暑くてたまらんですね…

豪雨の被害にあった方々には二重の苦痛で本当に大変かと思います。
先日告知しました、9月15日のシャトーメルシャンワイナリーツアーですが、問い合わせベースですが早くも満席になりました。
まだ日にちもございますしキャンセル待ちで受付いたしますので、お店までお問い合わせください。
バスの席はまだあるんですけど、セミナーが30名しか座れないそうで。
…昨日でてんちょのウィンブルドンは終わりました

ラファ(ナダル選手)が勝ってくれて嬉しいですが。
最後まで見ちゃって、少し眠い今日。
毎日、こう暑いと冷たい物がやっぱり美味しく感じますよね。
前にご紹介したマルク・コランと並ぶ美味しいブルゴーニュ・シャルドネを今日も紹介します


ラ・フォーリー リュリー1erクロ・サンジャック2010
カッコいいラベルでしょ

味ももちろんとても美味しい

この1級畑はラ・フォーリーの単独所有(モノポール)となっています

リュリ―には赤も白もあって、ラ・フォーリーも赤白両方を生産していますが、クロ・サンジャックの畑はシャルドネだけ。
そして、ラ・フォーリーが生産しているのはレジョナルを除けば全てACリュリーです。
(あと、ラタフィアとかマールも作ってますが)
この生産者を知ってる方、どのくらいいらっしゃるでしょうか??
てんちょが去年滞在しましたリュリーの生産者としてはかなり老舗の有名人です

現在のご当主で5代目です。
ドメーヌ自体はリュリーの少し北、シャニ―というこれまたしょっちゅう通った村にあるのです。
シャニ―村は単独のAOCとはなっていませんが、ブドウ畑はACリュリーとして認定されています。
位置関係はこんな感じです ↓

黒い矢印がシャニーの集落です、この辺りじゃ結構大きい方なのですよ。
赤い囲いがコート・ド・ボーヌ、青い囲いがコート・シャロネーズです。
一列に並んでる訳ではないのです。
醸造はステンレスタンクと樽を半分ずつで発酵、熟成させています。
新樽の比率は30%と控えめ、やはりシャロネーズのワインはあまりコテコテにしない方がいいですね

樽の風味と言うよりも、ブドウの旨みがすぐに感じられて美味しいです

こういうシャルドネは冷やしても美味しいので、今の時期にはとても重宝します。
2009年と並んで2010年もいい年ですが、肉付きの良いリッチな09に比べると10の方がエレガントで少し軽やかな印象でしょうか

個人的には少しシャープなくらいのスタイルが好きです

そして、マルク・コランと同じ、
この2010年も昔の価格のままです

ちょー、お買い得でっせ

リュリ―の発音を正しく習得できた暁には、さぞフランス語力もアップしている事でしょう…
