5月になりました

雨が結構降っている名古屋です

これから酷くなるって本当かな。
イベントページに5月の試飲会のご案内を載せました

今月のテーマは「ロワール」です。
ユエ、辛口は全部完売してた💦
でもペティアン飲みましょう✨
フランス国内では最も長い河川であるロワール川、流域には沢山のワイン産地があります
世界遺産も多く、ワインに興味のない方でも古城めぐりなど観光も盛んな地域です。
支流も多いロワール川、ワイン産地は大きく4つ
分かりますか?
下流から、
ナント
フランス6番目の大都市ナントがある河口の地域です。
ミュスカデは海産物との相性も良いさっぱり軽やかな辛口の白ワインです。白だけ。
微量のクエン酸を持つミュスカデはミネラル感(塩味)が大事です。
牡蠣にはミュスカデですよ〜
他にも赤ワインなどの超マイナーなアペラシオンがありますけど、ここは9割以上白ワインの産地です。
アンジュー&ソミュール
この地域と次のトゥーレーヌを混同してる方が意外と多いかも💦
アンジューは一昔前の定番ロゼ、アンジューロゼの大産地です。
半甘口のロゼが女性に大受けしてたんですよ、懐かしい
今ではあんまり見かけなくなっちゃいました
グロロという土着の品種ですね。
あとは赤のカベルネ・ダンジューやフランで作られるソミュール・シャンピニーなどが有名です。
とは言え、やはりレストランやワインショップの店頭で見かけることは少ないでしょう。
ちなみにミツクラにもないのです
そして、この地区をややこしく、紛らわしくしてるのが、
サヴィニエールと貴腐ワインの存在です
ニコラジョリーが単独所有するクレ・ド・セランを頂点にシュナンブランの白の産地がサヴィニエールです。
ここから隣のトゥーレーヌにかけて、複雑怪奇なシュナンブランが展開します。
シュナンブラン百面相にようこそ
(シュナンブランとは何ぞや、是非見極めたい)
そして、この地区だけに極甘口ワインのアペラシオンが3つもあります
ボンヌゾー
カール・ド・ショーム
コトー・デュ・レイヨン
これらはシュナンブランで作る甘口の白で、貴腐または樹上乾燥したブドウ(干しブドウみたいなもの)が原料でなければなりません。
水分がないブドウなので果汁が甘い甘い、そしてワインもめっちゃ甘口なわけです。
混乱してる方は、このサヴィニエールや貴腐ワインの産地をきちんと認識できてない事が原因のように思います
さて次。
トゥーレーヌ
歴史に名高い、トゥール・ポワティエの戦いのトゥール近郊の産地です。
キリスト教世界の輝かしい勝利を収めた場所として、中世以降多くの城が建造されています。
中心都市のトゥールを中心に、下流にはカベルネフランの産地であるシノンやブルグイユ、上流にはシュナンブランの産地のヴーヴレイがあります
支流のシェール川添いにはACトゥーレーヌの広大な産地が広がっていて、そこにシュノンソー城もあります。
ヤギ乳で作るAOCチーズのセル・シュル・シェールもここです。
ここも小さなアペラシオン、シュヴェルニーやジャスニエールがありますねぇ💦
良いワインがあればぜひ扱いたいですが。
気候的には、ここを境に海洋性気候から大陸性気候へと変化していきます。
最後の産地はこれ ↓
サントル・ニヴェルネ
中央ニヴェール周辺産地です。ニヴェルネと言うのは昔の州名の事で、フランス革命で行政区が再編されたときに県名などと共に変更になりましたが、地方を指す名称としては今も通じています。
ニエーヴル川に由来しています。
このワイン産地は文字通り、フランスの真ん中にあります。
最も有名なのが、ソーヴィニョンブランで作るサンセールとプイイ・ヒュメの白ワインです
サンセールにはピノノワールで作る赤もロゼもありますが、圧倒的に白の知名度が高いですね。
シャヴィニョル周辺ではシェーブルチーズも有名で、このチーズと辛口白ワインの相性は最高です
そして、マイナーチームになっちゃいますが、先程の支流シェール川はこの辺りまで遡っていて、流域に、
カンシー
ルイイ
などがあります。
新しいアペラシオンのシャトー・メイヤンもここです。
これって、赤またはグリで、ガメイを主体としたワインなんですねー
18年の教本を見てこれって何だ??と思ったのはわたくしです
以上、ロワールワイン超簡単解説でした
その他、スパークリングもいろいろあるし
本当に全てのアペラシオンを1つずつ集めるだけでも相当大変なロワール流域。
なぜ、今月のテーマをロワールにしたかと言うと、てんちょ6月にロワール行ってきます
なので個人的予習も兼ねて(復習と言うべきか)、イメージトレーニングしたくて
私利私欲の為です
試飲会来てね〜
フランス国内では最も長い河川であるロワール川、流域には沢山のワイン産地があります

世界遺産も多く、ワインに興味のない方でも古城めぐりなど観光も盛んな地域です。
支流も多いロワール川、ワイン産地は大きく4つ

分かりますか?
下流から、

フランス6番目の大都市ナントがある河口の地域です。
ミュスカデは海産物との相性も良いさっぱり軽やかな辛口の白ワインです。白だけ。
微量のクエン酸を持つミュスカデはミネラル感(塩味)が大事です。
牡蠣にはミュスカデですよ〜

他にも赤ワインなどの超マイナーなアペラシオンがありますけど、ここは9割以上白ワインの産地です。

この地域と次のトゥーレーヌを混同してる方が意外と多いかも💦
アンジューは一昔前の定番ロゼ、アンジューロゼの大産地です。
半甘口のロゼが女性に大受けしてたんですよ、懐かしい

今ではあんまり見かけなくなっちゃいました

グロロという土着の品種ですね。
あとは赤のカベルネ・ダンジューやフランで作られるソミュール・シャンピニーなどが有名です。
とは言え、やはりレストランやワインショップの店頭で見かけることは少ないでしょう。
ちなみにミツクラにもないのです

そして、この地区をややこしく、紛らわしくしてるのが、
サヴィニエールと貴腐ワインの存在です

ニコラジョリーが単独所有するクレ・ド・セランを頂点にシュナンブランの白の産地がサヴィニエールです。
ここから隣のトゥーレーヌにかけて、複雑怪奇なシュナンブランが展開します。
シュナンブラン百面相にようこそ

(シュナンブランとは何ぞや、是非見極めたい)
そして、この地区だけに極甘口ワインのアペラシオンが3つもあります

ボンヌゾー
カール・ド・ショーム
コトー・デュ・レイヨン
これらはシュナンブランで作る甘口の白で、貴腐または樹上乾燥したブドウ(干しブドウみたいなもの)が原料でなければなりません。
水分がないブドウなので果汁が甘い甘い、そしてワインもめっちゃ甘口なわけです。
混乱してる方は、このサヴィニエールや貴腐ワインの産地をきちんと認識できてない事が原因のように思います

さて次。

歴史に名高い、トゥール・ポワティエの戦いのトゥール近郊の産地です。
キリスト教世界の輝かしい勝利を収めた場所として、中世以降多くの城が建造されています。
中心都市のトゥールを中心に、下流にはカベルネフランの産地であるシノンやブルグイユ、上流にはシュナンブランの産地のヴーヴレイがあります

支流のシェール川添いにはACトゥーレーヌの広大な産地が広がっていて、そこにシュノンソー城もあります。
ヤギ乳で作るAOCチーズのセル・シュル・シェールもここです。
ここも小さなアペラシオン、シュヴェルニーやジャスニエールがありますねぇ💦
良いワインがあればぜひ扱いたいですが。
気候的には、ここを境に海洋性気候から大陸性気候へと変化していきます。
最後の産地はこれ ↓

中央ニヴェール周辺産地です。ニヴェルネと言うのは昔の州名の事で、フランス革命で行政区が再編されたときに県名などと共に変更になりましたが、地方を指す名称としては今も通じています。
ニエーヴル川に由来しています。
このワイン産地は文字通り、フランスの真ん中にあります。
最も有名なのが、ソーヴィニョンブランで作るサンセールとプイイ・ヒュメの白ワインです

サンセールにはピノノワールで作る赤もロゼもありますが、圧倒的に白の知名度が高いですね。
シャヴィニョル周辺ではシェーブルチーズも有名で、このチーズと辛口白ワインの相性は最高です

そして、マイナーチームになっちゃいますが、先程の支流シェール川はこの辺りまで遡っていて、流域に、
カンシー
ルイイ
などがあります。
新しいアペラシオンのシャトー・メイヤンもここです。
これって、赤またはグリで、ガメイを主体としたワインなんですねー
18年の教本を見てこれって何だ??と思ったのはわたくしです

以上、ロワールワイン超簡単解説でした

その他、スパークリングもいろいろあるし

本当に全てのアペラシオンを1つずつ集めるだけでも相当大変なロワール流域。
なぜ、今月のテーマをロワールにしたかと言うと、てんちょ6月にロワール行ってきます

なので個人的予習も兼ねて(復習と言うべきか)、イメージトレーニングしたくて

私利私欲の為です

試飲会来てね〜