イタリア、ピエモンテの一大生産者であるフォンタナフレッダからCEOのロベルト・ブルーノさんがいらっしゃってました‼️
一番前に座りました😊
ブルーノさんに会うのは2回目、前は2014年にイタリアに行く直前にミツクラをお訪ね下さって、フォンタナフレッダについてお話ししてくれました❤️
ピエモンテのワインとバローロを語る時に、フォンタナフレッダの名前は必ず必要です。
絶対に避けて通れない歴史と背景を持っています‼️
従業員などが住んでいます
↑ この建物の縞模様はラベルにも採用されています。
フォンタナフレッダとは今は会社名ですが、元々は土地の名前で「冷たい泉」を意味します。
実際に敷地にそうした泉があった事に由来し、今もあるそうですよ🍀
イタリア初代国王のヴィットーリオ エマヌエーレ2世が1858年にセッラルンガ ダルバに狩猟の為の土地を持ったことに起源があり、今年で160周年を迎えます✨
長ーい。
会社は所有が何度か変わって、もう経営陣には当初の一族はいませんが💧
銀行預かりになったり、商標を売却したり、色々大変な時期もあったのですよ(当然、今日の話には出ませんけど)
試飲はアルタランガ2つとバローロ3つ。
アルタランガ飲んでしまって写真ないけど💦
伝統的なかつてのバローロと、クリュを名乗る新しいバローロの飲み比べ、良かったです‼️
どちらもバルバレスコに感じるようなスミレはありません、もっと古典的なブルゴーニュに近いです✨
バローロは法的には最低2年は樽熟成をしなければならない事になっています。
フォンタナフレッダでは樽の大きさや産地はヴィンテージに合わせて変えているそうです。
バローロというDOCGワインはイタリアで最も有名な高級ワインで、赤ワインだけが名乗れる名称です。
バローロ村を始め、ランゲ地方の11の村が法的に認められており、ぶどうはネッビオーロ100%でなければなりません。
バローロのクリュは現在、MGAとして法的に規定されており、その数は181にもなります💦
10個くらいは言えるかなぁ
フォンタナフレッダが単独所有する、フォンタナフレッダ(という名前の区画)もMGAの一つです。
因みににバローロ、バルバレスコではクリュの認定の運動が盛んですが、両者を通じて単独所有なのはここだけ⭐️
最初に出た二つのアルタランガのスプマンテも、(ちょっと前にバンフィの物を飲みましたが)、やはりレベルが高いです‼️
…値段もまーまーしますけどね♠️
法的に全てのアルタランガは、ビンテージ入りでなくてはなりません。
瓶内二次発酵で、しかも瓶熟は30カ月以上ですので、そりゃーお値段も高くなりますよね🌀
アルタランガは後発のスプマンテなので、フランチャコルタに対抗すべくかなり厳しい規定を持っています🈲
元々、イタリア最初のスプマンテはピエモンテで作られていたそうで、ピエモンテ州としては是非とも巻き返したいわけです‼️
バンフィに比べるとかなり優しいアタックです、白もロゼも淡い色で複雑ですが、とてもエレガントです❤️
酸やミネラルはもちろんありますが、熟成でよく溶けた調和のとれた味と香りです。美味しいですねー
ロゼのドサージュにはなんと、1967年のバローロを使用しているそうです‼️㊙️
67年って…
ラベルにも記載があります ↓
美味しいはずだ😆
テイスティングルームの手前には古酒の展示もありましたよ
一緒に出していただいたピエモンテ料理も美味しかったです。
八事のイタリアン、イルソーレの増井さんが作っていらっしゃっいました
一部だけ。
イタリア行った時の写真、今はないので明日、追加できたらします。
バローロ、やっぱりいいですねー✨