10月入荷予定のワインが来ませんね…
入船がまだならここから通関もあるし、恐らく11月になっちゃうだろうなぁ

今月も来月も色々あって慌ただしい

来月は、
11月15日木曜がボジョレー・ヌーボーの解禁日です

今日のニュースで第一便が日本に到着したと言っていました、早い。
いつも通り、今年も全てのアイテムを1杯300円で試飲できます。
去年の酸が強かったヌーボー、実は3種類ほど残してあります、1年経ったヌーボーワインを比較試飲できますよ

今年も14時から21時、予約不要です。


去年の写真です
今年の新酒の試飲は、
ルロワ
フィリップ・パカレ
マルセル・ラピエール
ルー・デュモン
ルイ・ジャド
ルイ・ジャド マコン・ヌーボー
ルイ・テット
ツァーヘル ホイリゲ、です

さらにノヴェッロもあります

これに去年のヌーボーを3つ加えてお出しします。
今年は暑い夏が来て春先までの湿気を払ってくれ、収量も多く良いブドウになったようです

出荷(解禁日)が決まっているヌーボーは、早く収穫できる事が大変大きなアドバンテージになります。
遅れるとただでさえない時間がもっと無くなっちゃう

そういう面では今年は上手くいったと言えそうです。
夏が暑くて一部では焼けたブドウがあったようですが、反面、病害は無く完熟が早かった分、フェノール類の成熟まで十分な時間があったようです。
マリー・ラピエールさん(故マルセル・ラピエールの奥様)によれば、今年は少し凝縮した年になったそうです。
さて、どんな味になっているでしょう

定点観測の方、ちょっと味見がしたい方、お待ちしております〜
話は少し逸れますが、この前来店してくれたティボー・リジェ・ベレールさんに聞かれました。
「日本ではクリュ・ボジョレーについて、どのくらいの認識があるか」と。
これは人により差がありそうです。
真面目なワイン好き(特にブルゴーニュ)の中ではクリュ・ボジョレーはある程度認められているいいワインだと言えそうですが、
ミーハーな飲み手や、経験も知識も少ない方(これは悪い事ではないです)には、ボジョレーはまだまだヌーボーのイメージしかない、のではないでしょうか

素晴らしいモルゴンやムーランナヴァンを知る一方で、ヌーボーも楽しむ

どっちかだけしかあっちゃいけないのではありませんからね

ガメイというチャーミングなブドウ、ヌーボーの様に軽やかな物から長期熟成できる高貴な物まで、様々なワインがあるんですよ

しかしながら…
「100年に一度の出来栄え」(← 嘘つけ) とか、
「ボジョレー・ヌーボーがおしゃれで流行」
「ワインライフに定着」
などの謳い文句は正直もうやめた方がいい

かえって滑稽というか無理やりなのが痛々しいから。
大手のワイン輸入元にとっては、未だにヌーボーの売り上げが年間の半分近くを占めることもあり、ヌーボーが売れなくなると困るんでしょうけど。
市場が成熟しているのは悪い事ではない、変化に対応する必要がありますねぇ
そして、
月例の試飲会は21日(水)です

11月のテーマは「ブルゴーニュ」、4000円です。
こちらはイベントページに載せましたのでご確認ください

アイテムは選定中。
さらに、
ポル・ロジェ セミナーが23日金曜で(こちらは満席)、もう一つセミナーがあります。
近日中にご案内しないと。