2019年05月01日

満〇歳の味があるか


令和初日、雨の名古屋です

今日から5月、連休の真っただ中。
やはり連休の前半はお客様も結構来て下さるのでありがたいです



大変長らく無在庫だったこちらが数本だけ入荷しました

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でもね…
ちょっと高いのであんまりおススメしません

今でも外国人旅行者の方からは本当によく聞かれますよ
凄いねぇ


でも、あまりに人気だとどうしても味が昔に比べて若くはなりますよね…
スコッチもそうですが、18年と書いてあるボトルには最低18年熟成のお酒が入ってる訳で、のんびり売ってた時代には30年のちょっと残りや、25年の一部が入っていたりして、18年以上に深みのある味わいだったのです

ですが、人気でどんどん出荷する必要が出てくると、30年の原酒は30年のボトルにきっちりギリギリまで商品化されて、18年も18年きっかりのお酒で「約束事」は守って売られていくようになります。
そうすると、昔の18年や25年とは味わいが違ってくるのは当然

あんまり人気になっちゃうのも考え物です

しかも、日本のウィスキーは投機の対象になってしまってるので増々イカン

「ロマネなんとか」もそうですが、大金持ちの投資家はお金を出して1本50万円以上する蔵出しのお酒を買っても、直接スイスやロンドンのワイン専門の投資会社のセラーに運ばせて、一度も蓋を開けることなく、もちろん飲んだりは絶対にしないで、値上がりした頃に次の転売先へ行くという。
しかも何十ケースも。

そんなのお酒のあるべき姿じゃないだろー

やっぱり世の中お金、平成になって加速したと思う


せめて健康は大事にしたい








posted by cave MITSUKURA at 15:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする