談その2

その後、愛知県美術館で開催中のコスチュームジュエリー展にってきました

コスチュームジュエリー展.jpg
中京TVHPより拝借

…正直言って期待と違った
空いてました

写真OKだったので、携帯でガシャガッシャ撮ってる人が多くて、シャッター音がうるさい
全然関係ない話してる女性達とか、会場内でゼリー食べてるおば様とか…
ある意味カオスだった










posted by cave MITSUKURA at 15:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月10日

ギベルトー入荷


今日はもう夏です
それでも、今年は暑くなるのが遅い?様に思いますが… どうですか??


店頭には、ロワールのギベルトーが入荷してきます

これは昨年の分です ↓

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最新の22年、21年、20年の赤白6種で、明日から販売・発送可能(予定)です。
数はそれぞれとっても少ないですが

ギベルトー、美味しいですね

個人的にシュナンブラン&カベルネフランが大好きなので、余計に嬉しい。
熟成させる余裕がある方は、是非数年待ってください。





posted by cave MITSUKURA at 16:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月08日

自由な白、ボルドーの未来模索か


今日も眩しいくらいの晴れです
昨日は風が強くて、出勤してきたら入り口が葉っぱだらけ

スペインのペネデスで大規模なの被害があったそうですが、今年はシャブリに続いてカバもピンチか



今日はちょっとだけ珍しい?ワインを紹介します

テルトル・ブラン.jfif

シャトー・デュ・テルトル ブラン2018

フランス、ボルドーの辛口白ワインです。

シャトー・デュ・テルトルはメドック5級格付けのシャトーで、ACマルゴーですが、名前だけでも知ってる方は多いと思います

アルサックの丘の上にあるこの控えめなシャトーの畑は、珍しいことに一か所に固まっています。
これはボルドーでは滅多にない事です

長い歴史を持つテルトルですが、1990年代の初めまではすっかり忘れられた存在でした。
ACマルゴーの格付けシャトーが正直なところ、「残念」な状態だったのはよく知られてることですね
所有者も何度か変わっています。
現在シャトーは3級のジスクールと同じ経営になっていますが、21年に売却されて以降はどうなっているのか、いまいち不明

…HPもタイトルページしかない



そんなテルトルが作る白ワイン。

メドックは赤ワインしかその名を名乗れませんが、格付けシャトーの多くで白ワインが作られています

1級マルゴー → パヴィヨン・ブラン
2級コス・デストゥルネル → コス・デストゥルネル・ブラン セカンドのレ・パゴの白もあります
3級ラクランジュ → レザルム・ド・ラグランジュ 
5級ランシュ・バージュ → ブラン・ド・ランシュ・バージュ 人気で高くなりました…

他にもいーっぱいありますね…

先述の通り、こういう白ワインは「メドック」とは呼べませんので、大抵がボルドーシュペリュールになっています
あるいは、単にボルドーブランか。

しかし、今日の白ワインは、ヴァン・ド・フランスです
つまりテーブルワインなのです。

何故かというと、ボルドーを名乗る為のブドウ品種の規定から外れているからなのです

ボルドー・ブランは、
ソーヴィニヨンブラン
ソーヴィニヨングリ
セミヨン
ミュスカデル

を主体としなければなりません。

補助的品種として30%以下のブレンドで、
メルロー・ブラン(何これ??)
コロンバール
ユニ・ブラン
(すんませんけど、これが沢山入ってるワインで良い味の物ってないですね
もアリ。
新しい規定で、アルバリーニョ、ロウレイロも補助品種に認められています。



今日のワインのセパージュは、
グロ・マンサン
シャルドネ
ソーヴィニヨンブラン
ヴィオニエ

です

「ボルドーの枠に囚われない」って書いてありますけど、全くそうですね
やりたい放題、万歳〜

発酵の最初はステンレスタンクを使い、後半に樽に移して発酵を続けます。
トノー(という樽の呼び名です、900リットル)と、バリック(こちらも樽の名前、225リットル、4つでトノー1個分)を併用して熟成しています。

熟成中に、週1回の頻度でバトナージュしてます

大丈夫なの…

バトナージュとはタンクや樽で熟成中の白ワインにコクを出すために、沈んだ澱をかき混ぜることを指します
ですが、やりすぎるとワインが空気に触れすぎて「熟成前酸化=プレモックス」を起こしてしまい、寿命の短い、香りを失ったワインになるので要注意です
2000年代初めのブルゴーニュでよく見られた現象で、今はバトナージュを多用する生産者はほとんどいません

コクのあるシャルドネは美味しいのですが、やりすぎ禁物なのです
ですから、週一のバトナージュは危険じゃないんだろうか、と思った次第です。

今日のワインもまだ飲んでいませんので、そこら辺の事は分かりません
ごめんなすって。

面白い品種使ってるなーと思いまして。
買ってみました

外観は結構黄色い、濃いめの黄金色してますね。

19日の試飲会に出そうかな
色んなワインが飲めるので、遊びに来て下さい〜














posted by cave MITSUKURA at 17:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月06日

キョショーの泡


ずーっとブログ書いていませんでした

いつの間にか6月になってました
ここ数日は真夏の様な日差しです
夜はそこまでの気温ではありませんが、昼間は暑い〜



4日に開催した、ブシャールP&Fセミナーは大変良い時間になりました

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流石は西山さん、お話が上手
穏やかな口調で、詳しいワインの背景を説明してもらったり、裏話を聞いたり、飲むだけじゃない貴重な経験でした

最後はフリートークになってたような。
また違う形でお願いしたいですね〜

セミナーは座ってるだけでいいので、興味ある方は気軽にご参加ください
また何か開催できるようにしたいです




さて、店頭には新しいワインも多少は来ておりますが、まだ飲んでいませんので銘柄の紹介だけ

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クラス エストリッヒャー・レンヒェン アルテ・マイスター リースリング・ゼクト エクストラブリュットNV

長い名前。

今日のワインはドイツ、ラインガウの辛口スパークリングワインです。
ゼクトというのです。

マティアス・クラスさんという方のワイナリーです、彼がワイナリーを継いだのは2014年。
娘婿さんですね。

モダンなショップを持つワイナリーで、レストランも併設されています ↓

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HPより、以下同様

ラインガウ北側のエルバッハにあります。
ここ ↓

クラス3.png

創業は1850年で、マティアスさんの曽祖父が始めた蔵です
畑の所有だけなら1630年から記録があるような大変長い歴史を持っています
クラスは所有畑4haと小さなワイナリーですが、畑の管理には細心の注意を払い、ブドウの半分を捨ててしまうほどの厳しい選果を行っています。
出来るワインの質には定評があります。

マティアスさんと義理のお父さん ↓

クラス1.png

今日のゼクトはこの義理のお父さんが深く関わっています

ブドウが取れるエストリッヒの畑はワイナリーの西隣にありますが、
ここは義理のお父さんが50年以上に渡って手入れをしてきた区画です
前は自家用のワインを作っていましたが、マティアスが蔵を継いだ後、醸造を変えて販売しています。

瓶内二次発酵で18か月の瓶熟を経ており、とても細かな泡がありながら酸が引き立った極辛口になっている(らしい)
…飲んでみなくては

ラベルに書かれているのは、お義父さんと友人だそうで、畑仕事を手伝っているところです。
このご友人はラインガウの生産者組合のケラーマイスターだった方なんだそうです。

それもあって、ワイン名が「アルテ・マイスター」=巨匠となってます

ますます期待したいです。
今日みたいな日には良く冷やして、ぐびぐび飲めそうですね


温暖化の影響で、ドイツの辛口白や赤ワインは今後、もっと注目されていくと思います
同様にゼクトの需要も増していくと思われ、良質な物が沢山出てくるといいですね。



posted by cave MITSUKURA at 15:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月29日

トカイ おまけ


ハンガリーの、ワイナリー以外の情報と珍しい体験を少し。

ハンガリーはとても治安が良くて安全です
特にトカイでは田舎なこともあり、観光客はそれなりにいますけど、散策で通常以上の用心は要りません。
これはブダペストでも同じですが、ブダペストは人が多い分、気を付けてください。

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ブダの丘から見るドナウ川向こう岸の国会議事堂

ブダペスト市内は観光名所は特にとても人が多いです
ブダ城へ行く鎖橋も土日は車が通行止めになりますが、その分、観光客だらけ
(我々もそのうちの二人)
歩くの疲れます…

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王宮

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ケーブルカーありますが乗らずに歩きました


飲食店の価格もぼったくりはなくて、普通です(ですがレシートはちゃんと見るべし)
ブダペスト市内の人気店では日本語のメニューがあったり、挨拶程度でも日本語で話してくれる人がいて大変フレンドリーです。
今回は予約なしでも、何とかうまく滑り込めました。
フォアグラも安い、お料理とてもいいですね

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激辛大好きなてんちょは、辛い白パプリカのピクルス=almapaprikaが大変気に入りました
(シチューに使う赤パプリカは全く辛くないですが、付け合わせの細長い赤トウガラシは結構辛いです)

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↑ これをつまみにスパークリングワインを1本頼んだら、結構驚かれた。
チャレンジャーな注文らしい
いいんだよ。

ヘレンド本店も行きました ↓

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見てるだけでうっとり、食器ではない物を購入


また、ハンガリーではチップが必要です
が、多くの飲食店(特にブダペスト)では会計に既にサービス料が入ってることが多々ありますので、その場合は払わなくてもOK
カード払いだと、サービス料の%を選ばせるようになっていたり、しっかりしておる
その他、タクシーや(スーツケースを運んでもらった時などは特に)、有人のガソリンスタンでも必要です。
ガソリンスタンドは無人がほとんどだと思いますが。


高速道路はフランスと同じく、広くて走りやすいですが、料金所がないので国道を走っててそのまま高速になったりします。
その際の分岐がいきなり90度近く?曲がってると、かなり減速しなくてはいけないので、もっと緩やかに斜めに合流させてほしいですね
今回みたいに、工事が多くて分岐が分かりにくいと焦りますし

飲酒運転は日本と同じくNGなんですが、どこのワイナリーやレストランでも、明らかに車で乗り付けてるのに何も言われません
だはは

運転で大変だったのはブダペスト市内です、どこをどう走るか、全然ワカラナイです
渋滞してる中、ナビがアホで、土日は通行止めになる道路をシレっと案内きて、通れないぃぃってなったり。
泣く
レンタカー事務所が改装のためにほんの数メートルですが移動してて、全然見つけられず、どうなるかと思ったり。
無事で本当によかったです。



珍しい体験はこれ ↓

トカイからブダペスト市内に向かう日、ナビに従って高速を目指して走ってましたが、思ったより遠くて時間がかかりました
途中、川に出たと思ったら…
「フェリー使って」とナビの音声

は?
フェリーって何??


見ると、川に橋がない

えー
って、よく見ると向こう岸に、浮橋というか平らなボートというか、何かいて車が載ってます。

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向こう岸にいるの分かりますか

しばらくしたら、それがこちら側に渡って来るじゃないですか
1300フォリント取られた。

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渡ったのはティサ川、晴れた日でよかったけど、
これ少しでも増水してたらアウトでしょ
ナビには橋を案内して欲しいものです。


これにて、ハンガリー旅行記はおしまい。
ご拝読ありがとうございました。













posted by cave MITSUKURA at 18:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドボゴー訪問


帰国しました〜
日本はやっぱり湿度が高いですね。
無事に到着できましたが、各地で線状降水帯が発生したり、台風が接近していたり… 危なかったかも

トカイ、最後の訪問はドボゴーへ。
トカイ村の北側にあります。

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こじんまりした蔵です

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普段、土曜日はお休みなんですが、直接メールしたところ土曜の午前中ならワインメーカーさんがいるから訪問テイスティング可能だと。
(たまたま午後から何かパーティがあるそうで準備してるから、と)
やったー
素早い返信で、ありがたいです



ところで、体験した限りですが、ハンガリー人は皆さん時間に正確です
やや早く行っても大丈夫でした(と言っても2,3分)、日本の感覚に近いので楽です

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おしゃれな入口



ワインメーカーのアッティラさんが待っててくれました ↓

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「なんで、うちみたいな小さいことに来たの?」と言われたので、
「日本では知名度ありますよ」って言ったら意外そうでした。
…トカイ自体の知名度もありますが、そこまでマイナーではないと思う… 違う?

ドボゴーはハンガリーの銘酒、ウニクムを作っている会社が母体で操業20年ちょっとの新しい蔵です
アッティラさんのいとこの女性が代表を務めてるそうです。
ウニクムは薬草酒です、知ってますか?
独特の苦みがあります、オーセンティックなバーなら置いてあるのでは。

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アールヌーボー調のポスターが飾ってありました
この黒く丸いボトルに十字のマークなのですぐに分かる。

ドボゴーとは「馬の蹄の音」「心臓の鼓動」を意味しています、パカパカ・ドクドクといった感じ。
オフィスの前の坂道を馬車が通る音から名付けられた、とか。

中庭でテイスティング、醸造設備とセラーも見学させていただきました

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こちらは所有畑4haのみ、というかなり小規模なワイナリーです。
畑は4か所にあり、
べチャック
ブダゴー
ウラヨ
マッド

です(マッド以外分かりませんー、そもそも自分のメモが合ってるのか怪しい

今回の訪問でも最小、操業20年という若さでもあります。
その分、手間暇をかけてやりたいブドウ栽培・醸造が可能ですので、小規模でも質の高いワイナリーです

畑はビオで、醸造にも最小限のSO2と最後の清澄にベントナイトを使用するだけです

醸造設備にステンレスタンクも持っていますが、現在は樽発酵しているので瓶詰前のアッサンブラージュに使っているだけで普段は空っぽだそうです。

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発酵樽も20個?ほどしかなくて、ほとんどが昨年の23年のワインでした。
こちらもハンガリアンオーク。

空調や湿度管理はすべて自動、遠隔操作も可能だそうでハイテク〜

生産量も少なく、厳しい基準でブドウを選果していて、他社ではそこまでとてもできないだろうと思われる基準でした。
ボトルには全てシリアルナンバーが入っており、出荷時に少しでも(2ミリ)液面が下がっているワインは販売しないそうです
SO2が少ないので、その分のリスクは承知している、とのこと。

ドボゴーでは現在9種類のワインを生産しています。
樽からの試飲も合わせて、9種類全てを試飲させていただきました

1.エステート・フルミント2020
2.シングルヴィンヤード・ウラヨ2023 樽から 来週瓶詰予定
3.シングルヴィンヤード・ベチャック2023 樽から
4.ソモロドニ辛口2020 ファーストヴィンテージ 樽から 
5.レイトハーヴェスト2023 樽から
6.アスー6プトニュス2023 樽から あと2年はこのまま
7.レイトハーヴェスト ミリッタ2022
8.アスー6プトニュス2018 現行品
9.ピノノワール2017 少量生産

ただイレギュラーな特別ワインが一つあります。
最後の一つは、この20年で1度しか作れなかったエッセンシアです

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もちろん見るだけ。
木箱入りでグラス付きのかっこいいセット 
お値段は聞かなかったです。

オフィスの地下にセラーがあります。
現在のショップ兼オフィスは20年前には廃墟のようになっていて、それを購入して改装していますが、

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セラーの起源はもっと古く、450年ほど前に掘られたと考えられています。
やはり自然の温度で10度くらい、真っ直ぐ1本道の地下セラーです。

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こちらも丘の斜面に掘られているので最深部で地上から32メートル下になるそうです。
やはり黒カビ=fungus(フンガス)を大事にしています

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最初の中庭に戻りまして、試飲の続き。
それから、とても貴重な体験ができました

まず、アスー(貴腐)ブドウの試食

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見るだけかと思ったら「食べていいよ」と、嬉しい
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先にも書きました通り、ドボゴーでは大変厳しい選果を行っているため、ほかのワイナリーでは十分OKな貴腐も撥ねて使わないんだそうです。
その選別を抜けてきた貴腐葡萄、かなり甘くて種まで真っ黒です。

貴腐が一部付いたフルミントの写真を見せていただいて、半分以上は貴腐でOKなはずなんですが、これはダメ、これもダメ、と。
結局その半分も採用しない、という姿勢にびっくり。
もったいないような…

そして、写真のフルミントで貴腐が現れる寸前のブドウには茶色い影ができるので、それとわかるのだかとか。
そーなんだー、初めて聞きました

その完璧な貴腐ブドウ、これを絞るのはかなり大変でしょうね
アスーの圧搾には10時間から12時間かけて、円筒圧搾機(プヌマティック)で行います。
長い
そうでないと、この干しブドウから液体を得ることができないのです。

もう一つ。
アスーの果汁を貯めてあるガラスの甕からスプーン1杯、試食させてもらいました

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糖分が白く固まっていて、口の中でジャリジャリします
ブドウの糖分だけ、蜂蜜とメープルシロップみたい。
コーヒーのような焙煎の香りが口に広がり、一方で酸味があってリンゴやビターオレンジでもあり、とても複雑な味。

アルコール0%で糖分が多すぎて発酵しないそうなんで、子供でも食べられます
これは非常に稀な体験でした


こちらではピノノワールを購入しました
どれも美味しいのですが、敢えて赤を。

で、メールで聞いていたテイスティング代金を払おうとしたら、要らないって…
ワイン代だけ?
いいのですかぁぁ???

話が盛り上がったからかなぁ

こちらのピノノワールは新しい挑戦で、トカイのスタイルのピノノワールを確立したいそうです。
もちろんブルゴーニュの良さを知っていて、その上で独自性を求めたいと。
まだ、とても少ない生産で植樹から10年ほどですので、今後に期待です

他社も同様ですが、世界市場ではやはり甘口の需要は減少していますので、
今後はトカイでも赤ワインの生産が増えていくのではないかと思われます
既に各社でメルローを栽培していますし、ロゼの選択肢も僅かですがなくはない現在です。

そして、日本のエージェントはどこか聞いてみたところ…
非常によく知ってる会社でした、あれ〜?
てんちょの事、知ってると思うって言っておきました


今回、トカイで訪問したのは5軒、どこも大変いい勉強になりました
いつも一つとして無駄な経験はないと思います。
ハンガリー再訪が簡単に叶うとは思いませんが、また来たい場所です。

皆様にも安全ですし、ちょっと首都からも遠いですがおすすめいたします



















posted by cave MITSUKURA at 15:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月26日

グロフ・デジェンフェルド 試飲見学


なんだかんだ、毎日暑いです❗️…全然寒くない
日差し強いし、また日焼けしてしまった💦


トカイ2日目の夜に、ホテル併設のワイナリーの試飲見学をさせてもらいました⭐️

ホテルのすぐ裏に醸造所があり、畑もそのわきに広がっています。

ワインメーカーさん ↓
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お名前聞いてない

このエノロゴさんはフリーランスだそうで、これまでにも色んな蔵で仕事をしてたそう。
それもあってか、他社の事情にとても詳しいです
「ほかにどこへ行くのか」聞かれて答えると、いい選択だね、と。
いや初めてなんで、有名どころへまず行こうと思っただけなんです

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新しいワイナリーなんですが、起源は古く200年程前にありました。
デジェンフェルドの一族は元々ドイツの人で、何代か前の御当主がトカイの名門の女性と結婚してトカイに住むようになった事からの始まっています。
今のワイナリーはタルカルという村にありますが、その当時はトカイ村に居住して広い畑をあちこちに持っていたそうです。

その後、2度の大戦を経て共産化した時に全ての財産と畑、設備を没収されてしまい、一族の半分はドイツへ帰ったそうです😩

ソ連の崩壊後、再びこの地に戻りワイン作りを再スタートさせて今に至ります⭐️

醸造所はコの字形をしていて、外から向かって右翼に発酵設備、左翼に熟成タンクがありました。 

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発酵タンク

そして、正面奥がセラーです
内部の扉 ↓

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セラーは地下へは下りず地表にありますが、厚い壁に囲まれていてここも黒いふわふわのカビが生えています

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ここも樽の大半はハンガリアンオークです。

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↑ こちらの新樽はフランスから無償で提供されています。
 トカイの香りが付いた樽が欲しいんですね、2,3年使用したら返却する契約だそうです

ホテルに戻ってテイスティングしました

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こちらのワインも酸がはっきり感じられます。
辛口を色々作っているのもいいですね、こちらのワインは空港の免税店でも販売していました
どれか一つ、と言われると選ぶのが難しいです。

甘口よりも辛口が印象的かも、フルミント、ミュスカ、スパークリング(ちゃんと瓶内二次発酵でした)

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チーズスコーンも美味しかった

トカイワインには6種の品種が認可されていますが、ほとんどの蔵では、
フルミント
ハーシュレベリュ
サルガムシュコータイ(ミュスカ)
の3種だけを栽培しています

あとの、
ゼータ
コバル
クヴェルスールー
はトカイ全体でも栽培が2%ほどしかなく、滅多に見かけないそうです

ハーシュレベリュは、「リンデンの葉」という意味だそうで、菩提樹?
フルミントに比べて水が必要なので斜面の下部に植えられることが多いとのこと、デジェンフェルドでも丘の上にフルミント、下がハーシュレベリュです。

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ハーシュレベリュ

夕立が収まって日が差してきたので、少し萎れてますが、葉が丸いの分かるでしょうか?
フルミントと比べると切れ込みがなくて区別しやすいです、が、ミュスカとは似ていて見分けづらいです

そして、今、ホテルになっている建物は元は醸造学校だったそうです。
周辺の土地と合わせてそれを購入して、今のワイナリー&ホテルにできたのは、非常に幸運で成功しています

結婚式の前撮りしてるカップルがいくつかいたり、週末には急にゲストが増えたり、地元でも一目置かれてます
スタッフも親切で、良い滞在になりました〜














posted by cave MITSUKURA at 15:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月24日

グランドトカイ訪問


午後はもっと気温が上がって暑かったです🌞🌞🌞
車のハンドルが焼けてる。

午後からはまたまた近くのグランドトカイへ行きました🚗

サギという村にあります。
Szegi ←これでサギって読むらしい

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ボドログ川を見渡せる丘の上にあって、道を走ってるとこの黄色のボトルが目立ってます。


余談ですが、ここは、ワインツーリズムから予約した時に飛び抜けて安かったので、ええんかい?と思っていたら…
やっぱり金額が改定されてないままだったそうで、追加料金取られそうになったけど、まぁ軽く抗議したら了承してもらえました。

至急、要訂正

グランドトカイはトカイで最も大きなセラーを持っており、年産200万本を誇る一大企業です⭐️生産能力は1000万本あるそうですが、今はそこまで作っていません
こちらも共産時代には国営のトップのワイナリーで、今でも契約農家を何百と抱えています。

それもあって、意外なことに自社畑は17haしかないんだそうです。

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ショップ兼テイスティングルーム

現在、主要な醸造部門はオレムスがあるトルチヴァに移転していますので、ここは一部の熟成だけ行っています。

特筆すべきは、やはりそのセラーです‼️
こんな構造になってます ↓

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地下二階までの構造で、フィッシュボーンみたいに縦横に広がってます

地下は涼しくて、今日みたいな暑い日には快適です😊

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怖いくらいの広さです。
不適切でしょうが、写真だけ見て「旧日本軍の地下施設」って言われても信じそう

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↑ ここがセラーの最古の部分で最深部でもあります
元は建材の石を掘ったり、鉱山として採掘が行われていたそうで、それをセラーに転用しています。

…出そう💦

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テイスティングルームもあります

昔の醸造道具を展示して、今後、博物館にする計画だそうです。

地上に戻って試飲。

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セミスィートワインを買いました✨🥂

明日でトカイともお別れです。
午前中に1軒、最後の訪問がありますが、早かったなぁ…

どこも大変良い経験になりました‼️





posted by cave MITSUKURA at 23:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ディズノク訪問


時系列が前後しますが、先に訪問の記録を書きます。

昨日も今日も晴れて暑い🥵🥵
31度もありました。

来る前の予報では、イマイチ気温と天気がはっきりしなくて、寒さ対策をして来たら…
暑いじゃないですか💦

行きのフランクフルトやブダペストは寒かったのに。

ただ、トカイも夕方に雨が降ったりすると涼しくなりますが。
多分、トカイよりブダペストの方が寒そうなので、それはそれでよしかなぁ😩


今日は2軒のワイナリーを訪問しました🚗
どちらも泊まってるとこから近いので楽チン。

トルチバに宿を取って正解でした(たまたま)

午前中はディズノクへ。

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ディズノクは現在、ピションバロンやスデュイローなどのワイナリーを傘下に持つ保険会社のアクサミレジムというワイン事業グループに属しています⭐️

期限は、19世紀の貴族のワイナリーで、今レストランになってるところが醸造所だったんですが、ハンガリーは第二次世界大戦後に共産化していますので、全てのワイナリーは国営になり、個人の財産は没収されてしまって、面影は全く残っていません。
これは他のワイナリーでもほぼ同じです。


現在のディスノクはとてもモダンなワイナリーです‼️
所有する畑は120haと広大ながら、全て一箇所にまとまってある珍しい蔵です。

まずは見晴らしの良い高台へ。


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てっぺんに物見台があるの、わかりますかね?

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これが、醸造所。
伝統的な山の斜面を掘ったセラーを模しています。有名な建築家のデザインだそうで。

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雨が多いので、表土を流されない為に排水を考えてます。
夕立があると川になるとか。

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↑ これがディズノクの語源になったです。
ディズノクとは「イノシシの頭」という意味で、この岩がそれに見えることから名付けられたそうです。
何百年も前からここにあります。

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樹齢高めのフルミント。
昨日のペトラッチと同じく、伝統的な棒仕立てです。
ただ、こちらのディズノクでは、50年くらいでブドウのポテンシャルが落ちるので、それ以降は残さずに植え替えてるそうです。

醸造所はこちらもグラヴィティシステムを採用しています✨

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設備を見学して、貴腐ブドウのでき方やトカイワインについての映像を見せてもらい、
セラーへGO❗️

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こちらも寒くてワインの保存熟成には完璧な環境です。
壁一面にふわふわの黒カビが生えていて、ワインの熟成環境に貢献しています。

アスーの保存スペースは圧巻の眺め✨✨✨ ↓

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エッセンシアもちゃんとあります

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ガラス容器の中ではゆっくりと発酵が進んでいます、小さな泡(二酸化炭素)がポコっと、時々出てます。

5プットニュスの保管庫では、17年と18年ビンテージで見た目の色が全く違いますが、これは作柄によるものだそうです。
冷涼で難しい年の17年(左)はライトな色で、暑かった18年は(右奥)しっかしした色づきをしています ↓

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そして、試飲なんですが、最初のショップの地下にあるセラー風のテイスティングルームへ。

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雰囲気は最高ですが、暗い…
写真は携帯がお利口なので明るく見えてますが、メモ取るのも暗くて大変でした💦

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案内してくれたスタッフさん、お名前聞きませんでしたが、とても親切丁寧、皆様にもおすすめしたいです❤️
(誰でも訪問可能です)


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ワイン1本買いました〜
既に手持ち何本だ💦💦


そして、イエローハウスと言う元々の醸造所跡を改装したレストランへ。
同じ敷地内にあります。

畑を眺めながらテラスでご飯食べることができます🍽️🥂🥂
日陰だし最高‼️

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伝統的な豆とソーセージのスープ。
カスレのスープバージョンかな、美味しいです(が量は多すぎる)

ハンガリー料理は、肉のスープや煮込みのお皿にサワークリームをよく使いますね、酸味はなくてまろやか、コクが出ます

スタッフの男性が日本のカルタ(百人一首?)を勉強してると言ってました。
どこでも皆さん、「ありがとう」くらいは話せて驚きのホスピタリティでした
日本人、どこでも沢山行ってるんですね。

午後へ続く〜











posted by cave MITSUKURA at 22:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする