2018年10月31日

クリコといってもシャンパーニュじゃない


今日で10周年セールもお終いです
ご来店いただきました皆様ありがとうございました。


ブルゴーニュでは早くもが降っています

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コルトン、ルイ・ラトゥールSNSより



昨日から「日本ワイン」に関する表示の改正規定が施行になりました
いい事ですね、輸入果汁で作ったワインは「国産」なのか、紛らわしいですもんね。
日本の原料で作ったのが日本ワイン、国産でごもっともですな。

これは他の食品でも同じです。
他国産の野菜を日本で加工すると「国産」になっちゃうんですが、原産地を知りたいという欲求はあるでしょうし、「国産」表示をする事で安心・安全に「見せかけている」としたら問題です

そして、ヨーロッパへ輸出したい日本ワインの生産者は、720ミリの瓶についてもEUの規定に合わせて750ミリとしなければなりません

昔々はヨーロッパにも720ミリのボトルあったんですよ。
ネゴスは樽を買って瓶詰めするのですが(大昔は元詰めがなくネゴスのみだった)、当然ながら720ミリの瓶に詰めた方が沢山本数ができるので、その分儲けが増えるという事です
70年代の瓶だと720ミリ結構ありましたね、フランス国外の業者のとか。



では、今日はお値打ちロゼ・スパークリングを紹介します
10月の試飲会でも好評でした

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エチェヴェリア ニーニャ・ブリュット・ロゼNV

エチェヴェリアの名前が分かる方はどのくらいいるでしょう??
こちらはチリの老舗メゾンです。

10年以上前に日本でコンチャイトロを始めとしてチリワインが爆発的に売れました、その時に日本に紹介された蔵ですね
やはり安価で美味しいワインが評判になりましたが、そこから意外と見る機会がなくなってしまったような…

その頃、コンチャイトロと一緒に日本へ入って来たワイナリーと言えば、

エラスリス
サンタ・カロリーナ
サンタ・リタ
カリテラ
コノスル
、まだいっぱいありますね

エチェヴェリアはスペインのバスクから300年以上前に移住した先祖が始めたブドウ園がもとになっています
今で14代目(もしかしたら15代目がいらっしゃるかも)という長い歴史がありますが、ワインを生産販売するようになったのはここ2,30年の事です。
ほとんどのワイナリーがそうですが、それまではブドウを業者に売っていました。

エステートはクリコバレーにあります

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HPより

綺麗な畑ですね、醸造家天国って書いてある

今日のスパークリングは、シャルマー方式のロゼです

そして、流石はチリ
ブドウはフィロキセラがついていない自根のピノノワール100%です

そして収穫は手摘み、と手間暇かけて作っています

それなのに、お値段が超お手頃で素晴らしい

綺麗なピンク色のロゼ、フローラルな香りの辛口、細かい泡も素敵です。
美味しかった〜
倍くらいの値段がしてもいいと思う。

ニーニャは女の子、の意味。
エル・ニーニョ、ラ・ニーニャのアレです

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あなたも試してみませんか










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2018年10月29日

3トップ どれがいい?


段々とお店番が寒くなって来ました
昨日のノヴェッロ、収穫の写真など追加しました‼️

10周年のセールもあと3日、グランヴァンはほとんどなくなってしましましたが、ほんの一部まだございます

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シモン・ビーズの09、とても美味しいですよ

31日まで、店頭の定番もお値打ちになっています



今日は店頭にあるワインから、ちょっと復習のつもりで紹介します

9月に訪問した、山梨のシャトー・メルシャン、とても良かったですね
是非また行きたいです。

そんなシャトー・メルシャンから限定品の入荷がありました(とはいえ月初からありましたけど)
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シャトー・メルシャン
椀子ヴィンヤード オムニス2015
桔梗ヶ原メルロー シグナチャー2014
城の平ヴィンヤード オルトゥス2013


金色の字がかっこいいですね、オムニスはヘビーボトルに入ってますし
オムニス以外は、このヴィンテージから金字になっています。

シャトー・メルシャンですが、山梨県をはじめ、長野県、福島県、秋田県に畑を持っています
17の地区に分かれていますが、契約農家も含みます。

詳しくはこちら HP ↓
http://www.chateaumercian.com/#_ga=2.134416945.1163690412.1540800492-414497713.1540800492

椀子(まりこ、です、「ワンコ」と読んでも仕方なし)ヴィンヤードと桔梗ヶ原は長野県、
城の平(じょうのひら、です、こちらも「しろのたいら」とか言いたい気持ちがよく分かる)は山梨です。

この17の地域のブドウでワインを作っていますが、ランナップも豊富でシリーズごとに分類されています

今日の金字のワインたちは「アイコンシリーズ」と呼ばれる最高レンジのワインで、良い年にしか生産がありません

オムニスとはラテン語で「全て」の意味、メルロー42%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニヨン18%のブレンド、かなり濃厚なフルボディです。

オルトゥスも同じくラテン語で「誕生」「起源」と言う意味で、カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー20%、カベルネ・フラン18%のこちらもフルボディです。

シグナチャーは英語の「サイン」ですね、区画もキュヴェも選抜していますので、醸造責任者の署名付きの完全保証という意味です。
こちらは名前通りメルロー100%、やはりフルボディです。

因みに、このシグナチャーからオードヴィードマールが作られるようです。

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前のブログ ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/459389850.html?from_sp

08年からもう生産されていないようで、買いたい方はお早めにどうぞ〜

てんちょ、どうも、フランス語で言うシナチュールの方がピンときますね
しぐなちゃ、って言いにくい。

その昔、シャンパーニュのジャクソンのトップキュヴェにシナチュールというヴィンテージがあったのですが、それが大好きだったんですよ…
ジャクソンの変遷に文句がある訳じゃないけど、懐かしい。

話が逸れました💦

そして、この下に、
テロワールシリーズ
クオリティシリーズ
日本の地ワインなど
のシリーズが続きます

アイコンシリーズのワインは流石の味と香り、ボルドーの格付けシャトーやナパの高級品と十分張り合えます

熟成させたときのブケに期待が持てますね
で、その分お値段も立派ですけど

まだ若いので、熟成させてその内飲んでみたいですね〜
アイコンシリーズは数が少ないので興味ある方はお早めに。

今度は長野のメルシャン行きたいですね















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2018年10月28日

新酒1号届く


もう11月になりますね、今年も僅かになりました。


店頭ではイタリアの新酒、ノヴェッロが入荷してきました

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ファルネーゼ ノヴェッロ2017

毎年人気の生産者です
新聞みたいなラベルでしょ

ファルネーゼはイタリア、アブルッツォ州のトップドメーヌです。

赤白ロゼ、泡と沢山の銘柄を生産していますが、どれも品質が高く美味しいですね

こちらはサンジョべーゼ40%モンテプルチャーノ60%を使用しています。

ノヴェッロはマセラシオン・カルボニックで作ったワインを40%以上使用する事が義務付けられていますので、通常の赤ワインよりは軽やかです。
それでも、ファルネーゼは十分飲み応えがあるまろやかな味わいです

生産者からの報告があります ↓

今年の収穫は夏が穏やかな気温だったため熟成は遅れていましたが、最終的にはAbruzzoでは、通常の収穫と同じ収穫時期となりました。
気温が穏やかだったため、よりフレッシュでジューシー、Novelloに典型的な味わいです。
ワイナリーで10日間、30℃でカーボニックマセラシオンを行います。
その後葡萄は破砕され、短期間の4日間で醗酵します。


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輸入元提供

早々と届いたように思える新酒第一号ですが、
ノヴェッロは2012年に解禁日が速まって、10月30日解禁です
(それまでは11月6日でした)

イタリア全土で生産が認められていますので様々なセパージュのノヴェッロがありますが、ちょっと玉石混交気味かなぁ…
(赤も白もロゼも発泡もOK、IGP以上)
ファルネーゼは安心、おすすめですよ


ミツクラには他にも、11月11日解禁のオーストリアの新酒、ホイリゲが来ます
ドイツのディア・ノイエは扱いません。


解禁日を守らない販売店や飲食店が未だにありますけど、感心しませんねぇ
しかもネットで拡散するのはやめた方がいい、浅薄です。



新酒ではありませんが、現地レポートの一部を紹介します

この秋に発売になりましたDRC2015年の報告です
(レポートは2015年11月18日付けです)

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全部の写真撮らなかったわ💦

15年は豊作のはずなんだけど、割り当てが全然増えてない
10周年なのにぃぃ

レポートはオーナーの一人、ヴィレーヌ氏から届くものですが、難解なフランス語らしく翻訳するのに毎回苦労するそうです…
てんちょは原語で見たことないです(そして見ても分かりません)

2015年はまず、ブルゴーニュのブドウ畑がユネスコの世界遺産に登録された事の喜びに言及して始められています

早めの開花でミルランダージュはなく、揃って過熟になる事もなく早い完熟と豊富な収穫量に恵まれた非常にいい年になったそうで、

「2015年はブドウ樹が威信のある栄誉を祝福したかのようであった」

一年を通して美しいブドウ樹が見られ、秋になって色が変わったブドウの葉を眺めていると「コートドール」の名前を思い起こす。

冬と春のタイミングの良い雨のおかげでブドウに水分を供給することが出来、夏の暑さには北風が吹いて(過熟を防いだ)成熟を促した。
何よりも早い均一な開花が15年の大きな勝因の一つであった。
03年の様な過熟になる事なく、腐敗果も一切なかった。

「例外的で予期せぬことが起こった年」と書いてありますが、大抵毎年こんな感じの記述があります…

それでもやはり、2015年はDRCにとって大変良いヴィンテージとなった事は間違いなさそうです

収穫はモンラッシェが9月4日から、コルトンが9月5日から、その他は順繰りに2番果まで採って10月です。
改めて見てもイールド低い

入荷分は全て売り切れ。
次回は(来れば)来年です

















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2018年10月27日

ガメイを知ろう、とりあえず飲もう


10月入荷予定のワインが来ませんね… 
入船がまだならここから通関もあるし、恐らく11月になっちゃうだろうなぁ

今月も来月も色々あって慌ただしい


来月は、

11月15日木曜がボジョレー・ヌーボーの解禁日です

今日のニュースで第一便が日本に到着したと言っていました、早い。

いつも通り、今年も全てのアイテムを1杯300円で試飲できます

去年のが強かったヌーボー、実は3種類ほど残してあります、1年経ったヌーボーワインを比較試飲できますよ
今年も14時から21時、予約不要です。

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去年の写真です

今年の新酒の試飲は、

ルロワ
フィリップ・パカレ
マルセル・ラピエール
ルー・デュモン
ルイ・ジャド
ルイ・ジャド マコン・ヌーボー
ルイ・テット
ツァーヘル ホイリゲ
、です

さらにノヴェッロもあります
これに去年のヌーボーを3つ加えてお出しします。

今年は暑い夏が来て春先までの湿気を払ってくれ、収量も多く良いブドウになったようです

出荷(解禁日)が決まっているヌーボーは、早く収穫できる事が大変大きなアドバンテージになります。
遅れるとただでさえない時間がもっと無くなっちゃう
そういう面では今年は上手くいったと言えそうです。

夏が暑くて一部では焼けたブドウがあったようですが、反面、病害は無く完熟が早かった分、フェノール類の成熟まで十分な時間があったようです。
マリー・ラピエールさん(故マルセル・ラピエールの奥様)によれば、今年は少し凝縮した年になったそうです。

さて、どんな味になっているでしょう

定点観測の方、ちょっと味見がしたい方、お待ちしております〜



話は少し逸れますが、この前来店してくれたティボー・リジェ・ベレールさんに聞かれました。

「日本ではクリュ・ボジョレーについて、どのくらいの認識があるか」と。

これは人により差がありそうです。
真面目なワイン好き(特にブルゴーニュ)の中ではクリュ・ボジョレーはある程度認められているいいワインだと言えそうですが、
ミーハーな飲み手や、経験も知識も少ない方(これは悪い事ではないです)には、ボジョレーはまだまだヌーボーのイメージしかない、のではないでしょうか

素晴らしいモルゴンやムーランナヴァンを知る一方で、ヌーボーも楽しむ
どっちかだけしかあっちゃいけないのではありませんからね

ガメイというチャーミングなブドウ、ヌーボーの様に軽やかな物から長期熟成できる高貴な物まで、様々なワインがあるんですよ


しかしながら…

「100年に一度の出来栄え」(← 嘘つけ) とか、

「ボジョレー・ヌーボーがおしゃれで流行」
「ワインライフに定着」


などの謳い文句は正直もうやめた方がいい
かえって滑稽というか無理やりなのが痛々しいから。

大手のワイン輸入元にとっては、未だにヌーボーの売り上げが年間の半分近くを占めることもあり、ヌーボーが売れなくなると困るんでしょうけど。
市場が成熟しているのは悪い事ではない、変化に対応する必要がありますねぇ




そして、
月例の試飲会は21日(水)です

11月のテーマは「ブルゴーニュ」、4000円です。
こちらはイベントページに載せましたのでご確認ください
アイテムは選定中。


さらに、
ポル・ロジェ セミナーが23日金曜で(こちらは満席)、もう一つセミナーがあります。
近日中にご案内しないと。











posted by cave MITSUKURA at 18:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月26日

試飲会報告


気持ちの良い秋晴れの名古屋です
夜から雨だとは信じ難い。

ポルロジェセミナーですが早くも満席になってしまい、ご検討中の方には申し訳ありません。
チャーチルの2008年、それは美味しいでしょうねぇ

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これは06年。

ポルロジェは社屋の崩壊、モーリス氏の戦中の尽力、そしてチャーチルの御贔屓になるなど話題がとにかく多いメゾンです
当日はどんな話が聞けるか楽しみです。


水曜の試飲会には久しぶりに沢山のお客様に参加していただきましてありがとうございました

初めての方も結構いらっしゃいましたね、ブドウを作ってるという方もいて驚き

もうあんな豪華な会は無理ですよ

ボトルの写真がありませーん
どなたか撮った方ください。

くれた方いらっしゃいました‼️ ↓

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ありがとうございます😊

グランヴァンはどれももちろん美味しかったですが、まだまだ若いですね💦
もっとしっかりブケが出てるくらいのを飲みたいですな。

エゴン・ミュラーは流石に素晴らしい

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試飲会に出したのは写真左のです

シャルツホーフは、これでQbaかと思うほど素敵なリースリングです。
やはりあの土地なんでしょうか、単にフルーツだけの香りでもなければ鉱物感やハーブが支配的でもなく、最近多くありがちな若いのに石油香がすることもなく、最初に香りをかいで、「あっいいな」と誰でもすぐに思えます
ほのかに甘い、余韻の長いいいワインです。

絶対買っておいた方がいい
(カビネット以上は値段がびっくりなので、こちらのQbaでも十分ではないでしょうか)


あと、久しぶりに貴腐ワイン飲みました

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シャトー・クーテ2015

ソーテルヌの1級シャトーです

ソーテルヌの格付けって、一番上にイケムが1つだけあって「プルミエ・クリュ・シュペリュール」となっています。
その下に1級シャトーがあるのですが、こちらは「プルミエ・クリュ」です。
ブルゴーニュやメドック、グラーヴやサンテミリオンとは異なるソーテルヌだけの格付けですので混同しませんように。
別個の格付けですので、他地域とは横並びに比較する事は難しい事もご承知おきください。

たまに「グランクリュ」となると、ブルゴーニュもメドックもサンテミリオンもごっちゃにしてる方がいますので、違うんです…

クーテはバルサックにあるシャトーです
セミヨンに、ソーヴィニョンブランとミュスカデル。
15年は早いかと思いきや、既に調和が取れてよかったですね〜

まるで蜂蜜ですが、西洋蜜蜂じゃなくて色んな花につく和蜂の蜂蜜です。
シナモンのスパイス感やアカシアの様な辛さはなくて嬉しい(個人的嗜好ですけど)

余裕で30年くらいは持ちますよ
そして、こんなに美味しいのにお値段は上がっていませんね。

甘口って沢山飲むワインではないかもしれませんが、こういうワインを知らずにいるのはもったいないですよ









posted by cave MITSUKURA at 15:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月24日

ピンクのビッグスター来たる


今日は10周年 試飲会なのですが、
その前に…

ブルゴーニュの新星生産者が来てくれました‼️

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ティボー リジェ ベレールさん✨

立ち話でじっくり話した訳じゃありませんが、
丁寧にムーランナヴァンの畑について説明してくださいました。

彼はジュヴレイやヴォーヌロマネも作っていますが、醸造学校時代に知ったムーランナヴァンの畑を大変気に入り、ドメーヌを興してからボジョレーも生産しています。

しかも、ムーランナヴァンでも、より細部のテロワールを表現するべく、区画名の入ったムーランナヴァンを6種類も生産しています‼️

地図もくれました ↓

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この地図、モメサンがセミナーやってくれた時にも見ましたね✨

赤い分布が花崗岩(グラニテ)、この花崗岩は赤い色でなので、ここは砂(花崗岩が砕けたもの)もピンク色をしてるそうです。

名前の通りの風車は村の真ん中、花崗岩の丘の上にあって、ドメーヌからも近い。

6つあるムーランナヴァンのうちの一つ、
ヴィーニュ シャンテネールというキュベがありますが、これは3つの区画のブレンドでなんと、その全ての区画がフィロキセラに侵されていない自根の畑だそうです‼️

一つの区画は植樹が1870年代だとか⁉️
普仏戦争の頃やんかー

この区間を運良く取得する事ができた彼、同じぶどう樹のDNAを残すべく努力中です。

ティボーさん、シャトーデジャックやモメサンなど、他の生産者についても嫌な顔をする事なく率直に褒めていらっしました✨
いいお人柄だなぁ

そして、当然ながら、
ボトルにサイン貰いました‼️❤️  ↓

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てんちょ、ボトルを取って置くのか嫌なので(増える一方だし)、いつもラベルにサインをいただきます。

まだ飲むな、と。
あと5年待てるかな❤️

いつかワイン会やりましょう。

サイン入りではありませんが、マグナムもレギュラーボトルの他のワインも販売はありますよ😊

こちらのマグナム、キャップシールの代わりにピンク色のロウキャップで素敵✨💕   ↓

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あー、もっかいブルゴーニュ行きたい😊✨








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2018年10月22日

右岸のカベルネ


今年はがありますねー


全然、まともなブログが書けておりませんので、ここらで名誉挽回&汚名返上

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シャトー・ヴィエイユ・ディナスティ キュヴェ・エレオノール2011

フランス、ボルドー右岸の赤ワインです
産地はラランド・ド・ポムロル

ラランド・ド・ポムロルって早口言葉みたいですが、お分かりでしょうか??

サンテミリオン、ポムロルと有名シャトーが多い高級産地が続いていますが、ラランド・ド・ポムロルはポムロルの北(ドルドーニュ川から離れた方)に広がる産地です。
サンテミリオンはポムロルの1.5倍ほどの広さがありますが(1500ha)、ラランド・ド・ポムロルもサンテミリオンと同じく広い産地です。
(とは言えそこまで有名なシャトーはありません)

ここ ↓

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リブルンヌの町からそんなに遠くないですよ

何れも法的に赤ワインだけの名称です

オーゾンヌ、ペトリュスなどに代表される所謂右岸ワインはメルローが主体である事がほとんどなんですが、
今日のワインは何故かカベルネソーヴィニヨン100%です

珍しー

右岸の粘土質には湿った冷たい土地を好むメルローが向いていると言われますが、このシャトーの畑は違うのでしょうか
(反対にメドックの土壌は乾いた砂利質で、乾燥した温かい土地を好むカベルネに向くと概ね言われています)

しかし、資料がないなぁ…

フランス語でもHPもないみたい。
細かい事が分かりませんね ← ダメじゃん

このシャトーは単独ではなくボルドリーと言う会社所有で、他にもリュサック・サンテミリオンやボルドーシュペリュールなどでいくつかのシャトーがあるみたいです。
恐らくシェ(chez、建物)がある訳じゃなく、ブドウ畑の名称だけかもしれません。

しかも、ディナスティ=王朝なんて変わった名前だし
エレオノールはアキテーヌ公女で有名ですね、彼女がヘンリ2世と再婚したのでボルドーがイギリス領になり100年戦争へ続きます。

まぁ、とにかく、
右岸のカベルネってのを試してみたく、水曜の試飲会に出してみます


お値段はまぁまぁしますね
ピンクの文字とか、あまりないですが、実際のとことは如何に。








posted by cave MITSUKURA at 19:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月21日

11年目になりました

昨日は、カーヴミツクラ10周年パーティでした‼️
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ご参加の皆様、ありがとうございました😊
遠方から来てくださいました方や、久しぶりにお会いできる方もいて嬉しかったです✨

昨日はお会い出来なかった皆様も、
これからもどうぞよろしくお願いします。

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今年も飲みましたねえー✨

てんちょ、いただいた「酒豪伝説」のおかげか、6軒も行っちゃいました💦

さて、今週の水曜日は試飲会です。
(こちらはもう満席です)
ワイン増やしましたので、準備しないと。


今月は何だかんだイベントが多いので、落ち着いてブログ書いてなくてすみません。

来月もボジョレーヌーヴォーの解禁もありますし、
生産者が来てのセミナーも2件もありますので、また忙しくなるかな。
有難い事です‼️




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2018年10月18日

ビストロおすすめ


明後日はいよいよ、カーヴミツクラ10周年パーティです

去年はこんな感じでした ↓

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てんちょ、ワインの一覧載せますとか書いておきながら…さぼったままでした
ごめんなさい

ワインは既に会場に納品しちゃったので一覧写真なしですが、
全部で16本、30500ミリリットルです(レギュラー換算40.66本)
足りないかしら💦

昼間のお酒は回りますのでご注意ですよ



先日、昔から知っているシェフがやっているフレンチへ行ってきました
10周年にかこつけて、いいワインを少人数でシェアしました。

お店は、アプランドルさんです

https://www.apprendre-nagoya.com/

小さなお店でシェフがお一人でやっています
小林シェフ、写真がないなぁ… カウンターもテーブルもあります。

シェフはてんちょよりも年長で長いキャリアがありますので、お料理に関しては何も心配ありません
お任せでもリクエストでもちゃんとやってくれます。


当日は早く着いた二人で、アペリティフにシャルドネをいただきました
(実は2杯も飲んだ)

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カミーユ・ジロー ブルゴーニュ・ブラン2015

ミツクラにはないけど、美味しかったです✨


お店の場所は名古屋市昭和区、地下鉄鶴舞線のいりなか駅からすぐですが、てんちょの普段の行動範囲からするとかなり同心円の外なのであまり頻繁には行けないのです💦
お近くの方、是非行ってみてください。

なんでも、岡山県にも同じ名前の中華があるらしく…一度予約で間違われたそうです



この前は、貸し切りでメニューとワインリストも作っていただけました

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アミューズはオニオンタルト、パルマ産生ハム、ワカサギのエスカベッシュ ↓

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赤パプリカのムース 天然スズキのタルタル ↓

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三河産金目鯛 松茸のリゾット 甲殻類のクリームソース ↓

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フランス産鴨胸肉 大根 バルサミコソース ↓

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牛頬肉のブレゼ赤ワイン風味 ジャガイモのグラタン ↓

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チーズもあったりけど写真なし
で、デザートはクリームブリュレ ↓

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メインを二つも作ってもらえて(赤ワインが二つだったので)、大満足です
チーズまで用意してもらえるなんて思ってませんでしたので感激‼️

どれも美味しかった〜

ワインはこの6本 ↓

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全部、個人的に好きなのばっかり
完全独断で選びました

ラマルシュの16年が早くも美味しくて驚き、エレガントでしたね〜

ボーカステルはまだまだ真っ黒
でも非常に洗練されたフルボディでした。てんちょ、ボーカステル大好きです
来月ペランさんが名古屋に来るんですよね。
ミツクラにはいらっしゃいませんが、ボーカステル会やりたいな。

久しぶりにアイスワインも飲みました
これはカナダ、ナイアガラペニンシュラのリースリングです。
上品だった、ただ甘いだけじゃないブドウの高貴さが感じられますね。

話も楽しくいい時間になりました


アプランドルの小林シェフ、独特?の笑顔と間がありますが、大変信頼できる方です
イタ車(アルファ)を愛する男です。

優しい方なんで気軽に行ってみてください、予約はした方がいいですよ〜











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2018年10月16日

マルとルー


フィリピンでドリアンワインの生産が商業化するというニュースを見ました

ド、ドリアンですか…
まぁ糖分があればお酒はできますので、どんな果実でもフルーツワインと言える訳です。
興味本位で飲んでみたい

フルーツワインって、シードルや、ハワイのパイナップルワインくらいしか飲んだことないかなぁ…
純粋なミラベルやアプリコットって多分飲んでない

「純粋な」と言うのはですね、
フルーツワインはぶどう以外の果実を原料とした醸造酒の事ですが、厳密に法的な規制がある訳ではありません。
なので本来混成酒=リキュールであるお酒や(例えば梅酒)、フレーバーワイン(ワインに香りや味をつけた物)もフルーツワインとごっちゃにされています。
イチゴ風味やマンゴー風味のワインは大抵それです。
原料の果実だけを使ったお酒って意外とないんですよね〜

ニュージーランドにキウイワインってあるのね、面白そう
てんちょ、そういうお土産ミーハーワイン(失礼)も結構好きです。



さて、10月も後半ですが、何かワインの紹介をしますねー
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アラン・グライヨ クローズ・エルミタージュ ブラン2017

久しぶりの入荷です
スクリューキャップ

中部ローヌにあるエルミタージュの周辺の地区がクローズ・エルミタージュです。
周辺ですが、エルミタージュの10倍以上の面積があり、北部ローヌ最大のブドウ生産地です。
(エルミタージュ当たりの中部も大きく分類すると北部に属します)
1683haもあるんですよ。

北部ローヌの多くのアペラシオンがローヌ川右岸にあるのに対して、エルミタージュとクローズ・エルミタージュは左岸にあります。
北の右岸が切り立った崖で畑が沢山作れないのと対照的に、この辺りの左岸はなだらかに開けた土地なのです。

北からの乾いた冷たい風と、南からの熱波の影響を受けつつ、その年の作柄が決まるという気候的な特徴があります。
この辺りはこれ以南と似ています。

北からローヌのアペラシオン、言えますか??
クローズ・エルミタージュはここです(赤丸の場所) ↓

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ローヌワイン委員会より

エルミタージュだとシャーヴがいますが、クローズ・エルミタージュなら間違いなくアラン・グライヨでしょう
後はシャプティエか。

アラン・グライヨはアラン・グライヨさんが1985年に始めた、まだ新しい蔵です。
彼はワイン業界に入る前は農薬の会社でエンジニアをしていました
元々ローヌの出身でシラー好きだったそうで、88年が初ヴィンテージです。

(農薬会社にいたのに)農薬を使用していない樹齢の高い畑を手に入れて、特に醸造の勉強などをせず、
「自然に任せて」「よく観察する事」を信条にワインを作ってきた彼ですが…

そ、そんなに簡単じゃないでしょぉぉぉ
うーん、すごい

因みに故シモン・ビーズさんとは友達だったそうで、畑を買うときにも彼が見に来てくれたそうです

アラン・グライヨは情報が少ない
よく分からないことが多い…


そこで、今日のワインですが、
クローズ・エルミタージュは他のアペラシオンと同じく、赤が92%を占めるので白の出番がほとんどありません

セパージュはマルサンヌ80%、ルーサンヌ20%

このブドウ達もあんまりよく分からないんだよなぁ
ローヌ南部も行くしかないね

生産が非常に少ないので、赤6本に白1本しか買えません
抱き合わせ商法だ。

2016年は出たばかり、もう少し待った方がいいでしょう
しかし、こうした希少な人気ワインは飲めばわかる、人気の訳がちゃんとあります。

買いたい方はどうかお早めに。
















posted by cave MITSUKURA at 13:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

ニコラ・ジョリー会案内です


さむっ

あの真夏の気配はもうすっかりないですね…
このくらいの方がご飯とお酒は美味しいけど。

消費税、10%になったら色々大変だろうなぁ…
思えば8%になった時の準備は飲んでもいないのに午前様だったし
これでオリンピック終わったら、一気にドボンだね



ニコラ・ジョリーの会、決定しました


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フランス、ロワール地方でクラスマン三ツ星に輝く生産者であるニコラ・ジョリー。
ロワールでは他にユエだけ、僅か2つのドメーヌだけがトップの三ツ星に格付けされています

フランスで最も早くビオディナミを取り入れたニコラ・ジョリー、今ではフランスだけでなく世界中の生産者が参考にしています
ビオディナミを語る時にニコラ・ジョリーを外すことはあり得ません。

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クロドセランからの眺め

栽培しているのはシュナンブランのみ、作るワインも3つの区画の3種類だけ
その内の一つ、クロ・ド・ラ・ベルジュリーは日本への輸入がありません。

てんちょ、6月にドメーヌへ行った時に1本手に入れてきました
日本でもようやく2016年が発売になりましたので、あとの二つと一緒に飲み比べしてみたいと思います。

日時:11月7日(水)19時から
場所:カーヴミツクラにて
会費:5000
円 現金のみ
定員:10名

食事ありですが、マリアージュについては保証しません

訪問時の写真を見ながら気軽に飲む会です、知識や経験は問いません。
多分ビオディナミについては立ち入った話はしません(だってねぇ)

興味のある方、お申し込みください〜
キャンセル不可ですのでご了承ください。



もう10月も後半ですね
今年の終わりが見えてきました。

来月も素敵な生産者が何件か来店してくれそうです
セミナーやりますので詳細が決まりましたらお知らせします。

来月はボジョレー・ヌーボーの解禁もありますね
今年も解禁日の11月15日には全てのアイテムを1杯300円で有料試飲で出します。

皆様のご来店をお待ちしております















posted by cave MITSUKURA at 18:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月13日

もう一つのスリースター


めっきり気温が下がって、秋を感じられますね
夏の気温が高すぎて今年は辛かったですが、冬はお手柔らかにしてほしいです。



一昨日のユエの会は非常に有意義でした

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流石の3つ星生産者、まだどれも若いくらいでした

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モワルーばっかりこんなに飲んだのは初めてです
甘口が想像以上に手強かった(そしてシュナンブランの酸の強さを再認識です)

ル・モンももちろん良かったですが、てんちょ個人的にはクロ・デュ・ブールの2007が好きですね

全ラインナップとはいきませんでしたが、これだけ飲めば十分でしょう
そうそうない良い機会でした、参加してくれた皆様ありがとうございました


ロワール旅行の帰国報告会、締めくくりはニコラ・ジョリーです

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近日中にブログ中でご案内します。

それにしても…
ニコラ・ジョリーも簡単にバックヴィンテージが買えなくなりましたね
ちょっと前までは、それなりに何年か前の在庫も普通に注文出来たんですけど。

チョロッと飲みましょう















posted by cave MITSUKURA at 18:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月11日

シュナンブランのスリースター


昨日行われたシニアソムリエの試験問題、教えてもらったんですが…

全然分からないー

難しすぎ…

すごくできた!って人いるんでしょうか
協会はシニアの数を絞りたいんでしょうけど、それにしても一気に難しくなってます。

年数を重ねるほど各国の法令は詳細になり複雑になっていきますし、世界中のワイン産地で色んな動きがある訳でそれらを全て網羅するのは、そりゃー困難です。

しかし、普通の(シニアじゃない)ソムリエ試験も同様ですが、産地や法令、歴史的な背景を覚えてもそれだけでは使える知識になってくれません

個々の生産者の個性や、ヴィンテージによる寿命や味の違いも知っておく必要があります
現実的な仕事(現場)ではこっちの方が重要ですし。

法令や地域の知識が横方向だとすると、個別の生産者に関するアプローチは縦方向の取り組みで、
縦横合わせて更にここにヴィンテージと熟成という時間軸が加わり、3次元でワインの世界を知って行くべきです
そして、最後に絶対必要な官能(飲むこと)があり、これで4次元的にワインという物の理解が本物になると理想でしょう。

だから、ずーっと勉強は続く

と、言うだけは簡単だ

因みに我々、プロフェッショナルはここに俯瞰的な世界観を持つことが絶対に必要です。
これがないソムリエはプロじゃない、知識の多少よりも重要です。


妙に固い話になってしまいましたが、

そう言えば、先日のドラモットセミナーのお土産がiPhoneカバーでした ↓

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てんちょ、こういう形のカバーは使いませんので店頭でお客様に差し上げます
他にも各ワイン生産者のノベルティが色々ありますので、お買い上げの方に差し上げますね。
御一人1個でお願いします。↓

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木箱もまだ売っています

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サロンの木箱もまだありますよ〜



昨日も書きましたが、今日はユエの会です


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ペティアンはラベルが区別つかないので裏ラベルです

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Vouvray Petillant ‘Cuvee Huet Brut’2009
Vouvray Le Mont Sec 2017
Vouvray Clos du Bourg Moelleux 2009
Vouvray Clos du Bourg Moelleux 2007
Vouvray Le Mont Moelleux 2016
Vouvray Le Mont Moelleux 2015
Vouvray Le Mont Moelleux 2009
Vouvray Le Mont Moelleux 2005
Vouvray Le Mont Moelleux 2002
Vouvray Le Mont Moelleux 1995


クラスマンではロワールで三ツ星の生産者はニコラ・ジョリーとここ、ユエだけ

現地購入のモワルーを6本含めて縦飲みします
割れなくて本当に良かった。
運んでくれた方、ありがとう〜

(でもね、実は日本初輸入のキュヴェ・コンスタンを買いそびれた
ぐやじいぃぃx、ばかばかばか)


個人的には今年のロワール旅行でシュナンブランに関してかなり明瞭になった気がします。
大部分はヴィルジニーさん(ニコラ・ジョリーのお嬢さん)のおかげですが、ユエも本当に行けてよかった

当時を思い出し、パワポで資料作りながらグーグルの地図とにらめっこで畑を確認しました
写真たくさん撮ったつもりでも、そう多くないんですよね💦

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丘の上、遠くにトゥールの街が見える

移動しながら話を聞いてメモ取って、写真も撮って、って結構大変なのです。
舗装してない道を走ってると字がぐっちゃぐちゃになります… ← どこ行っても同じ
あっはっは


今日の本命、モワルーは一口に甘口とは言えず、ヴィンテージによってかなり味わいが違うので、繊細な和食に合わせるのもいいですよ
素敵な和食屋さんに出かけると、会費も高くなるし、グラスも用意するの大変だし…

という事で、仕出しの豪華和食で ↓

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さて、個々のワインとマリアージュはいかに



次回、帰国報告会の最後はニコラ・ジョリーの番です ↓

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日本未入荷のベルジュリー

ワインはこれ以外にもありますが、日程未定です。
またこちらでご案内しますので、興味ある方は来てくださいね〜




















posted by cave MITSUKURA at 14:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

強気過ぎてもう何も言えん


雨が思ったより早く振り出しましたね


ソムリエ・エキスパート2次試験、どうだったでしょう??

正解が発表になっていますが、

ソムリエのトロンテスがいきなり難しかったでしょうね
エキスパートはベネディクティン、なんて古典的なリキュールでしたね…

うーん…
合格のお知らせ待っています



昨日、業界向けのシャンパーニュセミナーに行ってきました

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メゾンはドラモット

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HPより

サロンの姉妹会社で、メニル・シュル・オジェにあります。
サロンと同じで、ブラン・ド・ブランが得意なメゾンですね

社長のデュポンさんが来日しています。
彼は日本には何度も来ていますね。

これは何年か前の写真ですが ↓

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今回はヴィンテージ2008のお披露目を兼ねてのセミナーでした

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08年、とてもいいですね
従来の4つに加えて、初めて6つの村のシャルドネを使用したそうです(すべて特級)
9年熟成で去年の年末にデゴルジュ、ようやく発売になりました

ブルゴーニュの08年は難しい年なんですが、シャンパーニュは稀にみるグレートヴィンテージになったようです

昔(20年くらい前)は、ロワールとボルドー、シャンパーニュとブルゴーニュのヴィンテージはリンクすると言われていましたが、
2000年以降は必ずしもそうとは言えなくなってきました
温暖化の影響もあるでしょうね。
08年だけに関して言えば、雨の多い初夏から晴れ間が戻った夏、9月になってまた天候が悪化したので、酸を温存したいシャルドネには有利だったかもしれません。

08年のドラモット、華やかでスケールが大きく、既にほぐれた厚みのある酒質です。
固さがなくて、いきなり美味しいです

セミナーは基本的な話が多くてちょっと残念💦
もっと突っ込んだ詳しい話が聞きたかったけど…

しかーし、てんちょ、ブラン・ド・ブランのシャンパーニュにあんまり関心がありませんので、まぁいいです
ロゼの製法が興味深かったですね、ロゼが入荷したらご紹介しましょうか。

てんちょ、ロゼが一番気に入りました
綺麗な濃いめのピンクで、香りも複雑でいいですね〜



最後にサロンの話ですが…
07の次の08年はマグナムしか生産がなく、それもたったの8000本です
07年が今月末にリリースですが、それも割り当て

それ以降は2012まで生産がないので、おそらく08が一瞬出て売り切れた後は2020年くらいまでは、市場からサロンが消えそうです

収穫が良くないのではなく、意図的にたくさん作らないという戦略ですね
そして、07年は定価9万円でっせ

注文出来ていた時代は既に過去の話です
DRCと同じ


さぁ、明日は6月のロワール旅行、帰国報告ワイン会 その2です

今回はヴーヴレイ、ユエです。↓

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あと、ニコラ・ジョリーをやったらコンプリートです(16年のリリースを待っていたので)
2018年中に完結するかな。

















posted by cave MITSUKURA at 18:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月08日

オリジナルというワイン


今日は体育の日、昔ながら運動会の所もあるでしょうか。
最近は5月にやったり、連休最終日を避けたりするところも多いですね


秋が深まってきましたけど、今年は白トリュフに縁がなさそうな気がします…
まぁ、いいけど。
今年の収穫はどうなんでしょうか??(無関心)


ワインの紹介します
今日のは正真正銘、目の保養&セラーの肥やしかも。

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ベガ・シシリア ウニコ2008 マグナム

木箱入りのマグナムです‼️

このワインは有名ですね。
スペイン、リベラ・デル・デュエロの赤ワインです。
このワイナリーがスペインの最高峰である事に異論がある人はいないでしょう

リベラ・デル・デュエロはスペイン北中部にあり、北東部のリオハと並んでスペイン最高のテンプラニーリョの産地として認められています
リベラ・デル・デュエロではテンプラニーリョは、ティント・フィノやティント・デル・パイスと呼ばれています。
ティントとは「赤」の事です、ですから、赤ワインはヴィノ・ティントと言います
(因みにリベラ・デル・デュエロの名前で生産できるのは赤とロゼだけ)

リベラ・デル・デュエロには有名な人気生産者がたくさんいます。

ベガ・シシリアをはじめ、
ペスケラ
ピングス
マウロ
イエロ
、他にもいっぱいあります

カスティージャ・イ・レオン州にあるリベラ・デル・デュエロは、州都バリャドリッドの東にドゥエロ川沿いに広がる乾いた土地です。
17世紀にはスペイン王国の首都であったバリャドリッドはワイン産業でも栄えましたが、高級ワインの産地ではありませんでした。

ここ ↓

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WIKIより、大雑把

バリャドリッド周辺には、ローマの水道橋が残るセゴビア(子豚の丸焼きが名物)や、世界遺産になってるサラマンカがあり、観光で訪れる人も多いと思います

今日のウニコには2つのワインがあります

これ以外にウニコ・レゼルヴァ・エスペシアルというのがあります。

両年だけをブレンドしたノンヴィンテージのウニコでいつも生産がある訳ではありません。
ヴィンテージありのウニコよりもレゼルヴァ・エスペシアルの方が高額になります。
(そして、ウニコの下にバルブエナ5°があります)

しかし、ヴィンテージ入りのウニコでも十分な手間暇をかけて大事に作られた一流のワインである事には変わりません
てんちょ、ヴィンテージ入りの方が好きです

haあたり2250リットルという低収量(ブルゴーニュのグランクリュと比べると普通に思うかもしれませんが、これはスペインでは驚異的に少ない)

カスティージャ・イ・レオンのブドウ畑は赤土の大地を連想しますが、ウニコの畑は石灰岩が表土に現れています
この白い土壌が洗練したワインを作るのに欠かせない要素になっています。

正に唯一無二の畑=ウニコ(英語のユニーク)です

さらに発酵後、樽やタンクを併用して最低10年は熟成させる念の入れよう。
08年でテンプラニーリョ 97% /、メルロ 3%

あ、カベルネ入ってない

ウニコの畑には、ティント・フィノ、カベルネ、メルローが植えられています。
セパージュはヴィンテージによって違いますが、HPにはヴィンテージ情報がありませんね…

そして、このマグナム、アートラベルですね

絵を描いているのはルシオ・ムニョス、マドリッド出身の抽象画家です
「疑似絵画」が有名だそうですが、わたくし知りません
そして何の絵だろう…


ボトルには社長のマルタ・アルバレスさんのサインが入っています
こんな方 ↓

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HPより

さらに、
レギュラーボトル59214本
マグナム3322本
ダブルマグナム210本
インペリアル24本
、と生産本数も書かれています

このボトルはマグナムの979本目。
日本への入荷はめっちゃくちゃ少ないですし、お値段も高いんですが(6桁余裕)、

飲んでみたーい

有志求む














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2018年10月07日

一生勉強


今朝、名古屋でも地震がありましたね
大した備えもしていないけど、どうしたもんでしょう…


今週はいよいよソムリエ・エキスパートの2次試験&シニアソムリエ1次試験ですね
受験する皆様、頑張ってください

てんちょ、シニアソムリエの練習問題など見せてもらったりしたんですが、
難しぃぃぃ

ニューワールドはほどんど分かりません
フランスでも答えが分かっても「原語で」」書けません
一段と難しくなっていますね。


それから、在庫がたまってきましたので
明日からまた木箱の販売を始めようと思います
1個300円、サロンの木箱は1000円

ご来店ください









posted by cave MITSUKURA at 18:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月06日

このビールも跪いて飲むべきか


今日は湿度がかなり高いです、台風は名古屋には大した影響がなさそうですが
世間はまたもや3連休ですか。

昨日の記事に写真足したんですが… 携帯で書いた記事にパソコンから追記ってやりにくいです
何だかごちゃごちゃになったかも。


昨日は名古屋三越で開催中の日本伝統工芸展に行ってきました

会期が短い… 1週間くらいあってもいいのに。

毎年素晴らしい作品ばかりです、実用品ってところが素敵。
欲しい〜(無理だけど)
今年は竹細工が少なかったですね、七宝や乾漆が良かった



さて、10周年のミツクラ、(無関係ですが)変わり種を紹介します

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マルク・コラン M バイ・マルクコラン

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Biere Blonde de Bourgogne、つまりビールです

作っているのはフランス、ブルゴーニュ、サントーバンの優良生産者のマルク・コランです
なんで、マルク・コランがビールを作っているかと言うとですね…

このビール、特級モンラッシェの澱を使って醸造されているんです

コランさんの友人にクラフトビールの生産者がいるそうで、そこにモンラッシェの澱を持って行ってビールに漬けたんですかねぇ
発酵中の麦に混ぜたのか…
いまいち詳しい事は分かりません
HPにも簡単な紹介があるだけ。

現在、蔵はマルクの3男のダミアンさんと長女のカロリーヌさんが仕切っています(マルクさんは2000年で引退しています)
こんなお二人 ↓

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HPより

なんでどっちかの友達がビール工房をやっているんでしょう
変なことやってますねぇ、住所はシャニーだ

そう言えば、富山の日本酒の蔵の満寿泉でしたっけ、ラモネのモンラッシェの樽を輸入して日本酒を熟成させてますね
てんちょ、1回か2回飲んだことありますよ。まだ作ってるんですね。
樽のこってり感が強くて不思議な日本酒だったなぁ〜
ラベルは正にワインです。


で、今日のビールは1200本限定、って書いてありますが…
ボトルには1210番目のナンバーがついていますよ
なぜだ。

あ、裏には1300本限定ってなってる ↓

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HPの数字が間違ってるんですね
それにしても少ない…

まだ飲めておりませんが、HPにある写真だと外観は普通 ↓

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因みに、16年のモンラッシェ、入荷していますよ

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流石にお値段は6桁だ

幻の16年、飲み頃はまだずーっと先でしょうが。
でも、これ、ネゴスの名前Marc COLIN et Ses Filsになっていますね。

コランはサントーバンにありながら特級モンラッシェに自社畑を持っている珍しい造り手なんですけど。
しかも所有する区画はギイ・アミオの隣で最上部

16年はとにかく収穫量が少ないので、買いブドウも混ぜてネゴスとして販売してるのかもしれません
春の霜害で特級はなんと9割減
多くの有名生産者がモンラッシェの生産を諦めたくらいです。

同時入荷ですが、ビールの方の澱も2016年物なんでしょうか??
発酵だけなら17年物の澱でもいいわけで。

うーん、謎が深まるばかりだ

750ミリでアルコール度数は5%、いたって普通です。

しかし、お値段がすごい

このビール、ビールですよ、ビールなのに、
1本3000円(税抜き定価)もするんですよ

12本オーダーして、たった6本しか入荷しませんでした


そして、でもね、最後にごめんなさい
既に6本完売しました

3000円のビール、買う人いましたね
実はてんちょも自分用に1本ガメっております
(がめる、って名古屋弁?全国区で通用しますか?)

果たしてモンラッシェを感じることはできるか










posted by cave MITSUKURA at 13:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

サヴォイア王家のワインと言えば

今日はお休みですが、イタリアの生産者が名古屋に来ていてメーカーズランチに呼んでいただきました😊✨

イタリア、ピエモンテの一大生産者であるフォンタナフレッダからCEOのロベルト・ブルーノさんがいらっしゃってました‼️

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一番前に座りました😊

ブルーノさんに会うのは2回目、前は2014年にイタリアに行く直前にミツクラをお訪ね下さって、フォンタナフレッダについてお話ししてくれました❤️

ピエモンテのワインとバローロを語る時に、フォンタナフレッダの名前は必ず必要です。
絶対に避けて通れない歴史と背景を持っています‼️


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従業員などが住んでいます

↑ この建物の縞模様はラベルにも採用されています。

フォンタナフレッダとは今は会社名ですが、元々は土地の名前で「冷たい泉」を意味します。
実際に敷地にそうした泉があった事に由来し、今もあるそうですよ🍀

イタリア初代国王のヴィットーリオ エマヌエーレ2世が1858年にセッラルンガ ダルバに狩猟の為の土地を持ったことに起源があり、今年で160周年を迎えます✨
長ーい。

会社は所有が何度か変わって、もう経営陣には当初の一族はいませんが💧
銀行預かりになったり、商標を売却したり、色々大変な時期もあったのですよ(当然、今日の話には出ませんけど)

試飲はアルタランガ2つとバローロ3つ。

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アルタランガ飲んでしまって写真ないけど💦
伝統的なかつてのバローロと、クリュを名乗る新しいバローロの飲み比べ、良かったです‼️

どちらもバルバレスコに感じるようなスミレはありません、もっと古典的なブルゴーニュに近いです✨


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バローロは法的には最低2年は樽熟成をしなければならない事になっています。

フォンタナフレッダでは樽の大きさや産地はヴィンテージに合わせて変えているそうです。

バローロというDOCGワインはイタリアで最も有名な高級ワインで、赤ワインだけが名乗れる名称です。
バローロ村を始め、ランゲ地方の11の村が法的に認められており、ぶどうはネッビオーロ100%でなければなりません。

バローロのクリュは現在、MGAとして法的に規定されており、その数は181にもなります💦
10個くらいは言えるかなぁ

フォンタナフレッダが単独所有する、フォンタナフレッダ(という名前の区画)もMGAの一つです。
因みににバローロ、バルバレスコではクリュの認定の運動が盛んですが、両者を通じて単独所有なのはここだけ⭐️

最初に出た二つのアルタランガのスプマンテも、(ちょっと前にバンフィの物を飲みましたが)、やはりレベルが高いです‼️
…値段もまーまーしますけどね♠️

法的に全てのアルタランガは、ビンテージ入りでなくてはなりません。
瓶内二次発酵で、しかも瓶熟は30カ月以上ですので、そりゃーお値段も高くなりますよね🌀

アルタランガは後発のスプマンテなので、フランチャコルタに対抗すべくかなり厳しい規定を持っています🈲
元々、イタリア最初のスプマンテはピエモンテで作られていたそうで、ピエモンテ州としては是非とも巻き返したいわけです‼️

バンフィに比べるとかなり優しいアタックです、白もロゼも淡い色で複雑ですが、とてもエレガントです❤️
酸やミネラルはもちろんありますが、熟成でよく溶けた調和のとれた味と香りです。美味しいですねー

ロゼのドサージュにはなんと、1967年のバローロを使用しているそうです‼️㊙️
67年って…

ラベルにも記載があります ↓

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美味しいはずだ😆


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テイスティングルームの手前には古酒の展示もありましたよ

一緒に出していただいたピエモンテ料理も美味しかったです。
八事のイタリアン、イルソーレの増井さんが作っていらっしゃっいました

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一部だけ。
イタリア行った時の写真、今はないので明日、追加できたらします。

バローロ、やっぱりいいですねー✨








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2018年10月04日

ゲルマンサミット


街路樹の金木犀が良い香りですね

でも、また週末に台風でしょうか…
今年は暑さも台風も異常ですねぇ

何だかんだ忙しくて全然ブログが書けない



早速ですが、新入荷ワインを紹介します
てんちょ、ミツクラで初めて扱いますよ。
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エゴン・ミュラー 
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シャルツホーフベルガー カビネット2017
シャルツホーフベルガー シュペトレーゼ2017
シャルツホーフベルガー アウスレーゼ2017


エゴン・ミュラーをご存知の方は古くからのワイン通でしょうか
滅多に見なくなっちゃいましたねぇ

シャルツホーフベルガーは、ドイツ、モーゼルの銘醸畑です
オルツタイルラーゲの一つとして超有名な高級ワイン畑ですが、ドイツのワイン法を簡単に復習しますか

ドイツワインは国内13の指定栽培地域(bestimmtes Anbaugebiet)が制定され、更にその中が細かく地区(Bereichベライヒ)に分かれ、各地区には村(Gemeindeゲマインデ)があり、村には畑(Grosslageグロスラーゲ、Einzellageアインツェルラーゲ)がある訳です。
*地理的表示のないワイン(テーブルワイン)ももちろんありますが、そうしたワインについては今日は無視。

ドイツのワイン法は、他のヨーロッパの諸国と同様に原産地呼称に基づいていますが、1980年代から2000年代初頭にかけて従来のワイン法では市場の変化に対応しきれない為、新たな枠組を作ってより時代に則した形で法体制が再整備されています。

従来は栽培地域名と品種が規定され、糖度に応じたランク付けが全てでしたが、1990年代には辛口志向の市場に合わせて畑の格付けを行う動きが盛んになります
格付け団体は何度か改編されていますが、現在、VDP(ファウ・デ・−ペー)プレディカーツヴァイン醸造所連盟がその中心です。

80年代後半から、各地区で有志の団体がこうした運動を推進していましたので、あちこちバラバラで名称が紛らわしいし、一体どーなってんのぉぉぉって時期がありました…
ようやく2012年に4段階の格付けに落ち着いたようですが、これで最終形かどうかは断言できません

個々の格付け内容には立ち入りませんけど(ほんと超簡単な復習だ)、栽培地と糖度に関する規定と畑の格付けが並立している点が特殊ですね
ちょっとややこしいですけど。


今日のシャルツホーフベルガーもVDPの一員です
しかし、格付けに関する表記がありませんね

シャルツホーフベルガーは、従来のワイン法でも特別な畑です
ドイツ国内に5か所しかない、オルツタイルラーゲと呼ばれる畑でこのワインは畑名を記載するだけで良い、ドイツ5大シャトーの一つです。

こんな素敵な畑 ↓

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HPより、小さいですね

シャルツホーフベルガーという畑は、モーゼルの上流で支流のザール川流域にあります
ヴィルティンゲンという村の東にあるこの畑はモーゼルで最も優れたリースリングが栽培される場所として大変有名です。
今日の生産者、エゴン・ミュラーが一番有名ですが単独所有ではありません。

温暖化がこれほど顕著になる前には、ザールの寒冷地帯でブドウを完熟させ甘口ワインを作る試みは大変な挑戦でした
数年に一度しか成功しないと言われるアウスレーゼの生産をはじめ、長熟甘口ワインの生産に取り組めるのは貴族や大地主などの経済力がある一部の階級の人たちだけに限られたことだったんです。

現当主はエゴン・ミュラー4世さん ↓

エゴン・ミュラー1.jpg

こちらは現在、PFVの一員です。
(ミゲール・トーレスを中心にサシカイヤやウニコ、ヒューゲルなどが参加するグループです

元々ザールにはブドウ畑が少なく、その中でも優れたワインができる畑はごく一部な事に加えて、気象条件が厳しい環境でのワイン作りはリスクが高すぎ、誰もかれもができる事じゃなかったわけです。

気候が安定した近年でも、とにかく生産量が少ないので、日本でも簡単には買えません
なので、お値段もびっくり高額です

アウスレーゼなどは、まだ飲むには早いでしょう
熟成させるためにもセラーの肥やしでいいかと思って仕入れてみました。

カビネット以上には全てシリアルナンバー入りですよ〜

エゴン・ミュラーはは他にも、ブラウネクップという畑も持っています
こちらも少量入荷。やっぱりお高いけど

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そして、何故かスロヴァキアでリースリングを作っています(左のワイン、シャトー・ベラ)

このシャト・ベラとシャルツホーフQbaは24日の試飲会に出しますね
てんちょも初めて飲みます、楽しみ

















posted by cave MITSUKURA at 17:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月01日

10周年スタート 試飲会の案内しました


とうとう来ました‼️
カーヴミツクラ10周年です✨

これも皆様のおかげです。
ありがとうございます✨

初日、色々大変で、ブログ書いていられず…
申し訳ない💧

ハードリカーテイスティング、結構過酷です…🌀

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蒸留酒やリキュールを生で飲む、って言うのも辛い…

二次試験はもうすぐ‼️
頑張ってください😊


イベントページに今月の試飲会の案内を載せました‼️

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これ以外にももちろん豪華にいきましょう〜
ご参加、お待ちしております♥️









posted by cave MITSUKURA at 18:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする