2018年11月19日

半年ぶりの再会 その2


気温が下がっているとはいえ、やっぱり今年は暖かいです


昨日はブルゴーニュでは、栄光の3日間の最終日としてオスピス・ド・ボーヌの競売が行われました

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ブルゴーニュワイン委員会SNSより

今年は1973年以来の出品多数となったそうで、豊作の18年を反映しています
値下がりはしませんけど…ね


さて、半年待ったこの前のカンシーですが、こちらのサンセールも半年ぶりに再会です

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リュシアン・クロシェ サンセール ヴァンダンジュ7・デュ・オクトーブル2015


サンセールは有名なので説明しなくてもいいでしょうけど。
フランス、ロワール上流地域、中央フランス圏にあるワイン産地です

サンセールとしては赤白ロゼが認められていますが、圧倒的に白の生産が多いです。
なのでサンセールと聞くと白ワインを連想する方が多いでしょう、白はソーヴィニヨンブラン100%です

このワインもそうなんですが、

ただし書いてある通り、収穫が10月7日という驚異的な遅摘みなのです

通常は9月上旬、早ければ8月末。

それを10月って…
そんなに待ってたらブドウが腐らないかしらってくらい、遅い
ですから、気候条件がそろった年だけしか生産がありません

遅い収穫だけに甘いんです
サンセールの甘口なんてこれ以外に見たことも飲んだこともありません。

この前はなんと10年以上前の2006年
こちら ↓

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こちらの方がラベルが凝ってる

でも、06年は甘くはないですね💦
遅摘みのコクや完熟感は十分あるんですが、甘さは15年の方がストレートに感じますよ

流石はリュシアン・クロシェ、とても上品です。
このワイン、本当に美味しいのですよ〜

これも先日のカンシーと同様、日本未入荷だったのを特別に取り寄せてもらいました
恐らく、日本でうちだけ??

元の生産が少ないのでお値段はまーまーしますけど、飲んでみる価値は大いにありますよ。
06年もあります。

気になる方はどうぞ〜

ブラインドでソーヴィニョンブランだと言える人がどのくらいいるでしょうか???

うっしっし












posted by cave MITSUKURA at 17:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする