2026年08月12日

19日試飲会 まだまだ余裕です


東から台風が来るって初めてかも
名古屋は大したことないですが、お盆休みの時期に大変な地域もあるようで…

嬉しい事に今日は気温が低い
街中が「休み」という雰囲気です、道行く人も車も。



来週19日の試飲会は参加者が少ないです〜
お盆明けで皆様忙しいかな

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先日ここで紹介しましたヴァインバックのペットナットも出すことにしました ↓

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今回はフランスワインが多めになりそうです。

そこそこ良いワインを用意してますので、当日でも来られる方は連絡ください

まぁ、少人数でも、来てくれる人でのんびり味わいましょう










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2026年08月08日

古代品種のアルザスワイン


今日からお盆休みの方も多いでしょうか?
16日まで9連休、いいなぁ

カーヴミツクラはお盆期間中も毎日営業しております



今日は簡単にこのワインを紹介します

Marcel Deiss lArche.jpeg

マルセル・ダイス ラルシュNV

フランス、アルザスの白ワインです

熱帯のジャングルみたいなラベルですね、ルソーの絵画みたい

マルセル・ダイスは超有名ですね、アルザスのビオディナミの代人者として「昔の」ブドウ畑の復活に尽力しています
大昔もアルザスでは、ブドウ畑は品種ごちゃまぜの混植で、野菜や果樹も一緒に植えられており、そのような環境が多様性を生み、存続可能な自然な姿だと考えています

アルザス1級畑の認定にも大きな役割を果たしています


そんなダイスから新しいワインが誕生しています
知らなかったなぁ…

このラルシュは、150年前のアルザス地方で栽培されていたとされる品種、60種類を復活させたものです

フランス国立農業研究所のヴァッセル実験農場に保存されている世界50ヵ国約4000品種のうち、150年前までアルザスで栽培されていた約60品種をダイスの手で今に蘇らせた作品で、年々のブレンドによって白ワインまたはオレンジワインになります。
Vin de France。
グラン・クリュ・アルテンベルグ・ド・ベルグハイムに2012年に混植。0.3ha。収量は20hl/ha。
現在販売中のものは2022年産50%、2023年産50%のブレンドで、2022年産はステンレスタンクで発酵、熟成。2023年産をステンレスタンクで発酵後、2022年産をブレンドして10ヶ月間熟成させました。無清澄・ノンフィルターでビン詰め。
「ラルシュ」は「ノアの方舟」のことで、多種の動物を方舟に乗せて避難させたエピソードを、多種のぶどう品種の保存に重ね合わせたものです。
輸入元資料より

…ワインを「作品」っていうの、何だか、こそばゆいんですが


さて、気になる品種ですが、ダイスより非公開との回答をもらいました

何でよ〜、教えてくれてもいいのにぃ

フランス国立農業・環境研究所(INRAE)のサイトでざっと見てもこれだけすぐに出てきます ↓

アルザス品種.png

うーん、ミュスカなんたらばっかり、しかも研究用とか。



アルコール度数は14%もあります
アルザスも最近はかなり暑いですし、こうなりますよね…

こちらはちょうど渋沢君一人くらい。
グランクリュを買うよりはずっとお手頃ですが、気軽な値段ではない

味はどうなんでしょう?
てんちょもまだ開けておりません。

販売中です〜











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2026年08月05日

このナチュールには惹かれる


今日はブログ書かないつもりでしたが、時間が空いたので書くことにしました

今日はランソンセミナー、準備万端(のはず)

IMG_5803.jpeg
狭くてすみません



先日、取引先のワイン在庫を見ていて、割とお馴染みのドメーヌですが、
「あ、こんなワイン作ってるんだ!?」
というワインがあったので買ってみました

こちら ↓

DLWBZ420_1.jpg

ヴァインバック PCC2020

フランス、アルザスの発泡ワインです

PCCは、
P=ペット・ナット
C=シャスラ
C=クロ・デ・カプサン

の頭文字を取っています。

という事で、このワインはペット・ナットです

ペット・ナットとは、ペティアン・ナチュールの略で、アンセストラル製法で作られたナチュールワインの事です。
アンセストラル製法は、スパークリングワインを作る製法の一つで、タンクでの一次発酵の途中で瓶詰めを行い、残りの発酵を瓶内で終える(だから発泡になる)製法です。
メトード・ルーラル(田舎方式)とも言われます、古代からの製法なのです。
途中なのでガス圧が低め、澱がそのままになってる物も多い。

クロ・デ・カプサンは区画の名前です
ヴァインバックは中世のカプチン修道会が開墾した畑を継承しています。
特級シュロスベルグの真ん前にあります。

ヴァインバックがペット・ナット作ってるー

と思って買ってみました。
まだ飲んでいませんので、味のほどは不明(すんません)

シャスラ90%、リースリング5%、ゲヴェルツトラミネール5%
と、これまた珍しいブレンドです

ボトルを見る限りでは澱は全く見えません
アルコール度数13%、しっかりしてそう

ヴァインバックはアルザスの名門です。
最近、新しいワインを次々生み出しています

酸化防止剤無添加のMVOやRBOは非常に美味しいです
個人的にはナチュールワインでいいと思うのがまずありませんが、ヴァインバックのナチュールは美味しいのですよ
気軽なお値段ではないかもですが…

このペットナットはまぁまぁ、一葉さんでお釣りが来ます。

何かの時に開けてみます〜

こういうワインを持ち寄りで持っていくと、渋い選択で気が利いてる印象、と思うのですがどうでしょう?
てんちょだけ?

ではまた〜











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2026年08月04日

2026ボジョレーヌーヴォーはどうかな


今朝は多少涼しく感じましたが、日が差して来たら全然涼しくありません…
今日も猛暑
名古屋市の観測では気温31度らしいですが、街の中心部ではとてもそんなもんじゃありません

去年よりも今年の方が猛暑日が多いそうで


こんな気温ですが、毎年恒例のボジョレー・ヌーボーの予約が始まっております。
2026年はフランスもかなりの暑さで、もう来週から収穫になりそうです

年々、減少傾向ですが、値上がり(円安のせいもある)で増々販売が減っていくでしょう
ミツクラも2銘柄くらいにしようかと。

明日はランソンセミナーです
暑いからつつーっと飲んでしまいそうです


月初の仕入れで色んなワインが来ていますのでまた(多分週末)順番に紹介していきます
今日はこれだけ。








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2026年08月02日

8月も試飲会やります


イベントページに8月試飲会の案内を載せました

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今月は月末ではありません、お盆明けでお忙しいと思いますが是非皆様ご参加ください
25名定員です、満席で22本はワインご用意します

写真のワインは全部出すつもりです〜

事前に予約してください
カーヴミツクラ
052-221-1139
info@cave-mitsukura.com


お申し込みをお待ちしております







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2026年08月01日

コクありアリゴテの妙


もう8月
今年もあと5カ月でお終いです、早いですね〜

名古屋では今年もコスプレのお祭りがあるようですね、あの辺りには近づかないでおこう


先日の試飲会には沢山のお客様にお越しいただきまして、ありがとうございました
周りにお気遣いがあって、ルールを守ってくれる方ばかりで本当にありがたいです。

テーマは特にありませんので世界各国の色んなワインを出しました
ニュージーランドのペットナット
モルドヴァのカベルネソーヴィニョン
チリのシラーズ

など、好評でした
もちろん、シャンパーニュやクレマンもあっという間になくなっていました。



今日は試飲会でも好評だった白ワインを紹介します

BLMKJ23_1.jpg

フランソワ・ミクルスキ ブルゴーニュ・アリゴテ2023

フランス、ブルゴーニュの白ワインです
アリゴテ100%

ミクルスキムルソーの生産者です

創業(1992年)からまだ日が浅いのですが評価は非常に高い
やはり赤よりも白の方が人気です。
クレマンも作っていますよ、それも非常に美味しい(その代わりにそこそこのお値段ですが)

今日のワインはその「ミクルスキらしさ」を味わえる、お値打ちな1本です

アリゴテは近年の温暖化で見直され、栽培が増えている品種の一つです。
が高く、清涼感のある引き締まったワインを作ることができるので、暑さで糖度が上がる半面、酸度が下がる昨今の気候では重要な品種です

アリゴテという品種は知っている人が多いと思います
皆様、どんな印象でしょうか?

おそらく指標の一つがブーズロンではないでしょうか?
アリゴテ100%にだけ認められるシャロネーズ北端のブーズロンというAOCがありますが、ブーズロンの代表は、やはりこのAOC取得に尽力したヴィレーヌでしょう
これ ↓

BLVLB23_1.jpg

因みに、このワインもすっかり高くなってしまいました
上代で税込7920円、気軽に飲めるお値段じゃない…

このブーズロンはキリっと辛口、切れのあるさっぱりスタイルです。
シャブリと同様にミネラル感があって、今の季節、冷やして飲むには最高に美味しい

先ほども書きましたように、アリゴテは酸の高さが特特長なので、キリっと辛口なのは当然と言えば当然。
ステンレスタンクで作って清涼感を持ったままでボトリングするのが通常です。

しかし、ミクルスキのアリゴテはちょっと違うんです

こちらのアリゴテは、1929年と1948年に植えられたヴィエイユ ヴィーニュなのです

樹齢97年と78年、かなり古い樹です。
ボトルにも「Plantee en 1929 et 1948」と書かれています。

(ヴィエイユヴィーニュとは、樹齢の高いブドウ樹で作られたワインを意味します。VVと略します。
何年以上という数字の規定はなく生産者の良心に任されていますが、VVの表記をするという事は品質に自信があることの表れでもあり、なんでもかんでもVVと書く訳にはいきません。そんなことをしてる人は未だかつて見たことがありませんが、村八分&苦情申し立て&さらし者、くらいにはなるんじゃないでしょうか

樹齢100年にもなると樹が年を取ってだんだんと実をつけなくなります。
流石にもうすぐ収穫ができなくなると思いますので、今のうちに飲んでおきたい1本です

この古木のアリゴテ、ミクルスキ氏の祖父が植えたブドウです
丘の下部の体積土壌に植えられています、現在は貸借契約の区画のようです。
HPには醸造については詳しく書かれていませんが、澱と共に熟成させ、翌年の7月には瓶詰めしています。

それにしても、非常にいいコクがあります
樽じゃないとしてもこってり風味がかすかにあって、この完熟感、深み、甘さがいいバランスです。
軽めではありますが、ブルゴーニュの白ワインが好きな方に好まれるでしょう
美味しいです、個人的にも好きです

ブーズロンの酸が苦手な方にもおすすめします

辛口ですが、口の中で広がって香りが増す、余韻も長い。
いいですね〜

こちらのアリゴテ、5000〜9000本しか生産されていません
いつでもある訳じゃないのです

値上がり激しいブルゴーニュですが、このワインなら税込7000円台で買うことができます
店頭にももうそんなに残っていませんので、興味ある方は是非早めにご来店ください。
ネットショップでも買えますよ。

飲むべきワインの一つ、です












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2026年07月29日

赤ワインの発泡知ってますか


昨日の豪雨&落雷はすごかったですねー
全然涼しくなっていませんが、街路樹のキンシバイが枯れかけていたのでそれには救いになったかも。

しかし、また熊本で大地震…
報道は必要でしょうが、倒壊した民家をここぞとばかりテレビで何度も放送するの、どうかな
自分の家だったら嫌です

名古屋もいずれ、いつか来る、のでしょうが、備えようがないものもあります
ワインは大半諦めかなぁ


今日は試飲会です
25名満員御礼
ワインは22種類。
スパークリングワイン&シャンパーニュ多め
高額ワインは全員そろってから出します



今日紹介するワインはこちら

027691.jpg

ドネリ ランブルスコ・ディ・モデナ セッコNV

イタリア、エミーリア・ロマーニャ州のスプマンテです。
赤のスパークリングワインです
辛口

軽めの飲み口で透明感のある外観、冷やして飲む赤の泡です
夏になったらランブルスコ、っていうの、最近聞かなくなったような…
色んなスパークリングワインがありますし、白のヴィーニョ・ヴェルデの方が夏の定番、になってきたのでしょうか?

輸入元からの生産者紹介 ↓

ドネリは、エミリア・ロマーニャの地酒、赤い発泡性ワイン「ランブルスコ」をバリエーション豊富につくっています。
1915年、創業者であるアドルフォ・ドネリ氏が自家消費用のワインを市場に、と決断したことから創業し、1世紀近く、今や彼の情熱が込められたランブルスコは、爽やかなスパークリングワインとして世界中で愛されています。
現在、家族経営のランブルスコの造り手の中では最大のグループとして知られています。
以上抜粋

ランブルスコは「ワインが水より安い」と言われていた時代に、アメリカで爆発的に人気が出て有名になったワインでもあります。
元々は甘口が主流でしたが、今のご時世は辛口の方が人気があるので辛口に仕立てる生産者が多くなっています(甘口もありますので、買う時にはご注意ください)

イタリア系の移民がイタリアの食文化をアメリカに持ち込んで、それが人気になったのです。
他にもフラスカティ、タウラージなど、アメリカでの販売が伸びて拡大したワイン産地はいくつもあります

エミーリャ・ロマーニャ州は大きな州で、イタリア北部では潤っている地域です

Emilia-Romagna_in_Italy Wikipedia.jpg

州都ボローニャを始め、モデナ(フェラーリ本社があります)、フェラーラ(中世ローマ法王と縁が深い)、パルマ(生ハムプロシュットが有名)という歴史のある大都市がいくつもあります
食文化もイタリアを代表する物が多くあります。

ワイン的には隣のヴェネト州と混同されがち、かも
違います?

DOPランブルスコ・ディ・モデナはその名の通り、モデナ周辺の産地
ランブルスコ100%

ランブルスコというワインで同名の品種、昔のプロセッコと同じですね。
(プロセッコはオーストラリアでも同名ワインがあったりして、品種名をグレーラと改名しています)
ブドウには、
ランブルスコ・ディ・ソルバーラ
ランブルスコ・グラスパロッサ
ランブルスコ・サラミーノ

等、いくつかの種類があります

しかし、この辺の区分がイマイチ分かりにくい

DOCには、唯の「ランブルスコ」という名称はありません。
DOPランブルスコ・ディ・モデナも法的に確認できない
しかし、ラベルにしっかり書いてある…

ヨーロッパワイン法の基本である産地呼称に基づいて、
品種+地域の表記が普通なので、ランブルスコ・ディ・モデナはまっとうな名称ですが。

日本では正直、ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタクローチェ、なんて聞きませんけどね〜
うちがイタリアワインにそこまでだから??
一般消費者置き去りだわ

うーん

認定品種がこれまた、非常に細かくて「その他のランブルスコ」を入れると40くらいはあり…

うーん、いつまで経っても理解が完全に及ばず(サボり)
今日もここまで(諦め)

正直、イタリアワイン法も混迷してるんですよね…


赤のスパークリングワインは世界的にも珍しいです
(締めに急ぐ)
アルコール度数11%なので、軽快に飲めます

必ず冷やしてください

1500円で余裕、お釣りが来ます
暑い日に、ちょっと目先を変えたいときには是非、お勧めです〜










posted by cave MITSUKURA at 15:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月27日

マネーゲームやめてぇ


週末はもう8月ですね
今年のお盆休みは長いのが一般的なのでしょうか?
8月11日火曜の山の日っていうのが、これまた微妙な位置にありますよね…

まだまだ暑さは続く〜

カーヴミツクラは例年通り、お休みありません
毎日11時から19時で営業しております。




ニュースでご存じの方も多いでしょうが、フランスではジロンド県(ボルドー)で大規模な山火事が発生しています ↓

ジロンド県.png
googleより

かなり広範囲で燃えてますね、高速道路が通行止めになってます
暑さが直接の原因ではない、ようです
8月中旬からの収穫は大丈夫でしょうか




今日も赤ワインを紹介します
ちょっと珍しいバックヴィンテージです

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ピエール・ダモワ ブルゴーニュ・ルージュ2017

フランス、ブルゴーニュの赤ワインです
ピノノワール100%

17年ってもう9年も前なんですね…


先日、このピエール・ダモワがシャンパーニュ大手のルイ・ロデレールに買収されたというニュースを知って、びっくりしました
えー、って感じです。

ピエール・ダモワはジュヴレイ・シャンベルタンの主要ドメーヌで、特級クロ・ド・ベーズの3分の1を所有しています
グランクリュ全体の10%を所有するこのドメーヌは、ジュヴレイを語るうえで外せない生産者です。

ジュヴレイの畑に行くと目立つ「あの小屋」、あれはピエール・ダモワの小屋です ↓

IMG_2525.JPG
てんちょ撮影

ジュヴレイの紹介では結構この小屋が載っていますよね


ピエール・ダモワの創業は1930年、現在の当主のピエールさんの曽祖父ジュリアン・ダモワ氏が始めた蔵です。
ジュリアン氏は1844年生まれ、ノルマンディーの出身でパリの食料品店で働き、自分の店を持つまでに成功した人物です
北フランスで数店舗を運営するまでに発展し、多い時には1936年で2400人も雇用していました。

彼はワイン愛好家でもあり、19世紀の初めにフィロキセラを乗り越えたブドウ畑を購入し、現在のドメーヌに至る大きな遺産を残した先見の明がありました

先にも書きましたが、所有する畑の95%がジュヴレイで、その内85%がグランクリュという素晴らしいラインナップです。
(シャペル・シャンベルタンの3分の1=0.3ha、シャンベルタンでも0.5haを所有)
現在の当主ピエールさんが1992年にドメーヌを継承、名前もピエール・ダモワとなりました


単独所有の村名クロ・タミゾも人気が高い ↓
Pierre-Damoy-22-1.jpg

このワイン、昔は店頭で7800円で販売していたんですが…
今は44000円もするんです
もう簡単に飲めません



全ての畑はドメーヌから30分以内の場所にあり、収穫後にはすぐ圧搾して醸造できる利点があります。
除梗したブドウを長めにマセレーションしていますので、昔から色が濃い

古木の畑を多く所有していることも特徴です。
収穫はぎりぎりまで待っていましたが、今ではどうなんでしょう?

野性味があってワイルドなピノノワールはまさにジュヴレシャンベルタンの典型です
それでいて果実味が豊かで綺麗なワインです、洗練されています。
こちらはマルサネを飲んでもジュヴレイだと思えるくらい

ワイルドなジュヴレイ、減ったなぁ〜


ここはラベルが何度か変わっています。
今日の17年のラベルも現在では違いますので

このレジョナルワインは、買いぶどうです
それでも十分楽しめる、香り高いピノノワールです

ピエール・ダモワのワインは綺麗なブケが出るので、そこも魅力の一つ。

渋沢君で余裕でお釣り出ますが、唯のブルゴーニュでもそんなに高くなってしまったのが現状です
8800円税込

5本だけ
残っていたら、これも8月の試飲会に出そうかな









posted by cave MITSUKURA at 15:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月25日

塩味に合う赤ワイン


今日も40度らしい…
もはや観測した数字なんてどうでもいい。
とにかく暑い暑い熱い


赤ワインを買いに来てくれたお客様が「やっぱり白にしよう」ってなります
ひたすら冷やした白か、泡がいい

29日の試飲会は泡の比率を増やしました
定員まであと1名




暑いのに逆張りで、今日はを紹介します

vinculocrianza.png

ファミーユ・フェルナンデス エル・ヴィンクロ クリアンサ2021

スペイン、ラマンチャの赤ワイン、テンプラニーリョ100%
アルコール度数14.5%

フェルナンデスの名前を知らずにスペインワイン通にはなれません
そのくらいスペインワインには重要な人物です。

アレハンドロ・フェルナンデス氏は、スペインのリベラ・デル・デュエロで1972年にワイナリーを始めた人物です。
元々農業を営んでいましたが、家系はブドウ栽培とは無関係。
僅か一代で世界中に知られるようなワインを作り、スペインワインが市場で見直されるきっかけにもなった大きな功績の持ち主です。


第二次世界大戦には直接参戦していないスペインですが、当時はフランコ軍事政権でドイツ寄りの政策を取り、戦後も民主主義ではないために西側経済圏からは阻害されていました。
19世紀の後半にはフィロキセラの大被害でボルドーから優れた醸造術を持った人が多く移住していましたが、上記のような政治的背景の為にワイン産業は振るわず、凡庸なワインが国内向けに細々作られたいた地域が大半だったようです。

そんな中でフェルナンデス氏は「食事とともに楽しめる酸味のあるメリハリのあるワインが飲みたい」と自らワイン生産に挑むことになります
彼はまず、いいブドウを生む土地を丹念に探すことにし、年月を費やしてリベラ・デル・デュエロのペスケラという場所にその地を見出しました。

1975年に最初のワイン、ティント・ペスケラが誕生し、その評判も大いに手伝って82年にはDOリベラ・デル・デュエロが制定されます。
1985年にワイン評論家のロバート・パーカーが「これぞスペインのペトリュス」と紹介したことで、一気に世界中で売れるようになり、事業は順調に拡大していきます

…実際にはぺスケラとペトリュスは全く別物です

1992年のバルセロナオリンピックで国際社会に復帰したスペイン、それ以降は順調に成長を遂げています。
もう34年も前なんですね〜

現在、フェルナンデス氏は既に鬼籍ですが、孫の3代目達が事業を引継いでいます。

ぺスケラ.png
HPより

今、ワイナリーは3か所あり、作るワインも
ティント・ペスケラ
コンダード・デ・アサ
デエーサ・ラ・グランハ
エル・ヴィンクロ

と増えています(それぞれにレゼルバなど数種あり)

フェルナンデス氏は常にスペインの品種テンプラニーリョに拘り、どこでもスペインの固有品種に向く土地を一番に考えていました

今日のワインは、新しいエル・ヴィンクロ

1999年に設立されたワイナリーで、DOラ・マンチャという、スペインのど真ん中にあります。
首都マドリードからすぐ南の地域で、赤土の非常に乾燥した場所です。

スペインの主要産地、こんな風です ↓

スペイン.png
またもやキリンビールさんから拝借
https://www.kirin.co.jp/alcohol/wine/winery/spain/

現在のスペインワイン法は細分化されすぎて、正直分かりにくい
単一区画の制定は消費者置き去りな感が否めません。
凝りすぎ、やりすぎ

ポルトガルは今後、是非こうなりませんように

エル・ヴィンクロのワイナリーも訪問OKみたい、ぺスケラにはホテルもあります
車じゃないと行けませんが。

52haの自社畑は砂質と粘土質の混ざった土壌で、夏は雨が少なく乾燥しています。

エル・ヴィンクロ.png
樹齢が高いテンプラニーリョ100%、株仕立て

日照には十分恵まれていますのでアルコール度数が高いのはいつもです。
一部除梗して発酵させた後は、15か月アメリカンオーク樽で熟成しています。

フェルナンデスのワインは、いつもスペインらしいドライでシャープさを備えたスタイルです

今、世界のどこでも人気のある、まろやかで丸い、果実味のある適度なミディアムボディのワインとは違います

てんちょ、こういう土地に根差した「らしさ」、固有のスタイルを持つワインが好きです
どこでも同じようなワインばかりになっている今、こういうドライなスペインの赤ワインって貴重だと思います。

もちろん、塩強めのラマンチャの料理にはよく合います
塩、オリーヴオイル、ニンニクが主体のスペイン料理はフレンチのようなソースがありません。
その分、ソリッドでシャープさのあるワインの方が合うのです。

テンプラニーリョ100%ですが、濃厚さはそこまででもありません。
しかし、じっくり押し寄せる強さはあるので要注意(14.5%ですし)

ただ、「酸っぱい」ほどの酸味はありません。
甘くない、という感じでしょうか。

焼肉屋さんでは、こういうワインを飲む方が個人的には好きです
アルゼンチンのマルベックもいいなと思います
今、温暖化でどのワインでも完熟した果実味があり、アルコール度数が高めになっています。
酸味のある赤ワインって本当になくなっています

気温が下がったらこういうワインを楽しみたいですね〜
お手頃価格なので普段飲みできますし。
まだ先になりそうですが。






posted by cave MITSUKURA at 14:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年07月21日

王者のマコンじゃ


昨日、東海地方も梅雨明けしたそうですが… って、
昨日まで梅雨だったってことですか?
そんな馬鹿な、って言うほどの暑さです

今日も空気が熱い
外出を控えて、って呼び掛けられるの、ごもっともです



今日は簡単に人気ドメーヌの新ヴィンテージを紹介します

IMG_5796.jpeg

ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ2024

このマコンは、2004年にルフレーヴが購入した9haの畑から始まっています
自社畑のドメーヌ物です、今では12haまで拡大しています。

この頃、ラフォンなど著名ドメーヌがマコネーに進出して話題になりました。
もうピュリニーやムルソーでは畑はない、買うにも高いし売ろうという人がそもそもいない、という事で将来を見据えて新しい地域へ手を伸ばした訳です。
もう20年以上も経つのですね。

このマコンは、樽を一部熟成に使用していますので、コクのあるスタイルです。
今、お値打ちに流通しているマコンはタンク醸造ですっきりしたものがほとんどですが、やはりそこはルフレーヴ
上品ですし、好きな方が多いでしょう


このワイン、久しぶりに買いました
このところ、値上がりがすごくて2年くらい買っていませんでした。

今では、ヴェルゼ以外にもマコン・イジェがあります。
ヴェルゼの中の単一区画ル・モンテ、ル・シェーヌもあり、ヴァリエーションが増えています


2024年はフランス全体で(シャンパーニュやブルゴーニュでは特に)不作の年です
21年の霜害よりも良くない、低収量です。
従いまして値上がりは必至

25年もダメなのですけど…

これからリリースされるであろう、2024年の人気ブルゴーニュはもう日本人には飲めやしないかも
今でもグランクリュは10万越えは当たり前、モンラッシェは大抵20万円くらいします。
それを更に上回る値段になるようで…

高価格は円安が一つの原因です
政府が円安を放置している以上、大半の国民は物価高に苦しみ続けることになるでしょう
給与が多少上がっても税金でごっそり引かれちゃうし、消費税1%なんてもう遅いのでは??
これが続けば、高級ワインはもう日本をスルーしていっちゃうかも

と、そんなブルゴーニュですが、やっぱりルフレーヴのマコンもドカーンと値上がりしています

参考上代(税込)は、
2023年は2020年と同じ9350円でしたが、2024年は11000円です

あれまー

でも、少ないですし12本だけ買ってみました
店頭では渋沢君でお釣りきます。

8月の試飲会に出してみようかな
流石ルフレーヴ、となるでしょうか。

因みにこのマコン・ヴェルゼは先行予約で完売してるそうです〜








posted by cave MITSUKURA at 15:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする