今日はいっぱいワイン来ましたね〜
買いすぎ?
毎度の事かも
今日は業界向けの試飲会に行ってきましたが、大半がお馴染みの銘柄だったのであんまり発見はなかったかも
それでも再確認できたワインもあってよかったです。
生産者さんも来てたけど、時間がなくて短時間で失礼してしまった💦
6月2日土曜日の記事を一部改訂しました
写真も差し替えましたが、これらの違いがお判りでしょうか??
これが最初に載ってた写真 ↓
とても良く似ていますよね
目ざとい方は2007と2009のヴィンテージの違いにお気づきになったかもしれません。
しかし、今回の問題は実はそこじゃないのです
2つのワインの一番の違いは「味」です
ラベルを斜めに横切る赤い文字に注目してください。
上のラベルには「Vendanges Tardives」と書いてあり、
下のラベルには「Vieilles Vignes」と書いてあります
畑は同じ特級フルシュテンタム、ブドウも同じゲヴェルツトラミネールですが、
この赤い文字が違うだけでワインは全く違うものになります。
上のラベルのVendanges Tardives ヴァンダンジュ・タルディヴとは遅摘みの事で、アルザスにだけある表示です。
収穫を遅らせたブドウで作られるワインに表記されますが、ゲヴェルツトラミネールの場合、糖度は最低1リットル当たり256グラムもなければなりません。
果実が熟すると糖度が上がり酸度が下がるので、そうしたブドウで作るワインは甘口になるという訳です
規定を満たしていれば甘口である必要はないようですが、てんちょ、甘口以外のVT(こう略します)を見たことないです。
一方のVieille Vigne ヴィエイユ・ヴィーニュは古木の事で、ブドウ樹の樹齢が高い事を表す言葉です。
しかしながら、こちらには何年以上、と言った明確な規定はありませんので、名乗りたければ何年からでも名乗っていいことになります
そこは作り手の良心とプライドによる、という訳です。
結局、何だったかと言いますと…
普通の特級ゲヴェルツトラミネールを注文したのに、間違って甘口のヴァンダンジュ・タルディヴが来ちゃった、
という訳でした
よく見ないと気が付かないかなぁ
そして、今日もワインが一部届かない
配送関係の業界も大変ですもんねぇ