2019年12月04日

どれにしようかな


何だか曜日の感覚がない…
1日が日曜だったからだろうか


今日は短めに。
昔から贔屓のシャンパーニュがドドーンと入荷して来ました

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アンドレ・クルエ ドリームヴィンテージ04,06,08,09,12,13

もちろんレギュラ―達もいます ↓

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ウ・ジ1911もありますよ〜
(写真ありませんが、あのスパゲティやめて

アンドレ・クルエはシャンパーニュのグランクリュ、ブジーにあるネゴシアンです。

ネゴスとっても規模は中堅レコルタンくらい、ブジーとアンボネイのピノノワールを中心にシャンパーニュを生産しています
ここのシルバーブリュットがスウェーデン王室の御用達になっているのは有名な話
あのラベルのシルバー色がメルセデスと一緒だとかで、一時メルセデスのイベントにも採用されてました。

ブジーは優れたピノノワールを生む特級として、隣のアンボネイと共に知られていますね

アイの方(南)からブジーへ行くと…
なだらかな登りが続くなかにユベールドーヴェルニュの大きな蔵が見えてきます、彼のフルール・ド・ブジーのボトルに付いているマーガレットが蔵の壁に大きく描かれていて目立ちますね〜

坂を上って集落の真ん中に協会があります。
その四つ角にエドモン・バルノーのショップがあって、これがブジーの中心。
他は小さな薬局があるだけで、なーんにもありません

そのショップの2,3軒隣がアンドレ・クルエです
入り口が普段しまってるので中は見えませんが、かなり奥まで広い敷地です。
一番奥に最新の醸造所があって、手前が一部畑になってます。

当主のジャン・フランソワ氏、かっこよかったなぁ(でも13年も前)

アンドレ・クルエのシャンパーニュは香りよし、味よし、後味よし、価格手頃、でいい事ばっかりです

妥協のない完璧を目指す当主の強いこだわりが見事に実現されています。
実際、ジャン・フランソワさんは話の旨い楽しい方なんですけど、厳格できっぱりした面もある。
仕事には本当に容赦ない、って感じでしたけど、プロフェッショナルだから当然

味には全く文句のないアンドレ・クルエのシャンパーニュですが
もう一つの魅力がラベルの綺麗さ

デザインは全て同じで色違い、こういうのにとても弱い私。

このデザイン、ずいぶん前にボランジェに訴えられて逆に勝訴したといういわく付
その昔、ボランジェRDのラベルがフレンチトリコロールのリボンで囲まれてた大きなデザインだった時代に、「うちの真似するな、パクリだ」と因縁を付けられたジャン・フランソワ。
争った挙句、結局アンドレクルエの方がボランジェよりも前からそのラベルを使用していたことが証明されて一見落着
(その後も面倒な話がありますけど、グランクリュの表示がない訳)

まー、そんな話は置いといて。

先の写真のドリームヴィンテージは一層鮮やかな色ですよね
03の黄色があれば完璧なのに
(今回は黄色の販売はなかった、これからもないかも)

ドリームヴィンテージとは古き良き時代を思って彼が作った限定の「シャルドネ主体」のシャンパーニュです
ピノノワール主体でブランドノワールを多く手掛けるアンドレクルエですが、友人のコートデブランのシャルドネと自分のピノノワールを交換してるそうで(友人のロゼシャンパーニュの為に)、そのわずかなシャルドネ(と自分のシャルドネ)でこの特別キュヴェを作り始めたそうです

ラベルの色は60〜70年代のキャデラックの色です
キューバ行けば普通にありそう。
本当に鮮やかです

すぐにでも楽しめるんですが、本当はピノノワールよりも熟成に時間をかけた方がいいですね
04や06を飲むのはいい感じ。
12や13はまだ待ちたいところ。

いずれにせよ数は少ないので、飲んでみたい方はお早目にどうぞ。
持ち寄りでも目を引いていいですよね〜

あなたなら何色にしますか??

















posted by cave MITSUKURA at 16:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする