今日は一日雨かと思いましたが晴れてますね

北海道の地震には驚きました、停電もつづいているようですし…
先日の台風21号の関空の様子もそうですが、気象が極端で今後が心配です。
がけ崩れの現場に報道陣が押し寄せて、家族を心配してる人達を全国放送してるの、見てられません💦
自分だったら、と思うと…
では、新入荷ワインを紹介します
滅多に来ないブルゴーニュです。
では、新入荷ワインを紹介します

滅多に来ないブルゴーニュです。

A&P ド・ヴィーレーヌ
メルキュレ レ・モント2013
ブルゴーニュ・コートシャロネーズ ラ・フォルテュン2014
メルキュレ レ・モント2014
ヴィレーヌはご存知の方が多いでしょう

ロマネ・コンティを所有するDRCのオーナー(の一人)です。
オベール・ド・ヴィレーヌさんは若い頃、父親の跡を継いでロマネ・コンティ社の時期オーナーになる事が決まっていた訳ですが、
父から「自分の力でドメーヌをやってみなさい」と言われ、一からこのドメーヌを立ち上げました

いいとこのボンで、行く行くは大ドメーヌの舵取りをしなければいけない立場のオベールさんにお父さんが経験を積ませたいと思ったんでしょうか。
DRCだけを見ていても駄目だ、と教えたかったのかもしれません。
オベールさんは1971年、ヴォーヌロマネからは遠く離れたコート・シャロネーズの北端にあるブーズロンにドメーヌを構えました

こんな場所です ↓

HPより
もっと知名度が高く高級ワインを作る村はいくらでもあったのに、彼はこの地のアリゴテに注目したのです。
当時のアリゴテはシャルドネの下位になる2級品種扱いで「酸っぱくて青い」と敬遠されていましたし、コート・シャロネーズも格下の産地だと思われていました

まだブルゴーニュが世界に知られる前の話です。
オベールさんはブーズロンでアリゴテが上手く熟する事を発見し、アリゴテのワイン作りを継続します。
その結果、ワインは大変な高評価でブーズロンのテロワールをアリゴテが最大限に表現できることが広まり、周りもアリゴテ作りを真似し始めました。
元は一部の栽培だったアリゴテが、1997年にブルゴーニュで唯一100%のアペラシオンを獲得したのはオベールさんの功績です

17年の収穫 ↓

HPより、アリゴテかシャルドネかよく分からない
アリゴテはペルナンやムルソーをはじめとして、中世以降長らくコート・ドール全体で栽培されていた品種なのですが、次第にシャルドネやピノノワールにその地位を譲ることになり忘れられていったのを、オベールさんが復活させたと言ってもいいくらいです。
モレサンドニにアリゴテが植えられていたのは由緒正しい話なのですよ

ドメーヌではアリゴテのほかにシャルドネもピノノワールも栽培していますが、全てのワインはコート・シャロネーズ内です

現在、蔵は彼の甥のピエール・ド・ブノワさんに譲られています。
こんな方 ↓

HPより、オベールさんももう高齢ですので。
余談ですが、ドメーヌ名をちゃんと言える人が意外と少ないんですよ

Domaine A.etP. de Villaine ドメーヌ・アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌですよ

Aはオベールさんの頭文字、Pは奥様のパメラさんの頭文字を取っています

ご夫婦二人のドメーヌなんです。
こんなお二人 ↓

素敵
一番買いやすいのはアリゴテ100%のブーズロンで、ミツクラの店頭にも常時あります

こちら ↓

次はシャルドネのコート・シャロネーズかなぁ、これもまだ店頭にありますよ。
そして、
ピノノワールはめったに買えません

生産が少ないのですよ…
今回も割り当てが全然なかった

このヴィンテージはてんちょもまだ飲めていません。
ふくよかでしょうね、香りがよさそうです

各6本しかありませんので、興味ある方はお早めに〜
お値段はそんなにしませんよ

でもね、
ふっふっふ、てんちょ、ワイン会用にキープしてあるんです

畑を確認してじっくり飲みたい。
全日本縦飲み同好会の皆様、是非一緒に楽しみましょう〜
縦飲み同好会とは。
説明しよう、ヴァーティカル飲み会(試飲ではない)を行うことにより一つのワインをより深く理解しようとする省エネな会が好きなてんちょ、はじめ多くの皆様。
一回でも参加したら会員、入退会自由、会員数未把握という緩い会なのだ。
あ、縦飲みじゃないスピンオフですが、アリゴテ揃いましたよ ↓
全日本縦飲み同好会の皆様、是非一緒に楽しみましょう〜
縦飲み同好会とは。
説明しよう、ヴァーティカル飲み会(試飲ではない)を行うことにより一つのワインをより深く理解しようとする省エネな会が好きなてんちょ、はじめ多くの皆様。
一回でも参加したら会員、入退会自由、会員数未把握という緩い会なのだ。
あ、縦飲みじゃないスピンオフですが、アリゴテ揃いましたよ ↓