2018年07月04日

優等生シャルドネ さらに輝く


台風の影響か場所によってはすごい強風です
蒸し暑さは全然軽くなってませんが
せめて夜の気温は下がってちょうだい


個人的な事ですが、てんちょ、ようやく豊田市美術館のブリューゲル展に行ってきました
フランス行く前に行こうと思っていたのに、延び延びになってました。

初めて豊田市美術館に行きましたが、広くて庭も素敵ですね〜
ブリューゲル展としては、代表作品が沢山集まっている訳ではありませんが楽しめました

愛知県美術館が改装してるので一部の所蔵品を展示してましたよ、常設展も良かったです
豊田市美術館も今後改装に入るそうですが。
ゆっくり見てたら4時間も過ぎてて、急いで帰りました



さて、店頭では穏やかな7月?が始まっていますが、新入荷ワインをご紹介します
再入荷、というべきでしょうか。

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マルク・コラン・エ・セ・フィス サントーバン フォントノット2013



昔の価格です‼️

この作り手が好きだと言う人とは仲良くなれそうです
高騰するブルゴーニュで、マイナーアぺラシオンで最も早く注目され、最も早く売り切れて行く人になりました。

マルク・コランさんはサントーバン村で1944年に生まれ、1970年に自分のドメーヌを興しています
しかし、当時はニュイの特級畑でも全く高額じゃなかったですし、自分でワインを詰めているブドウ農家がほとんどいないという環境です。
そんな状況ですので、「サントーバン」などという小さな村のワインが注目される事はなく、大抵はコート・ド・ボーヌとして販売されていました

今を思うと本当に皮肉というか、信じられない

それでも、マルク・コランは最初から、特級モンラッシェを所有しており、小さな区画ながら今でもちゃんと生産しています
因みに今ではネゴス物ですが、バタール・モンラッシェとコルトンシャルルマーニュも作っています。

ブルゴーニュワインの人気が高まると当然ですが価格は上昇し、品数は減少してしまい、ワイン業者は少しでも安いワインを手に入れるためにこれまであまり注目されてこなかったマイナーアぺラシオンの取り扱いを始めます
苦肉の策です。
でも、正直言ってやっぱり格下だなぁ、というワインが多かったのも事実

そんな中になって、マルク・コランのワインは非常に良いとすぐに評判になり、世界中で取引されるようになりました。
それまで無名で、見向きもされなかったサントーバンの名前の価値を高めたといってもいいと思います

サントーバンに8つも1級畑の区画を所有するマルク・コランです
8つ集めて飲み比べしたいわ。

現在はマルクさんは引退して息子さんと娘さんが蔵を切り盛りしています。
長男は結婚してピエール・イヴ・コラン・モレを興したので、弟たちが頑張っています


今日のワインはネゴシアン物ですが、それでもとても純粋なシャルドネの美味しさが楽しめます
過剰な樽はなし、冷やしても美味しいので今の季節にもアリです。
冬には常温で、一年中使えますよ。

しっかし、15年はネゴスでも定価が7000円以上もするんですよー
嘘でしょ💦

その点、この13年はお利口さん
半額とは言えませんが6割程度のお値段です、しかも税込

たったの7本しかありませんが、正規輸入元の物ですので安心してください。
いいシャルドネを飲みたい方は是非。








posted by cave MITSUKURA at 18:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする