2018年11月29日

大スターくるよ


昨日は夜に雨でしたね…

午後に行ったシャンパーニュ、ジャクソンのセミナーですが、昨日で3回目の出席でした。
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以前の資料を探してみたいと思ってます

が、実家に行かないといけないので時間かかりそう…

どんどん生産量を減らしているジャクソンですが、てんちょは昔のシナチュールが好きなんだけどなぁ


さて、今日はイタリアのカストラーニのセミナーです
これまで沢山の生産者さんをお迎えしてきましたし、一流の生産者にもご来店いただきました

でも、F1ドライバーが訪問してくれる日が来るとは思わなかったです

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ヤルノ・トゥルーリ氏、さぞかしカッコいんだろうなあ〜

次はハリウッドスターか(うそうそ)



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2018年11月28日

シンパシー・シャンパーニュ


今日って雨かと思っていましたが、降らないで済みそうですね
日差しが眩しくて、冬らしからぬ陽気ですね。

今日と明日の名古屋はシャンパーニュ騎士団の叙任式があるおかげで、シャンパーニュメーカーだらけです

ミツクラにもいくつかアポのお申し出がありましたが、今日もワイン会、明日はカストラーニで、無理無理
これからジャクソンのセミナーに行かなくちゃいけませんし。
3日前とかホント無理です。

もっと早くアポ取ってくれー

まぁ、その程度のアポって事ですね。


でも、今日は朝から素晴らしい方にお会いできました

シャンパーニュメゾン、カナール・デュシェーヌ醸造長のローラン・フェドーさんが来てくれました
日本語めちゃ上手い販売担当のジェレミさんも一緒。

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写真撮りませんでした…ま、いっか

簡単なお話だけだと思っていましたが、醸造やデゴルジュマンの細かい技法まで1時間以上も説明してくれまして、最後はパワポの資料をモニターで動画も見ながらの解説となった、とても有意義な時間でした
畑の地図も一緒に見ながら確認。

くーっ、こんなんならセミナーやってくれたらよかったのにぃぃぃ

と思うくらい素晴らしい内容で、てんちょ一人で聞いててええんかい、って思いましたよ
も、もったいない。


全てはとても書けませんので、今日もかいつまんで紹介します

カナール・デュシェーヌ1868年創業のとても古いシャンパーニュメゾンです。
カナールさんという樽職人とブドウ栽培家のデュシェーヌのお嬢さんが結婚してできたネゴシアンで、
今年で150周年となっています。

この蔵はメゾンにしては珍しく、モンターニュ・ド・ランスの北の端、リュードという1級畑(村)にあります
多くのメゾンが商売を拡大する中でランスやエペルネ都市に移っていったのですが、カナール・デュシェーヌだけはブドウ畑の中にとどまったのです。

この蔵の創始者のヴィクトールさんは商売熱心で、早くから輸出に力を入れました
19世紀の終わりには最大の輸出市場だったロシアへ出荷し、ロマノフ王朝のニコライ2世に気に入られ、カナール・デュシェーヌの紋章はこのロマノフ家の双頭の鷲をつけることを許されました。
さらにナポレオンの騎兵隊のサーベルが加わり、現在の紋章となっています。

ここで、お話には出ませんでしたが、
ニコライ2世は暗殺により死亡、その後のロマノフ王朝も革命により消滅し最大の買い手を失い、途中でベルエポックはあるものの、戦争やアメリカの禁酒法で、シャンパーニュ地方は踏んだり蹴ったりです…

ここで多くのメゾンが倒産してますが、とある有名メゾンRが言うには「当時、つぶれそうなうちを買いたいと思う他社も、その金を持っているところもなかったので今でも存在している」んだそうで
今のゴージャス、絢爛豪華なイメージとは程遠い時代もあったのですよ。


カナール・デュシェーヌも、その後経営にはあまり力が入っておらず、スーパーマーケットに並ぶ銘柄だと思われるほど長らく低迷しちゃってたんですが、2003年に大手のティエノの傘下に入りました
今日来てくれた醸造長のフェドーさんは元々ティエノの醸造長だった方です。

ティエノの傘下に入るとすぐに、フェドーさんは新しいキュヴェを3つ作りました

カナール・デュシェーヌ1.jpg

シャルル7世 ブラン・ド・ブランNV

あとは、
キュヴェ・レオニー ブリュットNV
パーセル181 エクストラブリュットNV


です。
3つとも試飲させてもらいましたよ

ものすごく美味しかった

香りが非常に繊細です、ブランドブランは48カ月も瓶熟していますが、濃すぎる酵母香がなくとてもフレッシュです。
それでいて(特に私シャルドネがそんなに好きじゃないので)固くもなく、シャープじゃないってところが非常に気に入りました

それぞれのキュヴェのコンセプトが的確に伝わる、正確な醸造だなぁと感動です

爽やかで上品、でも軽い訳じゃないって感じ



特筆すべきは、二つの事です
(基本的なお話も大変貴重なんですけど)

まずは、ブショネ対策としてミティーク・コルクを採用している事
これのおかげでカナール・デュシェーヌのシャンパーニュには99.9%ブショネはない。

ミティークというのはスティルワインで言うディアムコルクの事です。
簡単に言うと、蒸気殺菌した圧着コルクですが、ブショネの原因となるTCAを繁殖させません。

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一般的なコルクと比べると均一ですよね、
これは一見、安物に見えますが違うのでご注意ください

ディアムコルクって長い天然コルクと変わらないくらいのお値段なんです
製造ロット管理もされていて厳格な規格があります。
因みに、カナール・デュシェーヌのコルクにはいつもシャンパンサーベルが描かれているそうです

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そして、もう一つはデゴルジュマン後の驚きの技術です

シャンパーニュは、

瓶内二次発酵

瓶熟

デゴルジュマン

ドサージュ

コルク打ち

(ちょっと馴染ませて)ラベルを張って出荷

という手順で我々の手元に来ますが、デゴルジュマン〜コルク打ちまでは一気にやってしまいます
のんびりしてると泡がなくなっちゃいますからね。
(とは言ってもそこまで大慌てでなくても大丈夫)

機械化された流れ作業で、ポンポン抜かれてサクサクコルクがはめられていきます
爽快な眺め。

多分youtubeで検索すればすぐに出てきます

で、ドサージュの行程についてはご存知でしょうか??
澱引き(デゴルジュマン)で減った分をリキュールで補い、味を整えるのですが、
ここで、どんな蔵でも多少ワインが泡立ちます

長い瓶熟で二酸化炭素は溶け込んでいますので、瓶口の泡立ちには問題はないのですが…
よく見てると、
泡が上まで立つボトルと、ほとんど立たないボトルがあります

そこに目を付けたフェドーさん

つまり、泡がほとんど立たないボトルには、そのままコルクで蓋をすると液面までの空気が瓶に含まれることになります。
一方で、上まで泡立ったボトルにコルクとすると、泡が収まった後には空気がほとんど残りません。

この差、分かりますか??
見せてもらった写真をお見せしたいが…ない 涙

これが出荷後の経過で瓶差となって表れるので、それを防ぎたいと秘策を講じたんです


瓶差=ボトルバリエーションは熟成すればどんなワインにも現れても仕方ない物です
でも、それを少しでも減らそうという試みは驚いたなぁ

カナール・デュシェーヌで特別に誂えた機械は、ドサージュした後にほんのちょっと、僅かに1滴だけ「水」を垂らして全てのボトルを物理的に泡立たせ、空気が入らなくしたうえでコルクを打つそうです

この技術、元はビール業界の物だそうですが、め、めんどくさい事やってますなぁ
すごいわ。

ミティークコルクとこの密閉作戦のおかげで、SO2の使用を30%も減らすことが出来たそうで、それは大変良かった

いやぁ、いいお話だった。
しかもフェドーさん、普段はあまり秘密を語らないそうで、ラッキーかも。

今度来るときはお客様向けに話してくださいね、と約束してお別れました〜













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2018年11月25日

語らずとも瞭然


めっきり寒くなっていますがさすがは太平洋側の名古屋、今日も快晴です

ゴーン氏逮捕の裏側には(世間の目をそらしたいくらいの)どんな大事件があるのか。
東京地検特捜部が出てくる時って大抵そうだもんね


木曜のブログ、スマホから書いたのでやはり加筆が難しいです
気紛れに頑張ります。
その内ネタがなくなったらスピネッタの事、書きますね、ごめんなさい…
(タイトルのサイはバルバレスコ、ライオンはバローロのラベルなんですよー、知ってた??))



今日は先に一昨日の報告から。

一昨日はシャンパーニュメゾンのポル・ロジェから、社長のローラン・ダルクール氏に来店してもらいセミナーを開催しました

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試飲も豪華5種類
新発売のサーウィンストンチャーチル2008もありました。

ご参加の皆様には沢山お買い上げいただきましてありがとうございました

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サインもらうのに結構並んでましたが、ダルクールさん全て一つずつ手寧に書いてくれてました。

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昨日ブログ書けなくて、しかもちゃんと紹介すると恐ろしい長さになっちゃうので(それくらい内容の濃い、良いセミナーでした)、
当日見たパワポの写真を添えて、かいつまんで紹介する事にします。

メゾンについて簡単に書きますと、
創業は1849年、現在5代目となるメゾンです。
全生産の80%を輸出しています、最重要で最大の輸出先はイギリスです
(ロイヤルウェディングのシャンパーニュになった事も有名です)


まずはチャーチルについて

ポル・ロジェのプレステージシャンパーニュである、キュヴェ・サーウィンストンチャーチルは当然ながらイギリスの首相だったチャーチルから命名されています。

二度の戦争を経て英雄となった豪傑チャーチルですが、パリで開かれた戦勝記念パーティでポル・ロジェ社の3代目ジャック・ポル・ロジェの奥さんのオデットさんが同席し親交を深めていきます

二人の写真はパンフレットにも載っています ↓

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製法などには一切こだわる事はないが常に最高の物だけを好んだ、というチャーチルはポル・ロジェの力強いキュヴェを大変気に入り首相官邸送りでオーダーするようになります。
チャーチルは本当にポル・ロジェのシャンパーニュが大好きだったようで、自分の持っている競走馬にも「ポル・ロジェ」という名前を付けたほどです ↓

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前はもっと分かりやすい写真があったのになぁ

そして彼の死後、10年経って遺族の同意を得て、チャーチル好みのシャンパーニュは商品となって発売されることとなりました。
これが現在まで2008年で17ヴィンテージを数えるキュヴェ・サーウィンストン・チャーチルの始まりです。

最初のヴィンテージである1975年のお披露目はチャーチルの生まれたブレナム宮殿で行われました

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お貴族〜

因みに最初はマグナムだけ、今後はマグナムを増やすかもとのこと。
現在でも新ヴィンテージの発売前には、敬意を払い必ずチャーチルの一族に最初に飲んでもらうそうです。


そして、もう一つ。
今年の夏くらいでしたっけ?
ポル・ロジェ社の地下から100年以上前のシャンパーニュが発見された、というニュースがありましたが覚えている方はいらっしゃいますか

その昔、118年前、ポルロジェの20世紀のスタートは本当に散々で…

1900年2月23日、地下セラーを含む社屋が倒壊しちゃっています

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50万本のストックとリザーヴワインを失うという大惨事です
(そしてこの後、グランドゲール=第一次世界大戦がありシャンパーニュ地方は塹壕だらけになります)

よく倒産しなかったよなぁ…


この場所には埋もれたままの当時のシャンパーニュがあると言われており、歴代の醸造長はじめシェフ・ド・カーヴはその発掘にひそかな情熱を燃やしてたそうなんですが、危険もあり中々掘る訳にはいかず…
今年ようやく行われた調査で10数本のボトルが発見された、という事です。

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前醸造長の夢が叶った

今でも崩落の危険があり、それ以上の調査は行われませんでしたが、
そりゃーもっと埋まっているだろうと全員が思ってます

因みに、本数があまりにも少ないのでダルクールさんも誰もまだ飲んでいないそうです


ロゼやドゥミ・セックも含めて美味しい物ばっかりだった
流石の08年、チャーチルも既に美味しいですね
もうちょっと待ってもいいかー

もちろん、てんちよもキープしてまっせ ↓

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輸入元では年内在庫は完売、店頭にもあと1本しかありませんので欲しい方はお早めに。
またご来店して欲しいなあ











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2018年11月22日

サイとライオン


昨日は月例の試飲会でした‼️

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沢山の方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
飲めなかったワインがあった方には申し訳ありません。

今年最後の来月は19日水曜です⭐️
テーマは「シャンパーニュ&おすすめ」です。
来月も会費4000円です。


さて、今日はお休み✨
ですが、イタリアから素敵なワイナリーの方が来ていてランチ会に呼んでいただきました‼️

メーカーさんは、ピエモンテのスピネッタ⭐️
輸出部長のルカさんとご一緒しました

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酔ってるなぁ

バルバレスコのトップ生産者として有名ですが、バローロやほかのワインも作っています。

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美味しいイタリアンでお腹いっぱいー



くーっ、全然時間なくて書けない💧💦

もっと色々詳しく紹介したいので後日加筆します💦
明日はポルロジェ です。




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2018年11月21日

今年最後のワイン会


やにわにロックが売れています


嬉しい事だけど、嬉しくない理由…
1本ずつですが、スショ15オートメジェール15とクロヴジョ15ありますよ。


さて、今日は月例の試飲会、テーマは「ブルゴーニュ」です

もうブルゴーニュは値上がりが激しいんで、低価格では難しいですねぇ
それでも何か良い発見があるといいのですが。


12月に今年最後の公式ワイン会をやろうと思います
(飲み会はぼちぼちある)
興味ある方は是非ご参加ください。

Aet P de Villaineの会

ロマネコンティの共同経営者であり、代表でもあるヴィレーヌ氏のドメーヌです。
アリゴテのブーズロンが有名ですが、シャロネーズの白(シャルドネ)も赤(ピノノワール)も作っています。
しかし、白はまだともかく、赤を見る機会がめっきり減ってしまっています…

そこまで古いヴィンテージはありませんが、揃ってるので飲み比べしてみたいと思います
一緒に飲みませんか。

ワインは下記の通り、11本

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Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous Aime Blanc 2015
Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous Aime Blanc 2014
Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous Aime Blanc 2013
Rully Les Saint-Jacques Blanc 2014
Rully 1er Cru Grésigny Blanc 2014
Rully 1er Cru Grésigny Blanc 2013
Rully 1er Cru Grésigny Blanc 2012
Bourgogne Côte Chalonnaise La Fortune Rouge 2014
Mercurey Les Montots Rouge 2014
Mercurey Les Montots Rouge 2013
Mercurey Les Montots Rouge 2011


*2015年からはドメーヌ・ド・ヴィレーヌとなっています

日時:12月12日(水)19時から21時
場所:カーヴミツクラにて
定員:11名
会費:6000円 現金でお支払いください
その他:先着順、着席、軽食
キャンセル期限:12月7日21時


お店まで、メール・電話・ご来店にてお申し込みください〜

お申し込み待っております














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2018年11月20日

悲しいお知らせ


大ショックです…

ブルゴーニュのビオ ドメーヌ
プリューレ ロックの御当主、アンリ フレデリック ロック氏の訃報に驚きました🌀😞

あまりにも突然で、俄かには信じられませんでした。
フェイクニュースかと思ったくらい💦

15年に東京でお会いしましたが、かっこよかったなぁ✨❤️

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DRCの代表はどうなるんでしょう。
プリューレロックにはヤニックさんがいるから大丈夫でしょうけど。

それにしても残念です…
ご冥福をお祈りします。















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2018年11月19日

半年ぶりの再会 その2


気温が下がっているとはいえ、やっぱり今年は暖かいです


昨日はブルゴーニュでは、栄光の3日間の最終日としてオスピス・ド・ボーヌの競売が行われました

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ブルゴーニュワイン委員会SNSより

今年は1973年以来の出品多数となったそうで、豊作の18年を反映しています
値下がりはしませんけど…ね


さて、半年待ったこの前のカンシーですが、こちらのサンセールも半年ぶりに再会です

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リュシアン・クロシェ サンセール ヴァンダンジュ7・デュ・オクトーブル2015


サンセールは有名なので説明しなくてもいいでしょうけど。
フランス、ロワール上流地域、中央フランス圏にあるワイン産地です

サンセールとしては赤白ロゼが認められていますが、圧倒的に白の生産が多いです。
なのでサンセールと聞くと白ワインを連想する方が多いでしょう、白はソーヴィニヨンブラン100%です

このワインもそうなんですが、

ただし書いてある通り、収穫が10月7日という驚異的な遅摘みなのです

通常は9月上旬、早ければ8月末。

それを10月って…
そんなに待ってたらブドウが腐らないかしらってくらい、遅い
ですから、気候条件がそろった年だけしか生産がありません

遅い収穫だけに甘いんです
サンセールの甘口なんてこれ以外に見たことも飲んだこともありません。

この前はなんと10年以上前の2006年
こちら ↓

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こちらの方がラベルが凝ってる

でも、06年は甘くはないですね💦
遅摘みのコクや完熟感は十分あるんですが、甘さは15年の方がストレートに感じますよ

流石はリュシアン・クロシェ、とても上品です。
このワイン、本当に美味しいのですよ〜

これも先日のカンシーと同様、日本未入荷だったのを特別に取り寄せてもらいました
恐らく、日本でうちだけ??

元の生産が少ないのでお値段はまーまーしますけど、飲んでみる価値は大いにありますよ。
06年もあります。

気になる方はどうぞ〜

ブラインドでソーヴィニョンブランだと言える人がどのくらいいるでしょうか???

うっしっし












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2018年11月17日

半年後の再会を果たす


名古屋も流石に気温が下がってきました
日差しはジリジリ感じるのですけど。

ボジョレー・ヌーボーはじめ新酒の会には沢山のお客様にご来店いただきましてありがとうございました

毎年来てくれる方
去年も来てくれた方
初めてお会いする方


ありがとう〜

狭い席で、立ち飲みになってしまった方には申し訳ございませんでした

皆様にお気遣いいただきまして、楽しく平穏な会となりました。
お礼申し上げます

今年のヌーボーは濃い色合いのしっかりした印象の物が多かったですね
特にルイ・ジャド、去年のも一年経っているのに外観は黒々してました。
これは興味深い飲み比べでした

てんちょはマルセル・ラピエールが一番気に入りました。

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ラピエールは透明感があってフルーティでした〜

アロマが一番だったのはなんとファルネーゼのノヴェッロでした。
売り切れて写真がない💦

さらに、今年も白はとても美味しかったです

ホイリゲは言われたほど甘くなく、青リンゴのフレッシュな印象はいつも通り、バランスの良い爽やか辛口です。
マコンもこれが収穫から数カ月しか経っていないとは思えないくらい、コクがあって、既にいいワインの風格がありました。

一部になりますが、もう少し店頭販売ありますよ〜




今日は新しいワインを紹介します

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アンリ・ブルジョワ カンシー2017&メネトー・サロン2017

フランス、ロワールの最上流にある白ワインのAOCです

6月に訪問してとても感動したアンリ・ブルジョワ、試飲してとっても良かったカンシーです
なので、どちらも日本未入荷ですが、特別に発注しました

やっと来ました

アンリ・ブルジョワと言えば、サンセールの超有名生産者ですが、生産はサンセールだけではありません。

カンシーとかメネトー・サロンって勉強はしますけど、あまり見かけないですね
マイナー生産地という感じかもしれません。
カンシーは白だけですが、メネトー・サロンは赤白ロゼが認められています。

場所はここ ↓

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二つの村はサンセールからちょっと離れています。

黒丸がサンセール
青丸がメネトー・サロン
赤丸がカンシー
です。

どちらもソーヴィニヨンブラン100%です。

流石のアンリ・ブルジョワ、サンセールに全く劣らない美味しい辛口白ワインです
お値段もサンセールと同じくらいしますけど…

数は限定ですが、それなりの量がありますので
興味ある方は是非飲んでみてくださいね













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2018年11月15日

新酒飲んでます


2018年新酒飲み比べ、始まっております‼️

今年も早くからご来店くださるお客、ありがとうございます😊
これから来てくれる方もお待ちしております。

去年のヌーボー、面白い✨♠️❤️

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これも縦飲みだ✨

今年は早い収穫で、多くの自社畑の生産者は成功したようですが、春の雨で病気に悩まされて収量が減った畑もあるようです。

ミツクラのいつもの銘柄はどれも濃いめ、良い年の証明のようにしっかりしてます‼️
新酒じゃなくてもいいんじゃないかなぁ

そして、今年も、白は美味しいなぁ❤️

ホイリゲ
マコン ヌーボー

あなたも飲みに来ませんか😊✨
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2018年11月14日

新酒祭りだー


ヌーボー揃いました‼️
明日お待ちしております

どれでも1杯300円です。

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去年のヌーボーもあります  ↓

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酸味が目立ってた2017年、一年経って美味しくなってる予感❤️

明日は14時から‼️
来てねー。



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2018年11月13日

ジョッキで飲むのが正統です


2018年の新酒がぼちぼち揃ってきました

今年はヨーロッパ全体で成功した年になったようです
夏が暑くて登熟が早く、収穫も早くて量も多い。

収穫が早いと醸造・熟成に時間がかけられるので新酒には非常に有効です

夏の暑さ収穫の速さは毎年の事になってきました

これは明らかに温暖化の影響です。
暑くてブドウが完熟するのはいいけれど、アルコール度数の高すぎる飲みづらいワインになってしまったり、それは困りものですね

気温が高くなった事よりも顕著な変化は、誰もが言います
「雨が減った事」だと。

先日のボーカステルでも聞きましたが、今日も聞きました。


今日はいきなり来てくれた方がいます。

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来てくれたのは、オーストリア(ウィーン)から初来日。
ホイリゲを作っているツァーヘルのグレゴールさん

今年からラベルにデメター(ビオの認証団体)の認証が入っていますね

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毎年、醸造家のアレックスが来てるんですが、今年は広報担当の弟さんが来日です。
初めての日本、イベントばっかりで大変だろうなぁ…

っていうか、テッシュよ(輸入元の社長)、毎年アポなしで来るのやめてけろ

グレゴーさん、優しい方です。
販売してくれてありがとうって。
もっと買えとか、あれが置いてないとかいう社長とは大違いだ


今年のホイリゲはアルコール度数11%と低め(でも昔は9%くらいだったけどね)というお話。
残糖を増やして若干甘味を感じるようにしたそうです。
前述の通り、完全発酵させるとハイアルコールの強いワインになってしますので、それは避けたかったと。

ぶどうは今年は7種類

グリューナ・フェルトリナー
リースリング
シャルドネ
ピノ・グリ
ピノ・ブラン
トラミナー
ノイブルガー


畑は混植、ゲミシュターザッツです。
出荷の期限を見据えて、熟しているものから収穫しますのでセパージュは毎年違っています

青リンゴやパイナップルの華やかな香りはボリュームいっぱい、軽やかな微発泡です

本場では小さめのジョッキに注いで炭酸で割って飲みます

毎年とても美味しいけど、今年も期待できそう。
11日が解禁なんでもう飲めますが、私はまだ飲んでおりません。

15日の新酒試飲会にも出しますね〜







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2018年11月12日

スーパースターが間近に


今の名古屋、雨降ってます
パラパラですが、降ると思わなかった



イベントページに「カストラーニ イタリアワインセミナー」の案内を載せました

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カストラーニはイタリア、アブルッツォ州のペスカーラにある1793年に起源をもつワイナリーで、パリで医者として成功したラファエル・カストラーニ氏の別荘地が元になっています。
その後、ワイナリーはヴィラと共にアントニオ・カズーリ氏に引き継がれ拡大しますが(この方、日本で昭和天皇にも会ってるそうです)、彼の死後、ブドウ畑はヴィラと共に打ち捨てられてしまいます。

時が下って1999年、有志のグループがこのワイナリーを復活させました
この一員がトゥルーリ氏のお父さん(らしい)、他にも色んな事業をしてるそうです。

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HPより、以下同様

元F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリ氏が来てくれます

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てんちょ、そういう有名人にあった事ないので感激だなぁ
ワインの話なんてできるんだろうか(なんてさ)

ワイナリーにF1カート飾ってます ↓

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ワイナリーで慰労会かな ↓

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当日の試飲は5種類、お土産ワインも1本ついています

F1グッズ、ヘルメットや帽子を持っている方は持ってきてもらえばサインしてもらえますよ〜

ヤルノ・ロッソというワインもありますので、買ったらサインしてもらえます

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どんなワインなんでしょうね


…エディ・アーバインとかワイン作ってないのかなぁ(個人的願望)












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2018年11月11日

キュヴェとカップ


名古屋、円頓寺のパリ祭は今日も大変な人出でしょう
天気が良くて何よりです。

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始まる前、午後はもう身動き出来ないほどだったらしい

弊店本社からも出店しています、
が、店名が分からない…
味噌ぱっつぁんのキャラがいるかなぁ ←このキャラ知ってる方いらっしゃいますかね



ワイン関連の記事をネットで見てまして、うーんと思ったのですが。

「キュヴェ」と言う用語を解説してる記事だったんです。

「この用語には色々と意味があります、シャンパーニュと他のワインでは意味が異なる」とありまして、そこまでは大賛成
私も最初にタイトルを見て、シャンパーニュと他を分けて解説しないとなぁって思いましたので。

しかしながら、解説は「シャンパーニュのキュヴェと言う用語は品種をブレンドしてある事を指す」と続きまして、
これには大いに疑問です

だって、ブランドブランにもキュヴェなんちゃら、ってありますしね

シャンパーニュのキュヴェという言葉は、法的には「一番搾り」の事を指します

収穫したブドウをプレスして果汁を取り出すわけですが、最初のプレスで得られる果汁ががキュヴェです。
一流生産者ではこの一番果汁だけを使用して二番目は売却しちゃうところもまま、あります。
(一番果汁の方が質がいいのです

そして、ちょっと紛らわしいのですが、この二番絞りをプルミエ・タイユpremier taille(言葉の意味は一番搾り)と呼びます

1987年(だったかな)に法改正がある前には、三番絞りのドゥジェーム・タイユdeuxième taille(言葉は二番搾り)まであったのですが、
現在は圧搾は2回までの規定になっています。
圧搾機が水平型のプレスから円筒型のプレスに移行してる(全生産者ではありませんが)事が大きな要因の様です。
搾汁効率が上がったんですね。

こちらが従来の水平プレス ↓

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eric rodez snsより

プヌマティック(円筒プレス)の写真がない… ので割愛


ですから、今ではキュヴェタイユと呼び分けるだけの表記が多いようです。

現在、円筒型のプレスはシャンパーニュ以外のスティルワインの生産者でもよく使われています

法規制の厳しいシャンパーニュですが、圧搾に関しても20以上の規定があります
ブルゴーニュでよく耳にする全房発酵ですが、元々シャンパーニュでは除梗なしの決まりです。
(マセラシオンのロゼを除く)
4000キロのブドウから2050リットルがキュヴェ、500リットルをタイユとしています。
圧搾機は1回ずつ洗浄するとか、実に細かい…

最初に戻って、シャンパーニュの銘柄やスティルワインについてる「キュヴェなんとか」は特別な思い入れがある事を示す言葉で、特に規制はありません。



という事で、今日はシャンパーニュの紹介をするべきですが、

全然違う物です

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ワンカップ大関

わっはは
こういうのもあるんだよ

てんちょ、先日ひれ酒をいただきまして大変美味しかったです
時間ないのに3合も飲んでしまった。

お店のご主人曰く、「ひれ酒にはいいお酒を使う必要はないので、こういうの(ワンカップ)が一番だよ」と。
そちらで何を使っていらっしゃるかは分かりませんでしたが、まぁ本醸かな。

コンビニよりもお値打ちな値段のこちら
あるだけですが、まぁまぁ数はありますよ























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2018年11月10日

ボングラン再び


今日も暑いくらいですね✨
11月なのに。

昨日はとても良い会に参加できました‼️
ブルゴーニュ、マコンからドメーヌ ボングランの若、ゴーティエさんが来日していました。

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東京〜
ギンサ シックスまで行って来ましたよー🚅

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店内ウロウロして、ミーハーに屋上散歩もして来ました

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東京ってとにかく人だらけですね💦
普段、人混みを歩かないので…

で、

ゴーティエさん、ちゃんと覚えていてくれました‼️
(月曜にメールしたし😊)

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やっぱりボングランのワインはいつ飲んでも美味しいなー❤️

去年の訪問はこちら ↓

エミリアン ジレは頼まれて作ってるようですね。
横向きタンクは乳業用のものだとか。


昨夜のワインも素晴らしい‼️

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濃いめの黄金色

味の構成が非常に緻密で繊細✨
アロマが豊かで欠点が全くないです。

まず見る事のない
キユヴェルヴルテ(一部貴腐入)や
キュヴエ ボトリティス(貴腐)も飲めました‼️

シャルドネの貴腐、ここ以外に知らないです。
香りもとてもいいです、紅茶キャンディだわ❤️

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ミツクラには、マグナムとボトリティスの在庫ありますよ‼️


ミツクラのネット通販はこちら ↓
http://cave-mitsukura.com/eshop/

ボングランはこちら ↓
http://cave-mitsukura.com/eshop/products/list.php?transactionid=a6307ed12002e808c19e76df37014d82abc60b1a&name=%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3&search.x=83&search.y=19

ご注文お待ちしています










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2018年11月09日

ヴァン ド テロワール実体験

雨ですが今日もさほど寒くないですね☂️
一雨毎に寒くなるでしょうか


昨日は、南ローヌのシャトー ボーカステルのランチ会に参加してきました✨

これまで何度か来日している所有者のペランさんですが(いらっしゃる方は一族の誰か)、てんちょ、ようやくお会いする事が出来ました‼️

昨日いらっしゃっていたのは、ご当主の弟のフランソワさん。

彼のリクエストでご飯は和食でしたが、お出汁との相性も悪くないですね❤️
パプの様なフルボディの赤には難しいかと思ってましたが、古酒もあったので全然違和感なく楽しめました‼️

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写真は先付けだけね、干し柿とクリームチーズがとても良かった。


ボーカステルと言えば、シャトー ヌフデュパプを作る超有名なドメーヌですが未だに家族経営を続ける数少ない生産者の一つです✨

この家族経営と言うのが結構難しいそうで、フランスでは相続税がとにかく高いので、ワインの価値が上がって畑の値段も高くなっている昨今では相続税か払えずドメーヌを売却する話が珍しくありません💦

彼らは、志を同じくする
ヒューゲル
ベガ シシリア
エゴン ミュラー
などと一緒にPFVというグループを作っています⭐️

最近ここにオーブリオンが加わったニュースがありました‼️

試飲はとても豪華でした✨

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98から15まで
オマージュ ジャッぺランまでありました‼️

今回は赤6つ、白はセカンド的なクードレ2016が一つ。
どれも非常に美味しかったです❤️
流石です。

ボーカステルを語る時に必ず言及されるのが、
シャトーヌフデュパプで認められている13品種を全て栽培していると言う事です⭐️

13品種、黒ぶどうも白ぶどうもありますが、全部言える人は少ないでしょう💧
品種の特徴が言える人はもっといないだろう…

還元的な品種
酸化しやすい品種

があって、それぞれ醸造方法を変えているそうです‼️
そんな工夫があるのですね。

そして、
てんちょ、名前はよく聞くのにまるで分かっていない

ルーサンヌ
マルサンヌ

について聞いてみました。

この二つの白ぶどうは、よくブレンドされていますし、二つセットで聞くことが多いと思います。
でも似て非なる品種のようです💦

ボーカステルでは、白のシャトーヌフデュパプ(生産は少ないですが白のパプもあるのですよ)にはルーサンヌだけを使用しています‼️

ルーサンヌとマルサンヌは外観もかなり違うそうで、まっすぐ仕立てられるマルサンヌに比べ、ルーサンヌは枝が左右に広がりやすいそう。
ミネラルが豊富なマルサンヌに対して、ルーサンヌは丸みのある味わいなのですって。

ルーサンヌの「ルー」とは、元々茶色の事で、完熟した時に緑ではなく濃い黄色、茶色になることから付けられた名前だと言うことです⭐️

へー、そうなのですね。
これまでで一番詳しく説明してもらいました‼️
行ってみて葉っぱのコレクションに入れたい😘✨

他にも、
パプの土地にはシラーが向かない訳や、
ムールヴェードルというボーカステルにとって重要な品種、
フラッシュヒーティングなど技術の話、

たくさんお話しが聴けました‼️
とても書ききれません💦
自分でもノートのページがこれだけいったのは珍しいかも、というくらいです。

98年は最初はかなり還元的でしたね。
こういうワインは充分に準備する事が必要ですね❤️♠️

さっさと飲んじゃダメよ💦

個人的に持っている物を含めたボーカステル会やりたい❤️
興味ある方、一緒に飲んでくださいね。


写真明日にでも足すつもりです。
今、東京行きの新幹線の中なので。

今日は個人的に大好きな生産者に会いに行きます、明日以降で報告しますねー。

この方 ↓

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ホント、今月は来日生産者が多いです。
昨日もブルゴーニュの生産者のセミナーありましたが、ランチ行ってましたので参加出来ず💧

で、

午前中でもやっぱり飲んじゃいます💦

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posted by cave MITSUKURA at 11:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月08日

ロワール復習完了


昨日もですが、今日も暑い☀️
立冬だったのですよね、昨日は。

今年は暖冬かなぁ、それだと嬉しいな。

店頭で常時設置してあるコルク回収ボックスですが、持参してくださる方が結構いらっしゃってとても嬉しいです‼️
ご協力ありがとうございます😊


昨夜はロワール訪問 帰国報告会 その3
ニコラ ジョリーの会でした✨

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流石ビオディナミ、草ボーボー

これで6月のロワール旅行で手に入れたワインは全て放出〜
半年もかかってしまいましたが、ニコラジョリーは、現地販売のワインと同じビンテージが日本で発売になるのを待っていたのでこの時期になりました。

ご参加の皆様、ありがとうございました😊
タイミングが合わなかった方、また次回よろしくお願いします。

参加者のお一人が2013年のクレドセランを差し入れてくださいました‼️

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7本になりました✨

ビオディナミの第一人者である、ニコラジョリーのワイン達、さぞかし難しい香りかと思いきや、シュナンブランのフローラルなアロマが豊かで、飲みづらさは全くなし❤️

ここ数年はアルコール度数が高くて(15度超え)、それが少し重いですが💦

ジョリーのお嬢さんのヴィルジニーさんのアドバイスに従い、
早めの抜栓
常温
いただきました✨

流石に5日前に開けてはいませんが。

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背景が何とも…

クレドセランの15.16はまだ早いですね😊
ポテンシャルは高いのであと2、3年もしたら非常に美味しくなるでしょう。

日本未発売のクロドラベルジュリー2016、とても美味しかったです‼️
これが昨日の中では一番良かったです。
人気もダントツ一番でした✨
(もちろん他のもとても良かったのですけど)

ヴァランセ(山羊のチーズ、ロワールの名産です)を持ってきてくれた方もいて、とで良いマリアージュを楽しめました‼️
ワインとチーズはいつも最強だねー


おっと時間切れです。


今日はこれからボーカステルの会に参加して来ます。
シャトーヌフデュパプなのに和食です。
また報告しまーす😊






posted by cave MITSUKURA at 11:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月04日

ひい、ふう、みい、以上


雨の名古屋、しばらく晴れが続くと思っていました

ところで、もう冬ですが…
花粉飛んでいませんか???
今の季節だと何でしょう、気のせいかなぁ…


さて、店頭には先行予約ブルゴーニュが来ました

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デュジャック・フィス・エ・ペール
モレサンドニ2016 & シャンボル・ミュジニー2016


ネゴスですが、16年はどん底、暗黒真っただ中ですよ

だって、シャンボルはったったの3本しか入荷してきませんでした
3本って…
因みにモレはもっとあります。

普通12本くらい来るでしょーが

少し値上がり増してますが、ネゴスだし諭吉で余裕です
欲しい方はこれもお早めに
↑ 最近こればっか

ドメーヌの方の割り当て来るかなぁ…



今月は何かと生産者に会う機会が多くて、有り難いです
多分6社、全部ヨーロッパです。
現場のお話、貴重なワイン、何でも勉強になります

久しぶりにお江戸にも行ってきます
順番に報告するつもり。















posted by cave MITSUKURA at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月03日

美容部員さんに勧めたい


今日は祝日だった…文化の日。これと言って何もないですが。


てんちょ、先日ちょっとショックだった事がありました
酒類業界に20年以上いて知りませんでした

とある有名なお酒に関する事なのですが…

皆様、

ヨーマン・ウォーダー、って聞いて連想できるお酒がありますか??

分かる方はかなりお酒の知識が豊富ですね
ヨーマンって懐かしい、世界史の教科書で見て以来かも、ヨーマンが分かる方はイギリスのお酒かなと思われるかもしれませんね。
(ヨーマンとはイギリスの独立農民の事で、のちの富農やジェントリとなる前身です)

お酒はジンビーフィーターです

これね ↓

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メーカーHPより

超有名ですよね、ジンの3大巨頭の一つじゃないでしょうか
(あとの二つはタンカレとゴードン、違う??)
この赤い制服の衛兵(ロンドン塔の衛兵です)が「ビーフィーター」であり、「ヨーマン・ウォーダー」なのですが、

ビーフィーターってBEEF EATER=牛を食べる人、なのですねー

詳しくはこちら、サントリーのHP ↓
http://beefeater.jp/home/index.html

し、知らんかった…同席の方とバーテンに驚かれましたよ、そりゃもう…


では、店頭の新入荷を紹介します

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パイパー・エドシック ダッシュ・オブ・セダクション 
ブリュットNV&ブリュット・ロゼ・ソバージュ


だはっ、なんて派手な見た目
シャンパーニュの白とロゼ

リップスティックのケースに入ってます。
頭が外れるようになっていて、クーラーとしても使えます。

赤い方は前に紹介しましたね ↓
http://cave-mitsukura.seesaa.net/article/454964766.html

今月、新たにロゼが発売になりましたて、二つ揃ってます
でっかいのですが、サイズは普通のレギュラーボトルです ↓

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オリジナルの紙袋もあります ↓

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見れば見るほど派手ですねぇ

クリスマスプレゼントや忘年会のビンゴの景品(今時ないですか)にどうですか???







posted by cave MITSUKURA at 17:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月02日

2018新酒試飲会やります


朝晩が寒ーい、お店の中も寒ーい

さて、11月色々と新入荷があったのですが、順番にご紹介する事にします。

HPに2018年ボジョレー・ヌーボーはじめ新酒の試飲会案内を載せました

今年のヌーボーの解禁は11月15日木曜日です
14時から21時(去年より1時間遅くなりました)

カーヴミツクラでは全ての新酒を1杯300円で試飲できます。
予約不要です、レジでチケットを買ってくださいね。

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着席ですが相席になる事 必至、風情はありませんのでご了承ください
おつまみ持ち込み自由です。
売る切れたらお終いの銘柄もありますので、お目当てがある方はお早めにご来店ください。

お待ちしております






posted by cave MITSUKURA at 18:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月01日

不完全燃焼


11月になってしもうた✨
早いですね、毎年。

昨日は10周年にかこつけて駄目押しの飲み会を開催しました‼️
平日でしたし、早めの解散、節度ある飲酒を最初だけ心がけておりました(毎度のパターンだ)

12人で結局12本飲みましたね✨

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昨日の本命は、こちら ↓

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シャトー デュクリュ ボーカイユ1989✨

11年にリコルクしてありました。
このオレンジのラベル​​、とても好きです‼️

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しかしながら…
味と香りはねー、大満足じゃなかったなぁ💦🌀
ごめんなさい…

86がセラーにあるのでリベンジしようかな。





posted by cave MITSUKURA at 13:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする