春の雨ですね

ひな祭りですが、特に何もない日曜日

少し前にブルゴーニュのアルヌー・ラショーのSNSで畑の古木が紹介されていて、
「畑オタクの皆さんへ」って書いてあって笑った

てんちょ、違いますけど。
店頭ではまた木箱の販売しております‼️
無くなり次第終了です。
では、早速、新入荷ワインを紹介します


カーショウ クローナルセレクション
シャルドネ2016
ピノノワール2017
シラー2015

ヴィンテージラベルが曲がってます

このワインにはコアなファンがいますね

知ってる方はいらっしゃいますか??
ワインは南アフリカ共和国、ケープサウスコーストのエルギン産です

ケープタウン周辺のコスタル・リージョン(沿岸地域)と呼ばれるウェスタンケープがワインの歴史では古く、ステレンボッシュやパールなどの有名産地があります。
そのステレンボッシュの東にあるのがエルギンです。
ここ ↓

南アで最も涼しい気候だといわれるエルギンには多くのワイナリーがありますが、このリチャード・カーショウは特段注目されている生産者です


彼はイギリス人です。こんな方 ↓

HPより、以下同様
イギリスでシェフとして成功しのち、99年に南アへ移住してワイン作りを始めました

2011年に南アで初めてのマスター・オブ・ワインとなり、翌年に念願の自分のワイナリーを持つに至ります

マスター・オブ・ワインになるのは相当な努力と時間(とお金)が必要です。
しかも自分のワインを作っているのは世界にたった10人しかいません。
畑は標高300メートルにありますが、これは南アでは高地と言われてレベルです。
海にも近く、涼しい気候が洗練されたワインを生み出します。

綺麗な畑
カーショウのワイン作りで注目されるのは、クローンへの拘りです。
一番最初にシャルドネがデカンター誌をはじめ、多くのメディア等で高評価を受け一躍有名になったのですが、シャルドネはブルゴーニュのディジョン大学で選抜された収量の低いディジョン・クローン種を使用しています

シラーは逆に南アで彼自身が選抜したものを使っています

「唯一無二のテロワールにふさわしいクローンを用いて南アで最高のワインを作ること」
収穫したブドウをプレスして得る果汁は驚くほど少なく、デブルバージュもルモンタージュも行わないという

新樽は40%ほど、すべてフランス産を使用。
今日のクローナルセレクションの他にあと3つのシリーズを作っているカーショウですが、人気が高く中々のお値段もあってか、あまり頻繁には飲む機会がないかもです

クローナルセレクションのシャルドネで17年は15300本しかないですし

おお、マグナムが70本だけあるみたい。
マグナム飲んでみたいですね

樽香のきいたシャルドネはデキャンタ―ジュを勧めていますね

ヨードと白コショウの香りがするシラーはメルシャンの椀子シラーに似た感じ

南アのワインは少し高いですが非常に美味しい物がたくさんありますので、是非一度お試しください

在庫のある内に。