2018年12月14日

ようこその畑見たっけ


今日は風が強くて寒く感じますねー

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街中のライトが青いのが何となく寒々しい感じで嫌だったてんちょですが、
「青い光には犯罪抑止効果がある」事から採用してるみたいですね。知らなかったです。
それならいっか。



水曜は今年最後のワイン会、
ドメーヌ・ド・ヴィレーヌの会はとても有意義でした

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てんちょがもっとちゃんと説明しないといけなかったんですが…
飲むだけ〜(いつも通りか) …すみません

特にシャルドネが素晴らしい
お値段に差がない事もあり、どのアぺラシオンでも十分な飲みごたえがあります。
ヴィンテージの差もありますが、既にいい飲み頃に入っています

もう2,3年したらそりゃ―完璧になるでしょう

ピノはその点ではどれもまだまだ若いです、承知で飲んだのですけど…
ポテンシャルは高いですよ、持っている方はまだ飲んじゃダメ

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シャルドネは写真では色が薄く写りますけど、良い黄金色でした
ミネラルと酸、樽の風味が上手く調和していて、飲み辛さは全くありません。
香りの変化も嬉しいくらいに綺麗です。

やっぱりバターやクリームを連想させますけど、塩鮭にも合うというご意見が興味深い
ブルゴーニュとしてはお手頃価格なのでおすすめですよ。

ピュリニー・モンラッシェみたいに楽しめます

いいコルクですね 、流石 ↓

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やっぱり、一度に飲むと非常に理解が容易で良い経験になります
来年もこういうしつこい会をやろう、やろう。



では、ワインの紹介します

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ルフレーヴ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ2013

正規品です
モンラッシェを語る上でルフレーヴは絶対に外せませんよね。

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シリアルナンバー入り

ドメーヌの歴史は100年以上、先代のマダム・アンヌ・クロードが有名ですが3年前に鬼籍に入ってしまってます。
後継ぎは甥のブリス・ド・ラ・モランディエール氏で、工業系の会社を経営して大成功していましたが、まったく異なる分野のブドウ栽培&ワイン作りに転身しました。
そういう変化って望むべくして起こるんでしょうか…

ルフレーヴはピュリニーモンラッシェに25haもの畑を所有する大ドメーヌで、そのほとんどが特級と1級という驚異的な内容です
長らくシュヴァリエ・モンラッシェを頂点として大変高評価を得ていましたが、1991年にモンラッシェも取得しています。

80年代に早くもビオディナミを導入して一層レベルが上がったと言われます
ルフレーヴはオーナーよりも醸造家にスポットが当たる事も多かったですね、
歴代の醸造長でもピエール・モレの名前は記憶に新しい所です

ドメーヌとしての赤の生産はありません。
お値打ちラインではマコンの白を生産していますし、赤はネゴシアンとしてシャルム・シャンベルタンなども作っています

今日のグランクリュは何年も前に(2015年発売)とっくに売り切れたんですが、この度輸入元から再オファーがありました
13年なので価格は安くはありませんが、15年や16年と比べたらまだマシ。

因みに、
2016年で税抜80000円でっせ…

ビアンヴニュなんて変名前ですが(ようこそって意味、しかもバタールって庶子って事です)、そこは伝説が正しいのか。
知らない方お調べください、店頭にいらっっしゃれば説明しますよ

この区画はモンラッシェの5つの特級の内、ピュリニーモンラッシェ村のバタール・モンラッシェの南東にあっ3.57haの小区画です。
一番小さいのはクリオバタールモンラッシェの1.57haです、クリオはシャサーニュ側です。

こんな感じ、ピュリニーモンラッシェ側だけですが ↓

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ブルゴーニュワイン委員会より

5つの特級の内、クリオを除く4つを生産しているルフレーヴ。
ビアンヴニュにも最大の1.15haを持っています。

最近は割り当てですし全然入荷してきません(16年のモンラッシェは生産がありません)
16年は買いませんでした〜

この13年はまだ飲んじゃダメでしょうけど、店頭に残っているルフレーヴを集めて飲んでみるのもいいかもしれません

買ってもいいなという方はお早目に。











posted by cave MITSUKURA at 17:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする