2018年06月04日

希少・お手頃、買うべし


今日は暑い
ですが、週半ばから雨になっていよいよ名古屋も本格的な梅雨になりそうです

フランスも北の方は雨続きですねぇ
来週からは晴れてちょうだい


明日は高額ワインなど、たーくさん入荷して来ます
そろそろ気温も上がってきましたし、持ち運びにはご注意ください。

明日来るワインの内、お値打ちで興味深い物を先にご紹介します

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ラモネ ブルゴーニュ・アリゴテ2016&パストゥグラン2016

ブルゴーニュが好きでラモネ、知らない人はいませんね。
特級モンラッシェの所有者の一人であり、白だけでなく赤もファンが多い

創業は1920年と思ったほど古くないです
ドメーヌはシャサーニュにあります、ギイ・アミオの隣です。
現在3代目のノエルさんとジャン・クロードさん兄弟ですが、あまり作り手がメディアなどに登場する事がないドメーヌだと思います
HPもありませんね…

グリーンハーベストは行わず、春の芽かきで収量を調整していますが、1本のブドウ樹に5房〜8房と超少ない
特級に至っては2〜5房、とか
少なすぎる…

芽かきとは、春に新芽を取っちゃう作業です
これから生える芽を摘んでしまうので、当然その先には何もなくなり、結果収穫は減ります。
ブドウの房が大きくなり始めた頃に摘み取って収量を調整するグリーンハーベストよりもかなり早い段階で行います。

房を早くから限定すれば当然ですが成長過程のリスクは大きくなりますので、夏の雹や嵐ですっかりダメになっちゃう事もあり得る訳です
「それはそれで仕方ない」というスタンスのラモネ兄弟…

だから、生産量はかなり少なくて、日本へ入って来る量も嘘でしょって言うくらいに限定された本数です
そりゃ、名古屋には来ませんよねぇ

という事で、長らく諦めていたラモネですが、上記レジョナルが2つだけ久々に入荷する事になりました

アリゴテは、遠い昔に飲んだきりですが、コシュ・デュリみたいにこってり濃厚でした
今でもそうなんでしょうかね。

アラン・シャペルに請われて元詰めを始めたというアリゴテ、6本しか来ませんけど。
そして、ブーズロンではなく、ブルゴーニュ・アリゴテは日本向けだけの限定品だったようですが、今でもそうかな。

パストゥグランはてんちょ、一度も飲んだ事がありません
ガメイの畑、あるんですね。

パストゥグランとは、ブルゴーニュ・レジョナル(広域)ワインに与えられるAOCで、ピノノワールとガメイをブレンドした赤ワインです
ピノノワールは30%以上、ガメイは15%以上でなければなりません。
赤だけでなくロゼも認められていますが、ロゼは全く見ないですね
ブルゴーニュのブドウであれば産地は問いません。
その代わり、個別の村名や畑名は併記できません。

似たようなAOCに、コトー・ブルギニヨンがあります
昔のグランオルディネールですね、てんちょ、昔の名前の方が馴染みがあります
ピノまたはガメイが主体ですが、こちらは%の規定はありません。
赤白ロゼ、に認められています。

それにしても…
ブルゴーニュ・ラ・シャペル・ノートルダムって何???
マイナーなヘンテコAOC作ってますね〜

たまに教本見るとびっくりですわ


パストゥグランはアリゴテよりは多く来ますが、こちらもやはり少ないですので、欲しい方はお早めに。

アリゴテ飲み比べ、しよっかなー












posted by cave MITSUKURA at 14:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする