2018年の新酒がぼちぼち揃ってきました

今年はヨーロッパ全体で成功した年になったようです

夏が暑くて登熟が早く、収穫も早くて量も多い。
収穫が早いと醸造・熟成に時間がかけられるので新酒には非常に有効です

夏の暑さと収穫の速さは毎年の事になってきました

これは明らかに温暖化の影響です。
暑くてブドウが完熟するのはいいけれど、アルコール度数の高すぎる飲みづらいワインになってしまったり、それは困りものですね

気温が高くなった事よりも顕著な変化は、誰もが言います

「雨が減った事」だと。
先日のボーカステルでも聞きましたが、今日も聞きました。
今日はいきなり来てくれた方がいます。

毎年、醸造家のアレックスが来てるんですが、今年は広報担当の弟さんが来日です。
初めての日本、イベントばっかりで大変だろうなぁ…
っていうか、テッシュよ(輸入元の社長)、毎年アポなしで来るのやめてけろ

グレゴーさん、優しい方です。
販売してくれてありがとうって。
もっと買えとか、あれが置いてないとかいう社長とは大違いだ

今年のホイリゲはアルコール度数11%と低め(でも昔は9%くらいだったけどね)というお話。
残糖を増やして若干甘味を感じるようにしたそうです。
前述の通り、完全発酵させるとハイアルコールの強いワインになってしますので、それは避けたかったと。
ぶどうは今年は7種類

グリューナ・フェルトリナー
リースリング
シャルドネ
ピノ・グリ
ピノ・ブラン
トラミナー
ノイブルガー
畑は混植、ゲミシュターザッツです。
出荷の期限を見据えて、熟しているものから収穫しますのでセパージュは毎年違っています

青リンゴやパイナップルの華やかな香りはボリュームいっぱい、軽やかな微発泡です

本場では小さめのジョッキに注いで炭酸で割って飲みます

毎年とても美味しいけど、今年も期待できそう。
11日が解禁なんでもう飲めますが、私はまだ飲んでおりません。
15日の新酒試飲会にも出しますね〜