2018年06月09日

お褒めにあずかり光栄です


梅雨の晴れ間、今日は名古屋も暑いです
昨日の夜は結構降りましたが


昨日、輸入元の営業さんがご来店くださいまして話してたんですが、

ブルゴーニュ、シャサーニュ・モンラッシェのドメーヌ、ギイ・アミオさんがミツクラにソムリエナイフを贈ってくださるそうです

びっくりです

何でも、「お買い上げの多い所に感謝の気持ちを贈りたい」と言うことらしいですが、
てんちょ、そこまで沢山買ってる自覚ないんですけどね

そんなに買っただろうか…

まぁ、確かにダモワゼルは外せないし、特級も買えるうちは買っておきたい
飲み頃はまだ全然先ですけど
レジョナルのキュヴェ・フィラヴィも美味しい。

ギイ・アミオはもちろん有名ですね
今さら説明の必要もないくらい。
これね ↓

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HPをきちんと読んだことありませんでした、我ながら意外です💦

ドメーヌを起こしたのは現在から3代前のアルセーヌ・アミオ氏です。
パリ在住だった彼は奥様と4人の子供と共にシャサーニュに移住し、畑をいつくか購入します。
パリでは大繁盛の洗濯工場を経営してたんですってへぇ〜
この時1920年。

購入した畑は、

レ・ヴェルジェ
ル・クロ・サン・ジャン

そして、
レ・カイユレ
ダン・デュ・シャン


の4つですが、最初の二つは今でも有名な1級畑ですし、
後の二つは1937年に特級ル・モンラッシェとなりました

ブルゴーニュの畑の多くはAOCで決められた区画名の中に、個別のlieux-dits リュー・ディを持ってまして結構ややこしいです。
特級モンラッシェの中にも名前の付いた小区画があるんです。

こんな畑です ↓

ギイ・アミオ.jpg
HPより

アミオが持っているのは、シャサーニュ側の上部区画です。
ブドウ樹も20年代から30年代に植えられたものが多く、今では限界に近い十分な樹齢です

てんちょ、個人的にはヴェルジェが大好き
写真のワインがそれですよ。

(時々、区画ヴェルジェの話をしてると、ギュファン・エナンの話だと思う方が結構いますね、仕方ないですけど)

そして、創業時の話の続きですが、
パリに商売の足掛かりを残したままだったアミオ家は自社畑のワインを扱うワイン商も始めますが、1920年代に元詰めでワインを販売する栽培家は皆無で、これは非常に珍しい事です
ブドウ農家はワインをネゴシアンに樽で販売し、ネゴシアンはそれを瓶詰めして販売するのが普通だった時代です。

現在のドメーヌ名、ギイは初代アルセーヌの息子、ピエールの息子です。
今はギイさんの二人の息子、ティエリーさんとファブリスさんが蔵を継承しています、彼らが4代目です。

お父さんのギイさんと二人の息子さん ↓

ギイ・アミオ1.jpg
HPより

てんちょ、20年以上前にこの蔵が「アミオ・ボンフィス」だった事覚えています
昔のラベルって、藁半紙みたいだった。

いつの間にかギイ・アミオになってましたが、当時はネットもないし、情報が遅かったのですよ。
でもギイ・アミオになったのって、85年?? そんなに早い??

そして、去年行った時にブドウが抜かれてたダモワゼルはアミオさんの区画なのか、
ただいま確認してもらってます

飲んだことない方、是非お試しくださいね〜












posted by cave MITSUKURA at 18:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする